JP3091687U - 展示用組合せ容器 - Google Patents

展示用組合せ容器

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JP3091687U JP2002004654U JP2002004654U JP3091687U JP 3091687 U JP3091687 U JP 3091687U JP 2002004654 U JP2002004654 U JP 2002004654U JP 2002004654 U JP2002004654 U JP 2002004654U JP 3091687 U JP3091687 U JP 3091687U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展示する際には、演出効果を向上することが
出来ると共に、配る際には、頂いた者に楽しみを与える
ことが出来る、新規な構造の展示用組合せ容器を提供す
ることを、目的とする。 【解決手段】 外箱16の収容凹部38にそれぞれ出し
入れ可能に嵌め入れられて全体として隙間なく収容され
る複数の小箱12の表面には、それぞれ、装飾物42が
固着されており、外箱16の収容凹部38に嵌め入れら
れた小箱12が装飾物42で覆われて表面側から見る
と、小箱12が隠れて多数の装飾物42が外箱16内に
敷き詰められた如く見えるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、例えば、婚礼披露宴やパーティー等の催し物において、参加者や列 席者等の目を楽しませることが出来る展示用組合せ容器に関するものである。
【0002】
【背景技術】
従来から、容器は、何等かの物品を収容して保護するものとして広く利用され ている。また、例えば、宝石類や菓子等の容器を考えれば容易に理解できるよう に、容器は、単に物品を収容して保護する機能だけでなく、装飾的な機能に大き な比重を持たせて利用される場合も多い。
【0003】 そのような容器の利用法の一つとして、例えば、婚礼披露宴やパーティー等の 催し物で用いられる展示用容器としての利用が考えられる。即ち、催し物では、 参加者や列席者を楽しませるために、主催者が種々なる趣向を凝らすのが常であ り、そこにおいて、各参加者に記念品等の小物を配布することも演出効果として 有効であるが、より一層の演出効果を持たせるために、例えば、配布する小物等 を、特別に趣向を凝らした容器に収容して会場に展示しておき、催し物が終了し た際に各参加者に渡すことが考えられる。
【0004】 ところが、そのような容器を展示して演出効果を持たせようとすると、容器と して単なる箱体を採用するだけでは、十分な効果が得られ難い。そこで、例えば 、配布予定の多数の小箱を積み重ねる等して組合せて、全体としてウェディング ケーキ等の展示物を形成することが考えられる。
【0005】 しかしながら、展示物を形成している小箱が外から見えてしまうことから、い まひとつ演出効果に欠けるという問題がある。また、単なる小箱の容器を配るだ けでは、面白みに欠けてしまい、いまひとつ演出効果に欠けるという問題もある 。
【0006】
【解決課題】
ここにおいて、本考案は、上述の如き事情を背景として為されたものであって 、その解決課題とするところは、展示する際には、演出効果を向上することが出 来ると共に、配る際には、頂いた者に楽しみを与えることが出来る、新規な構造 の展示用組合せ容器を提供することにある。
【0007】
【解決手段】
以下、このような課題を解決するために為された本考案の態様を記載する。な お、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み 合わせで採用可能である。また、本考案の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載 のものに限定されることなく、明細書全体および図面に記載され、或いはそれら の記載から当業者が把握することが出来る考案思想に基づいて認識されるもので あることが理解されるべきである。
【0008】 すなわち、展示用組合せ容器に関する本考案の第一の態様は、(a)表面側に 開口した収容凹部を有する外箱と、(b)該外箱の該収容凹部にそれぞれ出し入 れ可能に嵌め入れられて全体として隙間なく収容される複数の小箱と、(c)各 小箱の表面側に固着されて該表面側に突出せしめられた装飾物とを、含んで構成 されて、該外箱の該収容凹部に嵌め入れられた該小箱が該装飾物で覆われて該外 箱を該収容凹部の開口端側から見ると、該小箱が隠れて複数の該装飾物が該外箱 内に敷き詰められた如く見えるようにしたことを、特徴とする。
【0009】 このような本態様に従う構造とされた展示用組合せ容器においては、外箱の収 容凹部に嵌め入れられた複数の小箱が各小箱に固着された装飾物で覆われており 、外箱を収容凹部の開口端側から見ると、それら複数の小箱が隠れて複数の装飾 物が外箱内に敷き詰められた如く見えるようになっていることから、展示してい る際に外箱の収容凹部に収容された複数の小箱を見えないようにすることが可能 となり、それによって、展示している際の演出効果を向上することが出来るので ある。
【0010】 また、本態様においては、装飾物が固着された状態で小箱を展示するようにな っていることから、小箱を外箱の収容凹部から取り出して配る際に、別途装飾物 を付加する必要がなく、小箱を展示していた状態で配るだけで、小箱を頂いた者 に楽しみを与えることが可能となる。
【0011】 また、本発明の第二の態様は、前記第一の態様に係る展示用組合せ容器におい て、前記装飾物が弾性変形可能な材料で形成されており、前記複数の小箱が前記 収容凹部から取り出された状態下で該装飾物が固着されている表面側から該装飾 物を見ると、該装飾物が該小箱よりも外方まで広がっている一方、該複数の小箱 が該収容凹部に隙間なく収容された状態下で該装飾物が固着されている表面側か ら該装飾物を見ると、該装飾物が内方に縮小するように弾性変形せしめられてい ることを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた展示用組合せ容器 においては、複数の小箱が外箱の収容凹部に全体として隙間なく収容された状態 で、装飾物で小箱が隠れて複数の装飾物が外箱内に敷き詰められた如く見えるよ うにすることが容易に可能となる。なお、本態様における弾性変形可能な材料と しては、紙や合成樹脂材,ゴム弾性体等が何れも採用可能である。
【0012】 また、本考案の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に係る展示用組合せ容 器において、前記小箱の深さ方向の外形寸法が前記外箱に設けられた前記収容凹 部の深さ寸法よりも小さくされていることを、特徴とする。このような本態様に 従う構造とされた展示用組合せ容器においては、小箱が収容凹部に嵌め入れられ た状態下において、小箱の表面を収容凹部の開口端よりも底側に位置せしめるこ とが可能となり、それによって、装飾物で覆われた小箱の表面に対して光を当た り難くして小箱の表面を見え難くすることが容易に可能となり、収容凹部に複数 の小箱が収容されていない印象を容易に与えることが出来るのである。
【0013】 また、本考案の第四の態様は、前記第一乃至第三の何れかの態様に係る展示用 組合せ容器において、前記複数の小箱と共に前記外箱の前記収容凹部に出し入れ 可能に嵌め入れられて収容されるスペーサを含んで構成されており、該スペーサ の表面側には、情報伝達用スペースが設けられていることを、特徴とする。この ような本態様に従う構造とされた展示用組合せ容器においては、複数の小箱と共 に外箱の収容凹部に出し入れ可能に嵌め入れられて収容されるスペーサの表面側 に情報伝達用スペースが設けられていることから、情報伝達用スペースに適当な メッセージを表示した状態で展示することが可能となる。それ故、本態様に係る 展示用組合せ容器においては、例えば、婚礼披露宴におけるウェルカムボードと して利用することも可能となる。
【0014】 また、本態様においては、スペーサが収容凹部に対して出し入れ可能に嵌め入 れられるようになっていることから、収容凹部の任意の位置にスペーサを位置せ しめることが可能となり、それによって、スペーサを収容する際の自由度が向上 され得る。
【0015】 また、本考案の第五の態様は、前記第四の態様に係る展示用組合せ容器におい て、前記スペーサの内部に収容空間が形成されていることを、特徴とする。この ような本態様に従う構造とされた展示用組合せ容器においては、スペーサ自身を 容器として利用することが可能となる。
【0016】 また、本考案の第六の態様は、前記第一乃至第五の何れかの態様に係る展示用 組合せ容器において、前記装飾物が造花とされており、前記複数の小箱が前記外 箱の前記収容凹部に嵌め入れられて収容されることによって、該外箱内に複数の 該造花が敷き詰められた如く見えるようにしたことを、特徴とする。このような 本態様に従う構造とされた展示用組合せ容器においては、造花の種類を変更する ことにより、展示する場所の雰囲気に合わせることが可能となる。従って、本態 様に従えば、様々な催し物で展示することが可能な汎用性の高い展示用組合せ容 器を提供することが可能となる。なお、本態様における造花の種類や色等は、単 一であっても良いし、複数であっても良い。
【0017】 また、本考案の第七の態様は、前記第一乃至第六の何れかの態様に係る展示用 組合せ容器において、前記複数の小箱が何れも矩形箱体形状とされていると共に 、該複数の小箱が嵌め入れられて収容される前記外箱の前記収容凹部が所定の矩 形断面形状で深さ方向に延びるように形成されていることを、特徴とする。この ような本態様に従う構造とされた展示用組合せ容器においては、収容凹部に収容 される複数の小箱を互いに同じ外観形状を有するように設定することが可能とな り、それによって、複数の小箱の製作性を向上することが出来ると共に、それら 複数の小箱を収容凹部内の任意の位置に収容することが可能となり、複数の小箱 を収容凹部に嵌め入れて収容する際の作業性を向上することが出来るのである。
【0018】 また、本考案の第八の態様は、前記第一乃至第七の何れかの態様に係る展示用 組合せ容器において、前記装飾物が前記小箱から取り外し可能とされていること を、特徴とする。このような本態様に係る展示用組合せ容器においては、小箱を 配った後に小箱に固着されている装飾物のみを利用することが可能となるのであ る。
【0019】 以下、本考案を更に具体的に明らかにするために、本考案の実施形態について 、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0020】 先ず、図1および図2には、本考案の一実施形態としての展示用組合せ容器1 0が示されている。この展示用組合せ容器10は、複数(本実施形態では、52 個)の小箱12およびスペーサ14が外箱16に設けられた収容凹部としての凹 所18に収容された構造とされている。
【0021】 より詳細には、複数の小箱12は、それぞれ、図3および図4に拡大図が示さ れているように、内部に収容空間20を備えた構造とされており、外箱16の凹 所18に全体として隙間なく収容されるように適当な外観形状が付与されている 。そこにおいて、本実施形態では、小箱12は、互いに直交する二方向の外形寸 法が同じとされた正方形状で深さ方向に延びる矩形箱体形状とされている。なお 、本実施形態では、小箱12は、段ボールによって形成されている。また、収容 空間20には、ドラジェやキャンディ,メッセージカード等が収容されるように なっている。
【0022】 一方、スペーサ14は、図5および図6に拡大図が示されているように、小箱 12よりも大きな外観形状を有しており、複数の小箱12と共に外箱16の凹所 18に収容された際に、全体として隙間なく収容されるように適当な外観形状が 付与されている。そこにおいて、本実施形態では、スペーサ14は、所定の矩形 断面形状で深さ方向に延びるように形成された周壁部22と底壁部24を含んで 構成された内側ケース26の開口部側から、内側ケース26よりも一回り大きな 形状を有する外側ケース28を被せた構造とされており、内側ケース26の開口 部が外側ケース28の上底壁部30で覆蓋されることによって、内部に収容空間 を備えた矩形箱体構造とされている。また、外側ケース28の上底壁部30の外 面32には、所定の情報が記載されている。このことから明らかなように、本実 施形態では、外側ケース28の上底壁部30の外面32によって情報伝達用スペ ースが構成されている。なお、本実施形態では、内側ケース26および外側ケー ス28は、何れも、板紙によって形成されている。また、収容空間には、メッセ ージカードやドラジェ,ティーパック等が収容されるようになっている。
【0023】 また一方、外箱16は、図7および図8に拡大図が示されているように、所定 の断面形状で深さ方向に延びるように形成された周壁部34と底壁部36を含ん で構成されており、周壁部34の内周面と底壁部36の上面によって形成された 上側に開口する凹所18を備えている。そこにおいて、本実施形態では、周壁部 34は矩形枠体形状とされており、それによって、凹所18が一定の矩形断面形 状で深さ方向に延びるように形成されている。また、周壁部34の開口端面は、 外周側から内周側に行くに従って次第に下方(底壁部側)に向かう傾斜面形状と されており、それによって、凹所18の開口端が周壁部34の外周縁部よりも下 方に位置せしめられるようになっている。なお、本実施形態では、長方形状の段 ボール製板における各辺から外方に突出せしめられた側板が複数の折線で折り曲 げ加工されて周壁部34が形成されている。
【0024】 このような構造とされた外箱16の凹所18に対して、複数の小箱12とスペ ーサ14が収容されている。具体的には、複数の小箱12は凹所18の壁面(周 壁部34の内周面)に沿って縦方向(図7中の上下方向)および横方向(図7中 の左右方向)に規則正しく配列されており、特に、本実施形態では、凹所18の 横方向に10個の小箱が配列されるようになっていると共に、凹所18の縦方向 に6個の小箱が配列されるようになっている。そして、凹所18の中央部分に8 個の小箱12が収容可能なスペースを残すようにして、52個の小箱12を規則 正しく配列すると共に、かかるスペースに対してスペーサ14が収容されること により、外箱16の凹所18に複数の小箱12とスペーサ14が出し入れ可能に 嵌め入れられて全体として隙間なく収容されるようになっている。このように複 数の小箱12とスペーサ14が外箱16の凹所18に収容された状態下において 、スペーサ14は外側ケース16の上底壁部30の外面32が凹所18の開口端 側から見えるように収容されていると共に、複数の小箱12は、それぞれ、上壁 部40の表面が凹所18の開口端側から見えるように収容されている。また、複 数の小箱12の上壁部40の表面は、凹所18の開口端よりも下方に位置せしめ られていると共に、スペーサ14の外面32は、小箱12の表面よりも上方に位 置せしめられている。
【0025】 そこにおいて、本実施形態では、小箱12の上壁部40の表面に装飾物として の造花42が固着されている。この造花42は、紙製とされており、特に本実施 形態では、バラの形状を模してある。このような造花42は、針金等によって芯 材が構成されている茎44の部分が上壁部40に形成された貫通孔46に装通さ れた後、屈曲されることにより、上壁部40に対して固定的に取り付けられてお り、かかる取付状態下において、造花42は、上壁部40の表面から上方に向か って突出せしめられている。また、小箱12を造花42が固着された上壁部40 の表面側から見ると、造花42によって上壁部40の表面が隠れてしまうように なっている。これにより、複数の小箱12が凹所18に収容された状態下におい て、小箱12が造花42で覆われて、外箱16を凹所18の開口端側から見ると 、図1に示されているように、小箱12が隠れて複数の造花42が外箱16内に 敷き詰められた如く見えるようになっている。ここにおいて、本実施形態では、 このように複数の小箱12が凹所18に収容された状態下において、造花42は 隣接する造花42によって内方に縮小するように弾性変形せしめられている。
【0026】 そして、このような構造とされた展示用組合せ容器10は、図9乃至図11に 示されているように、一対の脚48,48に支持板50が組み付けられた構造と されている支持台52によって支持された状態で展示されている。特に、本実施 形態では、展示用組合せ容器10は、外箱16の底壁部36が一対の脚48,4 8に当接していると共に、外箱16の周壁部34が支持板50に当接した状態で 展示されるように、一対の脚48,48には、適当な形状が付与されている。ま た、一対の脚48,48には、補強板54が組みつけられており、それによって 、支持台52の強度が確保されている。なお、本実施形態では、一対の脚48, 48および支持板50,補強板54は、それぞれ、段ボールによって形成されて いる。また、本実施形態では、展示している状態において、外箱16にリボン5 6が取り付けられている。
【0027】 このような構造とされた展示用組合せ容器10においては、小箱12に対して 予め装飾物としての造花42を付加した状態下で、複数の小箱12を展示するこ とが可能となり、それによって、展示後に外箱16の凹所18から小箱12を取 り出して配る際に、頂いた者に対して楽しみを与えることが出来るのである。
【0028】 また、本実施形態においては、小箱12が造花42で覆われて外箱16を凹所 18の開口端側から見ると、小箱12が隠れて複数の造花42が外箱16内に敷 き詰められた如く見えるようになっていることから、展示している際の演出効果 を向上することが出来るのである。
【0029】 また、本実施形態では、スペーサ14の外面32に記載された所定の情報が見 える状態で展示されるようになっていることから、例えば、婚礼披露宴における ウェルカムボードとして使用することが出来るのである。
【0030】 また、本実施形態では、小箱12の表面が凹所18の開口端よりも下方に位置 せしめられていると共に、小箱12の表面が造花42で覆われていることから、 小箱12の表面に対して光をあたり難くすることが可能となり、それによって、 小箱12が凹所18に収容配置されていない印象を与えることが可能となるので ある。
【0031】 以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これは、あくまでも例示 であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限 定的に解釈されるものではない。
【0032】 例えば、前記実施形態では、装飾物として造花が採用されていたが、婚礼披露 宴における席札等を装飾物として採用することも可能である。
【0033】 また、前記実施形態では、造花は、紙製とされていたが、合成樹脂等で形成さ れていても良い。更に、前記実施形態では、小箱および外箱は、段ボールによっ て形成されていたが、合成樹脂材で形成することも可能である。
【0034】 更にまた、前記実施形態では、スペーサを構成する外側ケースと内側ケースは 、それぞれ、板紙によって形成されていたが、合成樹脂材等で形成することも可 能である。また、前記実施形態では、スペーサは、内部に収容空間を有する構造 とされていたが、収容空間は必ずしも必要ではない。
【0035】 また、外箱の凹所の形状や小箱の外観形状は、前記実施形態のものに限定され ることなく、例えば、三角形断面や多角形断面,扇形断面で深さ方向に延びる小 箱を採用することも可能であり、また、円形断面や楕円形断面,多角形断面で深 さ方向に延びる凹所を採用することも可能である。
【0036】 また、前記実施形態では、造花は、茎が小箱の上壁部に形成された貫通孔に装 通された後、屈曲されることによって小箱の上壁部に固着されていたが、接着剤 で直接に固着することも可能である。
【0037】 その他、一々列挙はしないが、本考案は、当業者の知識に基づいて、種々なる 変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、その ような実施態様が、本考案の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本考案の範囲内に 含まれるものであることは、言うまでもない。
【0038】
【考案の効果】
上述の説明から明らかなように、本考案に従う構造とされた展示用組合せ容器 においては、展示する際には、複数の小箱の集合体であることを判り難くして演 出効果を高めることが出来るのであり、また、小箱を配る際には、頂いた者に対 して楽しみを与えて演出効果を高めることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態としての展示用組合せ容器
の平面図である。
【図2】図1に示された展示用組合せ容器の右側面図で
ある。
【図3】図1に示された展示用組合せ容器に採用されて
いる小箱を拡大して示す斜視図である。
【図4】図1に示された展示用組合せ容器に採用されて
いる小箱を拡大して示す縦断面図である。
【図5】図1に示された展示用組合せ容器に採用されて
いるスペーサを拡大して示す平面図である。
【図6】図5におけるVI−VI断面図である。
【図7】図1に示された展示用組合せ容器に採用されて
いる外箱を拡大して示す平面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII断面図であ
る。
【図9】図1に示された展示用組合せ容器の展示状態を
示す正面図である。
【図10】図1に示された展示用組合せ容器の展示状態
を示す側面図である。
【図11】図1に示された展示用組合せ容器の展示状態
を示す背面図である。
【符号の説明】
10 展示用組合せ容器 12 小箱 16 外箱 18 凹所 42 造花

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側に開口した収容凹部を有する外箱
    と、 該外箱の該収容凹部にそれぞれ出し入れ可能に嵌め入れ
    られて全体として隙間なく収容される複数の小箱と、 各小箱の表面側に固着されて該表面側に突出せしめられ
    た装飾物とを、含んで構成されて、該外箱の該収容凹部
    に嵌め入れられた該小箱が該装飾物で覆われて該外箱を
    該収容凹部の開口端側から見ると、該小箱が隠れて複数
    の該装飾物が該外箱内に敷き詰められた如く見えるよう
    にした展示用組合せ容器。
  2. 【請求項2】 前記装飾物が弾性変形可能な材料で形成
    されており、前記複数の小箱が前記収容凹部から取り出
    された状態下で該装飾物が固着されている表面側から該
    装飾物を見ると、該装飾物が該小箱よりも外方まで広が
    っている一方、該複数の小箱が該収容凹部に隙間なく収
    容された状態下で該装飾物が固着されている表面側から
    該装飾物を見ると、該装飾物が内方に縮小するように弾
    性変形せしめられている請求項1に記載の展示用組合せ
    容器。
  3. 【請求項3】 前記小箱の深さ方向の外形寸法が前記外
    箱に設けられた前記収容凹部の深さ寸法よりも小さくさ
    れている請求項1又は2に記載の展示用組合せ容器。
  4. 【請求項4】 前記複数の小箱と共に前記外箱の前記収
    容凹部に出し入れ可能に嵌め入れられて収容されるスペ
    ーサを含んで構成されており、該スペーサの表面側に
    は、情報伝達用スペースが設けられている請求項1乃至
    3の何れかに記載の展示用組合せ容器。
  5. 【請求項5】 前記スペーサの内部に収容空間が形成さ
    れている請求項4に記載の展示用組合せ容器。
  6. 【請求項6】 前記装飾物が造花とされており、前記複
    数の小箱が前記外箱の前記収容凹部に嵌め入れられて収
    容されることによって、該外箱内に複数の該造花が敷き
    詰められた如く見えるようにした請求項1乃至5の何れ
    かに記載の展示用組合せ容器。
  7. 【請求項7】 前記複数の小箱が何れも矩形箱体形状と
    されていると共に、該複数の小箱が嵌め入れられて収容
    される前記外箱の前記収容凹部が所定の矩形断面形状で
    深さ方向に延びるように形成されている請求項1乃至6
    の何れかに記載の展示用組合せ容器。
  8. 【請求項8】 前記装飾物が前記小箱から取り外し可能
    とされている請求項1乃至7の何れかに記載の展示用組
    合せ容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017099838A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 篤 一野 立体花飾り具

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