JP4691181B2 - 電話交換装置及び電話交換装置の着信転送制御方法 - Google Patents

電話交換装置及び電話交換装置の着信転送制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、複数の電話端末間の交換処理に係わる種々の機能を備えた電話交換装置及び電話交換装置の着信転送制御方法に関する。
電話交換装置においては、複数の電話端末間の交換処理に係わる種々の機能を備えており、その一つにグループ着信機能がある。このグループ着信機能とは、例えば外線着信をオフィス内の予め登録されたグループに属する内線端末に着信させる場合、グループ内の複数の内線端末を同時に鳴動させるようにしたものである。
ところで、上記グループ着信機能においては、ダイヤルされたグループ宛の代表番号に対して、複数の内線端末が同時に鳴動し、誰が実際に応答するかは、その時々による。この場合、代表番号に一度電話をし、何らかの用件を話した後、その用件を完結せずに、再度代表番号をダイヤルしたときに、先の電話と別の人が応答することがある。そうすると、発呼者は再度用件を話し直したり、または、着信呼を受けた人が先ず通話により誰を出して欲しいか聞き出し、話したい人に応対を交替するか、あるいは、着信呼を所望の内線端末に転送しなければならず煩わしい。
なお、従来では、電話対応支援装置において、電話端末に対する過去の着信呼の発信元情報及び転送先情報を含む着信履歴情報をデータベースに格納し、着信呼の発信元情報に対応する着信履歴情報を検索し、転送先候補を決定する手法がある(例えば、特許文献1)。
特開2008−118511公報。
しかしながら、上記手法にあっては、発信者が話したい相手が不在で、たまたま別のユーザが応答した場合にも転送先候補としてデータベースに格納される。よって、次回着信時には、応答したユーザに優先的に着信することとなり、発信者が話したい相手の端末に優先的に着信させることができない。
そこで、この発明の目的は、特定の発信者からの着信呼を所望の電話端末に対し自動的に転送し、しかも着信転送における信頼性の向上も図り得る電話交換装置及び電話交換装置の着信転送制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明に係る電話交換装置は、複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換装置において、呼接続が確立している電話端末にて、呼転送操作がなされた場合に、発信者を特定する発信者IDと転送操作元を特定する着信者IDと転送先となる電話端末あるいは複数の電話端末から構成されるグループと転送回数とを関連付けたデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段により記憶された関連付けデータに基づいて、一定期間における転送回数情報から転送率を発信者ごとに算出し発信者IDに関連付けて記憶手段に記憶する算出手段と、着信呼が到来した場合に、当該着信呼に含まれる発信者ID及び着信者IDに基づいて記憶手段を参照し、この参照結果から転送率が予め設定された値より大きい転送先として該当する電話端末あるいはグループが記憶手段に記憶されている場合に、電話端末あるいはグループに対し着信制御を行う制御手段とを備えるようにしたものである。
この構成によれば、呼接続が確立している電話端末にて呼転送操作がなされた場合に、発信者IDと着信者IDと転送先となる電話端末あるいは複数の電話端末から構成されるグループと転送回数とを関連付けたデータを蓄積しておくとともに、一定期間における転送回数情報から転送率を発信者ごとに算出して発信者IDに対応付けて蓄積しておき、再度着信呼が到来した場合に、この蓄積されたデータ、つまりユーザの転送操作の統計情報に基づいて、着信呼に含まれる発信者ID及び着信者IDに対応し転送率が大きい転送先を決定し、この決定した転送先に優先的に着信させることが可能となる。
従って、応答者に対しては余計な転送操作を行なわなくて済むことになり、発信者に対しては所望の相手に一度でつながる可能性を高めることができ、転送のための待ち時間を減らすことができる。また、勧誘等、迷惑電話の着信を対応窓口(例えば総務部門)へ転送し続けていると、当該発信者からの着信を優先的に対応部門へ着信させることができ、迷惑電話に応対する労力と時間を低減させることができる。
また、この発明に係る電話交換装置は、予め設定された条件に基づいて、記憶手段に記憶された関連付けデータをリセットするリセット手段をさらに備えている。
この構成によれば、例えば業務変更により対応窓口の担当者が変わった場合や、席替えによりユーザに割り当てられた内線番号が変更された場合など、一度情報をクリアして、蓄積しなおすことができる。
さらに、この発明に係る電話交換装置において、記憶手段は、曜日単位、時間帯単位、月単位の少なくとも1つの単位を用いて関連付けデータを集計し、制御手段は、曜日、時間帯、月の少なくとも1つに基づいて、記憶手段に集計された複数の関連付けデータの中から1つの関連付けデータを選択して参照する。
この構成によれば、例えば毎年恒例のキャンペーンを月毎に行い、それぞれのキャンペーンで対応窓口の担当者が変わるような場合を考えると、月毎に情報の蓄積と集計を行っておけば、1年後の同じ月になったときに、昨年収集しておいた情報を利用して優先着信先を決定することができる。
以上のようにこの発明によれば、特定の発信者からの着信呼を所望の電話端末に対し自動的に転送し、しかも着信転送における信頼性の向上も図り得る電話交換装置及び電話交換装置の着信転送制御方法を提供することができる。
この発明の第1の実施形態に係わる交換システムの構成を示すブロック図。 上記図1に示した転送先データベースの記憶内容の一例を示す図。 上記図1に示した優先着信リスト記憶部の記憶内容の一例を示す図。 同第1の実施形態において、優先着信先への着信制御を実行する際の中央制御部の制御処理手順を示すフローチャート。 同第1の実施形態において、着信転送先を優先着信リストに登録する際の動作手順を示す図。 同第1の実施形態において、優先着信先への着信制御を実行する際の動作手順を示す図。 この発明の第2の実施形態において、優先着信先の内線端末が不在のときに内線グループに着信転送を行なう動作を示すシーケンス図。 同第2の実施形態における優先着信リストの登録例を示す図。 この発明の第3の実施形態として、月毎に異なる優先着信リストの一例を示す図。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる交換システムの構成を示すブロック図であり、1は構内交換装置を示している。
構内交換装置1は、外線インタフェース部(外線I/F)11と、内線インタフェース部(内線I/F)12と、タイムスイッチ(TSW)13と、中央制御部14と、記憶部15とを備え、このうち外線インタフェース部11、内線インタフェース部12及び中央制御部14は制御バス(DHW)16を介して相互に接続されている。また、外線インタフェース部11、内線インタフェース部12及びタイムスイッチ13は、音声バス(PCMHW)17を介して相互に接続されている。
外線インタフェース部11は、加入者線SLを介して公衆網PNWに接続され、公衆網PNWとの間の呼の確立処理等を行う。
内線インタフェース部12には複数の内線EL1〜ELm(mは自然数)が収容されており、これらの内線EL1〜ELmにはそれぞれ内線端末DKT1〜DKTmが接続される。内線端末DKT1〜DKTmとして使用されるものには、例えばデジタルボタン電話機がある。内線インタフェース部13は、内線端末DKT1〜DKTmに対する発着信処理やデジタル信号の転送処理等を行なう。
タイムスイッチ13は、中央制御部14の指示に従い、上記外線インタフェース部11と内線インタフェース部12との間で音声バス17を介して伝送されるデジタル信号のチャネル交換を行なう。
中央制御部14は、各内線端末DKT1〜DKTmの発呼要求に伴う発信処理や、加入者線SLからの外線着信に伴う通常の着信処理、内線端末DKT1〜DKTm間の転送処理等を実行する。
記憶部15は、上記中央制御部14の制御処理に必要な制御データが記憶されている。
ところで、この第1の実施形態では、中央制御部14に、蓄積制御部141と、転送率算出部142と、着信分析部143と、着信制御部144と、蓄積情報リセット部145とを備えるようにしている。
蓄積制御部141は、例えば外部電話端末TT1と内線端末DKT1との間で呼接続が確立している状態で、内線端末DKT1において内線端末DKT2への転送操作がなされた場合に、発信者となる外部電話端末TT1を特定する端末IDとしての電話番号と、内線端末DKT1の内線電話番号(200:営業部門)と、内線端末DKT1に対する着信転送先となる内線端末DKT2の内線電話番号(201)と転送回数「1回」との関連付けデータを作成し記憶部15の転送先データベース151に蓄積する。また、転送率算出部142は、タイマ16にセットされる例えば1週間分の発信者毎の転送回数から転送率を算出し転送先データベース151に蓄積する。なお、転送先データベース151には、図2に示すようなデータが記憶されることになる。
着信分析部143は、上記転送先データベース151に蓄積される転送率が例えば「10%」を超える発信者番号と着番号と転送先番号との関連付けデータを選定して、この選定された関連付けデータを収集した優先着信リストを作成して優先着信リスト記憶部152に記憶する。なお、優先着信リスト記憶部152には、図3に示すようなデータが記憶されることになる。また、優先着信リストにおいて、発信者番号1234の優先着信先のように複数の着信先が設定される場合や、発信者番号5678のように1つの着信先が設定される場合がある。さらに、発信者番号9876のように、最低着信呼数(例えば10回)を満たしていない等の理由により、優先着信先が未決定である場合が存在してもよい。
着信制御部144は、内線端末DKT4(設計部門)宛の着信呼が到来した場合に、当該着信呼に含まれる発信元の電話番号に基づいて優先着信リスト記憶部152を参照し、この参照結果から発信元が外部電話端末TT1である場合に、着信転送先となる内線端末DKT3に対し着信制御を実行する。
蓄積情報リセット部145は、例えばタイマ19により次の年の4月を計時された場合に、転送先データベース15に蓄積された情報を初期化する。
次に、以上のように構成されたシステムの動作について説明する。
図4は、優先着信先への着信制御を実行する際の中央制御部14の制御処理手順を示すフローチャートである。
例えば図5に示すように、外部電話端末TT1(発信者番号1234)において着信先に営業部門を指定した発信が行われ、これに応じて公衆網PNWから着信電話番号を含む着信信号が構内交換装置1に到来したとする(図5(1))。この場合、中央制御部14はステップST4aからステップST4bに移行してここで着信信号から発信者電話番号と着信電話番号を抽出し、この発信者電話番号と着信電話番号に対応する優先着信先を優先着信リスト記憶部152に記憶されている優先着信リストから判定する。
ここで、発信者電話番号と着信電話番号に対応する優先着信先が登録されていない場合(NO)、中央制御部14は着信先となる内線端末DKT1に対し着信データを送信して着信報知を行わせる(ステップST4c)。
この着信報知に対し内線端末DKT1のユーザが応答すると、外部電話端末TT1と内線端末DKT1との間に通信リンクが形成される(図5(3))。
この状態で、内線端末DKT1においてユーザが、内線端末DKT2への着信転送操作を行なったとする。そうすると内線端末DKT1からその要求信号が構内交換装置1に送られる。中央制御部14は外部電話端末TT1との間の通信リンクを保持したまま、転送先の内線端末DKT2を呼び出し、内線端末DKT2が応答すると、内線端末DKT1の通信リンクを開放した上で、外部電話端末TT1と内線端末DKT2との間に通信リンクを形成する(図5(5))。すると、中央制御部14はステップST4dからステップST4eに移行してここで外部電話端末TT1の電話番号(1234)と、内線端末DKT1の内線電話番号(200:営業部門)と、着信転送先となる内線端末DKT2の内線電話番号(201)と転送回数とを関連付けたデータを作成し記憶部15の転送先データベース151に蓄積する。
そして、中央制御部14は、発信者番号(1234)と内線電話番号(200:営業部門)との関連付けについて転送率を計算し(ステップST4f)、計算した転送率が例えば「10%」を超えた場合に、発信者番号(1234)と着番号(営業部門)と転送先番号(201)との関連付けデータを優先着信リストに登録する(ステップST4g)。
しかる後、中央制御部14は、外部電話端末TT1と内線端末DKT2とが終話するか否かを監視し(ステップST4h)、終話するまで上記ステップST4d乃至ステップST4hの処理を繰り返し実行する。そして、終話した場合に処理を終了する。
以後、図6に示すように、外部電話端末TT1において着信先に営業部門を指定した発信が行われ、これに応じて公衆網PNWから着信電話番号を含む着信信号が構内交換装置1に到来したとする(図6(1))。この場合、中央制御部14は着信信号から発信者電話番号と着信電話番号を抽出し、この発信者電話番号と着信電話番号に対応する優先着信先を優先着信リスト記憶部152に記憶されている優先着信リストから判定する。
ここでは、発信者電話番号と着信電話番号に対応する優先着信先が登録されているので(YES)、中央制御部14は優先着信処理を実行する(ステップST4i)。この優先着信処理において、中央制御部14は着信転送先の内線端末DKT2に対し着信データを送信して着信報知を行わせる。
かくして、内線端末DKT1のユーザに対しては余計な転送操作を行なわなくて済むことになり、発信者に対しては所望の相手となる内線端末DKT2のユーザに一度でつながることができ、転送のための待ち時間を減らすことができる。
また、内線端末DKT2のユーザが不在で内線端末DKT5のユーザが応答した場合に、中央制御部14は、外部電話端末TT1の電話番号(1234)と、内線端末DKT1の内線電話番号(200:営業部門)と、内線端末DKT5の内線電話番号と転送回数とを関連付けたデータを作成し、この関連付けデータを代理で応答した旨を示す代理応答フラグに対応付けて記憶部15の転送先データベース151に蓄積する。なお、代理応答フラグに対応付けられている関連付けデータについては、他の関連付けデータに比べて優先度を低くして転送先候補として優先着信リストに登録するようにしてもよい。
以上のように上記第1の実施形態では、外部電話端末TT1と内線端末DKT1との間で呼接続が確立している状態で、内線端末DKT1にて内線端末DKT2への転送操作がなされた場合に、中央制御部14にて内線端末DKT1の内線電話番号と外部電話端末TT1の電話番号と着信転送先となる内線端末DKT2の電話番号と転送回数と転送率とを関連付けたデータを作成して転送先データベース151に蓄積しておき、この蓄積された転送先データベース151、つまりユーザの転送操作の統計情報に基づいて、転送率が大きい内線端末DKT1の内線電話番号と外部電話端末TT1の電話番号と内線端末DKT2の電話番号とを対応付けた優先着信リストを作成し、再度内線端末DKT1宛の着信呼が到来した場合に、着信信号に含まれる発信者番号に基づいて優先着信リストを参照して発信元が優先着信リストに登録されているか否かを判定し、優先着信リストに登録されている外部電話端末TT1である場合に、着信呼を優先着信リストに登録されている内線端末DKT2に優先的に着信させることができる。
従って、応答者に対しては余計な転送操作を行なわなくて済むことになり、発信者に対しては所望の相手に一度でつながる可能性を高めることができ、転送のための待ち時間を減らすことができる。また、勧誘等、迷惑電話の着信を対応窓口(例えば総務部門)へ転送し続けていると、当該発信者からの着信を優先的に対応部門へ着信させることができ、迷惑電話に応対する労力と時間を低減させることができる。
また、上記第1の実施形態では、例えばタイマ19により次の年の4月を計時された場合に、転送先データベース15に蓄積された情報を初期化する蓄積情報リセット部145を備えるようにしているので、例えば毎年4月に業務変更により対応窓口の担当者が変わる場合や、席替えによりユーザに割り当てられた内線番号が変更さる場合には、一度情報をクリアして、蓄積しなおすことができ、これにより最新の優先着信リストに反映した優先着信制御を行うことができる。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、転送先として例えば内線端末DKT3を最優先とし、内線グループTG1を次の優先順位として優先着信リストに登録しているときに、転送先となる最優先の内線端末DKT3に対する着信制御が不可能な場合に、転送先として該当する内線グループTG1に対し着信制御を行うものである。
図7は、この発明の第2の実施形態において、優先着信先の内線端末DKT3が不在のときに内線グループTG1に着信転送を行なう動作を示すシーケンス図である。
外部電話端末TT1において着信先に設計部門を指定した発信が行われ、これに応じて公衆網PNWから着信電話番号を含む着信信号が構内交換装置1に到来したとする(図7(1))。この場合、中央制御部14は着信信号から発信者電話番号と着信電話番号を抽出し、この発信者電話番号と着信電話番号に対応する優先着信先を優先着信リスト記憶部152に記憶されている優先着信リストから判定する。
ここでは、発信者電話番号と着信電話番号に対応する優先着信先が登録されているので、中央制御部14は優先着信処理を実行する。この優先着信処理において、中央制御部14は着信転送先の内線端末DKT3に対し着信データを送信して着信報知を行わせる(図7(3))。
このとき、優先着信先となる内線端末DKT3が話中または一定時間内に応答しなかったとする。そうすると、中央制御部14は、続いて優先着信リストに他の着信転送先が登録されているか否かを判定する。そして、例えば図8に示すように内線端末DKT6〜DKT8により構成される内線グループTG1が登録されている場合には、この内線グループTGに対し着信データを送信して着信報知を行わせる(図7(4))。なお、中央制御部14は、内線グループTG1に対し呼び出し方式が設定されている場合に、呼び出し方式に応じて内線グループTG1に属する内線端末DKT6〜DKT8に対し同報着信制御又は個別着信制御を行う。
以上のように上記第2の実施形態によれば、例えば優先着信先が話中であったり、又は一定時間が経過しても応答しなかった場合等、優先着信先の内線端末DKT3に対する着信が不可能な場合に、優先着信リストに登録されている他の着信可能な内線グループTG1に対し着信を自動的に転送して着信させることができる。
なお、上記第2の実施形態において、内線グループTG1のうち応答率が例えば「10%」を超えた内線端末DKT7を次回から優先的に着信させることもできる。
(第3の実施形態)
この発明の第3の実施形態は、転送先データベース151に蓄積される関連付けデータを月単位で集計して、月毎に優先着信リストを切り替えるものである。
図9は、この発明の第3の実施形態として、月毎に異なる優先着信リストの一例を示している。
蓄積制御部141は、月毎に、発信者となる外部電話端末TT1を特定する端末IDとしての電話番号と、内線端末DKT1の内線電話番号(200:営業部門)と、内線端末DKT1に対する着信転送先と転送回数とを関連付けたデータを作成し記憶部15の転送先データベース151に蓄積する。
また、着信分析部143は、上記転送先データベース151に蓄積される月毎の発信者番号と着番号と転送先番号との関連付けデータを選定して、この選定された関連付けデータを月単位で収集して優先着信リスト記憶部152に記憶する。
いま、優先着信リストとして、図9(a)に示す第1のデータと、図9(b)に示す第2のデータとからなる2個のリストが用意されているものとする。
この状態で、中央制御部14は例えば1月、2月、4月、5月、8月、10月、11月になると優先着信リスト記憶部15に記憶されている優先着信リストを第2のデータから第1のデータに切り替え、3月、6月、7月、9月、12月になると優先着信リスト記憶部15に記憶されている優先着信リストを第1のデータから第2のデータに切り替える。このようにすることで、月によって発信者番号(1234)及び着番号(営業部門)に対応する優先着信先を自動的に変更することが可能となる。なお、上記データの切替条件としては、月以外に例えば曜日、時間帯等を用いることが可能である。
以上のように上記第3の実施形態によれば、例えば毎年恒例のキャンペーンを月毎に行い、それぞれのキャンペーンで対応窓口の担当者が変わるような場合に、月毎に情報の蓄積と集計を行っておくことで、1年後の同じ月になったときに、昨年収集しておいた情報を利用して優先着信先を決定することができる。
(その他の実施形態)
この発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば上記第1の実施形態では、タイマ16にセットされる例えば1週間分の発信者毎の転送回数から転送率を算出する例について説明したが、これに限ることなく、システム設定等により転送率算出期間を動的に変更するようにしてもよい。この場合、転送率算出期間を例えば頻繁に着信呼が到来する発信者については1日に設定したり、あまり電話をかけてこない発信者については例えば1ヶ月に設定したりというように、ユーザが任意に設定することが可能である。
その他、構内交換装置の種類及び構成、内線端末の種類、転送先データテーブルの登録手順、優先着信リストの作成制御手順、優先着信制御手順等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
1…構内交換装置、11…外線インタフェース部(外線I/F)、12…内線インタフェース部(内線I/F)、13…タイムスイッチ(TSW)、14…中央制御部、15…記憶部、16…制御バス(DHW)、17…音声バス(PCMHW)、141…蓄積制御部、142…転送率算出部、143…着信分析部、144…着信制御部、145…蓄積情報リセット部、151…転送先データベース、152…優先着信リスト記憶部、DKT1〜DKTm…内線端末、PNW…公衆網、TT1…外部電話端末、SL…加入者線。

Claims (10)

  1. 複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換装置において、
    転送操作がなされた場合に、発信者を特定する発信者IDと転送操作元を特定する着信者IDと転送先となる電話端末あるいは複数の電話端末から構成されるグループと転送回数とを関連付けたデータを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段により記憶された関連付けデータに基づいて、転送率を算出し前記発信者IDに関連付けて前記記憶手段に記憶する算出手段と、
    着信呼が到来した場合に、当該着信呼に含まれる発信者ID及び着信者IDに対応する前記転送率が予め設定された値より大きい転送先として該当する電話端末あるいはグループが前記記憶手段に記憶されている場合に、前記該当する電話端末あるいはグループに対し着信制御を行う制御手段とを具備したことを特徴とする電話交換装置。
  2. 前記記憶手段は、発信者IDと着信者IDと転送先となる電話端末あるいは複数の電話端末から構成されるグループと転送回数と転送率とを関連付けたデータを蓄積する転送先データベースと、
    この転送先データベースに記憶された転送率が予め設定された値より大きい転送先の電話端末あるいはグループを前記発信者ID及び着信者IDに対応付けて記憶した優先着信リストとを記憶することを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。
  3. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された同一の発信者からの着信呼数が予め設定された最低着信呼数に達した場合に、当該発信者について前記転送率が予め設定された値より大きい転送先として該当する電話端末あるいはグループが前記記憶手段に記憶されている場合に、電話端末あるいはグループに対し着信制御を行うことを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。
  4. 予め設定された条件に基づいて、前記記憶手段に記憶された関連付けデータをリセットするリセット手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。
  5. 前記制御手段は、前記グループのうち応答率が所定値を超えた電話端末を次回から優先的に着信させることを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。
  6. 前記記憶手段は、呼転送操作がなされた後で、前記転送先として該当する電話端末あるいはグループとは別の電話端末にて応答操作が行われた場合に、応答操作が行なわれた電話端末を特定する端末IDを転送先として前記記憶手段に記憶される関連付けデータに含めることを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。
  7. 前記制御手段は、前記転送先として電話端末を最優先とし、グループを次の優先順位として前記記憶手段に記憶しているとき、転送先となる最優先の電話端末に対する着信制御が不可能な場合に、転送先として該当するグループに対し着信制御を行うことを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。
  8. 前記記憶手段は、曜日単位、時間帯単位、月単位の少なくとも1つの単位を用いて前記関連付けデータを集計し、
    前記制御手段は、曜日、時間帯、月の少なくとも1つに基づいて、前記記憶手段に集計された複数の関連付けデータの中から1つの関連付けデータを選択して参照することを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。
  9. 前記算出手段は、予め設定された条件に基づいて、転送率算出期間を動的に変更することを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。
  10. 複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換装置で使用される着信転送制御方法において、
    転送操作がなされた場合に、発信者を特定する発信者IDと転送操作元を特定する着信者IDと転送先となる電話端末あるいは複数の電話端末から構成されるグループと転送回数とを関連付けたデータをメモリに記憶し、
    この記憶された関連付けデータに基づいて、転送率を算出し前記発信者IDに関連付けて前記メモリに記憶し、
    着信呼が到来した場合に、当該着信呼に含まれる発信者ID及び着信者IDに対応する前記転送率が予め設定された値より大きい転送先として該当する電話端末あるいはグループが前記メモリに記憶されている場合に、前記該当する電話端末あるいはグループに対し着信制御を行うことを特徴とする着信転送制御方法。
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