JP4685610B2 - 車両等の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン(内燃機関)あるいは燃料電池等を搭載した車両等の制御装置に係り、特に、システム始動スイッチのオンオフ動作に依存することなく時刻を継続的に計時可能な時計IC等の計時手段を備えた車両等の制御装置に関する。
車両制御装置として、マイクロコンピュータ(マイコン)を主要構成要素とする制御手段(ECM)を備え、このECMに、マイコン内蔵タイマとは別に、システム始動スイッチのオンオフ動作に依存することなく時刻を継続的に計時可能な時計IC等の計時手段を設け、この計時手段により計時される時刻に基づいて経過時間を求めるようにしたものが知られている。かかる制御装置においては、前記時計IC等の計時手段の異常は、マイコン内蔵タイマにより計測された時間との整合性で検出するようにしていた。
かかる車両制御装置における時間の計測に関連する技術としては、従来、例えば下記特許文献1に見られるように、システム始動スイッチがオフにされた後オンにされるまでの時間(システム停止時間)を計測して、システム(エンジン)停止後の経過時間と検出水温の下がり具合との比較により、水温センサの故障診断を行うものが知られている。
また、システム停止後の経過時間は、エンジン(内燃機関)を搭載した車両以外に、例えば下記特許文献2に見られるように、燃料電池を搭載した車両でも、システム停止中に生じる凝縮水の影響を考慮した起動時の空気量制御等に使用することが知られている。
特開2002−14702号公報 特開2004−22460号公報
前記した如くの車両制御装置においては、時間計測に関して次のような問題が生じるおそれがある。
すなわち、システム稼働中において、時間計測の起点(初期時刻)の設定が正常に行われない場合、所定時間経過後に前記時計IC等の計時手段により計時された時刻を読み出して、前記マイコン内蔵タイマで計測した時間と比較するまで異常に気付かない。その間に、システム始動スイッチに連動して前記マイコンに供給される電力が断たれれば(システム停止)、その異常は検出できず、再始動時等に必要とされる起点(システム、エンジンの停止時点)からの経過時間を誤ることがある。
また、前記時計IC等の異常に起因して、マイコン側で意図しないタイミングで予め所定の時刻を設定した場合、起点が狂い、意図する起点からの経過時間を計測できなくなる。
さらに、システム停止中において、前記時計IC等が故障した場合、マイコンへの電力供給が断たれている(電源断)ため、システム停止時点(起点)からの経過時間を計測できなくなる。
本発明は、上記した如くの問題を解消すべくなされたもので、その目的とするところは、計時手段の異常の有無を判定するとともに、異常有りの場合は正しく時刻設定を行うことができ、もって、再起動時等に必要とされる起点(システムやエンジンの停止時点等)からの経過時間等を誤ることがないようにして、誤った経過時間等を使用することによる誤動作を防止できるようにされた車両等の制御装置を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る車両等の制御装置の一つは、基本的には、第1の電源回路から常時供給される電力で動作する計時手段と、システム始動スイッチに連動して断接される第2の電源回路から供給される電力で動作する時間設定処理手段、及び、該時間設定処理手段により求められる時間を使用して車両等の制御を行う制御手段と、を具備する。
そして、前記時間設定処理手段は、前記計時手段から時刻情報を所定の時間間隔をもって読み出す読出手段と、前記システム始動スイッチがオフからオンにされた直後に前記読出手段により読み出された時刻情報に基づいて、前記計時手段の異常の有無を判定する異常判定手段と、該異常判定手段により前記計時手段に異常有りと判定された場合には、前記計時手段に所定の初期時刻を再設定する時刻再設定手段と、を備えており、前記計時手段の異常を要因として、前記時刻再設定手段による前記計時手段に対する初期時刻再設定が行われた場合、この初期時刻再設定を記憶する手段を備えていることを特徴としている。
このように、前記システム始動スイッチがオフからオンにされた直後に、計時手段の異常の有無を判定するとともに、異常有りの場合は正しい時刻の再設定(書き込み)を行うようにすることで、再起動時等に必要とされる起点(システムやエンジンの停止時点等)からの経過時間等を誤ることがないようにでき、誤った経過時間等を使用することによる誤動作を防止できる。
好ましい態様では、前記時刻再設定手段による前記計時手段に対する初期時刻再設定が正しく行われたか否かを確認判定する確認判定手段を備える。
また、他の好ましい態様では、前記確認判定手段により、前記計時手段に対する初期時刻再設定が正しく行われなかったと判定された場合、前記時刻再設定手段により前記計時手段に所定の初期時刻を再設定するとともに、前記計時手段の異常を要因とする前記初期時刻再設定の記憶を消去する手段を備える。
さらに他の好ましい態様では、前記異常判定手段は、前記計時手段の異常の有無の判定を、前記システム始動スイッチのオン後最初に読み出された時刻から次に読み出された時刻までの時間変化量が減少したか否かを判別することにより行うようにされる。
以上の好ましい態様により、計時手段の異常の有無の判定、初期時刻の再設定、経過時間の計測等を、より一層確実かつ正確に行うことができる。
本発明に係る車両等の制御装置の他の一つは、基本的には、第1の電源回路から常時供給される電力で動作する計時手段と、システム始動スイッチに連動して断接される第2の電源回路から供給される電力で動作する時間設定処理手段、及び、該時間設定処理手段により求められる時間を使用して車両等の制御を行う制御手段と、を具備する。
そして、前記時間設定処理手段は、前記計時手段から時刻情報を所定の時間間隔をもって読み出す読出手段と、該読出手段の読み出し時間間隔と前記読出手段により前回読み出された時刻から今回読み出された時刻までの時間変化量もしくはカーナビゲーション装置のように時刻情報を持つ装置からの時刻情報とに基づいて、前記計時手段の異常の有無を判定する異常判定手段と、該異常判定手段により前記計時手段に異常有りと判定された場合には、この異常判定処理を記憶する記憶手段と、を備えている
そして、前記時間設定処理手段は、前記異常判定手段により前記計時手段に異常無しと判定された場合には、制御用の時刻を更新し、異常有りと判定された場合には、前記計時手段に、前記カーナビゲーション装置からの時刻情報に基づく時刻もしくは所定の初期時刻を設定する時刻更新手段を備えることを特徴としている
このように、計時手段の異常の有無を判定するとともに、異常有りの場合は正しい時刻に修正(書き込み)することで、経過時間等を誤ることがないようにでき、誤った経過時間等を使用することによる誤動作を防止できる。
以上の態様において、前記時間設定処理手段は、好ましくは、前記システム始動スイッチに連動して供給される電力が断たれるまでは、前記システム始動スイッチのオンオフ動作に依存することなく、動作を継続するようにされる。
これにより、供給電力が断たれる前にシステム始動スイッチを再オンしたときの誤動作を防止できる。
この場合、好ましくは、前記計時手段に対する時刻設定及び時刻読み出しの継続時間もしくはその実行回数に上限が設定される。
これにより、いつまでも供給電力が断たれず、車載バッテリがアガル(蓄電量が0になる)ことを防止できる。
また、好ましい態様では、前記読出手段による実質的な読み出し周期が、前記計時手段の時刻更新周期より短かく、かつ、該更新周期の1/2より長く設定される。
これにより、時間更新の検出遅れと時間読み出しによる演算負荷を両立することができる。
この場合、好ましい態様では、前記異常判定手段は、前記計時手段の異常の有無の判定を、前記システム始動スイッチのオン後最初に読み出された時刻から次に読み出された時刻までの時間変化量が前記計時手段の時刻更新周期以内であるか否かを判別することにより行うようにされる。
これにより、計時手段の異常の有無の判定を、より一層確実かつ正確に行うことができる。
他の好ましい態様では、前記読出手段による前記計時手段からの時刻の読み出しに、シリアル通信が用いられ、1バイトの通信単位のデータ取り出し終了毎に次の通信単位のデータを受信するクロック信号を出力するようにされる。
これにより、受信処理遅れによるオーバーランエラーを防止できる。
また、他の好ましい態様では、前記時間設定処理手段は、前記計時手段への電力供給を断って該計時手段を初期化する手段を有し、試験モード時は、前記初期化が実行できたか否かを確認するため、前記計時手段における前記電力供給断の履歴を消去しないようにされる。
これにより、電力の断続実行を確認できる。
他の好ましい態様では、前記時刻再設定手段もしくは時刻更新手段が設定もしくは更新する時刻及び前記読出手段が読み出す時刻の上限が閏年を使用しない範囲に設定される。
これにより、閏年を考慮した演算をせずに済み、演算負荷が軽減される。
一方、本発明に係る制御装置は、エンジン(内燃機関)搭載車両及び燃料電池搭載車両のいずれにも適用可能であり、前記制御手段は、前記時間設定処理手段により求められる、前記システム始動スイッチがオフからオンにされるまでの経過時間を使用して、エンジン搭載車両の場合は、好ましくは、水温センサの診断や燃料噴射量の算出等を行うようにされ、燃料電池搭載車両の場合は、好ましくは、燃料電池に供給する空気及び水素の供給圧力を増す時間及び量の算出を行うようにされる。
本発明によれば、計時手段の異常の有無を判定するとともに、異常有りの場合は正しく時刻設定を行うことができるので、再起動時等に必要とされる起点(システムやエンジンの停止時点等)からの経過時間等を誤ることがないようにでき、その結果、誤った経過時間等を使用することによる誤動作を防止できる。
以下、本発明の車両等の制御装置の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明に係る車両等の制御装置の第1実施形態を示す概略構成図である。
本実施形態の車両制御装置50は、エンジン(内燃機関)を搭載した車両においてエンジン制御をはじめ種々の制御を行うものであり、その主要構成要素として、マイクロコンピュータ5を内蔵するECM1を備えている。ECM1には、車載バッテリから直接かつ常時、電圧BATT(12V)が供給されるとともに、システム始動スイッチ(IGN)2に連動する電源リレー3を介して電圧VBが供給されるようになっている。ECM1においては、前記電圧BATT及び電圧VBが変圧器4にてそれぞれ5V程度に変換され、それがマイクロコンピュータ5、時計IC6等の、ECM1内の各素子に供給される。ここでは、前記電圧BATT(電力)供給系統を第1の電源回路21、前記電圧VB(電力)供給系統を第2の電源回路22とする。
前記マイクロコンピュータ5は、それ自体はよく知られているもので、CPU、ROM、RAM、IO等を備えている。
以下においては、ECM1により、時計ICにより計時される時刻に基づいてシステム始動スイッチ2がオフからオンにされるまでの経過時間を求め,システム始動スイッチ2がオンされた直後に、その経過時間を用いて水温センサ8の診断を行う場合を例にとって説明する。
ECM1のマイクロコンピュータ5は、図1において機能ブロック図で示されているように、入力処理30、出力処理40、空気系制御処理31、噴射系制御処理32、点火系制御処理33、CAN通信処理34、タイマ通信処理36、タイマ初期化処理37、水温センサ診断処理38、時刻・時間設定処理39等の種々の処理を行うようになっている(後述)。
前記マイクロコンピュータ5においては、システム始動スイッチ2がオフになっても、前記第1の電源回路21による給電が継続して行われ、これにより、システム始動スイッチ2がオフになる前の情報をRAMに記憶できるとともに、RAMに記憶された情報を消失しないようになっている。
前記時計IC6は、第1の電源回路21による給電によってシステム始動スイッチ2のオンオフに関係なく計時を継続する。また、時計IC6は、計時した時刻をマイクロコンピュータ5の要求によりシリアル通信で、年、月、日、時、分、秒のデータ(時刻データ)として出力する。時計IC6から出力されるデータには、ICの発振停止等の異常情報が含まれており、異常時は、マイクロコンピュータ5が時計IC6への電力供給ラインにあるFET7を一時遮断し、時計IC6を初期化する。
一方、エンジンの冷却水温を検出する水温センサ8から得られる検出信号は、アナログ信号処理回路9を経て、マイクロコンピュータ5内部のAD変換回路でデジタル値に変換される。ECM1は、その他に、アクセル開度、スロットル開度、エンジン回転数、吸入空気量等の各種センサ信号を取り込み、FETなどの駆動回路10に指令を与えて、空気量、燃料噴射量、点火時期等を最適に制御する。
前記水温センサ8により検出されるエンジンの冷却水温は、燃料噴射量の増減等の制御に使用され、水温センサ8の異常は、システム始動スイッチ2がオフになった時点からの経過時間と検出水温の関係で診断する。異常と診断された場合は、ECM1内の図示していないEEPROMに結果を記憶し、その情報をCAN通信回線11で外部の診断機等の装置に通知する。
CAN通信回線11には、カーナビゲーション装置12も接続されている。ECM1(マイクロコンピュータ5)は、カーナビゲーション装置12が持つ時刻情報を受信し、時計IC6の計時開始時点(時刻)を記憶することで、時計IC6の異常時に、カーナビゲーション装置12から得られる時刻情報を使用して時計IC6の時刻を修正する。
なお、システム始動スイッチ2がオンした直後に行う水温センサ8の診断には、カーナビゲーション装置12の起動(時刻情報の読み出し)が間に合わないので、時計IC6により計時された時刻情報が必要である。
以下、マイクロコンピュータ5が実行する、システム始動スイッチ2のオフからオンにされるまでの経過時間の計測及びその経過時間に基づく水温センサ8の診断等に関連するプログラム(処理手順)の例を図2〜図9のフローチャート等を参照しながら説明する。
図2は、システム始動スイッチ2がオンにされると実行するプログラムの一例を示すフローチャートである。
ここでは、まず、ステップ100で、電源リレー3をオンにし、システム始動スイッチ2のオフ後も必要な処理が終るまで第2の電源回路22からの給電を確保できるようにする(自己電源ON)。
続くステップ101では、図3に示される処理番号#4の時刻読み出し、#5の時刻更新処理を行う。つまり、#4の時刻読み出し処理は、前述のように、シリアル通信により、時計IC6から年、月、日、時、分、秒のデータを読み出す。シリアル通信は、1バイトの通信単位のデータ取り出し終了毎に次の通信単位のデータを受信するクロック信号(指令)を出力するようにして、受信処理遅れによるオーバーランエラー(処理が間に合わない事態)を防止するようにする。
また、読み出した時刻は、秒に換算して、#5の時刻更新処理に使う。後述する図7(初期時刻書き込み処理)のステップ142で設定する初期時刻は、例えば2001年1月1日(の午前0時0分0秒)である(実際の日時とは異なる)。3年分の計時ができれば、制御に十分なので、2004年以上は2003年12月31日として扱う。この範囲であれば閏年を含まないので、通常年の演算だけで済み、所要メモリ量を少なくできるとともに、処理時間を短くでき、CPU負荷を軽減できる。
処理番号#5の時刻更新処理では、図4に示される手順で時刻の更新を行う(後述)。
図2のステップ102では、図5に示される手順で水温センサの診断を行う(後述)。
図2のステップ103では、システム始動スイッチ2がオフになったか否かを判断し、オフになっていないと判断された場合は、この判断を繰り返し(オフになるまで無限ループ的に)実行し、その間は、図6に示される手順で10ミリ秒毎の定時処理を実行する(後述)。また、オフになったと判断された場合は、続くステップ104に進んで停止処理を実行する。
図2のステップ104で実行する停止処理は、後述する図8の書き込み時刻確認処理が終了、あるいは、書き込み時刻確認処理の継続時間もしくは実行回数が所定値(上限)に到達し、なおかつ、異常情報をECM1内のEEPROMに書き込む等の一連の処理を実行した後、電源リレー3をオフにするものである。
図2のステップ105では、マイクロコンピュータ5の電源電圧が下がって機能が停止する前に、システム始動スイッチ2が再度オンしたか否かを確認しながら、電源電圧低下を待ち、システム始動スイッチ2がオンになったらステップ100に戻る。
次に、図2のステップ101で実行する時刻更新処理を、図4に示されるフローチャートを参照しながら説明する。
図4は、システム始動スイッチ2のオン直後の最初の時刻更新処理手順を示し、まず、ステップ110では、受信データより時計IC6に異常があるか否かを判断し、異常がある(Y)と判断された場合は、ステップ111で次回の処理番号を#0(時計IC初期化)にする。時計IC6に異常がない(N)と判断された場合に進むステップ112では、読み出し時刻が2回連続して一致したか否かを判断し、一致していないと判断された場合は、ステップ113で次回の処理番号を#4(時刻読み出し)にして、次回は時刻読み出し処理を行う。読み出し時刻が2回連続して一致した場合に進むステップ114では、前記電源リレー3をオフする直前に比べて時間が減少したか否かを判断(読み出し時間間隔と前回読み出された時刻からの変化量(時間長)とを比較)し、減少した(Y)と判断された場合、つまり、異常と判断された場合は、ステップ115で次回の処理番号を#1(初期時刻書き込み)にして、次回は初期時刻書き込みを行う。
また、ステップ116では、制御に使う読み出し時刻を更新(#5)し、続くステップ117で次回の処理番号を#6(0.5秒待ち)にして、次回読み出しまでの待ち時間処理に移行する。時計IC6の処理は、10ミリ秒毎に時刻読み出し(#4)と時刻更新(#5)を2回繰り返すため、実質的な読み出し周期は540ミリ秒になる。時計IC6の時刻(時間)更新周期は1秒(1000ミリ秒)であり、更新周期以下、更新周期の1/2より長い周期である。
図5は、図2のステップ102で実行する水温センサ8の診断プログラムの一例を示すフローチャートである。この診断プログラムでは、まず、ステップ120において、図7(#1:初期時刻書き込み)及び図8(#3:書き込み時刻確認)に示されるプログラムで初期時刻の設定(書き込み)ができた場合は、システム始動スイッチ2のオフ時間(オフからオンまでの経過時間)が長いほど異常判定の診断閾値を下げ、初期時刻の設定(書き込み)ができていない場合は、システム(エンジン)停止時間なし(経過時間を0)として診断閾値を上げて設定する。
続くステップ121では、水温センサ8の検出温度がステップ120で設定した診断閾値の範囲内(下限値と上限値との間)にあるか否かを判断し、異常時(範囲外)は、ステップ122で、ECM1内のメモリに記憶する。
図6は、図2のステップ103で実行する停止処理への移行判断の間、10ミリ秒毎に実行する定時処理プログラムを示すフローチャートである。
このプログラムでは、ステップ130において、システム始動スイッチ2、水温センサ8、そして、アクセル開度、スロットル開度、エンジン回転数、吸入空気量等の各種センサ信号を取り込む。取り込んだ情報に基づき、ステップ131ではスロットル開度を調節して吸入空気量を、ステップ132では燃料噴射弁からの燃料噴射量を、また、ステップ133では点火時期を、それぞれ最適に制御する。
続くステップ134では、変速機のシフト位置等の情報の受信及び他のユニットに対する車速等の情報送信をCAN通信回線11にて行う。CAN通信回線11には、カーナビゲーション装置12も接続されており、カーナビゲーション装置12が送信する時刻情報も受信する。
次のステップ135では、時計IC6により計時される時刻情報の読み出し処理を行い、定時処理を終了する。
時刻情報の読み出し処理は、図3の処理番号#0〜#6を使って行う。
処理番号#0では、電力供給ラインにあるFET7を一時遮断して時計IC6の初期化を行う。ECM1を組立て後の試験モード時は、電力供給遮断が行えたか否かを確認できるよう、電力供給遮断で設定される時計IC6に残る履歴が、時刻設定で消えないように#1をスキップして#4に進む。
処理番号#1では、図7のフローチャートで示される手順で初期時刻の設定(書き込み)を行う。すなわち、ステップ140では、時計IC6の異常による初期化かどうかを判断し、時計IC6の異常による初期化である(Y)と判断された場合は、ステップ141でカーナビゲーション装置12から受信した時刻情報がある場合は該時刻を利用して再設定(ナビ時刻補正値書き込み)する。それに対し、システム起動直後のように時刻情報を受信できていない場合は、予め定められた初期時刻を設定するとともに、正しく設定できなかったことを前述したRAMに記憶する。
ステップ140において時計IC6の異常による初期化ではない(N)と判断された場合は、意図的な時計IC6の初期化として、ステップ142において、予め定められた初期時刻を書き込む。ステップ143では、次回の処理番号を#2(時刻読み出し)にして、次回は時刻読み出しを、次々回は図8の書込み時刻確認処理を行う。
次に、図8に示される処理番号#3の書き込み時刻確認処理を説明する。このプログラムでは、まず、ステップ150において、時計IC6の異常を示す受信データがあるかどうかを判断し、異常がある(Y)と判断された場合は、ステップ151へ進み、前述の処理番号#0、つまり、時計IC6の初期化を行う。
ステップ150において異常がない(N)と判断された場合は、ステップ152へ進み、読み出し時刻が2回連続して一致したか否かを判断し、一致していない(N)と判断された場合はステップ153で次回の処理番号を#2(時刻読み出し)にして、次回は時刻読み出しを行う。また、ステップ152において読み出し時刻が2回連続して一致した(Y)と判断された場合に進むステップ154では、読み出した時刻が前述の処理番号#1で書き込んだ時刻と一致するかどうかを判断し、不一致(N)の場合は、ステップ155へ進み、次回の処理番号を#1にするとともに、正しく設定できなかったことを前述したRAMに記憶して、図7に示される#1の初期時刻書き込みを再度実行する。
ステップ154において読み出した時刻が前述の処理番号#1で書き込んだ時刻と一致した(Y)と判断された場合は、続くステップ156で制御に使う時刻を更新(#5)するとともに、図7のステップ142で書き込んだ初期時刻の場合、前記RAMにある正しく設定できなかった記憶を削除し、ステップ157で次回の処理番号を#6にして、次回読み出しまでの待ち時間処理に移行する。待ち時間が経過すると、処理番号を#4にして前述した図2のステップ101と同様の時刻読み出し処理を行い、処理番号を#5にして図4に示される時刻更新処理と同様に図9の時刻更新処理を実行する。
図9は、処理番号#5の時刻更新処理(定時処理)を示すフローチャートである。このプログラムでは、まず、ステップ160において、受信データに基づき時計IC6に異常があるか否かを判断し、異常がある(Y)と判断された場合は、ステップ161で次回の処理番号を#0(時計IC初期化)にする。ステップ160において異常がない(N)と判断された場合に進むステップ162では、読み出し時刻が2回連続して一致したか否かを判断し、不一致(N)の場合は、ステップ163で次回の処理番号を#4(時刻読み出し)にして、次回は時刻読み出しを行う。
ステップ162で読み出し時刻が2回連続して一致した(Y)と判断された場合に進むステップ164では、現在の制御用時刻に対して時間変化が1秒以内か否かを判断し、時間変化が1秒を越えている(N)と判断された場合は、ステップ165で次回の処理番号を#1にして、次回は初期時刻書込み処理を行う。ステップ164で時間変化が1秒以内である(Y)と判断された場合は、ステップ166において制御に使う読み出し時刻を更新し、続くステップ167で次回の処理番号を#6にして、次回読み出しまでの待ち時間処理に移行する。
なお、図9のステップ164の判断は、図7のステップ142で予め定められた初期時刻を設定するときに前記ナビゲーション装置12から受信した時刻情報も記憶することで、前記ナビゲーション装置12から求められる経過時間と現在の制御用時刻から求められる経過時間とを用いて判断してもよい。
以上の如くの構成とされた本実施形態の車両制御装置50では、常時供給される電力で動作する時計IC6と、電源リレー3を介して供給される電力で動作して時計IC6に対する時刻の設定(書き込み),時刻の読み出し,さらに,その時刻に基づいて算出されるシステム始動スイッチ2がオフからオンにされるまでの経過時間に基づいて車両を制御するECM1とを備え,ECM1は、時計IC6に正しい時刻の書き込みがなされるまで電源リレー3を切らずに時計IC6に対して時刻を再設定するようにされ、そのため、時計IC6に対して常に正確な時刻設定を行うことができ、再始動時等に必要とされる起点(システムやエンジンの停止時点等)からの経過時間等を誤ることがないようにでき、誤った経過時間等を使用することによる誤動作を確実に防止できる。
<第2実施形態>
上記した第1実施形態では、エンジン(内燃機関)搭載車両において、時計IC6で計時される時刻、つまり、前記システム始動スイッチがオフからオンにされるまでの経過時間を使用して、水温センサ8の診断(図5の水温センサ診断プログラムにおけるステップ120での診断閾値の設定)や燃料噴射量の制御等を行うようにされているが、システム始動スイッチ2のオフ時間(経過時間)に応じて再起動時の制御を行う点は、前記した特許文献2に所載の燃料電池搭載車両にも同様に適用できる。すなわち、燃料電池搭載車両においては、システム始動スイッチのオフ後の再起動時には、燃料電池に供給する空気及び水素の供給圧力を増す時間及び量の算出に、システム始動スイッチ2のオフ時間(経過時間)が必要であり、正確な経過時間を用いることで、燃料電池電極の空気、水素を最適に拡散する制御を行うことが可能となる。なお、システム(燃料電池)の停止中に生じる凝縮水の影響は、前記エンジン冷却水温が周囲温度まで下がる時間より長く、長時間計時できる能力が求められる。
図10は、本発明に係る車両等の制御装置の第2実施形態を示す概略構成図である。
本実施形態の車両制御装置60は、燃料電池を搭載した車両において燃料電池制御をはじめ種々の制御を行うものであり、その主要構成要素として、前記第1実施形態と同様に、マイクロコンピュータ5を内蔵するECM1を備えている。ECM1には、車載バッテリから直接かつ常時、電圧BATT(12V)が供給されるとともに、システム始動スイッチ2に連動する電源リレー3を介して電圧VBが供給されようになっている。ECM1においては、前記電圧BATT及び電圧VBが変圧器4にてそれぞれ5V程度に変換され、それがマイクロコンピュータ5、時計IC6等の、ECM1内の各素子に供給される。ここでは、前記電圧BATT(電力)供給系統を第1の電源回路21、前記電圧VB(電力)供給系統を第2の電源回路22とする。
本第2実施形態の車両制御装置60のECM1は、第1実施形態のエンジン制御に使うECM1とは、アナログ信号処理回路9を経て取込む信号が、アクセル開度のほか、燃料電池に供給する空気、水素の圧力及び流量になる点が異なる。また、FETなどの駆動回路10に指令を与えて制御する対象が、空気圧力、水素圧力になる。
また、マイクロコンピュータ5が実行する処理は、基本的には前記エンジン搭載車両のものと同じである。
以下、エンジン搭載車両の制御装置50と本実施形態の制御装置60との相違部分について重点的に説明する。
図11は、前述した図2に示されるエンジン搭載車両用のものに対応するフローチャートで、ステップ100、101、103〜105の処理は、図2と同じため説明を省略する。ステップ106は、図12に示される手順で、起動後に供給する空気及び水素の演算を行う。すなわち、図12に示される如くに、ステップ170では、図7、図8に示される初期時刻の設定確認ができ、計時時刻が有効か否かを判断し、有効である(Y)と判断された場合は、ステップ171で空気及び水素の供給量をそれぞれ算出し、ステップ172で増量する設定時間を算出する。ステップ170で有効ではない(N)と判断された場合は、ステップ173で、供給量と設定時間に暫定値を設定する。
図13は、エンジン制御用の図6に対応する10ミリ秒毎に実行する定時処理を示すフローチャートである。
図13のステップ130では、システム始動スイッチ2、アクセル開度、空気、水素の圧力及び流量等の各種センサ信号を取り込む。取り込んだ信号に基づき、ステップ181では、空気調整弁を調節して供給する空気圧力を、ステップ182では水素調圧弁を制御して供給する水素圧力をそれぞれ制御する。
続くステップ134では、必要発電量などの情報受信及び他のユニットに対する発電状態等の情報送信をCAN通信11にて行う。CAN通信11には、ナビゲーション装置12も接続されており、ナビゲーション装置12からの時刻情報も受信する。
続くステップ135では、時計IC6の時刻情報の読み出し処理を行い、定時処理を終了する。
本実施形態においても、時計IC6の異常の有無を判定するとともに、異常有りの場合は正しく時刻設定を行うことができるので、再起動時等に必要とされる起点(システムやエンジンの停止時点等)からの経過時間等を誤ることがないようにでき、その結果、誤った経過時間等を使用することによる誤動作、つまり、起動後の燃料電池に供給する空気及び水素の供給圧力を増す時間及び量に誤りが生じたり、所望の発電量が得られなかったりして、必要以上に空気及び水素を供給する無駄を防止することができる。
本発明に係る車両の制御装置の第1実施形態(エンジン搭載車両用)を示す概略構成図。 システム始動スイッチがオンすると実行するプログラムの一例を示すフローチャート。 マイクロコンピュータが実行する処理内容とその処理番号(#0〜#6)とを示す対応図表。 システム始動スイッチがオン直後の最初の時刻更新処理手順を示すフローチャート。 水温センサ診断プログラムの一例を示すフローチャート。 エンジン制御の定時処理プログラムの一例を示すフローチャート。 初期時刻書込み処理手順を示すフローチャート。 書込み時刻確認処理手順を示すフローチャート。 通常の時刻更新処理手順を示すフローチャート。 本発明に係る車両の制御装置の第2実施形態(燃料電池搭載車両用)を示す概略構成図。 システム始動スイッチがオンすると実行するプログラムの一例を示すフローチャート。 燃料電池制御の始動燃料演算手順を示すフローチャート。 燃料電池制御の定時処理プログラムの一例を示すフローチャート。
符号の説明
1 …ECM
2 …システム始動スイッチ
3 …電源リレー
4 …変圧器
5 …マイクロコンピュータ
6 …時計IC
7 …FET
8 …水温センサ
9 …アナログ信号処理回路
10…FET等の駆動回路
11…CAN通信回線
12…カーナビゲーション装置
21…第1の電源回路
22…第2の電源回路

Claims (14)

  1. 第1の電源回路から常時供給される電力で動作する計時手段と、システム始動スイッチに連動して断接される第2の電源回路から供給される電力で動作する時間設定処理手段、及び、該時間設定処理手段により求められる時間を使用して車両等の制御を行う制御手段と、を具備する車両等の制御装置であって、
    前記時間設定処理手段は、前記計時手段から時刻情報を所定の時間間隔をもって読み出す読出手段と、前記システム始動スイッチがオフからオンにされた直後に前記読出手段により読み出された時刻情報に基づいて、前記計時手段の異常の有無を判定する異常判定手段と、該異常判定手段により前記計時手段に異常有りと判定された場合には、前記計時手段に所定の初期時刻を再設定する時刻再設定手段と、を備えており、
    前記計時手段の異常を要因として、前記時刻再設定手段による前記計時手段に対する初期時刻再設定が行われた場合、この初期時刻再設定を記憶する手段を備えていることを特徴とする車両等の制御装置。
  2. 前記時刻再設定手段による前記計時手段に対する初期時刻再設定が正しく行われたか否かを確認判定する確認判定手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両等の制御装置。
  3. 前記確認判定手段により、前記計時手段に対する初期時刻再設定が正しく行われなかったと判定された場合、前記時刻再設定手段により前記計時手段に所定の初期時刻を再設定するとともに、前記計時手段の異常を要因とする前記初期時刻再設定の記憶を消去する手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両等の制御装置。
  4. 前記異常判定手段は、前記計時手段の異常の有無の判定を、前記システム始動スイッチのオン後最初に読み出された時刻から次に読み出された時刻までの時間変化量が減少したか否かを判別することにより行うようにされていることを特徴とする請求項1に記載の車両等の制御装置。
  5. 第1の電源回路から常時供給される電力で動作する計時手段と、システム始動スイッチに連動して断接される第2の電源回路から供給される電力で動作する時間設定処理手段、及び、該時間設定処理手段により求められる時間を使用して車両等の制御を行う制御手段と、を具備する車両等の制御装置であって、
    前記時間設定処理手段は、前記計時手段から時刻情報を所定の時間間隔をもって読み出す読出手段と、該読出手段の読み出し時間間隔と前記読出手段により前回読み出された時刻から今回読み出された時刻までの時間変化量もしくはカーナビゲーション装置のように時刻情報を持つ装置からの時刻情報とに基づいて、前記計時手段の異常の有無を判定する異常判定手段と、該異常判定手段により前記計時手段に異常有りと判定された場合には、この異常判定処理を記憶する記憶手段と、を備えており、
    前記時間設定処理手段は、前記異常判定手段により前記計時手段に異常無しと判定された場合には、制御用の時刻を更新し、異常有りと判定された場合には、前記計時手段に、前記カーナビゲーション装置からの時刻情報に基づく時刻もしくは所定の初期時刻を設定する時刻更新手段を備えていることを特徴とする車両等の制御装置。
  6. 前記時間設定処理手段は、前記システム始動スイッチに連動して供給される電力が断たれるまでは、前記システム始動スイッチのオンオフ動作に依存することなく、動作を継続するようにされていることを特徴とする請求項1又はに記載の車両等の制御装置。
  7. 前記計時手段に対する時刻設定及び時刻読み出しの継続時間もしくはその実行回数に上限が設定されていることを特徴とする請求項に記載の車両等の制御装置。
  8. 前記読出手段による実質的な読み出し周期が、前記計時手段の時刻更新周期より短かく、かつ、該更新周期の1/2より長く設定されていることを特徴とする請求項1又はに記載の車両等の制御装置。
  9. 前記異常判定手段は、前記計時手段の異常の有無の判定を、前記システム始動スイッチのオン後最初に読み出された時刻から次に読み出された時刻までの時間変化量が前記計時手段の時刻更新周期以内であるか否かを判別することにより行うようにされていることを特徴とする請求項に記載の車両等の制御装置。
  10. 前記読出手段による前記計時手段からの時刻の読み出しに、シリアル通信が用いられ、1バイトの通信単位のデータ取り出し終了毎に次の通信単位のデータを受信するクロック信号を出力するようにされていることを特徴とする請求項1又はに記載の車両等の制御装置。
  11. 前記時間設定処理手段は、前記計時手段への電力供給を断って該計時手段を初期化する手段を有し、試験モード時は、前記初期化が実行できたか否かを確認するため、前記計時手段における前記電力供給断の履歴を消去しないようにされていることを特徴とする請求項1又はに記載の車両等の制御装置。
  12. 前記時刻再設定手段もしくは時刻更新手段が設定もしくは更新する時刻及び前記読出手段が読み出す時刻の上限が閏年を使用しない範囲に設定されていることを特徴とする請求項1又はに記載の車両等の制御装置。
  13. 前記車両は、エンジン搭載車両であり、前記制御手段は、前記時間設定処理手段により求められる、前記システム始動スイッチがオフからオンにされるまでの経過時間を使用して、水温センサの診断や燃料噴射量の算出等を行うようにされていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の車両等の制御装置。
  14. 前記車両は、燃料電池搭載車両であり、前記制御手段は、前記時間設定処理手段により求められる、前記システム始動スイッチがオフからオンにされるまでの経過時間を使用して、燃料電池に供給する空気及び水素の供給圧力を増す時間及び量の算出を行うようにされていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の車両等の制御装置。
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