JP3169137U - 飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造 - Google Patents

飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造 Download PDF

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Abstract

【課題】食品と飾り物など異質の商品を同時にパッケージ出来、かつ飾り物は、箱ごと飾り物として使用できる箱の構造を提供する。【解決手段】箱本体1の内部に、支持体5を設けて下のスペース101bを形成し、この下のスペース101bに商品としてクッキー等の食べ物を収容する。そして、この支持体5の架承棚に、花類か、又はその他の商品等の飾り物を収容し、かつカバーユニット11を被せた装飾体をセットし、その後、箱本体1の袖部1cを内側に折曲げる。続いて、差込み片1eを、箱本体1と装飾体の側面箱紙3bの外周面との間に形成された隙間100に差込むことで、箱ができあがる。この箱を買ったお客は、食べ物を食するとともに、その装飾品、置物を壁に吊下げるか、卓上に立設し、長期に亘り観賞することができる。【選択図】図2−3

Description

本考案は、飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造に関する。
従来、二種類の商品、又は関連する二種類の商品を収容できる箱が見聞される。その代表例を特許文献から検討する。
先ず、文献(1)は、実開平7−13722号の「2側面から収容できる装飾紙箱」である。この考案は、紙箱の内に中仕切(中子)を設けて、二つの部屋を形成し、この二つの部屋に、関連商品を収容可能とするか構造である。しかし、この考案は、ギフト紙箱で、かつ一葉によって紙箱を形成する構造に限定されており、利用分野が狭いこと、また、紙箱より取出した商品を、飾り物とし使用する意図と、飾り物として、長期間に亘り利用すること、等の着眼点は、全く存在しない。
次に、文献(2)は、実開平4−16133号の「ツイン型ギフト用品収納箱」である。この考案は、収納箱の下面に大物収納部を、また、その上面(蓋体)に小物収納部を設け、この蓋体の側面に開閉葉片を設けた構造である。しかし、この考案は、ギフト用品収納箱で、かつ一葉によって紙箱を形成する構造に限定されており、利用分野が狭いこと、小物収納部は便利であるが、蓋体の一部であり、スペースが限定される問題を抱えている。
続いて、文献(3)は、特開平11−301733号の「慶弔用引出物及びその納品方法」である。この発明は、上底形状の携帯型ボックス(箱本体)に、贈答品収納用内箱と、前記箱本体を隠蔽する被せ蓋とで構成されており、この例では、底部に目録を収納し、内箱に贈答品を収納する構造である。この発明は、二つの商品(二品)を収納する構造であるが、一面の上に収納する構造であること、また、慶弔品収納箱で、かつ一葉によって箱本体を形成する構造に限定されており、利用分野が狭いこと、等の改良点が挙げられる。
実開平7−13722号 実開平4−16133号 特開平11−301733号
この文献(1)−(3)では、それぞれ前述した問題と改良点を抱えており、その改良が必要であることと、何れも、一葉の紙箱、収納箱等の形態であり、手許に置いた後に、改め他の用途、例えば、飾り物としての使用は、全く考えが及ばす、利用分野と、商品価値が今一と考えられる。
そこで、本考案は、文献(1)−(3)では、期待できない、下記のことがらを意図する。即ち、全く異なる二つの商品で、かつ手許に置いた後とか、食した後、着用した後等において、一つの商品を飾り物として利用することで、記念品(贈答品)としての価値と、関連する人との結びつきがあり、感謝の気持、懐かしい気持、又は優しさの気持が伝わる幸福感等がある。
また、本考案では、前記飾り物を造花とすることで、前記の特徴は、恒久的に達成できる特徴がある。また、軽量であることから、壁掛けとして利用しても、壁面に損傷を与える恐れがなく、また、落下することは皆無であること、等の特徴がある。
さらに、本考案は、前記飾り物を、室内等に飾ることで、これに携わった人との繋がりと、この状況を、広く考えることで、人類の繋がりとなり、しかも、一人でないことによる気持ちの整理が図れること、また、頑張る気持ち、人を思いやる気持ち、等があり、世の中の治安と、健やかな生活がエンジョイできる利点がある。
また、例えば、飾り物が、花、造花、又はドライフラワー等の花類では、如何なる商品でも相性がよく、かつ今までにない組合せであり、新規な商売としての販路となること、材料の利用の拡充化と、又は市場の商売に旋風を巻き起こすことが考えられること、等の特徴がある。
さらに、飾り物が、干菓子、乾燥菓子、飴菓子、砂糖菓子、クッキー等の如く、日持ちする菓子であれば、飾り物として利用と、商品とのコラボレーションで、新しい発想の商品を生み出すことができる。
請求項1の考案の意図する処は、次のようなことである。
「イ」 全く異なる二つの商品で、かつ手許に置いた後とか、食した後、着用した後等において、一つの商品を飾り物として利用することで、記念品としての価値と、関連する人との結びつきがあり、感謝の気持ち、懐かしい気持ち、又は優しさの気持ちが伝わる幸福感等を達成する。
「ロ」 また、前記飾り物を造花とすることで、前記の特徴は、恒久的に達成できる。また、軽量であることから、壁掛けとして利用しても、壁面に損傷を与える恐れがなく、また、落下することは皆無となり、有益な目的達成にある。
「ハ」 さらに、前記飾り物を、室内等に飾ることで、これに携わった人との繋がりと、この状況を、広く考えることで、人類の繋がりとなり、しかも、一人でないことによる気持ちの整理が図れること、また、頑張る気持ち、人を思いやる気持ち、等があり、世の中の治安と、健やかな生活がエンジョイできる利点の達成にある。
「ニ」 また、例えば、飾り物が、花、造花、又はドライフラワー等の花類では、如何なる商品でも相性がよく、かつ今までにない組合せであり、新規な商売としての販路となること、材料の利用の拡充化と、又は市場の商売に旋風を巻き起こすこと、等が考えられ、有益な仕事となり得る。
「ホ」 さらに、前述した如く、飾り物が、干菓子、乾燥菓子、飴菓子、砂糖菓子、クッキー等の如く、日持ちする菓子であれば、飾り物として利用と、商品とのコラボレーションで、新しい発想の商品を生み出すことができる。
請求項1は、蓋部を開閉自在に設けた箱本体と、この箱本体の一部に、菓子、ケーキ、身回り品、ブラウス、カッター、ネクタイ、洋服、ストッキング、靴下の如き商品を収容できるスペースを確保するようにして支持体を内設し、この支持体の上に、内部に花、造花、又はドライフラワー、或いはウイスキーボンボン、記念品、メダル、グッズ、菓子(干菓子、乾燥菓子、飴菓子、砂糖菓子、クッキー等の如く、日持ちするものが理想である)でなる飾り物を収容した装飾体を設け、この装飾体を装飾品、置物として利用可能とするとともに、この装飾品、置物は、前記商品とは異質な飾り物を収容する構成とした飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
そして、請求項2の考案は、請求項1の意図達成と、飾り物の最適な構造を提案する。
請求項2は、請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
前記箱本体を、透明ケースとする構成とした飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
また、請求項3の考案は、請求項1の意図達成と、飾り物を収容した装飾体の最適な構造を提案する。
請求項3は、請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
前記装飾体は、紙ケースと、この紙ケース内に、飾り物を収容できる透明ケースか、透明カバーを挿設できる構成とした飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
この請求項4の考案は、請求項1の意図達成と、支持体の最適な構造を提案する。
請求項4は、請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
前記支持体は、前記箱本体の内面に設置される底紙と、この底紙の両端部に折曲げ線を介して立上げ、かつ二重に折曲げ形成し、しかも前記箱本体の左右の内側面に添設される左右の側面箱紙とで構成した飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
また、請求項5の考案は、請求項1の意図達成と、飾り物を収容した装飾体を取付けるに最適な構造を提案する。
請求項5は、請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
前記装飾体に、引掛け片を設け、この引掛け片を、壁、箪笥、棚に取付け可能とする構成とした飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
請求項1の考案は、蓋部を開閉自在に設けた箱本体と、箱本体の一部に、菓子、ケーキ、身回り品、ブラウス、カッター、ネクタイ、洋服、ストッキング、靴下の如き商品を収容できるスペースを確保するようにして支持体を内設し、支持体の上に、内部に花、造花、又はドライフラワー、或いはウイスキーボンボン、記念品、メダル、グッズ、菓子でなる飾り物を収容した装飾体を設け、装飾体を装飾品、置物として利用可能とするとともに、装飾品、置物は、商品とは異質な飾り物を収容する構成とした飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
従って、請求項1は、次のような特徴がある。
「イ」 全く異なる二つの商品で、かつ手許に置いた後とか、食した後、着用した後等において、一つの商品を飾り物として利用することで、記念品としての価値と、関連する人との結びつきがあり、感謝の気持ち、懐かしい気持ち、又は優しさの気持ちが伝わる幸福感等を達成する。
「ロ」 また、前記飾り物を造花とすることで、前記の特徴は、恒久的に達成できる。また、軽量であることから、壁掛けとして利用しても、壁面に損傷を与える恐れがなく、また、落下することは皆無となり、有益な目的できる。
「ハ」 さらに、前記飾り物を、室内等に飾ることで、これに携わった人との繋がりと、この状況を、広く考えることで、人類の繋がりとなり、しかも、一人でないことによる気持ちの整理が図れること、また、頑張る気持ち、人を思いやる気持ち、等があり、世の中の治安と、健やかな生活がエンジョイできること、等の利点がある。
「ニ」 また、例えば、飾り物が、花、造花、又はドライフラワー等の花類では、如何なる商品でも相性がよく、かつ今までにない組合せであり、新規な商売としての販路となること、材料の利用の拡充化と、又は市場の商売に旋風を巻き起こすこと、等が考えられ、有益な仕事となり得る特徴がある。
請求項2の考案は、請求項1に記載の飾り物と、飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
箱本体を、透明ケースとする構成とした飾り物と、飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
従って、請求項2は、請求項1の意図達成できること、飾り物の最適な構造を提案できること、等の特徴がある。
請求項3の考案は、請求項1に記載の飾り物と、飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
装飾体は、紙ケースと、この紙ケース内に、飾り物を収容できる透明ケースか、透明カバーを挿設できる構成とした飾り物と、飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
従って、請求項3は、請求項1の意図達成できること、飾り物を収容した装飾体の最適な構造を提案できること、等の特徴がある。
請求項4の考案は、請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
前記支持体は、箱本体の内面に設置される底紙と、この底紙の両端部に折曲げ線を介して立上げ、かつ二重に折曲げ形成し、しかも箱本体の左右の内側面に添設される左右の側面箱紙とで構成した飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
従って、請求項4は、請求項1の意図達成できること、支持体の最適な構造を提案できること、等の特徴がある。
請求項5の考案は、請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
装飾体に、引掛け片を設け、引掛け片を、壁、箪笥、棚に取付け可能とする構成とした飾り物と、飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造である。
従って、請求項5は、請求項1の意図達成できること、飾り物を収容した装飾体を取付けるに最適な構造を提案できること、等の特徴がある。
本考案の第一実施例を示した一部欠截の斜視図 第一実施例の各パーツを分解して示した俯瞰図で、箱本体を示している 第一実施例の各パーツを分解して示した俯瞰図で、箱本体に支持体をセットした状態を示している 第一実施例の各パーツを分解して示した俯瞰図で、箱本体に支持体をセット(内装)し、この支持体に装飾体をセット(載架)した状態を示している 第一実施例であって、前記図3−3の状態から、この箱体の蓋を閉塞した状態を示している 第一実施例の各パーツを分解して示した俯瞰図 支持体の一方の柱部を示した一部を分解した俯瞰図 支持体の一方の柱部を組立てた俯瞰図 第一実施例における別のカバーユニットを示した俯瞰図 第一実施例における装飾品、置物を壁、板等の支持物に取付けた状態の拡大斜視図 本考案の第二実施例を示した一部欠截の斜視図 第二実施例の各パーツを分解して示した俯瞰図 第二実施例における装飾体を壁、板等の支持物に取付けた状態の拡大斜視図 第二実施例における装飾品、置物を卓上に設置した状態の拡大斜視図 図10−1の側面図
1は透明、又は半透明か、又は色付き、或いは不透明等の樹脂、又は紙製でなる箱本体(透明ケース)で、この例では、後述する装飾品、置物12(飾り物)と、商品2等とを外部より視認できることを考慮し、透明の樹脂製のケースとする。この箱本体1を立方体と仮定した、各図の例では(この箱本体1の形状は限定されない)、差込み式の底部1aと、この底部1aより折曲げ線より立上がった四つの側面部1b、1b・・・(複数の場合は、単独の番号で示す。以下、同じ)と、この側面部1b(側面体)の短手方向に折曲げ線を介して設けた二つの袖部1c、1c(袖体)と、この側面部1bの長手方向に折曲げ線を介して設けた一葉の差込み片1e(鍔片)付き蓋部1d(蓋体)とで構成する。従って、この箱本体1は、袖部1cを折曲げた後に、この蓋部1dの差込み片1eを、袖部1cと側面部1bの長手方向の内面(後述する装飾体3の側面箱紙3bの外周面)との隙間100に差込むことで閉塞される。
この箱本体1の内部101には、商品2を収容できる下のスペース101bと、装飾体3を収容する上のスペース101aが形成される。その一例を説明すると、下のスペース101bを形成するには、内部101にセットした支持体5を利用する。この支持体5は、底紙5a(底体)と、この底紙5aの両端の折曲げ線より立上がった側面箱紙5b、5b(側面箱体)と、この側面箱紙5bの上に形成された載架棚5c、5c(棚体)とで構成されている。そこで、この支持体5の底紙5aを、内部101の底面(底部1aの内面)に添着するとともに、当該支持体5の側面箱紙5bを、内部101の内側面(側面部1bの内面)に添着する。この作業で、支持体5が、内部101の下方にセットされるとともに、この内部101の下方に、下のスペース101bが形成される。また、載架棚5cの上方には、上のスペース101aが形成される。即ち、この支持体5の載架棚5cを基準として、上下のスペース101a、101bが形成される。
尚、支持体5の組立ては、例えば、図4−1と図4−2の構造であり、底紙5aに設けた折曲げ線より側面箱紙5bの本体部を立上げる。この際、本体部の両幅側面をコ字形の折曲げ剛性を備えた脚部とする。そして、この脚部の上部に、本体部より内側にコ字形の折曲げ剛性を備えた棚部を形成するとともに、この本体部に間隔をおいて重畳される内側本体部を形成する。そして、図4−2の如く、この内側本体部は、前記脚部の折曲片部に添設される。尚、さらに詳しく説明すると、内側本体部の差込み片が、底紙5aと、脚部との隙間に差込まれて、この側面箱紙5bの形状が固定される。
以上のような剛性を備えた側面箱紙5bと載架棚5cを利用して、後述する装飾体3を確実に支持することと、この装飾体3自身の重さ、及びこの装飾体3に詰められる、飾り物(装飾品、置物12)が、例えば、図示の例の如く、花、造花、又はドライフラワー等の花類6の重さ、又は図示しない、ウイスキーボンボン、記念品、メダル、グッズ等のその他の重さがある商品等の重さに対応可能とする。尚、この飾り物が、花、造花、又はドライフラワー等の花類6では、下のスペース101bには、クッキー、ケーキ、洋菓子、せんべい、誕生日の品物等が良くマッチングする。また、飾り物が、図示しない、ウイスキーボンボン、記念品、メダル、グッズ等のその他の商品では、下のスペース101bに、ブラウス、カッター、ネクタイ、ストッキング、靴下等の洋服7、身回り品の商品2が良くマッチングする。
図中102は切欠きで、箱本体1の前側の側面部1bの上端に設けられており、閉塞時の蓋部1dの差込み片1eの誘導と、また、開放時の差込み片1eに対する指先・爪掛けとして利用する。
前記装飾体3は、後述する、紙ケース(額縁となり得る箱で、望ましくは、肉薄形状とする)と、この紙ケース内に、飾り物を収容できる空間300と、カバーユニット11(蓋)とで構成されているので、以下、詳述する。この紙ケースは、底紙3a(底体)と、この底紙3aの四周辺の折曲げ線より、それぞれ四方向に立上げた側面箱紙3b、3b・・・(側面箱体)と、この各側面箱紙3bの連設箇所に設けた図示しない糊付け繋ぎ紙片と、また、この各側面箱紙3bの上面をコ字形に折曲げで形成した額縁枠紙3c、3c・・・(額縁体)と、この額縁枠紙3cの内側自由端紙より延設した糊付け止め紙3d、3dとで構成する。続いて、この装飾体3の組立ての一例を説明すると、各側面箱紙3bを折曲げ線より立上げ、この各側面箱紙3bを、複数の糊付け繋ぎ紙片により連結すると、この各側面箱紙3bが連繋されるとともに、上面の四周面に額縁枠紙3cが形成される。そして、この額縁枠紙3cを、前記側面箱紙3bに対で設けた糊付け止め紙3dを糊付けし、一体に組付ける構造である。このようにして、組立てて一体とすることで、装飾体3が形成されるので、この装飾体3を、前記支持体5の載架棚5cに架承することが可能となり、箱本体1に上のスペース101aが形成される。この装飾体3の空間300(額縁枠紙3cで囲まれた部位)には、飾り物が収容される。この飾り物としては、例えば、花、造花、又はドライフラワー等の花類6か、また、図示しないが、ウイスキーボンボン、記念品、メダル、グッズ、菓子等のその他の商品等を収容する。尚、この装飾体3には、吊下げ用のフック8(引掛け片)とか、この装飾体3立設用の脚10等を付設する。このフック8は、装飾体3が紙製の例では、同質の紙で、違和感を無くすことが望ましい。そして、また、この脚10は、装飾体3が紙製の例では、同質の紙で、組立て可能な脚10とすることが、質感向上、又は収容容易化、コンパクト化、或いは吊下げ時(一例)の軽量化等の見地から望ましい。
そして、図中11は装飾体3の空間300を覆う透明のカバーユニット11(透明ケースか、透明カバー)で、このカバーユニット11は、透明樹脂のカバー本体11a(上面カバー部)と、四周辺の折曲げ線より、それぞれ四方向に垂設した透明樹脂のカバー側面11b、11b・・・(側面板部)とで構成する。そして、このカバーユニット11は、空間300に収容された花類6等(飾り物)を保護すること、又はこの花類6の汚染、劣化等を無くすこと、等を目的とする。その使用の一例は、この空間300に花類6等の飾り物を収容し、この花類6と空間300との隙間に、各カバー側面11bを差込み、そのカバー本体11aを、額縁枠紙3cの正面に合わせることで、装飾品、置物12が構成される。
以上の如く、箱本体1の内部101に、支持体5を設けて下のスペース101bが形成されるので、この下のスペース101bの第一実施例では、商品2としてクッキー等の食べ物200を収容する。また、第二実施例では、商品2としてブラウス等の洋服7を収容する。そして、この支持体5の架承棚5cに、花類6か、又はその他の商品等の飾り物を収容し、かつカバーユニット11を被せた装飾体3をセットし、その後、箱本体1の袖部1cを内側に折曲げる。続いて、差込み片1eを、箱本体1と装飾体3の側面箱紙3bの外周面との間に形成された隙間100に差込むことで、本考案の箱ができあがる。このような状態で陳列する。この箱を買ったお客は、食べ物200を食するとともに、その装飾品、置物12を壁に吊下げるか、卓上に立設し、長期に亘り観賞するとともに、感謝と、思い出を楽しむことができる。また、お店は、これまでにない装飾品、置物12(上のスペース101a)と商品2(下のスペース101b)との組合せを利用し、需要の喚起と、人々に夢と希望、幸福、並びに思い出を提供できる。
そして、前述した実施例は、好ましい一例を示したものであり、同様な効果と特徴を有する他の構造は、本考案の範疇である。
1 箱本体
1a 底部
1b 側面部
1c 袖部
1d 蓋部
1e 差込み片
100 隙間
101 内部
101a 上のスペース
101b 下のスペース
102 切欠き
2 商品
200 食べ物
3 装飾体
300 空間
3a 底紙
3b 側面箱紙
3c 額縁枠紙
3d 糊付き止め紙
5 支持体
5a 底紙
5b 側面箱紙
5c 載架棚
6 花類
7 洋服
8 フック
10 脚
11 カバーユニット
11a カバー本体
11b カバー側面
12 装飾品、置物

Claims (5)

  1. 蓋部を開閉自在に設けた箱本体と、この箱本体の一部に、菓子、ケーキ、身回り品、ブラウス、カッター、ネクタイ、洋服、ストッキング、靴下の如き商品を収容できるスペースを確保するようにして支持体を内設し、この支持体の上に、内部に花、造花、又はドライフラワー、或いはウイスキーボンボン、記念品、メダル、グッズ、菓子でなる飾り物を収容した装飾体を設け、この装飾体を装飾品、置物として利用可能とするとともに、この装飾品、置物は、前記商品とは異質な飾り物を収容する構成とした飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造。
  2. 請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
    前記箱本体を、透明ケースとする構成とした飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造。
  3. 請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
    前記装飾体は、紙ケースと、この紙ケース内に、飾り物を収容できる透明ケースか、透明カバーを挿設できる構成とした飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造。
  4. 請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
    前記支持体は、前記箱本体の内面に設置される底紙と、この底紙の両端部に折曲げ線を介して立上げ、かつ二重に折曲げ形成し、しかも前記箱本体の左右の内側面に添設される左右の側面箱紙とで構成した飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造。
  5. 請求項1に記載の飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造であって、
    前記装飾体に、引掛け片を設け、この引掛け片を、壁、箪笥、棚に取付け可能とする構成とした飾り物とは異質な商品を収容できる箱の構造。
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