JPH07185372A - 高速粉砕方法および装置 - Google Patents
高速粉砕方法および装置Info
- Publication number
- JPH07185372A JPH07185372A JP34861693A JP34861693A JPH07185372A JP H07185372 A JPH07185372 A JP H07185372A JP 34861693 A JP34861693 A JP 34861693A JP 34861693 A JP34861693 A JP 34861693A JP H07185372 A JPH07185372 A JP H07185372A
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- Japan
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- grindstone
- grindstones
- facing
- flat grinding
- grinding
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】 耐減圧機構を持つ粉砕室に、放射状深型送り
溝を持つ、固定砥石１と、複数の減圧用排出翼４をもつ
金属製回転盤に回転砥石２を装着保持せしめ、高速回転
により強大な減圧ジェット気流を生起させて、固定砥石
上部開口部より空気を吸引し砥石の間隙をモーター回転
方向にスピン状の回転高速気流となり、供給される粉砕
原料をまきこみながら強制的に砥石間隙を高速で通過す
る、ジェット気流は粉砕時に、コロガリ、剪断、圧縮、
摩擦熱などによる強大な温度上昇エネルギーを吸収する
と共に、また冷却効果をともなう常温粉砕方法および装
置。 【効果】 被粉砕原料を温度上昇なしに常温微粉砕する
ことができ、高脂質、高水分、高蛋白質、糖質、酵素含
有物等の食品等を熱変性なしに微粉砕することを可能に
した。
溝を持つ、固定砥石１と、複数の減圧用排出翼４をもつ
金属製回転盤に回転砥石２を装着保持せしめ、高速回転
により強大な減圧ジェット気流を生起させて、固定砥石
上部開口部より空気を吸引し砥石の間隙をモーター回転
方向にスピン状の回転高速気流となり、供給される粉砕
原料をまきこみながら強制的に砥石間隙を高速で通過す
る、ジェット気流は粉砕時に、コロガリ、剪断、圧縮、
摩擦熱などによる強大な温度上昇エネルギーを吸収する
と共に、また冷却効果をともなう常温粉砕方法および装
置。 【効果】 被粉砕原料を温度上昇なしに常温微粉砕する
ことができ、高脂質、高水分、高蛋白質、糖質、酵素含
有物等の食品等を熱変性なしに微粉砕することを可能に
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は減圧ジェット気流発生機
能をもつ高速粉砕方法および装置に関するものである。
能をもつ高速粉砕方法および装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の挽臼原理を採用している粉砕機
は、高脂質、高水分、高蛋白質、糖質や特殊の酵素を多
く含有する物質の微粉砕は、粉砕工程で発生する、圧
縮、剪断、コロガリ摩擦などのエネルギーの熱変換によ
り発熱し、脂質の滲み出しのために「ベタ」つきや水分
により粘りつき、酸化変質などによる「コゲ」つき、フ
ィルム化などにより、微粉末化は極めて困難であった。
は、高脂質、高水分、高蛋白質、糖質や特殊の酵素を多
く含有する物質の微粉砕は、粉砕工程で発生する、圧
縮、剪断、コロガリ摩擦などのエネルギーの熱変換によ
り発熱し、脂質の滲み出しのために「ベタ」つきや水分
により粘りつき、酸化変質などによる「コゲ」つき、フ
ィルム化などにより、微粉末化は極めて困難であった。
【０００３】また発熱は回転数に比例するため、発熱を
抑えるため、例外なく低速指向を示している。代表的な
石臼使用例を示すと、抹茶などの伝統商品では石臼の回
転数は 156rpm （宇治茶業研究所）で運転され、従って
極端な低能力（40ｇ〜 100ｇ/h）となっていて、ある工
場では1000台の石臼を稼動させている。
抑えるため、例外なく低速指向を示している。代表的な
石臼使用例を示すと、抹茶などの伝統商品では石臼の回
転数は 156rpm （宇治茶業研究所）で運転され、従って
極端な低能力（40ｇ〜 100ｇ/h）となっていて、ある工
場では1000台の石臼を稼動させている。
【０００４】更にまた低速微粉砕機としてロールによる
圧縮粉砕方式があるが、常温粉砕については優れている
が、低速のため能力が極めて低く、コストアップにつな
がり経済的に難があった。
圧縮粉砕方式があるが、常温粉砕については優れている
が、低速のため能力が極めて低く、コストアップにつな
がり経済的に難があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術では
不可能とされていた難粉砕性物質の微粒パウダー化を合
理的かつ経済的に行い、長時間の安定生産を可能にする
ことを目的とした画期的な技術開発に関するものであ
る。
不可能とされていた難粉砕性物質の微粒パウダー化を合
理的かつ経済的に行い、長時間の安定生産を可能にする
ことを目的とした画期的な技術開発に関するものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】現在市場には各種粉砕機
があるが、その一つとして融砕機が好まれて産業用とし
て用いられている。その一例として、融砕機の代表とも
いえるマスコロイダー（商品名）について述べると、本
機は自由に間隔を調整することができる上下２枚の砥石
によって構成され、上部砥石は固定されており、高速で
回転する下部砥石との間には強力な遠心力・衝撃摩砕・
剪断が生じ、それらの総合作用によって超微粉砕化が行
われる。
があるが、その一つとして融砕機が好まれて産業用とし
て用いられている。その一例として、融砕機の代表とも
いえるマスコロイダー（商品名）について述べると、本
機は自由に間隔を調整することができる上下２枚の砥石
によって構成され、上部砥石は固定されており、高速で
回転する下部砥石との間には強力な遠心力・衝撃摩砕・
剪断が生じ、それらの総合作用によって超微粉砕化が行
われる。
【０００７】融砕機、およびマスコロイダーの生命は内
蔵する砥石である。特に難粉砕性物である高脂質、高水
分、高蛋白質、糖質、特殊酵素を多く含有する物質は、
砥石ならびに被粉砕物質のもつ特有の脂質、水分、蛋白
質や酵素は摩擦熱によってねばりつき、「ベタ」つき、
「コゲ」つき、フィルム化などにより物性が変化してパ
ウダーとしての商品化は不可能であった。これらを避け
るため砥石のクリヤランスを拡げると発熱による変成現
象はやや改善されるが、微粒化はできない。砥石の回転
数を減速させるとある程度改善されるが能力が低下する
と共に安定運転はできない。また、砥石の口径を大きく
すると低速回転でも砥石の周速が増加し、発熱、ねばり
つき、「ベタ」つき、「コゲ」つき、フィルム化など微
妙な変化が生じることを見出した。
蔵する砥石である。特に難粉砕性物である高脂質、高水
分、高蛋白質、糖質、特殊酵素を多く含有する物質は、
砥石ならびに被粉砕物質のもつ特有の脂質、水分、蛋白
質や酵素は摩擦熱によってねばりつき、「ベタ」つき、
「コゲ」つき、フィルム化などにより物性が変化してパ
ウダーとしての商品化は不可能であった。これらを避け
るため砥石のクリヤランスを拡げると発熱による変成現
象はやや改善されるが、微粒化はできない。砥石の回転
数を減速させるとある程度改善されるが能力が低下する
と共に安定運転はできない。また、砥石の口径を大きく
すると低速回転でも砥石の周速が増加し、発熱、ねばり
つき、「ベタ」つき、「コゲ」つき、フィルム化など微
妙な変化が生じることを見出した。
【０００８】従来の考え方からすると回転数と周速は比
例するので回転数と周速は同じ意味をもつものと考えて
いたが、各種のテストを繰りかえすうちに回転数ならび
に周速がある一定のラインを超えると、急に粉砕性能に
好転のきざしが見えることを発見した。更に周速を上げ
ると、従来全く不可能と考えられていた極度の難粉砕性
物質に対しても殆ど昇温することなく大能力を発揮して
いることを見出した。
例するので回転数と周速は同じ意味をもつものと考えて
いたが、各種のテストを繰りかえすうちに回転数ならび
に周速がある一定のラインを超えると、急に粉砕性能に
好転のきざしが見えることを発見した。更に周速を上げ
ると、従来全く不可能と考えられていた極度の難粉砕性
物質に対しても殆ど昇温することなく大能力を発揮して
いることを見出した。
【０００９】各砥石について、種々回転数を変えてテス
トを繰り返した結果表１のごとく、いずれの場合も周速
1850ｍ／分以上、好ましくは2200ｍ／分以上で難粉砕性
物質のパウダー化の顕著な変化が認められた。
トを繰り返した結果表１のごとく、いずれの場合も周速
1850ｍ／分以上、好ましくは2200ｍ／分以上で難粉砕性
物質のパウダー化の顕著な変化が認められた。
【００１０】
【表１】
【００１１】本発明の要旨とする所は外周部に平坦摩砕
面を有する回転砥石と同じく外周部に平坦摩砕面を有す
る固定砥石とをそれらの平坦摩砕面で同心的に相対向さ
せ、同回転砥石の回転下に固定砥石の開口部より被粉砕
原料を供給しながら両砥石の対向平坦摩砕面間より該被
粉砕原料を摩砕、粉砕して排出する方法において、上記
回転砥石の周辺に両砥石の対向平坦摩砕面間に臨む複数
の吸引用排出翼を固設しかつ該回転砥石に両砥石の対向
面間に減圧ジェット気流を生起させるに十分な高速回転
を与えることを特徴とする高速粉砕方法であり、その際
回転砥石に与える高速回転が1850ｍ／分以上であるこ
と、両砥石の相対向する平坦摩砕面の半径方向の幅が夫
々25mm以下であること、両砥石の相対向する平坦摩砕面
間の間隙が100 〜 3,000μｍであることが重要である。
面を有する回転砥石と同じく外周部に平坦摩砕面を有す
る固定砥石とをそれらの平坦摩砕面で同心的に相対向さ
せ、同回転砥石の回転下に固定砥石の開口部より被粉砕
原料を供給しながら両砥石の対向平坦摩砕面間より該被
粉砕原料を摩砕、粉砕して排出する方法において、上記
回転砥石の周辺に両砥石の対向平坦摩砕面間に臨む複数
の吸引用排出翼を固設しかつ該回転砥石に両砥石の対向
面間に減圧ジェット気流を生起させるに十分な高速回転
を与えることを特徴とする高速粉砕方法であり、その際
回転砥石に与える高速回転が1850ｍ／分以上であるこ
と、両砥石の相対向する平坦摩砕面の半径方向の幅が夫
々25mm以下であること、両砥石の相対向する平坦摩砕面
間の間隙が100 〜 3,000μｍであることが重要である。
【００１２】
【作用】本発明で用いられる回転砥石および固定砥石お
よびこれを用いた摩砕（粉砕）装置としては、本発明者
の開発になるマスコロスダー（特公昭62-51658号公報、
特公平3-1061〜1064号公報、特公平4-55830 号公報、意
匠第655304号、845632号等）が用いられる。
よびこれを用いた摩砕（粉砕）装置としては、本発明者
の開発になるマスコロスダー（特公昭62-51658号公報、
特公平3-1061〜1064号公報、特公平4-55830 号公報、意
匠第655304号、845632号等）が用いられる。
【００１３】(1) 砥石 両砥石の相対向する面の外周平坦摩砕面を除く面に夫々
砥石回転方向とは反対の方向に多少傾斜した放射状の深
型送り溝を設ける。これは深型とすることで被粉砕原料
の送り出し作用を極めて大きくする働きがあるためで、
その深さや配列等については砥石外周の平坦摩砕面の砥
石粒度によって適宜調整される。
砥石回転方向とは反対の方向に多少傾斜した放射状の深
型送り溝を設ける。これは深型とすることで被粉砕原料
の送り出し作用を極めて大きくする働きがあるためで、
その深さや配列等については砥石外周の平坦摩砕面の砥
石粒度によって適宜調整される。
【００１４】(2) 吸引用排出翼 通常回転砥石を保持する金属回転盤の周辺に吸引用排出
翼を円周方向等間隔に複数個固定するが、この吸引用排
出翼はその先端が両砥石の対向平坦摩砕面間に臨むよう
に立設される。
翼を円周方向等間隔に複数個固定するが、この吸引用排
出翼はその先端が両砥石の対向平坦摩砕面間に臨むよう
に立設される。
【００１５】(3) 砥石の平坦摩砕面の幅および間隙 両砥石の外周部に形成した平坦摩砕面の円周方向の幅は
25mm以下、両砥石の対向する平坦摩砕面間の相互間隔
（間隙） 100〜3,000 μｍに夫々設定する。これは粉砕
時の転がり、剪断、圧縮、摩擦熱などによる温度上昇を
防ぎ実質的な常温微粉砕を保証するためである。
25mm以下、両砥石の対向する平坦摩砕面間の相互間隔
（間隙） 100〜3,000 μｍに夫々設定する。これは粉砕
時の転がり、剪断、圧縮、摩擦熱などによる温度上昇を
防ぎ実質的な常温微粉砕を保証するためである。
【００１６】(4) 回転砥石の周速 これは1,850 ｍ／分以上、好ましくは2,200 ｍ／分以上
であることが望ましい。これは前出の吸引用排出翼の作
用と相まって両砥石面間に絶大なジェット気流を生起さ
せて固定砥石の開口部より外気を吸引し、砥石面間でモ
ーター回転方向にスピン状の回転高速気流を発生させ定
量供給される被粉砕原料を巻き込みながら平坦砥石面間
を強制的に高速通過せしめるためである。
であることが望ましい。これは前出の吸引用排出翼の作
用と相まって両砥石面間に絶大なジェット気流を生起さ
せて固定砥石の開口部より外気を吸引し、砥石面間でモ
ーター回転方向にスピン状の回転高速気流を発生させ定
量供給される被粉砕原料を巻き込みながら平坦砥石面間
を強制的に高速通過せしめるためである。
【００１７】(5) 砥石の種類 本発明者の開発になる特公昭62-51658号公報、特公平3-
1061〜1064号公報、特公平4-55830 号公報に準じて実施
される。
1061〜1064号公報、特公平4-55830 号公報に準じて実施
される。
【００１８】(6) 被粉砕原料が酸化され易い物質である
場合には固定砥石の開口部である被粉砕原料の供給ホッ
パーに不活性ガス（Ｎ2 、ＣＯ2 ガス等）の吹出しノズ
ルを装着する場合がある。
場合には固定砥石の開口部である被粉砕原料の供給ホッ
パーに不活性ガス（Ｎ2 、ＣＯ2 ガス等）の吹出しノズ
ルを装着する場合がある。
【００１９】(7) 被粉砕物が粒子または比重の軽い物質
である場合にはその投入と同時に逆噴出するおそれがあ
るので前出のホッパー投入口に逆止金具を取付ける場合
がある。
である場合にはその投入と同時に逆噴出するおそれがあ
るので前出のホッパー投入口に逆止金具を取付ける場合
がある。
【００２０】(8) 耐減圧機能を有する粉砕室 前出のように両砥石間に回転砥石の高速回転により強大
な減圧ジェット気流を生起させるものであるから、装置
的には両砥石は耐減圧機能をもつ粉砕室内に装置するこ
とが必要となる。
な減圧ジェット気流を生起させるものであるから、装置
的には両砥石は耐減圧機能をもつ粉砕室内に装置するこ
とが必要となる。
【００２１】上記の減圧ジェット気流の効果を増大する
ために本発明者の開発になる真空または嫌気性ガス雰囲
気中の摩砕方法および装置（特開平3-16656 号公報）を
適用すると一層有効である。酸化変質のおそれのある食
品素材、爆発のおそれのある粉体等の乾式摩砕を安全か
つ効果的に実施するので有効である。
ために本発明者の開発になる真空または嫌気性ガス雰囲
気中の摩砕方法および装置（特開平3-16656 号公報）を
適用すると一層有効である。酸化変質のおそれのある食
品素材、爆発のおそれのある粉体等の乾式摩砕を安全か
つ効果的に実施するので有効である。
【００２２】以下に本発明の実施例を示す。深溝型固定
砥石（１）を収容した上部室と深溝型回転砥石（２）を
収容した下部室とはヒンジによって点線で示されるよう
に開閉自在となっており、これを合一して耐減圧機能を
もつ粉砕室に構成する。上部室の被粉砕原料供給ホッパ
ーには逆粉流防止金具（３）が取付けられている。回転
砥石（２）は周辺部に排出翼（４）を円周方向等間隔に
複数個立設した回転盤（５）に取付け固定されいる。
（６）は石抑え金具、（７）はベアリングカバー、
（８）はシャフト、（９）は６角ハンドル、（10）は防
水盤、（11）はロックハンドル、（12）は昇降ハンド
ル、（13）はジョイント、（14）は粉砕製品の取出口で
ある。
砥石（１）を収容した上部室と深溝型回転砥石（２）を
収容した下部室とはヒンジによって点線で示されるよう
に開閉自在となっており、これを合一して耐減圧機能を
もつ粉砕室に構成する。上部室の被粉砕原料供給ホッパ
ーには逆粉流防止金具（３）が取付けられている。回転
砥石（２）は周辺部に排出翼（４）を円周方向等間隔に
複数個立設した回転盤（５）に取付け固定されいる。
（６）は石抑え金具、（７）はベアリングカバー、
（８）はシャフト、（９）は６角ハンドル、（10）は防
水盤、（11）はロックハンドル、（12）は昇降ハンド
ル、（13）はジョイント、（14）は粉砕製品の取出口で
ある。
【００２３】本発明の装置を用いて、皮付き生白ゴマ、
皮付き生黒ゴマ、生ピーナッツ、生ココナッツ、バター
ピーナッツ、そば粉、茶葉について乾式粉砕を実施した
結果、夫々 150〜300 メッシュの微粉にそれらの物性を
変化させしめることなく常温微粉砕することができた。
皮付き生黒ゴマ、生ピーナッツ、生ココナッツ、バター
ピーナッツ、そば粉、茶葉について乾式粉砕を実施した
結果、夫々 150〜300 メッシュの微粉にそれらの物性を
変化させしめることなく常温微粉砕することができた。
【００２４】その他本発明法の適用される被粉砕（摩
砕）原料として以下のものがあげられる。食品 大豆（生）、ピーナッツ（炒り、生）、生ココナッツ、
生アーモンド、米（生）、麦（生）、コーン（生）、キ
ビ（生）、ソバ（生）、蓮の実（生）嗜好品 茶（抹、緑、紅）、生または炒りコーヒー豆、生または
炒りゴマ（白黒）スパイス 唐辛子、胡椒生薬 桂皮、縮砂、肉桂、クミン、コリアンダー、フェンネル
（ウイキョウ）、カルダモン調味 砂糖、塩
砕）原料として以下のものがあげられる。食品 大豆（生）、ピーナッツ（炒り、生）、生ココナッツ、
生アーモンド、米（生）、麦（生）、コーン（生）、キ
ビ（生）、ソバ（生）、蓮の実（生）嗜好品 茶（抹、緑、紅）、生または炒りコーヒー豆、生または
炒りゴマ（白黒）スパイス 唐辛子、胡椒生薬 桂皮、縮砂、肉桂、クミン、コリアンダー、フェンネル
（ウイキョウ）、カルダモン調味 砂糖、塩
【００２５】生薬 crude drug 医薬として有効成分をもつ動植物の全体、部分あるいは
その生産量、草根、木皮、犀角など 香辛料 spice 食品の調味に使う芳香を有する植物性物質 嗜好品 栄養摂取を目的とせず、香味や刺激を得るための飲食物 食品 人常的に食品として摂取する物の総称 食料品
その生産量、草根、木皮、犀角など 香辛料 spice 食品の調味に使う芳香を有する植物性物質 嗜好品 栄養摂取を目的とせず、香味や刺激を得るための飲食物 食品 人常的に食品として摂取する物の総称 食料品
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば回転砥石の高速回転によ
り両砥石面間に吸引用排出翼の作用と相まって強大な減
圧ジェット気流を生起せしめ、固定砥石開口部より供給
される被粉砕原料を温度上昇なしに常温微粉砕すること
ができ、高脂質、高水分、高蛋白質、糖質、酵素含有物
等の熱変化なしの微粉砕を可能にしたものである。
り両砥石面間に吸引用排出翼の作用と相まって強大な減
圧ジェット気流を生起せしめ、固定砥石開口部より供給
される被粉砕原料を温度上昇なしに常温微粉砕すること
ができ、高脂質、高水分、高蛋白質、糖質、酵素含有物
等の熱変化なしの微粉砕を可能にしたものである。
【図１】本発明装置の縦断面を示す説明図。
【図２】上部室を開いた状態の同上の平面図である。
１ 固定砥石 ２ 回転砥石 ４ 排出翼
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年１月１３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【手続補正書】
【提出日】平成６年１月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年１１月１７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
Claims (8)
- 【請求項１】 外周部に平坦摩砕面を有する回転砥石と
同じく外周部に平坦摩砕面を有する固定砥石とをそれら
の平坦摩砕面で同心的に相対向させ、同回転砥石の回転
下に固定砥石の開口部より被粉砕原料を供給しながら両
砥石の対向平坦摩砕面間より該被粉砕原料を摩砕、粉砕
して排出する方法において、上記回転砥石の周辺に両砥
石の対向平坦摩砕面間に臨む複数の吸引用排出翼を固設
しかつ該回転砥石に両砥石の対向面間に減圧ジェット気
流を生起させるに十分な高速回転を与えることを特徴と
する高速粉砕方法。 - 【請求項２】 回転砥石に与える高速回転が1850ｍ／分
以上の周速である請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 両砥石の相対向する面の外周平坦摩砕面
を除く面に夫々放射状深型送り溝を設けている請求項１
または２記載の方法。 - 【請求項４】 両砥石の相対向する平坦摩砕面の半径方
向の幅が夫々25mm以下である請求項１ないし３までのい
ずれか１項記載の方法。 - 【請求項５】 両砥石の相対向する平坦摩砕面間の間隙
が 100〜3,000 μｍである請求項１ないし４までのいず
れか１項記載の方法。 - 【請求項６】 両砥石の相対向する面の相互間隔がその
中心部より外周の平坦摩砕面に向けて順次漸減している
請求項１ないし５までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項７】 脂質、水分、蛋白質、糖質等の含有量の
高い難粉砕性の被粉砕原料を常温微粉砕する請求項１な
いし６までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項８】 耐減圧機構を持つ粉砕室に、放射状深型
送り溝を持つ、固定砥石と、複数の減圧用排出翼をもつ
金属製回転盤に回転砥石を装着保持せしめ、高速回転に
より強大な減圧ジェット気流を生起させて、固定砥石上
部開口部より空気を吸引し砥石の間隙をモーター回転方
向にスピン状の回転高速気流となり、供給される粉砕原
料をまきこみながら強制的に砥石間隙を高速で通過す
る、ジェット気流は粉砕時に、コロガリ、剪断、圧縮、
摩擦熱などによる強大な温度上昇エネルギーを吸収する
と共に、また冷却効果をともなう常温微粉砕装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34861693A JPH07185372A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 高速粉砕方法および装置 |
| EP94120321A EP0659484A1 (en) | 1993-12-27 | 1994-12-21 | High-speed pulverizing method and equipment |
| US08/361,364 US5620145A (en) | 1993-12-27 | 1994-12-22 | High-speed pulverizing method and equipment |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34861693A JPH07185372A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 高速粉砕方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07185372A true JPH07185372A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18398206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34861693A Pending JPH07185372A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 高速粉砕方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07185372A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7131604B2 (en) | 2002-07-16 | 2006-11-07 | M. Technique Company, Ltd. | Processing apparatus and method for fluid, and deaerator therewith |
| JP2007075104A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-29 | Yamamoto Co Ltd | α化穀粉の製造方法及び製造装置 |
| US7422762B2 (en) | 2002-10-30 | 2008-09-09 | Safe-Tech International Kabushikikaisha | Process for producing soybean powder |
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| CN114230328A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-03-25 | 南通华兴磁性材料有限公司 | 一种高频锰锌铁氧体材料的制备方法及设备 |
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1993
- 1993-12-27 JP JP34861693A patent/JPH07185372A/ja active Pending
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