JP4688645B2 - 食品容器 - Google Patents
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Description
(1)吸水加工を施してあるのが蓋のみであるため、米飯が冷えると容器の側面や底に水滴が溜まり易くなり、溜まった水滴で容器内の米飯の味や食感が損なわれる。
(2)米飯は冷えると容器の側面や底に付着し易くなり、容器から取り出し難くなる。その場合は箸や杓文字等の道具で米飯を取り出さなければならず、しかも、取り出された米飯は形が崩れ易く、見栄えが悪くなる。
1.上面開口の外容器と、その外容器内に着脱自在な上面開口の内容器と、前記内容器の上面開口部の上に被せる内蓋と、その内蓋の上から外容器の上面開口部の上に被せる外蓋とを備え、
2.前記内容器は、一つの外容器内に一つの内容器を収容できるサイズであり、
3.前記外容器の底とその内側に収容した内容器の底板との間に底空間が、前記外容器の側壁と前記内容器の周壁との間に周囲空間が形成され、底空間と周囲空間は連通し、
4.前記内容器は四角形の底板と、外容器の側壁の内側に配置される周壁と、外容器の側壁の上面に被さる縁部と、外容器の側壁の外面に被さる耳部を備え、
5.前記内容器の周壁は、内容器の底板の外側に連設され、且つ、底板の外側に開いた状態から底板の上方に立ち上がる状態まで折り曲げ可能な組み立て式であり、
6.前記内容器の周壁の幅方向外側に重ね代が連設され、且つ、周壁の外側に開いた状態から隣接する周壁の外側に重ねて宛がうことのできる状態まで折り曲げ可能であり、この重ね代は前記折り曲げ状態で外容器の側壁とその内側に収容された内容器の周壁との間に通気用又は/及び物品収容用の周囲空間を形成することができ、
7.前記内容器の縁部は、周壁の外側に連設されて、外容器の側壁の上縁の上に被せることができるように横向きに折り曲げ可能であり、
8.前記内容器の耳部は、前記縁部の外側に連設されて、外容器の側壁の上部外側に被せることができるように下向きに折り曲げ可能であり、
9.外容器及びその内側に収容された内容器のコーナーに隙間が形成され、この隙間は前記周囲空間及び底空間と連通してそれら空間内の液体や気体を流出させるものであり、
10.前記内容器の底板又は/及び周壁に、内容器内部と前記周囲空間及び/又は底空間とを連通する通孔が貫通され、
11.前記内蓋は、内容器の上方開口部を被覆する被覆部に、前記縁部の上から耳部の外まで被せることができる保持部を備えている。
(1)内容器が折り曲げ・開き自在であるため、開いておけば場所をとらず、輸送や保管に便利であり、折り曲げるだけで上面開口の容器状に手軽に組み立てることができるため便利である。
(2)内容器は外容器に着脱自在に備えられており、組み立てた内容器は開いて一枚の板に戻すことができるため、食品を入れた内容器を外容器から取り出して、内容器を開けば箸とかフォークなどがなくても食品を取り出すことができ、食品が形崩れもせず、食品の見栄えもよい。
(3)内容器の縁部が外容器の側壁上面に被さり、耳部が外容器の側壁外面に被さるため、内容器は外容器内で位置ずれも、型崩れもしにくく、内容器内に食品を収容し易くなる。
(4)蓋を被せると、内容器の耳部が外容器との間に挟まれるので、食品を収容した内容器が外容器内で移動せず安定し、食品が内容器内で偏ったり、位置ずれしたり、変形したりすることがない。
内容器の周壁の幅方向外側に、内容器の隣接する周壁のコーナー外側に宛がう重ね代を備えるので、重ね代を折り曲げれば、組み立てた内容器のコーナーが補強され、内容器が折り曲げ式であっても型崩れしにくく、内容器に食品を収容し易い。
内容器の底や周壁に、液体や気体が通過する通孔が貫通されているため、内容器内の食品から出る蒸気や水分が内容器の外へ流出し、水滴が内容器内にたまりにくくなり、食品の味や食感が損なわれにくくなる。外容器を吸湿性の高い素材で形成した場合、食品から出る蒸気や水分が外容器に吸収されて外部に放出されるため、より一層、吸湿効果が高くなり、食品の品質維持に役立つ。
(1)外容器と内容器との間に空間を設けたので、内容器内で発生した蒸気や水分等がその空間を通過して外へ流出し、水滴が内容器内に溜まり難くなり、食品の味や食感が損なわれにくい。
(2)外容器と内容器との間の空間に物品を収容可能であるため、空間内に吸湿材、防腐材、保温材、冷却材等を入れることができ、食品の品質維持に良好な環境を作ることができる。
(1)蓋の内側に内蓋があるため、外容器を上下逆さにすれば、内容器内の食品を内蓋の上に開けることができる。
(2)内蓋を蓋から取り外して、とり皿として使用することができる。
本発明の食品容器の実施形態の一例を、図1〜図5を参照して説明する。本実施形態の食品容器1は、図1に示すように、上面開口の外容器2と、その外容器2内に着脱自在に備えられ、内部に食品を収容することができる上面開口の内容器3と、前記外容器2に被せることのできる外蓋4とを備えるものである。本発明の食品容器1には、白飯、赤飯(古代米赤飯、こわめし等を含む。)、炊き込みご飯、炒飯等の米飯や、刺身、煮物、揚げ物等の副食物等、任意の食品を収容するのに適するものである。
本発明の食品容器においては、外容器2、内容器3、外蓋4の形状は、図1〜図5に示すように、底面が四角形の箱型には限られず、底面が多角形の箱型や底面が円形の箱型等、任意の形状のものとすることができる。また、食品容器の大きさも、収容する食品の量や形状に応じて任意の大きさとすることができる。
内容器3に形成される通孔12の形、数、大きさ、配列等は、図1〜図5に示すものには限られず、任意の形、数、大きさ、配列等とすることができる。従って、例えば、通孔12を星型にしたり、長孔としたりすることも、通孔12の配列を不規則にしたりすることもできる。これらの通孔12の形、数、大きさ、配列等は、内容器3内に収容する食品の種類に応じて変化させることができ、例えば、ケーキを収容する場合、通孔12を星型にして見た目の楽しみを提供すること等も可能である。
本発明の食品容器においては、内容器3の折り曲げ方も、図4に示す折り方には限られず、道具を用いずに折り曲げること及び開くことが可能であれば、任意の折り曲げ方とすることができる。また、内容器3は、一枚の板材から折り曲げて容器型に組み立て可能なものには限られず、二以上の部材を組み合わせて形成できるものとすることもできる。
本発明の食品容器においては、内容器3の内面側の色彩や模様等を、収容する食品に応じて変化させることもできる。従って、例えば、新潟産の米を用いた赤飯を収容する場合は内容器3の内面側を金色にし、群馬産の米を用いた赤飯を収容する場合は内容器3の内面側を銀色にし、古代米赤飯を収容する場合は内容器3の内面側を白色にし、こわめしを収容する場合は朱色にする等して、外蓋4を開けて内容器3の内面の色を見れば収容されている赤飯の種類が一目で分かるようにすることもできる。
2 外容器
2a 外容器の側壁
3 内容器
4 外蓋
5 板材
6 収容部
7 底板
8 周壁
9 重ね代
10 縁部
11 耳部
12 通孔
13 周囲空間
14 継ぎ目
15 隙間
16 内蓋
16a 被覆部
16b 保持部
17 継ぎ目
21 外容器の底
22 底空間
Claims (2)
- 次の1〜11の構成を備えたことを特徴とする食品容器。
1.上面開口の外容器(2)と、その外容器(2)内に着脱自在な上面開口の内容器(3)と、前記内容器(3)の上面開口部の上に被せる内蓋(16)と、その内蓋(16)の上から外容器(2)の上面開口部の上に被せる外蓋(4)とを備え、
2.前記内容器(3)は、一つの外容器(2)内に一つの内容器(3)を収容できるサイズであり、
3.前記外容器(2)の底(21)とその内側に収容した内容器(3)の底板(7)との間に底空間(22)が、前記外容器(2)の側壁(2a)と前記内容器(3)の周壁(8)との間に周囲空間(13)が形成され、底空間(22)と周囲空間(13)は連通し、
4.前記内容器(3)は四角形の底板(7)と、外容器(2)の側壁(2a)の内側に配置される周壁(8)と、外容器(2)の側壁(2a)の上面に被さる縁部(10)と、外容器(2)の側壁(2a)の外面に被さる耳部(11)を備え、
5.前記内容器(3)の周壁(8)は、内容器(3)の底板(7)の外側に連設され、且つ、底板(7)の外側に開いた状態から底板(7)の上方に立ち上がる状態まで折り曲げ可能な組み立て式であり、
6.前記内容器(3)の周壁(8)の幅方向外側に重ね代(9)が連設され、且つ、周壁(8)の外側に開いた状態から隣接する周壁(8)の外側に重ねて宛がうことのできる状態まで折り曲げ可能であり、この重ね代(9)は前記折り曲げ状態で外容器(2)の側壁(2a)とその内側に収容された内容器(3)の周壁(8)との間に通気用又は/及び物品収容用の周囲空間(13)を形成することができ、
7.前記内容器(3)の縁部(10)は、周壁(8)の外側に連設されて、外容器(2)の側壁(2a)の上縁の上に被せることができるように横向きに折り曲げ可能であり、
8.前記内容器(3)の耳部(11)は、前記縁部(10)の外側に連設されて、外容器(2)の側壁(2a)の上部外側に被せることができるように下向きに折り曲げ可能であり、
9.外容器(2)及びその内側に収容された内容器(3)のコーナーに隙間(15)が形成され、この隙間(15)は前記周囲空間(13)及び底空間(22)と連通してそれら空間内の液体や気体を流出させるものであり、
10.前記内容器(3)の底板(7)又は/及び周壁(8)に、内容器(3)内部と前記周囲空間(13)及び/又は底空間(22)とを連通する通孔(12)が貫通され、
11.前記内蓋(16)は、内容器(3)の上方開口部を被覆する被覆部(16a)に、前記縁部(10)の上から耳部(11)の外まで被せることができる保持部(16b)を備えている。 - 請求項1記載の食品容器において、外容器(2)とその内側に収容された内容器(3)との間に形成される空間に、吸湿材、防腐材、保温材、又は冷却材が収容されたことを特徴とする食品容器。
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