JPH11298516A - データ転送装置、データ転送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びデータ転送方法 - Google Patents

データ転送装置、データ転送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びデータ転送方法

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JPH11298516A
JPH11298516A JP10098015A JP9801598A JPH11298516A JP H11298516 A JPH11298516 A JP H11298516A JP 10098015 A JP10098015 A JP 10098015A JP 9801598 A JP9801598 A JP 9801598A JP H11298516 A JPH11298516 A JP H11298516A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 代理端末に接続している複数の端末のうち、
ユーザが使用している端末にデータを転送する。 【解決手段】 情報端末A1〜A3を認識するための端
末DB4;端末DB3に情報端末A1〜A3を登録する
ための端末登録手段3、データを受信する外部I/F
5;受信データを保管するための保管DB6;受信デー
タを保管DBに書き込む保管データ形成手段7;情報端
末ごとの通信履歴を蓄積する履歴DB8;履歴DB8を
逐次更新などする通信履歴形成手段9;通信履歴及び端
末DB4に基づいて使用されている情報端末を推定し、
転送先を決定する転送先決定手段10;受信データを転
送する転送手段11;情報端末に接続し、情報端末へデ
ータを発信する内部I/F12a〜c;を備えるデータ
転送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報端末が
接続された1つの情報端末(代理端末)にデータを送信
し、その代理端末から複数の情報端末のいずれかにデー
タを転送するデータ転送装置、データ転送プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びデー
タ転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のネットワークサービスの普及によ
り、ネットワークに接続されたパソコンなどの情報端末
を利用した、ユーザ同士でのデータのやりとりが一般的
になっている。このような情報端末の低価格化などによ
り、1人のユーザが同時に複数の情報端末を使用する例
も増えてきた。このような場合、図14に示すように、
ユーザが使用する複数の情報端末A1,A2…の全てを
直接ネットワーク2に接続せず、代表となる1つの情報
端末(代理端末)1だけを直接ネットワークに接続する
接続形態をとることができる。このような接続形態で
は、代理端末以外の情報端末は代理端末に接続され、通
信相手の情報端末からは1つの情報端末に接続している
ように見える。例えば、パーソナル通信サービスにおけ
る蓄積型データ転送などが、代理端末を用いた接続形態
を用いる例に挙げられる。
【0003】図14に示す従来のデータ転送装置を有す
る代理端末を用いた接続形態では、代理端末1は、ユー
ザの端末情報を記録する端末データベース(DB)3;
ユーザ端末を登録するための端末登録装置4;外部ネッ
トワークに接続するための外部接続インターフェース
(I/F)5;データを記録する保管データベース6;
外部からのデータを保管するデータ蓄積装置7;データ
の転送先を決定する転送先決定装置10;データをユー
ザ端末に転送する転送装置11;ユーザ端末に接続する
ための内部接続I/F12;及びユーザ端末の位置情報
を管理する位置情報管理装置13;を有している。ま
た、ユーザの情報端末A1、A2…は、図示されていな
いが、代理端末1に接続するための端末側I/Fを有し
ている。
【0004】複数の情報端末A1,A2…は、端末登録
装置3により端末DB4に登録されている。位置情報管
理装置13は、情報端末A1,A2…の位置情報を常に
把握している。転送先決定装置10は、位置情報管理装
置13の情報をもとに、ユーザが使用している情報端末
を転送先として決定する。外部からデータが受信する
と、受信データを保管DB6に一時的に保管し、転送先
として決定した情報端末にデータを転送する。また、代
理端末1に位置情報管理装置13を持たせない構成もあ
るが、その場合は接続している複数の情報端末の全てに
対して受信データを転送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のデータ転送
装置を有する代理端末を用いた接続形態では、代理端末
(データ転送装置)に接続する情報端末の種類や数が増
加すると、常時多数及び多種類の情報端末の状態を把握
しておかなければならず、位置情報管理装置13のデー
タ量が増大して代理端末1のリソースの消費が大きくな
ってしまう。また、ユーザが使用する複数の情報端末A
1,A2…は、位置情報管理装置13に接続するための
端末側I/Fを有することが必要になってしまう。
【0006】さらに、位置情報管理装置13を有さない
データ転送装置を用いると、代理端末1に接続している
全ての情報端末に受信データが転送されるが、通常ユー
ザがデータを受信したい情報端末はいずれか1つである
場合が多く、受信データのコピーに有する資源の無駄や
トラフィックの増加などの問題を生じる。本願発明は、
リソースの消費やトラフィックの量を押さえ、ユーザが
使用している情報端末を選択して受信したデータを転送
する、データ転送装置、データ転送プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びデータ転送
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、データを受信した場合、接続されてい
る複数の情報端末のいずれかを選択して当該データの転
送を行うデータ転送装置であって、端末データベース
と、端末登録手段と、外部接続手段と、保管データベー
スと、保管データ形成手段と、履歴データベースと、通
信履歴形成手段と、転送先決定手段と、転送手段と、内
部接続手段とを備えるデータ転送装置を提供する。
【0008】端末データベースは複数の情報端末を認識
するためのものである。端末登録手段は、端末データベ
ースに情報端末を登録するためのものである。外部接続
手段は、データを受信するためのものである。保管デー
タベースは、受信データを保管するためのものである。
保管データ形成手段は、受信データを保管データベース
に書き込む。履歴データベースは、情報端末の通信履歴
を蓄積する。通信履歴形成手段は、履歴データベースを
逐次追加、更新、記録する。転送先決定手段は、通信履
歴に基づいて端末データベースに登録されている情報端
末のなかからユーザが使用中の情報端末を推定し、受信
データの転送先を決定する。転送手段は、保管データベ
ースから転送先の情報端末に受信データを転送する。内
部接続手段は、転送されるデータを情報端末へ受け渡
す。
【0009】データ転送装置に接続している情報端末
は、端末データベースに登録されることでデータ転送装
置に認識される。データ転送装置が、データを受信する
と、転送先を決定するまで受信データを保管データベー
ス(DB)に保管する。次いで、データ転送装置は、履
歴データベース(DB)に蓄積されている通信履歴を参
照し、認識している情報端末のなかからユーザに使用さ
れている確率が最も高い情報端末を推定する。そして、
推定した情報端末に保管していた受信データを転送し、
履歴DBを更新する。
【0010】請求項2に係る発明は、データを受信した
際に、接続されている複数の情報端末のいずれかを選択
して当該データの転送を行うデータ転送装置により実行
されるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、下記A〜Fの段階を実行させるデ
ータ転送プログラムを記録した、コンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供する。 A;データ転送装置に接続されている前記情報端末を認
識する段階。 B;前記受信データがある場合、前記受信データを保管
する段階。 C;認識している情報端末の通信履歴を形成する段階。 D;通信履歴に基づいて、認識している情報端末のなか
からユーザが使用中の情報端末を推定し、受信データの
転送先を決定する段階。 E;保管した受信データを決定した転送先の情報端末に
転送する段階。 F;受信データの転送終了後に通信履歴を更新する段
階。
【0011】前記記録媒体に記録されたデータ転送プロ
グラムにおいては、データ転送装置に接続している情報
端末をデータベースなどに記憶して各情報端末を認識す
る。データ転送装置が、データを受信すると、転送先を
決定するまで受信データを保管する。次いで、蓄積され
ている通信履歴を参照し、認識している情報端末のなか
からユーザに使用されている確率が最も高い情報端末を
推定する。そして、推定した情報端末に保管していた受
信データを転送し、履歴DBを更新する。
【0012】請求項3に記載の発明は、情報端末への入
力があった時間を通信履歴に蓄積する段階と、最も新し
い入力があった情報端末を使用中の情報端末と推定し、
受信データの転送先を決定する段階とを実行させるため
のデータ転送プログラムを記録した、前記のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供する。すなわち、最新
の入力がなされた情報端末を、ユーザが使用中の情報端
末として転送先に決定する。
【0013】請求項4に記載の発明は、情報端末とデー
タ転送装置との接続開始時間を通信履歴に蓄積する段階
と、最も新しい接続を有する情報端末を使用中の情報端
末と推定し、受信データの転送先を決定する段階とを実
行させるためのデータ転送プログラムを記録した、前記
のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。す
なわち、データ転送装置に最後に接続した情報端末を、
データ転送先に決定する。
【0014】請求項5に記載の発明は、データ転送装置
に接続されている情報端末の通信開始日時及び終了日時
を通信履歴に蓄積する段階と、特定時間内において最も
通信時間の長い情報端末を使用中の情報端末と推定し、
受信データの転送先を決定する段階とを実行させるため
のデータ転送プログラムを記録した、前記のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0015】すなわち、特定時間内で最も通信時間の長
い情報端末にデータを転送する。請求項6に記載の発明
は、情報端末毎の通信の開始日時及び終了日時を通信履
歴に蓄積する段階と、特定時間内において最も通信回数
の多い情報を使用中の情報端末と推定し、受信データの
転送先を決定する段階とを実行させるためのプログラム
を記録した、前記のコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供する。
【0016】すなわち、特定時間内で最も通信回数の多
い情報端末にデータを転送する。請求項7に記載の発明
は、通信履歴に基づいて情報端末それぞれの使用確率を
示す統計情報を作成する段階と、統計情報に基づいて受
信データの転送先を決定する段階とを実行させるための
データ転送プログラムを記録した、前記のコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0017】すなわち、通信履歴のデータに基づいて各
情報端末の使用確率を求め、最も使用確率の高い情報端
末をデータ転送先に決定する。使用確率の求め方は、特
定時間帯毎の通信時間や通信回数、データ受信時刻、通
信相手などに基づいて、またこれらの組み合わせに基づ
いて求めることが考えられる。請求項8に記載の発明
は、決定した転送先の情報端末から応答がない場合、次
に高い使用確率を有する情報端末を新たな転送先に決定
する段階を実行させるためのデータ転送プログラムを記
録した、前記のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供する。
【0018】すなわち、最も使用確率が高い情報端末が
使用されていない場合、使用確率の大きい順に次々に転
送先を変更し、データを転送する。請求項9に記載の発
明は、決定した転送先の情報端末から応答がない場合、
受信データが正しい情報端末に転送されるまで統計情報
が示す使用確率に従って転送先を変更する段階と、転送
結果に基づき統計情報を補正する段階とを実行させるた
めのデータ転送プログラムを記録した、前記のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0019】すなわち、転送先の決定を誤った場合、使
用確率の大きい順に次々に転送先を変更して受信データ
を転送し、転送が成功した結果を統計情報にフィードバ
ックして統計情報の使用確率を補正する。請求項10に
記載の発明は、受信データの送信元を示すデータを受信
データから取り出して通信履歴に蓄積する段階と、受信
データの送信元に基づいて、情報端末それぞれの使用確
率を示す統計情報を作成する段階と、作成した統計情報
に基づき受信データの転送先を決定する段階とを実行さ
せるためのデータ転送プログラムを記録した、前記のコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0020】すなわち、その送信元と最も通信する機会
の多い情報端末に受信データを転送する。請求項11に
記載の発明は、受信データの送信元を示すデータを受信
データから取り出する段階と、取り出した送信元及びデ
ータの受信時間を示すデータを通信履歴に蓄積する段階
と、特定時間帯及び送信元に基づいて、情報端末それぞ
れの使用確率を示す統計情報を作成する段階と、作成し
た統計情報に基づき受信データの転送先を決定する段階
とを実行させるためのデータ転送プログラムを記録し
た、前記のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供
する。
【0021】すなわち、特定時間帯内においてその送信
元と通信する確率の高い情報端末にデータを転送する。
請求項12に記載の発明は、複数の情報端末が接続され
たデータ転送装置にデータの受信があった場合、複数の
情報端末のいずれかを選択して当該データの転送を行う
データ転送方法であって、下記A〜F段階を含むデータ
転送方法を提供する。 A;データ転送装置に接続されている情報端末を認識す
る段階。 B;データを受信し、一時的に保管する段階。 C;情報端末の通信履歴を蓄積し、通信履歴を形成する
段階。 D;通信履歴に基づいて認識している情報端末のなかか
らユーザが使用中の情報端末を推定し、受信データの転
送先を決定する段階。 E;保管した受信データを転送先の情報端末に転送する
段階。 F;受信データの転送終了後に通信履歴を更新する段
階。
【0022】まず、データ転送装置に接続している情報
端末をデータベースなどに記憶して各情報端末を認識し
ておき、データ転送装置へデータが送られてくると、転
送先を決定するまで受信データを保管する。次いで、蓄
積されている通信履歴を参照し、認識している情報端末
のなかからユーザに使用されている確率が最も高い情報
端末を推定する。そして、保管していた受信データを推
定した情報端末に転送し、この転送結果を通信履歴に加
えて通信履歴を更新する。
【0023】請求項13に記載の発明は、前記データ転
送方法において、通信履歴を用いて所定の基準で集計を
行い、情報端末それぞれの使用確率を求める段階と、求
めた使用確率が最も高い情報端末を受信データの転送先
に決定する段階とを含んでいる。前記請求項8に記載の
発明と同様、使用確率を求める際の集計基準は、特定時
間帯毎の通信時間や通信回数、データ受信時刻、通信相
手など、またこれらの組み合わせが考えられる。
【0024】請求項14に記載の発明は、前記データ転
送方法において、転送先に決定した情報端末から応答が
ない場合、次に高い使用確率を有する情報端末を新たな
転送先に決定する段階と、受信データが正しい転送先に
転送されるまで、求めた使用確率の高い順に転送先を変
更する段階とを含んでいる。最も使用確率が高い情報端
末が使用されていない場合、正しい転送先にデータが転
送されるまで使用確率の大きい順に次々に転送先を変更
し、データを転送する。
【0025】請求項15に記載の発明は、前記データ転
送方法において、受信データの最終的な転送結果に基づ
いて、求めた情報端末の使用確率を補正する段階を含ん
でいる。使用確率に基づいて転送先を変更した結果、転
送が成功した場合、その転送結果をフィードバックして
情報端末の使用確率を補正する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデータ転送装置、
データ転送プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体及びデータ転送方法について、実施形態
例を挙げて説明する。図1は本発明のデータ転送装置を
含む通信形態の原理図、図2は本発明のデータ転送装置
の構成図、図3及び図4は本発明のデータ転送装置が有
する端末データベースの概念構成図、図5は受信データ
の送信元に基づいて作成した統計情報の概念図、図6は
統計情報の補正方法を示す概念図、図7は転送先決定方
法の一例を示すフローチャート、図8は一定の時間帯に
おける情報端末の使用確率を示す統計情報の概念図、図
9は一定の時間帯ごとに、送信元に基づいて作成した統
計情報の概念図、図10は最後に入力のあった情報端末
をデータ転送先とする方法の説明図、図11は最後に接
続を開始した情報端末をデータ転送先とする方法の説明
図、図12は一定時間内で最も通信時間が長かった情報
端末をデータ転送先とする方法の説明図、図13は一定
時間内で最も通信回数が多かった情報端末をデータ転送
先とする方法の説明図である。図中、同様の要素につい
ては同じ符号を用いて表している。
【0027】<実施形態例1> [通信形態]図1に、本発明のデータ転送装置を有する
代理端末を用いた通信形態の概念構成図を示す。代理端
末1には、ユーザAが使用する複数の情報端末A1〜A
3と、ネットワーク2とが接続されている。ネットワー
ク2には他のユーザBの情報端末B1が接続されてい
る。説明を容易にするため、他のユーザとしてユーザB
だけを示しているが、通常ネットワークを介して複数の
ユーザと通信が行われる。また、以下の説明は、ユーザ
Bの情報端末B1が代理端末である場合にも適用され
る。
【0028】ユーザAとユーザBとは、互いの情報端末
上でリアルタイム・コミュニケーション・ツール(RC
T)を動作させており、RCT間でコネクションを張る
ことにより、互いに会話することができる。ユーザA
は、代理端末となる情報端末1上でRCTの代理になる
ようなツール(PRCT)を用い、PRCTと情報端末
A1〜A3上の全てのRCTとの間にコネクションを張
っている。これにより、ユーザAはユーザBに対して各
情報端末A1〜A3上で行っている会話をあたかも会話
を情報端末1のみを用いて行っているように見せること
ができる。代理端末1は、B1からのデータを、複数の
情報端末A1〜A3のいずれかに転送する。
【0029】[データ転送装置の構成]図2に、代理端
末1が有するデータ転送装置の構成の一実施形態例を示
す。代理端末1は、情報端末A1〜A3を認識するため
の端末データベース(DB)3;端末DB3に情報端末
A1〜A3を登録するための端末登録装置4;ネットワ
ーク2と代理端末1とを接続する外部インターフェース
5;受信したデータを保管するための保管DB6;受信
したデータを保管DBに書き込むデータ蓄積装置7;情
報端末ごとの通信履歴を蓄積する履歴DB8;履歴DB
を逐次追加、更新、記録する通信記録装置9;通信履歴
に基づいてデータの転送先を決定する転送先決定装置1
0;受信データを、保管DB6から転送先の情報端末に
転送する転送装置11;及び代理端末1と情報端末A1
〜A3を接続する内部インターフェース12a〜c;を
有している。
【0030】情報端末及び代理端末としては、例えばパ
ーソナルコンピュータ、PDA、ワークステーション
(WS)、プリンタ、FAX等を用いることができる。
通信記録装置9は、履歴DB8に蓄積された通信データ
に基づき、情報端末A1〜A3毎の使用確率を示す統計
情報を作成し、履歴DBに保持している。履歴DB8に
は、ユーザAとユーザBとの通信開始及び終了日時、通
信時間、情報端末A1〜A3と代理端末1との接続開始
時間、受信データの送信元アドレス、データの受信日
時、情報端末A1〜A3における入力時間など、各情報
端末A1〜A3ごとの通信履歴を含めることが考えられ
る。
【0031】[端末DB]端末DB3には、代理端末1
に接続されている可能性のある情報端末が登録されてい
る。図2には、説明を容易にするため代理端末1には1
人のユーザAの情報端末だけが接続されている場合を示
しているが、実際には他のユーザが代理端末1に情報端
末を一時接続するなど、複数ユーザの情報端末が接続さ
れる場合もある。複数のユーザの情報端末が代理端末1
に接続される場合でも、代理端末1に接続している複数
の端末は、外部ネットワーク2からは1人のユーザによ
り利用されているように見える。
【0032】このように複数ユーザが1つの代理端末1
に接続する場合、代理端末1に一時的に接続される情報
端末も存在する可能性がある。一時的に接続される情報
端末を端末DB3に登録すると、このような一時接続の
情報端末には受信データを転送したくない場合(事象
1)、一時接続中の間のみデータ転送対象とし、接続後
は端末DB3から削除して無駄にデータを保持しない場
合(事象2)などにより、端末DB3の構成や登録・削
除方法を変える必要が生じる。以下に、端末DB3の構
成及び端末DB3への情報端末の登録、削除方法を例示
する。
【0033】<端末DBの構成>端末DB3には、図3
に示すように、情報端末及び情報端末名を持たせる。端
末DB3は、情報端末と情報端末名とのマッピング情報
であり、通信記録などで使用する情報端末名との対応付
けが目的だからである。図3に示すように、情報端末及
び情報端末名に加えて各情報端末情報、例えば接続状態
を持たせてもよいが、転送先決定後は端末DB3を照合
して接続状態を確認することは通常行わない。
【0034】<端末DBへの登録・削除方法> (1)端末DB3には、図3に示すように、情報端末、
情報端末名及び接続状態(オン/オフ)を持たせてお
く。端末DB3に初めて接続してきた情報端末C1につ
いては、端末DB3にエントリーを作成し、接続状態を
オンにセットする。情報端末の接続が切断されると接続
状態をオフにセットする。同じ情報端末が2回以上接続
してきた場合、もとのエントリーを残したまま新たに登
録すると端末DB3が膨大になる一方なので、接続状態
がオフのままの状態で一定期間が経過した情報端末のエ
ントリーを端末DB3から削除することにより、無駄な
データを消去する。
【0035】(2)前記と同様、端末DB3には情報端
末、情報端末名及び接続状態(オン/オフ)を持たせて
おくが、一時的に代理端末1に接続する情報端末を端末
DB3に登録しない。まず通信記録に基づいて転送先を
決定し、その後端末DB3と転送先端末とを照合する。
転送先の情報端末が端末DB3に登録されていれば転送
を行い、転送先の情報端末が端末DB3に登録されてい
なければ転送を行わない。この方法は、一時利用の情報
端末にデータを転送したくない前記の事象1の場合に好
適である。
【0036】(3)端末DB3には情報端末、情報端末
名及び接続状態を持たせておくが、図 4に示すよう
に、接続状態にはオン/オフだけでなく、一時接続につ
いての情報が登録できるようにしておく。そして、一時
的に代理端末1に接続された情報端末C1を、利用後す
ぐに端末DB3から削除する。この場合、一時利用端末
が転送先に決定されると、データの転送を行った後すぐ
にその一時利用端末を端末DB3から削除する。削除さ
れた一時利用情報端末がその後転送先に決定されても、
端末DB3から登録を抹消されているので、転送が行わ
れない。この方法は、接続中の一時利用端末にはデータ
を転送するが、利用後は端末DB3から削除したい前記
事象2の場合に好適である。
【0037】[統計情報]今、図5に示すように、情報
端末A1〜A3それぞれの使用確率を示す統計情報を、
受信データの送信元に基づいて作成し、この統計情報に
基づいてデータの転送先を決定する場合を考える。この
場合、図5に示すように、履歴DB8には送信元を示す
データ、例えば送信元アドレスが、受信データを転送さ
れた情報端末名称とともに記録されている。通信記録装
置9は、送信元アドレス毎に情報端末A1〜A3の通信
回数をカウントし、全通信回数に対する情報端末A1〜
A3それぞれの通信回数割合(%)を、各送信元に対し
てそれぞれ求めて使用確率とし、履歴DB8に蓄積して
おく。
【0038】[統計情報における使用確率の補正]前記
統計情報には、それぞれの使用確率の補正係数を持たせ
ておき、転送先の決定の正誤により補正係数を増減させ
て使用確率を補正できるようにしておくとよい。図6に
補正係数を用いた統計情報の補正の例を示す。まず、通
信履歴から前述のように計算により求めた統計情報にお
いては、当初の補正係数を1としておく。
【0039】例えば、図5の統計情報に基づいて使用確
率70%の情報端末A1にデータを転送したが失敗した
とする。次に、情報端末A1に次いで高い使用確率を有
する情報端末A3にデータを転送し、転送が成功したと
する。この場合、情報端末A1の使用確率を下げ、情報
端末A3の使用確率を上げるように、統計情報の補正を
行う。
【0040】図6に示す例では、情報端末A1及びA3
の補正係数をそれぞれ0.9及び1.1に修正し、補正
前の使用確率に補正係数を乗じたものを新たな使用確率
とする。すなわち、情報端末A1の補正後の使用確率
は、70(%)×0.9=63(%)、情報端末A3の
補正後の使用確率は、25(%)×1.1=27.5
(%)となる。転送先として選択されなかった情報端末
A2の補正係数及び使用確率はそのままとする。補正係
数の補正方法は特に定められていない。例えば、前記の
ように使用確率を上げる場合は0.1づつ増加させ、下
げる場合は0.1づつ低下させるようにしてもよい。実
際の使用確率の変化に即するように、他の方法により補
正することも考えられる。
【0041】[データ転送装置の動作]次に、図5に示
す統計情報に基づいてデータを転送する場合における、
前記のデータ転送装置の動作について、図7に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。いま、ユーザBの情報端
末B1から情報端末A3にデータが送信されてきた場合
を考える。情報端末A1〜A3は、予め端末登録装置4
により端末DB3に登録されている。
【0042】ステップS1では、外部ネットワーク2か
ら代理端末(データ転送装置)1に受信したデータを外
部I/F5により受信し、ステップS2へ移行する。ス
テップS2では、データ蓄積装置7により受信データを
保管DB6に保管する。ステップS3では、通信記録装
置9により受信データから送信元の情報端末B1のアド
レスを取り出し、データが受信した日時及び取り出した
送信元アドレスを履歴DB8に書き込む。
【0043】ステップS4では、過去の通信履歴に基づ
き転送先決定装置10が予め作成しておいた統計情報
(図5)と、最も新しい通信履歴の送信元アドレス(B
1)とを、転送先決定装置10が履歴DB8から読み込
み、ステップS5へ移行する。この例では、最も新しい
通信履歴の送信元アドレスは、ユーザBの情報端末B1
のアドレスである。データ転送装置1の稼働初期におい
ては過去の通信履歴が蓄積されていないので、頻繁に通
信する送信元をユーザにより統計情報に登録するように
してもよい。
【0044】ステップS5では、転送先決定装置10
は、読み込んだ統計情報に従い、ユーザAが使用してい
る確率が最も高い情報端末として、送信元アドレス(B
1)との通信回数の最も多い情報端末を受信データの転
送先に決定する。この例では情報端末A1をデータ転送
先に決定する。ステップS6では、転送装置11が、保
管していた受信データを保管DB6から取りだし、決定
した転送先の情報端末A1に転送する。
【0045】ステップS7では、転送装置11により転
送先の情報端末から応答があるか否かを判断する。応答
がなければ転送先決定装置10へ転送先決定信号を送信
し、ステップS5へ移行する。応答があれば、通信記録
装置9に通信履歴更新信号を、転送先決定装置10に転
送成功信号を送信し、ステップS9へ移行する。ステッ
プS8では、統計情報に基づいて、転送先決定装置10
が、次に高い使用確率を有する情報端末、この場合は情
報端末A3を新たなデータ転送先に決定し、ステップS
6へ戻って再度転送を行う。転送先決定装置10が転送
装置11から転送成功信号を受信するまで、ステップS
6〜S8を繰り返す。
【0046】ステップS9では、通信記録装置9が、補
正係数及び使用確率を更新して統計情報を更新する。こ
の例では、図6に示すように統計情報を補正する。ま
た、通信記録装置9は、情報端末A1と情報端末B1と
の通信開始時間及び通信終了時間を履歴DB8に記録す
る。<他の実施形態例> (a)前記の実施形態例では補正係数を用いて統計情報
を補正しているが、統計情報の補正は他の方法によって
もよい。例えば、前記のステップS9において、転送が
終了する毎に統計を計算し直すことで統計情報を補正し
てもよい。
【0047】(b)統計情報は、他の基準に基づいて作
成してもよい。例えば、図8に示すように、特定の時間
帯内における情報端末の使用確率を示す統計情報を用い
る。情報端末A1〜A3それぞれの使用確率を、特定時
間帯(図8の例では1時間)ごとの通信回数によりそれ
ぞれ求め、各時間帯毎の使用確率のリストを作成してお
く。ステップS5及びS8においては、データの受信時
間が含まれる時間帯のリストを参照することにより転送
先が決定される。
【0048】(c)また、統計情報を前記基準の組み合
わせにより作成してもよい。例えば、図9に示すよう
に、特定の時間帯内毎に、データ送信元アドレスに基づ
く統計情報を作成する。定めた時間帯それぞれにおけ
る、データ送信元それぞれに対するそれぞれの情報端末
の通信回数割合(%)を求める。求めた通信回数割合
は、各時間帯毎かつかつ送信元アドレス毎のリストにし
て蓄積しておく。受信したデータの受信時間からまず時
間帯を特定し、特定された時間帯の通信回数割合を参照
することにより、転送先を決定する。統計情報の求め方
はここに挙げた例に限定されず、ニーズに応じ様々な方
法を用いることができる。
【0049】(d)転送先を統計情報を用いずに決定す
ることもできる。例えば図10に示すように、前記ステ
ップS4で読み込んだ通信履歴を参照して、前記ステッ
プS5において最後に入力のあった情報端末をデータ転
送先としてもよい。この場合、通信記録装置9により、
情報端末に入力があった時間をそれぞれの情報端末毎に
履歴DB8に蓄積しておく。
【0050】(e)転送先の決定方法として、図11に
示すように、前記ステップS4で読み込んだ通信履歴を
参照し、前記ステップS5において代理端末(データ転
送装置)と最後に接続を開始した情報端末をデータ転送
先に決定してもよい。この場合、通信記録装置9によ
り、代理端末と情報端末との接続開始時刻を蓄積してお
く。
【0051】(f)転送先の決定方法として、図12に
示すように、前記ステップS4で読み込んだ通信履歴を
参照し、前記ステップS5において一定時間内(例えば
過去1日)で最も通信時間が長かった情報端末をデータ
転送先に決定してもよい。この場合、通信記録装置9に
より、通信開始日時及び終了日時をそれぞれの情報端末
毎に履歴DB8に蓄積しておく。データ転送が終了する
ごとに、前記ステップS9において、通信記録装置9に
よりデータが転送された情報端末の通信時間に最新の通
信時間を加算する処理を行い、逐次履歴DB8を更新す
る。また、通信記録装置9により、履歴DB8に前記一
定時間内における各情報端末毎の通信時間リストを作成
しておき、ステップS5においてこの通信時間リストを
参照することにより転送先を決定してもよい。
【0052】(g)転送先の決定方法として、図13に
示すように、前記ステップS4で読み込んだ通信履歴を
参照し、前記ステップS5において一定時間内(例えば
24時間内)で最も通信回数が多かった情報端末をデー
タ転送先に決定してもよい。この場合、通信記録装置9
により、例えば通信時間など通信の有無を示すデータを
情報端末毎に履歴DB8に蓄積しておく。データ転送が
終了するごとに、前記ステップS9において、転送した
情報端末の通信回数をインクリメントし、履歴DB8を
更新する。また、通信記録装置9により履歴DB8に各
情報端末毎の通信回数リストを作成し、ステップS5に
おいてこの通信回数リストを参照することにより転送先
を決定してもよい。
【0053】(h)また、前記のいずれかの方法を用い
るだけでなく、前記の方法を適宜組み合わせて転送先を
決定してもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明を利用すれば、資源の消費を抑
え、かつ1人のユーザにより使用されている複数の情報
端末のうち、最もユーザに使用されている可能性の高い
情報端末へデータを転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ転送装置を含む通信形態の原理
図。
【図2】本発明のデータ転送装置の構成図。
【図3】本発明のデータ転送装置が有する端末データベ
ースの概念構成図。
【図4】本発明のデータ転送装置が有する端末データベ
ースの他の概念構成図。
【図5】受信データの送信元に基づいて作成した統計情
報の概念図。
【図6】統計情報の補正方法を示す概念図。
【図7】転送先決定方法の一例を示すフローチャート。
【図8】一定の時間帯における情報端末の使用確率を示
す統計情報の概念図。
【図9】一定の時間帯ごとに、送信元に基づいて作成し
た統計情報の概念図。
【図10】最後に入力のあった情報端末をデータ転送先
とする方法の説明図。
【図11】最後に接続を開始した情報端末をデータ転送
先とする方法の説明図。
【図12】一定時間内で最も通信時間が長かった情報端
末をデータ転送先とする方法の説明図。
【図13】一定時間内で最も通信回数が多かった情報端
末をデータ転送先とする方法の説明図。
【図14】従来のデータ転送装置の構成図。
【符号の説明】
1;代理端末 2;ネットワーク 3;端末データベース 4;端末登録装置 5;外部インターフェース 6;保管データベース 7;データ蓄積装置 8;履歴データベース 9;通信記録装置 10;転送先決定装置 11;転送装置 12a〜c;内部インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 仁 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松本 達郎 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを受信した場合、接続されている複
    数の情報端末のいずれかを選択して当該データの転送を
    行うデータ転送装置であって、 前記複数の情報端末を認識するための端末データベース
    と、 前記端末データベースに前記情報端末を登録するための
    端末登録手段と、 前記データを受信する外部接続手段と、 前記受信データを保管するための保管データベースと、 前記受信データを前記保管データベースに書き込む保管
    データ形成手段と、 前記情報端末の通信履歴を蓄積する履歴データベース
    と、 前記履歴データベースを逐次追加、更新、記録する通信
    履歴形成手段と、 前記通信履歴に基づいて前記端末データベースに登録さ
    れている情報端末のなかからユーザが使用中の情報端末
    を推定し、前記受信データの転送先を決定する転送先決
    定手段と、 前記保管データベースから前記転送先の情報端末に前記
    受信データを転送する転送手段と、 前記転送されるデータを前記情報端末へ受け渡す内部接
    続手段と、を備えるデータ転送装置。
  2. 【請求項2】データを受信した際に、接続されている複
    数の情報端末のいずれかを選択して当該データの転送を
    行うデータ転送装置により実行されるプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 A;前記データ転送装置に接続されている前記情報端末
    を認識する段階、 B;前記受信データがある場合、前記受信データを保管
    する段階、 C;前記認識している情報端末の通信履歴を形成する段
    階、 D;前記通信履歴に基づいて、前記認識している情報端
    末のなかからユーザが使用中の情報端末を推定し、前記
    受信データの転送先を決定する段階、 E;前記保管した受信データを前記転送先の情報端末に
    転送する段階、 F;前記受信データの転送終了後に前記通信履歴を更新
    する段階、 を実行させるためのデータ転送プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】前記情報端末への入力があった時間を前記
    通信履歴に蓄積する段階と、 最も新しい入力があった情報端末を使用中の情報端末と
    推定し、前記受信データの転送先を決定する段階と、を
    実行させるためのデータ転送プログラムを記録した、請
    求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】前記情報端末と前記データ転送装置との接
    続開始時間を前記通信履歴に蓄積する段階と、 最も新しい接続を有する情報端末を使用中の情報端末と
    推定し、前記受信データの転送先を決定する段階と、を
    実行させるためのデータ転送プログラムを記録した、請
    求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】前記データ転送装置に接続されている情報
    端末の通信開始日時及び終了日時を前記通信履歴に蓄積
    する段階と、 特定時間内において最も通信時間の長い情報端末を使用
    中の情報端末と推定し、前記受信データの転送先を決定
    する段階と、を実行させるためのデータ転送プログラム
    を記録した、請求項2に記載のコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  6. 【請求項6】前記情報端末毎の通信の開始日時及び終了
    日時を前記通信履歴に蓄積する段階と、 特定時間内において最も通信回数の多い情報を使用中の
    情報端末と推定し、前記受信データの転送先を決定する
    段階と、を実行させるためのプログラムを記録した、請
    求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】前記通信履歴に基づいて前記情報端末それ
    ぞれの使用確率を示す統計情報を作成する段階と、 前記統計情報に基づいて前記受信データの転送先を決定
    する段階と、を実行させるためのデータ転送プログラム
    を記録した、請求項2に記載のコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  8. 【請求項8】前記決定した転送先の情報端末から応答が
    ない場合、次に高い使用確率を有する情報端末を新たな
    転送先に決定する段階を実行させるためのデータ転送プ
    ログラムを記録した、請求項7に記載のコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】前記決定した転送先の情報端末から応答が
    ない場合、前記受信データが正しい情報端末に転送され
    るまで前記統計情報が示す使用確率に従って転送先を変
    更する段階と、 転送結果に基づき前記統計情報を補正する段階と、を実
    行させるためのデータ転送プログラムを記録した、請求
    項7に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】前記受信データの送信元を示すデータを
    前記受信データから取り出して前記通信履歴に蓄積する
    段階と、 前記受信データの送信元に基づいて、前記情報端末それ
    ぞれの使用確率を示す統計情報を作成する段階と、 前記作成した統計情報に基づき前記受信データの転送先
    を決定する段階と、を実行させるためのデータ転送プロ
    グラムを記録した、請求項7に記載のコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】前記受信データの送信元を示すデータを
    前記受信データから取り出す段階と、 前記取り出した送信元及びデータの受信時間を示すデー
    タを、前記通信履歴に蓄積する段階と、 特定時間帯及び前記送信元に基づいて、前記情報端末そ
    れぞれの使用確率を示す統計情報を作成する段階と、 前記作成した統計情報に基づき前記受信データの転送先
    を決定する段階と、を実行させるためのデータ転送プロ
    グラムを記録した、請求項7に記載のコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】複数の情報端末が接続されたデータ転送
    装置にデータの受信があった場合、前記複数の情報端末
    のいずれかを選択して当該データの転送を行うデータ転
    送方法であって、 前記データ転送装置に接続されている情報端末を認識す
    る段階と、 前記データを受信し、一時的に保管する段階と、 前記情報端末の通信履歴を蓄積し、通信履歴を形成する
    段階と、 前記通信履歴に基づいて前記認識している情報端末のな
    かからユーザが使用中の情報端末を推定し、前記受信デ
    ータの転送先を決定する段階と、 前記保管した受信データを前記転送先の情報端末に転送
    する段階と、 前記受信データの転送終了後に前記通信履歴を更新する
    段階と、を含むデータ転送方法。
  13. 【請求項13】前記通信履歴を用いて所定の基準で集計
    を行い、前記情報端末それぞれの使用確率を求める段階
    と、 前記求めた使用確率が最も高い情報端末を前記受信デー
    タの転送先に決定する段階と、を含む請求項12に記載
    のデータ転送方法。
  14. 【請求項14】前記転送先に決定した情報端末から応答
    がない場合、次に高い使用確率を有する情報端末を新た
    な転送先に決定する段階と、 前記受信データが正しい転送先に転送されるまで、前記
    求めた使用確率の高い順に転送先を変更する段階と、を
    含む、請求項11に記載のデータ転送方法。
  15. 【請求項15】前記受信データの最終的な転送結果に基
    づいて、前記求めた情報端末の使用確率を補正する段階
    を含む、請求項14に記載のデータ転送方法。
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