JP4689016B2 - 機械式粉砕機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小麦フスマ等の繊維質材料を粉砕する粉砕機の技術分野に属し、詳しくは、繊維質材料を、良好な効率で微粉砕することができる繊維質材料用の機械式粉砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】
小麦フスマ等の繊維質の粉粒体原料を微粉末に粉砕する装置として、実公昭57−40104号公報等に開示される渦流式粉砕機や、特開昭51−64661号公報に開示されるターボ式粉砕機等の機械式粉砕機が用いられている。
【0003】
美容食品や健康食品として、繊維質を含む各種の食品が生産されて流通しているが、舌触りを良くするためには、食品に添加される繊維質の微粉末は、100μm以下で、かつ、平均径が30μm以下の粒度を有するのが好ましい。
また、工業用の繊維状粉体、例えば、繊維強化複合材に使用される炭素繊維等においても、バインダと均一に混合して機械的強度を向上させるために、より繊維長の短い材料が望まれている。
【0004】
ところが、前述のような従来の機械式粉砕機では、繊維質材料を粉砕してより微細な粉体、例えば、前述のような最大径が100μm以下で平均が30μm以下の粒度となる繊維質の微粉末を得るためには、ロータの回転数を上げる必要がある。そのため、エネルギー効率やロータの軸受の寿命、ロータの高速回転による騒音や振動の発生などの各種の問題点が発生している。
【0005】
しかも、ロータの回転数を上げるのには限界があるため、従来の機械式粉砕機で繊維質材料を粉砕して得られた粉粒体は、所望の粒径まで粉砕されていない粉末が混在していることが少なくない。
そのため、所望粒度の繊維質微粉末を得るためには、繊維質材料を粉砕した後に、篩や空気分級機等の分級手段による処理を行い、所望の粒径を超える粗い粒子を取り除く工程が必要であり、生産効率が非常に悪いという問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、小麦フスマ等の食品用繊維質材料や炭素繊維等の工業用繊維質材料を、例えば、最大径が100μm以下で、かつ、平均径が30μm以下の粒度を有する微粉末に、効率良く粉砕することができる、繊維質材料用の機械的粉砕機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、回転軸と、複数の羽根を有し前記回転軸に支持される、複数のロータと、内周面に複数の溝を有し、この内周面が前記ロータの外周面に対して所定の間隙を有する状態で、前記ロータの外側に配置されるライナと、前記ロータの回転手段と、前記回転軸の軸線方向に前記ロータを挟んで配置される前記ロータの最外径より小さい径を有する円盤状の板材とを有し、被粉砕物の流れ方向の最上流側の第1ロータの羽根が、前記回転軸の軸線方向に対して平行、または、前記被粉砕物の流れを押し戻す方向と逆方向に傾斜しており、さらに、前記第1ロータ以外の前記ロータは、被粉砕物の流れ方向の最下流側のロータの羽根が、被粉砕物の流れを押し戻す方向に傾斜し、かつ、少なくとも2段の前記ロータの羽根の前記回転軸の軸線方向に対する角度が、互いに異なることを特徴とする機械式粉砕機を提供する。
【0008】
また、前記傾斜する羽根が、回転軸の軸線方向に対して10°〜45°の角度で傾斜するのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の繊維質材料用の機械式粉砕機について、添付の図面に示される好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0010】
本発明の機械式粉砕機は、小麦フスマ等の食品用繊維質材料や炭素繊維等の工業用繊維質材料を微粉末に粉砕するものである。
ここで、本発明が対象とする繊維質材料には特に限定はなく、例えば、「人間の消化酵素では分解されない食物中の難消化成分の総体」で定義される食物繊維を多く含む食品用の繊維質材料、各種の無機物や有機物等の工業用の繊維質材料など、各種の繊維質材料を微粉砕することができる。
【0011】
本発明の機械式粉砕機が対象とする好適な具体例としては、食品用の繊維質材料としては、小麦フスマ、おから、抹茶、乾燥ワカメ、干ヒジキ、干海苔、乾燥野菜等が、工業用の繊維質材料としては、炭素繊維、アクリル繊維、アラミド繊維およびナイロン繊維、絹等の各種繊維、おがくず(木粉・木屑)、パルプ等が、それぞれ例示される。
これらの繊維質材料は、原材料の大きさが20mm以下であるのが好ましく、また、水分は10wt%以下であるのが好ましい。
【0012】
図1に、本発明の機械式粉砕機10(以下、粉砕機10という)を利用する繊維質材料の粉砕設備の一例を示す。
図示例の粉砕設備50は、本発明の粉砕機10と、スクリューフィーダ12と、バグフィルタ14と、ブロワ16とを有して構成される。
【0013】
粉砕される繊維質材料は、スクリューフィーダ12によって本発明の粉砕機10の原料の導入口18に供給される。
また、粉砕機10の排出口20には、バグフィルタ14を介してブロワ16が連結されており、粉砕機10(粉砕機本体22)の内部はブロワ16によって吸引されている。
【0014】
従って、スクリューフィーダ12によって導入口18に供給された繊維質材料は、ブロワ16の吸引による気流によって粉砕機10内を導入口18から排出口20まで上方に搬送されつつ、粉砕されて微粉末となり、排出口20から排出される。排出された繊維質の微粉末は、ブロワ16の吸引による気流でさらに搬送され、バグフィルタ14によって捕捉され、取り出される。
【0015】
図2に、本発明の粉砕機10の一例を示す概略部分断面図を示す。
本発明の粉砕機10は、粉砕機本体22と、回転手段24とから構成される。回転手段24は、モータ26と、モータ26のシャフト26aに固定されるプーリ28と、後述する回転軸38の下端に固定されるプーリ30と、プーリ28およびプーリ30の間に張架される無端の伝達ベルト32とを有しており、モータ26を回転することで、回転軸38すなわち後述するロータ40(ロータ40の組立体)を所定の回転数で回転させる。
【0016】
一方、粉砕機本体22は、前述の導入口18および排出口20を有するケーシング34およびこのケーシング34の内面に設けられたライナ36と、前述の回転軸38およびこの回転軸38に固定されたロータ40とから構成されている。ここで、ロータ40と回転軸38とは一体的に形成してもよく、あるいは、別体の物を組み合わせて固定してもよい。
また、必要に応じて、ケーシング34等を水冷することにより、粉砕機本体22を冷却してもよい。
【0017】
ライナ36は、ロータとライナとを用いる各種の機械式粉砕機に用いられる公知のものである。すなわち、内面に多数の溝が形成された円筒状を有し、その内周面(溝を形成するリブの先端)とロータ40の外周面(後述する羽根44の先端)との間に所定の間隙をもってロータ40を収容するように、ケーシング34の内部に配置される。
【0018】
このライナ36の溝の形状やピッチ等については、特に限定はなく、繊維質材料の材質や目的とする微粉末の粒度等に応じて、公知のものを選択して使用することができる。例えば、回転軸38と同方向(以下、軸線方向という)に延在する深さ4mmの三角溝が、ロータ40の回転方向(ライナの内周面の円周方向)に沿って6mmのピッチで形成されているライナ等が例示される。
また、ライナ36の内周面とロータ40の外周面との間の間隙も特に限定はないが、繊維質材料を好適に粉砕し、例えば、食品用の繊維質材料であれば、100μm以下で、かつ、平均径が30μm以下の粒度を有する微粉末を効率よく得られる等の点で、1mm〜10mm程度とすることが好ましい。この間隙は、ライナ36の内周面とロータ40の外周面とで、均一とすることが好ましい。
【0019】
回転軸38は、ケーシング34の上下に配置された軸受34aおよび34aによって回転自在に軸支されている。前述したように、回転軸38の下端には、回転手段24のプーリ30が固定されており、モータ26の駆動によって、伝達ベルト32を介して回転軸38が回転し、この回転軸38に固定されたロータ40が回転される。
【0020】
図3にロータ40の概略正面図を、図4に図3のA−A線概略断面図を、それぞれ示す。
粉砕機10におけるロータ40は、被粉砕物である繊維質材料の粉砕に主に関与するものである。このロータ40は、図3および図4に示されるように、円筒状で、その中心を回転軸38の回転中心と一致して、回転軸38に固定された中心部42と、この中心部42の外周面から半径方向に突出して設けられた、矩形板状の羽根44とを有している。この羽根44は、回転方向(中心部42の円周方向)に所定の間隔で複数枚(図示例では16枚)が設けられている。なお、図3においては、構成を明瞭にするために、羽根44の先端面に斜線を付す。
このロータ40も、羽根44と中心部42とを、一体的に形成したものであっても、別体に製造した両者を組み合わせて固定したものであってもよい。
【0021】
なお、本発明の粉砕機10においては、羽根44の断面形状は、図4に示す図示例の矩形の板状に限定されるものではなく、三角形等の公知の機械式粉砕機で用いられている各種の形状が利用可能である。しかしながら、本発明では、基本的に、繊維質材料をロータ40の羽根44で衝打して粉砕するので、図示例のような矩形の板状とすることが好ましい。
【0022】
図示例の粉砕機10においては、好ましい態様として、全ロータ40を軸線方向で挟むように円盤状の仕切り板46を配置して、4段のロータ40(40a〜40d)を軸線方向に積層して、1つのロータ(ロータ40の組立体)を構成している。
なお、仕切り板46とロータ40も、一体的でも別体の物を組み合わせて固定してもよい。
【0023】
ここで、図示例においては、最上段のロータ40aは、本発明の特徴的な構成を有するものであり、他のロータ40b〜40cは羽根44が軸線方向に延在して配置されるのに対し、最上段のロータ40aは、羽根44が、被粉砕物の流れを押し戻す方向に傾斜している。
本発明の粉砕機10は、ロータ40の少なくとも1つがこのような傾斜する羽根44を有することにより、小麦フスマや炭素繊維等の繊維質材料を良好な効率で粉砕して、微粉末とすることができる。
【0024】
図5に、被粉砕物の流れを押し戻す方向に傾斜した羽根44の作用を、模式的に示す。
なお、本発明において、「ロータの羽根が被粉砕物の流れを押し戻す方向に傾斜する」とは、供給された被粉砕物(繊維質材料)wの粉砕機10内における搬送方向(図では矢印y方向)に対して、回転(図では矢印x方向)するロータ40の羽根44が、この搬送方向に逆らう方向の気流を発生するように傾斜していることを意味する。
【0025】
図5に示されるように、被粉砕物wは、ブロワ16による気流によって矢印y方向に搬送され、回転するロータ40の羽根44に衝突し、粉砕される。
ここで、大きな粒子は、この気流に乗りにくいため、羽根44に衝突しやすい上に、衝突後、矢印zに示されるように、傾斜する羽根44の作用によって上流(気流による搬送方向と逆の方向)に押し戻される。すなわち、十分に粉砕された細かい粒子は、ブロワ16による気流に乗って下流に搬送され、粉砕機10から排出されるが、大きな粒子は、傾斜する羽根44によって押し戻され、再度、羽根44に衝突することを繰り返し、十分に細かくなるまで、何度も粉砕作用を受ける。
本発明の粉砕機10は、このような作用によって、従来の装置では効率の良い微粉砕ができなかった繊維質材料を、良好な効率で微粉末に粉砕することを可能している。
【0026】
本発明の粉砕機10において、羽根44の傾斜角度(図5に示す角度θ)には特に限定はなく、前述の流れを押し戻す方向に傾斜を有するものであればよく、すなわち、傾斜角度θは、0°を超え、90°未満であればよい。特に、良好な効率で微粉砕を行える等の点で、この傾斜角度θは、10°〜45°とするのが好ましい。
【0027】
前述のように、図示例の粉砕機10は、円盤状の仕切り板46を介して、4段のロータ40を軸線方向に積層して、1つのロータを構成しており、最上段のロータ40aのみが羽根44が傾斜している。
ここで、上から2段目(以下、段数は上から数える)のロータ40b〜最下段のロータ40dにおいて、隣り合わせるロータ40は、互いに、羽根4の位置を回転方向(図3および図4中、矢印x方向)にずらして設置される。すなわち、図3においては、3段目は、図4中矢印a方向にロータ40を見た状態であり、2段目および最下段は同矢印b方向にロータ40を見た状態となる。
このように、ロータ40を2段以上として、あるいはさらに、軸線方向に隣合わせる段で、回転方向に羽根4の位置をずらすことにより、より好適に繊維質材料の粉砕を行うことができる。
【0028】
なお、ロータ40を複数段にして粉砕機10を構成する場合における、ロータ40の段数には特に限定はない。
【0029】
また、図示例のように、複数段のロータ40を有する場合、各ロータ40(あるいはさらに仕切り板46)は、一体的に形成したものであっても、別体に製造した物を組み合わせて固定したものであってもよい。
しかしながら、後述するように、本発明の粉砕機は、様々なロータ40の組み合わせが可能であり、従って、組み合わせの変化に対応できるように、それぞれ個別に製造されたロータを組み合わせて固定するのが好ましい。
【0030】
図示例の粉砕機10においては、好ましい態様として、各ロータ40を軸線方向で挟むように、仕切り板46が配置される。本発明において、この仕切り板46は必須要件ではないが、仕切り板46を有することにより、繊維質材料の粉砕効率を、より向上できる。
なお、仕切り板46のサイズには、特に限定はないが、本発明者らの検討によれば、ロータ40の最外径(羽根44の先端)よりも、若干小さいのが好ましく、特に、ロータ40の最外径よりも、半径で2mm〜40mm、小さいのが好ましい。
【0031】
図示例の粉砕機10は、4段のロータ40を有し、最上段のロータ40aのみ、羽根44が流れを押し戻す方向に傾斜(以下、単に傾斜とする)しているが、本発明の粉砕機において、ロータの組み合わせはこれに限定されず、前述のように各種の組み合わせが可能である。
例えば、図6(A)に模式的に示されるように、最上段と2段目に同様に羽根44が傾斜するロータ40を用い、3段目に羽根44の傾斜角度が小さいロータ40を用い、最下段に羽根44が傾斜しないロータ40を用いてもよい。
あるいは、図6(B)に示されるように、最上段に大きな角度で羽根44が傾斜するロータ40を用い、3段目に羽根の傾斜角度が小さいロータ40を用い、2段目と最下段に羽根が傾斜しないロータ40を用いてもよい。
さらに、図6(C)に示されるように、流れを押し戻す方向と逆方向に傾斜する羽根44を有するロータ40を組み合わせてもよい。
【0032】
本発明においては、これ以外にも、全段で同様に傾斜する羽根44を有するロータ40を用いてもよく、全段で異なる角度で傾斜する羽根44を有するロータ40を用いてもよく、最下段のみ羽根が傾斜するロータ40を用いてもよく、すなわち、様々な組み合わせが利用可能である。
また、以上の例では、全て4段のロータ40を有しているが、本発明は、これに限定されないもの、前述のとおりである。
【0033】
このような本発明の粉砕機10において、羽根44が傾斜しているロータ40、および、羽根44が傾斜していないロータ40共に、羽根44の外周面におけるピッチP、羽根44の厚さc、羽根44の高さh(中心部42の半径方向の長さ)には、特に限定はなく、粉砕機10のスケール等に応じて、適宜決定すればよい。
なお、本発明者らの検討によれば、羽根44のピッチPは8mm〜40mmが、羽根44の厚さcは2mm〜10mmが、羽根44の高さhは羽根ピッチPの1倍〜5倍が、それぞれ好ましい。
上記条件を少なくとも1つ、好ましくは全て満たすことにより、より好適に繊維質材料を粉砕して、より良好な繊維質の微粉末を得ることができる。
【0034】
ロータ40の製造方法には特に限定はなく、削り出し等の公知の方法によればよい。また、製造後、高周波焼入れ処理、容射処理、CVDコーティング等の方法で、表面の硬度を工場してもよい。
また、その形成材料にも特に限定はなく、例えば、SSやS45C等の鋼材を用いればよい。
【0035】
このようなロータ40を有する本発明の粉砕機10において、ロータ40の回転速度には特に限定はない。
しかしながら、良好な粉砕を行うためには、外周面(羽根44の先端部)における周速が60m/sec〜160m/sec、特に、80m/sec〜140m/secとなるように、回転速度を設定するのが好ましい。
【0036】
以上、本発明の機械式粉砕機について詳細に説明したが、本発明は上述の例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0037】
【実施例】
以下、本発明の機械式粉砕機による粉砕の具体的実施例を挙げ、本発明をより詳細に説明する。なお、本発明は、この実施例に限定されないのは、もちろんである。
【0038】
[実施例1]
ロータ40の直径(羽根44の先端)が150mm、ロータ40とライナ36の隙間が2mm、羽根44の高さhが20mm、羽根44の厚さcが6mm、羽根44の枚数が16枚、1段のロータ40の高さが45mm、ロータ40の段数が4段、仕切り板46の直径が136mmで厚さが5mmの粉砕機10を製作した。これを用いて図1に示される粉砕設備50を構成して、粒径が約2mmの小麦フスマを粉砕した。
小麦フスマは、スクリューフィーダ12から1kg/hrで供給した。また、ロータ40の回転数は10,000min-1〜14,000min-1、ブロワ16の風量は2m3 /minとした。
【0039】
以上の条件の下、粉砕機10の最上段のロータ40を、羽根44の傾斜角度θが、0°(傾斜無し=比較例)、15°、および30°の3種のものに変更して、それぞれ小麦フスマを粉砕した。なお、最上段以外は、羽根44の傾斜角度θは0°である。
粉砕によって得られた小麦フスマの50%粒子径を、乾式のレーザ粒度測定機(マイクロトラック)で測定した結果を、図7のグラフに示す。
図7において、○は最上段に羽根44の傾斜角度θが0°のロータを、▲は同傾斜角度θが15°のロータを、×は同傾斜角度θが30°のロータを、それぞれ用いた際の結果である。このグラフから明らかなように、本発明の粉砕機は、比較例である従来の粉砕機に比べて、同じ条件であればより微粉砕することができ、また、同じ粉砕粒度を得るのにロータの回転数を大幅に下げられる等、大幅に粉砕性能が改善されている。
【0040】
[実施例2]
実施例1において、図6(A)に示されるように、最上段および2段目のロータ40の羽根44の傾斜角度θを30°、3段目のロータ40の羽根44の傾斜角度θを15°とした以外には、同様にして粉砕機10を作成した。この粉砕機10を用いて、ロータの回転数を14,000min-1で固定し、それ以外は実施例1と同様に小麦フスマの粉砕を行った。
実施例1と同様に50%粒子径を測定したところ、9.5μmで、比較例の粉砕機に比べて、大幅に微粉砕できることが確認された。
【0041】
[実施例3]
実施例1において、2段目〜最下段のロータ40のピッチPを半分にして、羽根44を32枚にした以外は、同様にして粉砕機10を作成した。この粉砕機10を用いて、ロータの回転数を10,000min-1で固定し、それ以外は実施例1と同様に小麦フスマの粉砕を行った。
実施例1と同様に50%粒子径を測定したところ、26μmで、比較例の粉砕機に比べて、大幅に微粉砕できることが確認された。
【0042】
[実施例4]
実施例1において、図6(B)に示されるように、最上段のロータ40の羽根44の傾斜角度θを30°、3段目のロータ40の傾斜角度θを15°とした以外は、同様にして粉砕機10を作成した。この粉砕機10を用いて、ロータの回転数を14,000min-1で固定し、それ以外は実施例1と同様に小麦フスマの粉砕を行った。
実施例1と同様に50%粒子径を測定したところ、17.6μmで、比較例の粉砕機に比べて、大幅に微粉砕できることが確認された。
【0043】
[実施例5]
実施例1において、図6(C)に示されるように、最上段のロータ40の羽根44の傾斜角度θを30°、段目のロータ40の傾斜角度θを−30°、段目のロータ40の傾斜角度θを30°、最下段のロータ40の傾斜角度θを−30°とした以外は、同様にして粉砕機10を作成した。この粉砕機10を用いて、ロータの回転数を14,000min-1 で固定し、それ以外は実施例1と同様に小麦フスマの粉砕を行った。
実施例1と同様に50%粒子径を測定したところ、21.6μmで、比較例の粉砕機に比べて、大幅に微粉砕できることが確認された。
【0044】
[実施例6]
実施例3と同様(すなわち同じ粉砕機10を用いる)の粉砕設備50によって、繊維長が約0.2mmのポリアミド樹脂を粉砕した。フィーダ12によるポリアミド樹脂の供給量は0.3kg/hr、ロータ40の回転数は14,000min-1、ブロワ16の風量は2m3 /minとした。
得られた粉砕品の50%粒子径を、湿式のレーザ粒度測定機(マイクロトラック)で測定したところ、24μmであった。なお、実施例1における比較例の粉砕機を用い、同条件でポリアミド樹脂を粉砕したところ、得られた粉砕品の50%粒子径は84μmであり、比較例に比べて大幅に微粉砕できることが確認された。
以上の結果より、本発明の効果は明らかである。
【0045】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の機械式粉砕機によれば、小麦フスマ等の食品用繊維質材料や炭素繊維等の工業用繊維質材料を、効率良く、より微細に粉砕することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機械式粉砕機を利用する粉砕設備の一例を示す概念図である。
【図2】 本発明の機械式粉砕機の一例を示す概略部分断面図である。
【図3】 図2に示される機械式粉砕機のロータの正面図である。
【図4】 図のA−A線断面図である。
【図5】 図2に示される機械式粉砕機のロータの部分拡大図である。
【図6】 (A),(B)および(C)は、本発明の機械式粉砕機に用いられるロータの別の例を示す概念図である。
【図7】 実施例において小麦フスマを粉砕した際の50%粒子径を示すグラフである。
【符号の説明】
10 粉砕機
12 スクリューフィーダ
14 バグフィルタ
16 ブロワ
18 導入口
20 排出口
22 粉砕機本体
24 回転手段
26 モータ
28,30 プーリ
32 伝達ベルト
34 ケーシング
34a 軸受
36 ライナ
38 回転軸
40 ロータ
42 中心部
44 羽根
46 仕切板
50 粉砕設備

Claims (2)

  1. 回転軸と、複数の羽根を有し前記回転軸に支持される、複数のロータと、内周面に複数の溝を有し、この内周面が前記ロータの外周面に対して所定の間隙を有する状態で、前記ロータの外側に配置されるライナと、前記ロータの回転手段と、前記回転軸の軸線方向に前記ロータを挟んで配置される前記ロータの最外径より小さい径を有する円盤状の板材とを有し、
    被粉砕物の流れ方向の最上流側の第1ロータの羽根が、前記回転軸の軸線方向に対して平行、または、前記被粉砕物の流れを押し戻す方向と逆方向に傾斜しており、
    さらに、前記第1ロータ以外の前記ロータは、被粉砕物の流れ方向の最下流側のロータの羽根が、被粉砕物の流れを押し戻す方向に傾斜し、かつ、少なくとも2段の前記ロータの羽根の前記回転軸の軸線方向に対する角度が、互いに異なることを特徴とする機械式粉砕機。
  2. 前記傾斜する羽根が、回転軸の軸線方向に対して10°〜45°の角度で傾斜する請求項1に記載の機械式粉砕機。
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