JP2982957B2 - シャープペンシル - Google Patents

シャープペンシル

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JP2982957B2
JP2982957B2 JP10137795A JP13779598A JP2982957B2 JP 2982957 B2 JP2982957 B2 JP 2982957B2 JP 10137795 A JP10137795 A JP 10137795A JP 13779598 A JP13779598 A JP 13779598A JP 2982957 B2 JP2982957 B2 JP 2982957B2
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自分の好みに合わ
せて筒状の胴体の模様を変更可能なシャープペンシルに
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、筆記用具としてシャープペンシル
が多く用いられている。このシャープペンシルの筒状の
胴体には通常種々の図柄模様が描かれている。そして、
上記胴体に描かれた図柄模様は予め販売される際に印刷
されていることから、これまでは自分の気に入った図柄
の印刷されたシャープペンシルを探して購入するか、
又、自分の気に入ったシャープペンシルがない場合に
は、胴体の外周面に自分の気に入った図柄を書いたり、
自分の好きなシールを貼着して自分好みの胴体にアレン
ジして使用していた。
【0003】しかしながら、上記胴体の外周面に自分の
気に入った図柄を描いた場合には、使用しているうちに
剥げてきたり、図柄を描くのに用いたインキが手に付着
して手が汚れてしまうといったことがあったり、又、シ
ールを貼着した場合には使用しているうちに部分的に剥
がれてきたりすることがあり見た目に汚らしくなるとい
った問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、筒状の胴体
内に自分好みの図柄模様を透視可能に配設することがで
きるとともに使用を重ねても図柄模様が損傷せず、しか
も、異なった図柄模様に直ぐに変更することができるシ
ャープペンシルを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のシャー
プペンシルは、筒状の胴体が透明に形成されて内部を透
視可能に構成してなるシャープペンシルであって、上記
透明な胴体内に設けている小径の芯収納管に筒状部材を
取り外し自在に被嵌し、その筒状部材の外周面に所望の
図柄模様を設けているとともに、上記筒状部材は上記シ
ャープペンシルの芯収納管の下端部に配設された弾性部
材と上記芯収納管の上端に取付けたノック部材とによっ
て挟持されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】シャープペンシルの透明な胴体内の芯収納管
に、外周面に自分の好みの図柄模様が描かれ又は自分の
好みのシールが貼着された筒状部材を被嵌させると、該
筒状部材の外周面に描かれた図柄模様が透明な胴体を透
して視認することができ、自分好みの図柄模様を有する
胴体部分を持つシャープペンシルを得ることができる。
【0007】上記筒状部材を芯収納管の下端部に配設さ
れた弾性部材とこの芯収納管の上端に取り付けたノック
部材とで挟持しておけば、文字を書く際の振動によっ
て、上記筒状部材が胴体内で妄動するといったことがな
く、円滑に筆記することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のシャープペンシルの一例
を図面を参照しながら説明する。本発明のシャープペン
シル1は、図1に示したように、透明な筒状の胴体10と
その下端部に一体に設けられた芯突出機構11と上記胴体
10内に設けられた小径の芯収納管12とこの芯収納管12に
取り外し自在に被嵌している筒状部材15と上記芯収納管
12の上端部に着脱自在に取り付けられたノック部材13と
からなる。
【0009】上記胴体10は通常のシャープペンシルの胴
部の外径及び長さと同等である筒状体とされており、そ
の色は内部が透視可能な透明色に形成されている。な
お、本発明でいう「透明」とは、内部が視認可能な程度
であればよく、光透過率が略100%である必要はな
く、半透明なものも含まれ、着色されていてもよい。
【0010】上記胴体10の下端部には、後述する芯収納
管12を一定長さだけ下方に押圧することによって、該芯
収納管12内に収納した芯を下端から一定長さづつ突出さ
せる芯突出機構11が一体に設けられている。
【0011】上記芯収納管12は、その長さを上記胴体10
の長さよりもやや短く形成してあるとともに、その長さ
方向を上記胴体10の長さ方向に合致させて胴体10内に一
体に設けられており、更に、その外径を上記胴体10の内
径よりも小さく形成して、その外周面と上記胴体10の内
周面との間に筒状部材15を収納するための収納空間11a
を形成している。そして、上記芯収納管12の下端部を上
記芯突出機構11の上端部に連結、連通させてあり、内部
に形成された芯収納部内に収納された芯を上記芯突出機
構11に供給している。更に、上記芯収納管12の下端部に
は弾性部材としての渦巻き状のスプリング14が巻装され
ており、筒状部材15を上方に付勢している。
【0012】上記芯収納管12の上端部にはノック部材13
が着脱自在に取り付けられており、その下端面によって
上記スプリング14によって上方に押し上げられた筒状部
材15の上端面を受止させている。
【0013】なお、上記ノック部材13は、上記芯収納管
12の芯収納部内に収納した芯が外部に飛び出さないよう
に該芯収納管12の芯収納部の上端開口部を閉止している
とともに、芯収納管12を円滑に下方に押圧するための役
割をも果たしている。
【0014】即ち、上記ノック部材13の下半部は、その
外径を上記胴体10の内径に合致させて該胴体10内に挿脱
自在に挿嵌可能に形成しているとともに、その下面中央
部には上記芯収納管12の外径に合致した径を有する芯収
納管12の取付孔が形成されている。そして、上記ノック
部材13の芯収納管12の取付孔に芯収納管12の上端部を挿
脱自在に挿嵌させるとともに、その下半部を上記胴体10
の上端縁部内に挿脱自在に挿嵌することによって、上記
芯収納管12の上端部にノック部材13が取り付けられてい
る。
【0015】上記芯収納管12には上述した筒状部材15が
取り外し自在に被嵌されている。この筒状部材15は、上
記芯収納管12の外径よりも大きい内径を有しているとと
もに、上記胴体10の内径よりも小さい外径を有してお
り、更に、その長さは上記芯突出機構11の上端面と上記
芯収納管12に取り付けられたノック部材13の下面との間
の長さよりもやや短く形成されており、上記胴体10内に
形成された収納空間11aに収納可能に形成されている。
【0016】そして、上記筒状部材15は、上記芯収納管
12に被嵌して胴体10内に収納された状態では、その下端
面は芯突出機構11の上端面上に配設している上記スプリ
ング14によって上方に向かって押し上げられているとと
もに、その上端面は上記ノック部材13の下端面に受止さ
れて胴体10内に妄動不能に収納されている。
【0017】又、上記筒状部材15の外周面には自分の好
みの図柄模様15a が描かれていたり、或いは、自分の好
みの図柄模様15a が描かれたシールが貼着されており、
上記透明な胴体10を通して外部からそれら図柄模様15a
が視認可能となっている。
【0018】次に、上記シャープペンシル1の使用要領
を説明する。先ず、上記シャープペンシル1の上記芯収
納管12の上端に取り付けられたノック部材13を取り外し
て胴体10の上端を開口させ、この開口端から胴体10内に
収納された筒状部材15を取り出すか、或いは、別途用意
した筒状部材15を用意する。そして、上記筒状部材15の
外周面に自分の好みの図柄模様15a を描いたり、或い
は、自分の好きな図柄模様15a が描かれたシールを貼着
する。
【0019】しかる後、上記の様にして外周面に種々の
図柄模様15a が描かれた筒状部材15を、上記ノック部材
13を取り外して上端が開放された胴体10の収納空間11a
内に挿入して、上記芯収納管12に被嵌させるとともに、
その下端面を上記芯収納管12の下端部に巻装状態で配設
した上記スプリング14の上端に受止させる。
【0020】そして、上記芯収納管12の上端部にノック
部材13を取り付けて、このノック部材13の下端面で上記
筒状部材15の上端面を上記スプリング14の弾性力に抗し
て下方に押圧するとともに上記胴体10の収納空間11a の
上端開口部を閉止して、上記筒状部材15を上記胴体10の
収納空間11a 内に収納する。この状態では、上記筒状部
材15はその下端面を上記スプリング14によって上方に押
し上げられているとともに、その上端面は上記ノック部
材13の下端面によって受止されて挟持された状態となっ
ているので、上記筒状部材15は上記収納空間11a 内にお
いて妄動不能状態に収納されている。
【0021】このようにして、外周面に自分の好きな図
柄模様15a が描かれた筒状部材15は胴体10内に妄動不能
状態に収納されているとともに、該筒状部材15の外周面
に描かれた図柄模様15a は透明な胴体10を透して視認で
き、図柄模様15a を見て楽しむことができる。
【0022】なお、シャープペンシルを使用する際、上
記ノック部材13を下方に押圧して上記芯収納管12を下方
に押圧することによって、上記芯突出機構11の下端から
芯を一定長突出させる。この際、ノック部材13の下方へ
の変位に伴って上記筒状部材15も下方に変位するもの
の、該筒状部材15の下方に配設されたスプリング14がそ
の下動に対応して収縮するので、上記ノック部材13の下
方への押圧に何ら支障をきたすことはない。又、ノック
部材13が元の位置に復帰した場合には、再度上記スプリ
ング14が伸長して上記筒状部材15も元の状態に復帰す
る。
【0023】又、上記胴体10内に収納した筒状部材15の
図柄模様を書き換える場合や筒状部材15そのものを別の
筒状部材15に取り替える場合には、上記ノック部材13を
上記胴体10の上端部から取り外して、上記胴体10の収納
空間10a の上端開口部を開放状態とする。
【0024】しかる後、上記開放状態の収納空間10a か
ら筒状部材15を取り出して、その外周面に描いた図柄模
様15a を書き換えるか、或いは、図3に示したように、
別に準備しておいた複数本の筒状部材15のうち、所望の
筒状部材15の外周面に図柄模様15a を描くか、或いは、
図柄模様15a を設けたシールを筒状部材15の外周面に貼
着し、この筒状部材15を再度胴体10の収納空間10a 内に
収納し、上記ノック部材13を上記胴体10の上端部に取り
付けて、上記胴体10の収納空間10a の上端開口部を閉止
して上記胴体10内に筒状部材15を収納する。
【0025】
【発明の効果】本発明のシャープペンシルは、筒状の胴
体が透明に形成されて内部を透視可能に構成してなるシ
ャープペンシルであって、上記透明な胴体内に設けてい
る小径の芯収納管に筒状部材を取り外し自在に被嵌し、
その筒状部材の外周面に所望の図柄模様を設けていると
ともに、上記筒状部材は上記シャープペンシルの芯収納
管の下端部に配設された弾性部材と上記芯収納管の上端
に取付けたノック部材とによって挟持されていることを
特徴とするので、筒状部材の外周面に描かれた図柄模様
を透明な胴体を透して視認することができ、胴体部分を
自分好みの図柄模様とすることができる。
【0026】しかも、上記図柄模様は上記胴体内に収納
された状態で常時胴体によって保護された状態であるの
で、図柄模様が使用しているうちに手垢などによって汚
染されたり、或いは、物にあたって損傷したりするとい
ったことがなく、常に明瞭に表示しておくことができ
る。
【0027】又、上記筒状部材は上記芯収納管から取り
外し自在に被嵌されているので、上記筒状部材の外周面
に描かれた図柄模様に飽きた場合には、筒状部材を取り
替えることによって胴体部分を別の図柄模様とすること
ができ、常に自分好みの図柄模様にすることができると
ともに、所望の図柄模様を設けた筒状部材を短期間毎に
取り替えることにより、あたかも別な新品のシャープペ
ンシルとしての外観を呈するようになり、雅趣に富んだ
シャープペンシルを提供することができる。
【0028】更に、本発明のシャープペンシルは、上記
筒状部材上記シャープペンシルの芯収納管の下端部に
配設された弾性部材と上記芯収納管の上端に取付けたノ
ック部材とによって挟持しているので、胴体内に収納さ
れた筒状部材は妄動不能状態とさ、文字を書く際の振
動によって内部の筒状部材が妄動するといったことがな
く、よって、筒状部材が妄動することによって発生する
振動や筒状部材と胴体との接触音等を気にすることなく
文字を円滑に書くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャープペンシルの斜視図、
【図2】本発明のシャープペンシルの断面図、
【図3】筒状部材に図柄模様を描いている状態図。
【符号の説明】
1 シャープペンシル 10 胴体 11 芯突出機構 12 芯収納管 13 ノック部材 14 スプリング 15 筒状部材 15a 図柄模様

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の胴体が透明に形成されて内部を透
    視可能に構成してなるシャープペンシルであって、上記
    透明な胴体内に設けている小径の芯収納管に筒状部材を
    取り外し自在に被嵌し、その筒状部材の外周面に所望の
    図柄模様を設けているとともに、上記筒状部材は上記シ
    ャープペンシルの芯収納管の下端部に配設された弾性部
    材と上記芯収納管の上端に取付けたノック部材とによっ
    て挟持されていることを特徴とするシャープペンシル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2511679Y2 (ja) 1990-07-09 1996-09-25 パイロットプレシジョン株式会社 シャ―プペンシル

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