JP2003289354A - 折り畳み式携帯端末装置 - Google Patents

折り畳み式携帯端末装置

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JP2003289354A
JP2003289354A JP2002090955A JP2002090955A JP2003289354A JP 2003289354 A JP2003289354 A JP 2003289354A JP 2002090955 A JP2002090955 A JP 2002090955A JP 2002090955 A JP2002090955 A JP 2002090955A JP 2003289354 A JP2003289354 A JP 2003289354A
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Japan
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housing
terminal device
portable terminal
casing
lower housing
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JP2002090955A
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Yasuo Aihara
靖雄 相原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上部筐体と下部筐体の裏面が対面するよう開閉
可能であり、折り畳み状態でも表示部を見ながら通話が
できる操作容易な折り畳み式携帯端末装置を提供する。 【解決手段】表面に表示部3および受話部4を有する上
部筐体1と、表面に入力部5および第1の送話部6aを
有する下部筐体2と、上部筐体1の裏面と下部筐体2の
裏面とが対面する方向にのみ開閉するよう上部筐体と下
部筐体とを折り畳み自在に連結するヒンジ7とを有する
というように構成したことにより、筐体が折り畳まれた
状態においても液晶表示器等の表示部が表面に露出して
いるため、表示部に表示された情報を常時視認すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の携
帯端末装置に関し、特に表示部および受話部を有する上
部筐体と入力部および送話部を有する下部筐体とが一方
向にのみ開閉可能な折り畳み式携帯端末装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、折り畳み式携帯端末装置として
は、携帯時等の不使用時の収納を考慮して、表面に表示
部および受話部を設けた上部筐体と表面に入力部および
送話部を設けた下部筐体とを、上部筐体の表面と下部筐
体の表面とが対面するように閉じ、180度程度開くよ
うにした、いわゆる、筐体の表面を開閉するよう一方向
にのみ開閉が可能なヒンジ部によって連結され、上部筐
体の表面と下部筐体の表面とが互いに対面する方向に開
閉できる構造となっていた。
【0003】さらに、従来の折り畳み式携帯端末装置と
しては、上記従来の構造に加え、図8に示すような、特
開平11−30226号公報に記載されたものも知られ
ている。この折り畳み式携帯端末装置は、表示装置23
を有する上部側筐体21と入力装置25を有する下部側
筐体22とを、ヒンジ27によりA方向に互いに折り畳
み可能に連結し、また上部側筐体21と下部側筐体22
との間に、上部側筐体21をB方向に表裏反転可能とす
るピボット32を、その軸線がヒンジ27の軸線と直交
するようにヒンジ27に設け、上部側筐体21が表裏反
転したところでピボット32の回転を制限する(停止す
る)回転制限機構および回転制限機構による回転制限状
態を保持するクリック係止機構を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の折り畳み式携帯端末装置においては、表面
に表示部および受話部を設けた上部筐体と表面に入力部
および送話部を設けた下部筐体とを一方向にのみ開閉が
可能なヒンジ部により連結して、上部筐体の表面と下部
筐体の表面とが互いに対面する方向にのみ開閉できるよ
うな構造とされている。このような構造の従来の折り畳
み式携帯端末装置では、折り畳まれた状態においては、
上部筐体の表面に設けられた表示部と下部筐体の表面に
設けられた入力部とは互いに向かい合って折り畳まれる
ため、表示部に表示された情報を視認することができな
かった。従って、通話時以外に表示部に表示された情報
を確認するためには、上部筐体と下部筐体とを開閉する
開閉操作を行う必要があり、操作が煩雑であるという問
題があった。
【0005】一方、図8に示すような、上部筐体21を
表裏反転可能にするピボット12をヒンジ部27に設け
た折り畳み式携帯端末装置においては、上部筐体21を
表裏反転した状態で折り畳むことにより上部筐体21の
表面に設けられた表示部23が露出して折り畳まれた状
態でも表示部23に表示された情報を視認することが可
能となる。しかし、この折り畳み式携帯端末装置は、上
記従来の折り畳み式携帯端末装置の問題を解決しようと
する1つの方法ではあるが、この表示部23を露出して
折り畳まれた状態から通話状態に入る場合や表示部23
に表示された情報を確認しながら入力部25を操作する
状態に入るためには、上部筐体21と下部筐体22の開
閉操作を行わねばならず、さらに上部筐体21の表裏反
転操作を行う必要があった。さらに、上部筐体21を表
裏反転させるためには、ヒンジ部27にピボット32を
設ける必要があるため、ヒンジ部27の機構が複雑にな
ると同時に、上部筐体21を支えるための支持部が一箇
所のみになり、落下時等の衝撃に対して弱くなるという
他の問題を誘発して、上記従来の折り畳み式携帯端末装
置の問題を解決するには不満足なものであった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、上部筐体の裏面と下部筐体の裏面が
互いに対面する方向の一方向にのみ開閉可能であり、折
り畳み状態でも表示部を見ながら通話ができる操作容易
な折り畳み式携帯端末装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における折り畳み
式携帯端末装置は、表面に表示部および受話部を有する
上部筐体と、表面に入力部および第1の送話部を有する
下部筐体と、前記上部筐体の裏面と前記下部筐体の裏面
とが対面する方向にのみ開閉するよう前記上部筐体と前
記下部筐体とを折り畳み自在に連結するヒンジ部とを有
するという構成を有している。この構成により、筐体が
折り畳まれた状態においても液晶表示器等の表示部が露
出しているため、表示部に表示された情報を常時視認す
ることができる。
【0008】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、前記上部筐体の表面に第2の送話部を有するという
構成を有している。この構成により、上部筐体の表面に
第2の送話部を備えているため、筐体が折り畳まれた状
態のときに着信があった場合においても、開閉動作をす
ることなく通話状態に入ることができる。
【0009】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、前記上部筐体と前記下部筐体の開閉状態を検出して
前記第1の送話部と前記第2の送話部の動作を選択的に
切り換える開閉状態検出手段を有するという構成を有し
ている。この構成により、筐体が折り畳まれた状態にお
いて着信があった場合には、開閉動作をすることなく、
上部筐体の表面に備えられた第2の送話部に切り替えて
通話状態に入ることができ、筐体を開いた状態において
通話状態に入る場合には、下部筐体に備えられた第1の
送話部に切り替えることにより、口元から送話部迄の距
離を最適に保つことができる。
【0010】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、前記上部筐体の表面に制御用スイッチを備えるとい
う構成を有している。この構成により、一例として制御
用スイッチに着信機能、終話・電源オン・オフ機能を割
り当てた場合、筐体が折り畳まれた状態においても、表
示部に表示された情報を確認しながら着信、終話へ入る
操作を容易に行うことができる。
【0011】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、前記開閉状態検出手段により前記上部筐体と前記下
部筐体の折り畳み状態を検出して前記入力部の動作を制
限する機能を有するという構成を有している。この構成
により、筐体が折り畳まれた状態においては、通常、下
部筐体に備えられている入力部は使用しないために停止
させることにより、折り畳まれた状態で通話する場合
に、入力部に対する誤入力を防止することができる。
【0012】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、前記開閉状態検出手段により前記上部筐体と前記下
部筐体の折り畳み状態を検出して前記入力部を照明する
照明部の動作を制限する機能を有するという構成を有し
ている。この構成により、筐体が折り畳まれた状態にお
いては、通常、下部筐体に備えている入力部は使用しな
いため、下部筐体の入力部を照明する照明部の動作を停
止させることにより、消費電力の削減を図ることができ
る。
【0013】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、前記下部筐体の筐体底面に拡声部からの音声を出力
する音口を備えるという構成を有している。この構成に
より、筐体が折り畳まれた状態においては、着信音の受
信やハンズフリー機能等を使用する際の受話音声を外部
へ拡声するための拡声部の音口が上部筐体に隠れること
がなくなり、十分な音圧を確保することができる。
【0014】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、前記上部筐体の裏面かまたは前記下部筐体の裏面に
凸部を備えるという構成を有している。この構成によ
り、筐体が折り畳まれた状態においては、上部筐体の裏
面と下部筐体の裏面全体が直接接触することがなくなる
ため、筐体の傷付きや塗装の剥離を防止することができ
る。
【0015】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、前記上部筐体の表面かまたは前記下部筐体の表面に
凸部を備えるという構成を有している。この構成によ
り、上部筐体または下部筐体の表面を机上等他の物体上
に、下に向けて設置した場合、上部筐体または下部筐体
の表面全体が直接机上等に接触することがないため、液
晶表示器等の表面に備えている装置への傷付きを防止す
ることができる。
【0016】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、前記開閉状態検出手段は、折り畳まれた対面する筐
体から漏れた磁界の検出により前記上部筐体と前記下部
筐体の開閉状態を検出する機能を有するという構成を有
している。この構成により、リードスイッチ等の磁界の
変化で制御する素子を使用する開閉状態検出手段の場合
においても、検出磁界を発生させるために特に磁石を設
ける必要がないので、部品点数の削減を図ることができ
る。
【0017】本発明は、要約すると、表面に表示部およ
び受話部を有する上部筐体と表面に入力部および送話部
を有する下部筐体が一方向にのみ開閉可能なヒンジ部に
より連結され、上部筐体の裏面と下部筐体の裏面が互い
に対面する方向の一方向にのみ開閉できるようにしたこ
とにより、簡単な構造で折り畳まれた状態においても表
示部に表示された情報を容易に視認可能であり、さら
に、上部筐体の表面にマイクロホン等の送話部を備える
ことにより、折り畳まれた状態においても通話すること
ができる操作容易な折り畳み式携帯端末装置を提供する
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1および第2の実施の形態を詳細に説明する。ま
ず、図1の斜視図を参照して、本発明の第1の実施の形
態における折り畳み式携帯端末装置の構成を説明する。
図1に示す本実施の形態における折り畳み式携帯端末装
置は、上部筐体1と、下部筐体2と、液晶表示器を使用
した表示部3と、スピーカを使用した受話部4と、数字
入力機能等を割り当てたスイッチで構成される入力部5
と、マイクで構成される第1の送話部6aと、一方向に
のみ開閉可能なヒンジ部7と、左側のスイッチには通話
機能、右側のスイッチには終話・電源オン・オフ機能、
中央にあるスイッチは表示部に表示されるメニュー画面
等を選択したりする場合に使用する上下左右4方向に可
動で押下可能な機能をそれぞれ割り当てた複数のスイッ
チで構成される制御用スイッチ8と、上部筐体1の表面
には上部筐体1が他の物体と対面したときに他の物体と
の間に隙間を持たせるように構成した凸部9aとを備え
て構成される。
【0019】次に、図2の斜視図を参照して、図1に示
す折り畳み式携帯端末装置の折り畳み状態の様子を説明
する。図2は図1に示す折り畳み式携帯端末装置が折り
畳まれた状態を示し、図2の(A)は上部筐体側から見
た状態、図2の(B)は下部筐体側から見た状態であ
る。図2の(A)にみられるように、本実施の形態にお
ける折り畳み式携帯端末装置は、折り畳まれた状態でも
マイクで構成される第2の送話部6bは外部に現れるよ
う構成される。また、図4は、図2に示すように折り畳
まれた状態の本実施の形態における折り畳み式携帯端末
装置の側面図を示す。
【0020】次に、図1、図2および図4を参照して、
本発明の第1の実施の形態における折り畳み式携帯端末
装置の動作を説明する。まず、上部筐体1と下部筐体2
とが一方向にのみ開閉可能なヒンジ部7により、上部筐
体1の裏面と下部筐体2の裏面が互いに対面する方向に
のみ開閉するよう連結される。
【0021】上部筐体1の表面に設けた第2の送話部6
bは上部筐体1と下部筐体2とが折り畳まれた状態で通
話する時に使用される。また、下部筐体2の表面に設け
た第1の送話部6aは上部筐体1と下部筐体2を開いた
状態で通話する時に使用される。更に、上部筐体1の表
面に設けた制御用スイッチ8は、上部筐体1と下部筐体
2とが折り畳まれた状態および開いた状態の両方の状態
で使用される。
【0022】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、上部筐体1と下部筐体2が一方向にの
み開閉可能なヒンジ部7により、上部筐体1の裏面と下
部筐体2の裏面が互いに対面する方向に開閉できるよう
に連結することにより、携帯時等における折り畳まれた
状態においても、表示部3に表示された情報を視認する
ことができる。また、上部筐体1の表面に第2の送話部
6bおよび制御用スイッチ8を設けることにより、筐体
が折り畳まれた状態においても、表示部3に表示された
機能の操作や、着信通話および終話をすることが可能と
なる。
【0023】さらに、図4に示すように、上部筐体1の
表面には上部筐体1の一部に厚みを持たせる(対面する
ものとの間に隙間を設けるため)ように機能する凸部9
aを設けることにより、折り畳み式携帯端末装置が折り
畳まれた状態で机上等に設置する場合においても、筐体
の表面全体を机上に直接接触させることが無いため、液
晶表示器等で構成される表示部パネルの傷付きを防止す
ることができる。また、図4に示すように、下部筐体2
の裏面の一部に厚みを持たせる(対面する上部筐体1の
裏面との間に隙間を設けるため)ように機能する凸部9
bを設けることにより、折り畳まれた状態において下部
筐体2の裏面全体が上部筐体1の裏面全体と直接接触す
ることがなくなり、傷付きや塗装の剥離を防止すること
ができる。
【0024】次に、図3の斜視図を参照して、本発明の
第1の実施の形態における折り畳み式携帯端末装置の筐
体裏面の状態を説明する。図3に示す筐体裏面におい
て、本実施の形態における折り畳み式携帯端末装置は、
上部筐体1と、下部筐体2と、下部筐体裏面の一部に厚
みを持たせるよう構成した凸部9bと、下部筐体2の裏
面と下部筐体2の底面に跨るように設置したスピーカ等
の拡声部用の音口10aと、上部筐体1と下部筐体2が
折り畳まれた時に、下部筐体2の裏面ないし下部に設け
られた音口10aと対面するように上部筐体1の裏面内
部に設けられ、上部筐体1と下部筐体2の開閉状態を検
出する開閉状態検出手段としての開閉検出用リードスイ
ッチ13とを備えて構成される。
【0025】図3に示すように、本実施の形態によれ
ば、折り畳み式携帯端末装置の拡声部の音口10aが下
部筐体の底面に跨がって設けられるため、折り畳み式携
帯端末装置が携帯時等で折り畳まれた状態でも、受話音
声を外部へ拡声するための拡声部の音口10aが上部筐
体1に隠れることがないので、折り畳み時における着信
音の受信や、ハンズフリー機能等を使用する時において
も、十分な音圧を確保することができる。
【0026】次に、図5の筐体の底面図を参照して、本
発明の第1の実施の形態における折り畳み式携帯端末装
置が折り畳まれた状態の筐体底面(ヒンジ7と対向する
側の筐体側面)の状態を説明する。図5に示す折り畳み
式携帯端末装置は、下部筐体2の裏面と下部筐体2の底
面に跨るように設置したスピーカ等からなる拡声部用の
音口10aと、上部筐体1の裏面内部に設けられた開閉
検出用リードスイッチ13と、下部筐体2の裏面内部に
設けられたスピーカ等からなる拡声部14とを備えて構
成される。
【0027】図5に示す本実施の形態における折り畳み
式携帯端末装置は、上部筐体1と下部筐体2が折り畳ま
れた時に、上部筐体裏面内部に設けられた開閉検出用リ
ードスイッチ13を、下部筐体2の裏面下部に設けられ
た音口10aと対面するように構成したことにより、外
部拡声部14に使用するスピーカを構成している磁石か
ら漏れた磁界を開閉検出用リードスイッチ13が音口1
0aを通して検出することにより、筐体の開閉状態を検
知して検出信号を発生する。例えば、その検出信号が筐
体の閉状態を検知した信号であれば、(1)その検出信
号を受信した図示しない送話部切り換え手段により、下
部筐体2の表面に設けられている第1の送話部6a(図
2)を上部筐体1の表面に設けられている第2の送話部
6b(図2)に切り替え、(2)また、開閉検出用リー
ドスイッチ13から発生した検出信号が筐体の閉状態を
検知した信号であれば、図示しない入力部制御手段によ
り、下部筐体2に備えられているキーボード等の入力部
5の機能を制限し(機能停止する)、(3)さらに、開
閉検出用リードスイッチ13から発生した検出信号が筐
体の閉状態を検知した信号であれば、図示しない照明部
制御手段により、下部筐体2に備えられている入力部5
の照明に使用されている照明部(図示せず)の機能制限
(機能停止)等を行うことができる。なお、上記におい
て、開閉検出用リードスイッチ13が発生する検知信号
が筐体の開状態を検知した信号とすれば、上記の各機能
の切り替えおよび機能の制限は逆に作用することにな
る。
【0028】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、本発明の第1の実施の形態における折り畳み式携帯
端末装置の折り畳み開閉検出動作の一例を説明する。図
7において、まず、折り畳み式携帯端末装置の電源を投
入すると(ステップS1)、開閉検出用リードスイッチ
13による上部筐体1と下部筐体2の開閉状態の検出を
行い(ステップS2)、ステップS3で折り畳み状態か
開いた状態かを判断する。ステップS3において、折り
畳み状態が検出されると、ステップS5に進み、(1)
第2の送話部6bを使用し、(2)入力部5の機能をオ
フし、(3)入力部5の照明部の機能をオフするよう動
作する。ステップS3において、開いた状態が検出され
ると、ステップS4に進み、(1)第1の送話部6aを
使用し、(2)入力部5の機能をオンにし、(3)入力
部5の照明部の機能をオンにするよう動作する。
【0029】なお、上記の説明では、上部筐体1と下部
筐体2の開閉検出手段は、リードスイッチ等の磁界の変
化で制御できる素子で構成した例について説明したが、
光学的検出手段、機構的検出手段を使用しても、同様に
実施することができる。
【0030】次に、図6の斜視図を参照して、本発明の
第2の実施の形態における折り畳み式携帯端末装置につ
いて説明する。図6に示す本実施の形態における折り畳
み式携帯端末装置は、上部筐体1と、下部筐体2と、下
部筐体2の表面と下部筐体2の底面に跨るように設置し
た拡声部用の音口10bとを有する。上記のように、本
実施の形態によれば、下部筐体2の表面と下部筐体2の
底面に跨るように拡声部用の音口10bを設けることに
より、携帯時等で折り畳まれた状態においても、着信音
の受信や、ハンズフリー機能等を使用する際において
も、受話音声を外部へ拡声するための拡声部の音口10
bが上部筐体1に隠れることがなくなり、十分な音圧を
確保することができる。また、下部筐体2の表面を下に
して机上等に設置した場合においても、音口10bが下
部筐体2の筐体底面にもあるため、十分な音圧を確保す
ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明における折り畳み式携帯端末装置
は、上記のように構成され、特に、表面に表示部および
受話部を有する上部筐体と表面に入力部および送話部を
有する下部筐体とが一方向にのみ開閉可能なヒンジ部に
より連結され、上部筐体の裏面と下部筐体の裏面が互い
に対面する方向に開閉できるようにしたことにより、構
成簡単にして、折り畳まれた状態においても表示部の情
報を容易に視認することができ、さらに、上部筐体の表
面にマイクロホン等の送話部を備えることにより、折り
畳まれた状態においても容易に通話状態に入ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における開き状態の
折り畳み式携帯端末装置を筐体表面から見た斜視図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における折り畳み状
態の折り畳み式携帯端末装置を筐体表面から見た斜視図
であって、(A)上部筐体から見た状態を示す図、
(B)下部筐体から見た状態を示す図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における開き状態の
折り畳み式携帯端末装置を筐体裏面から見た斜視図、
【図4】本発明の第1の実施の形態における折り畳み式
携帯端末装置の折り畳み状態の側面図、
【図5】本発明の第1の実施の形態における折り畳み式
携帯端末装置の折り畳み状態の底面図、
【図6】本発明の第2の実施の形態における折り畳み式
携帯端末装置の折り畳み状態の側面図、
【図7】図1に示す折り畳み式携帯端末装置の筐体開閉
検出動作の一例を示すフローチャート、
【図8】従来の折り畳み携帯端末装置の斜視図。
【符号の説明】 1 上部筐体 2 下部筐体 3 表示部 4 受話部 5 入力部 6a 第1の送話部 6b 第2の送話部 7 ヒンジ 8 制御用スイッチ 9a、9b 凸部 10a、10b 拡声部用音口 11 軸部 12 ピボット 13 開閉検出用リードスイッチ 14 拡声部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に表示部および受話部を有する上部筐
    体と、表面に入力部および第1の送話部を有する下部筐
    体と、前記上部筐体の裏面と前記下部筐体の裏面とが対
    面する方向にのみ開閉するよう前記上部筐体と前記下部
    筐体とを折り畳み自在に連結するヒンジ部とを有するこ
    とを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  2. 【請求項2】前記上部筐体の表面に第2の送話部を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯端末
    装置。
  3. 【請求項3】前記上部筐体と前記下部筐体の開閉状態を
    検出して前記第1の送話部と前記第2の送話部の動作を
    選択的に切り換える開閉状態検出手段を有することを特
    徴とする請求項1または2記載の折り畳み式携帯端末装
    置。
  4. 【請求項4】前記上部筐体の表面に制御用スイッチを備
    えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の折り畳み式携帯端末装置。
  5. 【請求項5】前記開閉状態検出手段により前記上部筐体
    と前記下部筐体の折り畳み状態を検出して前記入力部の
    動作を制限する機能を有することを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の折り畳み式携帯端末装置。
  6. 【請求項6】前記開閉状態検出手段により前記上部筐体
    と前記下部筐体の折り畳み状態を検出して前記入力部を
    照明する照明部の動作を制限する機能を有することを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の折り畳み
    式携帯端末装置。
  7. 【請求項7】前記下部筐体の筐体底面に拡声部からの音
    声を出力する音口を備えることを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の折り畳み式携帯端末装置。
  8. 【請求項8】前記上部筐体の裏面かまたは前記下部筐体
    の裏面に凸部を備えることを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれかに記載の折り畳み式携帯端末装置。
  9. 【請求項9】前記上部筐体の表面かまたは前記下部筐体
    の表面に凸部を備えることを特徴とする請求項1ないし
    8のいずれかに記載の折り畳み式携帯端末装置。
  10. 【請求項10】前記開閉状態検出手段は、折り畳まれた
    対面する筐体から漏れた磁界の検出により前記上部筐体
    と前記下部筐体の開閉状態を検出する機能を有すること
    を特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の折り
    畳み式携帯端末装置。
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