JP4688701B2 - 通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、音声通話を行う通信端末にあって、音声レシーバやスピーカからマイクロホンへの回り込みによるエコー発生を抑制する通信端末に関する。
折り畳み式の携帯電話機で筐体が開閉どちらの状態でも通話できる携帯電話機がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の携帯電話機は、マイク部3、受話部4、受話部5を備える。使用者は、筐体の開状態では、マイク部3と開状態用の受話部4により通話を行う。使用者は、筐体の二つ折り状態では、マイク部3と二つ折り状態用の受話部5により通話を行う。しかし、この二つ折り状態では、開状態用の受話部4がマイク部3に近接し、エコーが発生しやすい。
このエコー対策として、機構的には、二つ折り状態において、マイク部3と開状態用の受話部4との間に遮音部3bを設けている。また、開状態用の受話部4の音声が外部へ漏れる間隙の方向を矢印Aとして、マイク部3の指向方向の矢印Bとは異なる方向にしている。エコー対策として、電気的には、筐体の開閉を検出して、開状態では、開状態用の受話部4へのみ音声信号を伝達し、二つ折り状態では、二つ折り状態用の受話部5へのみ音声信号を伝達している。
特開2003−18267号公報(第3〜4頁、図1〜図3)
特許文献1の携帯電話機は、筐体の開状態で通話に使用するマイク部3と受話部4との距離は離れており、エコーが問題となることはない。筐体の二つ折り状態で通話に使用するマイク部3と受話部5との距離は、開状態で使用するマイク部3と受話部4との距離に比べると近い距離である。そのため、筐体の二つ折り状態での通話は、開状態での通話に比べて、エコーが発生しやすい。しかし、特許文献1には、筐体の二つ折り状態で使用するマイク部3と受話部5によるエコーに関する記載はない。
本発明は、様々な開閉機構(連結機構)の通信端末において、開状態(第1連結状態)、閉状態(第2連結状態)それぞれの状態での通話を行う場合に最適なエコー抑圧制御を行うことができる通信端末を提供することを目的とする。また、エコー抑圧を行うことができる機構構造の通信端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願請求項1記載の通信端末は、第1の筐体と第2の筐体が自在に係合されて、第1連結状態と第2連結状態となる筐体と、前記連結状態を検出する連結状態検出手段と、外部から送話音声を入力される前記第1連結状態用の第1送話部と、外部から送話音声を入力される前記第2連結状態用の第2送話部と、外部へ受話音声を出力する前記第1連結状態及び第2連結状態共用の受話部と、前記連結状態に応じて前記送話部を選択する選択手段と、前記選択された送話部の送話信号を入力とし、前記受話部からのエコーを抑圧するエコー抑圧手段と、前記エコー抑圧手段の出力を入力とし、第1入出力特性と、高レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の高レベル入力領域での入出力特性と同じで、低レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の低レベル入力領域での入出力特性に比べて出力が低い第2入出力特性とを有するAGC回路と、前記第1連結状態の場合、前記AGC回路の第1入出力特性を選択し、前記第2連結状態の場合、前記AGC回路の第2入出力特性を選択する制御手段とを具備することを特徴とする。
本願請求項1記載の通信端末によれば、様々な開閉機構(連結機構)の通信端末において、開状態(第1連結状態)、閉状態(第2連結状態)それぞれの状態での通話を行う場合に最適なエコー抑圧制御を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
実施例1は、筐体の第1連結状態(開状態)と第2連結状態(閉状態)それぞれにおいて通話可能な構成において、AGCの入出力特性を切り替え制御する。それぞれの通話において使用する送話部/受話部は、第1連結状態専用のマイク(送話部)、第2連結状態専用のマイク(送話部)、共用のレシーバ(受話部)の計3個を備える場合である。
図1は、本発明の実施例1に係る通信端末の外観図である。(a)第1連結状態、(b)第2連結状態を示す。携帯端末100は、ダブルヒンジによるスイーベル構造である。上筐体1と下筐体2がヒンジ3により回動自在に係合している。また、上筐体1は、筐体1aと筐体1bがヒンジ1cにより回動自在に係合している。
上筐体1の筐体1aには、検出部4a(磁石)、検出部4b(磁石)、レシーバ5(受話部)、表示部6、マイク7(送話部)が配置される。下筐体2には、検出部4c(ホールIC)、検出部4d(ホールIC)、キー8、マイク9(送話部)が配置される。(a)第1連結状態から、筐体1aを回転し、更に上筐体1全体を折り畳むと、(b)第2連結状態となり、表示部6、マイク7、レシーバ5が外部に向けられた状態となる。(b)第2連結状態になると、検出部4b(磁石)と検出部4d(ホールIC)が近接し、検出部4dにより、第2連結状態にあることが検出される。
(a)第1連結状態での通話は、マイク9とレシーバ5が使用者との音声インターフェースとして使用される。(b)第2連結状態でも通話が可能であり、マイク7とレシーバ5が使用者との音声インターフェースとして使用される。レシーバ5は、(a)第1連結状態と(b)第2連結状態での通話で共用される。
使用者は、マイク9又はマイク7の近くで話すため、必要十分な大きさの送話音声がマイク9又はマイク7に入力される。一方、レシーバ5からの受話音声は、マイク7およびマイク9へも回り込んで入力されてしまう。この回り込みのパスは、(a)第1連結状態では、レシーバ5からマイク9への空間や筐体を経由した音響伝達経路(第1音響伝達経路)である。(b)第2連結状態では、レシーバ5からマイク7への空間や筐体を経由した音響伝達経路(第2音響伝達経路)であり、(a)第1連結状態に比べて、レシーバ5からマイク7への距離が近いために、マイク7への回り込みの量が多くなる。この回り込んだ受話音声をそのまま通話相手へ送信してしまうと、通話相手には、通話相手自身が話した音声がエコーとして聞こえてしまう。このエコーの抑圧について以降で説明する。
図2は、本発明の実施例1に係る通信端末の関連部分のブロック図であり、図1の構造の通信端末に関連したブロック図である。通信端末100は、図1で説明した検出部4(4a、4b、4c、4d)、レシーバ5、マイク7、キー8、マイク9に加えて、エコーキャンセラ21、DAC22(DAコンバータ)、スイッチ23、ADC24(ADコンバータ)、AGC25(自動利得制御)、制御部26などにより構成される。更に、エコーキャンセラ21は、適応フィルタ27、DTD28(ダブルトーク信号検出)、演算部29などを備える。また、制御部26は、第1入出力特性記憶部30、第2入出力特性記憶部31などを備える。
受信信号21aは、図示しない復調手段等により復調した受信信号であり、通信端末100の使用者が通話している通話相手から受信した音声信号である。送信信号25aは、通信端末100の使用者の発する音声信号であり、図示しない変調手段等へ供給して、通話相手へ送信される。
受信信号21aは、DAC22によりアナログ信号に変換されて、レシーバ5へ供給される。レシーバ5は、受話音声として外部へ出力し、通信端末100の使用者は、この受話音声を聞く。通信端末100の使用者が話す送話音声の信号経路は、マイク7又はマイク9から始まり、スイッチ23、ADC24、エコーキャンセラ21と続き、その後段にAGC25がある。まず、通信端末100の使用者が話す送話音声は、マイク7およびマイク9により電気信号に変換され、スイッチ23によりどちらかが選択されて、ADC24に供給される。ADC24はディジタル信号に変換して、エコーキャンセラ21へ供給する。
ところで、レシーバ5が出力した受話音声は、通信端末100の使用者に音声として届くが、一方で、マイク7およびマイク9へ回り込んで入力される。この回り込んだ信号をそのまま通話相手へ送信してしまうと、通話相手には、通話相手自身が話した音声がエコーとして聞こえてしまう。このエコーを抑圧するために、エコーキャンセラ21のDTD28は、受話音声である受信信号21aと送話音声であるADC24出力の信号24aの音声レベルを検出する。適応フィルタ27は、エコーパスを推定し、生成された擬似エコー信号を演算部29へ供給する。演算部29は、送話音声である信号24aから擬似エコー信号を引くことで、レシーバ5からマイク7、マイク9への回り込み成分を抑圧、つまりエコーを抑圧し、本来の送信すべき送話音声を信号21bとして出力する。
このエコー抑圧については、筐体が第1連結状態の場合、レシーバ5とマイク9間の距離は遠く、そのため、回り込み成分がそれほど大きくない場合は、エコーキャンセラ21は、エコーを十分に抑圧して小さくすることができる。しかし、筐体が第2連結状態の場合、レシーバ5とマイク7間は距離が近いために、回り込み成分が大きい。その場合、エコーキャンセラ21では、回り込み成分を十分には除去できずに、エコーキャンセラ21出力の信号21bにエコーが残留してしまう。
AGC25は、制御部26から設定された入出力特性により、入力の信号21bに応じた出力の送信信号25aを出力する。制御部26は、AGC25に設定する入出力特性を記憶した第1入出力特性記憶部30、第2入出力特性記憶部31を有する。この入出力特性の詳細については、後で説明する(図3)。また、制御部26は、図示しないCPU、プログラムROM、ワーキングRAM、I/Oなどを有する。制御部26は、検出部4が第1連結状態を検出した場合には、第1入出力特性記憶部30に記憶されている入出力特性をAGC25に設定する。また、検出部4が第2連結状態を検出した場合には、第2入出力特性記憶部31に記憶されている入出力特性をAGC25に設定する。制御部26は、また、キー8のモード設定などに応じて、スイッチ23の入力選択、AGC25に設定する入出力特性の選択を行う。その動作については、後で説明する(図4)。
なお、第1入出力特性記憶部30と第2入出力特性記憶部31は、制御部26の内部に備えたが、AGC25の内部に備えてもよく、AGC制御機能をAGC25と制御部26とで適宜分担してもよい。
図3は、本発明の実施例1、実施例2、実施例3に係る通信端末のAGCの入出力特性を説明する図である。横軸は、AGC25の入力レベル、すなわちエコーキャンセラ21出力である信号21bである。縦軸は、AGC25の出力である送信信号25aの出力レベル[dBm0]である。太い実線は、入力対出力を表すカーブである。制御部26の第1入出力特性記憶部30は、第1入出力特性カーブである線分P1−P2−P3−P4の特性を記憶する。第2入出力特性記憶部31は、第2入出力特性カーブである線分P1−P2−P5−P6の特性を記憶する。第2入出力特性は、第1入出力特性に比べて、入力レベルが低レベルの領域の出力レベルが小さい。AGC25は、制御部26により設定された第1入出力特性又は第2入出力特性に則って、入力の21bに対応した送信信号25aを出力する。
横軸のエコーキャンセラ21出力である信号21bについて説明する。まず、筐体が第1連結状態の場合は、回り込み量が小さく、エコーキャンセラ21によりエコーは十分抑圧されており、信号21bのエコー成分は、例えば、Ein1レベルまで小さくなっている。信号21bの本来の送話音声は、十分大きくて例えば、Sinレベルにある。
筐体が第2連結状態の場合は、回り込み量が大きく、エコーキャンセラ21によりエコーは十分には抑圧できず、信号21bのエコー成分は、例えば、Ein2レベルにあり、Ein1よりも大きいエコーが残留している。本来の送話音声は、十分大きくて例えば、Sinレベルにある。本来の送話音声はすべて大きなSinレベル近辺にある場合だけではなく、小さいレベルの場合もあるが、全般的には、送話音声は、エコーに比べて大きい。
この筐体の連結状態に応じてAGCの第1入出力特性か第2入出力特性を選択するアルゴリズムとする。すなわち、筐体が第1連結状態の場合は、第1入出力特性を選択する。そうすると、AGC出力レベルは、音声入力Sinに対しては音声出力Sout、エコー入力Ein1に対してはエコー出力Eout1となり、AGCにおいてもエコー出力を十分抑圧している。筐体が第2連結状態の場合は、第2入出力特性を選択する。そうすると、AGC出力レベルは、音声入力Sinに対しては音声出力Sout、エコー入力Ein2に対してはエコー出力Eout2となり、AGCにおいてもエコー出力を十分抑圧している。
従来、筐体の連結状態に無関係に、AGCの入出力特性は第1入出力特性のみであった。従来、筐体が第2連結状態のようにエコー入力が大きいEin2に対して第1入出力特性を適用すると、大きなAGC出力レベルEout22となってしまい、AGCとしてエコーを抑圧することができなかった。それに比べて、本発明では、AGCとして、エコー入力が大きいEin2に対して第2入出力特性を適用するので、小さなAGC出力レベルEout2まで抑圧することが可能となる。
なお、各入出力特性は、線部P1−P2−P3−P4、線分P1−P2−P5−P6としたが、直線ではなく、曲線カーブであってもよい。
図4は、本発明の実施例1、実施例2に係る通信端末の制御部の動作フローチャートであり、図3で説明したアルゴリズムをそのまま制御する。制御部26は、AGC制御(ステップS1)に入ると、検出部4をチェックして筐体の連結状態を判断する(ステップS2)。第1連結状態の場合、通話は、レシーバ5とマイク9が使用されるので、制御部26は、スイッチ23を切り換えて送話部としては、マイク9を選択する(ステップS3)。次に、AGC25に対して、第1入出力特性を選択する(ステップS4)。
制御部26は、ステップS2で第2連結状態の場合、通話は、レシーバ5とマイク7が使用されるので、制御部26は、スイッチ23を切り換えて送話部としては、マイク7を選択する(ステップS5)。次に、AGC25に対して、第2入出力特性を選択する(ステップS6)。
実施例1によれば、第1連結状態、第2連結状態それぞれの状態での通話を行う通信端末にあって、送話音声の信号経路で、エコーキャンセラの後段に複数の入出力特性が切り替え可能なAGCを設ける。そして、連結状態に応じてAGCの複数の入出力特性を切り替えることにより、エコーの発生を抑圧することが可能となる。
実施例2は、筐体の第1連結状態と第2連結状態それぞれにおいて通話可能な構成において、AGCの入出力特性を切り替え制御する。それぞれの通話において使用する送話部/受話部の組み合わせとして、実施例1とは異なる別の組み合わせの場合である。
図5は、本発明の実施例2の1に係る通信端末の外観図である。第1連結状態専用のレシーバ(受話部)、第2連結状態専用のレシーバ(受話部)、共用のマイク(送話部)の計3個を備える場合である。(a)第1連結状態、(b)第2連結状態を示す。実施例1の図1と同じ部分には同じ番号を付して、相違点を主に説明する。上筐体1の筐体1aに新たに検出部4e(磁石)を備える。下筐体2に、新たに検出部4f(ホールIC)、レシーバ10を備える。(a)第1連結状態から、上筐体1の筐体1aをヒンジ1cを軸に回転させると、(b)第2連結状態となる。(b)第2連結状態の検出は、検出部4e(磁石)と検出部4f(ホールIC)が近接することにより検出される。(a)第1連結状態での通話は、レシーバ5とマイク9が使用者との音声インターフェースとして使用される。(b)第2連結状態でも通話が可能であり、マイク9とレシーバ10が使用者との音声インターフェースとして使用される。マイク9は、(a)第1連結状態と(b)第2連結状態での通話で共用される。
使用者は、マイク9の近くで話すため、必要十分な大きさの送話音声がマイク9に入力される。一方、レシーバ5又はレシーバ10からの受話音声は、マイク9へも回り込んで入力されてしまう。この回り込みのパスは、(a)第1連結状態では、レシーバ5からマイク9への空間や筐体を経由した音響伝達経路(第1音響伝達経路)である。(b)第2連結状態では、レシーバ10からマイク9への空間や筐体を経由した音響伝達経路(第2音響伝達経路)であり、(a)第1連結状態に比べて、レシーバ10からマイク9への距離が近いために、マイク9への回り込みの量が多くなる。
図6は、本発明の実施例2の2に係る通信端末の外観図である。第1連結状態専用のマイク(送話部)とレシーバ(受話部)、第2連結状態専用のマイク(送話部)とレシーバ(受話部)の計4個を備える場合である。(a)第1連結状態、(b)第2連結状態を示す。実施例1の図1と同じ部分には同じ番号を付して、相違点を主に説明する。
上筐体1の筐体1aの背面に、新たにマイク11、レシーバ12を備える。(a)第1連結状態から、上筐体1全体を紙面手前に向けて折り畳むと、(b)第2連結状態となり、マイク11、レシーバ12が外部に向けられた状態となる。(b)第2連結状態の検出は、検出部4a(磁石)と検出部4c(ホールIC)が近接することにより検出される。(a)第1連結状態での通話は、レシーバ5とマイク9が使用者との音声インターフェースとして使用される。(b)第2連結状態でも通話が可能であり、マイク11とレシーバ12が使用者との音声インターフェースとして使用される。
使用者は、マイク9又はマイク11の近くで話すため、必要十分な大きさの送話音声がマイク9又はマイク11に入力される。一方、レシーバ5からの受話音声は、マイク9へも回り込んで入力されてしまう。また、レシーバ12からの受話音声は、マイク11へも回り込んで入力されてしまう。この回り込みのパスは、(a)第1連結状態では、レシーバ5からマイク9への空間や筐体を経由した音響伝達経路(第1音響伝達経路)である。(b)第2連結状態では、レシーバ12からマイク11への空間や筐体を経由した音響伝達経路(第2音響伝達経路)であり、(a)第1連結状態に比べて、レシーバ12からマイク11への距離が近いために、マイク11への回り込みの量が多くなる。
図7は、本発明の実施例2に係る通信端末の関連部分のブロック図であり、実施例1の図2のブロック図との相違点であるマイク、レシーバ、スイッチ近辺のみ図示する。(a)は、実施例2の1、(b)は、実施例2の2を示す。
(a)実施例2の1は、図5の外観図に相当するブロック図であり、第1連結状態専用のレシーバ5、第2連結状態専用のレシーバ10、共用のマイク9を備える。また、レシーバ5とレシーバ10の切り替え用のスイッチ32を備える。図2の2個のマイクを切り替えるスイッチ23は不要である。その他の部分は、実施例1の図2と同等である。
(b)実施例2の2は、図6の外観図に相当するブロック図であり、第1連結状態専用のマイク9とレシーバ5、第2連結状態専用のマイク11とレシーバ12を備える。また、レシーバ5とレシーバ12の切り替え用のスイッチ32、マイク9とマイク11の切り替え用のスイッチ23を備える。その他の部分は、実施例1の図2と同等である。
実施例2に係る通信端末の制御部の動作フローチャートは、実施例1(図4)で説明した動作と同様である。第1連結状態の場合、制御部26は、第1連結状態で使用するマイクとレシーバを選択し、AGC25に対して第1入出力特性を選択する。第2連結状態の場合、制御部26は、第2連結状態で使用するマイクとレシーバを選択し、AGC25に対して第2入出力特性を選択する。
実施例2によれば、実施例1と同様に、筐体の複数の連結状態毎での通話ができる通信端末にあって、送話音声の信号経路で、エコーキャンセラの後段に複数の入出力特性が切り替え可能なAGCを設ける。そして、複数の連結状態に応じてAGCの複数の入出力特性を切り替えることにより、エコーの発生を抑圧することが可能となる。
実施例3は、通常通話モード(レシーバ通話)とハンズフリー通話モードを備える構成において、AGCの入出力特性を切り替え制御する。
図8は、本発明の実施例3に係る通信端末の外観図である。実施例1の図1と同じ部分には同じ番号を付して、相違点を主に説明する。下筐体2に、新たにスピーカ13を備える。マイク9とレシーバ5は、通常通話(レシーバ通話)用として用いられる。マイク9とスピーカ13は、ハンズフリー通話用として用いられる。マイク9は共用される。
ハンズフリー通話では、使用者は、通信端末100から離れて、ハンズフリー通話を行うために、スピーカ13は大きな受話音声を出力する。また、マイク9の感度もアップされる。従って、回り込みは、通常通話(レシーバ通話)に比べて、より大きくなる。なお、スピーカ13は、下筐体2に配置したが、上筐体1に配置してもよい。その場合も、同様に回り込みは大きい。
図9は、本発明の実施例3に係る通信端末の関連部分のブロック図であり、実施例1の図2のブロック図との相違点であるマイク、レシーバ、スピーカ、スイッチ近辺のみ図示する。通常通話(レシーバ通話)専用のレシーバ5、ハンズフリー通話用のスピーカ13、共用のマイク9を備える。また、レシーバ5とスピーカ13の切り替え用のスイッチ32を備える。その他の部分は、実施例1の図2と同等である。
図10は、本発明の実施例3に係る通信端末の制御部の動作フローチャートである。制御部26は、通話モードでAGC制御を行う。制御部26は、AGC制御(ステップS11)に入ると、通話モードをチェックする(ステップS12)。通常通話(レシーバ通話)の場合、通話は、マイク9とレシーバ5が使用されるので、制御部26は、スイッチ32を切り換えて受話部としては、レシーバ5を選択する(ステップS13)。そして、AGC25に対して、第1入出力特性を選択する(ステップS14)。
制御部26は、ステップS12でハンズフリー通話の場合、マイク9とスピーカ13が使用されるので、スイッチ32を切り換えて受話部としては、スピーカ13を選択する(ステップS15)。そして、AGC25に対して、第2入出力特性を選択する(ステップS16)。AGCの入出力特性については、実施例1の図3と同様であり、ハンズフリー通話の場合のエコーを抑制することができる。
実施例3によれば、通常通話モード(レシーバ通話)とハンズフリー通話モードを備えた通信端末にあって、送話音声の信号経路で、エコーキャンセラの後段に複数の入出力特性が切り替え可能なAGCを設ける。そして、通話モードに応じてAGCの複数の入出力特性を切り替えることにより、エコーの発生を抑圧することが可能となる。
実施例4は、機構構造により受話音声の回り込みを低減してエコーを低減する構成である。
図11は、本発明の実施例4の1に係る通信端末の側面図である。マイクとレシーバの構成は、実施例1の図1と同様である。マイク9への送話音声の入力経路として、筒状の音声経路切り欠き部9aを備える。従って、マイク9は、音声経路切り欠き部9aの筒状の方向である送話音声9b(太い矢印)の方向からの音声に対して集音指向性を持つ。マイク7への送話音声の入力経路として、筒状の音声経路切り欠き部7aを備える。従って、マイク7は、音声経路切り欠き部7aの筒状の方向である送話音声7b(太い矢印)の方向からの音声に対して集音指向性を持つ。レシーバ5が出力する受話音声の出力経路として、筒状の音声経路切り欠き部5aを備える。従って、レシーバ5が出力する受話音声5b(太い矢印)は、音声経路切り欠き部5の筒状の方向に対して放音指向性を持つ。
筐体の開状態で通話を行う場合、マイク9とレシーバ5が使用される。レシーバ5が出力する受話音声5bの方向は、マイク9の送話音声9bの集音方向とは異なる。従って、受話音声5bがマイク9に回り込むことが低減される。筐体の閉状態で通話を行う場合、マイク7とレシーバ5が使用される。レシーバ5が出力する受話音声5bの方向は、マイク7の送話音声7bの集音方向とは異なる。従って、受話音声5bがマイク7に回り込むことが低減される。
このマイクの音声経路切り欠き部の出口方向(送話音声の矢印と逆の方向)とレシーバの音声経路切り欠き部の出口方向(受話音声の矢印と同方向)とが互いに離れる方向であれば、回り込みを低減することができる。
図12は、本発明の実施例4の2に係る通信端末の外観図である。(a)は側面図、(b)は正面図である。図11との相違点を主に説明する。受話音声の発生源として、スピーカ14、15と、それぞれが出力する受話音声の出力経路として、筒状の音声経路切り欠き部14a、15aを備える。従って、スピーカ14、15が出力する受話音声14b、15bの方向は、マイク9の送話音声9bの集音方向とは異なる。
音声経路切り欠き部14a、15aの出口方向は、(a)側面図に示すように、下筐体2の背面側の方向であってもよい。又は、(b)正面図に示すように、側面側の方向であってもよい。そして、マイクの音声経路切り欠き部の出口方向(送話音声の矢印と逆の方向)とスピーカの音声経路切り欠き部の出口方向(受話音声の矢印と同方向)とが互いに離れる方向であれば、回り込みを低減することができる。
実施例4によれば、マイク(送話部)、レシーバ(受話部)、スピーカ(受話部)の配置部分に筒状の音声経路切り欠き部を設け、送話部の音声経路切り欠き部の出口方向と受話部の音声経路切り欠き部の出口方向とが互いに離れる方向にすることにより、回り込みを低減することができる。
なお、実施例1、2、3では、第1連結状態での送話部と受話部の対と第2連結状態での送話部と受話部の対を異なるものとしたが、例えば、1つのスピーカをレシーバ通話とハンズフリー通話で共用し、レシーバ通話の場合は、スピーカ出力を低くし、ハンズフリー通話の場合は、スピーカ出力を大きくするような場合においても、AGC特性を切り替えるようにしてもよい。
また、筐体の連結機構としてスイーベル機構の場合について説明したが、他の連結機構においても、第1連結状態、第2連結状態それぞれの状態での通話を行う場合に、本発明を適用できる。他の開閉機構として、例えば、特開2005−214900号公報の段落番号0003、段落番号0037、図3のクラムシェル型、図4のターンオーバー型などに適用してもよい。
本発明の実施例1に係る通信端末の外観図。 本発明の実施例1に係る通信端末の関連部分のブロック図。 本発明の実施例1、実施例2、実施例3に係る通信端末のAGCの入出力特性を説明する図。 本発明の実施例1、実施例2に係る通信端末の制御部の動作フローチャート。 本発明の実施例2の1に係る通信端末の外観図。 本発明の実施例2の2に係る通信端末の外観図。 本発明の実施例2に係る通信端末の関連部分のブロック図。 本発明の実施例3に係る通信端末の外観図。 本発明の実施例3に係る通信端末の関連部分のブロック図。 本発明の実施例3に係る通信端末の制御部の動作フローチャート。 本発明の実施例4の1に係る通信端末の側面図。 本発明の実施例4の2に係る通信端末の外観図。
符号の説明
1 上筐体
1a、1b 筐体
1c ヒンジ
2 下筐体
3 ヒンジ
4、4a、4b、4c、4d、4e、4f 検出部
5 レシーバ
5a 音声経路切り欠き部
6 表示部
7 マイク
7a 音声経路切り欠き部
8 キー
9 マイク
9a 音声経路切り欠き部
10 レシーバ
11 マイク
12 レシーバ
13、14、15 スピーカ
21 エコーキャンセラ
22 DAC
23 スイッチ
24 ADC
25 AGC
26 制御部
27 適応フィルタ
28 DTD
29 演算部
30 第1入出力特性記憶部
31 第2入出力特性記憶部
32 スイッチ
100 通信端末

Claims (12)

  1. 第1の筐体と第2の筐体が自在に係合されて、第1連結状態と第2連結状態となる筐体と、
    前記連結状態を検出する連結状態検出手段と、
    外部から送話音声を入力される前記第1連結状態用の第1送話部と、
    外部から送話音声を入力される前記第2連結状態用の第2送話部と、
    外部へ受話音声を出力する前記第1連結状態及び第2連結状態共用の受話部と、
    前記連結状態に応じて前記送話部を選択する選択手段と、
    前記選択された送話部の送話信号を入力とし、前記受話部からのエコーを抑圧するエコー抑圧手段と、
    前記エコー抑圧手段の出力を入力とし、第1入出力特性と、高レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の高レベル入力領域での入出力特性と同じで、低レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の低レベル入力領域での入出力特性に比べて出力が低い第2入出力特性とを有するAGC回路と、
    前記第1連結状態の場合、前記AGC回路の第1入出力特性を選択し、前記第2連結状態の場合、前記AGC回路の第2入出力特性を選択する制御手段とを
    具備することを特徴とする通信端末。
  2. 前記第1送話部は前記第2の筐体に設けられ、前記第2送話部及び前記受話部は前記第1の筐体に設けられたことを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 前記第2の連結状態における前記第2送話部と前記受話部の距離が、前記第1の連結状態における前記第1送話部と前記受話部の距離より短いことを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  4. 第1の筐体と第2の筐体が自在に係合されて、第1連結状態と第2連結状態となる筐体と、
    前記連結状態を検出する連結状態検出手段と、
    外部へ受話音声を出力する前記第1連結状態用の第1受話部と、
    外部へ受話音声を出力する前記第2連結状態用の第2受話部と、
    外部から送話音声を入力される前記第1連結状態及び第2連結状態共用の送話部と、
    前記連結状態に応じて前記受話部を選択する選択手段と、
    前記送話部の送話信号を入力とし、前記選択された受話部からのエコーを抑圧するエコー抑圧手段と、
    前記エコー抑圧手段の出力を入力とし、第1入出力特性と、高レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の高レベル入力領域での入出力特性と同じで、低レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の低レベル入力領域での入出力特性に比べて出力が低い第2入出力特性とを有するAGC回路と、
    前記第1連結状態の場合、前記AGC回路の第1入出力特性を選択し、前記第2連結状態の場合、前記AGC回路の第2入出力特性を選択する制御手段とを
    具備することを特徴とする通信端末。
  5. 前記第1受話部は前記第1の筐体に設けられ、前記第2受話部及び前記送話部は前記第2の筐体に設けられたことを特徴とする請求項4記載の通信端末。
  6. 前記第2の連結状態における前記第2受話部と前記送話部の距離が、前記第1の連結状態における前記第1受話部と前記送話部の距離より短いことを特徴とする請求項4記載の通信端末。
  7. 第1の筐体と第2の筐体が自在に係合されて、第1連結状態と第2連結状態となる筐体と、
    前記連結状態を検出する連結状態検出手段と、
    外部へ受話音声を出力する前記第1連結状態用の第1受話部と、
    外部から送話音声を入力される前記第1連結状態用の第1送話部と、
    外部へ受話音声を出力する前記第2連結状態用の第2受話部と、
    外部から送話音声を入力される前記第2連結状態用の第2送話部と、
    前記連結状態に応じて前記受話部と前記送話部を選択する選択手段と、
    前記選択された送話部の送話信号を入力とし、前記選択された受話部からのエコーを抑圧するエコー抑圧手段と、
    前記エコー抑圧手段の出力を入力とし、第1入出力特性と、高レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の高レベル入力領域での入出力特性と同じで、低レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の低レベル入力領域での入出力特性に比べて出力が低い第2入出力特性とを有するAGC回路と、
    前記第1連結状態の場合、前記AGC回路の第1入出力特性を選択し、前記第2連結状態の場合、前記AGC回路の第2入出力特性を選択する制御手段とを
    具備することを特徴とする通信端末。
  8. 前記第1受話部、前記第2受話部及び前記第2送話部は前記第1の筐体に設けられ、前記第1送話部は前記第2の筐体に設けられ、前記第1受話部は前記第2受話部及び前記第2送話部が設けられる面の反対側の面に設けられたことを特徴とする請求項7記載の通信端末。
  9. 前記第2の連結状態における前記第2受話部と前記第2送話部の距離が、前記第1の連結状態における前記第1受話部と前記第1送話部の距離より短いことを特徴とする請求項7記載の通信端末。
  10. 第1の筐体と第2の筐体が自在に係合されてなる筐体と、
    外部へ受話音声を出力するレシーバ通話モード用の第1受話部と、
    外部へ前記第1受話部の受話音声より大きな受話音声を出力するハンズフリー通話モード用の第2受話部と、
    外部から送話音声を入力される前記レシーバ通話及びハンズフリー通話共用の送話部と、
    前記通話モードに応じて前記受話部を選択する選択手段と、
    前記送話部の送話信号を入力とし、前記選択された受話部からのエコーを抑圧するエコー抑圧手段と、
    前記エコー抑圧手段の出力を入力とし、第1入出力特性と、所定の入力領域において当該第1入出力特性の出力特性よりも低い出力特性を有する第2入出力特性とを有するAGC回路と、
    前記レシーバ通話モードの場合、前記AGC回路の第1入出力特性を選択し、前記ハンズフリー通話モードの場合、前記AGC回路の第2入出力特性を選択する制御手段とを
    具備し、
    前記所定の入力領域とは低レベル入力領域であり、前記第2入出力特性は、高レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の高レベル入力領域での入出力特性と同じで、前記低レベル入力領域での入出力特性が前記第1入出力特性の低レベル入力領域での入出力特性に比べて出力が低いことを特徴とする通信端末。
  11. 前記第1受話部は前記第1の筐体に設けられ、前記第2受話部及び前記送話部は前記第2の筐体に設けられ、前記第2受話部は前記送話部が設けられる面の反対側の面に設けられたことを特徴とする請求項10記載の通信端末。
  12. 前記ハンズフリー通話モードにおける前記第2受話部と前記送話部の距離が、前記レシーバ通話モードにおける前記第1受話部と前記送話部の距離より短いことを特徴とする請求項10記載の通信端末。
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