JP2003008707A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2003008707A
JP2003008707A JP2001191136A JP2001191136A JP2003008707A JP 2003008707 A JP2003008707 A JP 2003008707A JP 2001191136 A JP2001191136 A JP 2001191136A JP 2001191136 A JP2001191136 A JP 2001191136A JP 2003008707 A JP2003008707 A JP 2003008707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数や質量や消費電力を大きく増加させ
ることなく、折り畳んだ状態でもLCDの表示内容を確
認可能な折畳式携帯電話機を提供する。 【解決手段】 受話部Aには、LCDの一方の面を露出
させる正面表示窓と、反対側の面を露出させる裏面表示
窓とが開口されている。両面に光反射面が形成された反
射蓋23が、正面表示窓17を覆う位置と裏面表示窓1
8を覆う位置とに回動させることができるように受話部
Aに取り付けられている。反射蓋23を裏面表示窓18
を覆う位置に配置して、正面側からLCDの表示を確認
でき、正面表示窓17を覆う位置に配置して、裏面側か
らLCDの表示を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
特に、情報を表示するLCD(液晶表示装置)を備え、
折り畳んでコンパクトな形態にすることができる折畳式
携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の携帯電話機は、情報表示用の表示
装置として、軽量でコンパクトに構成できるLCDを備
えている。そして、携帯に便利なようにコンパクトに折
り畳むことができ、通話時などには開いて用いる形態の
ものが多く普及している。このような折畳式携帯電話機
では、通常、LCD表示部は、開いた状態で見ることが
でき、折り畳んだ状態では内側に位置するように配置さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の折
畳式携帯電話機は、通常、折り畳んだ状態で持ち運ば
れ、このように持ち運んでいる時には、一度開かない限
りは、LCDに表示される情報を見ることはできない。
【0004】しかしながら、近年、携帯電話機には、着
信時に送信者の情報を表示するなどの機能が備わってお
り、直ぐに通話などの操作をせずに送信者を確認するな
ど、LCD表示の確認だけをする場合がある。上述のよ
うな折畳式携帯電話機では、このような場合にも、LC
D表示を見るために折畳式携帯電話機を開く必要があ
る。
【0005】これに対して、折り畳んだ時に内側に位置
する、通常使用するLCDの他に、折り畳んだ時に外側
に位置する別のLCDが実装された構成の折畳式携帯電
話機が販売されている。しかし、このように複数のLC
Dを実装した折畳式携帯電話機には、部品コストが上昇
してしまう、携帯電話機の質量が増加してしまう、消費
電流が増加し連続使用時間が短くなってしまうなどの欠
点がある。
【0006】本発明の目的は、上述のような従来の携帯
電話機における問題を解決するために、両側からLCD
の表示内容を確認することができる携帯電話機を、特
に、開いた状態でも折り畳んだ状態でもLCDの表示内
容を確認することができる折畳式携帯電話機を、部品点
数や質量や消費電力を大きく増加させることなく提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による携帯電話機は、液晶層を備え、該液晶
層の光学的性質の変化を利用して、該液晶層の一方の側
から見ることができる表示と、反対側から見ることがで
きる表示との両方を行うことができる液晶表示装置と、
該液晶表示装置を支持する、該液晶表示装置の表示面を
外部に露出させる表示窓が液晶層の両側にそれぞれ開口
されたケースとを有することを特徴とする。この構成に
よれば、1つの液晶表示装置を用いて、したがって部品
点数や質量や消費電力を大きく増加させることなく、携
帯電話機の両側から液晶表示を確認可能にできる。
【0008】本発明において用いる液晶表示装置として
は、全透過型LCDが好適である。
【0009】本発明の携帯電話機においては、表示窓の
一方を覆う位置と他方を覆う位置とに動かすことがで
き、各表示窓を覆う位置に配置した時に表示面に対面す
る部分に光反射面が形成された反射蓋をさらに設けるこ
とによって、液晶表示の視認性を高めることができる。
【0010】上述の反射蓋は、例えば、一端がケースに
固定された、柔軟な材料からなる蓋ヒンジ部を介してケ
ースに固定することによって、蓋ヒンジ部を変形させて
回動させることができ、それによって各表示窓を覆う位
置に動かすことができる構成とすることができる。
【0011】このような反射蓋を設けた場合、反射蓋が
覆う側とは反対側の表示窓から液晶表示を見ることにな
る。したがって、液晶表示装置の表示制御手段は、反射
蓋が表示窓のどちらを覆う位置にあるかを検出する反射
蓋位置検出手段の検出信号に応じて、液晶表示装置に、
反射蓋が覆う表示窓と反対側の表示窓から見て認識可能
な表示をさせる構成とすることが好ましい。すなわち、
このようにすることで、反転していない良好に認識可能
な表示を行うことができる。
【0012】本発明は、特に、液晶表示装置を支持する
ケースにヒンジユニットを介して接続されたケースをさ
らに有し、2つのケースがヒンジユニットを挟んで互い
に反対側に位置する開いた状態と、2つのケースが、表
示窓の一方を内側にして重なり合う折り畳んだ状態とに
することができる折畳式携帯電話機に好適に適用可能で
ある。すなわち、このような折畳式携帯電話機に本発明
を適用することによって、携帯電話機を折り畳んだ状態
でも、内側になった表示窓とは反対側の表示窓から液晶
表示を確認可能にできる。
【0013】本発明を上述のような折畳式携帯電話機に
適用する場合、液晶表示装置の表示制御手段は、反射蓋
位置検出手段と、携帯電話機が開いた状態にあるか折り
畳んだ状態にあるかを検出する開閉検出手段との検出信
号に応じて、携帯電話機が折り畳んだ状態にあり、かつ
反射蓋が折り畳んだ時に内側に位置する表示窓とは反対
側の表示窓を覆う位置にある場合には液晶表示装置の表
示を停止させる構成とすることが好ましい。これによっ
て、消費電力の浪費を避けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0015】まず、図1〜4を参照して、本実施形態の
携帯電話機の全体構成について説明する。図1は、この
携帯電話機の外観斜視図であり、図1(a)は開いた状
態、図1(b)は閉じた状態を示している。図2〜4
は、受話部Aの模式的断面図であり、図2,3は縦方向
に切断した断面図、図4は横方向に切断した断面図であ
る、図3,4は、反射蓋23によって裏面表示窓18を
覆った状態を示している。
【0016】この折畳式携帯電話機は、LCD表示機構
や受話機構を有する受話部Aと、キー操作入力機構や送
話機構を有する送話部Bとに大きく分けられる。受話部
Aは受話部フロントケース15と受話部リアケース16
とによって覆われ、送話部Bは送話部フロントケース1
1と送話部リアケース12とによって覆われている。
【0017】受話部Aと送話部Bとは、ヒンジユニット
22を介して接続されている。これによって、この折畳
式携帯電話機は、図1(a)に示すように、受話部Aと
送話部Bとがヒンジユニット22を挟んで互いに反対側
に位置する開いた状態と、図1(b)に示すように、受
話部Aと送話部Bとが重なり合う折り畳んだ状態とにす
ることができる。折り畳んだ状態では、受話部Aでは受
話部フロントケース15側、送話部Bでは送話部フロン
トケース11側が内側に位置している。
【0018】受話部A内には、電波を送受信するアンテ
ナ部b1、受話音などを出力するスピーカーb5(図7
参照)、情報を表示するLCD19、これらに接続され
た回路などが実装された基板24などが設けられてい
る。受話部フロントケース15には、スピーカーb5か
ら出力される音を伝えやすくする受話音穴20と、表示
部b12(図7参照)を構成するLCD19を露出させ
る正面表示窓17が開口している。受話部リアケース1
6には、同様に、LCD19を露出させる裏面表示窓1
8が開口しており、正面表示窓17と裏面表示窓18と
はLCD19を挟んで互いに反対側に開口している。
【0019】受話部Aには、正面表示窓17と裏面表示
窓18を覆うことができる大きさの板状の反射蓋23が
取り付けられている。反射蓋23は、図4に示すよう
に、受話部フロントケース15と受話部リアケース16
との間に挟まれて固定されている蓋固定部材23−1に
一端が接続された、柔軟性のある材料からなる蓋ヒンジ
部23−2を介して受話部Aに取り付けられている。こ
れによって、反射蓋23は、図3,4に示すように、裏
面表示窓18を覆う位置と、反対側の正面表示窓19を
覆う位置とに回動させることができる。
【0020】蓋固定部材23−1は、例えば剛性の高い
プラスチック材料などから形成され、蓋ヒンジ部23−
2は、例えば柔軟性の高いエラストマー材料などから形
成されている。反射蓋23には、その両面に、光の反射
を高める処理を施された光反射面23−F,23−Rが
形成されている。この処理は、例えば、高反射白色塗装
や、高反射メッキなどによって行うことができる。
【0021】送話部B内には、マイクb4(図7参
照)、キー操作入力部b10(図7参照)などが設けら
れている。送話部フロントケース11には、マイクb4
に音が伝わりやすくする送話音穴21が開口されてお
り、また、電話番号などの情報や折畳式携帯電話機への
指令などを入力するためのキーボード13が設けられて
いる。送話部リアケース12側には、着脱可能な電源1
4が装着されている。
【0022】次に、図5を参照して、LCD19の構成
について説明する。図5は、LCD19の模式的断面図
である。この折畳式携帯電話機に搭載されたLCD19
は、全透過型LCDである。このLCD19には、液晶
層19−1が中央に配置され、それをサンドイッチする
形で、両面に配向膜19−2F,19−2R、その外側
に透明電極19−3F、19−3R、さらにその外側に
ガラス基板19−4F,19−4R、さらにその外側に
偏光フィルタ19−5F,19−5Rが配置されてい
る。
【0023】このLCD19には、透明電極19−3
F,19−3Rに電圧を選択的に印加すした際の液晶層
19−1の透過率の変化を利用して、透過する光にパタ
ーンを持たせ、表示動作をさせることができる。液晶層
19−1は、裏面側から正面側に透過する光にも、正面
側から裏面側に透過する光にもパターンを持たせること
ができる。したがって、このLCD19は、正面側から
も裏面側からも表示を見ることができる。
【0024】正面側から表示を見る場合には、反射蓋2
3によって裏面表示窓18を覆ってLCD19の裏面側
に光反射面23−Fが位置するようにし、裏面側から表
示を見る場合には、LCD19の正面側に光反射面23
−Rが位置するようにする。すなわち、正面側から表示
を見る場合について説明すると、外部から入射した光
は、LCD19を透過して反射蓋23の光反射面23−
Fで反射され、再びLCD19を透過して目に入る。こ
のような反射蓋23を用いることによって、視認性を高
めることができる。
【0025】また、このLCD19には、必要に応じて
照明を設けてもよい。照明を設けたLCDの構成例を図
6に示す。この構成では、LCDには、両面側にそれぞ
れフロントライト照明19−6F,19−6Rが設けら
れている。各フロントライト照明19−6F,19−6
Rは、光源19−6F1,19−6R1と、それからの
光を全面に均一に導く導光部19−6F2,19−6R
2を有している。
【0026】この構成で、正面側から表示を見る際に
は、正面側のフロントライト照明19−6Fが点灯さ
れ、裏面側から表示を見る際には、裏面側のフロントラ
イト照明19−6Rが点灯される。すなわち、正面側か
ら表示を見る場合について説明すると、フロントライト
照明19−6Fから発せられた光は、LCD19と、反
対側のフロントライト照明19−6Rとを透過して反射
蓋23の光反射面23−Fで反射され、再びフロントラ
イト照明19−6R、LCD19、フロントライト照明
19−6Fを透過して目に入る。
【0027】次に、図7に示すブロック図を参照して本
実施形態の折畳式携帯電話機の内部構成について説明す
る。
【0028】無線部b2は、電波を送受信するアンテナ
部b1に接続されており、受信した信号を必要に応じて
内部処理用の信号に変換し、また内部の信号を送信用の
出力信号に変換する。音声処理部b3は、送話音などを
入力するマイクb4と受話音などを出力するスピーカー
b5に接続されており、音声入出力処理を行う。無線部
b2と音声処理部b3は直接接続されており、通常の送
受話を行う場合などに、必要に応じて直接信号がやりと
りされる。
【0029】報知部b7は、ブザーb8とVIBモータ
b9に接続されており、ブザーb8からの音出力または
VIBモータb9による振動によって、着信などをユー
ザーに知らせる処理を行う。データ管理部b15は、電
話番号や氏名などの情報を格納するメモリー部b16に
接続されており、これらの情報の入出力、編集などの処
理を行う。表示制御部b11は、表示部b12に接続さ
れており、LCD19に表示信号を出力する。
【0030】制御部b6は、無線部b2、音声処理部b
3、報知部b7、データ管理部b7、表示制御部b11
の各部に接続されており、各部の動作を制御する。ま
た、制御部b5には、キー操作入力部b10が接続され
ており、ユーザーがキーボード13を操作して制御部b
6に指令や情報などを入力することができるようになっ
ている。
【0031】また、本実施形態では、表示制御部b11
には、反射蓋23が正面側に配置されているか裏面側に
配置されているかを検出する反射蓋位置検出部b13
と、折畳式携帯電話機が開かれているか折り畳まれてい
るかを検出する開閉検出部b14が接続されている。表
示制御部b11は、これらの検出信号に応じて、LCD
19に、正面から正常に視認できる正面表示、裏面から
正常に視認できる裏面表示をさせ、またはLCD19の
表示を停止させる動作切り替えを行う。
【0032】本実施形態では、反射蓋23が正面位置に
ある場合、折畳式携帯電話機が開状態であっても閉状態
あっても、表示制御部b11は裏面表示動作を行う。反
射蓋23が裏面位置にある場合、表示制御部b11は、
折畳式携帯電話機が開状態である場合には正面表示動作
を行い、閉状態である場合には表示を停止させる。
【0033】反射蓋23を裏面位置に配置し、折畳式携
帯電話機を折り畳んだ状態では、正面側からも裏面側か
らもLCD19の表示を確認することはできない。そこ
で、この状態でLCD19の表示を停止することによっ
て、電力の浪費を避けている。LCD19の表示を確認
する必要が無い場合にはこのような状態にされ、それに
よって、LCD19に外力が加わるのを防ぎ、LCD1
9に悪影響が生じるのを防止できる。
【0034】次に、この折畳式携帯電話機の動作につい
て、着信動作を例にとって説明する。
【0035】基地局からの電波をアンテナ部b1によっ
て受信すると、受信した信号は無線部b2を介して制御
部b6に送られる。すると制御部b6は、ユーザーの選
択したモードなどに応じて、ブザーb8から着信音を出
力させ、または/およびVIBモータb9によって折畳
式携帯電話機を振動させ、または/およびLCD19に
着信電話番号などの情報を表示させる。この際、携帯電
話機を折り畳んだ状態で持ち運んでいたとしても、反射
蓋23を正面側に配置した状態にしていれば、ユーザー
は携帯型電話機を直接操作しなくても、裏面表示窓18
から着信情報を確認することができる。
【0036】通話の必要がある場合は、折畳式携帯電話
機を開き、必要に応じてキーボード13を操作して通話
する。受信した音声信号は、無線部b2、音声処理部b
3を介してスピーカーb5から出力される。ユーザー側
からの音声は、マイクb4によって拾われ、音声処理部
b3,無線部b2を介して、アンテナ部b1から基地局
に送信される。
【0037】また、この折畳式携帯電話機では、必要に
応じて、送信者の電話番号や氏名などを、LCD19の
表示を確認しつつ、キーボード13から入力して、メモ
リー部b16に格納したり、メモリ部b16に格納され
た情報を呼び出してLCD19に表示したり、呼び出し
た情報から選択した相手に送信を行ったりすることがで
きる。
【0038】以上説明した本実施形態の折畳式形態電話
では、LCD19に表示される情報を正面側、裏面側の
どちらからでも見ることができる。従来技術では、この
ような両面表示のために、各面にそれぞれLCDを設け
ており、したがって、裏面表示用のLCDやそれを駆動
する電気部品などを組み込み必要があった。これに対し
て、本実施形態では、両面表示が可能な構成を、1つの
LCD19と、正面表示窓17を覆う位置と裏面表示窓
18を覆う位置とに動かすことができる反射蓋23とに
よって実現している。したがって、部品点数をほとんど
増やすことなく両面表示を可能にでき、部材コストや製
造組立コストを低減できる。また、折畳式携帯電話機の
重量もほとんど重くしなくて済み、LCD表示機構が組
み込まれた受話部Aの厚みもほとんど厚くしなくて済
む。また、1つのLCD19のみを動作させるので、消
費電力もほとんど増加しない。
【0039】また、従来、両面表示可能な携帯電話機で
は、通常、裏面表示用のLCDは、部材コストなどを考
慮して小さなものが使用され、このため、正面表示に比
べて表示内容が制限されていた。これに対し、本実施形
態の折畳式携帯電話機では、裏面表示にも正面表示と同
じLCD19を使用しており、裏面からも大きなLCD
19の表示を見ることができ、正面表示と同様の多くの
情報を裏面表示させることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つのLCDと、その両面に設けた表示窓の一方を覆う
位置と他方を覆う位置とに動かすことができる反射蓋と
を設けることによって、LCDの表示を両面から見れる
ようにし、それによって、開いた状態でも折り畳んだ状
態でもLCDの表示内容を確認することができる折畳式
携帯電話機を提供できる。
【0041】本発明によれば、1つのLCDを用いて両
面表示を可能にしているため、両面表示のために、折畳
式携帯電話機の部品点数や質量や消費電力をほとんど増
加させることはない。したがって、安価で軽量でコンパ
クトで低消費電力の、両面表示可能な折畳式携帯電話機
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の折畳式携帯電話機の模式的
な外観斜視図であり、図1(a)は開いた状態、図1
(b)は閉じた状態を示している。
【図2】図1の折畳式携帯電話機の受話部を縦に切断し
た模式的断面図である。
【図3】図1の折畳式携帯電話機の受話部を縦に切断し
た模式的断面図であり、反射蓋を裏面側に配置した状態
を示している。
【図4】図1の折畳式携帯電話機の受話部を横に切断し
た模式的断面図である。
【図5】図1の折畳式携帯電話機のLCDの模式的断面
図である。
【図6】他の構成のLCDの模式的断面図である。
【図7】図1の折畳式携帯電話機の内部構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
11 送話部フロントケース 12 送話部リアケース 13 キーボード 14 電源 15 受話部フロントケース 16 受話部リアケース 17 正面表示窓 18 裏面表示窓 19 LCD 19−1 液晶層 19−2F,19−2R 配向膜 19−3F,19−3R 透明電極 19−4F,19−4R ガラス基板 19−5F,19−5R 偏光フィルタ 19−6F,19−6R フロントライト照明 19−6F1,19−6R1 光源 19−6F2,19−6R2 導光部 20 受話音穴 21 送話音穴 22 ヒンジユニット 23 反射蓋 23−1 蓋固定部 23−2 蓋ヒンジ部 23−F,23−R 光反射面 24 基板 A 受話部 B 送話部 b1 アンテナ部 b2 無線部 b3 音声処理部 b4 マイク b5 スピーカー b6 制御部 b7 報知部 b8 ブザー b9 VIBモータ b10 キー操作入力部 b11 表示制御部 b12 表示部 b13 反射蓋位置検出部 b14 開閉検出部 b15 データ管理部 b16 メモリー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/40 303 G09F 9/40 303

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶層を備え、該液晶層の光学的性質の
    変化を利用して、該液晶層の一方の側から見ることがで
    きる表示と、反対側から見ることができる表示との両方
    を行うことができる液晶表示装置と、該液晶表示装置を
    支持する、該液晶表示装置の表示面を外部に露出させる
    表示窓が該液晶表示装置の両側にそれぞれ開口されたケ
    ースとを有する携帯型電話機。
  2. 【請求項2】 前記液晶表示装置は全透過型の液晶表示
    装置である、請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記各表示窓の一方を覆う位置と他方を
    覆う位置とに動かすことができ、前記各表示窓を覆う位
    置に配置した時に前記表示面に対面する部分に光反射面
    が形成された反射蓋をさらに有する、請求項1または2
    に記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 一端が前記ケースに固定され、他端に前
    記反射蓋が結合された、柔軟な材料からなる蓋ヒンジ部
    をさらに有し、前記反射蓋は、前記蓋ヒンジ部を変形さ
    せて回動させることができ、それによって前記各表示窓
    を覆う位置に動かすことができる、請求項3に記載の携
    帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記液晶表示装置の動作を制御する表示
    制御手段と、前記反射蓋が前記表示窓のどちらを覆う位
    置にあるかを検出する反射蓋位置検出手段をさらに有
    し、前記表示制御手段は、前記反射蓋位置検出手段の検
    出信号に応じて、前記液晶表示装置に、前記反射蓋が覆
    う前記表示窓と反対側の前記表示窓から見て認識可能な
    表示をさせる、請求項3または4に記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記液晶表示装置を支持するケースにヒ
    ンジユニットを介して接続されたケースをさらに有し、
    2つの前記ケースが前記ヒンジユニットを挟んで互いに
    反対側に位置する開いた状態と、2つの前記ケースが、
    前記表示窓の一方を内側にして重なり合う折り畳んだ状
    態とにすることができる、請求項1から5のいずれか1
    項に記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記液晶表示装置を支持するケースにヒ
    ンジユニットを介して接続されたケースをさらに有し、
    2つの前記ケースが前記ヒンジユニットを挟んで互いに
    反対側に位置する開いた状態と、2つの前記ケースが、
    前記表示窓の一方を内側にして重なり合う折り畳んだ状
    態とにすることができ、 前記液晶表示装置の動作を制御する表示制御手段と、前
    記反射蓋が前記表示窓のどちらを覆う位置にあるかを検
    出する反射蓋位置検出手段と、開いた状態にあるか折り
    畳んだ状態にあるかを検出する開閉検出手段とをさらに
    有し、前記表示制御手段は、前記反射蓋位置検出手段と
    前記開閉検出手段との検出信号に応じて、折り畳んだ状
    態にあり、かつ前記反射蓋が折り畳んだ時に内側に位置
    する表示窓とは反対側の表示窓を覆う位置にある場合に
    は前記液晶表示装置の表示を停止させ、それ以外の場合
    には、前記液晶表示装置に、前記反射蓋が覆う前記表示
    窓と反対側の前記表示窓から認識可能な表示をさせる、
    請求項3から5のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  8. 【請求項8】 前記液晶表示装置は、前記各表示面側に
    それぞれ配置された照明を有する、請求項1から7のい
    ずれか1項に記載の携帯電話機。
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