JP3168917U - キャラクター画像付き商品 - Google Patents

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純孝 鈴見
純孝 鈴見
勇 加原
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Abstract

【課題】キャラクター画像を見るとき、正面から見たときは正面から見つめられているような印象を与えるだけでなく、左右から画像を見たときも、その方向に視線が向いているかのごとく意外な印象を与えるユニークな商品を提供する。【解決手段】正面側に配置され、キャラクターの顔が描かれると共に、目の部分1aがくり抜かれた正面側パーツ1と、背面側に配置され、くり抜かれた目の位置に対応する位置に瞳2aが描かれた背面側パーツ2と、正面側パーツ1と背面側パーツ2を所定の間隔に保持するための間隔保持部材3と、を備えた。【選択図】図2

Description

本考案は、キャラクター画像付き商品に関するものである。
例えば、図8のように、人の顔(キャラクター画像)が描かれた絵画、ポスター等が壁面に飾られているとする。このような顔に描かれる目の中の瞳は、当然に特定の方向(図8の場合は、正面)を向いているので、正面から画像を鑑賞する場合はもちろんのこと、左側や右側から鑑賞した場合も、やはり正面を向いている。
本願の考案者は、キャラクター画像を見るとき、正面から見たときは正面から見つめられているような印象を与えるだけでなく、左右から画像を見たときも、その方向に視線が向いているかのごとく意外な印象を与えるユニークな商品を考案した。また、このようなユニークな仕掛けを電気的な仕掛けを用いず、簡素な構成により考案したものである。従って、本考案の目的は、従来には存在しない新規で、かつ、ユニークなキャラクター画像付き商品を提供することである。
上記課題を解決するため本考案に係るキャラクター画像付き商品は、
正面側に配置され、キャラクターの顔が描かれると共に、目の部分がくり抜かれた正面側パーツと、
背面側に配置され、前記くり抜かれた目の位置に対応する位置に瞳が描かれた背面側パーツと、
前記正面側パーツと前記背面側パーツを所定の間隔に保持するための間隔保持部材と、を備えたことを特徴とするものである。
かかる構成によるキャラクター画像付き商品の作用・効果を説明する。この商品は、キャラクターの顔が描かれて、目の部分がくり抜かれた正面側パーツと、瞳が描かれた背面側パーツが、間隔保持部材により所定の間隔を持って配置することができる。従って、これらのパーツを組み立てた状態では、瞳の位置は目の輪郭よりも奥の位置にある。これを正面から見た場合、正面から見つめられているように感じるが、左方向から見た場合、瞳が目の端の方に位置した状態で見えるので、あたかも視線が左方向を向いているように錯覚する。右方向から見た場合も同じである。
以上のように、左右からキャラクターを見たときも、その方向に視線が向いているかのごとく意外な印象を与える。また、このようなユニークな仕掛けを電気的な仕掛けを用いずに実現している。その結果、従来には存在しないユニークなキャラクター画像付き商品を提供することができる。
本考案において、前記間隔保持部材の厚みtは、前記くり抜かれる目の高さ寸法をhとした場合、
h/2×0.8 < t <h/2×1.2
に設定していることが好ましい。
瞳の位置を正面側パーツから浅くしすぎると、左右方向から見た場合に視線が観察者を向いているような印象が薄くなる。また、瞳の位置をあまり奥にしすぎると、左右方向から瞳自身が見えなくなり、やはり効果がなくなる。上記のような数値に設定することで、その方向に視線が向いているかの印象を効果的に作り出すことができる。
本考案において、前記正面側パーツと前記背面側パーツは、共にシート状に形成され、前記間隔保持部材は、枠型に形成され、前記間隔保持部材と、前記正面側パーツおよび前記背面側パーツを結合手段により結合していることが好ましい。
この構成によると、背面側パーツと、間隔保持部材と、正面側パーツを順に重ね合わせて組み立てることができる。間隔保持部材を枠型にすることで、組み立てた状態が安定した状態になり、壁面に飾るだけでなく、平面へ載置したりすることも容易になる。また、結合手段としては、接着剤や両面テープ、ネジなどの適宜の手段を用いることができる。
本考案において、前記正面側パーツの更に正面側に透明カバーが配置されることが好ましい。かかる構成により、正面側パーツの表面を保護することができると共に、装飾性を高めることができる。
本考案において、前記正面側パーツの前記透明カバーの間の空間は、写真を挿入するための空間として機能することが好ましい。
これにより、キャラクター画像付き商品を写真立てとして利用することができる。
フォトフレームの外観を示す斜視図 フォトフレームを構成するパーツを分解して示す斜視図 キャラクター画像を正面から見た状態を示す図 フォトフレームの内部構造を示す縦断面図 フォトフレームのキャラクター画像を鑑賞するときの様子を示す図 本考案の原理を説明する図 フォトフレームを背面側から見た図 従来のキャラクター画像を示す図
本考案に係るキャラクター画像付き商品の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、キャラクター画像付き商品の一例である貯金箱フォトフレーム(以下、単にフォトフレームという)の図を示す。図2は、フォトフレームを構成するパーツを分解して示す斜視図である。
<フォトフレームの構成>
図2に示すように、フォトフレームAは、正面側に位置する正面側パーツ1と、背面側に位置する背面側パーツ2と、これら正面側パーツ1と背面側パーツ2の間に位置して、間隔を保持するための間隔保持部材3を備えている。正面側パーツ1は、表面にキャラクターの顔画像が描かれている。画像は、印刷等の適宜の方法で描かれる。キャラクターとしては、人の顔、アニメキャラクターの顔、動物の顔、架空の生物の顔等、特定のものに限定されるものではない。正面側パーツ1は、シート状であり、紙や樹脂で形成することができる。
正面側パーツ1に描かれたキャラクターの顔の目の部分1aは、くり抜かれている。背面側パーツ2は、少なくとも、上記くり抜かれた目の部分1aに対応する位置に瞳2aが描かれている。瞳2aも印刷等の適宜の方法で描かれる。図2は、キャラクター画像を正面からみた状態を示し、フォトフレームAを組み立てた状態では、瞳2aの位置は、ちょうど目の部分1aの中央に位置している。
間隔保持部材3は、枠型に形成されており、発泡ウレタンや発泡スチロールのような材質で形成することが好ましい。もちろん、他の樹脂材料等で形成することもできる。枠型に形成することで、軽量化を図ることができる。また、瞳2aを正面側から見えるようにすることができる。枠の大きさは適宜決めることができる。
間隔保持部材3と、正面側パーツ1および背面側パーツ2とは、接着剤(結合手段に相当)により結合されて一体化される。なお、結合手段としては、接着剤ではなく、両面テープやネジ、あるいは、適宜の係合手段等を用いてもよい。
間隔保持部材3の厚さをt、目の高さ寸法をh(図3参照)とした場合、t=h/2 に設定するのが特に好ましい。t=h/2 でなくても、
h/2×0.8 < t <h/2×1.2
であれば、好ましい。このような数値設定にすることで、正面のみならず、左右方向から見た場合も視線がこちらを向いているような印象を与えることができる。
保持体4は、全体形状が直方体に形成される。保持体4の中央には収容凹部4aが形成され、正面側パーツ1、間隔保持部材3、背面側パーツ2が収容される。また、収容凹部4aの上下の内壁面には、係合凹部4bが形成され、後述の保護カバー5が着脱自在に装着される。
保護カバー5は、透明のPET(ポリエチレンテレフタレート)により形成される。保護カバー5はシート状であり、上下に合計4つの係合爪5aが一体成形されている。この係合爪5aは、保持体4の収容凹部4aに形成された係合凹部4bに着脱自在に挿入することができる。保護カバー5は、撓みやすい形状になっており、装着や取り外しは容易に行うことができる。保護カバー5は、無色透明でもよいし、着色された透明でもよい。
図4は、フォトフレームAの縦断面図である。保持体4の裏面側には、背面カバー6が装着される。また、裏面側にはピン挿入孔4cが形成されており、スタンド用ピン7が装着自在となっている。フォトフレームAを立てた状態で載置する場合に、必要に応じてスタンド用ピン7が装着される。
保持体4の上面にはスリット孔4dが形成されており、硬貨を入れるための挿入口として機能する。保持体4の内部空間は硬貨を収容することができ、貯金箱として機能する。
図7は、フォトフレームAを背面から見た斜視図である。このフォトフレームAを縦置きで使用する場合、背面に設けられた孔6a,6bを利用してスタンド用ピン7が挿入される。フォトフレームAを横置きで使用する場合、背面に設けられた孔6a,6cを利用してスタンド用ピン7が挿入される。孔6dは、壁掛け用のフック孔であり、これを利用して、フォトフレームAを壁に掛けることができる。孔6eには不図示のキャップがかぶせられ、硬貨取り出し用の孔として機能する。
また、正面側パーツ1と保護カバー5の間には写真を挿入する空間Sとして機能する。写真の挿入は、保護カバー5を外して行うことができる。あるいは、保持体4の側面にスリットを形成して写真を挿入できるように構成してもよい。写真を挿入したときは、キャラクターを見ることはできない。
<作用>
次に、以上説明したフォトフレームAのキャラクター画像を鑑賞するときの様子を図5により説明する。図5(a)は正面からキャラクターを見た場合を示し、目の部分1aの中央に瞳2aが見える。図5(b)は左側から見た場合を示し、瞳2aが目の左端に寄っているように見える。従って、視線がこちら側に向いているように錯覚する。また、図1は、右側から見た場合を示し、瞳2aが目の右端に寄っているように見える。従って、視線がこちら側に向いているように錯覚する。そして、キャラクターを見ながら左から右へ観察方向を順に変えていくと、瞳2aも一緒に左から右へと移動しているような錯覚を受ける。これにより、観察者に対して、驚きの印象、意外な印象を与えることができ、付加価値のあるユニークな商品として提供することができる。
<本考案の原理>
図6は、本考案の原理を簡単に説明する図である。図6において、正面からキャラクターを見た場合、瞳2aは目の部分1aのちょうど中央に見える。右から見た場合、目の部分1aの右端に瞳2aが位置するように見える。これは、瞳2が目の部分1aよりも奥に位置しているためである。左から見た場合も同様である。見る位置を変えれば、瞳2の位置も変わる。これにより、観察者からは、常にキャラクターの視線に追われているように錯覚するのである。
<別実施形態>
本実施形態では、キャラクター画像付き商品の一例としてフォトフレームを例示したが、本考案は、これに限定されるものではない。例えば、貯金箱、壁掛け時計、商品梱包パッケージ類、キーホルダー類、ノート類、ファイル類、定規類、筆記用具類、ポスター類、ポストカード類、カレンダー類、警告サイン類、セキュリティサイン類、野外広告、店舗用看板、雑誌広告、電車内広告、店頭POP、立て看板、道路標識、案内表示板、等の種々の商品に対して応用することができる。ちなみに、商品は一般消費者向けだけでなく、業者向けの製品も本考案にいう商品に含まれるものである。
本実施形態では、保護カバーを使用しているが、保護カバーは必ずしも必要なものではない。
本考案に係るキャラクター画像付き商品は、組み立てが完成した状態で提供するだけでなく、パーツの状態で提供し、ユーザー側で組み立てて完成するような商品としてもよい。
本考案では、正面側パーツ1と背面側パーツ2と間隔保持部材3が夫々別部材になっているが、間隔保持部材の機能を正面側パーツ1もしくは背面側パーツ2に持たせて一体化してもよい。間隔保持部材3は、枠型以外に、門型、コの字形等の種々の形状を採用することができる。
1 正面側パーツ
1a 目の部分
2 背面側パーツ
2a 瞳
3 間隔保持部材
4 保持体
4a 収容凹部
5 保護カバー
6 背面カバー
7 スタンド用ピン

Claims (5)

  1. 正面側に配置され、キャラクターの顔が描かれると共に、目の部分がくり抜かれた正面側パーツと、
    背面側に配置され、前記くり抜かれた目の位置に対応する位置に瞳が描かれた背面側パーツと、
    前記正面側パーツと前記背面側パーツを所定の間隔に保持するための間隔保持部材と、を備えたことを特徴とするキャラクター画像付き商品。
  2. 前記間隔保持部材の厚みtは、前記くり抜かれる目の高さ寸法をhとした場合、
    h/2×0.8 < t <h/2×1.2
    に設定していることを特徴とする請求項1に記載のキャラクター画像付き商品。
  3. 前記正面側パーツと前記背面側パーツは、共にシート状に形成され、前記間隔保持部材は、枠型に形成され、前記間隔保持部材と、前記正面側パーツおよび前記背面側パーツを結合手段により結合していることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャラクター画像付き商品。
  4. 前記正面側パーツの更に正面側に透明カバーが配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャラクター画像付き商品。
  5. 前記正面側パーツの前記透明カバーの間の空間は、写真を挿入するための空間として機能することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャラクター画像付き商品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3216743U (ja) * 2018-03-27 2018-06-21 株式会社あすなろ舎 顔が描かれた板状商品

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