JP3179564U - 包装用箱 - Google Patents

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昭文 遠衞
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Abstract

【課題】収容商品との関係を深めて商品価値を高め、箱自体としても単独で装飾物としての機能を発揮できる包装用箱を提供する。
【解決手段】横断面が正方形の身部2と、身部2に外嵌合する蓋部1から成る。顔正面が一側壁外面に表示されるように頭部の模様を蓋部1の上面及び側周壁外面11に表示する。前面中央が一角部21になるように胴体部の模様を身部2の側周壁外面に表示する。身部2への嵌合角度を外して蓋部1を身部2に載置することによって、動物形態を模した飾り物にも利用できる。
【選択図】図1

Description

本考案は包装用箱に係り、箱自体も飾り物としても利用できる箱に関するものである。
包装用箱等の箱を本来の用途である物の収容に加え、他の用途にも利用するものがある。
例えば、実用新案登録第3070741号公報では、牛乳パックに使用されている強靱な紙に着目して、該紙を用いて牛乳パック型の貯金箱本体を形成し、その両側壁及び前後壁に小孔を形成することにより、内部を視認できるようにすると共に、前記小孔の形成に際しては、小孔列によって適宜のデザインが形成されるようにし、投入されるコイン量(額)を推定するための目盛が形成されるようにしたものである。
また、実用新案登録第3073399号公報では、底部と、これに連なる第一側壁を折線を介して左右に連設し、第一側壁の一方又は双方に折線を介して上蓋片を連設した厚紙製より成り、内側表面に所望の色彩で着色した適宜図柄模様を描出した一方の箱形成部材と、該箱形成部材の底部並びに第一側壁の各内周縁に、第二側壁を夫々接着した桐材等の木製より成る他方の箱形成部材とにより構成され、つい立てまたは屏風の飾り物に使用し得ることが開示されている。
さらに、特開2008−195440号公報では、重箱の箱体を、底板を設けている外枠と、この外枠に内嵌した内枠とにより形成し、上記外枠を構成している側壁板に松竹梅などの適宜な図柄模様を透かし彫りしてなる透孔を設けると共に、内枠を構成している側壁板の外面に化粧紙を貼着し、この化粧紙を上記透孔を通して外部に臨ませ、透孔の深みと形状をこの化粧紙によって顕現させてなる意匠的に優れた外観を呈する重箱を構成している。
実用新案登録第3070741号公報 実用新案登録第3073399号公報 特開2008−195440号公報
本考案は上記の各公報に開示されたものに比べ、より収容商品との関係を深めて商品価値を高め、箱自体としても単独で装飾物としての機能を発揮できる包装用箱を提供せんとするものである。
本考案の請求項1に係る包装用箱は、横断面が正方形の身部と、身部に外嵌合する蓋部から成り、顔正面が一側壁外面に表示されるように頭部の模様を蓋部の上面及び側周壁外面に表示し、前面中央が一角部になるように胴体部の模様を身部の側周壁外面に表示し、身部への嵌合角度を外して蓋部を身部に載置することによって、動物形態を模した飾り物にも利用できることを特徴とするものである。
請求項2に係る包装用箱の考案は、請求項1の考案において、身部の各側壁上端の中央部に突片を延設し、顔正面を表示した蓋の一面と、胴部の前面中央に当たる身部の一角部が上下で合うように、蓋部を身部に載置した際、蓋部の交差する下端部が前記突片と係止することを特徴とするものである。
請求項3に係る包装用箱の考案は、請求項1の考案において、身部の各側壁上端部に切溝を設け、顔正面を表示した蓋の一面と、胴部の前面中央に当たる身部の一角部が上下で合うように、蓋部を身部に載置した際、蓋部の交差する下端部が前記切溝に挿入して係止することを特徴とするものである。
請求項4に係る包装用箱の考案は、請求項1乃至3の考案において、横断面が正方形以外の正多角形の身部と、身部に外嵌合する蓋部から成ることを特徴とするものである。
請求項5に係る包装用箱の考案は、請求項4の考案において、顔正面が奇数の連続する側壁外面に亘って表示されることを特徴とするものである。
請求項1の考案においては、横断面が正方形の身部と、身部に外嵌合する蓋部から成るから、従来と同様に箱としての作用効果を発揮するものである。
そして、身部への嵌合角度を外して蓋部を身部に載置することで、両者の角度が変わって身部の上端と蓋部の下端が当たって載置でき、頭部の模様を表示した蓋部と、胴体部を表示した身部とで、全体が動物形態を模した立体的な飾り物と看取される効果を発揮するものである。
さらに、顔正面を表示した一面と、胴体の前面中央の一角部が上下で合うように蓋部を身部に載置すれば、頭部と胴体の正面が一致して、正面を向いた動物形態を模した立体的な飾り物となり、当該部分が合わない状態で載置すれば、顔が胴体に対して横向きや、後ろ向き等の任意の向きの動物形態を模した立体的な飾り物と看取される効果を発揮するものである。
請求項2の考案は、請求項1の効果に加えて、身部の各側壁上端の中央部に突片を延設し、顔正面を表示した蓋の一面と、胴部の前面中央に当たる身部の一角部が上下で合うように、蓋部を身部に載置した際、蓋部の交差する下端部が前記突片と係止するため、載置状態が安定して横滑りや水平方向の回転を防止する効果を発揮する。
また、90度間隔で載置可能であるから、顔が胴体に対して正面のみならず、横向きや後ろ向きの動物形態を模した立体的な飾り物と看取される効果を発揮するものである。
請求項3の考案は、請求項1の効果に加えて、身部の各側壁上端部に切溝を設け、顔正面を表示した蓋の一面と、胴部の前面中央に当たる身部の一角部が上下で合うように、蓋部を身部に載置した際、蓋部の交差する下端部が前記切溝に挿入して係止するため、上記請求項2と同様に載置状態が安定して横滑りや水平方向の回転を防止する効果、及び顔が胴体に対して正面のみならず、横向きや後ろ向きの動物形態を模した立体的な飾り物と看取される効果を発揮する。
請求項4の考案は、請求項1乃至3の効果に加えて、横断面が正方形以外の正多角形の身部と、身部に外嵌合する蓋部から成る箱にも同様の効果が得られ利用できる。
また、請求項5の考案は、請求項4の効果に加えて、顔正面が奇数の連続する側壁外面に亘って表示しても同様の効果が得られ利用できるものである。
本考案の実施の一形態を示す正面図である。 蓋部の斜視図である。 身部の斜視図である。 身部の他の実施の形態を示す正面図である。 身部の他の実施の形態を示す正面図である。
本考案の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の実施の一形態を示す正面図であり、横断面が正方形の身部2と、身部2に外嵌合する蓋部1から成り、表面には三人官女の一人を模した絵柄が表示されている。
即ち、身部2へ蓋部1を嵌合する関係である角度から外すことにより、両者の関係する角度が変わって身部2の側壁上端22と蓋部1の下端部16が当たり、蓋部1を身部2の上に在る状態で載置できる。
よって、頭部の模様を表示した蓋部1と、胴体部を表示した身部2とで、全体が官女の姿態を模した立体的な飾り物(人形)と看取される。
当然、通常の箱として身部2に物を収容し、蓋1を周壁外側に嵌合して使用できるものである。
図1に於いては、表面には三人官女の一人を模した絵柄が表示されているから、雛祭りに関連する菓子等を収容する包装用箱に使用すれば、内容物と絵柄の好ましい関係が生じて商品価値を高めることが期待できる。
図2は構成する蓋部1の斜視図であり、蓋部2には頭部の絵柄が表示され、一側壁外面11に顔正面、その隣接する左右の側壁外面12、13には頭部の側面、後方14の側壁外面には後頭部、上面15には頭頂部が夫々表示され、実像の頭部の立体形状とは異なるけれど、頭部を六面体に配置して表示してある。
蓋部1の側壁の上下長は頭部を表示するため、胴部を表示する身部2の側壁長(深さ)との関係で、バランスを考慮して設計することになる。
また、図3は構成する身部2の斜視図であり、身部2にも同様に胴体部の前面から側面及び背中の部分を、胴体の前面中央が一角部21になるように、夫々連続して各側壁外面に表示され、略楕円状の胴体を四角柱状体に配置して表示してある。
図1では、蓋部1の顔正面を表示した一側壁外面11と、身部2の胴体の前面中央の一角部21が上下で一致して合うように、蓋部1を身部2に載置してあるため、頭部と胴体の正面が一致して、正面を向いた官女の姿態を模した立体的な飾り物となる。
しかし、当該部分が合わない状態で載置しても、顔が胴体に対して横向きや、後ろ向き等の任意の向きの官女の姿態を模した立体的な飾り物と看取されるものである。
図4は身部2の他の実施の形態を示す正面図であり、身部2の各側壁上端22の中央部に突片23が延設してある。
顔正面を表示した蓋1の一側壁外面11と、胴部の前面中央に当たる身部2の一角部21とが上下で合うように、蓋部1を身部2に載置した際、蓋部1の側壁上端22と交差する下端部16が、前記突片23と係止するように位置決めされている。
よって、蓋部1の身部2と交差する下端部16が身部2の前記突片23と係止するため、載置状態が安定して横滑りや水平方向の回転を防止する作用を奏するのである。
また、箱は横断面が正方形であるため、選択した90度の間隔で、突片23と係止させて載置可能であり、図1の様に、顔が胴体に対して正面のみならず、横向きや後ろ向きの官女の姿態とすることもできる。
図5は身部2の他の実施の形態を示す正面図であり、身部2の各側壁上端部22に切溝24を設けてある。
顔正面を表示した蓋1の一面と、胴部の前面中央に当たる身部2の一角部21が上下で合うように、蓋部1を身部2に載置した際、蓋部1の交差する下端部16が前記切溝24に挿入して係止させる作用を奏する。
したがって、図4の場合と同様に、載置状態が安定して横滑りや水平方向の回転を防止する作用、及び顔が胴体に対して正面のみならず、横向きや後ろ向きの官女の姿態とすることもできる。
上記実施の形態では、横断面が正方形の箱で説明をしたけれど、横断面が正方形以外の正多角形の身部と、身部に外嵌合する蓋部から成る箱にも同様の作用効果が得られるものである。
しかし、側壁面の幅や数によって、頭部や胴部の表示が実像から極端に遊離した表現となる場合があり、また、角数が増加すると、一面の横幅の関係でバランスを図るためや、載置が可能になるように、顔正面を奇数の連続する側壁外面に亘って表示する必要性も生じる。
また、表示する対象は人に限らず犬、猫、ライオン等の動物でも写実的に、又はデホルメし、或いは擬人化して表示することもできる。
そして、箱を成形する素材に限定は無く、紙、木、樹脂等任意に選択でき、成形構造や方法も問うものではない。
さらに、頭部及び胴部を表示する方法も、直接描いたり、プリントしたり、或いはシール等を貼着する等適宜公知の手法を選択できる。
以上のように、本考案を図面に基づいて説明した実施の形態における具体的構成は一例であり、同様の作用効果を得られる他の構成又は手段を排除するものではない。
1 蓋部
2 身部
11、12、13、14 周壁面
15 上面
16 下端部
21 一角部
22 側壁上端
23 突片
24 切溝

Claims (5)

  1. 横断面が正方形の身部と、身部に外嵌合する蓋部から成り、顔正面が一側壁外面に表示されるように頭部の模様を蓋部の上面及び側周壁外面に表示し、前面中央が一角部になるように胴体部の模様を身部の側周壁外面に表示した箱であって、身部への嵌合角度を外して蓋部を身部に載置することによって、動物形態を模した飾り物にも利用できることを特徴とする包装用箱。
  2. 身部の各側壁上端の中央部に突片を延設し、顔正面を表示した蓋の一面と、胴部の前面中央に当たる身部の一角部が上下で合うように、蓋部を身部に載置した際、蓋部の交差する下端部が前記突片と係止することを特徴とする請求項1記載の包装用箱。
  3. 身部の各側壁上端部に切溝を設け、顔正面を表示した蓋の一面と、胴部の前面中央に当たる身部の一角部が上下で合うように、蓋部を身部に載置した際、蓋部の交差する下端部が前記切溝に挿入して係止することを特徴とする請求項1記載の包装用箱。
  4. 横断面が正方形以外の正多角形の身部と、身部に外嵌合する蓋部から成ることを特徴とする請求項1乃至3記載の包装用箱。
  5. 顔正面が奇数の連続する側壁外面に亘って表示されることを特徴とする請求項4記載の包装用箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019151356A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 隆光 森▲崎▼ V字形の切り欠きの有る箱

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