JP3121887U - 小判型の包装容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のお菓子用包装容器はイメ−ジ効果の高いものでないので、デザイン的にも形態的にもアッピ−ルする小判型包装容器を提供する。
【解決手段】適度な柔軟性と腰の強さを有し、かつ、表面に金色彩色を施した薄板で形成されるものであって、前記した薄板により、所定の幅と長さを有する帯板3の表面に厚み線4を複数本表示した容体2となる帯板3を形成し、その帯板3に、前記薄板で形成される断面形状がコの字状の底蓋6と上蓋7を一組とするする小判型の包装容器1とする。
【選択図】図1
【解決手段】適度な柔軟性と腰の強さを有し、かつ、表面に金色彩色を施した薄板で形成されるものであって、前記した薄板により、所定の幅と長さを有する帯板3の表面に厚み線4を複数本表示した容体2となる帯板3を形成し、その帯板3に、前記薄板で形成される断面形状がコの字状の底蓋6と上蓋7を一組とするする小判型の包装容器1とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、お菓子等の販売において、話題性やイメ−ジ促進効果を得られる小判型の形態を成す包装容器に関する。
従来より、食品、とりわけお菓子類に関する包装容器は、子供や若い女性の他に贈り物の対象ともなるので、包装容器のデザインや色、模様等は販売量にも影響を与えるほど大切な要素であるため、様々な形態の包装容器が提供されている。
また、お菓子用に適した包装容器として、足を包む部分の本体部をパルプモ−ルド品を用いて形成した靴形包装容器の技術も提案されている。(例えば、特許文献1参照)
実用新案登録第3079739号公報(第4−6頁、図1)
上記するようなお菓子用の包装容器や技術があり、それぞれ一定の効果はある。しかし、多様なニ−ズや好みなどに対応するには、さらなるデザインの面白さやイメ−ジアップできる包装容器が求められているが、十分にその期待に応えるものは提供されていない。
また実用新案登録第3079739号公報に開示される包装容器は、形態としては古くからクリスマスの飾り容器として見られるものであり、その技術は、足を包む部分の本体部をパルプモ−ルドで形成しただけのものであって、包装容器の外観形状としては取り立て目新しいものではなく、クリスマス時期以外の使用においてはイメ−ジアップを期待できる包装容器ではない。
本考案は、上記するような不便や欠点を解消した包装容器とするために、請求項1においては、厚紙または薄いプラスチック板(以下、薄板と称す)の表面に金色彩色を施した薄板により、所定の幅と長さを有する帯板の表面に厚み線を複数本表示した帯板を容体とし、その容体に、薄板で形成される断面形状がコの字の底板と上蓋を一組とすることで、組み立てた際は小判を重ねて包んだ形態を成す小判型の包装容器とする。
請求項2においては、上記する容体の平面形状が小判型を成す筒状に一体形成することにより、さらに組み立てを容易な包装容器とする。
請求項3においては、金色彩色を施した一枚の薄板面の中ほどに、複数本の厚み線を表示した帯板の一方端部に係止突片を設け、その係止突片の差し込み口の切れ目を対向側の端部寄りに設けた帯板を位置し、その帯板の下辺中ほどに係止突片付き底蓋を設けるとともに、前記帯板に設けた切れ目部位の上辺端部寄りに係止突片付き上蓋を位置し、かつ、その上蓋の対向側の帯板下辺に切れ目付き保持突片を設けて成る前記上蓋の係止突片用の切れ目を、前記した下蓋部位の帯板上辺寄りに設けた一枚形成することで、保管時はきわめて薄く、折り上げると容易に形成できる包装容器とする。
本考案における包装容器は、表面に金色彩色を施した小判型の容器であるとともに、その容体となる帯板面には複数本の厚み線を表示しているので、小判を沢山重ねた様な形態を成す包装容器である。さらに、実施例1タイプのように帯封を掛けると、一層、その趣を高めるとともに、和紙で包んでも同様の効果を発揮する。加えて実施例2タイプは、一枚の薄板面に容体となる帯板を位置し、その上下に蓋板と底板を位置した各部材の周囲を一体にカットしたものを折り上げて包装容器を形成する一枚タイプであるので、輸送や保管時はきわめて少ないスペ−スで済むことはもとより、製造においては一枚の薄板をカットするだけで安価なコストである。
また、本考案は手のひらに載るほどの少量単位のお菓子を包装するのに好ましいが、その少量単位の包装容器を複数個収める大型の菓子箱も小判型にすると面白く、さらにイメ−ジアップできる包装容器を提供できる。尚、考案の包装容器はお菓子を対象とするが、これ以外に事務用品や様々な小物グッズなどの包装容器としても使えるので、広範囲に対応できる容器であり、贈り物にすると話題性や意外性を発揮する包装容器となるので、多様なニ−ズに応えられる包装容器を提供する。
販売イメ−ジを高め、かつ、形態の意外性でアッピ−ルさせられる包装容器とするために、適度な腰の強さと柔軟性がある厚紙または薄いプラスチック板による薄板素材に金色彩色した薄板で形成して成る大判又は小判(以下、小判型と称す)型の包装容器とする。
本考案の小判型の包装容器を、図1に示す斜視図と図2に示す分解斜視図で説明する。本考案におけるいずれの小判型の包装容器1は、表面に金色彩色を施した薄板で形成するものとする。まず、実施例1の包装容器1は、適度な腰の強さと柔軟性を有する厚紙又は薄いプラスチック板による薄板により、容体2を形成する帯板3として、所定の幅と長さを有する薄板の表面に、複数本の厚み線4,4等間隔に表示した帯板3を形成し、他方、その帯板3を筒状にした下部開口部に取り付ける断面がコの字状の底蓋6と、上部開口部に取り付ける断面がコの字状の上蓋7面に文字模様表示5を表した上蓋7を形成するとともに、組み立てた包装容器1に掛け留める帯封8を一組とする小判型の包装容器1を構成する。
実施例1の包装容器1を組み立てる際は、厚み線4付き帯板3を図2に示すように楕円状に曲げた合わせ目にセロテ−プ9を(登録商標)貼って容体2を作り、その容体2の下部開口部に底蓋6を嵌合し、他方、上部開口部には文字模様表示5(省略)した上蓋7を嵌合してから図1に示すように帯封8を掛けると、金色の小判を複数枚重ねた包みを成す形態の包装容器1を形成する。
実施例1における包装容器1の容体2は組み立て時に帯板3を曲げ形成するが、他の実施例として、図3に示すように平面形状が小判型を成し、かつ帯板3Aが筒状を成すように一体形成し、その表面に厚み線4を表示した容体2でもよい。
さらに、上蓋7面に表示する文字模様表示5は、他の実施例として図4に示すような小判図柄模様でもよい。
実施例2の小判型包装容器を、図5に示す展開図と図6に示す一部欠損した組み立て斜視図で説明する。実施例2においては、一枚の薄板面に、帯板3Bと底蓋6と上蓋7を位置した各部材周囲を一体にカットするものとし、組み立ては各部材の接合部を折って組み立てるものとする。
表面に金色彩色を施した一枚の薄板面の中ほどに、所定の幅と長さで、かつ複数本の厚み線4,4を表示した帯板3Bを位置した一方端部に係止突片10を設け、その係止突片を差し込む切れ目11を対向側の端部寄りに付けた帯板3Bの下辺中ほどに、係止突片10付き底蓋6を設け、他方、前記帯板3Bの切れ目11部位の上辺端部に係止突片10付き上蓋7を設けるとともに、その上蓋7の対向側の帯板3Bの下辺に、前記した上蓋7の係止突片10を差し込む切れ目11付き保持突片12を設けて成る、前記底板6の対向側の帯板3B上辺寄りに、前記上蓋7の係止突片10の差し込み用とする円弧状の切れ目11を設けて成る小判型の包装容器1を構成する。
以上のように実施例2を構成するが、その上蓋7面には文字模様表示5(図示せず)を表したり、また組み立てた包装容器1は、前記タイプの帯封8に代えて和紙で包んでもよい。さらに本考案における包装容器1は、いずれも少量のお菓子を収めるタイプであるが、その少量タイプの包装容器1を複数個収める大型の菓子箱を対象としてもよい。
本考案の帯板3,3A,3B面に表示した厚み線4の間隔は広く図示しているが、その間隔や本数は任意でよい。さらに文字模様表示5は上蓋7面のみであるが、底蓋6や帯封8に表してもよい。また、実施例1の容体2の組み立ては、テ−プを用いずに帯板3を曲げた上下に底蓋6と上蓋7を嵌合するだけでもよく、いずれも特に限定されるものではない。
本考案の包装容器はお菓子などを対象とする容器であるが、合成樹脂等により一体成形した丈夫な箱体にすることで、筆箱や小物入れ、その他、様々な容器やケ−スとしても適用することができる。
1 包装容器
2 容体
3 帯板
3A 帯板
3B 帯板
4 厚み線
5 文字模様表示
6 底蓋
7 上蓋
8 帯封
9 セロテ−プ
10 係止突片
11 切れ目
12 保持突片
2 容体
3 帯板
3A 帯板
3B 帯板
4 厚み線
5 文字模様表示
6 底蓋
7 上蓋
8 帯封
9 セロテ−プ
10 係止突片
11 切れ目
12 保持突片
Claims (3)
- 適度な柔軟性と腰の強さを有し、かつ、表面に金色彩色を施した薄板で形成される容器であって、前記した薄板により、所定の幅と長さを有する帯板の表面に厚み線を複数本表示した容体となる帯板を形成し、その帯板に、薄板で形成される断面形状がコの字の底蓋と上蓋を一組とする構成を特徴とする小判型の包装容器。
- 上記する容体が、平面形状が小判型を成し、かつ筒状に一体形成して成る請求項1に記載する小判型の包装容器。
- 適度な柔軟性と腰の強さを有し、かつ、表面に金色彩色を施した一枚の薄板で形成される容器であって、前記薄板面の中ほどに、複数本の厚み線を表示した帯板の一方端部に係止突片を設け、その係止突片の差し込み用の切れ目を対向側の端部寄りに設けた帯板を位置し、その帯板の下辺中ほどに係止突片付き底蓋を設けるとともに、前記帯板に設けた切れ目部位の上辺端部寄りに係止突片付き上蓋を位置し、かつ、その上蓋の対向側の帯板下辺に切れ目付き保持突片を設けて成る前記上蓋の係止突片用の切れ目を、前記した下蓋部位の帯板上辺寄りに設けて成る構成を特徴とする小判型の包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002202U JP3121887U (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 小判型の包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002202U JP3121887U (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 小判型の包装容器 |
Publications (1)
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---|---|
JP3121887U true JP3121887U (ja) | 2006-06-01 |
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ID=43471978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006002202U Expired - Fee Related JP3121887U (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 小判型の包装容器 |
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JP (1) | JP3121887U (ja) |
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2006
- 2006-02-27 JP JP2006002202U patent/JP3121887U/ja not_active Expired - Fee Related
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