JP3119184U - 販売用弁当箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に弁当箱の側面に立体的な装飾を表示できる販売用弁当箱を提供する。
【解決手段】内箱(2)の外側面に装飾部(25)を表示するとともに、所定の強度を得る目的で肉厚に形成される外箱(3)に、内箱(2)の外側面に表示された装飾部(25)を外方へ露出させる窓孔(33)を穿設する。装飾部(25)は、外箱(3)の外側面の内側に窓孔(33)を輪郭としてその中に立体的に表され、簡単な構成で安価に人目を惹きつける立体的な装飾を表示できる。
【選択図】図2

Description

本考案は、仕出し弁当、駅弁などの弁当に使い捨てで用いられる販売用弁当箱に関し、更に詳しくは、商品広告、弁当の内容などをの装飾が表示された販売用弁当箱に関するものである。
従来より、仕出し弁当、駅弁などの弁当に用いられる販売用弁当箱には、弁当の内容を装飾的に表示したり、高級感をかもし出し、購入者の嗜好を刺激する目的で、種々の絵柄や文字からなる装飾が弁当箱の表面に表示されている(特許文献1)。
図8は、この従来の販売用弁当箱100を示すもので、合成樹脂製の容器本体101と、容器本体101の表面を覆うカバーシート102と、厚紙からなる化粧蓋103とで構成されている。容器本体101は、合成樹脂製のシートを加熱成形して形成した複数の凹部内にご飯やおかずを収容するもので、カバーシート102は、収容されたこれらの食品の表面を覆い、食品に含まれる水分がその表面側を覆う化粧蓋103に滲み込むのを阻止し、化粧蓋103を清潔に保つ為のものである。
化粧蓋103は、容器本体101の外側面を覆う側片103aを備え、側片103aに穿設された係合孔103bと、容器本体101の把手101aを係合させ、弁当箱100を一体化している。厚紙で形成される化粧蓋103には、予めその表面に模様、色彩などの装飾104が印刷され、この装飾104が弁当箱100の表面に表されることによって、高級感のある弁当としている。
この従来の販売用弁当箱100は、食品を収容する容器本体101を合成樹脂で一体に成形するこにより水密性としているので、底面や側面側に食品に含まれる水分が染み込むことがないが、成形した容器本体101の外側面や底面側の凹凸がそのまま表れるので外観が損なわれ、装飾104を印刷して高級感をかもし出そうとしても、充分にその効果は得られなかった。また、低価格な厚紙から食品を収容する容器を形成し、紙製容器の内面全体に防水性シール剤を付着させて水密性とした販売用弁当箱も知られているが、折り畳んだ厚紙では食品を収容した際の強度が保てず、また、同様に高級感が得られないものであった。
そこで、図9に示すように、食品を収容する水密性の内箱111を、所定の強度と高級感が得られる材質で形成した外箱112で囲った販売用弁当箱110も知られている(特許文献2、特許文献3)。
この従来の販売用弁当箱110によれば、枡形に形成した水密性を有する内箱111を、同様に枡形に形成した外箱112へ平面側から収容することにより、弁当箱110に充分な強度が得られる。更に、外箱112自体に水密性が求められないので、厚紙、発泡スチロールなどの合成樹脂、アルミニウムなど種々の材料を用いて高級感のある外観が得られる。
実開平5−28221号公報 実開昭61−22730号公報 特開2005−145483号公報
特許文献1に開示されている販売用弁当箱100は、厚紙からなる化粧蓋103の表面に装飾104を印刷し、購入者の嗜好を刺激したり、弁当に高級感を出そうとしているが、平面的な印刷による装飾はありふれているので、注意を喚起するまでには至らず、厚紙だけでは装飾を立体的に表示することはできない。
内箱111と外箱112を備えた従来の販売用弁当箱112によれば、外箱112を種々の材料を用いて形成できるので、厚肉の合成樹脂などを用いて成形時に立体的な装飾を同時にその外側面に形成することも可能であるが、多色の異なる樹脂を用いるなど製造コストが上昇し、使い捨てで用いられる低価格な販売用弁当箱には見合わない。
従って、従来の販売用弁当箱では、購買者の注意を喚起したり、高級感をかもし出すような立体的な装飾を、低コストでその表面に表示することはできず、弁当箱の装飾に限界があった。
本考案は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、安価に弁当箱の側面に立体的な装飾を表示できる販売用弁当箱を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1の販売用弁当箱は、平面側が開口する枡形に形成され、枡形内に食物を収容する水密性の内箱と、内箱の外側面を囲い、平面側から内箱を収容する外箱と、内箱が収容された外箱の平面側全体を覆う蓋体とを備えた販売用弁当箱であって、内箱の外側面に、彩色、絵柄若しくは文字からなる第1装飾部を表示し、
外箱に、内箱の外側面に表示された第1装飾部を外方へ露出させる第1窓孔を穿設したことを特徴とする。
外箱は、水密性が求められないので、装飾に適した任意の材料で形成される。内箱を外箱に収容した状態で、内箱の外側面に表示された第1装飾部は、外箱の第1窓孔の輪郭でその周囲が区切られ、立体的に表される。外箱を弁当箱全体の強度を保つために肉厚とすれば、第1装飾部はより内側に表れ、立体感が得られる。
請求項2の販売用弁当箱は、蓋体が、外箱の外側面を覆う側片を備え、外箱の第1窓孔が穿設された周囲の外側面に、彩色、絵柄若しくは文字からなる第2装飾部を表示するとともに、蓋体の側片に、外箱の第1窓孔とその周囲の第2装飾部を外方へ露出させる第2窓孔を穿設したことを特徴とする。
蓋体の側片で外箱の外側面を覆った状態で、外側面に表示された第2装飾部は、側片の第2窓孔の輪郭でその周囲が区切られ、立体的に表される内箱の第1装飾部が第2装飾部と併せて更に立体的に表される。
請求項3の販売用弁当箱は、平面側が開口する枡形に形成され、枡形内に食物を収容する水密性の内箱と、内箱の外側面を囲い、平面側から内箱を収容する外箱と、内箱が収容された外箱の平面側全体を覆う蓋体とを備えた販売用弁当箱であって、外箱に、彩色、絵柄若しくは文字からなる第3装飾部が表示された表示板を、内箱の外側面との間で位置決め収容する表示板収容凹部と、表示板収容凹部の一部に連通し、表示板の第3装飾部を外部へ露出させる第3窓孔を穿設したことを特徴とする。
任意の第3装飾部が表示された表示板は、表示板収容凹部内に位置決め収容され交換自在であるので、販売用弁当箱の食品の内容に適した表示の第3装飾部を第3窓孔を通して立体的に表示できる。
請求項1の考案によれば、内箱の外側面に表示された第1装飾部は、外箱の第1窓孔を通して目視されるので、第1窓孔の輪郭により立体的に表され、更に、外箱の第1窓孔の周囲に別の装飾を施せば、弁当箱の肉厚方向に向かって二段階に分けた装飾を表示することができ、人目を惹きつける立体的な装飾を表示できる。特に、立体的な装飾は、多段に重ねて販売する際にも隠れない販売用弁当箱の外側面に表されるので、各弁当箱の立体的な装飾が多段に重なって表れ、より人目を惹くものとなる。
外箱は、水密性が求められないので、装飾に適した材料で形成でき、また、所定の強度を得るために肉厚に成形できるので、弁当箱に高級感が得られるとともに第1装飾部をより立体的に表示できる。
請求項2の考案によれば、外箱と内箱の表面側を覆う蓋体を利用して、外箱の第1窓孔から露出する第1装飾部を、蓋体の側片に穿設した第2窓孔を通して露出させるので、より立体的に表される。更に、側片の第2窓孔の周囲に別の装飾を施せば、弁当箱の肉厚方向に向かって三段階に分けて装飾を立体的に表示することができ、人目を惹きつける装飾とすることができる。
請求項3の考案によれば、販売用弁当箱の食品に応じて、任意の装飾を立体的に表示できる。従って、内箱、外箱及び蓋体の同一構成部品を大量生産して汎用とすることができ、製造コストが低下する。
以下、本考案の一実施の形態に係る販売用弁当箱1を、図1乃至図3で説明する。図1は、販売用弁当箱1の斜視図、図2は、販売用弁当箱1の分解斜視図、図3は、図1のA−A線断面図である。これらの図に示すように販売用弁当箱1は、内箱2と、内箱2を収容する外箱3と、内箱2を収容した外箱3の開口した平面側(図3において上面側)を覆う蓋体4とから構成されている。
本実施の形態に係る内箱2は、厚紙が用いられ、図2に示すように、1枚の厚紙を折り畳んで、平面側が開口する枡形に形成される。すなわち、一枚の厚紙から長方形となる四隅のコーナー片21を内側に折り曲げて、長尺壁片22と短尺壁片23とで枠組みされる枡形とし、短尺壁片23の外側に連設された折り返し片24を、コーナー片21上に折り返して枡形に折り曲げられた内箱2の形状が保たれている。
内箱2は、枡形内に弁当のおかずやご飯などの食品を収容するもので、枡形の内部は必要に応じて中仕切片(図示省略)によって仕切られている。内箱2は、平面側が開口し上方から食品を収容できる枡形であれば、任意の形状で形成される。また、内箱2を形成する素材は、後述する内箱装飾25をその外側面に表示可能であれば、プラスチック、アルミニュームなど任意の材料を使用することができるが、本実施の形態に係る厚紙など透水性の材料で形成する場合には、食品に含まれる水分が底面や側面に滲まないようにも枡形の内面を防水加工て水密性とする。水密性とする加工方法としては、内箱2を折り畳む前の厚紙の展開状態で、内面となる厚紙の一面に合成樹脂、動・植物系或いは無機系の材料による防水皮膜(図示せず)を印刷形成する。防水加工は、内箱2を形成した後に、防水材料の吹き付け或いは刷毛引きにより行ってもよい。
内箱2の外側面、ここでは長尺壁片22の外側面には、中央に黄緑色の地色に黒色の○×弁当の文字が表示された装飾25aと、その長手方向の両側で赤の地色の装飾25bからなる内箱装飾25が印刷されている。これらの内箱装飾25は、内箱2が外箱3内に収容された際に、外箱3の窓孔33が穿設される内側の対応部位に印刷され、内箱装飾25の地色は、少なくとも対応部位の窓孔33の輪郭を囲う領域全体に印刷されている。
外箱3は、食品を水分のもれなく収容する目的で比較的簡易に形成される内箱2の強度を補い、弁当箱全体に高級感をもたらす目的で、内箱2を開口する平面側から収容する枡形に形成されるもので、ここでは、底板31と底板31の周囲から起立する側板32が発泡スチロールにより一体に形成される。外箱3の素材も、変形しない所定の強度と、外観に高級感が得られるものではあれば、他の合成樹脂、段ボール紙等の任意材料とすることができる。外箱3全体の厚みは、容易に変形しないように比較的厚めに形成され、枡形の内面は、折り畳み形成した内箱2をほぼ隙間なく遊嵌する大きさに形成される。
図2、図3に示すように、外箱3の側板32には、内箱2を収容した状態で内箱装飾25を外方へ露出させる複数の窓孔33a、33bが穿設されている。側板32の外側面全体は、黒色に印刷され、側板32の中央に松の図柄を輪郭とした窓孔33aと、その両側に菱形を輪郭とした窓孔33bがそれぞれ穿設されている。これにより、図1に示すように、内箱2に表示された黄緑色の地色に黒色の○×弁当の文字からなる装飾25aは、松の図柄を輪郭とする窓孔33a内に露出し、黄緑色の松の図柄が重厚感が得られる黒色の地色内に立体的に表され、○×弁当の文字が引き立って表示される。また、赤の地色の装飾25bは、菱形を輪郭とした窓孔33b内に露出し、菱形の赤の図柄が黒色の地色内に立体的に表される。
蓋体4は、内箱2に収容した食品を外部と遮断して衛生的に保つもので、外箱3の平面側開口を覆う形状であれば、任意の形状とすることができる。ここでは蓋本体41とその周辺からそれぞれ一体に垂設される側片42が厚紙で一体に形成されたもので、枡形の外箱3を平面側から被嵌する形状となっている。側片42の短手方向(上下方向)の幅は短く、側片42によって前述した内箱装飾25が覆われないようになっている。平板状の蓋本体41表面には、弁当の内容や広告を表す種々の表示が印刷され、本実施の形態では、黒色の地色に印刷された側板32に合わせて、黒色の地色で印刷されている。
本実施の形態に係る販売用弁当箱1によれば、安価に製造できる内箱2と外箱3を用いて、高級感のある外観で、人目を惹く立体的な装飾25をその外側面に表すことができる。
図4乃至図6は、本考案の第2実施の形態に係る販売用弁当箱50を示すもので、第1実施の形態に係る販売用弁当箱1と同一若しくは同様に作用する構成には、同一番号を付してその説明を省略する。図4は、販売用弁当箱50の斜視図、図5は、販売用弁当箱50の分解斜視図、図6は、図4のB−B線断面図である。
この販売用弁当箱50は、上述の販売用弁当箱1と異なり、蓋体4の側片45が外箱3の側板32全体を覆うように上下方向に幅広となっていて、更にこの側片45には、外箱3の窓孔33とその周囲に描かれた外箱装飾35を外方へ露出させるように、窓孔33と外箱装飾35を囲う輪郭の外窓孔43が穿設されたものとなっている。
販売用弁当箱50は、お月見弁当と称して販売される弁当の弁当箱で、お月見をモチーフとしたデザインが表示されている。これを更に具体的に説明すると、外箱3の窓孔33は、満月を表す円形の輪郭で切り欠かれたもので、内箱2の外側面に印刷された黄色の地色からなる内箱装飾25を窓孔33から外方へ臨ませている。外箱3の側板32の窓孔33が穿設された周囲には、お月見の風景をあしらった絵柄の外箱装飾35が印刷されている。
蓋体4の側片45には、前記窓孔33と外箱装飾35を囲う横長長方形の輪郭の外窓孔43が穿設され、蓋体4で外箱3の平面側全体を覆うと、外窓孔43を通して、満月を表す窓孔33とお月見の風景の外箱装飾35が外方へ露出する。長方形の外窓孔43は、障子を開けた窓枠を表すもので、側片45の外窓孔43の両側に障子の絵柄からなる蓋装飾44が描かれている。尚、蓋体4の蓋本体41表面には、お月見弁当の文字と月の絵柄が印刷されている。
このように構成された販売用弁当箱50は、内箱2を外箱3内に収容し、蓋体4を外箱3の平面側から覆って組み立てられる。図4、図6に示すように組み立てた状態で、障子を開けた窓枠を表す外窓孔43内に、満月を表す窓孔33とお月見の風景をあしらった絵柄の外箱装飾35が表れ、満月の黄色を表す内箱装飾25とお月見の風景をあしらった絵柄の外箱装飾35と障子の絵柄からなる蓋装飾44は、販売用弁当箱50の内側から肉厚方向の外方に向かって3段の異なる位置に表され、立体的なデザインとして側面に表れる。
この販売用弁当箱50の弁当を販売する際には、蓋装飾44が表れる側面を弁当を販売する店先に向けて複数の販売用弁当箱50を重ねれば、立体的装飾が上下多段に表れ、弁当を購入する者の注目を集め、購買欲を惹き起こすことができる。
図7は、本考案の更に異なる実施の形態に係る販売用弁当箱60を示す分解斜視図であり、同様に上述実施の形態に係る構成と同一若しくは同様に作用する構成については同一番号を付してその説明を省略する。
第3の実施の形態に係る販売用弁当箱60は、所定の強度と高級感を得るために側板32を肉厚とした外箱3を利用して、一対の側板31、31に板状の表示板5を位置決め収容する表示板収容凹部35と、表示板5を外方へ露出させる切り欠き36を形成したものである。
表示板5は、所定の装飾51が表示できるものであれば、紙、合成樹脂など任意の材料で形成され、ここではアクリルの長方形のプラスチック板で形成されている。表示板5の一面には、販売する弁当の内容を表す「○×弁当」等の文字の表示板装飾51が表示されている。
側板32の内側面に沿って凹設される表示板収容凹部35は、表示板5の厚さにほぼ等しく、表示板5の長手方向にがたつきなく収容する形状に凹設され、その上方は側板32の上端に連続し上方に開口している。この表示板収容凹部35は、外箱3に内箱2を収容することにより、その内側が内箱2の長尺壁片22によって覆われるので、これにより蓋体4で施蓋する前に、弁当の内容に合わせて表示板装飾51が表示された任意の表示板5を、開口する表示板収容凹部35の上方から内箱2の長尺壁片22との隙間に沿って挿入し、表示板収容凹部35内にがたつきなく収容できる。
側板32の表示板収容凹部35が凹設された領域の外側には、表示板収容凹部35の中央部を外側面へ連通させる切り欠き36が形成されている。切り欠き36は、表示板収容凹部35に収容される表示板5が外方へ脱落しないように、表示板収容凹部35の輪郭より小さい輪郭で、また、表示板5に表示された表示板装飾51を外方へ露出させる充分な大きさで、表示板装飾51が表示された対応部位に形成される。切り欠き36も側板32の上端に連通し、上方に開口しているが、必ずしも上方へ開口させる必要はない。
図7に示すように、この表示板収容凹部35と切り欠き36は、外箱3の長手方向に沿った一対の側板32のそれぞれに形成され、従って、表示板装飾51が表示された任意の表示板5は、いずれの側面からも目視できる。
それぞれの表示板収容凹部35内に表示板5を収容した外箱3は、蓋体4によりその平面側開口全体が覆われる。蓋体4の側片は、第1実施の形態に係る側片41と同様に短手方向に狭い幅となっていて、切り欠き36を通して外方に露出する表示板装飾51が側片41によって覆われないようなっている。表示板収容凹部35の上端が蓋体4で覆われることにより、表示板5は表示板収容凹部35から脱落することなく位置決め収容される。
この販売用弁当箱60によれば、予め任意の表示板装飾51を表示した複数の表示板5を用意しておき、弁当の内容に合わせて表示板5を差し替えれば、汎用の内箱2、外箱3及び蓋体4を用いて異なる弁当の販売用弁当箱60とすることができる。また、表示板5に表示される表示板装飾51は、外箱3の外側面に対して切り欠き36を介して一段内側に露出するので、立体的に表示される。
上述の各実施の形態では、内箱2及び外箱3を直方体状の枡形としたが、その外形形状は、上述例にかぎらず、円筒形、楕円形など種々の形状とすることができる。
また、外箱3の窓孔33と蓋体4の外窓孔43は、それぞれ側板32や側片42の上端若しくは下端に連続しない貫通孔で形成されているが、上端及び/又は下端に連続する切り欠きで形成してもよく、逆に、第3実施の形態に係る切り欠き36は、側板32の上端若しくは下端に連続しない貫通孔であってもよい。
弁当箱の装飾が購買の指標となる駅弁、仕出し弁当などの弁当の販売用弁当箱に適している。
本考案の第1実施の形態に係る販売用弁当箱1の斜視図である。 販売用弁当箱1の分解斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 本考案の第2実施の形態に係る販売用弁当箱50の斜視図である。 販売用弁当箱50の分解斜視図である。 図4のB−B線断面図である。 本考案の第3実施の形態に係る販売用弁当箱60の分解斜視図である。 従来の販売用弁当箱100を示す分解斜視図である。 他の従来の販売用弁当箱110を示す部分分解斜視図である。
符号の説明
1 販売用弁当箱
2 内箱
25 内箱装飾(第1装飾部)
3 外箱
33 窓孔(第1窓孔)
34 外箱装飾(第2装飾部)
35 表示板収容凹部
36 切り欠き(第3窓孔)
4 蓋体
43 外窓孔(第2窓孔)
45 側片
5 表示板
51 表示板装飾(第3装飾部)

Claims (3)

  1. 平面側が開口する枡形に形成され、枡形内に食物を収容する水密性の内箱(2)と、
    内箱(2)の外側面を囲い、平面側から内箱(2)を収容する外箱(3)と、
    内箱(2)が収容された外箱(3)の平面側全体を覆う蓋体(4)とを備えた販売用弁当箱であって、
    内箱(2)の外側面に、彩色、絵柄若しくは文字からなる第1装飾部(25)を表示し、
    外箱(3)に、内箱(2)の外側面に表示された第1装飾部(25)を外方へ露出させる第1窓孔(33)を穿設したことを特徴とする販売用弁当箱。
  2. 蓋体(4)が、外箱(3)の外側面を覆う側片(45)を備え、
    外箱(3)の第1窓孔(33)が穿設された周囲の外側面に、彩色、絵柄若しくは文字からなる第2装飾部(34)を表示するとともに、
    蓋体(4)の側片(45)に、外箱(3)の第1窓孔(33)とその周囲の第2装飾部(34)を外方へ露出させる第2窓孔(43)を穿設したことを特徴とする請求項1に記載の販売用弁当箱。
  3. 平面側が開口する枡形に形成され、枡形内に食物を収容する水密性の内箱(2)と、
    内箱(2)の外側面を囲い、平面側から内箱(2)を収容する外箱(3)と、
    内箱(2)が収容された外箱(3)の平面側全体を覆う蓋体(4)とを備えた販売用弁当箱であって、
    外箱(3)に、彩色、絵柄若しくは文字からなる第3装飾部(51)が表示された表示板(5)を、内箱(2)の外側面との間で位置決め収容する表示板収容凹部(35)と、表示板収容凹部(35)の一部に連通し、表示板(5)の第3装飾部(51)を外部へ露出させる第3窓孔(36)を穿設したことを特徴とする販売用弁当箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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