JP4686481B2 - 安全ノック式筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は筆記具に関するもので、特に、使用が終わってペン芯が突出した状態の筆記具をポケットに差し込んだ時、自動的にペン芯が没入できるようにする安全ノック式筆記具に関するものである。
一般に、筆記具はペン芯やスプリング、ペン芯ケース及びペン芯出没装置で構成され、ここにクリップ部を備えポケットに差し込んで容易に所持できるようにした。
このような筆記具を使用するためには、ペン芯出没装置を操作してペン芯を突出させて使用し、筆記具を使用しない時はペン芯出没装置を操作してペン芯を没入させてポケット等に差し込んで所持する。このようなペン芯出没装置を含む筆記具はペン芯の出没のためにボタンまたは押し部などを利用して操作する。
このようなペン芯出没装置として最も広く使われているのがノックと歯車である。このようなノック式筆記具は大部分、筆記具のケース内部に中心軸にノックと歯車を形成する。したがって、ケース内部のノックと歯車のための別の空間が必要であるためケースが長く、太くなる。
しかし、このような従来の筆記具を使用するためには、別途に備わったペン芯出没装置を操作してペン芯を突出させて使用しなければならず、使用後はまたペン芯出没装置を操作してペン芯を没入させるという不便さがあった。
したがって、筆記具を使用した後、ペン芯を没入させずにポケットに差し込んで所持するようになれば、没入していないペン芯のインキによって服にインキが付着する問題点があった。
また、ペン芯出没装置を操作すること以外に、ふたを含む筆記具は、使用時にふたを開けて使用し、使用が終わった後はふたをして所持する。
ふたを含む筆記具の使用時は、いちいちふたを開閉しなければならず、ふたを紛失するおそれが多く、使用時に不便さがあった。
また、従来のペン芯出没装置はケースの内周面に形成された突起等とケースの軸心部で回転する歯車部が接触する時、その歯状とスプリング弾性力によって4回程度の打撃音が非常に大きく発生する短所があり、高品質の製品として消費者に提供されていないのが実情である。
したがって、前記問題点を解決するための本発明の目的は、筆記具を使用した後ペン芯を没入させずにポケットに差し込めば、自動的にペン芯が没入するように、歯車部または半歯車部をクリップ部に配設させて柔らかい作動を誘導すると共に、服の汚れを防止して作動性や便利性を向上できるようにする安全ノック式筆記具を提供することにある。
また、本発明の他の目的はペン芯出没装置をケース外部のクリップ部に設けるので、ケース内部のペン芯の長さを長くすることができて、筆記具の太さも細くすることができ、これと共にクリップ部の耐久性を維持しつつもクリップ部の太さも細くすることができる安全ノック式筆記具を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、ペン芯出没装置の半歯車部とノック部の第1及び第2突出片の摩擦が少ないので打撃音の発生が少なく、例え打撃音が発生しても小型の半歯車部から発生する摩擦騷音程度の低騷音で、高品質の安全ノック式筆記具を提供することにある。
前述のような本発明の目的は、ペン芯(50)を含むケース(10);前記ケース(10)の外部に配設されてクリップ部(20)に回転可能に載置される歯車部(30);及び前記ケース(10)の内部に配設されて前記歯車部(30)に噛合回転させ、ノック部(60)の外周面の一直線上に一体型にそれぞれノック部(60)の直径方向に突設された第1及び第2突出片(61、62)を備えるノック部(60)を含み、前記歯車部(30)は、第1突出片(61)により軸方向にガイドするためのもので、前記歯車部(30)の回転動作時、前記第1突出片(61)から離脱できるように所定深さと直線状の長さを有するガイド溝部(32);前記第1突出片(61)により螺旋方向にガイドするための回転ガイド部(33);前記歯車部(30)の回転軸上の面とスパイラル状の面を有し、これらの面に前記第1突出片(61)を載置するための第1突出片載置部(34);及び前記第2突出片(62)を載置させて前記第2突出片(62)により螺旋方向にガイドするための第2突出片載置部(35)を含み、前記ペン芯(50)が没入した状態で前記ノック部(60)が押されると、前記ガイド溝部(32)に係合されている前記第1突出片(61)は前記ガイド溝部(32)を離脱して下部に移動し、前記第2突出片(62)は第2突出片載置部(35)に載置され、前記ノック部(60)から手を離すと前記第1突出片(61)は前記第1突出片載置部(34)に載置されて前記ペン芯(50)が突出した状態となり、前記ペン芯(50)が突出した状態で前記ノック部(60)が押されると、前記第1突出片(61)は前記第1突出片載置部(34)を離脱して下部に移動し、前記第2突出片(62)は第2突出片載置部(35)に載置され、前記ノック部(60)から手を離すと前記第1突出片(61)が前記第1突出片載置部(34)の前記スパイラル状の面に載置され、前記第1突出片(61)が移動しながら前記歯車部(30)が回転することにより、前記第1突出片(61)が前記ガイド溝部(32)に沿って上部に移動して前記ペン芯(50)が没入し、前記ペン芯(50)が突出した状態で襟に前記クリップ部(20)を差し込んだ場合、前記クリップ部(20)が前記ケース(10)から離間することで前記第1突出片(61)が前記第1突出片載置部(34)から離脱してペン芯(50)を上部に移動させ没入させ、その後前記ペン芯(50)が没入した状態で前記ノック部(60)が押されると、前記歯車部(30)が回転しながら前記第1突出片(61)が前記回転ガイド部(33)に沿って前記ガイド溝部(32)の下へ移動することを特徴とする安全ノック式筆記具により達成される。
また、本発明の他の目的は、ペン芯(50)を含むケース(10);前記ケース(10)の外部に配設されてクリップ部(20)に回転可能に載置される半歯車部(300);及び前記ケース(10)の内部に配設されて前記半歯車部(300)に噛合回転し、ノック部(60)の外周面の一直線上にそれぞれノック部(60)の直径方向に突出する第1及び第2突出片(61、62)を備えるノック部(60)を含み、前記クリップ部(20)は、前記半歯車部(300)を回転可能に載置するための歯車載置部(400)を含み、前記半歯車部(300)は、前記ノック部(60)の押し方向Fと押し反対方向Rへの往復直線運動に対応して回転方向Rと回転反対方向Qに往復回動し、前記半歯車部(300)は、軸心を基準に回転する偏心歯状を有するもので、スパイラル状のスライド面を提供して一定角度の範囲の回転動作に関与するように前記ノック部(60)の第1突出片(61)と摩擦接触関係にある第1回転ガイド部(310);前記第1回転ガイド部(310)の傾斜下段で回転軸(390a、390b)の軸方向に直線傾斜のスライド面と平滑面を形成するもので、段差による係止片の役割を併行する第1傾斜溝部(320);前記第1傾斜溝部(320)の平滑面先端で段差を有するように形成されると共に、スパイラル状のスライド面に垂直の隅角片を形成して、前記ペン芯(50)の出没作動時前記第1突出片(61)を載置及び停止させる第1突出片載置部(330);前記第1突出片載置部(330)の隅角片上向きで歯状に形成されたスパイラル状のスライド面を提供する第2回転ガイド部(340);前記第1傾斜溝部(320)と同じであるが、反対方向に直線傾斜のスライド面と平滑面を形成した第2傾斜溝部(350);前記ノック部(60)の第2突出片(62)と摩擦接触関係にあるようにスライド面を有する第3回転ガイド部(360);前記第2突出片(62)の停止片のような役割を果たす第2突出片載置部(370);前記第1傾斜溝部(320)と前記第2傾斜溝部(350)の外側から垂直に突出したもので、前記第1突出片(61)の回転動作と回転反対動作を一定角度の範囲内でガイド及び阻止する第1、第2側壁(380a、380b)を含み、前記ペン芯(50)が没入した状態で前記ノック部(60)が押し方向Fに押されると、前記第1回転ガイド部(310)と第1側壁(380a)との隅角部に位置する前記第1突出片(61)は、前記第1回転ガイド部(310)のスパイラル状のスライド面に摩擦接触しながら前記押し方向Fに移動し、これにより前記回転半歯車部(300)は、前記回転方向Rへ前記歯車載置部(400)の内表面に接触するまで回転し、前記第1突出片(61)は、前記第2側壁(380b)と第1傾斜溝部(320)の隅角部に接触し、その後前記第1突出片(61)の突出方向に第1傾斜溝部(320)を押し出しつつ直線移動して前記第2突出片(62)が前記第2突出片載置部(370)に接触して停止し、前記押されたノック部(60)から手を離すと、前記第1突出片(61)は、押し反対方向Sに移動し、前記第1突出片載置部(330)と第2回転ガイド部(340)との間の垂直の前記隅角片に載置されて前記ペン芯(50)が突出した状態となり、前記ペン芯(50)が突出した状態で前記ノック部(60)が押し方向Fに押されると、前記第1突出片(61)は前記第1突出片載置部(330)を離脱して押し方向Fに移動し、前記第2突出片(62)は前記第3回転ガイド部(360)と一部摩擦接触を行い、その結果前記半歯車部(300)が回転反対方向Qに回転し、押された前記ノック部(60)から手を離すと、前記ノック部(60)は反対方向Sに移動し、前記第1突出片(61)は前記第2回転ガイド部(340)に接触して滑り、その結果前記半歯車部(300)は前記第1突出片(61)が前記第1側壁(380a)に接触するまで前記回転反対方向Qに回転し、前記第1突出片(61)は第2傾斜溝部(350)の前記スライド面と前記平滑面を乗り越えて没入した状態の位置に戻り、前記ペン芯(50)が突出した状態で襟に前記クリップ部(20)を差し込んだ場合、前記クリップ部(20)が前記ケース(10)から離間することで前記第1突出片(61)が前記第1突出片載置部(330)から離脱してペン芯(50)を上部に移動させ没入させることを特徴とする安全ノック式筆記具により達成される。
また、本発明によると、前記クリップ部は前記歯車部を回転可能に載置するための別の歯車載置部を含むことが好ましい。
また、本発明によると、前記ケースは胴体とチップホルダーを一体型に成形したもので、前記第1、第2突出片が表出した状態で、軸方向に往復摺動可能に一定長さを有し、所定端部が開放されて互いに直径の相異なる長幅と短幅の直線型ガイドスリットを含むことが好ましい。
また、本発明によると、前記ケースは第1ねじ山を前記クリップ部の第2ねじ山に螺合して、前記クリップ部のリング状部と結合することが好ましい。
また、本発明によると、前記ケースは第1ねじ山周囲の第1テーパー接触面を有し、前記クリップ部のリング状部が前記第1テーパー接触面と摩擦接触関係にある第2テーパー接触面を有し、前記第1、第2テーパー接触面が平滑面接触に比べて、相対的に広い接触面積を提供するテーパー面接触で外嵌することによって、前記ガイドスリットを有する前記ケースの前記第1ねじ山と前記クリップ部の前記第2ねじ山が螺合された時、螺合力を増加させることが好ましい。
本発明に係る安全ノック式筆記具は、歯車部または半歯車部をクリップ部に設置したメカニズムとして、歯車部がノック部の往復直線運動に対応して所定の回転方向に回転し、または半歯車部がノック部の往復直線運動に対応して回転方向と回転反対方向とに往復回動することによって、ノック部に結合したペン芯のチップの出没が低騷音で、柔らかくできる長所がある。
また、本発明の筆記具はペン芯を突出した状態で、別の操作なしに襟に差し込んで保管しても、歯車部または半歯車部がクリップ部に配設されているので、柔らかいペン芯没入作動を誘導でき、これにより服の汚れを防止できる効果を提供する。
また、本発明の筆記具は設置空間を相対的に小さくとる半歯車部をクリップ部に設けることによって、シンプルかつ耐久性のあるクリップ部として製品競争力を有し、製品販売の増進に寄与でき、特別な筆記具を所有したい消費者に喜ばれるとの長所がある。
さらに、本発明の安全ノック式筆記具は、胴体とチップホルダーを一体型に成形したケースを提供し、部品組立の数を減らすことができる長所がある。
さらに、本発明の筆記具は半歯車部がケースの内部から分離してクリップ部に設置されるので、ケースの内部空間をより効率的に使用することができ、筆記具の太さも調節可能である。
そして、本発明の筆記具は、半歯車部が載置したクリップ部を透明な材質を利用した場合、筆記具の内部動作の状態を目で確認することができ、使用者に便利性を提供する。
本発明の第1実施形態に係る図1ないし図8Fの図面や、第2実施形態に係る図9Aないし図15Eの図面で、互いに同一ないし類似部分は説明及び理解の便宜上、同一ないし類似の参照符号で記載している点に出来るだけ注目すべきである。
まず、図1を参照すれば、本発明の第1実施形態に係る安全ノック式筆記具は、ケース10と、筆記具をポケット等に差し込んで所持するためのクリップ部20、及びそのようなクリップ部20の内部に配設される歯車載置部40を含む。ここで、歯車載置部40には歯車部30が回転可能に載置している。
そしてケース10の内部にはペン芯50が配設される。また、ペン芯50の上側に該当するケース10の内部には二つの突出片61、62を有するノック部60が配設される。
歯車部30とノック部60との間に位置するケース10には、前記突出片61、62が表出した状態で軸方向に往復摺動可能に一定長さの直線型ガイドスリットが形成されている。
二つの突出片61、62、すなわち第1及び第2突出片61、62は直線型ガイドスリットを通じて歯車部30と噛合し、筆記具のペン芯50を突出及び没入するためのものである。第1及び第2突出片61、62はノック部60の外周面の一直線上に一体型に突設される。例えば、第1突出片61は平行四辺形の断面を有し、第2突出片62は一側を傾斜面で形成してウェッジ型四角断面を有することが好ましい。
ノック部60の上段部は使用者がペン芯50を突出及び没入するためのボタン状の押し部である。
ノック部60の押し部は、クリップ部20のリング状部の軸心を貫通して外部に表出しており、使用者が押し部に指圧を加えてノック部60とペン芯50とを直線往復運動させることができる。特に、ペン芯50は所定弾性力(反発力)を提供するように筆記具ケース10の左側内部に配設されるスプリング(不図示)で弾持されている。
スプリングはノック部60の直線往復運動に相応し歯車部30の回転動作に必要な作動力を発生させる役割を果たす。
このような筆記具は、ケース10内部に歯車部30を備えていないので、ペン芯50をケース10の長さに相応する長さ分の大容量で長く製作したものを使用することができ、円筒状の歯車部30がケース10内部に設けられないため、ケース10の太さも細く製造できる。そして、クリップ部20を透明材質を使用する場合は内部に歯車部30の動作状態を外部で確認可能である。
特に、本発明は、ノック部60の第1、第2突出片61、62が歯車部30の形状に対応するように噛合して動くので、大きな打撃音が発生することなく若干の摩擦音が発生するだけの、低騷音の筆記具製品である。
図1に示すように、本発明の安全ノック式筆記具は歯車部30がケース10内部に構成されず、クリップ部20に別途配設された歯車載置部40に位置する。そして、歯車部30は第1突出片61により結合されている。
歯車部30が第1突出片61により結合してペン芯が没入した状態である。このような状態で使用者がペン芯を突出させるためノック部60の上段部に形成された押し部を押した場合は、第1突出片61が歯車部30から離脱して、歯車部30が回転しながら移動する。
したがって、ペン芯が突出し、使用者が使用を終えた後ペン芯50を没入するための押し部を押さず、クリップ部20を襟に差し込む。そうすると第1突出片61が歯車部30から離脱してペン芯50が自動的に没入する。したがって、ペン芯50が突出して服等に異物が付着することを防止する。
図2はケース10とペン芯50、そしてペン芯50の上側に配設されたノック部60を示す。歯車部30はノック部60の第1突出片61と第2突出片62のいずれかに接触可能に配設される。
歯車載置部40の内部両側面には若干半球状に突出して歯車部30との回転軸結合のための突出部48、49が形成されている。以下の図4A、図4B、図4Cを参照すれば、歯車部30の両側面軸心に回転軸結合のための陥没部38、39が形成されている。突出部48、49は陥没部38、39に対して回転軸結合の接触関係にあり、結果的に突出部48、49を基準に歯車部30を軸心に回転させる回転軸のような役割を果たす。
ケース10の挿設孔側の外周面には係止穴11が形成され、クリップ部20の挿入部側の外周面には係止片21が形成されている。
クリップ部20の挿入部はケース10の挿設孔に挿入される時、係止穴11に係止片21が挿着され、必要に応じて分解と結合が可能であり、迅速に結合を行うことができるようになっている。
図3は本発明の安全ノック式筆記具のクリップ部20を説明するための図である。
図3を参照すれば、クリップ部20は歯車載置部40を備え、歯車載置部40の内部には歯車部30が載置した状態を示す。ペン芯50の突出及び没入のための動作時、歯車部30は歯車載置部40で回転しながら動作する。
このように歯車載置部40に載置した歯車部30は図4A、図4B、図4Cに拡大して示されている。
図2、図4A、図4B、図4Cを参照すれば、歯車部30はその胴体31の両側面の軸心に回転軸結合のための陥没部38、39が形成されている。
また、歯車部30の胴体31には複数の第1突出片載置部34を有する大径部と、複数の第2突出片載置部35を有する小径部とが一体に設けられる。
一定パターン角度の囲内で歯車部30を回転させるように、それぞれの第1、第2突出片載置部34、35は第1、第2突出片61、62にそれぞれ対応してガイドされるトップ歯車形式の複数傾斜スライド面を有する。
そのような第1突出片載置部34は、ノック部60の第1突出片61を摺動方式で載置できる形状を有する。また、第1突出片載置部34の反対側部には回転ガイド部33が形成されている。ここで、第1突出片載置部34と回転ガイド部33は一対一で対応するように形成される。
歯車部30は第1突出片61が噛合して結合するガイド溝部32を有する。ここで、ガイド溝部32は歯車部30の回転動作時、第1突出片61から離脱できるように若干陥没した所定深さと、直線状の長さ及び半円陥没溝断面状とを有することが好ましい。
第2突出片載置部35はノック部60の第2突出片62を螺旋方向にガイドして摺動方式で載置させることで、一定回転角の範囲内で歯車部30を回転させる役割を果たす。
このような歯車部とノック部の動作過程は、以下図5aないし図8fを参照して詳細に説明する。
まず、本発明の筆記具のペン芯出没過程を説明する。
図5Aは本発明が正常に組み立てられた状態を示すもので、発明の容易な説明のために組立歯車部30とノック部60の結合部だけを強調して示している。
ここで、歯車部30は図4Aないし図4Cで説明したように、胴体31にガイド溝部32があり、第1突出片61をガイドするための回転ガイド部33、そして、第1、第2突出片61、62を載置するための第1、第2突出片載置部34、35を含む。
図5Aはペン芯50が没入した状態における歯車部30とノック部60の状態を示す。すなわち、第1突出片61が歯車部30の胴体31にガイド溝部32に結合されている。このような状態でペン芯を出没させるようにノック部60が押された場合、図5Bに示すように第1突出片61がガイド溝部32を離脱して下部におりて行く。そして、最大にノック部60が押された場合は、第1突出片61が下部にさらに押され、第2突出片62が第2突出片載置部35に載置する。これは図5Cに示す。
図5Cに示すように、ノック部60が最大に押された場合は、第2突出片62が第2突出片載置部35に回転可能に載置され、ノック部60はそれ以上押されない。この状態で押されたノック部60から手を離すと、図5Dに示すように、ノック部60がスプリングの弾性力(反発力)により上部に移動しながら、第1突出片61が第1突出片載置部34側に移動する。
この時、連続して歯車部30が回転しながら第1突出片61は第1突出片載置部34に載置する。これは図5Eに示されている。このように、第1突出片61が第1突出片載置部34に載置すればペン芯が突出した状態になる。
このようにペン芯50が突出した状態で使用を終えた後、またノック部60を押しペン芯50を没入する過程を図6Aないし図6Eを参照して説明する。
図6Aないし図6E、図6に係るペン芯没入過程は、前記図5Aないし図5Eと関連したペン芯突出過程と反対の過程を行う。
すなわち、図6Aは第1突出片61が第1突出片載置部34に載置して、ペン芯が突出した状態である。この状態でペン芯を没入するためにノック部60が押されると、第1突出片61が第1突出片載置部34から離脱して下部へ押される。これは図6Bに示されている。
最大にノック部60が押されると、図6Cに示すように第2突出片62が第2突出片載置部35に載置され、ノック部60はそれ以上押されない。この状態で押されたノック部60から手を離すと、スプリングの弾性力が作用すると共に、第1突出片61が上部に移動しながら歯車部30が回転する。これは図6Dに示されている。そして、歯車部30の回転により第1突出片61は歯車部のガイド溝部32に沿って上部に移動するようになる。これは図6Eに示されている。このように、第1突出片61が歯車部30の胴体31にガイド溝部32に嵌合してペン芯が没入する。
次に、ペン芯50が突出した状態で使用を終えた後、またノック部60を押してペン芯50を没入させることでなく、襟にそのまま差し込んだ時のペン芯が没入する安全ノック過程を図7Aと図7Bを参照して説明する。
まず、図7Aのペン芯突出状態で襟にそのまま差し込んだ場合、クリップ部20がケース10から離間する。したがって、ノック部60の第1突出片61が歯車部30の第1突出片載置部34から離脱するようになる。
そして図7Bに示すように、ノック部60がスプリングの反発力によって上部に移動しつつ第1突出片61が歯車部30の胴体31に位置することになって、ペン芯が没入する。したがって、ペン芯が突出した状態で保管のため別途にペン芯を没入せず、そのまま襟に差し込んでも安全ノックが作動してペン芯を没入させることができる。このように没入した状態で、またペン芯を突出させるための過程を図8Aと図8Fを参照して説明する。
図8Aは安全ノックモードである時のペン芯の没入した状態を示す。すなわち、第1突出片61が歯車部30の胴体31に位置するようになる。この状態でペン芯の突出のためにノック部60を押すと、歯車部30が回転しながら(図8B参照)胴体31に位置していた第1突出片61が歯車部30の回転ガイド部33に沿ってガイド溝部32の下へ移動する。これは図8Cに示されている。
図8Cに示すように、第1突出片61がガイド溝部32を離脱して下部におりて行く。そして、最大にノック部60が押された場合は、第1突出片61が下部にさらに押されながら、第2突出片62が第2突出片載置部35に載置する。これは図8Dに示されている。
図8Dに示すように、ノック部60が最大に押された場合は、第2突出片62が第2突出片載置部35に載置され、ノック部60はそれ以上押されない。この状態で押されたノック部60から手を離すと、図8Eに示すように、ノック部60が上部に移動しながら、第1突出片61が第1突出片載置部34側に移動する。この際、連続して歯車部30が回転しながら第1突出片61は第1突出片載置部34に載置する。これは図8Fに示されている。このように、第1突出片61が第1突出片載置部34に載置すればペン芯が突出した状態になる。
このような本発明の安全ノック式筆記具は、ペン芯が突出した状態で無意識的にポケット、襟等に差し込んで保管する時、別途の使用者操作なしに自動的にペン芯没入作動を柔らかく行うことによって、服の汚れを防止できる。
以下、本発明の第2実施形態に係る安全ノック式筆記具について詳細に説明する。
まず、図9Aと図9Bを参照すれば、クリップ部20の歯車載置部400には半歯車部300が回転可能に載置する。
歯車載置部400は相対的に設置空間を小さくとる半歯車部300の回転軸先端を一定角度の範囲内で回動、または回転可能にすることができる通常の空間的レイアウトを有し、抑止挿入結合のために一側方向が開口した軸結合部490a、490bを両内側面に形成している。
ここで、歯車載置部400は、前記第1実施形態の円状歯車を結合させるための空間より相対的に小さい設置空間を有するので、クリップ部20の歯車載置部400の上下厚さhを相対的に薄くシンプルに構成することが可能であり、かつクリップ部20の支持部の厚さを耐久性のあるように調節することが可能である。
一方、ケース10は胴体10aとチップホルダー12を一体型に射出成形したものとして、部品組立の数を減らす効果がある。このようなチップホルダー12は、その内部に段差部12aを形成してスプリング51を支持できるようになっている。
また、ケース10はチップホルダー12側に第1片14が形成され、第1片14から軸上向きに所定長さに延びた所に第2片15が形成されている。
このようなケース10の内部にはペン芯50が備えられる。スプリング51の一側端部がインキが流れ出るように形成されたチップ52の段差部52aに挟まれており、スプリング51の反対側端部がチップホルダー12の段差部12aに支持されているので、ペン芯50は軸方向の指力と反対の軸方向に弾性力に対応した反発力を伝達される。このようなペン芯50の上段(図面の右側部)にはノック部60が挟まれている。
ノック部60は中孔型形状で局部的に閉塞している上段と、完全開口した下段(図面の左側部)を有する。ノック部60は、軸方向に一致する一直線が外周面を通過するところに設けられた二つの突出片61、62を備える。この時、突出片61、62は半歯車部300にレイアウトに相応した離間距離を維持しつつ、それぞれノック部60の直径方向に突出している。
また、ノック部60は突出片61、62を基準に、両側円周部に通孔部67と支持部68を繰り返し形成してブリッジ状を有する。これは素材使用を最小化すると共に、突出片61、62の支持力を増加させるためである。
ノック部60の突出片61、62のうち、第1突出片61はその突出の高さが第2突出片62に比べ相対的に低いもので、半歯車部300の外周側(回転軸から遠い方向)歯状に噛合して摺動及び停止作動を行うことで、結果的にペン芯50の突出及び没入に関係する。このような第1突出片61は摩擦接触関係にある以下の第1、第2回転ガイド部に対応してスパイラル状のスライド面を有する。
また、第2突出片62はその突出の高さが第1突出片61に比べ相対的に高いもので、半歯車部300の内周側(回転軸から近い方向)歯状に噛合して摺動及び停止作動を行うことで、結果的にペン芯50の突出及び没入に関係する。このような第2突出片62は摩擦接触関係にある以下の第3回転ガイド部に対応してスパイラル状のスライド面を有する。
図10に示すように、半歯車部300とノック部60との間に位置するケース10には、前記第1、第2突出片61、62が表出した状態で軸方向に往復摺動可能に一定長さを有し、所定端部が開放された直線型ガイドスリット16、17が形成されている。
ここで、所定端部とは、ガイドスリット16、17の上段を意味するものであって、ケース10の開口した挿設孔の縁に延びて開放されている。ガイドスリット16、17は、半歯車部300に対応して半歯車部300の作動領域に制限されない程度の長幅を有する部16と、前記第1、第2突出片61、62の幅に対応して第1、第2突出片61、62が曲がることなく円滑に直線運動できる程度の段幅を有する部17からなっている。
また、ケース10の開放された上段外周面には雄ねじのような第1ねじ山18が形成されている。第1ねじ山18とねじ接触関係にある雌ねじのような第2ねじ山28は、クリップ部20のリング状部の内周面に形成されている(図9Aまたは図9B参照)。
第1ねじ山18部でケース10の開放された上段円状縁と第1ねじ山18の厚さ方向に位置する内周面の円状縁との間には、円周方向に傾斜した円周面のような第1テーパー接触面19が形成されている。
第1テーパー接触面19と摩擦接触関係にある第2テーパー接触面29はクリップ部20のリング状部の内周面のうち、第2ねじ山28の軸方向の上段に形成されている。
第1、第2テーパー接触面19、29は平滑面接触に比べ相対的に広い接触面積を提供するテーパー面接触により相対的に大きい相互間の摩擦力を発生させ、その結果ガイドスリット16、17を有するケース10の第1ねじ山18とクリップ部20の第2ねじ山28が螺合された時、螺合力を増加させる役割を果たす。結果的にガイドスリット16、17による耐久性の低下を防止することができるようになる。
第1及び第2突出片61、62は、ノック部60の外周面の一直線上に一体型に突設される。ノック部60の局部的に閉塞している上段は、使用者がペン芯50を突出及び没入するためのボタン状の押し部を有し、その押し部に通気孔69を形成している。
以下、本発明の安全ノック式筆記具の結合関係と半歯車部300の形状について説明する。
フィンガーホルダー13はケース10の第1片14と第2片15との間に挿入され固設される。
ケース10の開放された上段には、スプリング51をチップ52に取り付けたペン芯50が挿設される。
ペン芯50の外周とケース10の内周との間には、ノック部60の開口した下段が挿設される。
一定距離程挿入されるノック部60に沿って、第1、第2突出片61、62はガイドスリット16、17に配設される。
半歯車部300の回転軸390a、390b先端は、それぞれクリップ部20の歯車載置部400の軸結合部490a、490bに嵌合した後、一定角度の範囲内で回転可能になる。
クリップ部20のリング状部の内部では、ケース10の第1ねじ山18とクリップ部20の第2ねじ山28が螺合される。このような場合、ノック部60の上段側押し部は、ケース10の上段とクリップ部20のリング状部の内部を貫通して外側に表出する。
ペン芯50の上段は、ノック部60の上段内側面に接触し、ノック部60の第1突出片61と第2突出片62は、詳細に後述するような初期位置に置かれ、スプリング51は使用者が通気孔69を有するノック部60の押し部を押す度に、弾性力に対応した反発力をペン芯50を通じてノック部60とそれぞれの第1突出片61と第2突出片62に伝達するようになる。
すなわち、使用者は押し部に指圧を加えてノック部60とペン芯50とを直線往復運動させることができ、スプリング51はノック部60とペン芯50を元の位置へ戻そうとする反発力を、チップホルダー12に支持された状態で発生させるようになる。また、スプリング51はペン芯50またはノック部60の直線往復運動に相応して半歯車部30の一定角度の範囲の回転動作に必要な作動力を発生させる役割を果たす。
また、本発明の安全ノック式筆記具では、半歯車部300が狭い設置空間を要することによって、結局クリップ部20を相対的にシンプルに構成できるだけでなく、ノック部60の第1、第2突出片61、62が半歯車部300の形状に対応するように噛合して動くので、騷音の大きい打撃音が発生することがなく、微小な摩擦騷音程度だけ発生させることで、低騷音の筆記具製品として非常に適している。
このようなことは、後述する半歯車部300により可能になる。
図11A、図11B、図11Cに示すように、半歯車部300は先端が両側面方向に突出した回転軸390a、390bと、回転軸390a、390bの軸心を基準に偏心したところで偏心歯状で形成された胴体を有する。
半歯車部300の胴体の偏心歯状は、第1回転ガイド部310、第1傾斜溝部320、第1突出片載置部330、第2回転ガイド部340、第2傾斜溝部350、第3回転ガイド部360、第2突出片載置部370、及び第1、第2側壁380a、380bを含む。
第1回転ガイド部310はスパイラル状のスライド面を提供するものとして、一定角度の範囲の回転動作に関与するようにノック部の第1突出片と摩擦接触関係にある。
第1傾斜溝部320は第1回転ガイド部310の傾斜下段で回転軸390a、390bの軸方向に、直線傾斜のスライド面と平滑面を形成するものとして、段差による係止片の役割を並行する。
第1突出片載置部330は第1傾斜溝部320の平滑面先端で段差を有するように形成されると共に、スパイラル状のスライド面に垂直の隅角片を形成し、ペン芯の出没作動時ノック部の第1突出片を載置及び停止させる役割を果たす。
第2回転ガイド部340は、第1突出片載置部330の隅角片の上向きで歯状に形成されたスパイラル状のスライド面を提供する。
第2傾斜溝部350は第1傾斜溝部320と同じであるが、反対方向に直線傾斜のスライド面と平滑面を形成したものである。
第3回転ガイド部360はノック部の第2突出片と摩擦接触関係にあるようにスライド面を有し、前記回転動作の反対方向の回転動作、すなわち一定角度の範囲の回転反対動作に関与する。
第2突出片載置部370はノック部の第2突出片の停止片のような役割を果たす。
第1、第2側壁380a、380bは六角形翼状で第1傾斜溝部320と第2傾斜溝部350の外側から垂直に突出したものとして、ノック部の第1突出片の回転動作と回転反対動作を一定角度の範囲内でガイド及び阻止する役割を果たす。
一方、図9Aと図9Bを参照して、本発明の安全ノック式筆記具の全体的な作動方法と使用方法を概略的に説明する。
これらの図は半歯車部300が第1突出片61に係合してペン芯を没入させた状態を示す。このような状態で使用者がペン芯の筆記可能なチップを突出するためにノック部60の押し部を押した場合は、第1突出片61が半歯車部300から離脱すると共に、半歯車部300が所定回転方向に一定回転角だけ回転する。以後、スプリング51の反発力により第1突出片61は半歯車部300に決着すると共に、チップ52の先端部がチップホルダー12の外側に突出してペン芯50で文を書くことができるようになる。
使用者が筆記具の使用を終えた後、ペン芯50を没入させるためのノック部60の押し部を押さず、クリップ部20を襟に差し込む。すると第1突出片61が半歯車部300から離脱され、ペン芯50がスプリング51の反発力により元の位置に移動して没入する。したがって、ペン芯50が突出して服地等に異物が付着することを防止する。
以下、図12Aないし図15Eを参照して、ペン芯チップの正常突出、正常没入、安全没入後正常突出などのようなそれぞれの過程に対応した半歯車部30とノック部60の動作過程を詳細に説明する。
まず、図12Aないし図12Eを参照して、ペン芯チップの正常突出過程について説明する。
図12Aに示すように、ペン芯が没入した状態の初期位置でノック部60の第1突出片61は、相対的に低い高さを有するため、スパイラル状のスライド面と摩擦接触をすることになって、半歯車部300の第1回転ガイド部310と第1側壁380aとの間の隅角部に位置する。
この時、第2突出片62は第1突出片61と同一線上の後端に配設される。半歯車部300は回転軸390a、390bを基準に一定角度の範囲内で回転可能である。
このような状態でペン芯を正常に突出させるため、使用者はノック部60の押し部を押す。
図12Bに示すように、ノック部60の押し部が押されてノック部60が押し方向Fに移動する場合、ノック部60の第1突出片61は半歯車部30の第1回転ガイド部310のスパイラル状のスライド面に摩擦接触しながら、前記押し方向Fと同一方向に移動する。それによって、回転接触関係で結合した半歯車部300は第1回転ガイド部310により傾斜方向に対応した所定回転方向Rへの一定角度の範囲の回転動作を始める。
半歯車部300の第1側壁380aが歯車載置部の内表面に接触する時、前記始まった回転動作が停止する。この時、半歯車部300の第2側壁380bと第1傾斜溝部320間の隅角部はノック部60の第1突出片61と接触するようになる。
使用者が押し方向Fの最大移動地点までノック部60を移動させ続けているため、第1突出片61は第2側壁380bによりガイドしながら、第1傾斜溝部320の直線傾斜のスライド面と平滑面を直線移動する。この時、ノック部60は前述した通孔部、支持部等によるブリッジ状で第1突出片61をペン芯を基準に水平に支持している。これにより、第1突出片61は第1突出片61の突出方向に第1傾斜溝部320を押し出しつつ直線移動することが可能である。
このような場合、前記ノック部60の支持力に相応する垂直上昇力が半歯車部300を取り付けたクリップ部に伝達され、クリップ部が弾性変形の範囲内で微小な変形を起こすようになる。結果的に、微小な高さ分持ち上げられてからまた元の位置に戻り、これによって、第1突出片61が第1傾斜溝部320方向に戻ることが阻止され、自然に第1突出片載置部330のスライド面に沿って移動する。
すなわち、図12Cに示すように、ノック部60の第1突出片61が最大移動地点に位置している時点で、第2突出片62は相対的に高い高さを有しているため第2突出片載置部37に接触するようになる。これにより、前記押し方向Fにノック部60をはじめとする第2突出片62と第1突出片61の移動が停止し、ノック部60はそれ以上押されない。
図12Dに示すように、前記状態で押されたノック部60から手を離すと、ノック部60がスプリングの弾性力(反発力)により押し反対方向Sに移動するようになる。
このような場合、第1突出片61のスライド面と第1突出片載置部33とのスライド面が接触し、これにより半歯車部300が回転反対方向Qに回転を始めるようになる。結局、第1突出片61は第1突出片載置部330と第2回転ガイド部340との間の垂直の隅角片に載置し、これにより、ノック部60の押し反対方向Sへの移動と半歯車部300の回転反対方向Qへの回転が停止するようになる。
この時、第2突出片62のスライド面は、第3回転ガイド部360のスライド面と一部一致するように、仮想の直線上に離間した状態で置かれるようになる。これは図12Eに示されている。
図12Eに示すように、第1突出片61が第1突出片載置部330に載置すれば、ペン芯のチップが突出した状態になり、ペン芯は第1突出片61と第1突出片載置部330との係止関係によって後方に押されなくなり、使用者が筆記を円滑に行うことができるようになる。このような状態で筆記具の使用を終える。
以下、ノック部60を押してペン芯を没入させるペン芯チップの正常没入過程について、図13Aないし図13Eを参照して説明する。
図13Aに示すように、第1突出片61は第1突出片載置部330に載置しており、第2突出片62のスライド面は第3回転ガイド部360のスライド面と一部一致する仮想の直線上に離間されており、この時、ペン芯のチップ一部はチップホルダーの外部に突出した状態である。
図13Bに示すように、前記状態でペン芯を正常に没入させるためにノック部60の押し部が押されると共に、ノック部60が押し方向Fに移動する。この時、ノック部60の第1突出片61が第1突出片載置部330で離脱するため、半歯車部300が回転可能な状態になる。
これと同時に、第2突出片62のスライド面が第3回転ガイド部360のスライド面と一部摩擦接触を行い、その結果回転反対方向Qに摩擦接触する距離分回転する。これは図13Cに示されている。
図13Cに示すように、ノック部60の第1突出片61のスライド面は第2回転ガイド部340のスライド面から離間した状態に置かれることになり、第2突出片62は第3回転ガイド部360のスライド面を滑り降りながら面接触するようになる。
図13Dに示すように、前記状態で押されたノック部60から手を離すと、ノック部60がスプリングの反発力により押し反対方向Sに移動するようになる。
このような場合、第1突出片61のスライド面と第2回転ガイド部340のスライド面が相互接触して滑る時、半歯車部300が前記スライド面等の傾斜方向に対応してやはり回転反対方向Qに回転を続ける。
図13Eに示すように、結局、歯車載置部の内表面に支持される第1側壁380aが第1突出片61に接触し、半歯車部300の回転反対方向Qへの回転を停止させる。
スプリングの弾性力によって、第1突出片61は第2傾斜溝部350の直線傾斜のスライド面と平滑面を乗り越え、結局最初の位置に戻る。
この時も、前述のようにノック部60の支持力に相応する垂直上昇力によって半歯車部300を取り付けたクリップ部が微小な高さ分持ち上げられてからまた元の位置に戻るようになる。
これにより、第1突出片61は第2傾斜溝部350方向に戻ることが阻止され、自然に第1回転ガイド部310方向にだけ移動可能になる。
結果的に、半歯車部300は従来技術のように一定回転方向にのみ回転するものではなく、ノック部60の押し方向Fと押し反対方向Rへの往復直線運動に対応して回転方向Rと回転反対方向Qに往復回動し、ノック部60に結合したペン芯のチップの出没がステップ別に作動及び停止することにより低騷音の特徴を有する。
次に、ペン芯が突出した状態で使用を終えた後、またノック部60を押しペン芯を没入させずに、襟にそのまま差し込んだ時のペン芯が没入する安全没入過程について、図14Aと図14Bを参照して説明する。
まず、図14Aのペン芯突出状態で襟にそのまま差し込んだ場合、歯車載置部が形成されたクリップ部の所定部がケースから離間する。
したがって、ノック部60の第1突出片61から半歯車部300の第1突出片載置部330が離脱し、またはノック部60の第1突出片61が半歯車部300の第1突出片載置部330から離脱し、結果的にペン芯とノック部60との軸方向への動きを阻止することが解除されるようになる。
このような場合、図14Bに示すように、スプリングの反発力がペン芯を没入させ、このようなペン芯に結合したノック部60を押し反対方向Sへ直ちに移動させる。
この過程で、半歯車部300はいかなる回転も行わず、単に第2突出片62が第3回転ガイド部360と第2突出片載置部370のいずれかの裏側部に抜けるようになると共に、第1突出片61が半歯車部300で第3回転ガイド部360と第1回転ガイド部310との間の所定表面の上に位置するようになる。
したがって、ペン芯を突出した状態で保管のため別途にペン芯を没入せず、そのまま襟に差し込んでも半歯車部300とノック部60の結合関係によってペン芯を没入させることができる。
このように没入した状態で、またペン芯が突出するための過程について、図15Aないし図15Eを参照して説明する。
前述の安全没入過程後、正常突出過程の図15Aないし図15Eは、図12Aないし図12Eを通じて説明したペン芯チップの正常突出過程と非常に類似している。
すなわち、図15Aに示すようにペン芯が没入した状態で、ノック部60の第1突出片61は、第3回転ガイド部360と第1回転ガイド部310との間で、半歯車部300の所定表面上に停止しているが、このような状態でペン芯を正常に突出させるために、使用者はノック部60の押し部を押す。
このような場合、図15Bに示すように、ノック部60の第1突出片61は押し方向Fに動くようになる。それによって、半歯車部300が所定回転方向Rに一定角度の範囲だけ回動することで、半歯車部300の第1回転ガイド部310と第1側壁380bとの間の隅角部がノック部60の第1突出片61に接触するようになる。
図15Cに示すように、使用者が押し方向Fの最大移動地点までノック部60を移動させる場合、第1突出片61は第2側壁380bによりガイドされながら、第1傾斜溝部320を持ち上げるように通過するが、第2突出片載置部370に接触する第2突出片62によってノック部60、第2突出片62共に停止する。
図15Dに示すように、前記状態で押されたノック部60から手を離すと、ノック部60がスプリングの弾性力(反発力)により押し反対方向Sに移動し、ノック部60の第1突出片61が第1突出片載置部330のスライド面に接触する。
図15Eに示すように、半歯車部300はノック部60の第1突出片61の移動に対応して回転反対方向Qに回転し、結果的に、第1突出片載置部330と第2回転ガイド部340との間の垂直の隅角片が第1突出片61の直線移動を阻止するようになる。このような場合、ペン芯のチップがチップホルダーから突出した状態になって筆記可能になる。
なお、本発明のための実施の形態は、例示の目的のために開示したものであって、当業者なら本考案の思想と範囲のなかで多様な修正、変更、付加などが可能であり、このような修正変更等は、以下の特許請求の範囲に属するものと見なすべきである。
本発明の第1実施形態に係る安全ノック式筆記具の部分断面図 図1に示す筆記具の分解図 図1に示す筆記具のクリップ部を説明するための斜視図 図1に示す筆記具の歯車部を説明するための正面図 図1に示す筆記具の歯車部を説明するための左側面図 図1に示す筆記具の歯車部を説明するための右側面図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図1に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 本発明の第2実施形態に係る安全ノック式筆記具の断面図 本発明の第2実施形態に係る安全ノック式筆記具の断面図 本発明の第2実施形態に係る安全ノック式筆記具の分解図 図10に示す筆記具の半歯車部を説明するための正面図 図10に示す筆記具の半歯車部を説明するための左側面図 図10に示す筆記具の半歯車部を説明するための右側面図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図 図10に示す筆記具の安全ノック動作状態を説明するための図

Claims (6)

  1. 筆記具において、
    ペン芯(50)を含むケース(10);
    前記ケース(10)の外部に配設されてクリップ部(20)に回転可能に載置される歯車部(30);及び
    前記ケース(10)の内部に配設されて前記歯車部(30)に噛合回転させ、ノック部(60)の外周面の一直線上に一体型にそれぞれノック部(60)の直径方向に突設された第1及び第2突出片(61、62)を備えるノック部(60)を含み、
    前記歯車部(30)は、第1突出片(61)により軸方向にガイドするためのもので、
    前記歯車部(30)の回転動作時、前記第1突出片(61)から離脱できるように所定深さと直線状の長さを有するガイド溝部(32);
    前記第1突出片(61)により螺旋方向にガイドするための回転ガイド部(33);
    前記歯車部(30)の回転軸上の面とスパイラル状の面を有し、これらの面に前記第1突出片(61)を載置するための第1突出片載置部(34);及び
    前記第2突出片(62)を載置させて前記第2突出片(62)により螺旋方向にガイドするための第2突出片載置部(35)を含み、
    前記ペン芯(50)が没入した状態で前記ノック部(60)が押されると、前記ガイド溝部(32)に係合されている前記第1突出片(61)は前記ガイド溝部(32)を離脱して下部に移動し、前記第2突出片(62)は第2突出片載置部(35)に載置され、前記ノック部(60)から手を離すと前記第1突出片(61)は前記第1突出片載置部(34)に載置されて前記ペン芯(50)が突出した状態となり、
    前記ペン芯(50)が突出した状態で前記ノック部(60)が押されると、前記第1突出片(61)は前記第1突出片載置部(34)を離脱して下部に移動し、前記第2突出片(62)は第2突出片載置部(35)に載置され、前記ノック部(60)から手を離すと前記第1突出片(61)が前記第1突出片載置部(34)の前記スパイラル状の面に載置され、前記第1突出片(61)が移動しながら前記歯車部(30)が回転することにより、前記第1突出片(61)が前記ガイド溝部(32)に沿って上部に移動して前記ペン芯(50)が没入し、
    記ペン芯(50)が突出した状態で襟に前記クリップ部(20)を差し込んだ場合、前記クリップ部(20)が前記ケース(10)から離間することで前記第1突出片(61)が前記第1突出片載置部(34)から離脱してペン芯(50)を上部に移動させ没入させ、その後前記ペン芯(50)が没入した状態で前記ノック部(60)が押されると、前記歯車部(30)が回転しながら前記第1突出片(61)が前記回転ガイド部(33)に沿って前記ガイド溝部(32)の下へ移動することを特徴とする安全ノック式筆記具。
  2. 前記クリップ部(20)は、前記歯車部(30)を回転可能に載置するための歯車載置部(40)を含むことを特徴とする請求項1に記載の安全ノック式筆記具。
  3. 筆記具において、
    ペン芯(50)を含むケース(10);
    前記ケース(10)の外部に配設されてクリップ部(20)に回転可能に載置される半歯車部(300);及び
    前記ケース(10)の内部に配設されて前記半歯車部(300)に噛合回転し、ノック部(60)の外周面の一直線上にそれぞれノック部(60)の直径方向に突出する第1及び第2突出片(61、62)を備えるノック部(60)を含み、
    前記クリップ部(20)は、前記半歯車部(300)を回転可能に載置するための歯車載置部(400)を含み、
    前記半歯車部(300)は、前記ノック部(60)の押し方向Fと押し反対方向Rへの往復直線運動に対応して回転方向Rと回転反対方向Qに往復回動し、
    前記半歯車部(300)は、軸心を基準に回転する偏心歯状を有するもので、スパイラル状のスライド面を提供して一定角度の範囲の回転動作に関与するように前記ノック部(60)の第1突出片(61)と摩擦接触関係にある第1回転ガイド部(310);
    前記第1回転ガイド部(310)の傾斜下段で回転軸(390a、390b)の軸方向に直線傾斜のスライド面と平滑面を形成するもので、段差による係止片の役割を併行する第1傾斜溝部(320);
    前記第1傾斜溝部(320)の平滑面先端で段差を有するように形成されると共に、スパイラル状のスライド面に垂直の隅角片を形成して、前記ペン芯(50)の出没作動時前記第1突出片(61)を載置及び停止させる第1突出片載置部(330);
    前記第1突出片載置部(330)の隅角片上向きで歯状に形成されたスパイラル状のスライド面を提供する第2回転ガイド部(340);
    前記第1傾斜溝部(320)と同じであるが、反対方向に直線傾斜のスライド面と平滑面を形成した第2傾斜溝部(350);
    前記ノック部(60)の第2突出片(62)と摩擦接触関係にあるようにスライド面を有する第3回転ガイド部(360);
    前記第2突出片(62)の停止片のような役割を果たす第2突出片載置部(370);
    前記第1傾斜溝部(320)と前記第2傾斜溝部(350)の外側から垂直に突出したもので、前記第1突出片(61)の回転動作と回転反対動作を一定角度の範囲内でガイド及び阻止する第1、第2側壁(380a、380b)を含み、
    前記ペン芯(50)が没入した状態で前記ノック部(60)が押し方向Fに押されると、前記第1回転ガイド部(310)と第1側壁(380a)との隅角部に位置する前記第1突出片(61)は、前記第1回転ガイド部(310)のスパイラル状のスライド面に摩擦接触しながら前記押し方向Fに移動し、これにより前記回転半歯車部(300)は、前記回転方向Rへ前記歯車載置部(400)の内表面に接触するまで回転し、前記第1突出片(61)は、前記第2側壁(380b)と第1傾斜溝部(320)の隅角部に接触し、その後前記第1突出片(61)の突出方向に第1傾斜溝部(320)を押し出しつつ直線移動して前記第2突出片(62)が前記第2突出片載置部(370)に接触して停止し、前記押されたノック部(60)から手を離すと、前記第1突出片(61)は、押し反対方向Sに移動し、前記第1突出片載置部(330)と第2回転ガイド部(340)との間の垂直の前記隅角片に載置されて前記ペン芯(50)が突出した状態となり、
    前記ペン芯(50)が突出した状態で前記ノック部(60)が押し方向Fに押されると、前記第1突出片(61)は前記第1突出片載置部(330)を離脱して押し方向Fに移動し、前記第2突出片(62)は前記第3回転ガイド部(360)と一部摩擦接触を行い、その結果前記半歯車部(300)が回転反対方向Qに回転し、押された前記ノック部(60)から手を離すと、前記ノック部(60)は反対方向Sに移動し、前記第1突出片(61)は前記第2回転ガイド部(340)に接触して滑り、その結果前記半歯車部(300)は前記第1突出片(61)が前記第1側壁(380a)に接触するまで前記回転反対方向Qに回転し、前記第1突出片(61)は第2傾斜溝部(350)の前記スライド面と前記平滑面を乗り越えて没入した状態の位置に戻り、
    記ペン芯(50)が突出した状態で襟に前記クリップ部(20)を差し込んだ場合、前記クリップ部(20)が前記ケース(10)から離間することで前記第1突出片(61)が前記第1突出片載置部(330)から離脱してペン芯(50)を上部に移動させ没入させることを特徴とする安全ノック式筆記具。
  4. 前記ケース(10)は、胴体(10a)とチップホルダー(12)を一体型に成形したもので、前記第1、第2突出片(61、62)が表出した状態で、軸方向に往復摺動可能に一定長さを有し、所定端部が開放されて互いに直径が相異なる長幅と短幅の直線型ガイドスリット(16、17)を含むことを特徴とする請求項3に記載の安全ノック式筆記具。
  5. 前記ケース(10)は、第1ねじ山(18)を前記クリップ部(20)の第2ねじ山(28)に螺合して、前記クリップ部(20)のリング状部と結合することを特徴とする請求項3に記載の安全ノック式筆記具。
  6. 前記ケース(10)は、第1ねじ山(18)周囲の第1テーパー接触面(19)を有し、前記クリップ部(20)のリング状部が前記第1テーパー接触面(19)と摩擦接触関係にある第2テーパー接触面(29)を有し、前記第1、第2テーパー接触面(19、29)が平滑面接触に比べて、相対的に広い接触面積を提供するテーパー面接触で外嵌することによって、前記ガイドスリット(16、17)を有する前記ケース(10)の前記第1ねじ山(18)と前記クリップ部(20)の前記第2ねじ山(28)が螺合された時、螺合力を増加させることを特徴とする請求項3に記載の安全ノック式筆記具。
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