JP5991863B2 - 食器洗浄機の係合体用取付冶具 - Google Patents

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Description

本発明は、上部が開口された洗浄槽が、本体ケーシングの前部に形成された洗浄槽挿脱用開口を通して前記本体ケーシングに対して挿脱されることにより、前記本体ケーシングの内部の洗浄運転用の収納位置に収納された収納状態と前記本体ケーシングの前方に引き出された引出し状態とに切換え自在に構成され、前記洗浄槽の前記収納状態において前記洗浄槽挿脱用開口を閉じる矩形板状の扉体の後面に取付けた係合体が、前記洗浄槽の前部に設けた係合部に係合された状態で、前記扉体が前記洗浄槽の前部に装着される食器洗浄機において、前記扉体に前記係合体を取付ける際に、前記扉体に対する前記係合体の取付け位置を定める食器洗浄機の係合体用取付冶具に関する。
上部が開口された洗浄槽が本体ケーシングに対して挿脱される、いわゆる引出し式の食器洗浄機は、通常、システムキッチンのキッチンカウンタの下方に、引出し式の収納部等の複数の収納部や固定パネル等の設置体と並ぶ状態で設置されて、皿や茶碗等の食器類を洗浄するのに使用されることになる。
つまり、洗浄槽を本体ケーシングから引き出した引出し状態にして、皿や茶碗等の食器類を洗浄槽の内部に収容し、その後、洗浄槽を本体ケーシングの内部の収納位置に収納した収納状態にして、洗浄運転を行い、洗浄運転が終了した後においては、洗浄槽を本体ケーシングから引き出した引出し状態にして、皿や茶碗等の食器類を洗浄槽から取出すことになる。
このような食器洗浄機の従来例として、洗浄槽の収納状態において洗浄槽挿脱用開口を閉じる矩形板状の扉体の後面に取付けた係合体が、洗浄槽の前部に設けた係合部に係合された状態で、扉体が前記洗浄槽の前部に装着されたものがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
ちなみに、特許文献1及び特許文献2においては、洗浄槽の前部の上方側部分に、引出し操作用の把手部及び操作パネルが設けられ、洗浄槽の前部における操作パネルの下方側部分に、扉体が装着されており、洗浄槽の収納状態において、操作パネルと扉体とによって、洗浄槽挿脱用開口を閉じるように構成されている。
そして、扉体の表面が、キッチンカウンタの下方に配置される複数の収納部や固定パネル等の設置体の表面と、同一の色調で、同一の図柄となるように構成されて、システムキッチン全体の外観を美麗な状態にするようになっている。
特開2005−253824号公報 特開2012−16371号公報
扉体の表面を、システムキッチンのキッチンカウンタの下方に配置される複数の収納部や固定パネル等の設置体の表面と、同一の色調で、同一の図柄となるように構成する場合においては、食器洗浄機を設置する施工現場において、洗浄槽に対して扉体を装着することになる。
すなわち、食器洗浄機の製造会社にて製造された食器洗浄機が、扉体を装着しない状態で食器洗浄機を設置する施工現場に搬送され、システムキッチンの製造会社等によって製作された扉体が、別途、食器洗浄機を設置する施工現場に搬送されることになり、施工現場において、洗浄槽に対して扉体を装着することになる。
つまり、システムキッチンの購入者が、キッチンカウンタの下方に配置される複数の収納部や固定パネル等の設置体の表面の色調や図柄を選ぶと、システムキッチンの製造会社等によって、設置体の表面の色調や図柄と同一となる表面を備える扉体が施工現場に用意されることになり、施工者が、施工現場において、洗浄槽に対して扉体を装着することになる。
洗浄槽に対して扉体を装着するには、食器洗浄機の製造会社にて製造された係合体が、食器洗浄機とともに、食器洗浄機を設置する施工現場に搬送されているから、先ず、扉体の後面に、係合体を取付け、次に、係合体を洗浄槽の前部に設けた係合部に係合させることによって、洗浄槽に対して扉体を装着することになるが、扉体の後面に係合体を取付ける際には、係合体を扉体の設定適正位置に的確に取り付ける必要がある。
つまり、扉体の後面に取付けた係合体が、扉体の設定適正位置に的確に取付けられていないと、洗浄槽に装着した扉体の位置が、洗浄槽に対する適正位置から上下や左右にずれる不都合や、洗浄槽に装着した扉体の姿勢が、洗浄槽に対する適正姿勢から左右や前後に傾く不都合が生じることになる。
そして、このような不都合が発生すると、例えば、キッチンカウンタの下方に設置される複数の収納部や固定パネル等の設置体のうちの、扉体に隣接する設置体と扉体との間隔が、狭すぎる状態や広すぎる状態となる不適正状態や、扉体の姿勢が扉体に隣接する設置体に対して左右や前後に傾くことになる不適正状態が発生する等、キッチンカウンタの下方に設置される設置体と、扉体との相対関係が、適正な関係とならないものとなって、システムキッチン全体の外観を十分に美麗な状態にすることができないものとなる。
したがって、扉体の後面に取付けた係合体が、扉体に対する設定適正位置に取付けられていないと、システムキッチン全体の外観を十分に美麗な状態にすることができないものとなるから、扉体に係合体を取付ける際には、扉体に対する係合体の取付け位置を設定適正位置に的確に定める必要がある。
尚、キッチンカウンタの下方に設置される設置体と、扉体との相対関係が、適正な関係とならない場合に、設置体と扉体との相対関係を適正な関係に修正すべく、係合体と係合部との係合状態を調節する機能を備えさせることが、従来から行われているが、係合体と係合部との係合状態は大きく調節することはできないものであるから、このように係合体と係合部との係合状態を調節する機能が備えられていても、扉体に係合体を取付ける際には、極力、扉体に対する係合体の取付け位置を設定適正位置に的確に定める必要がある。
このように、扉体に係合体を取付ける際には、扉体に対する係合体の取付け位置を設定適正位置に的確に定める必要があるが、従来では、食器洗浄機の製造会社にて提供される取付け説明書に記載された取付け位置を参照して、物差し等の計測具を用いて、例えば、扉体の外周縁からの距離を計測しながら、扉体に対する係合体の取付け位置を定める等、計測具を用いて扉体に対する係合体の取付け位置を定める作業が行われている。
しかしながら、このような作業は煩雑で手間が掛かる作業であるばかりでなく、ミスを起こし易い作業であるため、改善が望まれるものであった。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、扉体に係合体を取付ける際に、扉体に対する係合体の取付け位置を簡単な作業で設定適正位置に的確に定めることができる食器洗浄機の係合体用取付冶具を提供する点にある。
本発明の食器洗浄機の係合体用取付冶具は、上部が開口された洗浄槽が、本体ケーシングの前部に形成された洗浄槽挿脱用開口を通して前記本体ケーシングに対して挿脱されることにより、前記本体ケーシングの内部の洗浄運転用の収納位置に収納された収納状態と前記本体ケーシングの前方に引き出された引出し状態とに切換え自在に構成され、前記洗浄槽の前記収納状態において前記洗浄槽挿脱用開口を閉じる矩形板状の扉体の後面に取付けた係合体が、前記洗浄槽の前部に設けた係合部に係合された状態で、前記扉体が前記洗浄槽の前部に装着される食器洗浄機において、前記扉体に前記係合体を取付ける際に、前記扉体に対する前記係合体の取付け位置を定めるものであって、その第1特徴構成は、
前記扉体に対して重ね合わせた状態に装着自在な板状の冶具本体に、前記扉体の4つの辺の夫々に対応する4つの側端面のうちの、少なくとも隣接する2つの側端面との接当により、前記扉体に対する前記冶具本体の前記扉体の板面方向での位置を定める位置決め接当部、及び、前記冶具本体に対して前記係合体を位置させる係合体存在箇所を示す位置指示部が設けられ、
前記位置指示部が示す前記係合体存在箇所が、前記冶具本体が前記位置決め接当部によって前記扉体に対して位置決めされた位置決め状態において、前記扉体に対して前記係合体を取付ける設定適正位置に対応する箇所であるように構成され
前記位置決め接当部が、前記扉体における複数の前記側端面の夫々に各別に当て付ける複数の当て付け部を備える状態に構成され、
前記当て付け部の夫々が、前記冶具本体に対する折曲げ予定線に対して前記冶具本体の外方側に向けて突出する状態で位置しかつ前記折曲げ予定線に沿って前記扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げる操作片部と、その操作片部から前記冶具本体の内方側に向けて突出する状態で前記操作片部に連なる扉体当て付け用舌片とを備える形態に構成され、
前記扉体当て付け用舌片が、前記操作片部を前記扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げたときに、前記扉体の存在予定側に向けて起立するように構成され、
前記冶具本体が折曲げ可能な材料にて構成され、
前記当て付け部の前記操作片部及び前記扉体当て付け用舌片が、前記冶具本体の一部を起立させる形態で構成され、
前記位置決め接当部が、複数の前記当て付け部として、前記扉体の4つの側端面のうちの、左右の側端面の夫々に当て付ける左右一対の左右位置規制用当て付け部、及び、前記扉体の4つの側端面のうちの、上下の側端面のいずれかに当て付ける上下位置規制用当て付け部を備えるように構成されている点を特徴とする。
すなわち、冶具本体の位置決め接当部を、扉体の4つの辺の夫々に対応する4つの側端面のうちの、接当させるべき側端面に当て付けるようにしながら、冶具本体を、扉体に対して重ね合わせた状態に装着すると、冶具本体が、扉体に対して位置決めされた位置決め状態で、扉体に対して重ね合わせた状態に装着されることになる。
そして、冶具本体の位置指示部にて示される係合体存在箇所が、冶具本体が位置決め接当部によって扉体に対して位置決めされた位置決め状態において、扉体に対して係合体を取付ける設定適正位置に対応する箇所であるから、冶具本体が位置決め接当部によって扉体に対して位置決めされた位置決め状態において、位置指示部にて示される係合体存在箇所に、係合体を位置させることにより、係合体を扉体に対する設定適正位置に位置させることができるものとなる。
したがって、冶具本体を、位置決め接当部によって扉体に対して位置決めした位置決め状態で、扉体に対して重ね合わせた状態に装着したときに、位置指示部にて示される係合体存在箇所に位置させた係合体を、扉体に取付けることによって、係合体を扉体の設定適正位置に取付けることができることになる。
ちなみに、冶具本体の位置指示部にて示される係合体存在箇所に係合体を位置させる作業は、例えば、食器洗浄機をシステムキッチンに装着する施工現場において、冶具本体が、位置決め接当部によって扉体に対して位置決めされた位置決め状態で、扉体に対して重ね合わせた状態に装着されたときに、冶具本体の位置指示部にて示される係合体存在箇所に係合体を位置させるようにする等、食器洗浄機をシステムキッチンに装着する施工現場にて、施工者が行ってもよいが、食器洗浄機の製造会社が、予め、係合体を冶具本体に取付けるようにしておいてもよい。
つまり、本発明の係合体用取付冶具は、食器洗浄機の製造会社にて作成されて、食器洗浄機と共に梱包された状態で、食器洗浄機をシステムキッチンに装着する施工現場に搬送されるものであるから、食器洗浄機の製造会社にて、予め、係合体を冶具本体に取付けておき、係合体が取付けられた冶具本体を、食器洗浄機と共に、食器洗浄機をシステムキッチンに装着する施工現場に搬送してもよい。
以上の通り、本第1特徴構成によれば、位置決め接当部を、扉体の4つの辺の夫々に対応する4つの側端面のうちの、接当させるべき側端面に当て付けるようにしながら、冶具本体を、扉体に対して重ね合わせた状態に装着するという簡単な作業を行いながら、係合体を扉体に対する設定適正位置に位置させることができるのである。
要するに、本発明の第1特徴構成によれば、扉体に係合体を取付ける際に、扉体に対する係合体の取付け位置を簡単な作業で設定適正位置に的確に定めることができる食器洗浄機の係合体用取付冶具を提供できる。
、位置決め接当部が、複数の当て付け部の夫々を扉体の複数の側端面に各別に当て付けることによって、扉体に対して冶具本体を位置決めすることになる。
そして、位置決め接当部が備える複数の当て付け部の夫々が、操作片部を扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げることにより、扉体当て付け用舌片を扉体の存在予定側に向けて起立させる形態に構成されるものであるから、冶具本体を扉体に重ね合わせた状態に装着する際に、操作片部を扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げて、扉体当て付け用舌片を扉体の存在予定側に向けて起立させることになる。
このように、位置決め接当部が備える複数の当て付け部の夫々は、冶具本体を扉体に重ね合わせた状態に装着する際には、操作片部や扉体当て付け用舌片が、冶具本体から扉体の存在予定側とは反対側や扉体の存在予定側に突出する状態になるものの、操作片部を折り曲げない状態においては、操作片部や扉体当て付け用舌片が、冶具本体から扉体の存在予定側とは反対側や扉体の存在予定側に突出しないものとなるから、冶具本体の搬送を良好に行ない易いものとなる。
つまり、本発明の係合体用取付冶具は、食器洗浄機の製造会社にて作成されて、食器洗浄機と共に梱包された状態で、食器洗浄機をシステムキッチンに装着する施工現場に搬送されることになるが、操作片部を折り曲げない状態においては、操作片部や扉体当て付け用舌片が、冶具本体から扉体の存在予定側とは反対側や扉体の存在予定側に突出しない状態となるから、冶具本体の厚さ方向での大きさを小さくできるため、梱包の際に、冶具本体を小さなスペースで収納し易いものとなり、搬送上有利となるのである。
また、当て付け部の操作片部が、冶具本体に対する折曲げ予定線に対して冶具本体の外方側に向けて突出する状態で位置しかつ折曲げ予定線に沿って扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げられるものであり、そして、扉体当て付け用舌片が、操作片部から冶具本体の内方側に向けて突出する状態で操作片部に連なるものであるから、扉体当て付け用舌片を扉体の側端面に適切に当て付けることができる。
つまり、折り曲げられた操作片部は、折り曲げられる前の状態に復帰する傾向となるから、操作片部が折り曲げられる前の状態に復帰しようとする復帰力にて、扉体当て付け用舌片を扉体の側端面に押し付けるようにすることができるため、扉体当て付け用舌片を扉体の側端面に適切に当て付けることができるのである。
要するに、本発明の第特徴構成は、上記した作用効果に加えて、冶具本体の搬送を良好に行うことができ、しかも、扉体当て付け用舌片を扉体の側端面に適切に当て付けることができる食器洗浄機の係合体用取付冶具を提供できる。
、冶具本体が折曲げ可能な材料にて構成されて、当て付け部の操作片部及び扉体当て付け用舌片が、冶具本体の一部を起立させる形態で構成されているから、位置決め接当部を備える冶具本体の構成の簡素化を図ることができる。
つまり、当て付け部の操作片部及び扉体当て付け用舌片を備える部材を別途作成して、その部材を冶具本体に付設する形態で、位置決め接当部の当て付け部を冶具本体に備えさせるようにすることが考えられるが、本第3特徴構成によれば、折曲げ可能な材料にて構成されている冶具本体を用いて、当て付け部の操作片部及び扉体当て付け用舌片を構成するものであるから、位置決め接当部を備える冶具本体の構成の簡素化を図ることができるのである。
ちなみに、操作片部や扉体当て付け用舌片を、冶具本体の一部を起立させる形態で構成する場合において、操作片部や扉体当て付け用舌片を冶具本体から切り離すための分離部が必要なときには、その分離部を予め冶具本体に形成しておくことになる。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、上記した作用効果に加えて、位置決め接当部を備える冶具本体の構成の簡素化を図ることができる食器洗浄機の係合体用取付冶具を提供できる。
、位置決め接当部が、複数の当て付け部として、左右一対の左右位置規制用当て付け部、及び、上下位置規制用当て付け部を備えているから、冶具本体を扉体に対する位置決め状態にする位置決め作業の容易化を図ることができ、しかも、位置決め状態の安定化を図ることができるものとなる。
つまり、冶具本体を扉体に対する位置決め状態にする際の作業手順としては、先ず、上下位置規制用当て付け部を、扉体の上下の側端面のうちの当て付ける側端面から離れるようにした状態において、左右一対の左右位置規制用当て付け部を扉体の左右の側端面の夫々に当て付けるようにすべく、冶具本体を扉体の横幅方向に移動操作しながら下方に操作し、次に、左右一対の左右位置規制用当て付け部によって、扉体に対して、扉体横幅方向の移動が規制されている冶具本体を、扉体の上下幅方向に移動させて、上下位置規制用当て付け部を、扉体の上下の側端面のうちの当て付ける側端面に当て付けるようにする作業手順を用いることができる。
このような作業手順は、冶具本体を扉体横幅方向に移動操作することと、冶具本体を扉上下幅方向に移動させることとを、順次各別に行うものであるから、冶具本体の移動操作が行い易いものであり、しかも、冶具本体を扉上下幅方向に移動させる際には、冶具本体の扉体の横幅方向の移動が規制されているから、冶具本体を扉体の上下幅方向に移動させることが一層行い易いものとなるため、冶具本体を扉体に対する位置決め状態にする位置決め作業の容易化を図ることができるのである。
しかも、冶具本体を扉体に対して位置決めした位置決め状態においては、左右一対の左右位置規制用当て付け部が扉体の左右の側端面の夫々に当て付けられ、かつ、上下位置規制用当て付け部が扉体の上下の側端面のいずれかに当て付けられるものであるから、冶具本体が、扉体の4つの側端面のうちの3つの端面を用いて位置決めされるため、位置決め状態が安定化するものとなる。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、上記した作用効果に加えて、冶具本体を扉体に対する位置決め状態にする位置決め作業の容易化を図ることができ、しかも、位置決め状態の安定化を図ることができる食器洗浄機の係合体用取付冶具を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第特徴構成に加えて、
前記扉体が、前記洗浄槽の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うように構成され、
前記上下位置規制用当て付け部として、前記位置指示部の前記扉体に対する位置を扉体上下幅方向で異なる位置に変更する複数の上下位置規制用当て付け部が設けられている点を特徴とする。
すなわち、扉体が、洗浄槽の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うように構成されているから、扉体の表面を、キッチンカウンタの下方に配置される複数の収納部や固定パネル等の設置体の表面と、同一の色調で、同一の図柄となるようにすることによって、食器洗浄機の前面の全体を、キッチンカウンタの下方に設置される複数の収納部や固定パネル等の設置体の表面と、同一の色調で、同一の図柄となるようにすることができるため、食器洗浄機が設置されるシステムキッチンの外観を一層美麗な状態にすることができる。
ちなみに、例えば、食器洗浄機の操作パネルを、扉体の後方側箇所に設置して、洗浄槽を本体ケーシングから少し引き出した状態で、操作パネルを操作するように構成することや、リモコン式の操作部を設けるようにすることによって、扉体が、洗浄槽の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うように構成されていても、食器洗浄機の運転操作を行えるものとなる。
このように、扉体が、洗浄槽の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うように構成されている場合には、扉体として、上下幅が本体ケーシングの上下幅と略同じ大きさの標準的なものに加えて、上下幅が本体ケーシングの上下幅よりも大きいものを使用することが可能となる。
つまり、通常、システムキッチンのキッチンカウンタの下方に配置される複数の収納部や固定パネル等の設置体のうち、食器洗浄機の設置箇所の横側に隣接する設置体の表面の上下幅は、標準的には、食器洗浄機の本体ケーシングの上下幅と、略同じ大きさに定められることになり、この場合には、扉体としては、上下幅が本体ケーシングの上下幅と略同じ大きさの標準的なものを用いることになる。
しかしながら、近年では、食器洗浄機の設置箇所の横側に隣接する設置体の上下幅を、標準的な大きさよりも大きくすることが行われており、このような場合には、食器洗浄機に装着する扉体として、標準的な大きさよりも大きな上下幅の扉体が、食器洗浄機の施工現場に用意されることになる。
ちなみに、上下幅が標準的な大きさよりも大きな上下幅の扉体は、本体ケーシングの上方へ突出させる状態で、洗浄槽の前部に取付けられることになる。
本第特徴構成においては、位置決め接当部の上下位置規制用当て付け部として、位置指示部の扉体に対する位置を扉体上下幅方向で異なる位置に変更する複数の上下位置規制用当て付け部が設けられているから、食器洗浄機に装着する扉体の上下幅に合わせて、複数の上下位置規制用当て付け部のうちから、適正な上下位置規制用当て付け部を選択することができるため、食器洗浄機に装着する扉体の上下幅が変更しても、冶具本体が位置決め接当部によって扉体に対して位置決めされた位置決め状態においては、位置指示部にて示される係合体存在箇所に位置させた係合体が、扉体の設定適正位置に位置されることになり、係合体を扉体の設定適正位置に取付けることができるのである。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、上記した第特徴構成による作用効果に加えて、扉体によって洗浄槽の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うようにすることによって、食器洗浄機が設置されるシステムキッチンの外観を一層美麗な状態にすることができ、しかも、食器洗浄機に装着する扉体の上下幅が変化しても、係合体を扉体の設定適正位置に取付けるのに便利に使用できる食器洗浄機の係合体用取付冶具を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第1又は特徴構成に加えて、
前記位置指示部が、前記冶具本体に形成された切欠部として構成されている点を特徴とする。
すなわち、位置指示部が、冶具本体に形成された切欠部として構成されているから、その切欠部にて、係合体存在箇所が示されることになる。
つまり、係合体を切欠部に嵌め込むことによって、係合体を係合体存在箇所に位置させることができることになる。
このように、係合体を、切欠部に嵌め込むことによって、係合体存在箇所に位置させることができるものであるから、冶具本体に対して、係合体を係合体存在箇所に位置決めし易いものとなり、係合体を扉体の設定適正位置に一層的確に取付けることができる。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、上記した第1又は徴構成による作用効果に加えて、係合体を扉体の設定適正位置に一層的確に取付けることができる食器洗浄機の係合体用取付冶具を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第特徴構成に加えて、
前記係合体が、前記冶具本体に予め取付けられている点を特徴とする。
すなわち、係合体が、冶具本体に予め取付けられているから、冶具本体を、位置決め接当部によって位置決めした状態で、扉体に対して重ね合わせた状態に装着すれば、係合体を扉体に対する設定適正位置に位置させることができるものであるから、係合体の取付け作業の一層の簡略化を図ることができる。
しかも、係合体が、冶具本体の切欠部に嵌め込むことによって、係合体存在箇所に位置されているから、例えば、係合体と冶具本体とに亘って接着テープを貼付する等、係合体を冶具本体に予め取り付ける構成の簡素化を図ることができる。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、上記した第特徴構成による作用効果に加えて、係合体の取付け作業の一層の簡略化を図り、しかも、係合体を冶具本体に予め取り付ける構成の簡素化を図ることができる食器洗浄機の係合体用取付冶具を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第1〜第特徴構成のいずれかに加えて、
前記冶具本体における前記扉体に対向する面に、前記冶具本体を前記扉体に位置決めする両面テープが設けられ、
前記冶具本体に、前記扉体の存在予定側に突出して前記扉体の後面と接当自在な複数の支持部が、退避状態に切換え操作自在に設けられている点を特徴とする。
すなわち、冶具本体における前記扉体に対向する面に、冶具本体を扉体に位置決めする両面テープが設けられているから、冶具本体を、位置決め接当部によって扉体に対して位置決めした位置決め状態で、扉体に対して重ね合わせた状態に装着した際に、両面テープによって、冶具本体と扉体とを接続することができる。
このように、冶具本体と扉体とを接続することができるから、係合体をビス等によって扉体に取付ける際に、冶具本体と扉体との相対移動を抑制するための特別な操作を行うことなく、冶具本体と扉体とを位置決め状態に維持できるため、取付け作業の簡略化を図りながらも、係合体を扉体に対する設定適正位置に的確に取付けることができる。
しかも、冶具本体に、扉体の存在予定側に突出して前記扉体の後面と接当自在な複数の支持部が、退避状態に切換え操作自在に設けられているから、冶具本体を、位置決め接当部によって扉体に対して位置決めした位置決め状態にすべく、冶具本体を扉体の横幅方向や上下幅方向に移動操作するときに、支持部によって冶具本体を扉体から浮上した状態に維持できるため、冶具本体の扉体に対向する面に両面テープが存在しながらも、冶具本体を扉体の横幅方向や上下幅方向に移動操作することを良好に行えることになる。
そして、位置決め接当部によって扉体に対して冶具本体を位置決めした位置決め状態に操作した後に、支持部を退避状態に切換えることにより、冶具本体と扉体とを両面テープによって、接続することができる。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、上記した第1〜第特徴構成のいずれかによる作用効果に加えて、係合体を扉体に取付ける作業の簡略化を図りながらも、係合体を扉体に対する設定適正位置に的確に取付けることができ、しかも、冶具本体の扉体に対向する面に両面テープが存在しながらも、冶具本体を扉体の横幅方向や上下幅方向に移動操作することを良好に行える食器洗浄機の係合体用取付冶具を提供できる。
食器洗浄機の斜視図 扉体の装着部の一部切欠側面図 洗浄槽の斜視図 洗浄槽の正面図 図4におけるV−V線矢視図 図2におけるVI−VI線矢視図 固定受け金具の斜視図 洗浄槽側レール部材の斜視図 洗浄槽に前カバーを装着した状態の斜視図 扉体に係合体を装着した状態の斜視図 係合体の正面図 図11におけるXII−XII線矢視図 係合体の下方側係合作用部を示す斜視図 図11におけるXIV−XIV線矢視図 上方側係合部分の側面図 下方側係合部分の側面図 偏心回転体の斜視図 システムキッチンの斜視図 食器洗浄機をキッチンカウンタに装備した状態の切欠側面図 第1実施形態の食器洗浄機用係合体取付冶具を示す斜視図 同冶具を用いた設置手順を示す斜視図 同冶具を用いた設置手順を示す斜視図 同冶具を用いた設置手順を示す斜視図 同冶具を用いた設置手順を示す斜視図 別実施形態の扉体装着部を示す斜視図 別実施形態の食器洗浄機を示す側面図 第2実施形態の係合体取付冶具を示す斜視図 同冶具の要部を示す平面図 第3実施形態の係合体取付冶具を示す斜視図 同冶具の要部を示す平面図 第4実施形態の係合体取付冶具を示す斜視図 同冶具を示す縦断側面図
〔第1実施形態〕
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(食器洗浄機の構成)
図1に示すように、洗浄槽挿脱用開口Aが前部に形成された直方体状の本体ケーシング1が設けられ、平面視形状が四角状でかつ上部が開口された洗浄槽2が、洗浄槽挿脱用開口Aを通して本体ケーシング1に対して挿脱されることにより、本体ケーシング1の内部の洗浄運転用の収納位置に収納された収納状態と本体ケーシング1の前方に引き出された引出し状態とに切換え自在に設けられて、引出し式の食器洗浄機Sが構成されている。
すなわち、引出し式の食器洗浄機Sは、洗浄槽2を本体ケーシング1から引き出した引出し状態において、食器類等の洗浄対象物を洗浄槽2の内部に収納し、洗浄槽2を本体ケーシング1の収納位置に収納した収納状態において、洗浄運転を行うように構成されている。
尚、洗浄槽2の下方には、洗浄ポンプ等の機器類が、洗浄槽2に組付けられた状態で配設され、洗浄槽2の内部には、洗浄ノズルや加熱用ヒータ等が配設され、また、洗浄槽2の内部には、食器類等の洗浄対象物を収納する洗浄カゴが、取出し自在に収納されることになるが、それらの構成は周知であるので、本実施形態においては説明を省略する。
また、洗浄槽2を本体ケーシング1に収納した状態において洗浄槽2の上面部を閉塞する内蓋部が、洗浄槽2を本体ケーシング1から引き出した引出し状態では洗浄槽2の上面部を開口するように、洗浄槽2の引き出し及び収納に伴って自動的に開閉される形態で設けられることになるが、その構成は周知であるので、本実施形態においては説明を省略する。
図1及び図2に示すように、洗浄槽2の前部には、洗浄槽2の収納状態において、本体ケーシング1の洗浄槽挿脱用開口Aを閉じる矩形板状の扉体3が設けられている。
本実施形態の扉体3は、洗浄槽2の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うように構成され、扉体3の上部側箇所には、引出し操作用の把手部4が設けられている。
具体的には、扉体3は、その横幅が本体ケーシング1の横幅よりも少し大きく、且つ、その上下幅が本体ケーシング1の上下幅と同じ大きさとなるように構成されている。
ちなみに、洗浄槽2の前端部の上方箇所、つまり、扉体3の上部側部分の後方側箇所には、洗浄運転に関する種々の情報を指令する操作パネルBが装備されており、洗浄槽2を引出し状態にして、操作パネルBにて洗浄運転に関する情報を入力し、その後、洗浄槽2を収納状態することによって、運転制御部(図示せず)が、操作パネルBにて入力された情報に基づいて、洗浄ポンプや加熱用ヒータ等を作動させて洗浄運転を実行するように構成されている。
尚、図示はしないが、洗浄槽2を収納状態にロックするロック装置や、洗浄槽2が収納状態であること検出する収納検出装置が装備されおり、上記運転制御部が、洗浄槽2が収納状態であることを確認しながら、洗浄運転を実行するように構成されている。
図1に示すように、洗浄槽2を本体ケーシング1に対して移動自在に支持する左右一対のスライド式レール機構Lが、洗浄槽2の底部の左右両端部に対応する箇所に設けられており、洗浄槽2が、引出し状態において、その大部分を本体ケーシング1の外方に露出させる状態に引き出すことができるように構成されている。
つまり、図3〜図5及び図8に示すように、スライド式レール機構Lを構成する洗浄槽側レール部材6に、長尺状の洗浄槽接続部材7が装備され、この洗浄槽接続部材7に、洗浄槽2の底部の左右両端部が取付けられている。
尚、洗浄槽側レール部材6は、本体ケーシング1に設けた本体ケーシング側レール部材(図示せず)に対して、スライド自在に係合されることになる。
ちなみに、図3及び図4に示すように、洗浄槽2の左右の側壁2Sの下端部には、スライド式レール機構Lを覆う下方張出部2dが延設され、また、図3及び図6に示すように、洗浄槽2の左右の側壁2Sの前端部には、洗浄槽2の前面部に設けた機器類を覆う前方張出部2fが延設されている。
尚、下方張出部2dと前方張出部2fとは、一連に連なる板状に形成されている。
図18及び図19に示すように、本実施形態の食器洗浄機Sは、システムキッチンKのキッチンカウンタ8の下方に、引出し式の収納部や固定パネル等の設置体Dと並べる状態で設置されるものであって、扉体3の表面が、設置体Dの前面部の表面と、同一の色調で、同一の図柄となるように構成されている。
尚、図19においては、食器洗浄機Sの下方に、設置体Dとして、引出し式の収納部が配置される場合を例示する。
(扉体の装着構成)
食器洗浄機Sの扉体3は、食器洗浄機SをシステムキッチンKに設置する際に、その施工現場にて、洗浄槽2の前部に装着されるものであり、以下、扉体3を洗浄槽2の前部に装着する構成について説明する。
図10に示すように、扉体3の後面には、係合体Eが取付けられ、そして、洗浄槽2の前部には、図3〜図5に示すように、係合部Fが設けられている。
従って、扉体3の後面に取付けた係合体Eが、洗浄槽2の前部に設けた係合部Fに係合された状態で、扉体3が洗浄槽2の前部に装着されることになる。
係合体Eは、上方側の左右一対の係合作用部Eu、及び、下方側の左右一対の係合作用部Esを備えるように構成され、そして、係合部Fが、係合体Eに合わせて、上方側の左右一対の係合作用部Euの夫々が各別に係合する上方側の左右一対の係合部分Fu、及び、下方側の左右一対の係合作用部Esの夫々が各別に係合する下方側の左右一対の係合部分Fsを備えるように構成されている。
係合体Eについて説明を加えると、本実施形態においては、図10に示すように、上方側の左方の係合作用部Eu及び下方側の左方の係合作用部Esを上下両端に備える左方側係合体形成金具10L、及び、上方側の右方の係合作用部Eu及び下方側の右方の係合作用部Esを上下両端に備える右方側係合体形成金具10Rが設けられている。
そして、それら左方側係合体形成金具10L及び右方側係合体形成金具10Rの上下2箇所が、扉体3の後面にビス11dにて止着される支持金具11に対して、扉体3の横幅方向(洗浄槽横幅方向)に沿って位置調節自在な状態で接続されている。
左方側係合体形成金具10L及び右方側係合体形成金具10Rは、左右対称に構成されて、支持金具11に対して同様な構成にて接続されるものであるため、以下、右方側係合体形成金具10Rを代表にして、その構成、及び、支持金具11に対する接続構成について説明し、左方側係合体形成金具10Lについては、必要に応じて適宜説明を加える。
図10及び図11に示すように、右方側係合体形成金具10Rは、扉体3の上下幅方向(洗浄槽上下幅方向)に伸びる断面形状L型の軸状部10aの上下両端に、上方側の係合作用部Euを形成する上方板状部10u、及び、下方側の係合作用部Esを形成する下方板状部10sを備えるものであって、扉体3の横幅方向視において、U字状に構成されている。
つまり、断面形状L型の軸状部10aは、その長手方向視にて、一辺側部分を扉体3の後面に当て付けた状態に装着されるものであって、軸状部10aにおける扉体3から起立姿勢となる他辺側部分に、上方板状部10u及び下方板状部10sが連設されている。
軸状部10aにおける上下の支持金具11に対応する箇所には、扉体3の横幅方向に伸びる二股状の中間板状部10mが、軸状部10aにおける扉体3の後面に当て付けられる一辺側部分から連なる状態で形成され、それら中間板状部10mが、支持金具11に対して、扉体3の横幅方向に移動自在にかつ扉体3の上下幅方向での移動を規制された状態に係合するように構成されている。
つまり、支持金具11は、扉体3の厚さ方向視(前後幅方向視)にて、帯板状に構成されるものであって、支持金具11の上下の縁部に対して、中間板状部10mの内縁部が摺接する状態となるように構成されている。
軸状部10aにおける上下の支持金具11に対応する箇所には、扉体3の横幅方向に伸びる逆U字状の連結片10rが、軸状部10aにおける扉体3から起立姿勢となる他辺側部分に連なる状態で形成されている(図12及び図13参照)。
支持金具11は、図12及び図13に明示するように、扉体3の後面にビス止めされる板部分11aと、逆U字状の接続部分11bとを、扉体3の横幅方向に並ぶ状態で備える形態に構成されている。
そして、接続部分11bには、接続体12が装備され、接続部分11bにおける上壁に相当する部分には、扉体3の横幅方向に沿う長孔13が形成されている。
接続体12は、図12〜図14に示すように、支持金具11における接続部分11bと扉体3の後面との間に配置される本体部分12aと、本体部分12aから上方に突出する突出部分12bとを備える状態に形成されている。
本体部分12aが、支持金具11の接続部分11bに形成した長孔13の横幅よりも大きな横幅を有する状態に形成され、そして、突出部分12bが、支持金具11の接続部分11bに形成した長孔13の横幅よりも小さな横幅となる状態に形成されて、長孔13を通して、接続部分11bの外方に突出するように構成されている。
つまり、接続体12は、扉体3の横幅方向に移動自在な状態で、支持金具11の接続部分11bに装着されている。
接続体12における突出部分12bが、扉体3の横幅方向に沿って二股状となるように形成されている。
そして、右方側係合体形成金具10Rにおける連結片10rの先端が、接続体12に係合するように構成され、かつ、連結片10rを貫通する頭付ボルト14が、接続体12に螺合する状態で設けられている。
すなわち、頭付ボルト14は、連結片10rと接続体12とに亘って架設されることになり、締め込みに伴って、接続体12の本体部分12aを支持金具11の接続部分11bに圧接させて、接続体12の支持金具11に対する移動を固定し、かつ、連結片10rを接続体12に向けて押圧して、接続体12に対する連結片10rの離脱を阻止する状態に固定するように構成されている。
したがって、頭付ボルト14を操作しながら、右方側係合体形成金具10Rの扉体3に対する横幅方向での位置を調節できるように構成されている。
つまり、頭付ボルト14を緩めた状態において、接続体12の支持金具11に対する扉体3の横幅方向での位置を変更しながら、右方側係合体形成金具10Rの扉体3に対する横幅方向での位置を変更することができ、かつ、頭付ボルト14を締め付けた状態において、接続体12の支持金具11に対する扉体3の横幅方向での移動を固定することによって、右方側係合体形成金具10Rの扉体3に対する横幅方向での移動を固定することができるように構成されている。
本実施形態においては、右方側係合体形成金具10Rの上下2箇所に対応して支持金具11が設けられるものであるから、右方側係合体形成金具10Rの扉体3に対する横幅方向での位置を調節する際には、上下2箇所の頭付ボルト14を操作しながら行うことになる。
また、左方側係合体形成金具10Lに対しても、上下2箇所に対応して支持金具11が設けられるものであるから、左方側係合体形成金具10Lの扉体3に対する横幅方向での位置を調節する際には、上下2箇所の頭付ボルト14を操作しながら行うことになる。
尚、扉体3を洗浄槽2の前部に装着した状態においては、左方側係合体形成金具10Lや右方側係合体形成金具10Rは、洗浄槽2の前部の係合部Fに支持された状態になるものであるから、扉体3を洗浄槽2の前部に装着した状態においては、左方側係合体形成金具10Lや右方側係合体形成金具10Rに対して、扉体3に取付けた支持金具11の洗浄槽横幅方向での位置が調節されることになり、この調節によって、洗浄槽2に対する扉体3の洗浄槽横幅方向での位置が調節されることになる。
ちなみに、扉体3を洗浄槽2に装着した状態、つまり、扉体3の後面に取付けた係合体Eを洗浄槽2の前部に設けた係合部Fに係合させて、扉体3を洗浄槽2の前部に装着した状態においては、左方側係合体形成金具10L及び右方側係合体形成金具10Rが、洗浄槽2における左右の前方張出部2fの間に位置するものとなるが、図2及び図6に示すように、洗浄槽2における左右の前方張出部2fには、頭付ボルト14を操作するためのボルト操作用孔15が形成されているため、扉体3を洗浄槽2に装着した状態においても、頭付ボルト14を操作しながら、洗浄槽2に対する扉体3の洗浄槽横幅方向での位置を調節できるようになっている。
次に、係合体Eにおける上方側の左右一対の係合作用部Eu及び下方側の左右一対の係合作用部Es、並びに、係合部Fにおける上方側の左右一対の係合部分Fu及び下方側の左右一対の係合部分Fsを説明する。
尚、上方側の左右一対の係合作用部Euは同様に構成され、下方側の左右一対の係合作用部Esも同様に構成されるものであるため、以下、右方側係合体形成金具10Rが備える上方側の右方の係合作用部Eu、及び、下方側の右方の係合作用部Esを代表として説明し、左方側係合体形成金具10Lが備える上方側の左方の係合作用部Eu、及び、下方側の左方の係合作用部Esについては、必要に応じて説明を加える。
また、上方側の左右一対の係合部分Fuは同様に構成され、下方側の左右一対の係合部分Fsも同様に構成されるものであるため、係合部Fについても、右方側係合体形成金具10Rが備える上方側の右方の係合作用部Euが係合する上方側の右方の係合部分Fu、及び、下方側の右方の係合作用部Esが係合する下方側の右方の係合部分Fsを代表として説明し、上方側の左方の係合部分Fu、及び、下方側の左方の係合部分Fsについては、必要に応じて説明を加える。
図2、図10及び図15に示すように、上方側の右方の係合作用部Euを形成する右方側係合体形成金具10Rの上方板状部10uには、上方側の右方の係合部分Fuが備える前後位置調整用回転体16に上方より係合する下向き開口状の係合孔17、及び、固定用ボルト18が挿通する4角状の挿通孔19が形成されている。
上方側の右方の係合部分Fuは、図3、図5及び図7に示すように、洗浄槽2の前部の上方箇所にビス止めされる横長状の固定受け金具20の端部に装備されている。
すなわち、固定受け金具20は、横長枠体状の本体部20aと、その本体部20aの両端部の前後方向に沿う姿勢の板状部20bとから構成され、その板状部20bに、前後位置調整用回転体16が回転自在に支持され、また、固定用ボルト18が螺合する連結孔21が形成されている。
前後位置調整用回転体16は、図17に示すように、マイナスドライバーの先端が係合する係合溝22を備えた円盤状の頭部16Aと、円柱状の軸部16Bとを備えるものであり、軸部16Bが、頭部16Aの中心に対して偏心する状態で、頭部16Aに対して接続されて、いわゆる偏心式のカム操作体として構成されている。
そして、前後位置調整用回転体16の軸部16Bが板状部20bに回転自在に嵌合されており、前後位置調整用回転体16の頭部16Aを回転操作することにより、右方側係合体形成金具10Lの上方板状部10uを洗浄槽前後幅方向(扉体3の厚さ方向)に移動させることができるように構成されている。
固定用ボルト18は、右方側係合体形成金具10Rの上方板状部10uの挿通孔19を覆う大きさの頭部を備える又は挿通孔19を覆う大きさの座金を介在させて装着されるものであって、固定受け金具20の板状部20bの連結孔21に螺合させて締め付けることにより、右方側係合体形成金具10Rの上方板状部10uを固定受け金具20の板状部20bに密着させた状態に固定するように構成されている。
図2、図10及び図16に示すように、下方側の右方の係合作用部Esを形成する右方側係合体形成金具10Rの下方板状部10sには、下方側の右方の係合部分Fsが備える前後位置調整用回転体23に上方より係合する下向き開口状の係合孔24、下方側の右方の係合部分Fsが備える上下位置調整用回転体25に対して上方から接当する接当部26、及び、固定用ボルト27が挿通する4角状の挿通孔28が形成されている。
下方側の右方の係合部分Fuは、図5及び図8に示すように、洗浄槽側レール部材6に装備した洗浄槽接続部材7の前端部に設けられている。
すなわち、洗浄槽接続部材7の前端部に、前後方向に沿う姿勢の板体29が上方に向けて起立する状態で設けられ、その板体29に、前後位置調整用回転体23及び上下位置調整用回転体25が回転自在に支持され、また、固定用ボルト27が螺合する連結孔30が形成されている。
前後位置調整用回転体23及び上下位置調整用回転体25は、上方側の係合部分Fuが備える前後位置調整用回転体16と同様に、いわゆる偏心式のカム操作体として構成されて、板体29に回転自在に支持されている。
したがって、前後位置調整用回転体23を回転操作することにより、右方側係合体形成金具10Rの下方板状部10sを洗浄槽前後幅方向(扉体3の厚さ方向)に移動させることができ、また、上下位置調整用回転体25を回転操作することにより、右方側係合体形成金具10Rを洗浄槽上下幅方向(扉体3の上下幅方向)に移動させることができるように構成されている。
固定用ボルト27は、上方側の右方の係合部分Fuの固定用ボルト18と同様に、右方側係合体形成金具10Rの下方板状部10sの挿通孔28を覆う大きさの頭部を備える又は挿通孔28を覆う大きさの座金を介在させて装着されるものであって、板体29の連結孔30に螺合させて締め付けることにより、右方側係合体形成金具10Rの下方板状部10sを板体29に密着させた状態に固定するように構成されている。
また、左方側係合体形成金具10Lの上方板状部10uが、固定受け金具20の板状部20bの横外方側に位置し、かつ、右方側係合体形成金具10Rの上方板状部10uが、固定受け金具20の板状部20bの横外方側に位置するように構成され、また、左方側係合体形成金具10Lの下方板状部10sが、洗浄槽接続部材7に装備した板体29の横外方側に位置し、かつ、右方側係合体形成金具10Rの下方板状部10sが、洗浄槽接続部材7に装備した板体29の横外方側に位置するように構成されることによって、扉体3が洗浄槽横幅方向に移動することが規制されている。
ちなみに、扉体3を洗浄槽2に装着するために、扉体3に取付けた係合体Eを洗浄槽2の前部に設けた係合部Fに係合させた状態においては、左方側係合体形成金具10L及び右方側係合体形成金具10Rが、洗浄槽2における左右の前方張出部2fの間に位置するものとなるが、図2、図3、図15及び図16に示すように、洗浄槽2における右方の前方張出部2fには、上方側操作用窓31及び下方側操作用窓32が形成されている。
そして、上方側操作用窓31を通して、上方側の右方の係合作用部Euと上方側の右方の係合部分Fuとの係合状態の確認や、上方側の右方の係合部分Fuが備える前後位置調整用回転体16の回転操作を行うことができ、加えて、固定用ボルト18の装着作業を行えるように構成されている。
また、下方側操作用窓32を通して、下方側の右方の係合作用部Esと下方側の右方の係合部分Fsとの係合状態の確認や、下方側の右方の係合部分Fsが備える前後位置調整用回転体23及び上下位置調整用回転体25の回転操作を行うことができ、加えて、固定用ボルト27の装着作業を行えるように構成されている。
ちなみに、図示は省略するが、上方側操作用窓31及び下方側操作用窓32は、上方側の左方の係合作用部Euと上方側の左方の係合部分Fuとが係合する箇所及び下方側の左方の係合作用部Esと下方側の左方の係合部分Fsとが係合する箇所に対応する状態で、左方の前方張出部2fにも形成されることになる。
食器洗浄機Sの扉体3は、上述の如く、食器洗浄機SをシステムキッチンKに設置する際に、その施工現場にて、洗浄槽2の前部に装着されることになるため、食器洗浄機Sの洗浄槽2の前部には、図2、図6及び図9に示すように、合成樹脂製の前カバーMが装着されて、洗浄槽2の前部に装備した機器類を覆うように構成されている。
前カバーMは、平面視形状がコの字状に構成されるものであって、その横幅方向の端部を洗浄槽2の左右の前方張出部2fの外方に位置させる状態で、その上部側の左右両側部分が、樹脂製の装着ネジ33にて洗浄槽2に止着されている。
そして、前カバーMには、係合体Eにおける上方側の左右一対の係合作用部Eu及び下方側の左右一対の係合作用部Esを挿通させるために、上下方向に沿う4つのスリット状開口34が形成されている。
また、前カバーMには、図6及び図9に示すように、左方側係合体形成金具10Lや右方側係合体形成金具10Rにおける支持金具11との接続部分を挿通させる4つの窓状の挿通開口35が形成されており、扉体3を洗浄槽2の前部に装着した状態において、前カバーMを、扉体3と洗浄槽2の間に位置させることができるように構成されている。
尚、前カバーMの上部側箇所には、扉体3を装着しない状態において、洗浄槽2を引出し操作する仮把手部36が形成されている。
ちなみに、図2に示すように、洗浄槽2における前面部の上端箇所には、扉体3の後面と接当するシール部材37が装備されて、扉体3の洗浄槽2に対する洗浄槽前後幅方向での位置が変更されても、扉体3と洗浄槽2との間に大きな隙間が生じることを抑制するように構成されている。
次に、扉体3を洗浄槽2に装着する手順について説明を加える。
先ず、扉体3の後面に装着した係合体Eにおける上方側の左右一対の係合作用部Eu及び下方側の左右一対の係合作用部Esを、前カバーMのスリット状開口34を通して、前カバーMの内部に挿入し、次に、上方側の左右一対の係合作用部Eu及び下方側の左右一対の係合作用部Esを、上方側の左右一対の係合部分Fu及び下方側の左右一対の係合部分Fsに係合させることになる。
具体的には、左方側係合体形成金具10Lや右方側係合体形成金具10Rにおける上方板状部10uの係合孔17を、上方側の係合部分Fuの前後位置調整用回転体16に係合させる。
同様に、左方側係合体形成金具10Lや右方側係合体形成金具10Rにおける下方板状部10sの係合孔24を、下方側の係合部分Fuの前後位置調整用回転体23に係合させ、かつ、下方板状部10sの接当部26を下方側の係合部分Fsの上下位置調整用回転体25に接当する状態に載せ付ける。
次に、係合体Eにおける上方側の左右一対の係合作用部Eu及び下方側の左右一対の係合作用部Esを、上方側の左右一対の係合部分Fu及び下方側の左右一対の係合部分Fsに係合させた状態において、扉体3の洗浄槽上下幅方向での位置、扉体3の洗浄槽前後幅方向での位置、及び、扉体3の洗浄槽横幅方向での位置を調節することになり、加えて、扉体3の前後方向での傾きや左右方向での傾きを調節することになる。
具体的には、左右一対の下方側の係合部分Fsに装備した上下位置調整用回転体25を回転操作することにより、扉体3の洗浄槽上下幅方向での位置を調節する。
また、上方側の左右一対の係合部分Fuに装備した前後位置調整用回転体16及び下方側の左右一対の係合部分Fsに装備した前後位置調整用回転体23の回転操作により、扉体3の洗浄槽前後幅方向での位置を調節することになる。
この際、左右の前後位置調整用回転体16及び左右の前後位置調整用回転体23の回転操作により、扉体3の上方側の左右両側部分及び下方側の左右両側部分についての洗浄槽前後幅方向での位置を調節することにより、扉体3の前後方向での傾きや左右方向での傾きを調節することができる。
また、必要に応じて、頭付ボルト14を操作しながら、左方側係合体形成金具10Lや右方側係合体形成金具10Rの扉体3に対する横幅方向での位置を調節することによって、扉体3の洗浄槽横幅方向での位置を調節することができる。
そして、扉体3の洗浄槽2に対する位置調節が終了すると、上方側の左右一対の係合部分Fuに対応する固定用ボルト18及び下方側の左右一対の係合部分Fsに対応する固定用ボルト27を締結し、また、4つの頭付ボルト14を締結する締結作業を行う。
ちなみに、扉体3を洗浄槽2の前部に装着する作業を行う際には、装着ネジ33を少し緩めて、前カバーMを前後に揺動できる状態にしておき、上述した締結作業が終了した段階で、前カバーMを扉体3後面に密着させるように揺動させ、その後、装着ネジ33を締め付けて、前カバーMを固定することになる。
(係合体取付冶具の構成)
上述の通り、食器洗浄機SをシステムキッチンKに設置する際に、その施工現場にて、洗浄槽2の前部に扉体3を装着することになるが、扉体3を装着する際には、扉体3の後面に、係合体Eを取付けることになる。
そして、図20及び図21に示すように、扉体3に係合体Eを取付ける際に、扉体3に対する係合体Eの取付け位置を定める係合体取付冶具Qが設けられている。
係合体取付冶具Qは、扉体3に対して重ね合わせた状態に装着自在な矩形板状の冶具本体40を備えており、この冶具本体40に、扉体3の4つの辺の夫々に対応する4つの側端面のうちの、少なくとも隣接する2つの側端面との接当により、扉体3に対する冶具本体40の扉体3の板面方向での位置を定める位置決め接当部G、及び、冶具本体40に対して係合体Eを位置させる係合体存在箇所を示す位置指示部Hが設けられている。
そして、位置指示部Hが示す係合体存在箇所が、冶具本体40が位置決め接当部Gによって扉体3に対して位置決めされた位置決め状態において、扉体3に対して係合体Eを取付ける設定適正位置に対応する箇所であるように構成されている。
位置決め接当部Gが、扉体3における複数の側端面の夫々に各別に当て付ける複数の当て付け部41を備える状態に構成されている。
本実施形態においては、複数の当て付け部41として、扉体3の4つの側端面のうちの、左右の側端面の夫々に当て付ける左右一対の左右位置規制用当て付け部41A、及び、扉体の4つの側端面のうちの、上下の側端面のいずれかに当て付ける上下位置規制用当て付け部41Bとを備えるように構成されている。
尚、本実施形態においては、上下位置規制用当て付け部41Bは、上下の側端面のうちの上方側の側端面に当て付けるように構成されている。
当て付け部41の夫々が、冶具本体40に対する折曲げ予定線Rに対して冶具本体40の外方側に向けて突出する状態で位置しかつ折曲げ予定線Rに沿って扉体3の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げる操作片部41sと、その操作片部41sから冶具本体40の内方側に向けて突出する状態で操作片部41sに連なる扉体当て付け用舌片41tとを備える形態に構成されている。
そして、扉体当て付け用舌片41tが、操作片部41sを扉体3の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げたときに、扉体3の存在予定側に向けて起立するように構成されている。
また、本実施形態においては、冶具本体40は、折曲げ可能な材料としてのダンボール紙にて構成され、当て付け部41の操作片部41s及び扉体当て付け用舌片41tが、冶具本体40の一部を起立させる形態で構成されている。
すなわち、冶具本体40が、扉体3よりも大きな板状となるように形成されている。
従って、冶具本体40を扉体3に重ね合わせた状態を想定したときに、左右位置規制用当て付け部41Aの折曲げ予定線Rが、扉体3の左右の辺に沿う状態で存在し、かつ、上下位置規制用当て付け部41Bの折曲げ予定線Rが、扉体3の上方の辺に沿う状態で存在することになる。
そして、冶具本体40における左右位置規制用当て付け部41Aの折曲げ予定線Rよりも外方側部分にて、左右位置規制用当て付け部41Aの操作片部41sが構成され、冶具本体40における上下位置規制用当て付け部41Bの折曲げ予定線Rよりも外方側部分にて、上下位置規制用当て付け部41Bの操作片部41sが構成される。
また、左右位置規制用当て付け部41Aの扉体当て付け用舌片41tが、左右位置規制用当て付け部41Aの操作片部41sの上下方向の中央部から冶具本体40の内方に向けて突出する状態で存在することになり、具体的には、扉体当て付け用舌片41tの外周縁に沿って、冶具本体40と分離するための分離部42が形成されている。
同様に、上下位置規制用当て付け部41Bの扉体当て付け用舌片41tが、上下位置規制用当て付け部41Bの操作片部41sの左右方向の中央部から冶具本体40の内方に向けて突出する状態で存在することになり、具体的には、扉体当て付け用舌片41tの外周縁に沿って、冶具本体40と切り離すための分離部42が形成されている。
また、本実施形態においては、位置指示部Hが、冶具本体40に形成された切欠部43として構成されている。
つまり、冶具本体40には、切欠部43として、左方側係合体形成金具10L及びそれに組み付けられている支持金具11や接続体12を嵌め込む嵌合孔43Lや、右方側係合体形成金具10R及びそれに組み付けられている支持金具11や接続体12を嵌め込む嵌合孔43Rが形成されている。
また、本実施形態においては、係合体Eが、接着テープ44によって冶具本体40に予め取付けられている。
すなわち、係合体Eを冶具本体40の切欠部43に嵌め込んだ状態において、冶具本体40における扉体3の存在予定側とは反対側の面に、係合体Eと冶具本体40に亘る状態で接着テープ44が貼り付けられている。
以上の通り、本実施形態の係合体取付冶具Qは、冶具本体40に係合体Eを予め取付けた状態で、かつ、位置決め接当部Gを構成する複数の当て付け部41を折り畳んだ状態で、扉体3が装着されていない食器洗浄機S(図9参照)と共に設置箇所に搬送されることになる。
そして、扉体3を洗浄槽2に装着する際には、先ず、図21に示すように、複数の当て付け部41を起立状態に操作する。
次に、図22及び図23に示すように、左右一対の左右位置規制用当て付け部41Aを扉体3の左右の側端面に当て付け且つ上下位置規制用当て付け部41Bを扉体3の上方の側端面に当て付けるようにしながら、冶具本体40を扉体3の後面に重ね合わせる状態に装着し、その後、左方側係合体形成金具10Lに組み付けられている支持金具11や右方側係合体形成金具10Rに組み付けられている支持金具11を、ビス11dにて扉体3に固定する。
左方側係合体形成金具10Lの支持金具11や右方側係合体形成金具10Rの支持金具11を扉体3に固定した後は、図24に示すように、係合体取付冶具Qを扉体3から取外すことになる。
具体的には、冶具本体40を上方側に持ち上げるようにして、接着テープ44を左方側係合体形成金具10Lの支持金具11や右方側係合体形成金具10Rの支持金具11から離脱させながら、冶具本体40を扉体3から取外すことになる。
尚、係合体取付冶具Qを扉体3から取外す際に、予め、接着テープ44を剥がしておいてもよい。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について説明する。
すなわち、扉体3は、標準状態として、上記第1実施形態にて説明した如く、本体ケーシング1の上下幅と同じ大きさのものが用いられるが、図25及び図26に示すように、本体ケーシング1の上下幅よりも大きいものが用いられることがある。
つまり、例えば、食器洗浄機Sの横側に位置する設置体Dの上下幅が、食器洗浄機Sの本体ケーシング1よりも大きい場合において、システムキッチンKの外観を美麗にするために、扉体3として、食器洗浄機Sの横側に位置する設置体Dの上下幅と同じ大きさのものを用いる場合がある。
このような場合には、扉体3が本体ケーシング1の上方に向けて設定量Jを突出させた形態で洗浄槽2の前部に装着されることになる。
また、食器洗浄機Sの横側に位置する設置体Dの上下幅が、食器洗浄機Sの本体ケーシング1よりも大きくなる場合において、その上下幅も種々の大きさとなる場合がある。つまり、上述の設定量Jが変化する場合がある。
このような状況に対応すべく、図27及び図28に示すように、係合体取付冶具Qが、上下位置規制用当て付け部41Bとして、位置指示部Hの扉体3に対する位置を上下方向で異なる方向に変更する複数の上下位置規制用当て付け部41Bが設けられている。
すなわち、この第2実施形態においては、複数の上下位置規制用当て付け部41Bは、第1実施形態と同様に、扉体3の上方の辺に対応する側端面に接当するものであり、そして、扉体3の上下幅方向に並ぶ状態に形成されている。
つまり、冶具本体40が、最も大きな扉体3の上下幅よりも大きな上下幅を有する状態に形成されている。
そして、冶具本体40に、折曲げ予定線Rとして、本体ケーシング1の上下幅と同じ大きさの標準的な大きさの扉体3に対する上下位置規制用当て付け部41Bを形成するための標準用折曲げ予定線Rhに加えて、本体ケーシング1の上下幅よりも大きい大きさの扉体3に対する上下位置規制用当て付け部41Bを形成するための幅広用折曲げ予定線Rwが、扉体3の上下幅方向に相当する方向(冶具本体40の上下幅方向)に沿わせて設定間隔(例えば、5mm間隔)おきに複数設定されることになる。
複数の折曲げ予定線Rの夫々に対応して、左右一対のL字状の切除部45が、折曲げ予定線Rよりも冶具本体40の内方に向けて突出する状態で形成され、複数の折曲げ予定線Rの左右一対のL字状の切除部45の間に、切断予定線Uが設定されることになる。
尚、切除部45の上下方向に沿う長さが、複数の折曲げ予定線Rが並ぶ設定間隔よりも大きなため、複数の折曲げ予定線Rの夫々に対応する左右の切除部45が、冶具本体40の端縁側に位置するものほど、冶具本体40の横幅方向において内方側に位置する状態に形成されている。
したがって、この第2実施形態の係合体取付冶具Qは、装着する扉体3の上下幅に応じて、複数の折曲げ予定線Rのうちのいずれかを選択し、そして、選択した折曲げ予定線Rに対応する切断予定線Uを、カッターナイフ等により切断することになる。
そして、切断予定線Uを切断した状態においては、選択した折曲げ予定線Rに対して冶具本体40の外方側に位置する部分にて操作片部41sが形成され、その操作片部41sから冶具本体40の内方側に突出する部分にて扉体当て付け用舌片41tが形成されることになる。
つまり、複数の折曲げ予定線Rのうちのいずれかを選択することは、複数の上下位置規制用当て付け部41Bのうちのいずれかを選択することに相当することになる。
そして、選択した上下位置規制用当て付け部41Bの操作片部41sを扉体3の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げて、扉体当て付け用舌片41tを扉体3の存在予定側に向けて起立させることになる。
〔第3実施形態〕
次に、第3実施形態について説明する。
この第3実施形態は、第2実施形態と同様に、係合体取付冶具Qが、上下位置規制用当て付け部41Bとして、位置指示部Hの扉体3に対する位置を上下方向で異なる方向に変更する複数の上下位置規制用当て付け部41Bを装備する場合についての別形態を示すものである。
すなわち、図29及び図30に示すように、この第3実施形態においては、複数の上下位置規制用当て付け部41Bが、第1実施形態と同様に、扉体3の上方の辺に対応する側端面に接当するものであり、そして、扉体3の上下幅方向に並ぶ状態に形成されている。
説明を加えると、冶具本体40が、最も大きな扉体3の上下幅よりも大きな上下幅を有する状態に形成されている。
そして、冶具本体40に、複数の上下位置規制用当て付け部41Bが、扉体3の上下幅方向に相当する方向(冶具本体40の上下幅方向)に沿わせて設定間隔(例えば、5mm間隔)おきに複数形成されている。
つまり、上下位置規制用当て付け部41Bとして、本体ケーシング1の上下幅と同じ大きさの標準的な大きさの扉体3に対する標準用当て付け部41hに加えて、本体ケーシング1の上下幅よりも大きい大きさの扉体3に対する幅広用当て付け部41wが、扉体3の上下幅方向に相当する方向(冶具本体40の上下幅方向)に沿わせて設定間隔(例えば、5mm間隔)おきに複数形成される。
具体的には、複数の上下位置規制用当て付け部41Bの折曲げ予定線Rとして、標準用当て付け部41hを形成するための標準用折曲げ予定線Rhに加えて、幅広用当て付け部41wを形成するための幅広用折曲げ予定線Rwが、扉体3の上下幅方向に相当する方向(冶具本体40の上下幅方向)に沿わせて設定間隔(例えば、5mm間隔)おきに複数設定されることになる。
そして、標準用当て付け部41hの操作片部41sが、標準用折曲げ予定線Rhよりも冶具本体40の外方側に位置する部分にて形成されている。
また、複数の幅広用折曲げ予定線Rwの夫々に対応して、幅広用当て付け部41wの操作片部41sを形成するための逆U字状の操作片形成用切断部47が、幅広用折曲げ予定線Rwよりも冶具本体40の外方に向けて突出する状態で形成されている。
尚、幅広用当て付け部41wの操作片部41sの横幅は、冶具本体40の横幅の7分の1程度の小さな幅に設定されている。
さらに、複数の折曲げ予定線Rの夫々に対応して、扉体当て付け用舌片41tを形成するためのU字状の舌片形成用切断部48が、折曲げ予定線Rよりも冶具本体40の内方に向けて突出する状態で形成されることにより、複数の上下位置規制用当て付け部41Bの夫々について、操作片部41sから冶具本体40の内方側に向けて突出する状態で操作片部41sに連なる扉体当て付け用舌片41tが形成されている。
したがって、この第3実施形態の係合体取付冶具Qは、装着する扉体3の上下幅に応じて、複数の上下位置規制用当て付け部41Bのうちのいずれかを選択し、そして、選択した上下位置規制用当て付け部41Bの操作片部41sを扉体3の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げて、扉体当て付け用舌片41tを扉体3の存在予定側に向けて起立させることになる。
〔第4実施形態〕
次に、第4実施形態について説明する。
この第4実施形態は、係合体取付冶具Qの改良構成を示すものであって、以下の説明では、第1実施形態の係合体取付冶具Qに適用した場合を例示するが、この第4実施形態の改良構成は、第2実施形態や第3実施形態の係合体取付冶具Qにも適用できる。
すなわち、図31及び図32に示すように、冶具本体40における扉体3に対向する面に、冶具本体40を扉体3に位置決めする両面テープ50が設けられている。
そして、冶具本体40に、扉体3の存在予定側に突出して扉体3の後面と接当自在な複数の支持部51が、退避状態に切換え操作自在に設けられている。
支持部51は、本実施形態においては、冶具本体40の一部を扉体3の存在予定側に突出する姿勢に操作することによって形成されるように構成されている。
つまり、冶具本体40における支持部51の形成箇所に対応する部分には、支持部形成用折曲げ線Wが設定され、その支持部形成用折曲げ線Wに対応させた状態で、U字状の支持部形成用切断部52が形成されて、支持部形成用切断部52の内方側部分にて、支持部51が構成されている。
したがって、本実施形態においては、支持部形成用切断部52の内方側部を、支持部形成用折曲げ線Wに沿って扉体3の存在側に向けて折曲げ、かつ、その中間部分にてくの字状に折り曲げることによって、支持部51が形成されることになる。
そして、この支持部51は、支持部形成用折曲げ線Wに沿って扉体3から離れる側に折り曲げることにより、退避状態に切換え操作できるように構成されている。
本実施形態の係合体取付冶具Qは、冶具本体40を扉体3に重ね合わせた状態に装着する際に、予め、複数の支持部51を扉体3の存在予定側に突出する状態に折り曲げ、且つ、両面テープ50の表面に存在する剥離紙を剥がしておき、この状態で、冶具本体40を扉体3に重ね合わせるようにすることになる。
冶具本体40は、両面テープ50が扉体3の後面に接着されることが抑制されるように、支持部51によって、扉体3から浮上した状態に支持されるものとなるから、扉体3から浮上させ状態で、扉体3に対して位置合わせを行うことになる。
つまり、左右位置規制用当て付け部41Aや上下位置規制用当て付け部41Bが、扉体3の側端面に適正通り当て付けられる状態となるように、扉体3に対する冶具本体40の位置合わせを行う。
そして、扉体3に対する冶具本体40の位置合わせが終了した時点で、支持部51を退避状態に操作することにより、両面テープ50が扉体3の後面に接着して、冶具本体40の扉体3に対する位置が両面テープ50にて維持されることになるから、支持金具11をビス11dにて扉体3に固定する作業を、冶具本体40を作業者が保持する手間なく、良好に行えるものとなる。
ちなみに、支持部51を退避状態にする操作としては、冶具本体40を扉体3の後面側に押圧することにより、扉体3との接当により、支持部51を退避状態にすること、及び、支持部51の端部を把持して、支持部51を扉体3の後面から離れる方向に移動させるより、支持部51を退避状態にすることのいずれを行ってもよい。
尚、支持金具11をビス11dにて扉体3に固定する作業が終了した段階において、冶具本体40を扉体3から外す際には、両面テープ50を扉体3から剥がすようにする。
〔別実施形態〕
次に、別実施形態を列記する。
(1)上記第1第4実施形態においては、扉体3が洗浄槽2の前部の上下幅方向や横幅
方向の全体を覆う場合を例示したが、例えば、洗浄槽2の前部の上方部分に操作パネル部が装備されて、扉体3が操作パネル部の下方側部分を覆うように装着される場合等、扉体3の洗浄槽2の前部の一部を覆うように装着される形態の食器洗浄機についても、本発明は適用できるものである。
(2)上記第1第4実施形態においては、位置決め接当部Gが、扉体3の4つの辺の夫
々に対応する4つの側端面のうちの、3の側端面に接当する場合を例示したが、4つの側端面の全てに接当させる形態で実施してもよい。
)上記第1第4実施形態においては、位置指示部Hが、冶具本体40に形成された切欠部43として構成される場合を例示したが、例えば、係合体存在箇所を示す線を、冶具本体40の表面に描く形態で実施してもよい。
尚、この場合には、係合体Eをビス等にて扉体3に取付ける際に、ビスの締め付けを完了する前に、冶具本体40を破断しながら、係合体Eと扉体3との間から除去することになる。
(4)上記第1第4実施形態においては、係合体Eが、左方側係合体形成金具10L、右方側係合体形成金具10R、並びに、それらを扉体3に取付けるための支持金具11及び接続体12から構成される場合を例示したが、係合体Eの具体構成は、各種変更できるものである。
1 本体ケーシング
2 洗浄槽
3 扉体
40 冶具本体
41 当て付け部
41A 左右位置規制用当て付け部
41B 上下位置規制用当て付け部
41s 操作片部
41t 扉体当て付け用舌片
43 切欠部
50 両面テープ
51 支持部
A 洗浄槽挿脱用開口
E 係合体
F 係合部
G 位置決め接当部
H 位置指示部
Q 係合体用取付冶具
R 折曲げ予定線

Claims (5)

  1. 上部が開口された洗浄槽が、本体ケーシングの前部に形成された洗浄槽挿脱用開口を通して前記本体ケーシングに対して挿脱されることにより、前記本体ケーシングの内部の洗浄運転用の収納位置に収納された収納状態と前記本体ケーシングの前方に引き出された引出し状態とに切換え自在に構成され、前記洗浄槽の前記収納状態において前記洗浄槽挿脱用開口を閉じる矩形板状の扉体の後面に取付けた係合体が、前記洗浄槽の前部に設けた係合部に係合された状態で、前記扉体が前記洗浄槽の前部に装着される食器洗浄機において、前記扉体に前記係合体を取付ける際に、前記扉体に対する前記係合体の取付け位置を定める食器洗浄機の係合体用取付冶具であって、
    前記扉体に対して重ね合わせた状態に装着自在な板状の冶具本体に、前記扉体の4つの辺の夫々に対応する4つの側端面のうちの、少なくとも隣接する2つの側端面との接当により、前記扉体に対する前記冶具本体の前記扉体の板面方向での位置を定める位置決め接当部、及び、前記冶具本体に対して前記係合体を位置させる係合体存在箇所を示す位置指示部が設けられ、
    前記位置指示部が示す前記係合体存在箇所が、前記冶具本体が前記位置決め接当部によって前記扉体に対して位置決めされた位置決め状態において、前記扉体に対して前記係合体を取付ける設定適正位置に対応する箇所であるように構成され
    前記位置決め接当部が、前記扉体における複数の前記側端面の夫々に各別に当て付ける複数の当て付け部を備える状態に構成され、
    前記当て付け部の夫々が、前記冶具本体に対する折曲げ予定線に対して前記冶具本体の外方側に向けて突出する状態で位置しかつ前記折曲げ予定線に沿って前記扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げる操作片部と、その操作片部から前記冶具本体の内方側に向けて突出する状態で前記操作片部に連なる扉体当て付け用舌片とを備える形態に構成され、
    前記扉体当て付け用舌片が、前記操作片部を前記扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げたときに、前記扉体の存在予定側に向けて起立するように構成され、
    前記冶具本体が折曲げ可能な材料にて構成され、
    前記当て付け部の前記操作片部及び前記扉体当て付け用舌片が、前記冶具本体の一部を起立させる形態で構成され、
    前記位置決め接当部が、複数の前記当て付け部として、前記扉体の4つの側端面のうちの、左右の側端面の夫々に当て付ける左右一対の左右位置規制用当て付け部、及び、前記扉体の4つの側端面のうちの、上下の側端面のいずれかに当て付ける上下位置規制用当て付け部を備えるように構成されている食器洗浄機の係合体用取付冶具。
  2. 前記扉体が、前記洗浄槽の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うように構成され、
    前記上下位置規制用当て付け部として、前記位置指示部の前記扉体に対する位置を扉体上下幅方向で異なる位置に変更する複数の上下位置規制用当て付け部が設けられている請求項1記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。
  3. 前記位置指示部が、前記冶具本体に形成された切欠部として構成されている請求項1又は2記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。
  4. 前記係合体が、前記冶具本体に予め取付けられている請求項3記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。
  5. 前記冶具本体における前記扉体に対向する面に、前記冶具本体を前記扉体に位置決めする両面テープが設けられ、
    前記冶具本体に、前記扉体の存在予定側に突出して前記扉体の後面と接当自在な複数の支持部が、退避状態に切換え操作自在に設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。
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