JP3224588U - 木製バラン - Google Patents

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Abstract

【課題】重箱や折り箱や弁当箱等の食品収納容器内に収容された食品を区分けと見栄えと防腐効果を高める形状で、特殊処理した木製のバランを提供する。【解決手段】容器内に収容された食品を区分けする色合いと腐敗を防止する効果をもつ平板状のバランにおいて、木製薄板で加工された食事用具として、食品の仕切りと見栄えを高めるために、比重0.5以下である針葉樹林であるエゾマツ材、モミ材、ヒノキ材、スギ材、マツ材から選ばれた厚さ0.1〜0.5mmの木製の薄平板を種々の形状に成型した食品の仕切りと見栄えを構成している仕切り具である木製バランである。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、重箱や折り箱や弁当箱等の食品収納容器内に収容された食品を区分けと見栄えと防腐効果を高める形状で、特殊処理した木製のバランに関する。
従来から、この種のバラン(仕切り)として、例えば、長方形の樹脂フィルムの一辺に鋸刃状の凹凸を形成して、葉蘭等の葉の切断片状様に形成したシート状のものが普及している。種々の食品の包装にフレキシブルに対応し、無駄なく使用することができる食品仕切り材として、表面内に笹や木の葉などをイメージした模様が連続的に施された透明乃至着色透明の長尺フィルムをロール芯に巻き付け、これを包装する食品の種類や大きさなどに応じて適宜な長さ及び枚数のフィルム片に切断し、食品仕切り材として用いる。着色模様を緑色基調の葉模様とすれば、食品に清潔感と彩りが与えられ、食品の見栄えが良くしたものが提案されている(特許文献1参照)。
また弁当箱等の内部で米飯や惣菜類等の食品を区画するために用いられるバランに関し、殺菌,防菌,防黴等の効果を有し、しかも安全性の高いバランを提供することを目的として、バラン本体に、イソチオシアン酸エステルが、イソチオシアン酸アリルが具備されてなる方法が提案されている(特許文献2参照)。
また、樹脂フィルムやアルミニウム箔の表面に絵や模様を印刷した仕切本体をミシン目を介して複数連設し、適宜の長さに切断して用いるシート状のものも知られている(特許文献3参照)。
容器内に収容された食品を区分けする可撓性樹脂製の扁平状のバランにおいて、中空状の気体の密封室からなるクッション部を備えた仕切本体を備え、この仕切本体を複数連設して構成している。仕切本体は、樹脂製の一方側部と樹脂製の他方側部との溶着により形成されるとともに、一方側部は平面状に形成され、他方側部は内部に密封室を形成するように膨出形成されているものが提案されている(特許文献4参照)。
バランは食品の仕切りとしているが、ほとんど樹脂製である。最近海洋生物の問題、及び海洋、海底に多くの樹脂材が蓄積して、大きな環境の問題なっている。樹脂製バランの代わりに木製のバランはなく、木材の防腐効果もない。
実用新案登録第3050711号公報 実開平5−70327号公報 実開昭62−159437号公報 特開2011−1093号公報
上記従来の食品仕切り材は種々のサイズのものが作られ、各々同一サイズ毎多数枚を短冊状に束ねて販売されているが、一般に、利用者は包装する食品の種類や大きさなどに応じ、適当なサイズの多数枚の食品仕切り材を、食品類と共に容器に収納した場合に食品仕切り材の使用枚数が不足しないよう若干多めに、一括して購入することが行われている。そのため、購入した食品仕切り材の全数が使用されることは少なく、未使用の食品仕切り材が無駄となることが多かった。また、一つのサイズの食品仕切り材のみでは、食品の種類や容器の形が異なる、種々の包装態様にフレキシブルに対応することはできないため、通常、利用者は種々のサイズの食品仕切り材を購入しておくが、このことも未使用の食品仕切り材を増加させる一因でもあった。
上記従来のバランにおいては、例えば、これを容器としての弁当箱に用いた場合、食品間に介装して区分けするが、薄いシート状に形成されているので、弁当の持ち運び中に振動により、食品が偏って変形してしまい、区画された食品の外観形状を損ねてしまうという問題があった。特に、近年、家庭で、子供の弁当等においては、米飯の部分を、動物や人の顔等の形状に形作り、その外周にバランを付設して区分けした所謂「キャラ弁」といわれる弁当が流行しているが、従来の薄いシート状のバランでは仕切り性がないので、弁当の持ち運び中に振動により食品が動いて偏り、そのため、動物や人の顔等の形状が崩れてしまうという問題があった。
本考案は上記の問題点に鑑みて為されたもので、高い仕切り性を付与して、容器の持ち運びの際の振動を吸収できるようにし、区分けした食品が偏って変形してしまう事態を防止して食品の外観形状が崩れないようにし、食品の保持性の向上を図り、環境にも問題ない木製バランを提供することを目的とする。
しかし、上記のような葉蘭は、その果実や根茎が古来より薬用として用いられており、従ってその葉にも弁当箱内に収容される食品に対する殺菌,保存等の効果の有無が議論されうるのに対し、上記のような合成樹脂材料からなる人工のバラン自体には、このような殺菌,保存等の効果が生ずる可能性は全くなく、また効果の有無の議論の余地もない。このような点に鑑みてなされたもので、合成樹脂等の人工材料で構成されながら、殺菌,防菌,防黴等の効果を有し、しかも安全性の高いバランを提供することを課題とする。
このような目的を達成するための本考案のバランは、容器内に収容された食品を区分けするバランにおいて、容器内に収容された食品を区分けして色合いと腐敗を防止する効果をもつ平板状の仕切本体を木材で構成している。
この構成のバランを、容器としての弁当箱に用いる場合には、適宜の長さのものを用い、食品間に介装して区分けする。また、弁当箱の壁部に沿わせて用いることもできる。仕切本体自身や折れ曲がることから、自由な様相の形状にすることができる。これにより、弁当の持ち運び中に振動により、食品が動こうとしても、震動が吸収されて、食品の動きが抑止され、食品が偏ってしまう事態が防止される。その結果、区分けした食品の外観形状が崩れないようになり、食品の保持性の向上が図られる。
容器内に収容された食品を区分けして見栄えと色合いと腐敗を防止する効果をもつ平板状のバランにおいて、木製薄板で加工された食事用具として、食品の仕切りと見栄えを高めるために、比重0.5以下である針葉樹林であるエゾマツ材、モミ材、ヒノキ材、スギ材、マツ材から選ばれた厚さ0.1〜1mmの木製の薄平板を種々の形状に成型した食品の仕切りと見栄えを構成している仕切り具である木製バランである。
厚さ0.1〜1mmの木製の薄平板を種々の形状は、加工食品を収納している容器に使用できる縦30〜300mm、横30〜300mmの範囲に入る風景状、植物葉状、動物状、略多角形状、略円形状のもので、木質の臭い、及び脂を除いた無垢材の状態、及び赤、黄、青、橙、緑、紫の食品着色料、及び果樹、野菜の色素、匂いを含侵させた薄板材である。
木製バランに使用する前記木材は所望の大きさにスライスした厚さ0.1〜1mmの木製の薄平板のものを熱水、又は水蒸気によって処理した後に、150℃以下の温度で乾燥処理した薄板材を葉蘭状、花状、山型状、葉状、紅葉状、果実状、三本杉状、海老状、魚状、動物状、大判状、三枚杉状、松状、多角形状、円形状、楕円形状、ハート状、台形状に刃物で切り抜いて得られたものである。
本考案の木製バランによれば、容器の持ち運び中に振動により、食品が動こうとしても、仕切本体には弾力性も備えられているので、震動が吸収されて、食品の動きが抑止され、食品が偏ってしまう事態が防止される。その結果、区分けした食品の外観形状が崩れないようになり、重箱や折り箱や弁当箱等の食品収納容器内に収容された食品を区分けと見栄えと防腐効果を高める形状で、特殊処理した木製のバラン食品の保持性を向上させることができる。
本考案によれば、食品仕切り材は、食品仕切り材用木材を適宜な長さ引き出し切断して得られ、包装に必要な枚数を逐次切断して用いれば、食品仕切り材の無駄が生じず、また、所望の長さの食品仕切り材が得られるので、配置箇所などに応じフレキシブルな包装が可能となり、任意の食品間を確実に仕切ることができる。食品仕切り材の表面には、例えば葉っぱの形状の笹や木の葉などの緑色の葉模様が施されているので、食品仕切り材と共に包装された食品に清潔感と彩りを与え、食品全体をおいしそうに見栄え良く装飾することができる。
木製バランを示す平面図である。A:木目を出した菱形、B:木目を出した長方形。 木製バランの使用状態を示す図である。a)仕切り b)見栄え c)衛生的 木製バランの種々形状を示す平面図である。a)果実 b)花状 c)葉状 d)動物 e)ハート状 木製バランを使用した弁当箱の斜視図である。
以下、添付図面に基づいて、本考案の実施の形態に係る木製バランについて詳細に説明する。
図1及び図2には、本発明の実施の形態に係るバランを示している。このバランは、折り箱や弁当箱等の容器内に収容された食品を区分けするものでる。
図4に示すように弁当箱内にご飯とおかずを収容された食品を区分けする色合いと腐敗を防止する効果をもつ平板状の木製バランにおいて、木製薄板で加工された食事用具として、食品の仕切りと見栄えを高めるために、比重0.4程度である針葉樹林であるスギ薄板材の厚さ0.2mmの木製の薄平板を長方形の形状に成型して、食品の仕切りと見栄えを構成している仕切り具である木製バランにした。
厚さ0.2mmの木製の杉板の薄平板を種々の形状は、加工食品を収納している弁当箱容器に使用できる縦30〜50mm、横30〜500mmの範囲に入る風景状、略多角形状のもので、木質の臭い、及び脂を除いた無垢材の状態の薄板材であった。
木製バランに使用する前記木材は所望の大きさにスライスした厚さ0.2mmの木製の薄平板のものを水蒸気によって処理した後に、80℃以下の温度の熱風で乾燥処理した薄板材を多角形状に刃物で切り抜いて得られた。
図2に示すように、食品を区分けする色合いと腐敗を防止する効果をもつ平板状の木製バランにおいて、木製薄板で加工された食事用具として、食品の仕切りと見栄えを高めるために、比重0.5以下である針葉樹林であるモミ材の厚さ0.1mmの木製の薄平板を植物葉状の形状に成型した、寿司、おにぎり、団子の食品の仕切りと見栄えを構成している仕切り具である木製バランであった。
厚さ0.1mmの木製の植物葉状の薄平板を種々の形状は、加工食品を収納している容器に使用できる縦50mm、横50mmの範囲に入る風景状、植物葉状のもので、木質の臭い、及び脂を除いた無垢材の状態と赤、緑の食品着色料を含侵させた薄板材にした。
木製バランに使用する前記木材は所望の大きさにスライスした厚さ0.1mmの木製の薄平板のものを水蒸気によって処理した後に、80℃以下の温度で乾燥処理した薄板材を、図3のように大葉状、花状、動物状、果実状、ハート状に刃物で切り抜いて得られた。色と形状で食品の仕切りと見栄えの役目を果たした。
容器内に収容された食品を区分けする色合いと腐敗を防止する効果をもつ平板状のバランにおいて、木製薄板で加工された食事用具として、食品の仕切りと見栄えを高めるために、比重0.5以下である針葉樹林であるヒノキ材の厚さ0.1mmの木製の薄平板を種々の形状に成型した食品の仕切りと見栄えを構成している仕切り具である木製バランである。
厚さ0.1mmの木製のヒノキ薄平板を種々の形状は、加工食品を収納している容器に使用できる縦70mm、横30mmの範囲に入る風景状、植物葉状、動物状、略多角形状のもので、木質の臭い、及び脂を除いた無垢材の状態の薄板材であった。
木製バランに使用する前記木材は所望の大きさにスライスした厚さ0.1〜0.5mmの木製の薄平板のものを熱水、又は水蒸気によって処理した後に、150℃以下の温度の熱風で乾燥処理した薄板材を刃物で切り抜いて得られた。
1 木製バラン
2 容器(弁当箱)
3 食品
4 仕切
5 薄平板
6 食卓用具
7 ご飯
8 おかず
9 寿司
10 団子
11 おにぎり
12 多角形状

Claims (3)

  1. 容器内に収容された食品を区分けして見栄えと色合いと腐敗を防止する効果をもつ平板状のバランにおいて、木製薄板で加工された食事用具として、食品の仕切りと見栄えと食品衛生を高めるために、比重0.5以下で特有の木香りを持つ針葉樹林であるエゾマツ材、モミ材、ヒノキ材、スギ材、マツ材から選ばれた厚さ0.1〜1mmの木製の薄平板を種々の形状に成型した食品の仕切りと見栄えを構成している仕切り具であることを特徴とする木製バラン。
  2. 厚さ0.1〜1mmの木製の薄平板を種々の形状は、加工食品を収納している容器に使用できる縦30〜300mm、横30〜300mmの範囲に入る風景状、植物葉状、動物状、略多角形状、略円形状のもので、無垢材の状態、及び赤、黄、青、橙、緑、紫の食品着色料、及び果樹、野菜の色素、匂いを含侵させた薄板材にした状態であることを特徴とする請求項1に記載の木製バラン。
  3. 木製バランに使用する前記木材は所望の大きさにスライスした厚さ0.1〜1mmの木製の薄平板のものを熱水、又は水蒸気によって処理した後に、150℃以下の温度で乾燥処理した薄板材を単枚、或いは張り合わせた枚を葉蘭状、花状、山型状、葉状、紅葉状、果実状、三本杉状、海老状、魚状、動物状、大判状、三枚杉状、松状、多角形状、円形状、楕円形状、ハート状、台形状に刃物によって切り抜いて得られたものであることを特徴する請求項1、又は請求項2に記載の木製バラン。
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