JP2014004241A - 食器洗浄機の係合体用取付冶具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】矩形板状の扉体3の後面に取付けた係合体が、洗浄槽の前部に設けた係合部に係合された状態で、扉体3が洗浄槽の前部に装着される食器洗浄機において、扉体3に係合体を取付ける際に、扉体3に対する係合体の取付け位置を定める係合体用取付冶具であって、扉体3に対して重ね合わせた状態に装着自在な板状の冶具本体40に、扉体3の4つの辺の夫々に対応する4つの側端面のうちの、少なくとも隣接する2つの側端面との接当により、扉体3に対する冶具本体40の扉体3の板面方向での位置を定める位置決め接当部G、及び、冶具本体40に対して係合体を位置させる係合体存在箇所を示す位置指示部Hが設けられている。
【選択図】図22
Description
つまり、洗浄槽を本体ケーシングから引き出した引出し状態にして、皿や茶碗等の食器類を洗浄槽の内部に収容し、その後、洗浄槽を本体ケーシングの内部の収納位置に収納した収納状態にして、洗浄運転を行い、洗浄運転が終了した後においては、洗浄槽を本体ケーシングから引き出した引出し状態にして、皿や茶碗等の食器類を洗浄槽から取出すことになる。
しかしながら、このような作業は煩雑で手間が掛かる作業であるばかりでなく、ミスを起こし易い作業であるため、改善が望まれるものであった。
前記扉体に対して重ね合わせた状態に装着自在な板状の冶具本体に、前記扉体の4つの辺の夫々に対応する4つの側端面のうちの、少なくとも隣接する2つの側端面との接当により、前記扉体に対する前記冶具本体の前記扉体の板面方向での位置を定める位置決め接当部、及び、前記冶具本体に対して前記係合体を位置させる係合体存在箇所を示す位置指示部が設けられ、
前記位置指示部が示す前記係合体存在箇所が、前記冶具本体が前記位置決め接当部によって前記扉体に対して位置決めされた位置決め状態において、前記扉体に対して前記係合体を取付ける設定適正位置に対応する箇所であるように構成されている点を特徴とする。
前記位置決め接当部が、前記扉体における複数の前記側端面の夫々に各別に当て付ける複数の当て付け部を備える状態に構成され、
前記当て付け部の夫々が、前記冶具本体に対する折曲げ予定線に対して前記冶具本体の外方側に向けて突出する状態で位置しかつ前記折曲げ予定線に沿って前記扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げる操作片部と、その操作片部から前記冶具本体の内方側に向けて突出する状態で前記操作片部に連なる扉体当て付け用舌片とを備える形態に構成され、
前記扉体当て付け用舌片が、前記操作片部を前記扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げたときに、前記扉体の存在予定側に向けて起立するように構成されている点を特徴とする。
そして、位置決め接当部が備える複数の当て付け部の夫々が、操作片部を扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げることにより、扉体当て付け用舌片を扉体の存在予定側に向けて起立させる形態に構成されるものであるから、冶具本体を扉体に重ね合わせた状態に装着する際に、操作片部を扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げて、扉体当て付け用舌片を扉体の存在予定側に向けて起立させることになる。
前記冶具本体が折曲げ可能な材料にて構成され、
前記当て付け部の前記操作片部及び前記扉体当て付け用舌片が、前記冶具本体の一部を起立させる形態で構成されている点を特徴とする。
前記位置決め接当部が、複数の前記当て付け部として、前記扉体の4つの側端面のうちの、左右の側端面の夫々に当て付ける左右一対の左右位置規制用当て付け部、及び、前記扉体の4つの側端面のうちの、上下の側端面のいずれかに当て付ける上下位置規制用当て付け部を備えるように構成されている点を特徴とする。
前記扉体が、前記洗浄槽の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うように構成され、
前記上下位置規制用当て付け部として、前記位置指示部の前記扉体に対する位置を扉体上下幅方向で異なる位置に変更する複数の上下位置規制用当て付け部が設けられている点を特徴とする。
ちなみに、上下幅が標準的な大きさよりも大きな上下幅の扉体は、本体ケーシングの上方へ突出させる状態で、洗浄槽の前部に取付けられることになる。
前記位置指示部が、前記冶具本体に形成された切欠部として構成されている点を特徴とする。
つまり、係合体を切欠部に嵌め込むことによって、係合体を係合体存在箇所に位置させることができることになる。
前記係合体が、前記冶具本体に予め取付けられている点を特徴とする。
前記冶具本体における前記扉体に対向する面に、前記冶具本体を前記扉体に位置決めする両面テープが設けられ、
前記冶具本体に、前記扉体の存在予定側に突出して前記扉体の後面と接当自在な複数の支持部が、退避状態に切換え操作自在に設けられている点を特徴とする。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(食器洗浄機の構成)
図1に示すように、洗浄槽挿脱用開口Aが前部に形成された直方体状の本体ケーシング1が設けられ、平面視形状が四角状でかつ上部が開口された洗浄槽2が、洗浄槽挿脱用開口Aを通して本体ケーシング1に対して挿脱されることにより、本体ケーシング1の内部の洗浄運転用の収納位置に収納された収納状態と本体ケーシング1の前方に引き出された引出し状態とに切換え自在に設けられて、引出し式の食器洗浄機Sが構成されている。
本実施形態の扉体3は、洗浄槽2の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うように構成され、扉体3の上部側箇所には、引出し操作用の把手部4が設けられている。
具体的には、扉体3は、その横幅が本体ケーシング1の横幅よりも少し大きく、且つ、その上下幅が本体ケーシング1の上下幅と同じ大きさとなるように構成されている。
尚、洗浄槽側レール部材6は、本体ケーシング1に設けた本体ケーシング側レール部材(図示せず)に対して、スライド自在に係合されることになる。
尚、下方張出部2dと前方張出部2fとは、一連に連なる板状に形成されている。
尚、図19においては、食器洗浄機Sの下方に、設置体Dとして、引出し式の収納部が配置される場合を例示する。
食器洗浄機Sの扉体3は、食器洗浄機SをシステムキッチンKに設置する際に、その施工現場にて、洗浄槽2の前部に装着されるものであり、以下、扉体3を洗浄槽2の前部に装着する構成について説明する。
従って、扉体3の後面に取付けた係合体Eが、洗浄槽2の前部に設けた係合部Fに係合された状態で、扉体3が洗浄槽2の前部に装着されることになる。
つまり、断面形状L型の軸状部10aは、その長手方向視にて、一辺側部分を扉体3の後面に当て付けた状態に装着されるものであって、軸状部10aにおける扉体3から起立姿勢となる他辺側部分に、上方板状部10u及び下方板状部10sが連設されている。
つまり、支持金具11は、扉体3の厚さ方向視(前後幅方向視)にて、帯板状に構成されるものであって、支持金具11の上下の縁部に対して、中間板状部10mの内縁部が摺接する状態となるように構成されている。
そして、接続部分11bには、接続体12が装備され、接続部分11bにおける上壁に相当する部分には、扉体3の横幅方向に沿う長孔13が形成されている。
本体部分12aが、支持金具11の接続部分11bに形成した長孔13の横幅よりも大きな横幅を有する状態に形成され、そして、突出部分12bが、支持金具11の接続部分11bに形成した長孔13の横幅よりも小さな横幅となる状態に形成されて、長孔13を通して、接続部分11bの外方に突出するように構成されている。
つまり、接続体12は、扉体3の横幅方向に移動自在な状態で、支持金具11の接続部分11bに装着されている。
そして、右方側係合体形成金具10Rにおける連結片10rの先端が、接続体12に係合するように構成され、かつ、連結片10rを貫通する頭付ボルト14が、接続体12に螺合する状態で設けられている。
したがって、頭付ボルト14を操作しながら、右方側係合体形成金具10Rの扉体3に対する横幅方向での位置を調節できるように構成されている。
また、左方側係合体形成金具10Lに対しても、上下2箇所に対応して支持金具11が設けられるものであるから、左方側係合体形成金具10Lの扉体3に対する横幅方向での位置を調節する際には、上下2箇所の頭付ボルト14を操作しながら行うことになる。
尚、上方側の左右一対の係合作用部Euは同様に構成され、下方側の左右一対の係合作用部Esも同様に構成されるものであるため、以下、右方側係合体形成金具10Rが備える上方側の右方の係合作用部Eu、及び、下方側の右方の係合作用部Esを代表として説明し、左方側係合体形成金具10Lが備える上方側の左方の係合作用部Eu、及び、下方側の左方の係合作用部Esについては、必要に応じて説明を加える。
すなわち、固定受け金具20は、横長枠体状の本体部20aと、その本体部20aの両端部の前後方向に沿う姿勢の板状部20bとから構成され、その板状部20bに、前後位置調整用回転体16が回転自在に支持され、また、固定用ボルト18が螺合する連結孔21が形成されている。
そして、前後位置調整用回転体16の軸部16Bが板状部20bに回転自在に嵌合されており、前後位置調整用回転体16の頭部16Aを回転操作することにより、右方側係合体形成金具10Lの上方板状部10uを洗浄槽前後幅方向(扉体3の厚さ方向)に移動させることができるように構成されている。
すなわち、洗浄槽接続部材7の前端部に、前後方向に沿う姿勢の板体29が上方に向けて起立する状態で設けられ、その板体29に、前後位置調整用回転体23及び上下位置調整用回転体25が回転自在に支持され、また、固定用ボルト27が螺合する連結孔30が形成されている。
したがって、前後位置調整用回転体23を回転操作することにより、右方側係合体形成金具10Rの下方板状部10sを洗浄槽前後幅方向(扉体3の厚さ方向)に移動させることができ、また、上下位置調整用回転体25を回転操作することにより、右方側係合体形成金具10Rを洗浄槽上下幅方向(扉体3の上下幅方向)に移動させることができるように構成されている。
また、下方側操作用窓32を通して、下方側の右方の係合作用部Esと下方側の右方の係合部分Fsとの係合状態の確認や、下方側の右方の係合部分Fsが備える前後位置調整用回転体23及び上下位置調整用回転体25の回転操作を行うことができ、加えて、固定用ボルト27の装着作業を行えるように構成されている。
そして、前カバーMには、係合体Eにおける上方側の左右一対の係合作用部Eu及び下方側の左右一対の係合作用部Esを挿通させるために、上下方向に沿う4つのスリット状開口34が形成されている。
尚、前カバーMの上部側箇所には、扉体3を装着しない状態において、洗浄槽2を引出し操作する仮把手部36が形成されている。
先ず、扉体3の後面に装着した係合体Eにおける上方側の左右一対の係合作用部Eu及び下方側の左右一対の係合作用部Esを、前カバーMのスリット状開口34を通して、前カバーMの内部に挿入し、次に、上方側の左右一対の係合作用部Eu及び下方側の左右一対の係合作用部Esを、上方側の左右一対の係合部分Fu及び下方側の左右一対の係合部分Fsに係合させることになる。
同様に、左方側係合体形成金具10Lや右方側係合体形成金具10Rにおける下方板状部10sの係合孔24を、下方側の係合部分Fuの前後位置調整用回転体23に係合させ、かつ、下方板状部10sの接当部26を下方側の係合部分Fsの上下位置調整用回転体25に接当する状態に載せ付ける。
また、上方側の左右一対の係合部分Fuに装備した前後位置調整用回転体16及び下方側の左右一対の係合部分Fsに装備した前後位置調整用回転体23の回転操作により、扉体3の洗浄槽前後幅方向での位置を調節することになる。
この際、左右の前後位置調整用回転体16及び左右の前後位置調整用回転体23の回転操作により、扉体3の上方側の左右両側部分及び下方側の左右両側部分についての洗浄槽前後幅方向での位置を調節することにより、扉体3の前後方向での傾きや左右方向での傾きを調節することができる。
上述の通り、食器洗浄機SをシステムキッチンKに設置する際に、その施工現場にて、洗浄槽2の前部に扉体3を装着することになるが、扉体3を装着する際には、扉体3の後面に、係合体Eを取付けることになる。
そして、図20及び図21に示すように、扉体3に係合体Eを取付ける際に、扉体3に対する係合体Eの取付け位置を定める係合体取付冶具Qが設けられている。
そして、位置指示部Hが示す係合体存在箇所が、冶具本体40が位置決め接当部Gによって扉体3に対して位置決めされた位置決め状態において、扉体3に対して係合体Eを取付ける設定適正位置に対応する箇所であるように構成されている。
本実施形態においては、複数の当て付け部41として、扉体3の4つの側端面のうちの、左右の側端面の夫々に当て付ける左右一対の左右位置規制用当て付け部41A、及び、扉体の4つの側端面のうちの、上下の側端面のいずれかに当て付ける上下位置規制用当て付け部41Bとを備えるように構成されている。
尚、本実施形態においては、上下位置規制用当て付け部41Bは、上下の側端面のうちの上方側の側端面に当て付けるように構成されている。
そして、扉体当て付け用舌片41tが、操作片部41sを扉体3の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げたときに、扉体3の存在予定側に向けて起立するように構成されている。
従って、冶具本体40を扉体3に重ね合わせた状態を想定したときに、左右位置規制用当て付け部41Aの折曲げ予定線Rが、扉体3の左右の辺に沿う状態で存在し、かつ、上下位置規制用当て付け部41Bの折曲げ予定線Rが、扉体3の上方の辺に沿う状態で存在することになる。
つまり、冶具本体40には、切欠部43として、左方側係合体形成金具10L及びそれに組み付けられている支持金具11や接続体12を嵌め込む嵌合孔43Lや、右方側係合体形成金具10R及びそれに組み付けられている支持金具11や接続体12を嵌め込む嵌合孔43Rが形成されている。
すなわち、係合体Eを冶具本体40の切欠部43に嵌め込んだ状態において、冶具本体40における扉体3の存在予定側とは反対側の面に、係合体Eと冶具本体40に亘る状態で接着テープ44が貼り付けられている。
次に、図22及び図23に示すように、左右一対の左右位置規制用当て付け部41Aを扉体3の左右の側端面に当て付け且つ上下位置規制用当て付け部41Bを扉体3の上方の側端面に当て付けるようにしながら、冶具本体40を扉体3の後面に重ね合わせる状態に装着し、その後、左方側係合体形成金具10Lに組み付けられている支持金具11や右方側係合体形成金具10Rに組み付けられている支持金具11を、ビス11dにて扉体3に固定する。
具体的には、冶具本体40を上方側に持ち上げるようにして、接着テープ44を左方側係合体形成金具10Lの支持金具11や右方側係合体形成金具10Rの支持金具11から離脱させながら、冶具本体40を扉体3から取外すことになる。
尚、係合体取付冶具Qを扉体3から取外す際に、予め、接着テープ44を剥がしておいてもよい。
次に、第2実施形態について説明する。
すなわち、扉体3は、標準状態として、上記第1実施形態にて説明した如く、本体ケーシング1の上下幅と同じ大きさのものが用いられるが、図25及び図26に示すように、本体ケーシング1の上下幅よりも大きいものが用いられることがある。
また、食器洗浄機Sの横側に位置する設置体Dの上下幅が、食器洗浄機Sの本体ケーシング1よりも大きくなる場合において、その上下幅も種々の大きさとなる場合がある。つまり、上述の設定量Jが変化する場合がある。
そして、冶具本体40に、折曲げ予定線Rとして、本体ケーシング1の上下幅と同じ大きさの標準的な大きさの扉体3に対する上下位置規制用当て付け部41Bを形成するための標準用折曲げ予定線Rhに加えて、本体ケーシング1の上下幅よりも大きい大きさの扉体3に対する上下位置規制用当て付け部41Bを形成するための幅広用折曲げ予定線Rwが、扉体3の上下幅方向に相当する方向(冶具本体40の上下幅方向)に沿わせて設定間隔(例えば、5mm間隔)おきに複数設定されることになる。
尚、切除部45の上下方向に沿う長さが、複数の折曲げ予定線Rが並ぶ設定間隔よりも大きなため、複数の折曲げ予定線Rの夫々に対応する左右の切除部45が、冶具本体40の端縁側に位置するものほど、冶具本体40の横幅方向において内方側に位置する状態に形成されている。
そして、切断予定線Uを切断した状態においては、選択した折曲げ予定線Rに対して冶具本体40の外方側に位置する部分にて操作片部41sが形成され、その操作片部41sから冶具本体40の内方側に突出する部分にて扉体当て付け用舌片41tが形成されることになる。
そして、選択した上下位置規制用当て付け部41Bの操作片部41sを扉体3の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げて、扉体当て付け用舌片41tを扉体3の存在予定側に向けて起立させることになる。
次に、第3実施形態について説明する。
この第3実施形態は、第2実施形態と同様に、係合体取付冶具Qが、上下位置規制用当て付け部41Bとして、位置指示部Hの扉体3に対する位置を上下方向で異なる方向に変更する複数の上下位置規制用当て付け部41Bを装備する場合についての別形態を示すものである。
そして、冶具本体40に、複数の上下位置規制用当て付け部41Bが、扉体3の上下幅方向に相当する方向(冶具本体40の上下幅方向)に沿わせて設定間隔(例えば、5mm間隔)おきに複数形成されている。
また、複数の幅広用折曲げ予定線Rwの夫々に対応して、幅広用当て付け部41wの操作片部41sを形成するための逆U字状の操作片形成用切断部47が、幅広用折曲げ予定線Rwよりも冶具本体40の外方に向けて突出する状態で形成されている。
尚、幅広用当て付け部41wの操作片部41sの横幅は、冶具本体40の横幅の7分の1程度の小さな幅に設定されている。
次に、第4実施形態について説明する。
この第4実施形態は、係合体取付冶具Qの改良構成を示すものであって、以下の説明では、第1実施形態の係合体取付冶具Qに適用した場合を例示するが、この第4実施形態の改良構成は、第2実施形態や第3実施形態の係合体取付冶具Qにも適用できる。
そして、冶具本体40に、扉体3の存在予定側に突出して扉体3の後面と接当自在な複数の支持部51が、退避状態に切換え操作自在に設けられている。
つまり、冶具本体40における支持部51の形成箇所に対応する部分には、支持部形成用折曲げ線Wが設定され、その支持部形成用折曲げ線Wに対応させた状態で、U字状の支持部形成用切断部52が形成されて、支持部形成用切断部52の内方側部分にて、支持部51が構成されている。
そして、この支持部51は、支持部形成用折曲げ線Wに沿って扉体3から離れる側に折り曲げることにより、退避状態に切換え操作できるように構成されている。
つまり、左右位置規制用当て付け部41Aや上下位置規制用当て付け部41Bが、扉体3の側端面に適正通り当て付けられる状態となるように、扉体3に対する冶具本体40の位置合わせを行う。
尚、支持金具11をビス11dにて扉体3に固定する作業が終了した段階において、冶具本体40を扉体3から外す際には、両面テープ50を扉体3から剥がすようにする。
次に、別実施形態を列記する。
(1)上記第1~第4実施形態においては、扉体3が洗浄槽2の前部の上下幅方向や横幅方向の全体を覆う場合を例示したが、例えば、洗浄槽2の前部の上方部分に操作パネル部が装備されて、扉体3が操作パネル部の下方側部分を覆うように装着される場合等、扉体3の洗浄槽2の前部の一部を覆うように装着される形態の食器洗浄機についても、本発明は適用できるものである。
尚、この場合には、係合体Eをビス等にて扉体3に取付ける際に、ビスの締め付けを完了する前に、冶具本体40を破断しながら、係合体Eと扉体3との間から除去することになる。
2 洗浄槽
3 扉体
40 冶具本体
41 当て付け部
41A 左右位置規制用当て付け部
41B 上下位置規制用当て付け部
41s 操作片部
41t 扉体当て付け用舌片
43 切欠部
50 両面テープ
51 支持部
A 洗浄槽挿脱用開口
E 係合体
F 係合部
G 位置決め接当部
H 位置指示部
Q 係合体用取付冶具
R 折曲げ予定線
Claims (8)
- 上部が開口された洗浄槽が、本体ケーシングの前部に形成された洗浄槽挿脱用開口を通して前記本体ケーシングに対して挿脱されることにより、前記本体ケーシングの内部の洗浄運転用の収納位置に収納された収納状態と前記本体ケーシングの前方に引き出された引出し状態とに切換え自在に構成され、前記洗浄槽の前記収納状態において前記洗浄槽挿脱用開口を閉じる矩形板状の扉体の後面に取付けた係合体が、前記洗浄槽の前部に設けた係合部に係合された状態で、前記扉体が前記洗浄槽の前部に装着される食器洗浄機において、前記扉体に前記係合体を取付ける際に、前記扉体に対する前記係合体の取付け位置を定める食器洗浄機の係合体用取付冶具であって、
前記扉体に対して重ね合わせた状態に装着自在な板状の冶具本体に、前記扉体の4つの辺の夫々に対応する4つの側端面のうちの、少なくとも隣接する2つの側端面との接当により、前記扉体に対する前記冶具本体の前記扉体の板面方向での位置を定める位置決め接当部、及び、前記冶具本体に対して前記係合体を位置させる係合体存在箇所を示す位置指示部が設けられ、
前記位置指示部が示す前記係合体存在箇所が、前記冶具本体が前記位置決め接当部によって前記扉体に対して位置決めされた位置決め状態において、前記扉体に対して前記係合体を取付ける設定適正位置に対応する箇所であるように構成されている食器洗浄機の係合体用取付冶具。 - 前記位置決め接当部が、前記扉体における複数の前記側端面の夫々に各別に当て付ける複数の当て付け部を備える状態に構成され、
前記当て付け部の夫々が、前記冶具本体に対する折曲げ予定線に対して前記冶具本体の外方側に向けて突出する状態で位置しかつ前記折曲げ予定線に沿って前記扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げる操作片部と、その操作片部から前記冶具本体の内方側に向けて突出する状態で前記操作片部に連なる扉体当て付け用舌片とを備える形態に構成され、
前記扉体当て付け用舌片が、前記操作片部を前記扉体の存在予定側とは反対側に向けて折り曲げたときに、前記扉体の存在予定側に向けて起立するように構成されている請求項1記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。 - 前記冶具本体が折曲げ可能な材料にて構成され、
前記当て付け部の前記操作片部及び前記扉体当て付け用舌片が、前記冶具本体の一部を起立させる形態で構成されている請求項2記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。 - 前記位置決め接当部が、複数の前記当て付け部として、前記扉体の4つの側端面のうちの、左右の側端面の夫々に当て付ける左右一対の左右位置規制用当て付け部、及び、前記扉体の4つの側端面のうちの、上下の側端面のいずれかに当て付ける上下位置規制用当て付け部を備えるように構成されている請求項3記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。
- 前記扉体が、前記洗浄槽の前部の上下幅方向の全体及び横幅方向の全体を覆うように構成され、
前記上下位置規制用当て付け部として、前記位置指示部の前記扉体に対する位置を扉体上下幅方向で異なる位置に変更する複数の上下位置規制用当て付け部が設けられている請求項4記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。 - 前記位置指示部が、前記冶具本体に形成された切欠部として構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。
- 前記係合体が、前記冶具本体に予め取付けられている請求項6記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。
- 前記冶具本体における前記扉体に対向する面に、前記冶具本体を前記扉体に位置決めする両面テープが設けられ、
前記冶具本体に、前記扉体の存在予定側に突出して前記扉体の後面と接当自在な複数の支持部が、退避状態に切換え操作自在に設けられている請求項1〜7のいずれか1項に記載の食器洗浄機の係合体用取付冶具。
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