JP6136067B2 - カウンターの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、キャビネットと、そのキャビネットの上に載置される樹脂製のカウンターと、を固定するカウンターの固定構造に関する。
従来、キャビネットとキャビネットの上部に載置されるカウンターとを固定するカウンターの固定構造として、下記特許文献1に記載されたものが提案されている。下記特許文献1に記載されたカウンターの固定構造では、キャビネットの側面にL字状の部材がねじ孔を挿通するねじを用いて取付けられ、カウンターの下面に基板が固着されている。そして、この基板から垂下してL字状の部材に設けられた貫通孔に挿通されるねじ棒と、この挿通されたねじ棒に下方から螺合して締め付けられたナットとを有している。カウンターとキャビネットとをこのようにねじ固定することで、カウンターをキャビネットに大きな力で引き寄せることができ、強固に一体化させることができる。
特開2007−222460号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたカウンターの固定構造によれば、キャビネットの側面にねじを用いて固定していることに加えて、カウンターの下面においても、ねじ棒やナット等の固定部品を用いて固定している。このため、カウンターとキャビネットの双方に固定部品を用いることとなり部材費用がかかってしまうという問題がある。また、カウンターの反りを矯正した状態でキャビネットに固定するために、カウンターの下面に位置するねじ棒に、ナットを締め付ける必要があるが、作業者がカウンターの下方に移動して上を向いた状態でナットの締め付け作業を行わなければならないので、作業性が悪かったという問題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、カウンターをキャビネットに固定する場合に、部品点数を削減し、かつ、簡単な作業でカウンターを固定することができるカウンターの固定構造を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るカウンターの固定構造は、キャビネットと、前記キャビネットの上に載置される樹脂製のカウンターと、を固定するカウンターの固定構造であって、前記カウンターは、前記キャビネットの上を覆うように天面を上にして配置される天板部と、前記天板部の外縁を構成する辺から前記天面とは反対側に向けて第1方向に延びる少なくとも一対の側壁部と、前記一対の側壁部において一方の内面側から他方の内面側に突出すると共に前記第1方向に延びるように形成されたリブと、を有し、前記キャビネットは、その上部に前記カウンターを取り付けるための受け具が設けられている。前記受け具は、前記リブの厚みよりも狭い間隔をあけて設けられる一対の係合片を有し、前記一対の係合片の間に前記リブを前記キャビネットの上側から挿入し、前記リブを前記一対の係合片で挟持することにより前記カウンターを前記キャビネットに固定することができる。
本発明に係るカウンターの固定構造では、リブの厚みよりも狭い間隔をあけて設けられる一対の係合片を有する受け具をキャビネットの上部に設け、キャビネットの上にカウンターを載置することのみで、カウンターに設けられたリブを一対の係合片の間に挟み込むことができる。このため、カウンターをキャビネットに上方から押し付ける作業だけでカウンターをキャビネットに固定することができるので、ねじやナットを用いた締付作業が不要となる。その結果、作業者はカウンターの下方に移動して上を向いた状態でナットの締付作業をする必要がなくなるので、カウンターの固定作業を容易に行うことができる。また、カウンター側には、一対の係合片に挿入されるリブだけを設ければよいので、ねじを用いて固定する場合よりも部品点数を削減することができる。
また本発明に係るカウンターの固定構造では、前記一対の係合片は、互いに対向する先端に前記リブを押さえるための先細な保持部を有することも好ましい。
この好ましい態様では、一対の係合片における先端に形成された先細な保持部が、カウンターのリブを押さえ込むので、樹脂製のカウンターにねじれや反りが生じていても、矯正してカウンターを固定することができる。カウンターが矯正された状態でキャビネットに固定されるため、カウンターの側壁部とキャビネットの上端の間に隙間が生じることを抑制することができる。その結果、カウンター付きキャビネットの意匠性を損なわないようにすることができる。
また本発明に係るカウンターの固定構造では、前記受け具は、前記一対の係合片の前記キャビネット上側に対応する上面に、前記リブを前記一対の係合片の間に誘導するガイド面を有することも好ましい。
この好ましい態様では、一対の係合片の上面に、リブを一対の係合片の間に誘導するガイド面を設けている。このため、リブの位置が一対の係合片の間から側壁部と水平な方向にずれていたとしても、一対の係合片の間でリブを確実に挟持することができる。その結果、カウンターの固定作業を容易にすることができる。
また本発明に係るカウンターの固定構造では、前記受け具は金属製であり、前記一対の係合片は、互いに対向する前記保持部から離隔しながら上昇するように延び、前記保持部とは反対側の端部において支持される撓み部を有し、前記撓み部は、前記リブの挿入によって撓み、前記保持部を前記リブに向けて付勢することも好ましい。
この好ましい態様では、一対の係合片は、互いに対向する保持部から離隔しながら上昇するように延び、保持部とは反対側の端部において支持される撓み部を有するので、一対の係合片の間にリブが挿入されると、撓み部が撓んで保持部をリブに押し付けることができる。このため、カウンターをキャビネットへ取付けする際に、キャビネットへの取付け位置がずれていたとしても、一対の係合片でカウンターのリブを確実に押さえ込むことができる。
また本発明に係るカウンターの固定構造では、前記受け具は、前記一対の係合片を前記キャビネットの上端から上方に突出させるように設けられており、前記側壁部の前記天面とは反対側の端部は、前記キャビネットの上端に当接されて固定されることも好ましい。
この好ましい態様では、一対の係合片をキャビネットの上端から上方に突出させており、側壁部の端部がキャビネットの上端に当接されて固定されるので、リブは、側壁部よりも短い長さとすることができる。このようにリブを側壁部よりも外側まで延ばす必要がないので、カウンターを搬送する際に、カウンターのリブが他の部材に衝突して破損することを抑制することができる。
また本発明において、前記側壁部の端部が前記キャビネットの上端に当接され、かつ、前記リブが前記一対の係合片で挟持された状態で、前記一対の係合片は、前記側壁部の内面側に接することも好ましい。
この好ましい態様では、側壁部の底面がキャビネットの上面に当接され、かつ、リブが一対の係合片で挟持された状態で、一対の係合片は側壁部の内面側に接するので、カウンターの左右方向における位置ずれを抑制することができる。
本発明によれば、カウンターをキャビネットに固定する場合に、部品点数を削減し、かつ、簡単な作業でカウンターを固定することができるカウンターの固定構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係るカウンターの固定構造を適用した洗面化粧台を示す外観斜視図である。 図1に示すカウンターの斜視図である。 図1に示すキャビネットの斜視図である。 図2に示す受け具の斜視図である。 図2に示す受け具の正面図である。 カウンターをキャビネットに組立てる前の状態を示す断面図である。 カウンターをキャビネットに組立てた後の状態を示す断面図である。 図6から図7に至る状態において、カウンターのリブが受け具に嵌り込む状態を説明するための図である。 変形例におけるカウンターの固定構造を用いて、カウンターをキャビネットに組立てる前の状態を示す拡大斜視図である。 変形例におけるカウンターの固定構造を用いて、カウンターをキャビネットに組立てた後の状態を示す拡大斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態であるカウンターの固定構造を適用して組み立てた洗面化粧台1を示す外観斜視図である。図1において、洗面化粧台1の高さ方向をz軸方向としている。このz軸に直交する平面に沿ってx軸及びy軸を定義し、洗面化粧台1の奥行き方向に沿った方向をy軸方向とし、洗面化粧台1の幅方向に沿った方向をx軸方向としている。図2以降において図中に記載しているx軸、y軸、及びz軸は、図1におけるx軸、y軸、及びz軸を基準としている。洗面化粧台1は、カウンター10と、キャビネット20と、ミラーキャビネット60と、を備えている。
キャビネット20は床上に設置されている。キャビネット20の上部に、カウンター10が載置されている。キャビネット20には、幅方向両端に側板22が一対設けられている。一対の側板22及び図示しない中仕切り板に支持されて、扉21が設けられている。キャビネット20は、主に木製の板状部材を組み合わせて形成される。
カウンター20は、天板部11と、側壁部12a,12bと、洗面ボウル部14と、バックガード部16とを有している。側壁部12aは、天板部11の幅方向両端に設けられている。側壁部12bは、天板部11の前面側端に設けられている。天板部11は、その上面が天面11aとして形成されている。側壁部12a,12bは、天板部11から天面11aとは反対側の第1方向(z軸の負方向)に延びている。洗面ボウル部14は、一対の天板部11の間に設けられている。バックガード部16には、水栓金具40が取り付けられている。カウンター10は、樹脂製の材料で形成され、キャビネット20の上部に載置されるものである。
カウンター10の上部には、ミラーキャビネット60が取り付けられている。ミラーキャビネット60の前面には、3つのミラー付の片開き扉61が備えられている。ミラーキャビネット60の内部には空間が形成され、収納空間として利用することができる。
続いて、図2を参照しながら、図1に示すカウンター10について更に説明する。図2は、図1に示すカウンター10を裏側から見た斜視図を示している。
図2に示すように、カウンター10の両端に設けられた側壁部12aの裏面12aaに、リブ13a,13bが設けられている。リブ13a,リブ13bは、天板部11の裏面11bから側壁部12aの裏面12aaに沿って、第1方向であるz軸方向に沿って設けられている。
リブ13aは、カウンター10をキャビネット20に固定するためのリブである。リブ13aは、側壁部12aよりも短くなるように形成されている。リブ13bは、カウンター10を補強するためのリブである。リブ13bは、側壁部12aと略同等の長さになるように設けられている。本実施形態の場合、リブ13aは3つ、リブ13bは2つ、それぞれ設けられているが、この個数は適宜変更可能なものである。
続いて、図3を参照しながら、図1に示すキャビネット20について説明する。図3は、キャビネット20の斜視図を示している。キャビネット20は、扉21と、側板22と、裏板23と、を有する箱状に形成されている。キャビネット20内の空間は、扉21によって開閉され、キャビネット20の内部を収納空間として利用することができる。キャビネット20における側板22の上部には、金属材料で形成された受け具24が取り付けられている。受け具24は、カウンター10に設けられたリブ13aと略同じ間隔で、複数取付けられている。なお、本実施形態では、受け具24をキャビネット20の側板22に取付けているが、キャビネット20の幕板や裏板23に取付けてもよい。
続いて、図4及び図5を参照しながら、キャビネット20の側板22に取り付ける受け具24についてさらに説明する。図4は、受け具24の斜視図である。図5は、受け具24の正面図である。
図4及び図5に示すように、受け具24は、ベース部241と、一対の固定突起243と、一対の係合片24aとを有している。本実施形態の場合、ベース部241と、一対の固定突起243と、一対の係合片24aとは、一枚の金属板を曲げ加工することで形成されている。
ベース部241の中央付近には、ネジ穴242が一つ設けられている。ベース部241の係合片24aが設けられている一端とは反対側の他端には、一対の固定突起243が設けられている。一対の固定突起243は、一対の係合片24aがベース部241から延びる方向と同じ方向に突出するように設けられている。受け具24をキャビネット20に取り付ける際には、一対の固定突起243を、側板22に差し込み、ネジ穴242を固定ネジで貫通させて固定する。
係合片24aは、一対設けられている。係合片24aは、撓み部244と、保持部245と、上端部246と、接続部247と、を有している。撓み部244と接続部247とは、一枚の金属板を上端部246において折り曲げた形状をなしている。
接続部247は、撓み部244とベース部241とを繋ぐ位置に設けられている。撓み部244は、上端部246によって接続部247に支持されており、上端部246側を支点として撓むように構成されている。
保持部245は、撓み部244の先端側(上端部246とは反対側)に設けられた先細な部分である。このように、一対の係合片24aは、互いに対向する保持部245から離隔しながら上昇するように延び、保持部245とは反対側の端部である上端部246において支持される撓み部244を有する。撓み部244は、リブ13aの挿入によって撓み、保持部245をリブ13aに向けて付勢する。
一対の保持部245の間の距離Dは、リブ13aの厚みよりも小さくなるように設定されている。従って、リブ13aが、一対の保持部245の間に挿入されると、撓み部244が撓んで一対の保持部245の間隔を広げ、リブ13aを受け入れる。撓み部244は弾性変形で撓んでいるので、リブ13aが挿入されると、保持部245をリブ13aに向けて付勢し、保持部245がリブ13aに食い込むように押し付けられる。
また、一対の撓み部244は、保持部245側が最も互いに近接し、そこから離隔するように上端部246に向かっている。従って、上端部246側においては、撓み部244は、リブ13aの幅よりも広くなるように形成されている。例えば、リブ13aを受け具24に挿入する際に、前後方向に多少ずれがあったとしても、一対の撓み部244の間に入り込ませやすくなっている。換言すれば、撓み部244は、リブ13aを一対の係合片24の間に誘導するためのガイド面として機能している。
このように受け具24を構成することで、樹脂製のカウンター10にねじれや反りが生じていても、矯正してカウンター10をキャビネット20に固定することができる。カウンター10が矯正された状態でキャビネット20に固定されるため、カウンター10の側壁部12とキャビネットの側板22の間に隙間が生じることを抑制することができる。その結果、カウンター付きキャビネットの意匠性を損なわないようにすることができる。
続いて、図6、図7、及び図8を参照しながらカウンター10をキャビネット20に組立てる前後の状態について説明する。図6は、図1のA−A断面に相当する部分を示す図であって、カウンター10をキャビネット20に組立てる前の状態を示す図である。図7は、図1のA−A断面に相当する部分を示す図であって、カウンター10をキャビネット20に組立てた後の状態を示す図である。
まず、図6に示すように、カウンター10のリブ13aを、キャビネット20の受け具24の上方に位置するように位置決めする。次に、カウンター10を下降させ、受け具24に形成された一対の係合片24aの上端部246間にリブ13aを上方から挿入する。そして、図7及び図8に示すように、リブ13aを一対の係合片24aに挟持させることで、カウンター10をキャビネット20に固定する。
このように構成することで、カウンター10をキャビネット20に上方から押し付ける作業だけでカウンター10をキャビネット20に固定することができるので、ねじやナットを用いた締付作業が不要となる。その結果、作業者がカウンターの下方に移動して上を向いた状態でナットの締付作業をする必要がなくなるので、カウンター10の固定作業を容易に行うことができる。また、カウンター10側に設けられる部品は、一対の係合片25に挿入されるリブ13だけで構成されるため、ねじを用いて固定する場合よりも部品点数を削減することができる。
また、図8に示すように、受け具24における一対の係合片24aは、キャビネット20における側板22の上面22bよりも上方に突出させるように取り付けられている。また、リブ13aを一対の係合片25に係合したときに、カウンター10における側壁部12の底面12bは、キャビネット20における側板22の上面22bに当接するようになっている。
このように構成することで、リブ13aは、キャビネット20における側板22の上面22bより上方に位置し、側壁部12の底面12bは側板22の上面22bに当接するので、リブ13aは、側壁部12の底面12bより下方に延ばさずに形成することができる。その結果、カウンター10を搬送する際に、カウンター10のリブ13aが他の部材に衝突して破損することを抑制することができる。
図9及び図10は、変形例としてのカウンターの固定構造を示す拡大斜視図である。図9は、カウンター10をキャビネット20に組立てる前の状態を示す拡大斜視図であり、図10は、カウンター10をキャビネット20に組立てた後の状態を示す拡大斜視図である。
図9に示すように、キャビネット20における側板22に一対の係合片70が設けられている。一対の係合片70には、ガイド部71、エッジ72(保持部)、回動部材73が形成されている。カウンター10における天板部11、側壁部12、リブ13aの構成は、上述した実施形態の構成と同一である。
ガイド部71は、例えばz軸の負方向に、かつ、y軸の正方向又は負方向に向かって傾斜する傾斜面を有しているため、上方から挿入されるリブ13aを一対の係合片70の間に誘導することができる。このように構成することで、リブ13aを挿入する位置が、一対の係合片70の間からy軸方向にずれていたとしても、一対の係合片70でリブ13aを確実に挟持することができる。その結果、カウンター10の固定作業を容易にすることができる。
エッジ72(保持部)は、一対の係合片70の先端に形成され、リブ13aを一対の係合片70の間に挿入したときに、リブ13aを押さえ込むことができるように形成されている。エッジ72の形状は、リブ13aの表面に噛み込むことができるような先細な形状である。このように構成することで、樹脂製のカウンター10にねじれや反りが生じていても、矯正してカウンター10をキャビネット20に固定することができる。
回動部材73は、一対の係合片70をキャビネット20の側板22に取付け、一対の係合片70を回動可能な状態で支持している。回動部材73により、一対の係合片70は回動部材73を中心として回動するように形成されている。
図10に示すように、一対の係合片70の間にリブ13aが上方から挿入されると、一対の係合片70は回動部材73を中心として回動し、一対の係合片70の間でリブ13aを挟持することができる。このように構成することで、カウンター10を上から押し付けるだけの作業でキャビネット20にカウンター10を固定することができる。このため、ねじやナットを用いた締付作業が不要となるので、カウンター10の固定作業を容易に行うことができる。また、カウンター10側に設けられる部品は、一対の係合片24aに挿入されるリブ13aだけで構成されるため、ねじを用いて固定する場合よりも部品点数を削減することができる。
なお、本実施形態では、カウンターの固定構造を洗面化粧台1に適用する場合を例に説明したが、本発明を実施する形態はこれに限定されるものではなく、流し台やその他の家具にも適用することができる。
1:洗面化粧台
10:カウンター
11:天板部
12:側壁部
13a,13b:リブ
14:洗面ボウル部
16:バックガード部
20:キャビネット
21:扉
22:側板
23:裏板
24:受け具
24a:係合片
241:ベース部
243:固定突起
244:撓み部
245:保持部
40:水栓
60:ミラーキャビネット
61:扉

Claims (6)

  1. キャビネットと、前記キャビネットの上に載置される樹脂製のカウンターと、を固定するカウンターの固定構造において、
    前記カウンターは、前記キャビネットの上を覆うように天面を上にして配置される天板部と、前記天板部の外縁を構成する辺から前記天面とは反対側に向けて第1方向に延びる少なくとも一対の側壁部と、前記一対の側壁部において一方の内面側から他方の内面側に突出すると共に前記第1方向に延びるように形成されたリブと、を有し、
    前記キャビネットは、その上部に前記カウンターを取り付けるための受け具が設けられており、
    前記受け具は、前記リブの厚みよりも狭い間隔をあけて設けられる一対の係合片を有し、
    前記一対の係合片の間に前記リブを前記キャビネットの上側から挿入し、前記リブを前記一対の係合片で挟持することにより前記カウンターを前記キャビネットに固定することを特徴とするカウンターの固定構造。
  2. 前記一対の係合片は、互いに対向する先端に前記リブを押さえるための先細な保持部を有することを特徴とする請求項1に記載のカウンターの固定構造。
  3. 前記受け具は、前記一対の係合片の前記キャビネット上側に対応する上面に、前記リブを前記一対の係合片の間に誘導するガイド面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のカウンターの固定構造。
  4. 前記受け具は金属製であり、
    前記一対の係合片は、互いに対向する前記保持部から離隔しながら上昇するように延び、前記保持部とは反対側の端部において支持される撓み部を有し、
    前記撓み部は、前記リブの挿入によって撓み、前記保持部を前記リブに向けて付勢することを特徴とする請求項に記載のカウンターの固定構造。
  5. 前記受け具は、前記一対の係合片を前記キャビネットの上端から上方に突出させるように設けられており、
    前記側壁部の前記天面とは反対側の端部は、前記キャビネットの上端に当接されて固定されることを特徴とする請求項1に記載のカウンターの固定構造。
  6. 前記側壁部の端部が前記キャビネットの上端に当接され、かつ、前記リブが前記一対の係合片で挟持された状態で、前記一対の係合片は、前記側壁部の内面側に接することを特徴とする請求項5に記載のカウンターの固定構造。
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