JP4684517B2 - 保持機能を有する比例磁石を制御する方法 - Google Patents

保持機能を有する比例磁石を制御する方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、電子制御装置を介してシフト弁内又は比例圧力制御弁内の制御部材を操作するために、コア、プランジャ及びコイルを有する比例磁石を制御する方法に関する。特に、本発明は自動車用自動変速機のクラッチ操作用の比例圧力制御弁内の比例磁石を制御する方法に関し、この場合、プランジャは、制御範囲とプランジャの磁気的な保持位置を有する保持範囲との間で往復動可能であって、制御範囲から保持範囲への限定された移行を生ずる。
【0002】
本発明はさらに、このような方法を実施するための比例磁石、及びこの比例磁石を備えた比例圧力制御弁に関する。
【0003】
比例圧力制御弁に使用するための上述した構造形式の比例磁石は、例えば本出願人による出願であるDE−19904901号によって知られている。同明細書には、自動車用自動変速機内のクラッチ制御のためのパイロット弁として使われる弁が記載されている(CE圧力制御器)。
【0004】
やはり上述した構造形式の比例磁石を備えた類似の比例圧力制御弁が本出願人による出願であるDE−19904902号によって知られている。同明細書は、自動車用自動変速機内のクラッチ制御のための直接制御弁として使われる弁を特に対象としている(ZF圧力制御器)。
【0005】
これらの出願では、制御範囲から保持範囲即ち磁気的な保持位置への限定された移行を実現させる比例磁石又は保持磁石もしくはシフト磁石が対象とされている。この限定された移行は従来の技術によれば次のようになされる。即ち、プランジャとコアとの間にわずかな空隙があるときに大きな磁力を有する、それ自体公知の磁石特性及び相応の磁石設計によって、コイル電流即ち「スナップ作用電流」を生ぜしめ、この電流によって磁石の制御範囲が急速に素通りされ、要するにプランジャが制御範囲から保持位置へ瞬発的に「スナップ移動」して保持位置の大きな磁力範囲に保持される。
【0006】
逆の方向の運動、即ち保持範囲即ち保持位置から比例磁石が離れる動き及び制御範囲への移行は、従来の技術の場合、これまで満足できるようには制御できなかった。
【0007】
本発明の課題は、保持範囲特に保持位置から制御範囲への限定された移行を実現させるために、プランジャの運動を認識して比例磁石の限定された遮断もしくは比例磁石と結合されているシフト弁又は比例圧力制御弁の制御部材の保持位置からの離脱のために用いることのできる方法を提供することである。本発明の課題はさらに、このような方法を実施するための比例磁石、及びこの種の比例磁石を備えた比例圧力制御弁を提供することである。
【0008】
このような課題を本発明は、請求項1、請求項19及び請求項26に示す特徴事項による方法、比例磁石及び比例圧力制御弁によって解決した。
【0009】
本発明によれば、比例磁石を制御するための方法において、プランジャの運動を認識する手段が設けられている。かくして比例磁石内のプランジャのどのような運動も検出可能にする方法が得られる。これによって、制御範囲から保持位置へのプランジャの運動もその逆の運動も認識することができる。
【0010】
本発明は次のような物理的効果を基礎としている。即ち、一面ではプランジャの保持機能が電磁石内の大きな磁力及び小さな空隙の範囲において果たされる点である。この範囲は高められたインダクタンスによって電気的に特色をなす。また、他面ではコアからのプランジャの離脱が電圧を誘導し、この電圧がコイル抵抗を介して直接コイル電流に影響を与える点である。
【0011】
特に比例圧力制御弁の場合にはプランジャの運動がほぼ弁の制御部材の運動に相当するので、本発明の方法をもってすれば比例磁石の制御のための多くの応用が可能になる。以下この点について述べることとする。
【0012】
本発明の実施の形態によれば、コイル電流が電子制御装置内で直接の測定信号として使われ、これにより付加的なセンサ技術の採用の必要なくプランジャのストローク変化を認識することができる。従って、プランジャの運動の検出は構成部品公差及び周囲条件又はそのいずれかにも無関係に有利になされる。
【0013】
本発明の特に有利な実施の形態によれば、認識手段はプランジャが保持位置から離脱したことを認識し、プランジャは電子制御装置を介して制御されて保持位置から制御範囲へ移動可能である。これは、コアからのプランジャの離脱が生ずる時点がコイル電流の上昇によって電子制御装置によって認識されることによってなされる。続いて行われる電流補正がプランジャをコアからの離脱過程中に支持する。即ち、比例圧力制御弁によって制御すべき油圧が低下する前に、プランジャはコアから離脱した直後に保持位置から電流補正によって制御されて比例磁石の制御範囲内へ移動される。
【0014】
もちろん本発明による手段によって制御範囲から保持位置へプランジャが直行したことも認識され、その場合には付属するスナップ作用限界電流が検出され、この限界電流が支持電流の算出に利用される。
【0015】
このようにして、電子的手段によって例えば主圧力の急低下時に制御範囲から保持範囲へプランジャが突発的に直行したことを認識して対応処置を講ずることもできる。
【0016】
本発明による制御方法の別の実施の形態によれば、電子式変速機制御装置内に電流しきい値プレセットI_Schwellが記憶されて、このプレセット値を上回った際にコイル電流によってコアからプランジャが離脱した時点が確認される。
【0017】
コイル電流は通常は制御されるので、電流制御器は本来本発明の方法に反する作用を呈する。このことは、遮断機能を発動させるための電流目標値I_Sollを選定するのに、電流制御器がその下方の操作量制限内にとどまるようにする必要があることを意味する。これは、事実上制御器の遮断に相当する。というのは、プランジャが離脱することによって誘導された電流上昇はさらなる抑制制御を生ずることはないからである。本発明の場合、コアからプランジャが離脱した後に適宜な電流目標値のプレセットがなされる。このプレセットは、比例圧力制御弁によって制御すべき圧力が低下する前、即ち制御圧がクラッチ締結圧を下回る値まで低下する前に、有利になされる。
【0018】
比例弁はスプール弁体を備えており、このスプール弁体の制御縁の重なり比の有利なジオメトリー設計の結果、本発明の方法を介して、プランジャ又は弁体の運動が油圧作用を発生する前に既にプランジャの離脱が確認され、制御範囲内への制御された案内が始まることになる。
【0019】
シート弁体を備えている比例圧力制御弁を制御する方法の場合には、シート弁体を、変速機利用のために、プランジャの離脱の際に発生する圧力変化がクラッチ保持圧よりも大であるように設計する必要がある。
【0020】
プランジャの運動を検出するためには基本的に種々の実現可能性があり、これらの実現はハードウエア化又はソフトウエア化による実現化並びにオンライン処理及びオフライン処理に分類することができる。
【0021】
本発明の方法のハードウエア化による実現のためには、検出が有利なASIC(特定用途向けIC)を介してなされる。
【0022】
有利な実施の形態によれば、コイル電流の個々のピーク値が検出され、プランジャが離脱するのに伴ってコイル電流が直ちに再び目標値、即ち、シフト部材例えば変速機内のクラッチを確実な締結圧に保つ目標値に合わせられる。
【0023】
コアからプランジャが離脱するのに伴って二値信号が電子制御装置、特に電子式変速機制御装置へ送られる。次いで電子制御装置によって電流目標値の適宜な、例えば適応性のあるプレセットがなされる。
【0024】
本発明の方法の別の有利な実施の形態によれば、プランジャの運動の検出のソフトウエア化がモデル準拠の検出を介して行われる。この場合、測定されたコイル電流と線形の付随モデルを介して算出された模擬電流との差によってプランジャの離脱が検出される。
【0025】
あるいは、ソフトウエア化がプランジャ速度のオブザーバ準拠の検出を介して行われる。この場合、コイル電流の運動方程式の非線形部分が外乱量として捕らえられ、これによりプランジャが離脱する時点が認識される。
【0026】
オブザーバ準拠の検出はさらにプランジャ速度の推定値をも与え、この推定値は、特にオンライン処理化の場合に、操作量制限付きの重畳制御回路においてプランジャを「支持する」ために利用することができる。
【0027】
速度制御器の操作量をなす最大コイル電流はその際磁石の比例範囲、要するに制御範囲に合わせて制限され、これによってプランジャが再び瞬発的に、要するにスナップ作用をもって保持範囲へ戻ることはない。
【0028】
上述したオンライン処理の代わりに、本発明の方法のソフトウエア化を次に述べるオフライン処理の1つに有利に適用することもできる。
【0029】
即ち、比例磁石の特性パラメータ、例えば遮断過程の時間的挙動又は電流しきい値、特にスナップ限界電流又は相互誘導の電流振幅を、磁石又は比例圧力制御弁の完成後に生産工程終端において検出し、所属の電子制御装置、特に電子式変速機制御装置に記憶させるようにすることができる。
【0030】
あるいは、本発明による比例磁石を備えた自動車のエンジン始動ごとに比例磁石をテストして、電圧信号と電流上昇との間の時間間隔を評価するようにすることもできる。この場合は、特性量が自動車の耐用期間中に変化するので特に有利である。
【0031】
比例磁石を制御するための本発明の方法のこうした実施の形態及びその利点は、上述した方法の実施のために使用される比例磁石自体にも同様に適用することができる。
【0032】
また、比例磁石、検出器、遮断機能の設計、電流制御器並びに油圧部分系及び電子工学の構造パラメータが有利な形式でメカトロニクス的なトータルシステムとして相互に適合されている。
【0033】
さらに、本発明の有利な実施の形態によれば、比例圧力制御弁が上述した形式の比例磁石を備えている。この場合に圧力制御弁はスプール弁体を有していて、スプール弁体の制御縁の重なり比は、プランジャ又は制御部材の運動が油圧作用を生ずる前にプランジャの動きが確認されて制御範囲への制御された案内が始まるように、ジオメトリー設計がなされている。
【0034】
比例圧力制御弁の別の実施の形態によれば、圧力制御弁がシート弁体を有しており、このシート弁体は、プランジャが離脱した後に発生する油圧がクラッチ保持圧よりも大であるようにジオメトリー設計されている。
【0035】
次に、本発明の他の目的、効果及び実施態様について図面に示す実施の形態に従って詳述する。全ての特徴的事項は単独又は任意の組み合わせにおいて本発明の対象となる。
【0036】
比例圧力制御弁内のプランジャのストローク(図1)はほぼ制御範囲及び保持範囲に亘っており、例えば約5.3mmの最大移動可能のストロークはコアにおけるプランジャの終端位置に相当する。約2mmから約4.5mmまでの範囲が磁石の制御範囲として示されている。例えば250mAのコンスタントなコイル電流の場合、制御範囲における磁気力はコンスタントな値で約20Nである。プランジャのストローク4.5mmを上回る保持範囲内では磁気力がストッパ位置即ち保持位置まで過比例して増大する。磁気力自体はヒステリシス経過に従って作用し、これによって磁石の閉鎖及び開放はほぼ磁気力の曲線上を経過する。
【0037】
図1に示すプランジャのストロークに反比例してプランジャの端面と磁石との間の空隙(図2)が生じ、小さい空隙の範囲は高められたインダクタンスによって電気的に特色をなし、このインダクタンスは空隙が大きくなると共に、要するにプランジャの離脱に伴って、減少する。プランジャの離脱は次いで時間関連の電圧を誘導し、この電圧はコイル抵抗を介して直接コイル電流へ影響する。
【0038】
コイル電流I_Spuleは制御圧P_Regelに比例し、電子制御装置内で直接に測定信号として役立てられ、従って付加的なセンサ技術を要することなく図1に示すプランジャのストローク変化を認識することができる。遮断過程の開始時に(図3)、コイル電流は図示してない最大値から最小値I_minへ減少される。この最小値は、時点t_2まで、パルス幅変調されたコイル電圧U_Spuleによって与えられる。コイル電流I_Spuleの図示の変調された経過においては10msecで5周期が経過し、これは図示の例では500Hzの周波数に相当する。時点t2に達するまでのこの期間中に制御圧P_Regelはコンスタントに約18barの値で経過する。電流制御器はその下方の操作量制限内にあり、従って操作量をそれ以下まで下げることはできないようになっている。これは、相互誘導に起因する検出の必要のある電流上昇が電流制御器によって弱化されないようにするために必要である。
【0039】
磁石の機能低下時のプランジャの運動は、本発明の場合、時点t_2後に導入される相互誘導の結果としてのコイル電流の上昇により認識できる。本発明による検出器によれば、この電流勾配が自由にプログラミング可能なしきい値電流I_Schwellに関連して認識され、これによって本来の支持(図示せず)が行われる。しきい値の検出後にコイル電流はコンスタントな目標値I_Sollに低下される。
【0040】
比例磁石の代表的な遮断過程(図4から図6まで)の場合、最初コンスタントであったコイル電圧U_Spuleが時点t_1において遮断される。同じ時点t_1(図5)にコイル電流I_Spuleの減少も開始する。時点t_2において相互誘導がなされ、これによってコイル電流は時点t_3まで短時間勾配になる。次いでコイル電流は本発明により値I_Abfangに保持される。本発明による保持機能なしではコイル電流が小さなI_Abfangの値(破線参照)へ低下することになる。
【0041】
プランジャストロークS(図6)は時点t_2に達するまではコンスタントなままであって、要するにプランジャは動かない。保持機能が働く時点t_2に達した後に、プランジャはその位置から離れ始め、このことはt_2後のプランジャストロークSの経過が下降することによって認識される。保持機能によってプランジャは値S_Regelにおいて捕獲され、次いでコンスタントに保持される。コイル電流への本発明による介入なしにはプランジャストロークSの経過は破線に沿う結果になってしまう。
【0042】
比例圧力制御弁の油圧制御圧P_Regelは当初例えば18barのコンスタントな値にある。プランジャが一定のストローク量を動いた後にはじめて、例えば時点t_4において、圧力低下も開始する。圧力制御への介入なしには制御圧P_Regelがほぼ破線に沿った経過になってしまう。しかし、コイル電流への介入により制御圧は例えば12barを上回る値に持ち直される。
【0043】
以上の図示の場合と異なって、図7及び図8は制御範囲から保持範囲へ磁石が中間を飛ばして直行する際の信号経過を示している。
【0044】
油圧の主圧力P_HD、制御圧P_Regel及び制御電流I_Regelの経過が図7に示されている。油圧の主圧力P_HD又は系内圧は通常はコンスタントな値のままである。これに対して制御圧P_Regelは、増大する制御電流I_Regelを介して、ほぼ主圧力P_HDに相当するまで上昇する。この上昇の時点においてスナップ作用限界電流I_Durchschnapp_Grenzに達する。制御電流は相互誘導の結果、短時間に低下する。本発明による検出器はこの電流低下に基づいてスナップ作用限界電流を認識することができる。このスナップ作用限界電流の値は支持電流の算出の基礎として利用できる。次いで、制御電流はスナップ作用電流まで再び高められれる。その際、スナップ作用電流はスナップ作用限界電流よりも上に位置する。スナップ作用電流に達した後に制御電流は再び段階的に保持電流I_Halteの値まで低下され、この保持電流は比例圧力制御弁のプランジャをそのストッパ位置に保持する。
【0045】
危機的なシステム状態(図8)においては、例えば油圧の主圧力P_HDが急低下した場合が想定されている。この状態は圧力経過の急降下及びそれに続く再上昇によって特色をなす。圧力急低下の瞬間に圧力と磁気力とのアンバランスが生じ、保持機能への思わぬ移行を招くことになる。しかしこのようなスナップ作用も本発明による検出器によって認識され、従って直ちに保持過程を導入することができる。
【0046】
シフト過程におけるプランジャの移動の本発明による検出のためには基本的に種々の方法が考えられ、線形の付随モデル(図9)によるモデル準拠の検出か、又は外乱量オブザーバ(図10)によるプランジャ速度のオブザーバ準拠の検出でのソフトウエア化を実施することができる。
【0047】
モデル準拠の検出の場合(図9)、入力電圧によって実際のコイルにコイル電流が流される。その際、入力電圧は実際のシステム内で誘導された電圧によって重畳されている。コイル電流へのプランジャ速度の影響は非線形の運動方程式によって表すことができる。線形の付随モデルは誘導された電圧を考慮せずに、入力電圧の遮断に伴なって、プランジャ速度がゼロである限り、最大電流から出発して測定と同等の電流経過を与える。測定された電流と線形モデル内の模擬電流との差からプランジャ移動、特にプランジャの離脱を検出することができる。線形の付随モデルも検出器も電子式変速機制御装置EGS内にまとめられている。
【0048】
図10は、図9の場合と異なり、測定されたコイル電流と入力電圧とからプランジャ速度を推定する外乱量オブザーバの基本構成を例示している。相互誘導はこの場合、速度関連の外乱量と解され、この関連がオブザーバ内に描出されている。
【0049】
圧力制御弁1(図11)は大体において弁ケーシング2と比例磁石3とから成っており、弁ケーシング2の下部に流入流出口4、5、6が配置されている。弁座16及びスプール縁部17を開閉するための制御部材7がプランジャ軸線9を有するプランジャロッド8に結合されており、プランジャロッド8はブッシュ24内で案内され、一方の端部がプランジャ11の内室部へ入り込んでいる。プランジャ11はコア10及びコイル12と共に比例磁石3を構成している。
【0050】
制御部材7を比例磁石3に結合するために、プランジャロッド8の前記の一方の端部に円板21が固定されている。プランジャロッド8の端部はこの円板21と共にプランジャ11のほぼ円筒状の内室部へ入り込んでいる。円板21とプランジャ11の内室部の底との間にコイル状の押しばね20が配置されている。これによって、プランジャロッド8とプランジャ11との間の剛性的な結合が避けられる。図示の場合、プランジャ11は終端位置、それも「上方」ストッパ位置にあって、プランジャ11の端面14とコア10の端面15との間隙13が最大である。プランジャ11の保持位置に相当する第1の終端位置では間隙13の値は約0から0.3mm、有利には約0.1mm以下である。
【0051】
制御部材7はプランジャ11によって押しばね20及び円板21を介してその第1の「下方」終端位置へ動かされる。この図示してない保持位置では平面弁座16が閉じられており、従って流入口4に働く油圧が3つの孔18を経て流出口6へ到達することはできない。平面弁座16は次のようにして開放される。即ち、コイルの制御電流が低減され、これによりプランジャ11の磁気的な保持力も低下され、プランジャ11がコア10から離脱することによって開放される。制御電流は次いで直ちに再び急上昇され(ループ制御)、その結果、プランジャ11の下降時の「圧力急低下」は微調整範囲では感知されない。また、平面弁座16を次のようにして開放させることもできる。即ち、油圧の主圧力を流入口4内及び孔18内で高めて、平面弁座16の「下方」リング面への油圧がコア10へプランジャ11を保持する磁気的な保持力よりも大きくなるようにするのである。
【0052】
比例圧力制御弁1は例えば同軸プラグ23を介して電子式変速機制御装置EGS(図示せず)に接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 磁力とプランジャのストロークとの関係を示す線図。
【図2】 空隙に関連したインダクタンス特性線図。
【図3】 遮断過程中の制御圧及びコイル電流の経過を時間に関連して示した線図。
【図4】 遮断過程中のコイル電圧の経過を示す線図。
【図5】 遮断過程中のコイル電流の経過を示す線図。
【図6】 遮断過程中のプランジャのストロークの経過を示す線図。
【図7】 制御範囲から保持範囲への移行時の主圧力、制御圧及び制御電流の経過を示す線図。
【図8】 主圧力急低下時の図7に類似の線図。
【図9】 モデル準拠の検出器の概略図。
【図10】 外乱量オブザーバの概略図。
【図11】 プランジャの磁気保持機能を有するCE(クローズドエンド)構造の3/2比例圧力制御弁を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 比例圧力制御弁
2 弁ケーシング
3 比例磁石
4 流入口
5 作用接続口
6 流出口
7 制御部材、弁体
8 プランジャロッド
9 プランジャ軸
10 コア
11 プランジャ
12 コイル
13 間隙
14 プランジャ端面
15 コア端面
16 平面弁座
17 スプール縁部
18 孔
19 ばね
20 押しばね
21 円板
23 同軸プラグ
24 ブッシュ
I_Spule コイル電流
I_min 最小電流
I_Schwell しきい値電流
I_Abfang 支持電流
I_Regel 制御電流
I_Durchschnapp_Grenz スナップ作用限界電流
I_Halte 保持電流
I_Soll 目標電流
U_Spule コイル電圧
P_Regel 制御圧
P_HD 保持圧
t_1 時点
S プランジャストローク
EGS 電子式変速機制御装置

Claims (26)

  1. コア(10)、プランジャ(11)及びコイル(12)を有する比例磁石(3)を制御する方法であって、
    比例磁石(3)はシフト弁内又は比例圧力制御弁(1)内の制御部材(7)を操作するために電子制御装置に接続されており、
    プランジャ(11)は、コンスタントなコイル電流(I_Spule)によりコンスタントな磁気力が生じるような制御範囲とプランジャ(11)の磁気的な保持位置を有し、磁気力がコア(10)とプランジャ(11)の間の空隙の幅により決まるような保持範囲との間で往復動可能であって、制御範囲から保持範囲への限定された移行を生ずる形式のものにおいて、
    コア(10)からのプランジャ(11)の離脱が、コイル電流(I_Spule)の上昇によって電子制御装置によって認識され、このことによりプランジャ(11)の移動が検出され、
    コア(10)からプランジャ(11)が離脱した後にコイル電流(I_Spule)が補正され、このことにより保持位置から制御範囲までの移動が制御されることを特徴とする、比例磁石を制御する方法。
  2. コイル電流(I_Spule)が電子制御装置内の直接の測定信号として使われることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. プランジャ(11)は電子制御装置を介して制御されて保持位置から制御範囲へ移動可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 電子制御装置はプランジャ(11)が制御範囲から保持位置へ直行したことを認識し、電子制御装置を介して付随するスナップ限界電流(I_Durchschnapp_Grenz)が検出されて支持電流(I_Abfang)の算出に利用されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 電子制御装置は、例えばライン圧急落の際にプランジャ(11)が制御範囲から保持範囲へ突発的に直行したことを認識することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 電子式変速機制御装置(EGS)内に電流しきい値プレセット(I_Schwell)が記憶されて、このプレセット値を上回るのに伴って、プランジャ(11)が離脱した時点が確認されることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. プランジャ(11)の運動の検出がハードウエア化又はソフトウエア化によって実現されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の方法。
  8. 検出のハードウエア化はASIC(特定用途向けIC)を介してなされることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. コイル電流(I_Spule)の個々のピーク値が検出され、プランジャ(11)が離脱するのに伴ってコイル電流(I_Spule)が直ちに再び目標値(I_Soll)、即ち、シフト部材確実な締結圧に保つ目標値(I_Soll)に合わせられることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. コイル電流(I_Spule)の個々のピーク値が検出され、プランジャ(11)が離脱するのに伴って二値信号が電子式変速機制御装置(EGS)へ送られ、次いで電子式変速機制御装置(EGS)は電流目標値(I_Soll)の適宜プレセットを行うことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  11. ソフトウエア化がモデル準拠の検出を介して行われ、この場合、測定されたコイル電流(I_Spule_gemessen)と線形の付随モデルを介して算出された模擬電流(I_Spule_berechnet)との差によってプランジャ(11)が離脱したことが検出されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  12. プランジャ(11)の運動の検出がオブザーバを介してなされることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれかに記載の方法。
  13. ソフトウエア化がプランジャ速度のオブザーバ準拠の検出を介してなされ、この場合、コイル電流の運動方程式の非線形部分(I_Spule_nichtlinear)が外乱量として検出され、プランジャ(11)が離脱する時点(t_2)が認識されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  14. オブザーバに基づく検出がプランジャ速度の推定値を与え、この推定値は、特にオンライン処理の場合に、操作量制限付きの重畳制御回路においてプランジャ(11)の「支持」のために利用されることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. ソフトウエア化がオフライン処理で実施されることを特徴とする、請求項10乃至14のいずれかに記載の方法。
  16. 比例磁石の特性パラメータ、磁石完成後に生産工程終端において検出され、所属の電子式変速機制御装置(EGS)に記憶されることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 比例磁石(3)を備えた自動車のエンジン始動ごとに比例磁石(3)がテストされて、電圧信号と電流上昇との間の時間間隔(t_2−t_1)が評価されることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  18. 請求項1乃至17のいずれかに記載の方法を実施するための比例磁石(3)であって、コア(10)とプランジャ(11)とコイル(12)とを有し、
    シフト弁内又は比例圧力制御弁(1)内の制御部材(7)を操作するために電子制御装置(EGS)に接続されており、
    プランジャ(11)が、コンスタントなコイル電流(I_Spule)によりコンスタントな磁気力が生じるような制御範囲とプランジャ(11)の磁気的な保持位置を有し、磁気力がコア(10)とプランジャ(11)の間の空隙の幅により決まるような保持範囲との間で往復移動可能であって制御範囲から保持位置への限定された移行を生ずる形式のものにおいて、
    コイル電流の上昇を認識し、このことによりプランジャ(11)の移動を検出する手段が設けられており、
    保持位置から制御範囲までのプランジャ(11)の移動を制御するために、コイル電流の補正を行う手段が更に設けられていることを特徴とする、比例磁石。
  19. プランジャ(11)は電子制御装置を介して制御されて保持位置から制御範囲内へ移動可能であることを特徴とする、請求項18に記載の比例磁石。
  20. コイル電流(I_Spule)が直接の測定信号として電子制御装置において使われることを特徴とする、請求項18又は19に記載の比例磁石。
  21. プランジャ(11)の運動用のオブザーバが設けられていることを特徴とする、請求項18乃至20のいずれかに記載の比例磁石。
  22. オブザーバ、遮断機能の設計、電流調整器及び構造的なパラメータがメカトロニクス的な総合システムとして相互に適合されていることを特徴とする、請求項18乃至21のいずれかに記載の比例磁石。
  23. プランジャ(11)の運動の検出がハードウエア化又はソフトウエア化によって実施されることを特徴とする、請求項18乃至22のいずれかに記載の比例磁石。
  24. 検出のハードウエア化のためにASIC(特定用途向けIC)が設けられていることを特徴とする、請求項23に記載の比例磁石。
  25. 請求項18乃至24のいずれかに記載の比例磁石を備えた比例圧力制御弁において、圧力制御弁(1)はスプール弁体を備えており、このスプール弁体の制御縁の重なり比は、プランジャ(11)又は制御部材(7)の運動が油圧作用を生ずる前にプランジャ(11)の動きが確認されて制御範囲への制御された案内が始まるようにジオメトリー設計がなされていることを特徴とする、比例圧力制御弁。
  26. シート弁体を備えた圧力制御弁(1)の場合に、シート弁体は、プランジャ(11)が離脱した後に発生する油圧(P_Regel)がクラッチ保持圧よりも大であるようにジオメトリー設計がなされていることを特徴とする、請求項25に記載の比例圧力制御弁。
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