JPH08214072A - 自動転送機能付き電子交換機 - Google Patents

自動転送機能付き電子交換機

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JPH08214072A
JPH08214072A JP1672395A JP1672395A JPH08214072A JP H08214072 A JPH08214072 A JP H08214072A JP 1672395 A JP1672395 A JP 1672395A JP 1672395 A JP1672395 A JP 1672395A JP H08214072 A JPH08214072 A JP H08214072A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は自動転送機能付き電子交換機に関し、
離席時に不在転送サービスの登録を行わなくとも、自動
的に転送先の端末番号を登録し、該端末に着信した場合
は、自動的に登録された転送先の端末へ転送を行う自動
転送機能付き電子交換機を実現することをを目的とす
る。 【構成】中央制御装置、主記憶装置、およびネットワー
クを備える電子交換機において、主記憶装置に、第三者
により転送された転送先の端末の端末番号を蓄積するエ
リアをもつ転送先番号蓄積部を設け、中央制御装置に、
第三者により着信転送が行われたときの転送先の端末の
端末番号を、転送先番号蓄積部に自動的に蓄積する自動
転送先蓄積処理部と、転送先を登録した端末に着信があ
った場合、転送先番号蓄積部に蓄積された転送先番号の
端末に自動的に転送を行う転送処理部を設け構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子交換機の不在転送
サービスにおいて、不在者に対する転送先の端末番号を
前もって登録しておく必要がなく、自動的に転送先の端
末番号を登録し、登録した転送先に着信があった場合、
登録した転送先の端末に自動的に転送を行うことのでき
る自動転送機能付き電子交換機に関する。
【0002】電子交換機の不在転送サービスは、不在と
なる加入者(以下転送元と称する)が端末から、転送先
の端末の端末番号を登録しておくことにより、不在登録
を行った端末への着信を、自動的に登録した転送先の端
末に転送するものである。このような、不在転送サービ
スにおいて、自動的に転送先の端末番号の登録を行うこ
とのできる自動転送機能付き電子交換機が要求されてい
る。
【0003】
【従来の技術】図15は従来例を説明するブロック図を
示す。図中の100は電子交換機を示し、110は交換
処理および不在転送処理部111aにより不在転送処理
を実行する中央制御装置であり、120は交換処理プロ
グラム、局データの蓄積、および不在転送先登録部12
1aに転送先の端末番号を蓄積する主記憶装置であり、
130は中央制御装置110からの制御により、指定の
端末T1〜Tn相互間の接続を行うネットワークであ
る。
【0004】従来例において、例えば、転送元の端末T
2から不在転送を登録する特番と転送先の図示省略の端
末T3の端末番号をダイヤルすることにより、不在転送
処理部111aは不在転送先登録部121aに指定され
た転送先の端末T3の端末番号を登録し、その後の転送
元の端末T2の着信に対しては、中央制御装置110は
の不在転送処理部111aは、不在転送先登録部121
aを参照して指定された転送先の端末T3に不在転送を
行う。図において、T1は発信元の端末であるが、端末
T1〜Tnの何れもが、発信元、転送元、転送先の端末
となる得ることは勿論である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、転
送元の端末T2からの特番ダイヤルにより転送先の端末
T3の端末番号を登録しておくことにより、転送元の端
末T2への着信を転送先の端末T3に転送することがで
きるが、離席、着席の都度、不在転送サービスの登録、
解除を行うことが必要である。また、離席の際、不在転
送サービスの登録を行い、着席したときに、不在転送サ
ービスの解除を忘れてしまう場合もあり、このような場
合には、いつまでたっても自分の端末に着信しないこと
になる。
【0006】本発明は、離席時に不在転送サービスの登
録を行わなくとも、自動的に転送先の端末番号を登録
し、該端末に着信した場合は自動的に登録された転送先
の端末へ転送を行う自動転送機能付き電子交換機を実現
しようとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図は中央制御装置110、主
記憶装置120、および、ネットワーク130を備える
電子交換機100である。
【0008】本発明においては、 主記憶装置120
に、第三者により転送された、転送先の端末の端末番号
を蓄積するエリアをもつ転送先番号蓄積部121を設
け、中央制御装置110に、第三者により着信転送が行
われたときの転送先の端末の端末番号を、転送先番号蓄
積部121に、自動的に蓄積する自動転送先蓄積処理部
111と、転送先を登録した端末に着信があった場合、
転送先番号蓄積部121に蓄積された転送先番号の端末
に自動的に転送を行う転送処理部112を設け、不在時
の転送先の端末の端末番号の登録を自動的に行い、登録
後の着信に対しては、登録された端末に自動的に転送を
行う。
【0009】
【作用】 被呼者が不在で、第三者による着信転送が行われた
場合、その転送先の端末番号を、自動的に、登録してお
き、以降、その端末に着信があった場合は、登録した転
送先の端末に自動的に転送する。また、転送先の登録は
階層的に行い、複数の転送先の端末番号を登録してお
き、その端末に着信があった場合は、登録した転送先の
端末に階層的に継続して転送を行う。さらに、応答遅延
監視部が所定の時間の応答遅延を検出したとき転送を行
う。(請求項1、2、3) 転送先の端末番号の蓄積は着信側の端末のオンフッ
クにより蓄積するか、転送先の端末が所定の時間の通話
を行った場合蓄積を行う。(請求項4) 階層別に蓄積した転送先の端末番号対応に転送回数
をカウントし、転送回数が最大の端末に転送する。ま
た、時間帯ごと、端末番号対応に転送を行った回数のカ
ウントを行い、その時間帯で転送回数が最大の転送先の
端末へ転送する。(請求項5、6) 自動転送を規制する時間帯を登録しておき、規制時
間帯では自動転送を規制する。また、既存の不在転送サ
ービスが登録されている場合には、既存の不在転送サー
ビスを優先する。(請求項7、8)
【0010】
【実施例】図2は本発明の実施例の転送先データの蓄積
(1)を示す。図は内線番号2222の端末(図中は内
線2222と示す、以下同様)から、内線番号3333
の端末に着信があり、被呼者が不在であったので、第三
者により内線番号4444の端末に転送が行われたの
で、自動転送先蓄積処理部111により、転送先番号蓄
積部121に4444を蓄積した状態を示す。次の、着
信で他の内線番号の端末、例えば、5555に転送され
た場合には、転送先の端末番号が転送先番号蓄積部12
1に上書きされ、内線番号5555が蓄積される。
【0011】図3は本発明の実施例の転送先データの蓄
積シーケンスを示す。このシーケンスにより、自動転送
先蓄積処理部111による転送先データの蓄積が行われ
る。(A)は端末Aから端末Bの呼出中を示す。
【0012】(B)は被呼者が不在であったので、第三
者が応答し、端末Aと端末Bが接続される。(C)は応
答した第三者が、端末Aを保留とし、転送先の端末Cに
転送する。
【0013】(D)は端末Cが応答し、端末Bと端末C
が接続される。(E)は端末Bは端末Cに転送を行うこ
とを伝え、切断する。端末Bの切断により、自動転送先
蓄積処理部111が起動し、端末Cの内線番号を転送先
番号蓄積部121に蓄積する。
【0014】図4は本発明の実施例の自動転送シーケン
スを示す。(A)は端末Aから端末Bの呼出中を示す。
(B)は被呼者が不在であったので、応答遅延が発生
し、転送処理部112が起動され、転送先番号蓄積部1
21を参照して端末Cへの転送が行われる。
【0015】図5は本発明の実施例を説明するブロック
図(1)を示す。図は原理図の転送先番号蓄積部121
を、複数の転送先の端末番号を階層的に蓄積する転送先
番号階層蓄積部D1で構成し、自動転送先蓄積処理部1
11を、転送が行われた場合、転送先の端末番号を一次
転送先蓄積部に書込み、一次転送先蓄積部のデータは二
次転送先蓄積部にシフトし、二次転送先蓄積部のデータ
は三次転送先蓄積部にシフトする転送先階層蓄積処理部
111Aで構成し、転送処理部112を、転送先を登録
した端末に着信があった場合、転送先番号階層蓄積部D
1を参照して、登録された端末に、順次、転送を行う階
層転送処理部112Aで構成したものである。
【0016】本実施例においては転送先の蓄積は一次転
送先蓄積部〜三次転送先蓄積部の3段階の蓄積としてい
る。転送先番号階層蓄積部D1をさらに細分化して、四
次転送先蓄積部以降の蓄積エリアも設けることも可能で
あるが、余りにも古い転送先のデータは有効でない場合
も生じるので、ここでは三次転送先蓄積部までの構成と
している。
【0017】図6は本発明の実施例の転送先データの蓄
積(2)を示す。(A)は、図2と同じ処理で、内線番
号3333の端末への着信を内線番号4444の端末に
転送し、転送先番号階層蓄積部D1の一次転送先蓄積部
に内線番号4444を蓄積した状態を示す。
【0018】(B)は、次いで、内線番号3333の端
末への着信を内線番号5555の端末に転送し、転送先
番号階層蓄積部D1の一次転送先蓄積部(図中一次転送
先蓄積部に蓄積した端末番号を一次データと称する、以
下同様))に5555を蓄積し、一次転送先蓄積部に蓄
積していた4444を二次転送先蓄積部にシフトした状
態を示す。
【0019】(C)は、次いで、内線番号3333の端
末への着信を内線番号6666の端末に転送し、転送先
番号階層蓄積部D1の一次転送先蓄積部に6666を蓄
積し、一次転送先蓄積部に蓄積していた5555を二次
転送先蓄積部にシフトし、二次転送先蓄積部に蓄積して
いた4444を三次転送先蓄積部にシフトした状態を示
す。この様にして、転送先番号階層蓄積部D1の一次転
送先蓄積部から三次転送先蓄積部には、新しい転送先か
ら古い転送先の端末の番号順に転送先が登録される。
【0020】この状態で、内線番号3333の端末に着
信があると、内線番号6666〜内線番号4444の順
に、継続して転送が行われる。図7は本発明の実施例を
説明するブロック図(2)を示す。図は図5で説明した
実施例にさらに、蓄積種別データD2と、転送決定時間
データD3と、応答遅延監視部113Aを設けた構成と
している。
【0021】蓄積種別データD2は、転送先の端末番号
を転送先番号階層蓄積部D1に蓄積するとき、第三者が
応答した着信端末がオンフックしたとき蓄積するか、転
送を行い転送先の端末がある一定の時間通話した場合
(指定の被呼者が転送先にいたものと判定する)に蓄積
するかを指定するデータである。
【0022】また、応答遅延監視部113Aが応答遅延
を監視しており、応答遅延時間が転送決定時間データD
3を超えた場合に、階層転送処理部112Aを起動し転
送を行う。
【0023】図8は本発明の実施例を説明するブロック
図(3)を示す。図は図5で説明した実施例にさらに、
転送回数カウンタD4を設けたものであり、転送回数カ
ウンタD4は転送先番号階層蓄積部D1の一次転送先蓄
積部〜三次転送先蓄積部に対応して、一次転送カウンタ
〜三次転送カウンタを備えた構成としている。
【0024】図9は本発明の実施例の転送先データの蓄
積(3)を示す。(A)は、図6と同じ処理で、内線番
号4444、5555、6666を転送先番号階層蓄積
部D1に蓄積するとともに、転送回数カウンタD4に
は、一次転送先〜三次転送先に転送した回数をカウント
アップする。例えば、一次転送先〜三次転送先の転送回
数は「2」、「3」、「1」とする。
【0025】(B)は、ここで、内線番号3333の端
末への着信があると、階層転送処理部112Aは、転送
先番号階層蓄積部D1と転送回数カウンタD4を参照し
て、転送回数が最大の内線番号5555の端末に転送を
行う。
【0026】図10は本発明の実施例を説明するブロッ
ク図(4)を示す。図は図5で説明した実施例に、さら
に、時間帯別転送先蓄積部D5、規制時間帯蓄積部D
6、不在転送登録部D7、および、不在転送登録検出部
114Aを設けた構成としている。
【0027】規制時間帯蓄積部D6には、本発明の自動
転送を規制する時間を登録してあり、例えば、終業後の
pm5.00〜am8.00と登録しておくと、この時
間帯には、自動転送は行わない。また、不在転送登録部
D7に既存の不在転送サービスを登録している端末があ
り、その端末に着信があった場合、不在転送登録検出部
114Aは着信した端末の不在転送の登録の有無を判定
し、既存の不在転送サービスを登録されている場合に
は、既存の不在転送サービスを優先して、既存の不在転
送サービスで登録された転送先の端末へ転送を行う。
【0028】図11は本発明の実施例の転送先データの
蓄積(4)を示す。(A)図のD5は時間帯別転送先蓄
積部を示す。例えば、図6と同じ処理により内線番号4
444、5555、6666を転送先番号階層蓄積部D
1に蓄積される。このとき、同時に一次転送先(内線番
号6666)〜三次転送先(内線番号4444)ごと
の、時間帯別の転送回数がカウントされる。例えば、0
〜1時を時間帯0、1〜2時を時間帯1、23〜24時
を時間帯23とし、例えば、内線番号3333への着信
を、6時30分に内線番号5555の端末に転送した場
合、図に示すように、時間帯別転送先蓄積部D5の二次
転送先(内線番号5555)の時間帯別転送回数の転送
時間帯6に対応するカウンタを「+1」カウントする。
【0029】(B)はここで、6時40分に内線番号3
333の端末に着信があった場合、時間帯別転送先蓄積
部D5の一次転送先〜三次転送先の時間帯6の転送回数
をサーチし、その中のカウント回数の最大の端末、例え
ば、内線番号5555の端末へ転送を行う。図中のd5
はソフト時計を示し、着信があった場合、ソフト時計d
5を参照して、現在の時間帯(ここでは「6」を決定す
る。
【0030】図12は本発明の実施例の蓄積処理のフロ
ーチャートを示す。以下、フローチャートのSTEP
(以下Sと称する)にしたがって蓄積処理を説明する。 S1;着信した端末の内線番号を抽出し、該端末対応の
転送先階層蓄積部D1〜不在転送登録部D7のアドレス
を求める。
【0031】S2;蓄積種別データD2が着信端末が転
送処理を完了し、オンフックによる蓄積か否かを判定す
る。 S3;オンフック蓄積の場合、オンフックの検出を行
い、 S4;S2でオンフック蓄積でない場合はS4へ進み、
通話時間が蓄積決定時間データに一致したか否かを判定
する。
【0032】S5;転送先番号階層蓄積部D1を参照し
て、転送先の端末番号を抽出する。 S6;転送先番号階層蓄積部D1の一次転送先蓄積部が
空きか否かを判定する。
【0033】S7;一次転送先蓄積部が空きでない場
合、転送先番号階層蓄積部D1、転送回数カウンタD
4、時間帯別転送先蓄積部D5のデータをそれぞれ降順
にシフトする。
【0034】S8;転送先の端末番号を転送先番号階層
蓄積部D1の一次転送先蓄積部に蓄積する。 S9;転送回数カウンタD4の一次転送カウンタの転送
回数を「+1」カウントする。
【0035】S10;ソフト時計(ハード時計でも可で
ある)d5をもとに、転送時間帯データを抽出する。 S11;転送時間帯データを時間帯別転送先蓄積部D5
の一次データに登録し、カウンタを「+1」カウントす
る。
【0036】上述のS1〜S11の処理により、転送に
必要なデータが蓄積される。また、この様にして転送先
を登録した端末が移設された場合は、登録しておいた転
送先の端末番号が無効となる場合もあるので、このよう
な場合にはメインテナンスコントロールから転送先デー
タ消去コマンド、変更コマンドを投入することにより、
転送先データの消去、変更を行うことができる。
【0037】また、誤った転送先データ、使用されなく
なった転送先データを、発信端末、着信端末から削除す
ることも可能である。図13は本発明の実施例の応答遅
延監視のフローチャートを示す。
【0038】S1;着信があった場合、応答遅延監視部
113Aは呼び出し時間が転送決定時間データD3を超
えたか否かを判定する。 S2;呼び出し時間が転送決定時間データD3を超えた
場合は、階層転送処理部112Aに制御を渡し、転送処
理を実行する。
【0039】S3;呼出し中に、応答の有無を監視して
おり、応答のない場合はS1に戻り、呼出し時間の監視
を行う。 S4;応答が有った場合は、応答・通話を行う。
【0040】S5;そして、発呼端末が切断したか否か
を判定する。 S6;発呼端末が切断した場合は、正常に通話が終了し
たので、図示省略の転送済表示D8をすべてクリアす
る。
【0041】S7;S5で、発呼端末が切断していない
場合、被呼端末(着信端末)が切断したか否かを判定す
る。被呼端末が切断していない場合は、発呼端末と通話
中であるので、S4に戻る。
【0042】S8;発呼端末が切断せず、被呼端末が切
断した場合は、転送処理に入るので、階層転送処理部1
12Aに制御を渡し、転送処理を実行する。このとき、
階層的に転送先が登録されている場合は、一次転送先、
二次転送先、三次転送先と継続して転送が行われる。
【0043】上述のフローチャートで説明したように、
発呼者が切断せず、且つ転送先が一次〜三次と登録され
ている場合は、一次〜三次と継続して転送が行われる。
図14は本発明の実施例の転送処理のフローチャートを
示す。
【0044】S1;転送先番号階層蓄積部D1の降順に
よる転送か、転送回数カウンタD4の転送回数による転
送か、時間帯別転送先蓄積部D5による時間帯による転
送かを決定する。
【0045】S2;回数転送が選択された場合、転送回
数カウンタD4を参照して、転送回数の最大の転送先端
末を決定する。 S3;S1で時間帯転送が選択された場合、現時刻をも
とに、時間帯別転送先蓄積部D5を参照して、各階層の
現時間帯に対応するカウント値を抽出する。
【0046】S4;現時間帯でのカウント値が最大の階
層の端末を転送先の端末として決定する。 S5;転送済の表示のある端末を除いて、転送先番号階
層蓄積部D1の階層データから転送先の端末を抽出す
る。
【0047】S6;現時刻は規制時刻帯蓄積部D6のデ
ータと一致しているか否かを判定する。 S7;不在転送登録検出部114Aで不在転送登録部D
7に既存の不在転送サービスが登録されているか否かを
判定する。S6、S7で判定結果が「Y」の場合は、本
発明の自動転送は行わずに、終了となる。
【0048】S8;S6、S7で判定結果が「N」の場
合は、決定した転送先の端末を呼び出す。 S9;転送表示データD8に現転送先端末に転送済表示
を行う。
【0049】S10;応答遅延監視部113Aに制御を
渡し、応答遅延を監視する。上述のフローチャートの転
送処理を実行している間は、本発明の転送サービスが実
行されていることを専用の保留音、あるいは、トーキー
装置からの音声ガイダンズにより確認するように構成す
ることも可能である。
【0050】また、上述の自動転送は内線着信、局線着
信、ISDN着信のいずれに対しても可能である。さら
に、本発明の自動の登録を、ピックアップ応答、マルチ
ラインの別端末の応答による第三者の転送時にも可能と
することもできる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、一つの端末に着信があ
り、その着信を第三者が別の転送先の端末に転送した場
合、転送先の端末番号を自動的に登録しておき、登録後
に、その端末に着信があった場合、登録された転送先の
端末に自動的に転送を行う。
【0052】また、転送先の登録は一つの端末には限定
せず、複数の端末を階層的に登録しておき、第1の転送
先端末が応答しない場合、第2の転送先端末へ転送し、
それでも応答のない場合は第3の転送先端末へ転送す
る。
【0053】さらに、このような転送を転送回数にした
がって行うこと、時間帯別の転送先データも蓄積してお
き、時間帯別転送先の転送回数にしたがって転送先の端
末を決定することもてきる。
【0054】このように、転送先の端末を事前に登録し
ておく必要もなくなり、恰も、電子交換機が転送先を学
習しながら、自動的に転送先の登録を行い、転送先を登
録した端末に着信があった場合は自動的に転送を行うこ
とにより、サービス向上に寄与するところが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の実施例の転送先データの蓄積(1)
【図3】 本発明の実施例の転送先データの蓄積シーケ
ンス
【図4】 本発明の実施例の自動転送シーケンス
【図5】 本発明の実施例を説明するブロック図(1)
【図6】 本発明の実施例の転送先データの蓄積(2)
【図7】 本発明の実施例を説明するブロック図(2)
【図8】 本発明の実施例を説明するブロック図(3)
【図9】 本発明の実施例の転送先データの蓄積(3)
【図10】 本発明の実施例を説明するブロック図
(4)
【図11】 本発明の実施例の転送先データの蓄積
(4)
【図12】 本発明の実施例の蓄積処理のフローチャー
【図13】 本発明の実施例の応答遅延監視のフローチ
ャート
【図14】 本発明の実施例の転送処理のフローチャー
【図15】 従来例を説明するブロック図
【符号の説明】
100 電子交換機 110 中央制御装置 111 自動転送先蓄積処理部 111A 転送先階層蓄積処理部 112 転送処理部 112A 階層転送処理部 113A 応答遅延監視部 114A 不在転送登録検出部 120 主記憶装置 121 転送先番号蓄積部 111a 不在転送処理部 121a 不在転送先登録部 D1 転送先番号階層蓄積部 D2 蓄積種別データ D3 転送決定時間データ D4 転送回数カウンタ D5 時間帯別転送先蓄積部 D6 規制時間帯蓄積部 D7 不在転送登録部 d5 ソフト時計 130 ネットワーク T1〜Tn、A、B、C 端末

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央制御装置、主記憶装置、およびネッ
    トワークを備える電子交換機において、 前記主記憶装置に、 第三者により転送された、転送先の端末の端末番号を蓄
    積するエリアをもつ転送先番号蓄積部を設け、 前記中央制御装置に、 第三者により着信転送が行われたときの転送先の端末の
    端末番号を、前記転送先番号蓄積部に、自動的に蓄積す
    る自動転送先蓄積処理部と、 転送先を登録した前記端末に着信があった場合、前記転
    送先番号蓄積部に蓄積された転送先番号の端末に自動的
    に転送を行う転送処理部を設けたことを特徴とする自動
    転送機能付き電子交換機。
  2. 【請求項2】 前項記載の自動転送機能付き電子交換機
    において、 前記転送先番号蓄積部を、第三者により転送された転送
    先の端末番号を階層的に蓄積するエリアをもつ転送先番
    号階層蓄積部で構成し、 前記自動転送先蓄積処理部を、第三者により着信転送が
    行われたときの転送先の端末の端末番号を、前記転送先
    番号階層蓄積部に階層的に蓄積する転送先階層蓄積処理
    部で構成し、 前記転送処理部を、転送先を登録した前記端末に着信が
    あった場合、前記転送先番号階層蓄積部に登録された転
    送先に自動的に継続して転送を行う階層転送処理部で構
    成し、 前記転送先番号階層蓄積部に登録した端末に着信があっ
    た場合、前記階層転送処理部は前記転送先番号階層蓄積
    部を参照して、階層的に、継続して転送を行うことを特
    徴とする請求項1記載の自動転送機能付き電子交換機。
  3. 【請求項3】 前項記載の自動転送機能付き電子交換機
    において、 応答遅延時間を監視する応答遅延監視部を設け、 着信端末の応答が所定の時間以上遅延したこたとを応答
    遅延監視部が検出した場合に、着信転送を行うことを特
    徴とする請求項2記載の自動転送機能付き電子交換機。
  4. 【請求項4】 2項記載の自動転送機能付き電子交換機
    において、 前記転送番号階層蓄積部に転送先の端末番号を登録する
    とき、着信端末のオンフックにより蓄積するか、転送先
    の端末が所定の時間の通話を行った場合、蓄積を行うか
    を判定する蓄積種別データを設けたことを特徴とする請
    求項2記載の自動転送機能付き電子交換機。
  5. 【請求項5】 2項記載の自動転送機能付き電子交換機
    において、 前記転送先番号階層蓄積部に階層別に蓄積した転送先の
    端末番号に対応して転送回数をカウントする転送回数カ
    ウンタを設け、 前記転送先番号階層蓄積部に登録した前記端末に着信が
    あった場合、前記階層転送処理部は前記転送回数カウン
    タを参照して、転送回数の最大の端末に転送を行うこと
    を特徴とする請求項2記載の自動転送機能付き電子交換
    機。
  6. 【請求項6】 2項記載の自動転送機能付き電子交換機
    において、 時間帯ごとに転送を行った転送先の端末番号を蓄積する
    時間帯別転送先蓄積部を設け、 前記時間帯別転送先蓄積部に登録した前記端末に着信が
    あった場合、前記階層転送処理部は、着信があった現時
    刻に対応する前記時間帯別転送先蓄積部を参照して、そ
    の時間帯で転送階層の最大の端末に転送を行うことを特
    徴とする請求項2記載の自動転送機能付き電子交換機。
  7. 【請求項7】 2項記載の自動転送機能付き電子交換機
    において、 自動転送を規制する時間帯を登録する規制時間帯蓄積部
    をを設け、 現時間と前記規制時間帯蓄積部に登録した時間が一致し
    た場合、自動転送を規制することを特徴とする請求項2
    記載の自動転送機能付き電子交換機。
  8. 【請求項8】 2項記載の自動転送機能付き電子交換機
    において、 既存の不在転送サービスの登録の有無を検出する不在転
    送登録検出部を設け、 既存の不在転送サービスが登録されている場合には、既
    存の不在転送サービスを優先することを特徴とする請求
    項2記載の自動転送機能付き電子交換機。
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