JP4685290B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の始動口に入賞することで抽選され、それぞれ複数の図柄で構成された複数列の図柄群を、表示画面内に表示することで前記抽選の結果を報知し、前記抽選の結果に基づいて遊技者に有利な遊技状態である大当りとなり得る遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機としてのパチンコ機の遊技盤上には、パチンコ球が入賞する入賞口や風車、釘の他に、数字やキャラクタでデザインされた、例えば15個の特別図柄を3列(左列、中列、右列)に配置させ、各列毎に15個の特別図柄を順次変動させながら表示する特別図柄表示装置を備えている。
【0003】
この特別図柄表示装置は、同じく遊技盤上に設けられた始動口(特別図柄始動入賞口)にパチンコ球が入賞したとき(厳密に言うと、始動口へ入賞したパチンコ球をセンサにより検出したとき)に高速での変動が開始され(始動)、所定時間経過後各列毎に停止し、各列毎に特別図柄が特定(表示)される。
【0004】
ここで、各列の図柄が予め定められた所定の関係となった場合(例えば、数字の7が揃った場合等)、遊技盤に設けられた、通常の入賞口に比較して大きな入賞口(大入賞口)を開放し、遊技者にとって有利な処理がなされる(大当り)。
【0005】
上述の特別図柄の変動において、大当りやリーチが発生することを遊技者に予告する際に、前記予告を完了するまでの過程を遊技者に報知することに関連する技術が開示されている。
【0006】
特開2001−54647号公報(以下、先行技術1という。)には、大当り及び前記大当りを発生するためのリーチの予告を行う遊技機が開示されている。
【0007】
また、特開平5−329263号公報(以下、先行技術2という。)には、指示針を備えたレベルメーターによって、大当りの発生に対する期待値を遊技者に報知する遊技機が開示されている。
【0008】
さらに、特開平6−233859号公報(以下、先行技術3という。)には、所定の入賞順序で入賞した場合に遊技者に有利な遊技状態に移行する遊技機が開示されている。前記遊技機には、前記遊技者に有利な遊技状態へ移行するまでの段階的な状態を示すメータが備えられている。前記遊技機では、双六式の遊技に基づいて前記段階的な状態が示されるようになっている。前記遊技機では、前記メータを点灯表示し、パチンコ球の入賞が前記所定の入賞順序と一致した場合には特典を与え、前記入賞順序が異なる場合には振り出しに戻るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、先行技術1に記載の技術では、大当りやリーチが発生することを報知する予告が、特別図柄の変動が行われる表示部において遊技の進行に伴わずに突然行われる。前記予告の報知される時期が特別図柄の変動表示の進行に伴わない等、遊技に無関係なことが多く、遊技者は前記予告が単純で楽しむことができない。
【0010】
また、先行技術2に記載の技術では、特別図柄の変動表示の進行に伴ってレベルメーターの表示も進行するため、先行技術1に記載の遊技機よりも遊技を楽しむことができる。しかしながら、前記の特別図柄の変動で得た点数を次回の特別図柄の変動に継続することができない。すなわち、遊技の抽選結果は遊技毎に終了し、次回の抽選結果に反映されない。このため、現状の遊技で比較的良い結果が得られたとしても、この結果が次回の抽選結果に反映されないため、前記次回の抽選結果によって大当りが発生する期待感を抱きにくく、遊技者は遊技意欲を失いやすい。
【0011】
さらに、先行技術3に記載の技術では、現状の抽選の結果が次回の遊技においてレベルメータの表示として反映されるが、第1種及び第3種のパチンコ機に対する考慮がされておらず、前記第1種及び前記第3種の遊技に適用することは難しい。また、入賞順序に制限があるため、パチンコ球の打球力の調整が困難となり、初心遊技者には不向きである場合が多い。
【0012】
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、リーチ等の所定の遊技状態が発生することを特別図柄表示とは別の形態で予告演出する際に、前記予告演出での表示の予兆状態から前記予告演出の終了までの過程を円滑に表示し、さらに前記表示された予告演出の内容が、次回以降の特別図柄の変動時での予告演出の内容にも反映される遊技機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、所定の始動口に入賞することで抽選され、それぞれ複数の図柄で構成された複数列の図柄群を表示画面内で変動表示し、所定時間経過後、各列毎に停止し、各列毎の図柄を特定する図柄変動表示制御手段を備え、表示画面内に表示することで前記抽選の結果を報知し、前記抽選の結果に基づいて遊技者に有利な遊技状態である大当りとなり得る遊技機であって、前記抽選に関連して実行され、所定のレベルに達した場合に前記遊技者に前記有利な状態となる確率が高いことを予告演出するための前記レベル増減度合の抽選を行う予告抽選手段と、前記表示画面内における図柄表示領域である第1のエリア以外の領域の一部である第2のエリアに前記予告抽選手段によって抽選された前記レベル増減度合を表示するための制御を行うレベル増減度合表示制御手段と、前記領域の一部に表示される前記レベル増減度合に対応するデータを記憶保持するための記憶手段と、前記レベル増減度合の抽選を実行する毎に、前記表示画面内における前記第1のエリア及び第2のエリア以外の他の一部である第3のエリアに前記レベル増減度合によって決まるレベルを更新表示するレベル更新表示制御手段とを有し、前記柄変動表示制御手段、前記レベル増減度合表示制御手段、並びに前記レベル更新表示制御手段が、前記表示画面の表示を制御する表示制御基板に設けられており、前記表示制御基板が、前記所定の始動口の入賞により第1のエリア及び第2のエリアの変動を開始して、まず、第2のエリアが第1のエリアよりも前に変動を停止し、第2のエリアの停止により確定するレベル増減度合に基づいて、第3のエリアを変動して、レベルを更新表示後に、第1のエリアの変動を停止させることを特徴としている。
【0014】
請求項1に記載の発明によれば、所定の始動口に遊技球が入賞することで抽選が実行される。予告抽選手段が、前記抽選に関連して実行され、所定のレベルに達した場合に前記遊技者に前記有利な状態となる確率が高いことを予告演出するための前記レベル増減度合の抽選を行う。表示制御手段が、前記表示画面内における図柄表示領域外の領域の一部に前記予告抽選手段によって抽選された前記レベル増減度合を表示するための制御を行う。ここで、記憶手段が、前記領域の一部に表示される前記レベル増減度合に対応するデータを記憶保持する。レベル更新表示制御手段が、前記レベル増減度合の抽選を実行する毎に記憶保持されている前記データを活用し、前記表示画面内における図柄表示領域外の他の一部に前記レベル増減度合によって決まるレベルを更新表示する。これにより、前記予告演出の予兆状態時から開始時を経た終了時までの過程を円滑に表示することができ、遊技者は、前記過程を楽しむことができる。また、前記レベル増減度合の抽選が実行される毎に前記記憶手段に記憶されている前記レベル増減度合に対応するデータを活用することで、更新する前のレベルを前記更新した後のレベルに反映及び蓄積することができ、遊技者は前記所定の遊技状態の発生に対する期待感を維持することができる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の遊技機において、前記遊技者に対して前記予告演出に伴った音を出力する音出力手段と、前記抽選の結果及び前記レベル増減度合の抽選の結果に基づいて、前記音出力手段を制御する音出力制御手段と、をさらに有することを特徴としている。
【0016】
請求項2に記載の発明によれば、音出力制御手段が、前記抽選の結果及び前記レベル増減度合の抽選の結果に基づいて、音出力手段を制御する。前記音出力制御手段によって制御された前記音出力手段が、遊技者に対して前記予告演出に伴った音を出力する。これにより、遊技者は、前記予告演出の予兆状態時から開始時を経た終了時までの過程を視覚を通して楽しむことができるだけでなく、聴覚をも通して楽しむことができる。また、前記レベル増減度合の抽選が実行される毎に前記記憶手段に記憶されている前記レベル増減度合に対応するデータを活用することで、更新する前のレベルを前記更新した後のレベルに反映及び蓄積することができ、遊技者は前記所定の遊技状態の発生に対する期待感を維持することができる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は前記請求項2に記載の発明において、前記予告演出が、前記レベル増減度合の抽選によって得られた数字の増減によってコマを進退させながら目標のレベルに達することを競う双六式の遊技として実行されることを特徴としている。
【0018】
請求項3に記載の発明によれば、前記予告演出が、前記レベル増減度合の抽選によって得られた数字の増減によってコマを進退させながら目標のレベルに達することを競う双六式の遊技として実行される。これにより、上述の遊技者に有利な遊技状態が発生するか否かというだけでなく、前記遊技者に有利な遊技状態が発生するまでの過程を前記遊技者に認識させることができ、前記遊技者に有利な遊技状態が発生することへの遊技者の期待感を高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
図1には、本実施の形態に係るパチンコ機110の遊技盤111が示されている。この遊技盤111における円弧状のレール112で囲まれた領域が遊技領域であるゲージ部114とされている。ゲージ部114には、全面に渡って複数の釘が打ち込まれ、レール112を通って打ち出されたパチンコ球がこの釘116に当たって跳ねたり、釘116によって形成される案内路に案内されながら、落下していくようになっている。また、この釘116のほか、ゲージ部114に向かって左右対称の位置には、風車118が取り付けられており、パチンコ球を予期しない方向へ方向転換させるようになっている。
【0021】
さらに、ゲージ部114には複数の位置に入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払い出されるようになっている。
【0022】
このようなゲージ部114は、ほぼ左右対称系とされており、この中央部には特別図柄変動装置122が配置され、その表示部124が露出されている。この表示部124の下方には特別図柄変動装置122を始動するための第1の始動口としての特別図柄始動入賞口126が設けられている。
【0023】
特別図柄始動入賞口126のさらに下方には、大入賞口128が配置され、前記特別図柄変動装置122での所謂当たりの表示状態で所定時間開放され、大量のパチンコ球を入賞させることができる構成となっている。
【0024】
なお、特別図柄始動入賞口126に入賞したパチンコ球は、最大4球分保留され、特別図柄変動装置122による抽選結果の案内が終了した時点で、保留された分が消化されるようになっている。この保留球の数は、ゲージ部114の一部に設けられた4個の特別図柄保留ランプ(図示省略)の点灯/消灯状態によって報知している(点灯が保留)。
【0025】
また、ゲージ部114には、第2の始動口としての普通図柄始動領域130と、0〜9までの一桁の数字を表示可能な普通図柄表示部132とが設けられており、普通図柄始動領域130にパチンコ球が入賞すると、普通図柄表示部132の表示が変動し、所定の当たり数字になると、前記特別図柄始動入賞口126に設けられた可動部としての電動チューリップ134が所定時間開放するようになっている。この電動チューリップ134の開放により、特別図柄始動入賞口126への入賞の確率が物理的に高まることになる。なお、この普通図柄始動領域130に入賞したパチンコ球は、最大4球分保留され、電動チューリップ134の一連の動作が終了した時点で、保留された分が消化されるようになっている。
【0026】
上記ゲージ部114の下部にはパネル140が設けられており、このパネル140の前面側にはパチンコ球を発射するためのハンドル136と、パチンコ球を受ける受け皿138とが設けられている。ハンドル136は、前記パネル140の内部から突出された回転軸に取付けられており、この回転軸を中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者がこのハンドル136を把持して回転することで、図示しない発射装置が稼動すると共に、前記ハンドル136の回転角度に基づいて発射強度が設定されるようになっている。なお、この回転には、付勢力が付与されており、遊技者が手を離すと自動的にもとの回転位置に戻る構造となっている。
【0027】
また、パチンコ機110には、音を出力することで、遊技状態の報知や遊技進行に伴う演出等を行うスピーカ162が設けられている。
【0028】
図2には、パチンコ機110を制御するための制御系の概略が示されている。制御系は、主制御基板150を中心として、払出制御基板152、音声制御基板154、ランプ制御基板156、発射制御基板158、表示制御基板160等、機能毎に分類されている(なお、以下これらを総称する場合副制御基板151という)。
【0029】
主制御基板150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御基板150からの命令信号(コマンド)に基づいて、その他の副制御基板151が独自に実行する。
【0030】
払出制御基板152は、パチンコ球の払出し数を制御するものであり、音声制御基板154は、パチンコ機110に設けられたスピーカ162からの効果音等の出力を制御する。また、ランプ制御基板156は、パチンコ機110に取り付けられた電飾部材(遊技盤状態表示灯)164、及び図示しない特別図柄保留ランプ及び普通図柄保留ランプ等の点灯・消灯を制御する。
【0031】
ハンドル136を操作すると、ハンドル操作をしている信号が前記主制御基板150を介して発射制御基板158に伝えられ、前記発射制御基板158は、遊技者によるパチンコ球の発射を制御する。
【0032】
表示制御基板160は、前記表示部124が表示ドライバ166を介して接続されており、主制御基板150からの命令信号に基づいて、所定の演出効果をもたらす表示を実行する。また、表示制御基板160は、普通図柄表示部132も制御する。
【0033】
前記主制御基板150には、特別図柄始動入賞口126に設けられた特別図柄入賞センサ168及び普通図柄始動領域130に設けられた普通図柄入賞センサ170、並びに上述の大入賞口128を除く各入賞口120に設けられた入賞センサ172が接続されている。また、この主制御基板150には、電動チューリップ134を開閉させるためのソレノイド174が接続されている。
【0034】
また、主制御基板150では、特別図柄や普通図柄の抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部124での表示内容を選択し、表示制御基板160へ命令信号を出力する。すなわち、表示制御基板160には、複数の命令信号に基づく異なる表示内容のデータが予め記憶されており、命令信号に基づいてデータが選択されて、起動するようになっている。また、主制御基板150では、後述する予告抽選が行われるようになっている。さらに、主制御基板150及び副制御基板151は、信号線202により管理制御基板200に接続されている。この管理制御基板200は、信号線208を介して、管理制御基板200で処理した様々なデータをホールコンピュータ206へ出力する。これにより、店側で各パチンコ機110の状況を把握することができる。
【0035】
また、上述の主制御基板150には、上述の大入賞口128に設けられた入賞口センサ210が接続されている。
【0036】
図3には、所定の遊技状態が発生することを予告演出するための機能ブロック図が示されている。
【0037】
上述の主制御基板150には、大当りか否かの抽選(以下、大当り抽選という。)を行う大当り抽選部212と、表示部124で表示される特別図柄の変動パターン等の抽選(以下、表示パターン抽選という。)を行う表示パターン抽選部214と、から構成される抽選回路216が設けられている。前記抽選回路216には、上述した特別図柄入賞センサ168が接続されている。前記特別図柄入賞センサ168が特別図柄始動入賞口126に入賞したパチンコ球を検知するタイミングに基づいて、前記大当り抽選及び前記表示パターン抽選が抽選回路216において行われるようになっている。
【0038】
また、前記主制御基板150には、上述した第2エリア124Bにおいて表示される予告内容の抽選(以下、予告抽選という。)を行う予告抽選回路218が設けられている。この予告抽選回路218は、後述する第3エリアで表示されるコマが所定のレベルを示す位置に達した場合に遊技者に有利な遊技状態となる確率が高いことを予告演出するための前記レベル増減度合(予告点数増減値)の抽選を行うようになっている。すなわち、前記予告点数増減値が前記予告内容に用いられるようになっている。
【0039】
前記予告抽選回路218には、前記抽選回路216が接続されている。前記抽選回路で行われた前記大当り抽選の結果及び前記表示パターン抽選の結果に基づいて、前記予告抽選が予告抽選回路218において行われるようになっている。
【0040】
また、上述した音声制御基板154及び表示制御基板160のそれぞれには、前記抽選回路216と予告抽選回路218とが接続されている。前記音声制御基板154及び前記表示制御基板160は、前記抽選回路216から出力される大当り抽選の結果を示す大当り抽選結果信号と、前記予告抽選回路218から出力される予告抽選の結果を示す予告抽選結果信号と、に基づいて動作するようになっている。
【0041】
前記音声制御基板154は、前記大当り抽選結果信号と前記予告抽選結果信号とに基づいて、遊技状態を演出する音を選択してスピーカ162から前記選択された音を出力する。
【0042】
前記表示制御基板160には、後述する第2エリアにおいて表示される予告点数増減値と対応するデータを記憶保持するための予告点数増減値保持用メモリ220が設けられている。ここで、前記予告点数増減値保持用メモリ220から前記データを読み出し、読み出された前記データが前記第3エリアで表示されるレベルに活用されるようになっている。前記表示制御基板160が前記予告点数増減値によって決まるレベルを更新表示することで、更新表示される前のレベルが前記更新表示された後のレベルに反映されるようになっている。これにより、更新表示される前のレベルを前記更新表示された後のレベルに反映及び蓄積することができ、遊技者はスーパーリーチの発生に対する期待感を維持することができる。
【0043】
また、前記表示制御基板160は、前記大当り抽選結果信号と前記予告抽選結果信号とに基づく、表示部124を制御するための制御信号を表示ドライバ166に出力するようになっている。
【0044】
前記表示ドライバ166は、前記制御信号に基づいて、後述する第1エリア124A、第2エリア124B、及び第3エリア124Cのそれぞれにおける表示の制御を行うようになっている。
【0045】
図4には、表示部124の正面図が示されている。
【0046】
表示部124には、分割された3つの領域が設けられている。
【0047】
前記分割された3つの領域のそれぞれは、それぞれ15個の図柄で構成された3列の図柄群を表示するための第1エリア124A、大当りが発生することを導く遊技状態である通常のリーチの確率よりも高い確率のリーチであるスーパーリーチを発生させるために用いられる予告点数増減値を表示する第2エリア124B、及び前記予告点数増減値に応じて前記スーパーリーチが発生するまでの状態を段階的にレベルで表示する第3エリア124Cとなっている。本実施の形態では、上述の所定のレベルとして9段階のレベル表示が前記第3エリア124Cで可能となっている。
【0048】
前記スーパーリーチが発生するまでの状態は、第3エリア124C内の点灯箇所(以下、コマという。)で示される。第3エリア124Cでは、前記コマの位置が、前記スーパーリーチの発生状態となるまでのレベルを示すようになっている。
【0049】
前記スーパーリーチが発生するまでの状態は、特別図柄始動の変動が1回目である場合や初期状態である場合等でのコマである「スタート」、前記スーパーリーチが発生する状態である「ゴール」、及び前記「スタート」から前記「ゴール」に移行するまでの7段階の過程を示す「1」〜「7」で遊技者に報知されるようになっている。ここで、前記「1」から「7」に移行するに従って、現状の遊技状態が前記スーパーリーチの発生状態に近づいていくようになっている。
【0050】
また、前記予告点数増減値の分だけ第3エリア124Cにおいてコマが移動するようになっている。ここで、前記予告点数増減値は、加算、減算、及び変更なしの何れかを示すようになっている。
【0051】
このように、本実施の形態での前記予告演出は、予告抽選によって得られた数字の増減度合、すなわち予告数字増減値によってコマを進退させながら、「ゴール」と表示されている目標のレベルに達することを競う双六式の遊技として実行されるようになっている。
【0052】
図5には、第1エリア124A、第2エリア124B、及び第3エリア124Cの変動時及び停止時を示すタイミングチャートが示されている。
【0053】
特別図柄入賞センサ168が特別図柄始動入賞口126に入賞したパチンコ球を検出すると、図6(A)に示される如く、第1エリア124Aにおける特別図柄及び第2エリア124Bにおける図柄の変動が開始されるようになっている。ここでは、特別図柄の変動が1回目の場合が示されている。前記特別図柄の変動が1回目である場合には、第3エリア124Cでのコマが「スタート」に位置している場合が示されている。
【0054】
前記特別図柄及び前記図柄の変動が開始されてから所定期間が経過すると、図6(B)に示される如く、前記第2エリア124Bにおいて変動していた前記図柄が停止するようになっている。
【0055】
前記図柄が停止すると、図7(A)に示される如く、第3エリア124Cのコマが第2エリア124B内部の停止図柄の表示に従って順次移動し、前記移動が停止する。このようにして前記コマの位置が変更されるようになっている。ここでは、第2エリア124Bにおいて「3つ進む」という表示がなされ、第3エリアでのコマが「スタート」から「3」まで移動した場合が示されている。
【0056】
さらに、図7(B)に示される如く、前記点灯箇所の変更が終了すると、第1エリア124Aにおいて変動している特別図柄が停止し、前記変動が終了するようになっている。ここでは、第1エリア124Aで表示される停止した特別図柄が「372」となった場合が示されている。
【0057】
ここで、図8(A)に示される如く、特別図柄入賞センサ168が前記特別図柄始動入賞口126に入賞したパチンコ球を新たに検知し、第1エリア124Aで表示される特別図柄を再び変動開始する場合、すなわち次回の特別図柄変動を開始する場合、第3エリア124Cのコマは前回の停止位置を保ち、当該次回の特別図柄の変動に備えるようになっている。
【0058】
また、図8(B)に示される如く、第3エリア124Cのコマが「ゴール」と表示されている箇所まで到達すると、第1エリア124Aにおける特別図柄の変動がスーパーリーチに必ず移行する等の遊技者に有利な状態に移行するようになっている。
【0059】
次に、実施の形態の作用を説明する。
【0060】
図9には、第1エリア124Aにおける特別図柄、第2エリア124Bにおける図柄、及び第3エリア124Cにおけるコマの変動手順を示すフローチャートが示されている。
【0061】
特別図柄始動入賞口126にパチンコ球が入賞する(ステップ300)と、特別図柄の変動演出を開始するために、ステップ302へ移行する。
【0062】
ステップ302では、大当り抽選及び表示パターン抽選が実行される。前記大当り抽選及び前記表示パターン抽選の実行が完了すると、ステップ304へ移行する。
【0063】
ステップ304では、予告抽選が実行される。前記予告抽選の実行が完了すると、ステップ306へ移行する。
【0064】
ステップ306では、予告点数増減値が予告点数増減値保持用メモリ220に記憶される。前記記憶が完了すると、ステップ308へ移行する。
【0065】
ステップ308では、第1エリア124A及び第2エリア124Bでの図柄変動が開始される。前記図柄変動が開始されると,ステップ310へ移行する。
【0066】
ステップ310では、前記第1エリア124A及び第2エリア124Bでの図柄変動が開始されてから所定時間が経過したか否かの判断が行われる。前記判断が肯定された場合にのみステップ312へ移行する。
【0067】
ステップ312では、前記第2エリア124Bでの図柄変動が停止される。前記図柄変動が停止されるとステップ314へ移行する。
【0068】
ステップ314では、レベルの更新を開始するため、第3エリア124Cでのコマの変動が開始される。前記コマの変動が開始されるとステップ316へ移行する。
【0069】
ステップ316では、前記第3エリア124Cでのコマの変動が開始されてから所定時間が経過したか否かの判断が行われる。前記判断が肯定された場合にのみステップ318へ移行する。
【0070】
ステップ318では、前記レベルの更新を終了するため、前記第3エリア124Cでのコマの変動が停止される。前記コマの変動が停止されるとステップ320へ移行する。
【0071】
ステップ320では、前記第1エリア124Aでの特別図柄の変動が停止される。前記特別図柄の変動が停止されるとステップ322へ移行する。
【0072】
ステップ322では、特別図柄を変動開始するための保留球があるか否かの判断が行われる。前記判断が肯定されると上述したステップ308へ移行し、前記判断が否定されるとステップ324へ移行する。
【0073】
ステップ324では、特別図柄の変動の演出を終了する。
【0074】
なお、本発明の実施の形態では、予告点数増減値保持用メモリ220が表示制御基板160に設けられている構成としたが、これに代えて、前記予告点数増減値保持用メモリ220が予告抽選回路218に設けられている構成としてもよい。
【0075】
また、本発明の実施の形態では、上述した予告を表示部124で表示される特別図柄の変動と、図柄の変動と、コマと、で遊技者に報知したが、これに限らない。9種類の効果音を予め予告点数に対応させ、前記9種類の効果音の出力に関するデータが、前記データを記憶するために設けられた効果音用メモリに記憶されるようにする。前記効果音を出力する場合には、出力される効果音に関するデータが前記効果音用メモリから読み出されるようにすればよい。これにより、通常の遊技状態から遊技者に有利な遊技状態へ移行する過程が、段階的に前記遊技者に報知されることから、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0076】
例えば、予告点数に出力される効果音の音程を対応させれば、前記音程の違いによって、遊技者は聴覚により予告点数を識別することができ、予告の内容を把握することができる。
【0077】
また、スピーカ162から出力される音の同時発音数の相違によって、予告点数を遊技者に報知してもよい。ここで、前記同時発音数は、和音を構成する音の数や異なる音色を奏でる楽器の種類の数とすればよい。
【0078】
さらに、スピーカ162から出力される音の音色、音量の相違によって予告点数を報知してもよい。
【0079】
また、複数チャンネルで効果音を出力する機種では、異なる音像の変位のそれぞれを各予告点数に対応させればよい。
【0080】
本発明の実施の形態によれば、上述のスーパーリーチが発生することを予告演出する場合、前記予告演出の予兆状態から開始時を経た終了時までの過程を円滑に表示することができ、遊技者は、前記過程を楽しむことができる。また、予告抽選が実行される毎に予告点数増減値保持用メモリ220に記憶されている予告点数増減値に対応するデータを活用することで、更新する前のレベルを前記更新した後のレベルに反映及び蓄積することができ、遊技者は前記スーパーリーチの発生に対する期待感を維持することができる。
【0081】
また、遊技者は、前記予告演出の予兆時から開始時を経た終了時までの過程を視覚を通して楽しむことができるだけでなく、聴覚をも通して楽しむことができる。
【0082】
さらに、前記予告演出が、双六式の遊技として実行されることで、前記スーパーリーチが発生するか否かというだけでなく、前記スーパーリーチが発生するまでの遊技者の期待感を高めることができる。
【0083】
本実施の形態の変形例として、特別図柄の変動に伴う予告演出をルーレット式の遊技として実行する形態が考えられる。しかしながら、前記予告演出が双六式の遊技として実行される形態の方が、前記ルーレット式の遊技として実行される形態よりも、スーパーリーチの発生までの過程を把握しやすい点で優れている。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、予告演出の予兆状態時から開始時を経た終了時までの過程を円滑に表示することができ、遊技者は、前記過程を楽しむことができる。また、レベル増減度合の抽選が実行される毎に記憶手段に記憶されている前記レベル増減度合に対応するデータを活用することで、更新する前のレベルを前記更新した後のレベルに反映及び蓄積することができ、遊技者は前記所定の遊技状態の発生に対する期待感を維持することができる。
【0085】
また、遊技者は、前記予告演出の予兆状態時から開始時を経た終了時までの過程を視覚を通して楽しむことができるだけでなく、聴覚をも通して楽しむことができる。
【0086】
さらに、前記予告演出が、双六式の遊技として実行されることで、遊技者に有利な遊技状態が発生するか否かというだけでなく、前記遊技者に有利な遊技状態が発生するまでの過程を前記遊技者に認識させることができ、前記遊技者に有利な遊技状態が発生することへの遊技者の期待感を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパチンコ機の概略正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るパチンコ機の制御系を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るパチンコ機における、所定の遊技状態が発生することを予告演出するための機能ブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る表示部の正面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る、第1エリア、第2エリア、及び第3エリアの変動時及び停止時を示すタイミングチャートである。
【図6】(A)は本発明の実施形態に係る、第1エリアにおける特別図柄及び第2エリアにおける図柄の変動が開始されている場合の表示部の正面図であり、(B)は第1エリアにおける前記特別図柄が変動中であって、第2エリアにおいて変動していた前記図柄が停止した場合の表示部の正面図である。
【図7】本発明の実施の形態において、第3エリアのコマが第2エリア内部の停止図柄の表示に従って順次移動し、前記移動が停止した場合の表示部の正面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る、特別図柄入賞センサが特別図柄始動入賞口に入賞したパチンコ球を新たに検知し、第1エリアで表示される特別図柄を再び変動開始する場合の表示部の正面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る、第1エリアにおける特別図柄、第2エリアにおける図柄、及び第3エリアにおけるコマの変動手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
110 パチンコ機(遊技機)
124 表示部
150 主制御基板
154 音声制御基板(音出力制御手段)
160 表示制御基板(表示制御手段、レベル更新表示制御手段)
162 スピーカ(音出力手段)
166 表示ドライバ(表示制御手段)
168 特別図柄入賞センサ
212 大当り抽選部
214 表示パターン抽選部
216 抽選回路
218 予告抽選回路(予告抽選手段)
220 予告点数保持用メモリ(記憶手段)
Claims (3)
- 所定の始動口に入賞することで抽選され、それぞれ複数の図柄で構成された複数列の図柄群を表示画面内で変動表示し、所定時間経過後、各列毎に停止し、各列毎の図柄を特定する図柄変動表示制御手段を備え、表示画面内に表示することで前記抽選の結果を報知し、前記抽選の結果に基づいて遊技者に有利な遊技状態である大当りとなり得る遊技機であって、
前記抽選に関連して実行され、所定のレベルに達した場合に前記遊技者に前記有利な状態となる確率が高いことを予告演出するための前記レベル増減度合の抽選を行う予告抽選手段と、
前記表示画面内における図柄表示領域である第1のエリア以外の領域の一部である第2のエリアに前記予告抽選手段によって抽選された前記レベル増減度合を表示するための制御を行うレベル増減度合表示制御手段と、
前記領域の一部に表示される前記レベル増減度合に対応するデータを記憶保持するための記憶手段と、
前記レベル増減度合の抽選を実行する毎に、前記表示画面内における前記第1のエリア及び第2のエリア以外の他の一部である第3のエリアに前記レベル増減度合によって決まるレベルを更新表示するレベル更新表示制御手段とを有し、
前記柄変動表示制御手段、前記レベル増減度合表示制御手段、並びに前記レベル更新表示制御手段が、前記表示画面の表示を制御する表示制御基板に設けられており、
前記表示制御基板が、
前記所定の始動口の入賞により第1のエリア及び第2のエリアの変動を開始して、
まず、第2のエリアが第1のエリアよりも前に変動を停止し、
第2のエリアの停止により確定するレベル増減度合に基づいて、第3のエリアを変動して、レベルを更新表示後に、第1のエリアの変動を停止させることを特徴とする遊技機。 - 前記遊技者に対して前記予告演出に伴った音を出力する音出力手段と、
前記抽選の結果及び前記レベル増減度合の抽選の結果に基づいて、前記音出力手段を制御する音出力制御手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記予告演出が、前記レベル増減度合の抽選によって得られた数字の増減によってコマを進退させながら目標のレベルに達することを競う双六式の遊技として実行されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
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