JP4682937B2 - 起動制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、CPUによって複数の機器の作動が制御される装置の起動制御方法及び起動制御回路に関する。
コンピュータシステムにおいて、CPU(中央処理装置)の異常による誤動作を防止するフェイルセーフ手段としては、例えばウォッチドッグタイマを用いた監視システム(ウォッチドッグシステム)などがある。
ウォッチドッグシステムでは、通常、CPUがウォッチドッグパルスを出力するようにしており、このウォッチドッグパルスを常時監視し、ウォッチドッグパルスが出力されない時間が一定時間を越えたときに、CPUに異常が生じたと判断し、リセットパルスを出力することにより、CPUをリセットさせる。
このようなウォッチドッグシステムにおいては、CPUが設けられている装置異状によってCPUが誤動作したときに、リセット状態を継続するか、CPUの動作を停止させることにより、CPUの再起動と暴走が繰り返されてしまうのを防止する提案がなされている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
ところで、CPUの処理能力の向上に伴って、電子写真プロセス等を適用して記録紙等に画像を形成する画像形成装置などの各種の装置においては、単一のコントローラで、各種の処理を実行することにより低コスト化等が図られている。
例えば、プリント機能、コピー機能に加えてファクシミリ機能を備えた所謂複合機では、CPUが設けられているメイン基板に、所定の入出力インターフェイスを介して、プリント機能、コピー機能、ファックス機能を担う各モジュールを接続し、メイン基板に設けているCPUによって各モジュールの作動を制御するようにしている。
このようなコントローラにおいても、ウォッチドッグタイマなどのウォッチドッグシステムが設けられており、CPUを常時監視するようにされている。
特開平11−120034号公報 特開2002−259164号公報
しかしながら、単一のCPUで各種の処理を行うようにした場合、CPUの負荷が大きく、特に装置の作動を開始するためにCPUが立ち上がるときに大きな負荷がかかる。このときに、CPUが正常に起動して、CPUによって制御される各モジュールが立ち上がるまでに時間に時間を要することがあり、このために、CPUが正常に起動されないと、ウォッチドッグタイマでは、回避しきれずに、装置が正常に立ち上がらないという問題が生じる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、1つのCPUによって多数の機器の作動を制御するときに、簡単な構成で確実な起動を可能とする装置の起動制御回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の起動制御回路は、画像形成装置のCPUの起動及び再起動を制御する起動制御回路であって、前記CPUは、画像形成装置の特定の機能を担う複数のモジュールと入出力ポートを介して接続されて、前記複数のモジュール各々を動作可能とする立ち上げ処理を行うと共に、立ち上げ処理の終了した複数のモジュール各々の作動を制御するものであり、前記複数のモジュールと接続されて、CPUの起動後又は再起動後に前記複数のモジュールの各々が正常に立ち上がり且つ動作可能な状態になった場合にオン状態となるモジュール動作信号を出力する入出力ポートと、CPUの起動又は再起動から計測を開始し、計測開始から予め設定された時間が経過したときに、リセット信号を出力するタイマ回路と、前記モジュール動作信号がオフ状態の場合には、前記タイマ回路から出力されたリセット信号をオン状態にすると共に、前記モジュール動作信号がオン状態の場合には、前記タイマ回路から出力されたリセット信号をオフ状態にするゲートと、前記ゲートから入力されるリセット信号がオン状態の場合には、前記CPUをリセットして再起動するリセット指示信号を前記CPUに出力すると共に、前記ゲートから入力されるリセット信号がオフ状態の場合又は電源スイッチがオンにされた場合には、前記CPUのリセットを禁止するリセット解除信号を前記CPUに出力するリセット回路と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、CPUが設けられている装置の電源スイッチがオンされるとCPUが起動を開始して、モジュールを立ち上げる。また、モジュールが立ち上がることにより、リセット回路によるCPUのリセットを禁止する。
ここで、予め設定した設定時間が経過しても、モジュールが立ち上がらないときには、リセット回路がCPUをリセットして再起動させる。このときに、タイマ回路も合わせてリセットすることにより、モジュールが立ち上がらないときには、CPUの再起動を繰り返す。
これにより、CPUを確実に起動して、装置が作動可能となる状態とすることができる。
このような本発明が適用される起動制御回路は、前記リセット回路による前記CPUの再起動回数が設定可能であっても良く、また、前記タイマ回路の前記設定時間が設定可能であっても良い。
この発明によれば、リセット回路によるCPUの再起動回数を制限可能とすることにより、装置故障等によってCPUが起動できないときに、不要にCPUの再起動を繰り返してしまうのを抑えることができる。
また、入出力ポートに接続されるモジュールによって立ち上がりに要する時間が異なることがあり、このときに、設定時間の設定を可能とすることにより、適切なタイミングでCPUの再起動を行うことができる。
このような本発明においては、前記入出力ポートが、入出力用の集積回路を含むときに、該集積回路から前記モジュールの立ち上がり完了信号が出力されたときに、前記ゲート手段が、前記リセット回路の作動を禁止するものであっても良い。
この発明によれば、入出力ポートを、ASIC等の集積回路を用いて形成しているときに、モジュールが立ち上がって動作可能となったときに、立ち上がりの完了信号が出力されるようにする。
これにより、簡単にかつ的確にモジュールの立ち上がりが完了したか否かに基づいてリセット回路の作動/作動禁止の切り換えを行うことができる。
以上説明したように本発明によれば、CPUが起動してモジュールの立ち上げ処理を行うときに、予め設定している設定時間以内にモジュールが立ち上がらなかったときに、CPUの再起動を行うことにより、装置を起動するときに、的確なタイミングでCPUを再起動可能として、確実に立ち上げることができるという優れた効果が得られる。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1には、本実施の形態に適用した画像形成装置の一例として適用した複写機10の概略構成を示している。
この複写機10は、コピー機能、プリント機能を備えており、複写機10には、コピー制御、プリント制御等を含む装置全体の作動制御を行うコントローラ12が形成されたメイン基板14を備えている。
コントローラ12は、CPU16、ROM18及びRAM20がバス22に接続されている。ROM18には、複写機10の作動制御等に適用する各種の制御プログラムが記憶されており、CPU16は、ROM18に記憶されている制御プログラムを読み込んで実行することにより、複写機10の作動制御等の各種の処理を行う。また、RAM20は、CPU16が各種の処理を実行するときのワークエリア等として用いられる。
なお、ROM18は、ROMコントローラを介して接続され、RAM20は、DRAMコントローラ(何れも図示省略)を介して接続されており、ROMコントローラによってROM18からのプログラムデータの読み出しが制御されると共に、DRAMコントローラによってRAM20へのデータの書込み及びRAM20からのデータの読み出しが制御される。
また、バス22には、HDD24が接続しており、複写機10では、HDD24に各種のデータを記憶し保存可能となっていると共に、HDD24に記憶しているデータに対する処理が可能となっている。
さらに、コントローラ12には、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)26が設けられており、複写機10では、ネットワークを介したデータの入出力が可能となっている。
一方、メイン基板14には、汎用入出力ポート(GIO)28(以下、入出力ポート28とする)が設けられている。この入出力ポート28には、CPU16によって作動が制御されるモジュールとして画像読取を行うスキャナ部30及び、印刷処理を行う印刷出力部32が接続されている。また、入出力ポート28には、各種の情報の入力及び表示を行うユーザーインターフェイス部(UI部)34が接続されている。
コントローラ12のCPU16では、入出力ポート28を介してスキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34が接続されることにより、スキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34のそれぞれの作動を制御する。
なお、メイン基板14には、一般的構成のウォッチドッグシステム(図示省略)が設けられており、CPU16の動作異常が発生するとリセット処理を行い、装置の正常作動が維持されるようになっている。また、このような複写機10の基本的構成は、公知の任意の構成を適用することができる。
このように構成されている複写機10では、図示しない電源スイッチがオンされると、CPU16が起動を開始し、ROM18に記憶されている制御プログラムを読み込んで、スキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34のそれぞれを立ち上げる。これにより、スキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34のそれぞれが正常に立ち上げられることにより、複写機10が作動可能状態となる。
複写機10では、作動可能状態で、例えば、ネットワークI/F26を介して印刷データ(印刷ジョブ)が入力されることにより、CPU16は、入力された印刷データに対して所定の処理を行い、印刷出力部32へ出力する。これにより、複写機10では、入力された印刷データに基づいた印刷処理がなされる。
また、複写機10では、スキャナ部30に原稿が装填されて、UI部34を介して複写処理の指示が入力されると、CPU16が、スキャナ部30の作動を制御して、原稿の画像データの読み込みを行い、読み込んだ画像データに対して所定の画像処理を施して印刷出力部32へ出力する。これにより、原稿に記録された画像に応じた印刷出力(画像複写)がなされる。
ところで、メイン基板14には、起動制御回路40が設けられている。図2には、起動制御回路40の概略構成を示している。起動制御回路40は、リセット回路42、ゲート44及びプルアップ抵抗46を備えると共に、メイン基板14に設けられているタイマ回路48を含んで構成されている。
リセット回路42は、出力信号Resetを、CPU16のリセット端子へ出力する。ここで、リセット回路42は、図3に示されるように、通常、出力信号Resetとしてリセット解除信号を出力するが、入力信号RSTsがオフ(例えば、Lレベル)することにより、リセット信号(例えば、Lレベルの信号)を出力する。
CPU16は、リセット回路42の出力信号Resetがリセット(Lレベル)されることにより、再起動される。これにより、リセット回路42によってCPU16のリセット(再起動)が可能となっている。なお、複写機10の電源スイッチがオンされたときには、リセット回路42が出力信号Resetとしてリセット解除信号を出力すると共に、CPU16が起動される。
図2に示されるように、タイマ回路48には、リセット回路42の出力信号Resetが入力されるようになっており、タイマ回路48は、出力信号Resetとしてリセット信号が入力されると、リセット/スタートして経過時間の計測を開始する。これにより、タイマ回路48の出力信号RSTがオン(例えば、Hレベル)する。
また、図3に示されるように、タイマ回路48では、リセット/スターとされた後、予め設定されている時間(設定時間ts)が経過すると、出力信号RSTをオフ(例えば、Lレベル)する。このようなタイマ回路48は、メイン基板14上の既存のタイマ回路を用いることができる。
図2に示されるように、タイマ回路48の出力信号RSTは、ゲート44へ入力される。また、ゲート44には、入出力ポート28から、入出力ポート28に接続されているモジュール(スキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34)の動作信号GIOが入力される。
図3に示されるように、この動作信号GIOは、各モジュールが正常に立ち上がり、動作可能な状態となった時にオン(例えば、Hレベル)される。なお、このような動作信号GIOの出力は、ASIC等を用いて各モジュールが接続される入出力ポート28を形成し、各モジュールからASICに立ち上がり終了信号や、動作可能状態を示す動作信号が入力されるようにし、SAICが各モジュールから入力された信号に基づいて出力するなどの任意の構成を適用することができる。
ゲート44は、入出力ポート28から入力される動作信号GIOがオフ状態であると、タイマ回路48から入力される出力信号RSTをスルーする。また、ゲート44は、動作信号GIOがオンすると、出力信号RSTのスルーを停止する。
図2に示されるように、ゲート44の出力側は、リセット回路42の入力側に接続している。また、ゲート44の出力側には、プルアップ抵抗46が接続している。
図3に示されるように、リセット回路42には、ゲート44がオフすることにより、プルアップ抵抗46を介して電圧Vcが印加される。このときの電圧は、HレベルとLレベルの中間(以下、HI−Zレベルとする)となる。リセット回路42は、入力信号RSTsがHI−Zレベルとなると、作動を停止して、出力信号Resetとしてリセット解除信号を出力し続ける。
また、リセット回路42では、ゲート44が接続されることにより、ゲート44がオンしている間は、タイマ回路48の出力信号RSTが入力される。すなわち、リセット回路42には、入力信号RSTsとして、タイマ回路48の出力信号RST及び動作信号GIOに応じた信号が入力されるようになっている。
ここで、動作信号GIOがオフしていると、タイマ回路48の計測時間が設定時間tsに達すると、リセット回路42には、入力信号RSTsとしてリセット信号(Lレベルの出力信号RST)が入力される。これにより、リセット回路42が、出力信号Resetとしてリセット指示信号を出力し、このリセット指示信号によってCPU16及びタイマ回路48がリセットされる。
一方、タイマ回路48の設定時間tsは、CPU16が起動し、入出力ポート28に接続されているスキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34のそれぞれが、このCPU16によって立ち上げられて動作可能となるまでの時間(例えば、ts=30sec)としている。
これにより、CPU16が起動すると共に、入出力ポート28を介して接続されているモジュール(スキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34)のそれぞれが、正常に立ち上げ処理を終了すると、入出力ポート28からゲート44へ出力される動作信号GIOがオンして、ゲート44がオフされ、リセット回路42の作動が停止される。
すなわち、起動制御回路40では、入出力ポート28を介して接続されているスキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34が正常に立ち上がることにより、CPU16のリセットを停止するが、CPU16に起動異常が発生し、タイマ回路48に設定されている時間(設定時間ts)が経過したときに、スキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34が正常に立ち上がっていないときには、CPU16をリセットして再起動するようにしている。
複写機10の立ち上がり時間は、入出力ポート28に接続されるモジュールによって異なることから、複写機10では、UI部34からの入力操作によって設定時間tsの設定が可能となっている。また、ハードウェアの故障等によってCPU16の起動異常が生じたときには、CPU16のリセットを繰り返しても、装置の立ち上げが終了しないことがある。
ここから、複写機10では、UI部34からの入力操作によって起動制御回路40によるCPU16の再起動回数(リセット回数)Nの設定が可能となっている。
図4には、このように構成されている起動制御回路40の処理の流れをフローチャートとして示しており、以下で、図3乃至図5を参照しながら、本実施の形態に適用した起動制御回路40によるCPU16の起動制御を説明する。
図4には、起動制御回路40の作動処理の流れを示しており、複写機10の図示しない電源スイッチがオンされると、リセット回路42からリセット信号が出力される(ステップ100)と共に、CPU16が起動され(ステップ102)、タイマ回路48がリセット/スタートされる(ステップ104、図3及び図5参照)。
これにより、CPU16が起動を開始すると、このCPU16によって、入出力ポート28に接続されているスキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34のそれぞれの立ち上げ処理が開始される。なお、リセット回路42では、電源スイッチがオンされることにより、起動回数のカウント値nをリセット(クリア)する(n=0)。
一方、CPU16の起動が開始されると、ステップ106では、タイマ回路48の計測時間tが、設定時間tsに達してか否かが確認され、ステップ108では、ステップ108では、入出力ポート28から出力される動作信号GIOがオンしたか否かを確認する。
ここで、CPU16が正常に起動して、入出力ポート28に接続されているスキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34の立ち上げ処理が完了し、タイマ回路48の計測時間tが設定時間tsに達する前(ステップ106で否定判定されている状態)に、入出力ポート28から出力される動作信号GIOがオンすると、ステップ108で肯定判定される。
動作信号GIOがオンされることにより、ゲート44がオフされて(ステップ110)、リセット回路42の入力信号RSTsがHI−Zレベルとなることにより、リセット回路42が停止して(ステップ112)、リセット解除信号を出力した状態に保持され、CPU16の起動が完了される(図3参照)。
これに対して、図5に示されるように、CPU16の起動異常が発生し、スキャナ部30、印刷出力部32ないしUI部34の立ち上げ処理が完了しないと入出力ポート28から出力される動作信号GIOがオフ状態となる(ステップ108で否定判定状態)。
図4に示されるように、この状態で、タイマ回路48の計測時間tが設定時間tsに達してステップ106で肯定判定される。これにより、図5に示されるように、タイマ回路42が、リセット信号を出力し、ゲート44がオン状態となっていることから、このリセット信号が、リセット回路42に入力される。
リセット回路42では、入力信号RSTsとしてタイマ回路48から出力されるリセット信号が入力されると、リセット回数のカウント値nをカウントアップする(ステップ114)し、次に、CPU16の再起動回数が、設定回数(設定値N)に達しているか否かを確認する(ステップ116)。なお、ここでは、再起動回数ではなく、電源投入時を含めたCPU16の起動回数をカウントし、起動回数が設定値に達したか否かを判断している。
これにより、カウント値nが設定値Nに達していなければ(n<N)、ステップ116で否定判定して、出力信号Resetとしてリセット指示信号を出力する(ステップ118)。
起動制御回路40では、リセット回路42からリセット信号が出力されると、CPU16が再起動される(ステップ102)と共に、タイマ回路48がリセット/スタートされる(ステップ104)。
このようにして再起動されたCPU16が正常に起動されて、スキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34が立ち上げることにより起動処理が終了する。また、リセット回数のカウント値nが設定値Nに達してしまうと、再起動が困難であるとして、ステップ116で否定判定して、起動処理を終了する。なお、CPU16が正常に起動していない状態で起動処理を終了する時には、アラームを発するなどしてユーザーに報知する。
このように、CPU16が起動を開始したときに、予め設定している設定時間tsが経過しても、CPU16が起動されることにより立ち上げられるスキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34の何れか1つでも正常に立ち上がっていないと判断されるときに、CPU16の再起動を行うことにより、CPU16の処理負荷によってCPU16が正常に起動しなかったときに、的確にCPU16を再起動して、装置の立ち上げ処理を行うことができる。
また、CPU16の再起動を繰り返しても正常に起動されないときには、ハードウェアの故障などが起因した起動不良であると判断できるので、このときには、再起動を行わないことにより、複写機10を立ち上げることができない状態で、不必要にCPU16の再起動を繰り返してしまうのを防止することができる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、CPU16によって立ち上げ制御及び作動制御が行われるモジュールとして、スキャナ部30、印刷出力部32及びUI部34を備えた複写機10を例に説明したが、これに限らず、さらにファクシミリ通信モジュールを備えた複合機であっても良く、また、スキャナ部30が省かれたプリンタ(印刷出力装置)などの任意の構成の画像形成装置を適用することができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置の一種である複写機10を例に説明したが本発明はこれに限らず、1つのCPUによって複数のモジュールの立ち上げ処理及び作動制御処理を行う任意の構成の処理装置に適用することができる。
本実施の形態に係る複写機の概略構成図である。 本実施の形態に適用した起動制御回路の概略構成図である。 CPUが正常に起動されるときの起動制御回路のタイミングチャートである。 起動制御回路の処理の概略を示す流れ図である。 CPUが再起動されて正常起動されるときの起動制御回路のタイミングチャートである。
符号の説明
10 複写機
12 コントローラ
14 メイン基板
16 CPU
28 入出力ポート
30 スキャナ部(モジュール)
32 印刷出力部(モジュール)
34 UI部(モジュール)
40 起動制御回路
42 リセット回路
44 ゲート(ゲート手段)
46 プルアップ抵抗(ゲート手段)
48 タイマ回路

Claims (3)

  1. 画像形成装置のCPUの起動及び再起動を制御する起動制御回路であって、
    前記CPUは、画像形成装置の特定の機能を担う複数のモジュールと入出力ポートを介して接続されて、前記複数のモジュール各々を動作可能とする立ち上げ処理を行うと共に、立ち上げ処理の終了した複数のモジュール各々の作動を制御するものであり、
    前記複数のモジュールと接続されて、CPUの起動後又は再起動後に前記複数のモジュールの各々が正常に立ち上がり且つ動作可能な状態になった場合にオン状態となるモジュール動作信号を出力する入出力ポートと、
    CPUの起動又は再起動から計測を開始し、計測開始から予め設定された時間が経過したときに、リセット信号を出力するタイマ回路と、
    前記モジュール動作信号がオフ状態の場合には、前記タイマ回路から出力されたリセット信号をオン状態にすると共に、前記モジュール動作信号がオン状態の場合には、前記タイマ回路から出力されたリセット信号をオフ状態にするゲートと、
    前記ゲートから入力されるリセット信号がオン状態の場合には、前記CPUをリセットして再起動するリセット指示信号を前記CPUに出力すると共に、前記ゲートから入力されるリセット信号がオフ状態の場合又は電源スイッチがオンにされた場合には、前記CPUのリセットを禁止するリセット解除信号を前記CPUに出力するリセット回路と、
    を含む起動制御回路。
  2. 前記リセット回路による前記CPUの再起動回数が設定可能である、請求項1に記載の起動制御回路。
  3. 前記タイマ回路の前記設定時間が設定可能である、請求項1又は請求項2に記載の起動制御装置。
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