JP4689427B2 - 位置決め用型紙およびそれを用いた設置固定用治具の取り付け方法 - Google Patents
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Description
食器洗浄機をキャビネット上に設置する際に用いられる設置固定用治具をキャビネットの所定の位置に取り付けるための位置決め用型紙であって、
型紙本体が、剛性を有する紙系材料または樹脂系材料を用いて形成されており、
前記キャビネットの一部と係合して、前記型紙本体が前記キャビネットに対して所定の位置に保持されるようにする係合部であって、前記キャビネットの一部と係合することにより、前記キャビネットとの関係において、前記型紙本体の、一対の辺と平行な方向における位置と、前記一対の辺と直交する方向における位置の少なくとも一方の位置が定まるように構成されている係合部と、
前記設置固定用治具を取り付けるべき位置を表示する取り付け位置表示部と
前記型紙本体が略方形で、一つの辺側の端部が、略直角に折り曲げられ、
前記一つの辺と直交する互いに対向する一対の辺側の端部がそれぞれ、前記一つの辺側の端部を折り曲げた方向と同一の面側に折り曲げられ、かつ、
前記一つの辺側の端部および前記互いに対向する一対の辺側の端部にはそれぞれ所定の位置に係合溝が形成され、前記一方の辺側の端部に形成された係合溝と前記互いに対向する一対の辺側の端部に形成された係合溝とを係合させることにより、前記一つの辺側の端部および前記互いに対向する一対の辺側の端部が略直角に折り曲げられた状態が保持されるように構成されているとともに、
前記型紙本体の所定の位置には、前記一つの辺と略平行に切り込みが設けられており、前記一つの辺側の端部を略直角に折り曲げることにより、折り曲げた方向とは逆側の面に、前記キャビネットの前面と係合する係合突起が形成されるように構成されていること
を特徴としている。
請求項1〜10のいずれかに記載の位置決め用型紙を用いて、食器洗浄機をキャビネット上に設置する際に用いられる設置固定用治具をキャビネットの所定の位置に取り付けるための設置固定用治具の取り付け方法であって、
前記位置決め用型紙をキャビネット上の所定の位置にセットする工程と、
前記位置決め用型紙の、前記設置固定用治具を取り付けるべき位置に取り付けられた設置固定用治具をキャビネットに固定する工程と
を具備することを特徴としている。
なお、本願発明において、剛性を有する紙系材料または樹脂系材料の好ましい例としては段ボール紙が挙げられるが、本願発明においては、段ボール紙に限らず、適度な剛性を備えたボール紙などの厚紙や、適度な剛性を備えた発泡樹脂シート、あるいは気泡を含まず、適度な剛性を備えたポリエチレンシート、ウレタン樹脂シートなどの種々の紙系材料または樹脂系材料を用いることが可能である。
例えば、本願発明は、食器洗浄機に限らず、ガスコンロやグリル付き調理器具などの調理器具、食器棚やロッカーなどの収納家具などの種々の機器を、キャビネット上に設置固定用治具を用いて設置する場合に広く適用することが可能である。
したがって、本願発明は、キャビネット上に設置して使用される食器洗浄機の施工技術の分野に広く利用することができる。
11 短辺側の一つの辺
11a 短辺側の一つの辺の端部
12 互いに対向する長辺側の一対の辺
12a,12b 互いに対向する長辺側の一対の辺の端部
13 切り込み
14 係合突起
15 取り付け位置表示部(切り欠き部)
16 両面テープ
17 切り込み加工
21,22 係合溝
30 食器洗浄機
31 本体ケース
32 キャビネット
33 固定治具
34 転倒防止治具
35 固定用係合部
36 転倒防止用係合部
Claims (11)
- 食器洗浄機をキャビネット上に設置する際に用いられる設置固定用治具をキャビネットの所定の位置に取り付けるための位置決め用型紙であって、
型紙本体が、剛性を有する紙系材料または樹脂系材料を用いて形成されており、
前記キャビネットの一部と係合して、前記型紙本体が前記キャビネットに対して所定の位置に保持されるようにする係合部であって、前記キャビネットの一部と係合することにより、前記キャビネットとの関係において、前記型紙本体の、一対の辺と平行な方向における位置と、前記一対の辺と直交する方向における位置の少なくとも一方の位置が定まるように構成されている係合部と、
前記設置固定用治具を取り付けるべき位置を表示する取り付け位置表示部と
を備えていることを特徴とする位置決め用型紙。 - 前記型紙本体が略方形で、一つの辺側の端部が、略直角に折り曲げられ、
前記一つの辺と直交する互いに対向する一対の辺側の端部がそれぞれ、前記一つの辺側の端部を折り曲げた方向と同一の面側に折り曲げられ、かつ、
前記一つの辺側の端部および前記互いに対向する一対の辺側の端部にはそれぞれ所定の位置に係合溝が形成され、前記一方の辺側の端部に形成された係合溝と前記互いに対向する一対の辺側の端部に形成された係合溝とを係合させることにより、前記一つの辺側の端部および前記互いに対向する一対の辺側の端部が略直角に折り曲げられた状態が保持されるように構成されているとともに、
前記型紙本体の所定の位置には、前記一つの辺と略平行に切り込みが設けられており、前記一つの辺側の端部を略直角に折り曲げることにより、折り曲げた方向とは逆側の面に、前記キャビネットの前面と係合する係合突起が形成されるように構成されていること
を特徴とする請求項1記載の位置決め用型紙。 - 前記互いに対向する一対の辺と略直交する一方の辺の使用状態における長さが、キャビネットの幅と略同一となるように形成されており、前記互いに対向する一対の辺と略直交する一方の辺の両端を前記キャビネットの幅方向の両端部に一致させることにより、位置決め用型紙とキャビネットの幅方向の位置が定まるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の位置決め用型紙。
- 前記キャビネットの上面の、幅方向両端部に突出壁が設けられている場合において、前記互いに対向する一対の辺側の略直角に折り曲げられた部分が、前記突出壁の内面に当接して、位置決め用型紙とキャビネットの幅方向の位置が定まるように構成されていることを特徴とする請求項2または3記載の位置決め用型紙。
- 係合部が前記キャビネットと係合し、所定の位置に保持された前記位置決め用型紙の位置を固定するために、前記型紙本体の、前記キャビネットの上面との対向面に両面テープが配設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の位置決め用型紙。
- 前記取り付け位置表示部が前記型紙本体に形成された切り欠き部であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の位置決め用型紙。
- 前記設置固定用治具が型紙本体に予め取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の位置決め用型紙。
- 前記設置固定用治具が前記切り欠き部にテープ止めすることにより取り付けられていることを特徴とする請求項6記載の位置決め用型紙。
- 前記型紙本体の表面に、前記設置固定用治具の取り付け時の施工方法が印刷されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の位置決め用型紙。
- 前記型紙本体には、折り曲げた状態で、食器洗浄機の梱包内に同梱できるように、折り曲げ加工を容易にするための予備加工が施されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の位置決め用型紙。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の位置決め用型紙を用いて、食器洗浄機をキャビネット上に設置する際に用いられる設置固定用治具をキャビネットの所定の位置に取り付けるための設置固定用治具の取り付け方法であって、
前記位置決め用型紙をキャビネット上の所定の位置にセットする工程と、
前記位置決め用型紙の、前記設置固定用治具を取り付けるべき位置に取り付けられた設置固定用治具をキャビネットに固定する工程と
を具備することを特徴とする設置固定用治具の取り付け方法。
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