JP4686080B2 - X線検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線検査装置、特にX線の漏洩を防止するX線検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品などの商品の生産ラインにおいては、商品への異物混入や商品の割れ欠けがある場合にそのような商品を出荷しないために、X線検査装置が使用されることがある。このX線検査装置では、連続搬送されてくる各被検査物品に対してX線を照射し、そのX線の透過状態をX線ラインセンサなどのX線検知部で検出して、物品中に異物が混入していないか、あるいは物品に割れ欠けが生じていたり物品内の単位物の数量が不足していたりしないかを判別する。また、X線検査装置によって、物品内の単位物の数量を数えることが行なわれている。
【0003】
X線検査装置は、両側面に開口部(搬入口、搬出口)を有しており、この開口部を通してベルトコンベアなどの搬送機構により被検査物品をX線検査装置内に搬入出を行い、X線検査を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
X線検査装置では、X線が装置外部に漏洩することが問題となる。X線照射部からX線検知部に照射される際に、X線は、被検査物品、搬送機構、及びX線検知部表面などを透過する。このとき、X線の一部が物体の表面で散乱する。この散乱したX線は、開口部などからX線検査装置外に漏洩する恐れがある。このため、X線検査装置はX線漏洩対策を行う必要がある。
【0005】
この開口部からのX線の漏洩を少なくするために、特開平8−178872号公報で示されるように、開口部にX線遮蔽のシャッターなどを設け、このシャッターが閉じられているときにだけX線照射を行うことによりX線の漏洩を抑える事が行われている。
【0006】
しかし、シャッターなどによる遮蔽には、X線検査を行うたびにシャッターの開閉が必要となるため、開閉時間を要することになる。また、被検査物品をX線検査するたびにシャッターを閉じなければならないため、シャッターを閉じるタイミングが限定される、若しくは被検査物品の搬送間隔を長くする必要が生じる。これらのことにより、X線遮蔽シャッターを用いるX線検査装置では高速処理を行うことが難しい。
【0007】
そのため、通常はX線の遮蔽部材としてX線遮蔽カーテンをX線検査装置の開口部上部から垂れ下げておくことが行われる。このとき、X線遮蔽カーテンと搬送機構との間に生じる隙間をできるだけ少なくし、且つ被検査物品が容易にX線検査装置内に進行できるようにするため、X線遮蔽カーテンの長さは搬送機構に接する程度としてある。これにより、被検査物品は搬送機構によりX線遮蔽カーテンを押し除けてX線検査装置内に進行することができる。
【0008】
一方、被検査物品が食品などである場合、衛生を保つために搬送機構を着脱可能として搬送機構の清掃を容易にすることがある。しかし、このような構成をおる場合には、着脱作業を容易にするために、着脱できない搬送機構に比べて搬送機構と筐体との間により広い隙間を設ける必要がある。このため、搬送機構の側方とX線検査装置の内部との間に隙間が生じてしまい、この隙間が開口部と繋がってX線が外部に漏洩するおそれがある。
【0009】
本発明の課題は、搬送機構の側方からのX線漏洩をより確実に抑えられるX線検査装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のX線検査装置は、X線照射部、搬送機構、X線検知部、筐体、及び上方漏洩防止部材を備えるX線検査装置である。X線照射部はX線を照射する部材である。搬送機構は、X線照射部の下方に配置され、検査対象の物品を搬送する機構である。X線検知部は、X線照射部及び搬送機構の下方に配置され、X線照射部からのX線を検出する。筐体は、X線照射部、X線検知部、及び搬送機構を覆い、物品が搬入出される開口部が設けられるものである。上方漏洩防止部材は、開口部近傍且つ搬送機構の上部に配置され、開口部の上部から筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ部材である。ここで、X線検査装置は、側方漏洩防止部材をさらに備える。側方漏洩防止部材は、筐体の内部且つ搬送機構の両側方に配置され、開口部の側部から筐体の外部へのX線漏洩を防ぐものである。
【0011】
X線検査装置は、搬送機構により物品を搬送させ、物品にX線照射部から照射されるX線を透過させて、透過したX線の強度をX線検知部にて検出する。これにより、物品の内部を検査する事ができる。
【0012】
ここで、開口部からのX線の漏洩を抑制するために、上方漏洩防止部材に加えて側方漏洩防止部材がX線検査装置に設けられている。側方漏洩防止部材は、開口部と搬送機構との間の隙間からのX線漏洩を抑制するものである。この2種類の漏洩防止部材を組み合わせることにより、開口部からのX線の漏洩をより確実に抑制することが可能となる。
【0013】
なお、側方漏洩防止部材としては、鉛入りのゴムシート等の柔軟なもの、ステンレス板等の硬質なもの、などが挙げられる。
【0014】
また、側方漏洩防止部材は開口部の近傍に配置される。
【0015】
ここでは、側方漏洩防止部材が開口部近傍に配置されているため、漏洩を効果的に抑制することができる。
【0016】
そして、搬送機構は着脱可能であり、側方漏洩防止部材は搬送機構の側部に装着される。
【0017】
搬送機構が着脱可能であるX線検査装置は、着脱作業を容易にするために、着脱できない搬送機構を有するX線検査装置に比べて搬送機構と筐体との間により広い隙間を設ける必要がある。このため、着脱可能の搬送機構を備えるX線検査装置は、開口部の側方からのX線漏洩に注意する必要がある。
【0018】
ここでは、側方漏洩防止部材が搬送機構の側部に装着されるため、側方漏洩防止部材と搬送機構の間に隙間が生じず、X線の漏洩をより確実に抑えることができる。
【0019】
請求項2に記載のX線検査装置は、X線照射部、搬送機構、X線検知部、筐体、及び上方漏洩防止部材を備えるX線検査装置である。X線照射部はX線を照射する部材である。搬送機構は、X線照射部の下方に配置され、検査対象の物品を搬送する機構である。X線検知部は、X線照射部及び搬送機構の下方に配置され、X線照射部からのX線を検出する。筐体は、X線照射部、X線検知部、及び搬送機構を覆い、物品が搬入出される開口部が設けられるものである。上方漏洩防止部材は、開口部近傍且つ搬送機構の上部に配置され、開口部の上部から筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ部材である。ここで、X線検査装置は、側方漏洩防止部材をさらに備える。側方漏洩防止部材は、筐体の内部且つ搬送機構の両側方に配置され、開口部の側部から筐体の外部へのX線漏洩を防ぐものである。
【0020】
また、側方漏洩防止部材はX線検知部の近傍に配置される。
【0021】
X線照射部からのX線は、X線検知部の表面において散乱反射されることも多い。
【0022】
ここでは、側方漏洩防止部材がX線検知部の近傍に配置されているため、X線検知部の表面における散乱反射により生じる開口部からのX線漏洩を効果的に抑えることができる。
【0023】
そして、搬送機構は着脱可能であり、側方漏洩防止部材は搬送機構の側部に装着される。
【0024】
請求項3に記載のX線検査装置は、X線照射部、搬送機構、X線検知部、筐体、及び上方漏洩防止部材を備えるX線検査装置である。X線照射部はX線を照射する部材である。搬送機構は、X線照射部の下方に配置され、検査対象の物品を搬送する機構である。X線検知部は、X線照射部及び搬送機構の下方に配置され、X線照射部からのX線を検出する。筐体は、X線照射部、X線検知部、及び搬送機構を覆い、物品が搬入出される開口部が設けられるものである。上方漏洩防止部材は、開口部近傍且つ搬送機構の上部に配置され、開口部の上部から筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ部材である。ここで、X線検査装置は、側方漏洩防止部材をさらに備える。側方漏洩防止部材は、筐体の内部且つ搬送機構の両側方に配置され、開口部の側部から筐体の外部へのX線漏洩を防ぐものである。
【0025】
また、側方漏洩防止部材は開口部の近傍に配置される。
【0026】
そして、筐体には搬送機構を着脱可能とする開閉扉が装着されており、側方漏洩防止部材は開閉扉に装着される。
【0027】
ここでは、側方漏洩防止部材が開閉扉に設けられているため、開閉扉を開けて筐体内部のメンテナンスを行う際に側方漏洩防止部材が邪魔になりにくい。すなわち、搬送機構の着脱や筐体内部のクリーニングなどのメンテナンスが容易となる。
【0028】
請求項4に記載のX線検査装置は、X線照射部、搬送機構、X線検知部、筐体、及び上方漏洩防止部材を備えるX線検査装置である。X線照射部はX線を照射する部材である。搬送機構は、X線照射部の下方に配置され、検査対象の物品を搬送する機構である。X線検知部は、X線照射部及び搬送機構の下方に配置され、X線照射部からのX線を検出する。筐体は、X線照射部、X線検知部、及び搬送機構を覆い、物品が搬入出される開口部が設けられるものである。上方漏洩防止部材は、開口部近傍且つ搬送機構の上部に配置され、開口部の上部から筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ部材である。ここで、X線検査装置は、側方漏洩防止部材をさらに備える。側方漏洩防止部材は、筐体の内部且つ搬送機構の両側方に配置され、開口部の側部から筐体の外部へのX線漏洩を防ぐものである。
【0029】
また、側方漏洩防止部材はX線検知部の近傍に配置される。
【0030】
そして、筐体には搬送機構を着脱可能とする開閉扉が装着されており、側方漏洩防止部材は開閉扉に装着される。
【0031】
請求項5に記載のX線検査装置は、請求項1から4のいずれかに記載のX線検査装置であって、側方漏洩防止部材は搬送機構の搬送方向に沿って複数配置される。
【0032】
ここでは、側方漏洩防止部材が搬送方向に沿って複数設けられているので、それぞれの側方漏洩防止部材でX線が遮蔽される。このため、よりX線の漏洩を抑制することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明に係るX線検査装置1の外観斜視図を図1に示す。このX線検査装置1は、搬送機構により食品などの被検査物品を搬送し、被検査物品内部の不良判断を行う装置である。
【0034】
<構成>
X線検査装置1は、図1、図2、及び図4に示すように、シールドボックス2、X線照射器3、X線検知部4、コンベア5、X線遮蔽カーテン6、側方漏洩防止壁7、LCDモニタ8、及び制御部9を備えている。
【0035】
シールドボックス2は、X線検査装置1の機器をその内部に納めるための筐体部分であり、内部で発生するX線を外部に漏れないよう遮蔽している。シールドボックス2は、両側面に開口部11を有しており、この開口部11を通して被検査物品がX線検査装置1に搬入出される。開口部11の側方には同期センサ12が設置されており、この同期センサ12が被検査物品がX線検査装置1に搬入されるタイミングを検出している。また、シールドボックス2の正面には内部にアクセスするための扉13が設けられている。この扉13を開けて内部にアクセスすることにより、シールドボックス2の内部の清掃や、後述するコンベア5を着脱させることが可能となる。
【0036】
X線照射器3は、X線を発生して物品に照射するための装置であり、シールドボックス2の内部上方に設けられている。X線照射器3からのX線は、図2に示すように下方に照射される。
【0037】
X線検知部4は、X線照射器3からのX線を検知するための装置であり、X線照射器3からのX線が照射されるシールドボックス2の内部下方に設けられている。X線検知部4はその内部にX線ラインセンサ14を有しており、このX線ラインセンサ14により被検査物品を透過してくるX線の強度を測定する。また、X線検知部4の側方には、図2に示されるように、散乱X線の漏洩を防ぐための下部遮蔽部材15が設置されている。
【0038】
コンベア5は物品を搬送するための搬送機構である。コンベア5はX線照射器3の下方であってX線検知部4の上方に着脱可能に配置されている。また、コンベア5は、開口部11を通って外部に露出しており、図示しない上流の外部コンベアから物品をシールドボックス2の内部に搬入させ、同様に、X線検査された物品を図示しない下流の外部コンベアに搬出させる。X線検知部4の近傍のコンベア5の下部には、図2に示されるように、X線検知部4の表面で散乱したX線の漏洩を防ぐためのコンベア遮蔽部材16が備えられている。コンベア5の駆動は開口部11から露出しているコンベア5の端部にある端部ローラ17の回転による。端部ローラ17は、図3に示されるように、ローラ支持部18により支持されており、コンベアモータ19により回転駆動される。その際にコンベア5の速度はコンベアモータ19に備え付けられるエンコーダ20によりモニタされ、後述する制御部9に伝えられる。
【0039】
X線遮蔽カーテン6は、シールドボックス2の内部上方からコンベア5に接するように垂れ下げてある鉛入りゴム製のカーテンである。本実施形態において、X線遮蔽カーテン6は、開口部付近を含めて、図2に示されるようにコンベア5の搬送方向に沿って6ヶ所に設けられている。X線遮蔽カーテン6は鉛を含んでいるためX線を吸収し、開口部11からのX線の漏洩を防止する。
【0040】
側方漏洩防止壁7は、扉13の内部側及びシールドボックス2の背面の内部側において、垂直に設けられているステンレス製の板材である。側方漏洩防止壁7は図2に示されるように扉13に4個、シールドボックス2の背面に4個、合計8個が設けられている。シールドボックス2の背面に設けられている側方漏洩防止壁7は、図3に示すように、その端部がコンベア5にきわめて近接している。また、扉13に設けられている側方漏洩防止壁7は、扉13を閉じることによりコンベア5に極めて近接する(図3参照)。側方漏洩防止壁7が扉に設けられていることにより、コンベア5の着脱を行う際に邪魔になりにくい。
【0041】
LCDモニタ8は、シールドボックス2の前面部上方に設けられており、X線検査装置1の状態、被検査物品のX線画像、判断結果などが示される表示部である。また、LCDモニタ8は、タッチパネル機能を有しており、設定などの入力を促す表示も行う。
【0042】
制御部9は、不良判断の認識をしたりX線検査装置1の制御を行ったりする部材である。制御部9は、図4に示されるように、CPU31を搭載すると共に、ROM32、RAM33、HDD34などの記憶部を搭載している。
【0043】
<動作>
X線検査装置1は、コンベア5により被検査物品Aを搬送して、X線照射器3から照射されて被検査物品Aを透過したX線の強度をX線ラインセンサ14において測定する。コンベア5は制御部9により制御されるコンベアモータ19により作動する。コンベア5で被検査物品Aを搬送しながら取得される一定時間毎のX線ラインセンサ14の測定信号に基づき、制御部9が被検査物品AのX線画像を作成する。このX線画像により被検査物品Aの内部を検査する。
【0044】
<特徴>
X線照射器3からのX線は下方のX線ラインセンサ14に向けて扇状に照射される。このとき、X線照射器3からX線ラインセンサ14にX線が到達するまでに、被検査物品Aの表面、コンベア5の上面及び下面のベルト、X線検知部4の表面、及びX線ラインセンサ14の表面においてX線が透過する際に一次散乱X線が生じる。散乱X線が発生することにより、その一部が開口部11から漏洩する恐れがある。この散乱X線が開口部11から漏洩することを防止するために、本実施形態のX線検査装置1では、通常用いられるX線遮蔽カーテン6に加えて、側方漏洩防止壁7、下部遮蔽部材15、及びコンベア遮蔽部材16を備えている。
【0045】
まず、X線遮蔽カーテン6を設置することにより、散乱X線が開口部11の上部から漏洩することを抑制している。
【0046】
また、下部遮蔽部材15とコンベア遮蔽部材16とが設けられていることにより開口部11の下部から散乱X線が漏洩することを抑制している。
【0047】
X線遮蔽カーテン6、下部遮蔽部材15、及びコンベア遮蔽部材16を設置することにより、開口部11における放射線量は毎時1マイクロシーベルトまで抑えられる。
【0048】
さらに、側方漏洩防止壁7は図3に示すようにコンベア5に極めて近接するように設けられている。これにより、開口部11からX線検査装置1を見たときにコンベア5の側方に見られる隙間をできるだけ狭くすることができる。よって、散乱X線が開口部11の側部から漏洩することを抑制している。
【0049】
これらのX線漏洩防止部材をすべて設けることにより、開口部11における放射線量はさらに毎時0.5マイクロシーベルトまで抑制される。よって、開口部11からの散乱X線の漏洩が十分に抑えられる。
【0050】
<他の実施例>
(a)
上記の実施形態では、側方漏洩防止壁7としてステンレス板を用いているが、代わりに鉛入りのゴムシートなどを用いても良い。
【0051】
(b)
上記の実施形態では、側方漏洩防止壁7を扉13に設けているが、側方漏洩防止壁7をコンベア5の両側部に取り付けてもよい。この場合には、開口部11からX線検査装置1を見たときにコンベア5の側方に見られる隙間をほぼ完全に無くすことができるため、散乱X線が開口部11の側部から漏洩することをさらに抑えることができる。
【0052】
【発明の効果】
本発明に係るX線検査装置では、開口部からのX線の漏洩を抑制するために、上方漏洩防止部材に加えて側方漏洩防止部材がX線検査装置に設けられている。側方漏洩防止部材は、開口部と搬送機構との間の隙間からのX線漏洩を抑制するものである。この2種類の漏洩防止部材を組み合わせることにより、開口部からのX線の漏洩をより確実に抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るX線検査装置の外観図。
【図2】 X線検査装置の内部の正面模式図。
【図3】 X線検査装置の側面の開口部周辺の模式図。
【図4】 X線検査装置の制御ブロック図。
【符号の説明】
1 X線検査装置
2 シールドボックス
3 X線照射器
4 X線検知部
5 コンベア
6 X線遮蔽カーテン
7 側方漏洩防止壁
11 開口部
13 扉
14 X線ラインセンサ
15 下部遮蔽部材
16 コンベア遮蔽部材
A 被検査物品

Claims (5)

  1. X線を照射するX線照射部と、
    前記X線照射部の下方に配置され、検査対象の物品を搬送する搬送機構と、
    前記X線照射部及び前記搬送機構の下方に配置され、前記X線照射部からのX線を検出するX線検知部と、
    前記X線照射部、前記X線検知部、及び前記搬送機構を覆い、前記物品が搬入出される開口部が設けられる筐体と、
    前記開口部近傍且つ前記搬送機構の上部に配置され、前記開口部の上部から前記筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ上方漏洩防止部材と、
    を備えるX線検査装置において、
    前記筐体の内部且つ前記搬送機構の両側方に配置され、前記開口部の側部から前記筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ側方漏洩防止部材を備え
    前記側方漏洩防止部材は前記開口部の近傍に配置され
    前記搬送機構は着脱可能であり、
    前記側方漏洩防止部材は前記搬送機構の側部に装着される、
    X線検査装置。
  2. X線を照射するX線照射部と、
    前記X線照射部の下方に配置され、検査対象の物品を搬送する搬送機構と、
    前記X線照射部及び前記搬送機構の下方に配置され、前記X線照射部からのX線を検出するX線検知部と、
    前記X線照射部、前記X線検知部、及び前記搬送機構を覆い、前記物品が搬入出される開口部が設けられる筐体と、
    前記開口部近傍且つ前記搬送機構の上部に配置され、前記開口部の上部から前記筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ上方漏洩防止部材と、
    を備えるX線検査装置において、
    前記筐体の内部且つ前記搬送機構の両側方に配置され、前記開口部の側部から前記筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ側方漏洩防止部材を備え
    前記側方漏洩防止部材は前記X線検知部の近傍に配置され
    前記搬送機構は着脱可能であり、
    前記側方漏洩防止部材は前記搬送機構の側部に装着される、
    X線検査装置。
  3. X線を照射するX線照射部と、
    前記X線照射部の下方に配置され、検査対象の物品を搬送する搬送機構と、
    前記X線照射部及び前記搬送機構の下方に配置され、前記X線照射部からのX線を検出するX線検知部と、
    前記X線照射部、前記X線検知部、及び前記搬送機構を覆い、前記物品が搬入出される開口部が設けられる筐体と、
    前記開口部近傍且つ前記搬送機構の上部に配置され、前記開口部の上部から前記筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ上方漏洩防止部材と、
    を備えるX線検査装置において、
    前記筐体の内部且つ前記搬送機構の両側方に配置され、前記開口部の側部から前記筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ側方漏洩防止部材を備え
    前記側方漏洩防止部材は前記開口部の近傍に配置され
    前記筐体には前記搬送機構を着脱可能とする開閉扉が設けられており、
    前記側方漏洩防止部材のうち前記搬送機構の一側方に配置される側方漏洩防止部材は前記開閉扉に装着される、
    X線検査装置。
  4. X線を照射するX線照射部と、
    前記X線照射部の下方に配置され、検査対象の物品を搬送する搬送機構と、
    前記X線照射部及び前記搬送機構の下方に配置され、前記X線照射部からのX線を検出するX線検知部と、
    前記X線照射部、前記X線検知部、及び前記搬送機構を覆い、前記物品が搬入出される開口部が設けられる筐体と、
    前記開口部近傍且つ前記搬送機構の上部に配置され、前記開口部の上部から前記筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ上方漏洩防止部材と、
    を備えるX線検査装置において、
    前記筐体の内部且つ前記搬送機構の両側方に配置され、前記開口部の側部から前記筐体の外部へのX線漏洩を防ぐ側方漏洩防止部材を備え
    前記側方漏洩防止部材は前記X線検知部の近傍に配置され
    前記筐体には前記搬送機構を着脱可能とする開閉扉が設けられており、
    前記側方漏洩防止部材のうち前記搬送機構の一側方に配置される側方漏洩防止部材は前記開閉扉に装着される、
    X線検査装置。
  5. 前記側方漏洩防止部材は前記搬送機構の搬送方向に沿って複数配置される、
    請求項1から4のいずれかに記載のX線検査装置。
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