JP2003042974A - X線異物検出装置 - Google Patents

X線異物検出装置

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JP2003042974A
JP2003042974A JP2001226199A JP2001226199A JP2003042974A JP 2003042974 A JP2003042974 A JP 2003042974A JP 2001226199 A JP2001226199 A JP 2001226199A JP 2001226199 A JP2001226199 A JP 2001226199A JP 2003042974 A JP2003042974 A JP 2003042974A
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inlet
rays
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Yoshitoshi Watabe
俊寿 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機長が短くてもX線の漏れを防止でき、被検
査物を安定して搬送できること。 【解決手段】 筐体5内部の入口15,出口16部分に
は、遮蔽装置20a,20bが設けられる。遮蔽装置2
0は、回転軸21を中心に回転する複数枚の遮蔽用羽根
22を有する。筐体5内部で被検査物Wはコンベアによ
り搬送され、被検査物Wの搬送時には遮蔽装置20が回
転し、搬送を妨げない。同時に遮蔽用羽根22により、
入口15、16から見てX線の照射領域Aが見通せない
用遮蔽されており、照射位置Aで反射したX線が入口1
5、出口16から外部漏洩することを防止する。コンベ
ア3は、被検査物Wを水平に搬送するため、被検査物W
が転倒することなく安定した搬送が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検査物を搬送さ
せながら内部の異物を検出するX線異物検出装置に関
し、特に、X線の漏洩を防止しつつ被検査物の搬送を安
定化させたX線異物検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、X線異物検出装置の構成を示す
平面図である。X線異物検出装置50は、被検査物をコ
ンベア51で搬送方向Xに沿って搬送させながら、X線
発生部のX線を被検査物に曝射させ(図中照射領域
A)、被検査物を透過したX線を下方のX線検出部で検
出し、被検査物内の異物(例えば、金属、骨、木材、合
成樹脂など)を検出する構成である。このX線異物検出
装置50には、X線発生部から曝射されたX線が外部に
漏洩しないよう、筐体55は、コンベアの全長に渡って
覆うX線遮蔽の金属材で形成されてなる。
【0003】X線異物検出装置内でX線発生部から照射
されたX線の殆どは被検査物を透過し、X線検出部に到
達する。しかし、一部のX線は被検査物や筐体55に反
射されて図中矢印で示す方向に反射し、一部は筐体55
に設けられた一対の出入口55aからの漏洩X線とな
る。漏洩X線は人体への影響があるため極力減らす必要
がある。
【0004】このため、図5に示すように、コンベア5
1の搬送方向に複数枚の遮蔽用カーテン56を設けてX
線の漏洩を防止するよう構成されている。この遮蔽用カ
ーテン56は、可撓性を有する薄い鉛入りゴムカーテン
等によって構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す構造では、
遮蔽用カーテン56が鉛製等の為に搬送の抵抗となるた
め、被検査物Wが背が高かったり、軽量であったり、引
っかかりやすい形状の場合、被検査物Wがコンベア51
の搬送途中で遮蔽用カーテン56に接触した際、引っか
かって停止したり、被検査物Wが倒れたり反転する等の
問題が生じた。なお、搬送力を増すためにコンベア51
のベルトに摩擦係数の高いものを用いても遮蔽用カーテ
ン56の抵抗により上記同様の問題が生じた。
【0006】上記の不具合を解消するため、図6の平面
図に示すように、遮蔽用カーテン56を用いない構成の
ものがある(特開平11−194104号公報)。X線
異物検出装置60の筐体65に設けられる一対の出入口
65aに隣接して設けられるコンベア66には、それぞ
れ所定長の漏洩防止用カバー66aが設けられる。X線
は距離の2乗で減衰する特性を有するため、この漏洩防
止用カバー66aが有する所定長によりX線を減衰させ
て開口部66bからのX線の外部漏洩を防止することが
出来る。しかしながら、図6記載の構成では、X線異物
検出装置60はコンベアの搬送方向の長さ(機長)が長
くなり、設置スペースが余分に必要となるため、既存の
ライン上で上記漏洩防止用カバー66aを設けることが
でない場合にはX線漏洩を防止できなかった。
【0007】また、他の構造として図7の平面図に示す
構成のものがある(特開2000−74856号公
報)。この構造のX線異物検出装置70は、筐体71内
での搬送経路を変形させたものであり、複数のコンベア
72a〜72eを用いてなる。被検査物Wは、入口71
aのコンベア72aで搬入された後、コーナーコンベア
72bで直角方向に搬送方向が変更され、コンベア72
c部分でX線照射による異物検査を受ける。この後、コ
ーナーコンベア72dで直角方向に搬送方向が変更さ
れ、コンベア72eを介して出口71bから搬出され
る。
【0008】このような構成によれば、X線照射位置の
X線が入口71a、出口71bから外部へ漏洩すること
を防止できるが、コンベア72a〜72eの個数が増え
ると共に、特殊なコーナーコンベア72b、72dが必
要であると共に、被検査物Wの搬送方向は、このコーナ
ーコンベア72b、72dで直角方向に変換されるた
め、倒れやすい、詰まりやすい等、安定した搬送及び検
査が行えなかった。また、複数のコンベア72a〜72
eで形成される搬送方向に沿って筐体71の形状が大型
化した。加えて、入口71aと出口71bの方向が略コ
字形状となり一直線上に位置しないため、生産ラインの
構成が変形することになる、既存の生産ライン上に設置
しにくい、等の問題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、機長が短くてもX線の漏れを防止で
き、被検査物を安定して搬送できるX線異物検出装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のX線異物検出装置は、X線発生器(1)
と、該X線発生器を内部に収納して漏洩X線を遮蔽する
筐体(5)と、被検査物を前記筐体の一端の入口(1
5)からX線照射領域(A)まで搬入し、且つ前記筐体
の他端の出口(16)に搬出するコンベア(3)とを備
え、X線によって被検査物の異物検査を行うX線異物検
出装置において、前記コンベアは、前記入口から前記出
口まで水平方向に延びている搬送路で成り、前記筐体内
部で、前記搬送路の上方に、回転軸(21)と該回転軸
の周りに備えられた複数の羽根(22)を備えた遮蔽装
置(20)が備えられ、前記遮蔽装置は、X線照射領域
に照射され反射されたX線を前記羽根が遮蔽して前記入
口及び前記出口のうち少なくとも一方から外部へ漏洩し
ないようにするとともに、前記搬送路によって搬送され
る当該被検査物が通過する際には前記羽根が前記回転軸
の周りに回転するようになっていることを特徴とする。
【0011】また、前記遮蔽装置(20)は、前記筐体
(5)の前記入口(15)及び出口(16)にそれぞれ
設けられ、前記X線照射領域(A)に照射され反射され
たX線を前記羽根(22)が遮蔽して前記入口及び前記
出口から外部へ漏洩しないように構成できる。
【0012】また、前記遮蔽装置(20)の回転軸(2
1)に連結され、前記羽根(22)を回転駆動するモー
タ(M)を備えた構成にもできる。
【0013】また、前記遮蔽装置は、周縁部に前記被検
査物を収容する複数の収容部(31)を備え、モータ
(M)により回転駆動されるスターホイール(30)で
構成することもできる。
【0014】上記構成によれば、筐体5内で被検査物W
を搬送するコンベア3上には、遮蔽装置20が設けられ
る。入口15、出口16から見てX線の照射領域Aは、
遮蔽装置20の羽根22により遮蔽されており、照射位
置Aで反射したX線が入口15、出口16から外部漏洩
することを防止する。また、コンベア3による被検査物
Wの搬送時には羽根22が回転して搬送を妨げない。コ
ンベア3は、被検査物Wを水平に搬送するため、被検査
物Wが転倒することなく安定した搬送が行える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は本発明のX線異物
検出装置の一例を示す斜視図、図2は同装置の正面図で
ある。X線異物検出装置は、主に、X線を発生するX線
発生部1と、X線発生部1からのX線を受けるX線検出
部2と、X線発生部1からX線検出部2の間に被検査物
(不図示)を搬送するコンベア3とからなる。
【0016】X線発生部1は、X線異物検出装置の本体
をなす筐体5の上部に配置され、下方に向けてスリット
により所定の幅及び長さ(走査幅)を有するライン状に
X線を曝射させる。このライン状のX線の照射領域をA
とする。曝射されたx線を受けるX線検出部2は、筐体
5の下部に配置されたコンベア3の金属箱に内蔵されて
いる。上記X線発生部1から曝射されたX線を受けるよ
うに構成されている。X線検出部2では、このX線を光
変換し、不図示のX線処理部に出力する。
【0017】筐体5は、コンベア3の配置箇所が正面側
及び搬送方向前方及び後方が開口する収容部5aが形成
され、側面の一部と裏面だけが上下に連続して形成され
ている。コンベア3は、金属箱部分の側面(搬送方向に
沿った一側面)が筐体5側に固定され、水平な所定の搬
送長を有して被検査物を搬送させる。この搬送途中でX
線発生部1からX線検出部2に向けて曝射された面状の
X線に被検査物を通過させる。図示の例では、コンベア
3の搬送長(X線検出装置の機長)は、筐体5の幅より
長く、コンベア3は筐体5から搬送方向前後にそれぞれ
突出している。
【0018】このコンベア3は、ローラ8、モータユニ
ット4、搬送ベルト10を備える。ローラ8は、搬送方
向の前後部にそれぞれ2個づつ配置されこれらが高さ方
向に所定の高さを有しており、搬送ベルト10内面側に
X線検出部2を収容可能である。
【0019】コンベア3は、全体が前カバー12、後カ
バー13、正面カバー14によってX線の漏洩を防ぐよ
うに覆われている。前カバー12、後カバー13には、
被検査物が搬出入されるための入口15、出口16が開
口形成されている。また、正面カバー14は、筐体5の
正面側に設けられコンベア3の正面側を覆う。この正面
カバー14は、両側部が前カバー12、後カバー13の
形状に沿った略台形状に形成され、下部に設けられたヒ
ンジに軸支され、前方側に開放自在に構成されている。
前カバー12、後カバー13、正面カバー14は、筐体
5と共に、コンベア3の全周囲を覆い、X線発生部1か
ら発するX線の外部への漏れを防止している。
【0020】図3は、収容部5a内に設けられる回転羽
根を説明するための平面図である。図示のように、コン
ベア3は筐体5の収容部5a内に設けられ、被検査物W
を略水平に搬送する。収容部5aの周囲は、筐体5及び
前後正面のカバー12、13、14によって入口15、
出口16からのX線の漏洩が少なくなるよう構成されて
いる。入口15、出口16の開口幅L1は、被検査物W
の大きさ(幅、長さ)に応じてできるだけ小さく、ま
た、コンベア3の搬送方向に沿った直線上に開口形成さ
れている。
【0021】そして、収容部5a内には、入口15、出
口16部分に、この入口15、出口16部分からのX線
の漏洩を防止する遮蔽装置20(20a、20b)が設
けられる。遮蔽装置20は、回転軸21が収容部5a上
部の筐体5に軸支され、コンベア3に向く下方に懸垂支
持されてなる。回転軸21は、モータMの回転軸に連結
され、モータMの駆動により図中矢印方向に回転駆動さ
れる。
【0022】遮蔽装置20は、回転軸21を中心として
複数枚の遮蔽用羽根22が取り付けられている。図示の
例では、各遮蔽装置20には、それぞれ遮蔽用羽根22
が90度の等角度間隔で4枚取り付けられている。この
遮蔽用羽根22の長さ(回転軸21〜先端までの長さ)
は、X線の照射位置AからのX線が入口15、出口16
から直接外部に漏洩せず遮蔽できる長さを有している。
【0023】なお、筐体5内部におけるX線の照射領域
Aは、X線発生部1からの照射X線を図示の如く、被検
査物Wの通過位置部分にのみ照射させるよう、スリット
で規制する構成の他、図中点線で示す如く、筐体5内で
コンベア3の幅全域に渡って照射させる構成(図1記載
の状態)のまま使用することもできる。この場合、遮蔽
用羽根22の長さは、拡大した照射領域Aで反射したX
線が直接入口15、出口16から外部漏洩しないよう遮
蔽可能な長さに設定する。
【0024】次に、上記構成による被検査物Wの搬送動
作、及びX線漏洩防止の作用について説明する。被検査
物Wは、前段の搬送部によって入口15部分から筐体5
内部のコンベア3上に取り込まれ、コンベア3によって
水平状態のまま搬送方向Xに搬送される。この際、遮蔽
装置20はモータMの駆動により回転し、コンベア3上
の被検査物Wの進行を妨害しない。
【0025】被検査物Wは、コンベア3の略中央位置で
X線の照射領域A部分を通過し、この通過によって被検
査物W内の異物の混入の有無が検出される。この後、被
検査物Wは、回転する遮蔽装置20部分を通過し出口1
6部分から後段の搬送部(例えば選別機)に排出され
る。
【0026】そして、被検査物WをX線検査する照射領
域AのX線は、入口15、出口16の両方向にそれぞれ
放射状に進行するが、遮蔽装置20に設けられた複数枚
の遮蔽用羽根22のうちいずれかに当たり、直接、入口
15、出口16部分から外部に漏洩することがない。
【0027】即ち、入口15、出口16部分から見て、
照射領域A上のライン全ての箇所が遮蔽装置20により
直接見通せない状態となり、照射領域Aに照射され反射
したX線が入口15、出口16から外部漏洩することを
防止できる。同時に、コンベア3の搬送長(装置の機
長)を長くすることなく、短い機長であってもX線の外
部漏洩を防止できるようになる。このように、筐体5の
入口15、出口16に遮蔽装置20を設けることによ
り、照射領域AのX線がこれら入口15、出口16から
外部漏洩することを防止できる。
【0028】そして、コンベア3は、被検査物Wを水平
に搬送させるため、被計量物が軽量であったり、背が高
くても、この被検査物Wが倒れることを防止し、安定し
て搬送させることができる。
【0029】上記実施形態で説明した遮蔽装置20は、
遮蔽用羽根22がコンベア3で搬送される被検査物Wに
接触して、整列する構成にもできる。モータMは、コン
ベア3の搬送速度に同期した回転速度で遮蔽装置20を
回転制御すればよい。また、遮蔽装置20が有する遮蔽
用羽根22の枚数は、上記のような4枚に限らず、最低
3枚以上の複数枚で構成することができる。2枚の場合
には、回転角度によっては、入口15、出口16部分か
ら照射領域Aが見通せる状態となるため好ましくない。
例えば、遮蔽用羽根22を3枚用い、これらを120度
の角度で等間隔に配置して入口15、出口16部分を遮
蔽できる。なお、照射領域Aの幅や位置、入口15、出
口16の開口幅L1、遮蔽用羽根21の長さ等を適宜変
更させてX線が外部漏洩しないよう構成する。
【0030】次に、図4は、遮蔽装置の変形例を示す平
面図である。図示の遮蔽装置30は、スターホイールで
構成したものである。この遮蔽装置30は、円形状に形
成され円弧部分には、複数個の切り欠かれた収容部31
を有する。収容部31同士の間には、遮蔽用壁32が設
けられる。この収容部31は、被検査物Wの形状に対応
してこの被検査物Wの一部を収容して回転させる。この
遮蔽装置30は、中心がモータMに連結され、回転自在
である。
【0031】したがって、被検査物Wが入口15から搬
入されると、遮蔽装置30の収容部31に収容され、遮
蔽装置30の回転によって収容部31に収容されたまま
同方向に移動する。この際、被検査物Wの底面はコンベ
ア3上に載った状態で、このコンベア3上で移動する。
この後、収容部31の回転角度がコンベア3の搬送方向
Xに一致する時期となると、被検査物Wは、収容部31
から離れ、コンベア3上を搬送方向Xに沿って搬送移動
する。この遮蔽装置30を用いることによって、入口1
5、出口16部分からのX線の外部漏洩を同様に防止す
ることができる。また、コンベア3上の被検査物Wを一
定間隔で搬送させることができるようになる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、筐体内に遮蔽装置を設
けることにより入口、出口からのX線の漏れを防止でき
るようになる。遮蔽装置は、筐体内で回転する複数の羽
根で構成されているため、搬送長さを取らず機長が短く
てもX線漏洩を防止できる効果を有する。また、遮蔽装
置は回転するため被検査物の搬送を妨げず、また、この
被検査物はコンベア上で水平に搬送されるため、被検査
物が倒れることなく安定状態のまま搬送、及びX線検査
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線異物検出装置の外観を示す斜視
図。
【図2】同装置の正面図。
【図3】同装置の平面図。
【図4】遮蔽装置の他の構成例を示す平面図。
【図5】従来のX線異物検出装置におけるX線漏洩を防
止するための構成図。
【図6】従来のX線異物検出装置におけるX線漏洩を防
止するための他の構成図。
【図7】従来のX線異物検出装置におけるX線漏洩を防
止するための他の構成図。
【符号の説明】
1…X線発生部、2…X線検出部、3…コンベア、5…
筐体、5a…収容部、15…入口、16…出口、20,
30…遮蔽装置、21…回転軸、22…遮蔽用羽根、3
1…収容部、A…照射領域、W…被検査物。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線発生器(1)と、該X線発生器を内
    部に収納して漏洩X線を遮蔽する筐体(5)と、被検査
    物を前記筐体の一端の入口(15)からX線照射領域
    (A)まで搬入し、且つ前記筐体の他端の出口(16)
    に搬出するコンベア(3)とを備え、X線によって被検
    査物の異物検査を行うX線異物検出装置において、 前記コンベアは、前記入口から前記出口まで水平方向に
    延びている搬送路で成り、 前記筐体内部で、前記搬送路の上方に、回転軸(21)
    と該回転軸の周りに備えられた複数の羽根(22)を備
    えた遮蔽装置(20)が備えられ、 前記遮蔽装置は、X線照射領域に照射され反射されたX
    線を前記羽根が遮蔽して前記入口及び前記出口のうち少
    なくとも一方から外部へ漏洩しないようにするととも
    に、前記搬送路によって搬送される当該被検査物が通過
    する際には前記羽根が前記回転軸の周りに回転するよう
    になっていることを特徴とするX線異物検出装置。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽装置(20)は、前記筐体
    (5)の前記入口(15)及び出口(16)にそれぞれ
    設けられ、前記X線照射領域(A)に照射され反射され
    たX線を前記羽根(22)が遮蔽して前記入口及び前記
    出口から外部へ漏洩しないようにされた請求項1記載の
    X線異物検出装置。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽装置(20)の回転軸(21)
    に連結され、前記羽根(22)を回転駆動するモータ
    (M)を備えた請求項1、2のいずれかに記載のX線異
    物検出装置。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽装置は、周縁部に前記被検査物
    を収容する複数の収容部(31)を備え、モータ(M)
    により回転駆動されるスターホイール(30)で構成さ
    れた請求項1、2のいずれかに記載のX線異物検出装
    置。
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