JP3087008U - いなり寿司セット - Google Patents

いなり寿司セット

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JP3087008U JP2001008499U JP2001008499U JP3087008U JP 3087008 U JP3087008 U JP 3087008U JP 2001008499 U JP2001008499 U JP 2001008499U JP 2001008499 U JP2001008499 U JP 2001008499U JP 3087008 U JP3087008 U JP 3087008U
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rice
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以誠 丸岡
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オーケー食品工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 舎利玉と味付油揚げを分離収容してセットと
して販売し、購入者が味付油揚げに舎利玉を詰め込んで
容易にいなり寿司を作り、合わせて味付油揚げの消費量
の拡販を図るいなり寿司セットを提供する。 【解決手段】 いなり寿司用の舎利玉2と、その舎利玉
2を詰め込む味付油揚げ3と、それらを収容する容器1
によって構成され、前記容器1の収容部3aには舎利玉
2の形状に合わせた陥没部分5が形成され、舎利玉2と
味付油揚げ3を分離した状態で販売し、購入者がセット
内の味付油揚げ3に舎利玉2を詰めて食用とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明はいなり寿司セットに関し、特に、舎利玉と味付油揚げを分離収容して セットとして販売し、購入者が味付油揚げに舎利玉を詰め込んで容易にいなり寿 司を作るいなり寿司セットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いなり寿司は味付けした袋状の味付油揚げに寿司飯を詰め込んだもので あり、出来上がりのいなり寿司はスーパーやコンビニエンスストア等で販売され ている。 一方、家庭でいなり寿司を作る場合には「味付けした油あげ」を購入し、自宅 で酢飯を作り、味付油揚げの中に酢飯を詰めていなり寿司を作っている。 しかながら、市販用の「味付けした油あげ」には1袋内に数十個の味付け油揚 げが入っており、量の少ない8個、10個のいなり寿司を作る場合には適当でな く、無駄が生じるという問題があった。 また、量の少ない8個、10個のいなり寿司の場合、わざわざ酢飯を作るのが 大変であり、特に若い主婦の場合はめんどくささが先行する場合があり、いなり 寿司の原材料の拡販の支障にもなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本発明はかかる従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目 的とするところは、舎利玉と味付油揚げを分離収容してセットとして販売し、購 入者が味付油揚げに舎利玉を詰め込んで容易にいなり寿司を作り、合わせて味付 油揚げの消費量の拡販を図るいなり寿司セットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための手段として、請求項1記載のいなり寿司セットでは 、いなり寿司用の舎利玉と、その舎利玉を詰め込む味付油揚げと、それらを収容 する容器によって構成されるいなり寿司セットであって、舎利玉と味付油揚げを 分離した状態で販売し、購入者がセット内の味付油揚げに舎利玉を詰めて食用と する。
【0005】 請求項2記載のいなり寿司セットでは、請求項1記載のいなり寿司セットにお いて、前記容器は数個の舎利玉を収容する収容部と、収容部の一辺に蝶着されて 開閉する蓋によって構成され、蓋の内側に味付油揚げを包装した袋を装填する構 成とした。
【0006】 請求項3記載のいなり寿司セットでは、請求項1又は2記載のいなり寿司セッ トにおいて、前記容器の収容部には舎利玉の形状に合わせた陥没部分が形成され 、その陥没部分に舎利玉を収容して、舎利玉の形崩れを防止する構成とした。
【0007】 請求項4記載のいなり寿司セットでは、請求項1、2又は3記載のいなり寿司 セットにおいて、前記味付油揚げを複数枚まとめて殺菌包装する構成とした。
【0008】 請求項5記載のいなり寿司セットでは、請求項1、2、3又は4記載のいなり 寿司セットにおいて、前記舎利玉として炊飯して出来上がったばかりの舎利玉を セットする構成とした。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。 図1は実施の形態1に係るいなり寿司セットの全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るいなり寿司セットは、樹脂製の容器1と、その容 器に収容された舎利玉2及び味付油揚げ3によって構成されている。 前記容器1は塩化ビニル、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン 等の可撓性ある樹脂によって形成され、透明あるいは不透明の薄い素材となって いる。 前記容器1は舎利玉を収容する収容部3aと、その収容部3aの一辺に取り付 けられた蓋4によって構成され、収容部3aと蓋4は同一素材によって一体形成 されている。 前記収容部3aは外縁が矩形状の容器であり、舎利玉を収容する陥没部分5が 8個形成され、その陥没部分5は舎利玉の大きさに合わせて深さ2〜3cmに形 成され、舎利玉を2行4列で計8個収容できる形状となっている。
【0010】 前記蓋4は収容部3aの上部開口を覆うものであり、外縁は収容部と同一形状 であり、外縁の一辺が収容部の一辺に連結されている。そのため、蓋4と収容部 3aは蝶着された状態で開閉するようになっている。 蓋4は平らな上面と、その上面の周囲を囲う側面によって構成され、蓋は下が 開口した箱状体となり、収容部3aの箱状体と蓋の箱状体が合わさって閉じた内 部空間が形成される。 収容部3aに舎利玉2を収容し、蓋4を閉じると蓋4の上部空間には隙間が生 じる。そして、この隙間に真空パックの味付油揚げ3を収容する。
【0011】 前記舎利玉2はご飯に合せ酢等を混ぜ合わせて、味付油揚げ3の内部に収まる 大きさに整えたものである。 前記味付油揚げ3は内部が袋状に形成されて、味付けされ、四角等の油揚げを 中央あるいは対角線で切断して二分したものである。 図中の袋6はこれらの味付油揚げ3を袋詰めしたものであり、味付油揚げ3を 舎利玉と同数(8枚)殺菌処理を施して、ビニール袋に収容して真空パックし容 器の上方に収容する。 味付油揚げ3を殺菌処理を施して、真空パックすることにより、腐敗が防止さ れ長期に渡って保存が可能となる。
【0012】 次にいなり寿司セットの作用について説明する。 まず製造する際には、寿司飯・味付油揚げ及びそれらを収容する容器を準備す る。 この寿司飯としては酢飯の他、五目ご飯、味付けご飯等任意であり、これらを 油揚げの内部に収まる形状に整え、容器1の収容部3aに所定個収容する。 ここで、陥没部分5に舎利玉2を収容するので、舎利玉の形崩れが防止される 。 次に、油揚げを袋状として味付けし、二分していなり寿司用の味付油揚げと し、舎利玉と同数(8枚)の味付油揚げ3を袋6に収容して容器上部の空間に収 容する。 舎利玉2と味付油揚げ3をセットした後、蓋4を閉じて店頭に陳列する。収容 部3aと蓋4は一体形成されているので、舎利玉2・味付油揚げ3のセットが容 易に行なわれる。 これらのセットはスーパー等の惣菜売り場の現場で行なうことができ、客の注 文状況に応じて出来上がったばかりの舎利玉セットして、いなり寿司セットを製 造販売することができる。 購入者は蓋4を開け、味付油揚げ3をビニール袋6から取り出し、順次舎利玉 を詰め込んで、容易にいなり寿司を作ることができる。 味付油揚げ3は袋6内に収容されているので、乾燥を防止でき、新鮮さが保た れ、作りたてのいなり寿司を食することができる。 また、セットとして予め用意されているので、容易にいなり寿司を作ることが でき、油揚げの消費拡販を図ることができる。
【0013】 次に、図2は実施の形態2に係るいなり寿司セットの全体斜視図である。 実施の形態2に係るいなり寿司セットは一般的に食品用として使用される平ら な底面の容器を使用したものである。 容器の収容部3aは平らな底面とその周囲の側面によって構成され、深さ2〜 3cm程度となっている。 収容部3aの底面は平らであるが、舎利玉を詰めて並べることにより形くずれ が防止される。 また、蓋4は分離可能となっており、平らな上面と、その上面の周囲を囲う側 面によって構成され、蓋は下が開口した箱状体となり、収容部の箱状体と蓋の箱 状体が合わさって閉じた内部空間が形成される。 また、油揚3げは内部が袋状に形成されて、味付けされ、四角等の油揚げを中 央あるいは対角線で切断して二分したものを袋詰めしたものである。 収容部3aに舎利玉2を収容し、蓋4を閉じると蓋4の上部空間には隙間が生 じる。そして、この隙間に真空パックの味付油揚げ3を収容する。 その他の作用効果については前記実施の形態と同様となる。
【0014】 以上、本考案の実施の形態を説明してきたが、本考案の具体的な構成は本実施 の形態に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が あっても本考案に含まれる。 例えば、前記実施の形態においては、蓋のある容器に舎利玉と味付油揚げを収 容する構成としたが、蓋をラップ等で代用することも可能である。 また、袋詰めした味付油揚げを容器内に収容する構成としたが、容器の外側に 添付する構成としても良い。
【0015】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本発明請求項1記載のいなり寿司セットにおいては 、いなり寿司用の舎利玉と、その舎利玉を詰め込む味付油揚げと、それらを収容 する容器によって構成されるいなり寿司セットであって、舎利玉と味付油揚げを 分離した状態で販売し、購入者がセット内の味付油揚げに舎利玉を詰めて食用と するので、各家庭で容易にいなり寿司を作ることができる。 また、非常に簡単にいなり寿司を作ることができるので、弁当等にすぐ利用で きる。
【0016】 請求項2記載のいなり寿司セットにおいては、前記容器は数個の舎利玉を収容 する収容部と、収容部の一辺に蝶着されて開閉する蓋によって構成され、蓋の内 側に味付油揚げを包装した袋を装填するので、セットとしてコンパクトにまとめ て販売することができる。
【0017】 請求項3記載のいなり寿司セットにおいては、前記容器の収容部には舎利玉の 形状に合わせた陥没部分が形成され、その陥没部分に舎利玉を収容するので、流 通過程で舎利玉が形崩れするのを防止することができる。
【0018】 請求項4記載のいなり寿司セットにおいては、舎利玉を個別に殺菌包装すると 共に、味付油揚げを複数まとめて殺菌包装するので、舎利玉及び味付油揚げの腐 敗が防止され、長期に渡って保存・流通が可能となる。
【0019】 請求項5記載のいなり寿司セットにおいては、炊飯して出来上がったばかりの 舎利玉をセットする構成としたので、スーパー等の惣菜売り場で、注文に応じて いなり寿司セットを製造販売することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係るいなり寿司セットの全体斜
視図である。
【図2】実施の形態2に係るいなり寿司セットの全体斜
視図である。
【符号の説明】
1 容器 2 舎利玉 3 油揚げ 3a 収容部 4 蓋 5 陥没部分 6 袋

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いなり寿司用の舎利玉と、その舎利玉を
    詰め込む味付油揚げと、それらを収容する容器によって
    構成されるいなり寿司セットであって、 舎利玉と味付油揚げを分離した状態で販売し、購入者が
    セット内の味付油揚げに舎利玉を詰めて食用とすること
    を特徴とするいなり寿司セット。
  2. 【請求項2】 前記容器は数個の舎利玉を収容する収容
    部と、収容部の一辺に蝶着されて開閉する蓋によって構
    成され、蓋の内側に味付油揚げを包装した袋を装填する
    ことを特徴とする請求項1記載のいなり寿司セット。
  3. 【請求項3】 前記容器の収容部には舎利玉の形状に合
    わせた陥没部分が形成され、その陥没部分に舎利玉を収
    容して、舎利玉の形崩れを防止することを特徴とする請
    求項1又は2記載のいなり寿司セット。
  4. 【請求項4】 前記味付油揚げを複数枚まとめて殺菌包
    装することを特徴とする請求項1、2又は3記載のいな
    り寿司セット。
  5. 【請求項5】 前記舎利玉として炊飯して出来上がった
    ばかりの舎利玉をセットすることを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載のいなり寿司セット。
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