JPH09120368A - Cpu監視装置 - Google Patents

Cpu監視装置

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JPH09120368A
JPH09120368A JP7277859A JP27785995A JPH09120368A JP H09120368 A JPH09120368 A JP H09120368A JP 7277859 A JP7277859 A JP 7277859A JP 27785995 A JP27785995 A JP 27785995A JP H09120368 A JPH09120368 A JP H09120368A
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JP
Japan
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program
cpu
reset signal
signal
output
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Application number
JP7277859A
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English (en)
Inventor
Shiyouji Kanou
紹次 狩野
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムの1つに異常が起きたときは、そ
のプログラムの重要度に応じてCPU1全体をリセット
するか、そのプログラムの実行だけを停止する。 【解決手段】 オートリセット回路2の異常判定部2a
では、プログラムラン信号a1 〜an に基づいて異常判
定を行う。重要度が高いプログラム1に異常が発生した
ときは、リセット信号出力部2bでは、信号b1 ,cを
「0」にセットしてCPU1のPORT1,RST端子
に出力し、重要度の低いプログラム2に異常が発生した
ときは、信号b2 を「0」にセットしてPOTR2に出
力する。CPU1は、このリセット信号に基づいてCP
U1全体をリセットするか、異常プログラムの実行だけ
を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを用いた制御装置、特に1つのCPUで複数のプロ
グラムを実行している制御装置のCPU監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年では、例えば、自動車用エンジン等
の制御装置にマイクロコンピュータを備え、マイクロコ
ンピュータによる制御により、燃費、出力、排気特性及
び運転性等を大巾に向上させている。かかる制御装置で
は、複数の制御プログラムを、例えば、ROM等の所定
メモリエリアに制御系毎に記憶し、複数のプログラムを
実行させるようにしている。
【0003】また、このような制御装置には、フェイル
セーフ機能を有するようにCPU監視装置が設けられ、
マイクロコンピュータのCPUに万が一異常が発生した
時には、CPU監視装置がすぐにCPUをリセットする
ようなっている。図11は、従来のCPU監視装置を示
す。この図において、CPU11には、CPU異常判定用
のプログラムラン信号出力ポートであるポートP−RU
Nとリセット信号入力端子であるRST端子とが備えら
れ、ポートP−RUNとRST端子とは、CPU監視装
置としてのオートリセット回路12に接続されている。
【0004】かかる従来の装置の動作を図12のフローチ
ャートに基づいて説明する。スタートするとまずイニシ
ャライズが行われ(s20)、次にプログラム1とプログ
ラム2とを一定周期毎に実行する(s21、s21)。プロ
グラム1が実行されると、ポートP−RUNの出力信号
はハイレベル「1」にセットされる。次にプログラム2
が実行されるとポートP−RUNの出力信号はローレベ
ル「0」にセットされる。
【0005】したがって、正常時、CPU11からオート
リセット回路12に出力される信号aは、図13に示すよう
に、一定周期のパルス信号となり、このパルス信号に基
づいてオートリセット回路12からCPU11のRST端子
に出力される信号bが「1」にセットされる。信号bが
「1」のとき、CPU11はリセットされず、プログラム
1,2がそのまま実行される。
【0006】プログラムの実行中に、例えば、ROM7
又はRAM8のビット不良等により、プログラムに異常
が発生したとき、プログラムが正常に実行されなくな
る。このようなときは、ポートP−RUNから出力され
るプログラムラン信号aが、「0」又は「1」のまま反
転しなくなる。また、オートリセット回路12では、ポー
トP−RUNの出力信号aが一定周期のパルス信号にな
らなかったときは、CPU11に異常が発生したと判定
し、リセット信号bを「0」にセットしてCPU11のR
ST端子に出力する。
【0007】リセット信号bが「0」のときは、CPU
11全体がリセットされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、制御用のプ
ログラムにも、重要度の高いプログラムと重要度の低い
プログラムとがある。例えば、エンジン制御に係るEN
Gプログラムは自動車の走行に対して影響度が大きく、
重要度の高いプログラムであり、自動定速走行制御(A
SCD)プログラムは、自動車の走行に対して影響度が
比較的小さく、重要度の低いプログラムである。
【0009】従来のCPU監視装置では、プログラムの
重要度に関係なくCPU11全体をリセットしてしまうた
め、例えば、ASCDプログラムのような自動車の走行
に対して重要度の低いプログラムに異常が発生したとき
もCPU11全体がリセットされ、重要度の高いENGプ
ログラムの実行も停止してしまう。したがって、このよ
うなときは、自動車の走行に影響を与えてしまうので、
ASCDプログラムだけを実行しないようにした方がよ
い。
【0010】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、1つのCPUで複数のプログラムを実行
している時に、プログラムの1つに異常が起きた場合に
は、プログラムの重要度に応じてCPU全体をリセット
するか、そのプログラムの実行だけを停止することが可
能なCPU監視装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明にかかる装置は、複数のプログラムを実行させる1つ
のCPUからプログラムラン信号を入力し、該プログラ
ムラン信号に基づいてプログラムの異常を監視し、該異
常が発生したときは、CPUにリセット信号を出力する
CPU監視装置において、前記CPUは、各プログラム
に対応して個別にプログラムラン信号を出力するように
構成される一方、該CPUから出力される各プログラム
ラン信号に基づいて各プログラムの異常判定を行う異常
判定部と、該異常判定部により重要度の高いプログラム
が異常と判定されたときは、CPU全体のリセット信号
をCPUに出力し、重要度の低いプログラムが異常と判
定されたときは、異常プログラムのみのリセット信号を
CPUに出力するリセット信号出力部と、を備えて構成
されている。
【0012】かかる構成によれば、複数のプログラムが
正常に動作している時は、CPUから異常判定部へ、プ
ログラムラン信号が各プログラムに対応して個々に出力
されている。重要度の高いプログラムに異常が起きたと
きは、異常判定部では、当該プログラムラン信号に基づ
いて、重要度の高いプログラムが異常と判定する。この
ときは、リセット信号出力部により、CPU全体のリセ
ット信号が選択されて出力される。CPUにこのリセッ
ト信号が入力されると、CPU全体がリセットされる。
【0013】また、重要度の低いプログラムに異常が起
きたときは、異常判定部では、当該プログラムラン信号
に基づいて重要度の低いプログラムが異常と判定する。
このときは、リセット信号出力部からCPUに、異常プ
ログラムに対応したリセット信号がCPUに出力され
る。CPUにこのリセット信号が入力されると、異常プ
ログラムだけが実行されなくなる。
【0014】請求項2の発明にかかる装置は、前記CP
Uには、プログラムラン信号を出力する各プログラム毎
のプログラムラン信号出力端子と、プログラムの異常時
に異常プログラムをリセットするリセット信号を入力す
る各プログラム毎のリセット信号入力端子と、CPU全
体のリセット信号を入力するCPUリセット信号入力端
子と、が備えられる一方、前記CPUの各プログラムラ
ン信号出力端子に対応したプログラムラン信号入力端子
と、CPUの各リセット信号入力端子に対応したリセッ
ト信号出力端子と、CPUリセット信号入力端子に対応
したCPUリセット信号出力端子と、を備えている。
【0015】かかる構成によれば、CPUとCPU監視
装置とに、各プログラムに対応した入出力端子が備えら
れているので、プログラムに異常が発生したときは、異
常判定部によりそのプログラムの重要度を判定すること
が可能となり、重要度が低いと判定されたときは、異常
プログラムに対応したリセット信号を出力し、異常プロ
グラムだけをリセットすることが可能となる。
【0016】請求項3の発明にかかる装置は、前記CP
Uの夫々のプログラムによって制御される複数の制御対
象と、各プログラムに基づくCPUの夫々の制御信号に
応じて前記対応する制御対象を駆動する複数の外部駆動
出力手段と、を備える一方、前記リセット信号出力部
は、重要度の高いプログラムが異常と判定されたとき
は、CPU全体のリセット信号を出力すると共に、各プ
ログラムに対応する各外部駆動出力手段にも停止信号を
出力し、重要度の低いプログラムが異常と判定されたと
きは、異常プログラムのみのリセット信号を出力すると
共に、異常プログラムに対応した外部駆動出力手段に停
止信号を出力するように構成されている。
【0017】かかる構成によれば、重要度の高いプログ
ラムに異常が発生したときは、異常判定部による異常判
定後、リセット信号出力部からCPUに、CPU全体の
リセット信号が出力されると共に、リセット信号出力部
から各外部駆動出力手段にも停止信号が出力される。一
方、需要度の低いプログラムに異常が起きたときは、異
常判定部による異常判定後、リセット信号出力部からC
PUに異常プログラムに対応したリセット信号が出力さ
れ、リセット信号出力部から異常プログラムに対応した
外部駆動出力手段に停止信号が出力される。
【0018】したがって、異常が発生したときは、制御
対象の制御もすぐに停止し、迅速に対応することが可能
となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図10に基づいて説明する。まず、第1の実施の形態に
ついて説明する。このものは、n系統のプログラムを実
行するCPUを監視する装置に関するものである。
【0020】本実施の形態を示す図1において、CPU
1には、マスクされたROM7、書き換え可能なRAM
8が接続されている。ROM7の所定メモリエリアに
は、図2に示すように、n(2≦n)系統のプログラ
ム、例えば、燃料噴射、ノック制御、自己診断等のエン
ジン(ENG)制御プログラム、自動変速(AT)制御
プログラム、アンチロックブレーキシステム(ABS)
制御プログラム、ASCDプログラム等が記憶されてい
る。
【0021】ここでENG制御プログラムは、自動車の
走行に対して重要度の高いプログラムであり、AT制御
プログラム、ABS制御プログラム、ASCDプログラ
ム等は、前記ENG制御プログラムと比べると自動車の
走行に対して重要度の低いプログラムであり、本実施の
形態では、ENG制御プログラムをプログラム1、AT
制御プログラム、ABS制御プログラム、ASCDプロ
グラムを、夫々、プログラム2,3,4とする。
【0022】RAM8には、図3に示すように、各プロ
グラムに係る制御データ等を記憶するメモリエリアが設
けられている。CPU1は、図5のフローチャートに従
って、これらn系統のプログラム1〜nを実行する。ま
た、CPU1は、夫々、ポートP−RUN1〜nと、R
ST端子と、PORT1〜nと、を備えている。ポート
P−RUN1〜nは、プログラム毎にハイレベル「1」
のプログラムラン信号a1 〜an を出力するポートであ
り、PORT1〜nは、プログラム毎にローレベル
「0」のリセット信号b1 〜bn を入力するポートであ
り、夫々、プログラム1〜n(2≦n)に対応してい
る。また、RST端子はCPU1全体のローレベル
「0」のリセット信号cを入力する端子である。
【0023】オートリセット回路2は、CPU1のこれ
らの各ポート、端子に接続されている。また、異常判定
部2aと、リセット信号出力部2bと、を備え、異常判
定部2aは、CPU1から出力されるプログラムラン信
号a1 〜an に基づいて異常判定を行い、リセット信号
出力部2bは、異常判定部2aにより異常判定が行われ
たとき、CPU1のRST端子に、あるいはPORT1
〜nのうち異常プログラムに対応したポートにリセット
信号を出力する。
【0024】次に動作を説明する。CPU1は、まず、
図4のフローチャートに従ってイチシャライズルーチン
を実行する。即ち、ステップ0(図中では「S」と記し
てあり、以下同様とする)では、イニシャライズを行
う。これにより、RAM8に記憶されたデータが全てク
リアされる。
【0025】次に、CPU1は、図5のフローチャート
に従って各プログラムを実行する。即ち、ステップ1で
は、ROM7,RAM8のチェックを行う。そして、ス
テップ2→3に進み、プログラム1を実行する。プログ
ラム1が正常に実行されたときは、ステップ4に進み、
図6に示すように、プログラムラン信号a1 を出力す
る。
【0026】同様にして、ステップ5〜12が実行され、
各プログラム1〜nが正常に実行されたときは、各プロ
グラムが実行される毎に、プログラムラン信号a2 〜a
n が出力される。したがって、図6に示すように、各プ
ログラム1〜nが正常に実行されているときは、夫々、
P−RUN1〜nから一定周期のプログラムラン信号a
1 〜anが出力される。
【0027】プログラムラン信号a1 〜an が一定周期
で出力されているときは、オートリセット回路2の異常
判定部2aでは、各プログラム1〜nは正常と判定し、
リセット信号出力部2bでは、信号b1 〜bn ,cを全
て「1」にセットして、夫々、CPU1のPORT1〜
n,RST端子に出力する。信号b1 〜bn ,cが全て
「1」のときは、CPU1はリセットされず、各プログ
ラムが、順次、実行される。
【0028】次に、例えば、ROM7又はRAM8のビ
ット不良等により、重要度の高いプログラム1に異常が
発生した場合、図7に示すように、ポートP−RUN1
からプログラムラン信号a1 が出力されなくなる。プロ
グラムラン信号a1 が出力されなかったとき、オートリ
セット回路2の異常判定部2aでは、一定周期経過した
ときにプログラム1に異常が発生したと判定する。前述
のように、プログラム1は自動車の走行に対して重要度
の高いENG制御プログラムであるから、リセット信号
出力部2bでは、信号b1 だけでなく,信号cも「0」
にセットし、夫々、PORT1,RST端子に出力す
る。
【0029】信号cが「0」のときは、CPU1全体が
リセットされる。このときは、図4のフローチャートに
従ってイニシャライズルーチンを実行してから、図5の
フローチャートに示すルーチンを実行する。次に、同じ
ような原因により、例えば、重要度の低いプログラム2
に異常が発生した場合は、図8に示すように、P−RU
N2からプログラムラン信号a2 が出力されなくなる。
【0030】プログラムラン信号a2 が出力されなかっ
たときは、オートリセット回路2の異常判定部2aで
は、一定周期経過したときにプログラム2に異常が発生
したと判定する。前述のように、プログラム2はプログ
ラム1と比べると自動車の走行に対して重要度の低いA
T制御プログラムであるから、リセット信号出力部2b
では、信号b2 だけを「0」にセットしてCPU1のP
ORT2に出力する。
【0031】CPU1では、信号b2 が「0」のとき
は、CPU1をリセットするが、図4のイニシャライズ
ルーチンを実行せずに図5のルーチンを実行する。従っ
て、このときは、RAM8に記憶されたデータはイニシ
ャライズされずに記憶されている。ステップ1では、R
OM7,RAM8のチェックが行われ、ROM7,RA
M8の不具合部位が検出される。
【0032】そして、ステップ2→3→4へと進み、プ
ログラム1が実行され、プログラムラン信号a1 が出力
される。プログラム2が異常のときは、信号b2
「0」にセットされているので、ステップ5→8に進
み、プログラム2が実行されなくなる。尚、このとき、
PORT2にリセット信号が入力されているので、プロ
グラムラン信号a2 が入力されなくても、そのまま、次
のプログラム3の実行へと進む。
【0033】かかる構成によれば、実行されているプロ
グラムのうち、自動車の走行に対して重要度の高いプロ
グラムに異常が発生したときは、CPU1全体がリセッ
トされるので、迅速にプログラムの異常に対応すること
ができ、重要度の低いプログラムに異常が発生したとき
は、異常プログラムだけがリセットされるので、重要度
の高いプログラムは影響を受けることがなく、自動車の
走行に支障をきたすことがない。このようにプログラム
に異常が発生したとき、プログラムの重要度に応じて迅
速かつ臨機応変に対応することができる。
【0034】尚、本実施の形態では自動車の制御装置に
ついて述べたが、これに限らず他の制御装置についても
適用出来る。次に、第2の実施の形態について説明す
る。このものは、プログラムに異常が発生したとき、C
PU全体又は異常プログラムの実行を停止させるだけで
なく、制御対象の制御も同時に停止するようにしたもの
である。
【0035】図9は、第2の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。第2の実施の形態では、例えば、重要
度の高いメインプログラムであるプログラム1と、重要
度の低いサブプログラムであるプログラム2と、を実行
するものとする。外部駆動出力手段である出力回路3、
4は、CPU1に接続され、夫々、プログラム1、2に
基づいて制御対象である負荷5、6を駆動制御する。
【0036】オートリセット回路2のリセット信号出力
部2bは、この出力回路3、4にも停止信号を出力す
る。次に動作を説明する。CPU1は、図4及び図5の
フローチャートに基づいて第1の実施の形態と略同様の
動作をする。
【0037】図10(A)(B)に示すように、2つのプ
ログラムが正常に実行されている時は、プログラム1、
2が一定周期毎に実行され、プログラムラン信号a1
2が、夫々、ポートP−RUN1、2から出力され
る。オートリセット回路2のリセット信号出力部2bで
は、プログラムラン信号a 1 、a2 に基づいてプログラ
ム1,2は正常と判定し、信号b1 、b2 、cを全て
「1」にセットしてCPU1のPORT1,2に出力す
る。
【0038】CPU1では、各プログラム1,2が実行
され、負荷5,6が、夫々、出力回路3,4により駆動
制御される。図10(A)に示すように、メインプログラ
ムであるプログラム1に異常が発生したときは、CPU
1のポートP−RUN1からプログラムラン信号a1
出力されなくなるが、このときは、オートリセット回路
2のリセット信号出力部2bでは、信号b1 、cを
「0」にセットするとともに、出力回路3、4にも停止
信号を出力する。これにより、CPU1全体がリセット
されるとともに、負荷5、6の駆動も停止する。
【0039】一方、図10(B)に示すように、サブプロ
グラムであるプログラム2に異常が発生したときは、ポ
ートP−RUN2からプログラムラン信号a2 が出力さ
れなくなるが、このときは、リセット信号出力部2bで
は、信号b2 を「0」にセットするとともに、異常プロ
グラム2に対応した出力回路4にも停止信号を出力す
る。これにより、CPU1では、プログラム2が実行さ
れなくなるとともに、負荷6の駆動も停止する。
【0040】かかる構成によれば、メインプログラムに
異常が発生したときは、CPU1全体がリセットされる
とともに、負荷の駆動も全て停止し、サブプログラムに
事情が発生したときは、サブプログラムの実行、及び対
応する負荷の駆動も停止するので、プログラムの異常に
迅速に対応することができる。尚、サブプログラムの実
行が停止したときは、負荷を全く駆動しなくてもよい
し、別のポートで駆動するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかる装置によれば、重要度の高いプログラムに異常が
発生したときは、CPU全体がリセットされるので、迅
速に対応することができ、重要度の低いプログラムに異
常が発生したときは、その異常プログラムだけがリセッ
トされるので、CPU全体の動作に支障をきたすことな
く、プログラムの制御内容に応じてリセットすることが
できる。このように、プログラムに異常が発生したと
き、プログラムの重要度に応じて迅速かつ臨機応変に対
応することができる。
【0042】請求項2の発明にかかる装置によれば、C
PU及びCPU監視装置には、プログラム毎に入出力端
子を設けているので、1つのプログラムに異常が発生し
ても、その異常プログラムだけをリセットすることがで
きる。請求項3の発明にかかる装置によれば、CPU全
体又は異常プログラムに対応したリセット信号が出力さ
れるときは、対応して制御対象の駆動も停止させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1のROMのメモリ配置図。
【図3】図1のRAMのメモリ配置図。
【図4】図1の動作を示すフローチャート。
【図5】図1の動作を示すフローチャート。
【図6】図1の動作を示す信号波形図。
【図7】同上信号波形図。
【図8】同上信号波形図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図10】図8の動作を示す信号波形図。
【図11】従来の構成を示すブロック図。
【図12】図10の動作を示すフローチャート。
【図13】図10の動作を示す信号波形図。
【符号の説明】
1 CPU 2 オートリセット回路 2a 異常判定部 2b リセット信号出力部 3、4 外部駆動出力手段 5、6 制御対象 7 ROM 8 RAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプログラムを実行させる1つのCP
    Uからプログラムラン信号を入力し、該プログラムラン
    信号に基づいてプログラムの異常を監視し、該異常が発
    生したときは、CPUにリセット信号を出力するCPU
    監視装置において、 前記CPUは、各プログラムに対応して個別にプログラ
    ムラン信号を出力するように構成される一方、 該CPUから出力される各プログラムラン信号に基づい
    て各プログラムの異常判定を行う異常判定部と、 該異常判定部により重要度の高いプログラムが異常と判
    定されたときは、CPU全体のリセット信号をCPUに
    出力し、重要度の低いプログラムが異常と判定されたと
    きは、異常プログラムのみのリセット信号をCPUに出
    力するリセット信号出力部と、を備えて構成されたこと
    を特徴とするCPU監視装置。
  2. 【請求項2】前記CPUには、プログラムラン信号を出
    力する各プログラム毎のプログラムラン信号出力端子
    と、プログラムの異常時に異常プログラムをリセットす
    るリセット信号を入力する各プログラム毎のリセット信
    号入力端子と、CPU全体のリセット信号を入力するC
    PUリセット信号入力端子と、が備えられる一方、 前記CPUの各プログラムラン信号出力端子に対応した
    プログラムラン信号入力端子と、CPUの各リセット信
    号入力端子に対応したリセット信号出力端子と、CPU
    リセット信号入力端子に対応したCPUリセット信号出
    力端子と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    CPU監視装置。
  3. 【請求項3】前記CPUの夫々のプログラムによって制
    御される複数の制御対象と、各プログラムに基づくCP
    Uの夫々の制御信号に応じて前記対応する制御対象を駆
    動する複数の外部駆動出力手段と、を備える一方、 前記リセット信号出力部は、重要度の高いプログラムが
    異常と判定されたときは、CPU全体のリセット信号を
    出力すると共に、各プログラムに対応する各外部駆動出
    力手段にも停止信号を出力し、重要度の低いプログラム
    が異常と判定されたときは、異常プログラムのみのリセ
    ット信号を出力すると共に、異常プログラムに対応した
    外部駆動出力手段に停止信号を出力するように構成され
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のCP
    U監視装置。
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