JP2007249838A - マルチプロセッサシステム及び監視制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチプロセッサシステム及び監視制御方法に関し、監視専用のプロセッサを用いることなく、障害発生プロセッサを認識して再開処理を実行させる。
【解決手段】セル対応の個別処理を行うセル対応無線制御プロセッサ4と、分担処理を行う無線制御プロセッサ3と、セル対応無線制御プロセッサ4と無線制御プロセッサ3とに制御指示を与える呼制御プロセッサ6とを含むマルチプロセッサシステムであって、呼制御プロセッサ6は、セル対応無線制御プロセッサ4及び無線制御プロセッサ3のトラヒックデータを収集して総呼数と完了呼数とを基に完了率を求め、この完了率と全セル対応の低下基準値及びセル対応の低下基準値とを比較し、全セルの完了率が全セル対応の低下基準値以下の時に全プロセッサに対する再開指示を送出し、セル対応の完了率がセル対応の低下基準値以下の時に当該セル対応プロセッサに対する再開指示を送出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のプロセッサにより機能分散処理等を行う構成のマルチプロセッサシステム及びプロセッサ対応の監視処理を可能とした監視制御方法に関する。
各種の制御処理装置等に於いては、複数のプロセッサを設けて負荷分散処理や機能分散処理を行うマルチプロセッサ構成が比較的多く採用されている。又移動通信システムに於ける交換機、基地局、制御局等に於いても、マルチプロセッサ構成を適用する場合が一般的となっている。例えば、図6は、移動無線システムの概要を示すもので、60は携帯電話機等の移動局(MS)、61は基地局(BTS;Base Transceiver Station)、62は制御局(RNC;Radio Network Controller)、63はマルチメディア信号処理装置(MPE;Multimedia Signal Processing Equipment)、64は交換機(MMS)、65はネットワーク(NW)を示す。
ネットワーク65は、交換機64及び図示を省略した他の交換機を接続し、その交換機に一般電話機や端末装置等を接続した固定網に相当する。又交換機64に、複数の制御局62を接続し、又各制御局62にそれぞれ複数の基地局61を接続する。又マルチメディア信号処理装置63は、データ通信と音声通信とに対応して、制御局62と交換機64とを制御する。又基地局61は、例えば、サービスエリアを6個のセルに分割して、移動局60との間で無線通信する。
前述の基地局61、制御局62、マルチメディア信号処理装置63、交換機64等は、それぞれマルチプロセッサ構成を適用する場合が一般的であり、例えば、基地局61に於いては、無線区間の制御を行う無線制御プロセッサと、移動局60に対する呼設定等を行う呼制御プロセッサと、制御局62側の回線の設定制御等を行う回線制御プロセッサと、各部の保守処理を行う保守制御プロセッサとを含み、更に、呼制御プロセッサと回線制御プロセッサと保守制御プロセッサとを運用系と待機系との冗長構成とし、又基地局61のサービスエリアを複数のセルに分割した場合は、無線制御プロセッサをセル対応に設けた個別処理プロセッサと負荷分散処理する分担処理プロセッサとにより構成し、それらのプロセッサに対して、呼制御プロセッサにより指示する構成が適用されている。
又監視情報更新手段をそれぞれ含む複数のプロセッサと、監視情報更新手段による処理によって、前回の監視情報を今回の監視情報に更新する監視情報記憶領域を有する主記憶装置を共有メモリとして備えたマルチプロセッサシステムに於いて、プロセッサタイマ監視手段と、障害検出手段と、情報収集手段と、回復手段とを含むメンテナンスプロセッサを設け、このメンテナンスプロセッサにより、共有メモリとしての主記憶装置から収集したプロセッサ対応の監視情報を基に障害発生か否かを判別し、障害発生プロセッサに対しては、障害回復処理を行う障害処理方式が提案されている(特許文献1参照)。
特開平2−93856号公報
前述の移動無線システムに於いては、交換機や基地局に於ける呼疎通(完了率)トラヒック状況監視を行い、呼疎通(完了率)トラヒックが低下した場合、トラヒック情報を集約する監視システム情報を基に、保守者がその呼疎通(完了率)トラヒック低下の状況を詳細に検討して、保守者によるプロセッサの再開処理やカード(プロセッサ)の障害切り分けにより、復旧処理を行い、スループット低下や長時間サービス停止を回避する手段が適用されている。
このように、収集したトラヒック情報を保守者が手動操作により抽出して呼疎通(完了率)トラヒック低下を判定するものであり、その場合に、工事中等により呼疎通(完了率)トラヒック低下は、一時的なもので問題ないとすべきであるが、それらの運用状況を総て把握することは困難であり、従って、実際の呼疎通(完了率)トラヒック低下を判定するまでの時間が長くなる問題がある。
又実際の呼疎通(完了率)トラヒック低下の交換機や基地局を認識できても、マルチプロセッサ構成の何れのプロセッサ(カード)が異常であるかを探索して復旧処理を行う必要があり、従って、復旧までの時間が長くなる問題がある。
又システム運用中の呼疎通(完了率)トラヒック低下の監視を無条件に行うと、交換機や基地局等に於けるファイル/局データ更新処理中や工事/増設中にも機能して、実際の障害発生との区別を行う作業が付加されて、障害回復までに要する時間が長くなる問題がある。
そこで、マルチプロセッサ構成の各プロセッサ(カード)が正常であるか異常であるかを監視し、異常発生検出により、リブート等の処理を実行させて回復することができるが、その場合の異常発生検出と回復処理とを、専用のプロセッサを設けて行う構成が一般に採用されており、前述の特許文献1に於いても、専用のメンテナンスプロセッサを設けて、監視処理を行うものである。しかし、移動無線システムに於ける前述の基地局は、広範囲にわたり分散配置され、その個数も非常に多いものである。このような基地局をマルチプロセッサ構成とし、更に監視処理専用のプロセッサを設けることはコストアップとなる問題がある。
本発明は、前述の問題点を解決するものであり、監視専用のプロセッサを設けることなく、且つ障害発生のプロセッサの回復処理を実行できる手段を提供する。
本発明のマルチプロセッサシステムは、個別処理を行う複数の個別処理プロセッサと、分担処理を行う複数の分担処理プロセッサと、前記個別処理プロセッサと前記分担処理プロセッサとに制御指示を与える制御プロセッサとを含むマルチプロセッサシステムに於いて、前記制御プロセッサは、前記個別処理プロセッサと前記分担処理プロセッサとの処理状況情報を収集して記録するテーブルと、前記処理状況情報を集計して処理完了率を求め、該処理完了率と低下基準値とを比較し、低下基準値以下の処理完了率のプロセッサを復旧対象プロセッサとして再開指示を送出する手段とを備えている。
又セル対応の個別処理を行う複数のセル対応無線制御プロセッサと、該セル対応無線制御プロセッサに対して分担処理を行う複数の無線制御プロセッサと、前記セル対応無線制御プロセッサと前記無線制御プロセッサとに制御指示を与える呼制御プロセッサとを含むマルチプロセッサシステムに於いて、前記呼制御プロセッサは、前記セル対応無線制御プロセッサ及び前記無線制御プロセッサのトラヒックデータを収集して総呼数と完了呼数とを記録するテーブルと、前記総呼数に対する前記完了呼数の割合の完了率を求め、該完了率と全セル対応の低下基準値及びセル対応の低下基準値とを比較し、全セルの完了率が前記全セル対応の低下基準値以下の時に全プロセッサに対する再開指示を送出し、セル対応の完了率が前記セル対応の低下基準値以下の時に当該セル対応プロセッサに対する再開指示を送出する手段を備えている。
又前記呼制御プロセッサは、監視周期内の前記無線制御プロセッサからの警報情報を収集して集計し、該警報情報集計数の上位の無線制御プロセッサに対して再開指示を送出する手段を備えている。
又本発明の監視制御方法は、個別処理を行う複数の個別処理プロセッサと、分担処理を行う複数の分担処理プロセッサと、前記個別処理プロセッサと前記分担処理プロセッサとに制御指示を与える制御プロセッサとを含むマルチプロセッサシステムに於ける監視制御方法に於いて、前記制御プロセッサにより、前記個別処理プロセッサと前記分担処理プロセッサとの処理状況情報を収集して処理完了率を求め、該処理完了率と低下基準値とを比較して、該処理完了率が前記低下基準値以下に低下したプロセッサを復旧対象プロセッサとして、該復旧対象プロセッサに再開指示を送出する過程を含むものである。
又セル対応の個別処理を行う複数のセル対応無線制御プロセッサと、該セル対応無線制御プロセッサに対して分担処理を行う複数の無線制御プロセッサと、前記セル対応無線制御プロセッサと前記無線制御プロセッサとに制御指示を与える呼制御プロセッサとを含むマルチプロセッサシステムに於ける監視制御方法に於いて、前記呼制御プロセッサにより、前記セル対応無線制御プロセッサ及び前記無線制御プロセッサのトラヒックデータを収集して総呼数に対する完了呼数の割合の完了率を求め、該完了率と全セル対応の低下基準値及びセル対応の低下基準値とを比較し、全セルの完了率が前記全セル対応の低下基準値以下の時に全プロセッサに対する再開指示を送出し、セル対応の完了率が前記セル対応の低下基準値以下の時に当該セル対応プロセッサに対する再開指示を送出する過程を含むものである。
呼制御プロセッサ等の制御プロセッサにより、各プロセッサの処理状況情報を収集し、プロセッサ対応の処理の完了率を求めて、この完了率の低下したプロセッサに対しては再開指示を行うもので、専用の監視制御装置を設けることなく、複数のプロセッサの機能低下等を識別して、機能回復の再開処理を行うことが可能であり、この監視条件の変更も容易であるから、経済的且つ信頼性の高いマルチプロセッサシステムを提供することができる。
本発明のマルチプロセッサシステムは、図1を参照すると、セル対応の個別処理を行う複数のセル対応無線制御プロセッサ4と、このセル対応無線制御プロセッサ4に対して分担処理を行う複数の無線制御プロセッサ3と、セル対応無線制御プロセッサ4と無線制御プロセッサ3とに制御指示を与える呼制御プロセッサ6とを含むマルチプロセッサシステムに於いて、呼制御プロセッサ6は、セル対応無線制御プロセッサ4及び無線制御プロセッサ3のトラヒックデータを収集して総呼数と完了呼数とを記録するテーブルと、総呼数に対する完了呼数の割合の完了率を求め、この完了率と全セル対応の低下基準値及びセル対応の低下基準値とを比較し、全セルの完了率が全セル対応の低下基準値以下の時に全プロセッサに対する再開指示を送出し、セル対応の完了率がセル対応の低下基準値以下の時に当該セル対応プロセッサに対する再開指示を送出する手段を備えている。
又本発明の監視制御方法は、セル対応の個別処理を行う複数のセル対応無線制御プロセッサ4と、このセル対応無線制御プロセッサ4に対して分担処理を行う複数の無線制御プロセッサ3と、セル対応無線制御プロセッサ4と無線制御プロセッサ3とに制御指示を与える呼制御プロセッサ6とを含むマルチプロセッサシステムに於ける監視制御方法に於いて、呼制御プロセッサ6により、セル対応無線制御プロセッサ4及び無線制御プロセッサ3のトラヒックデータを収集して総呼数に対する完了呼数の割合の完了率を求め、この完了率と全セル対応の低下基準値及びセル対応の低下基準値とを比較し、全セルの完了率が全セル対応の低下基準値以下の時に全プロセッサに対する再開指示を送出し、セル対応の完了率がセル対応の低下基準値以下の時に当該セル対応プロセッサに対する再開指示を送出する過程を含むものである。
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、移動無線システムに於ける基地局に適用した場合を示す。同図に於いて、1は基地局(BTS)、2は制御局(RNC)、3は分担処理プロセッサに相当する無線制御プロセッサ(BB#0〜BB#nのBBカード群)、4は個別処理プロセッサに相当するセル対応無線制御プロセッサ(SPR#0〜SPR#nのSPREAD)、5は保守制御プロセッサ(SV#N,SV#EのSVCNT)、6は制御指示を与える制御プロセッサに相当する呼制御プロセッサ(CP#N,CP#EのCPCNT)、7は回線制御プロセッサ(HY#N,HY#EのHWY)を示し、#Nは運用系のプロセッサ、#Eは待機系のプロセッサであることを示す。なお、本発明は、基地局のみでなく、制御局や、他のマルチプロセッサ構成のシステムにも適用可能であり、且つ各プロセッサに対する共有メモリは備えていないマルチプロセッサシステムに適用することができる。
セル対応無線制御プロセッサ4(SPREAD)は、SPR#0〜SPR#nとして示すように、基地局1のサービスエリアをn+1個のセルに分割した場合のセル対応に個別処理を行うもので、例えば、6個のセルに分割した場合は、例えば、SPR#0〜SPR#5の6個の無線制御プロセッサを設けることになる。又無線制御プロセッサ3(BBカード群)は、BB#0〜BB#nとして示すように複数のカードにより構成された場合を示し、各カードが各プロセッサに対応し、負荷分散処理により、セル対応無線制御プロセッサ4に対して分担処理によって呼制御処理を実行する。又呼制御プロセッサ6と、保守制御プロセッサ5と、回線制御プロセッサ7とは、運用系(#N)と待機系(#E)との冗長構成を備えている場合を示す。又保守制御プロセッサ5は、各部の保守を行うだけで、監視制御の機能を備えていないものである。
又呼制御プロセッサ6は、セル対応無線制御プロセッサ4及び無線制御プロセッサ3に対する呼制御の指示を行うものであり、この呼制御プロセッサ6に、無線制御プロセッサ3とセル対応無線制御プロセッサ4と保守制御プロセッサ5とからトラヒックデータを収集する手段と、収集したトラヒックデータを基に各プロセッサ対応の処理状況等を保持するテーブルと、各プロセッサが正常か否かを判定する判定基準を設定するテーブルと、各プロセッサ対応の個別再開指示又は全プロセッサに対するシステム再開指示を送出する手段を設ける。なお、前述の各テーブルは図示を省略しているが、呼制御プロセッサ6の内部メモリを利用することが可能である。又トラヒックデータ収集は、従来のマルチプロセッサ構成の基地局に於ける呼制御プロセッサに設けられている機能である。又回線制御プロセッサ7は、制御局2(RNC)との間の呼制御を行うもので、図示を省略した上位装置により制御局2を含めて管理、監視制御されるから、呼制御プロセッサ6による監視制御の対象外のプロセッサとする。又収集したトラヒックデータを基に、各プロセッサの処理機能低下やエラー発生警報等の状態を判定し、対応するプロセッサに対するプロセッサ個別再開指示或いはシステム全再開指示を全プロセッサに対して送出する手段を設けるもので、呼制御プロセッサ6の処理機能として実現することができる。
図2及び図3は、前述の呼制御プロセッサ6に設けるテーブル及び設定条件の説明図であり、図2の(A)はテーブルに設定するトラヒック監視・完了率低下判定条件を示し、監視周期と、全呼種又は指定呼種と、全セル完了率低下基準と、個別セル完了率低下基準とを含み、指定呼種は、例えば、PS着信(パケット着信)やAMR発信(音声発信)等があり、又全セル完了率低下基準を、例えば20%とし、これ以下に低下した場合は、呼制御プロセッサ6を含む全プロセッサの再開処理を実行する。又個別セル完了率低下基準を、例えば30%とし、これ以下に低下したプロセッサに対しては個別プロセッサの再開処理を実行する。このような低下基準値は、予めテーブルに設定し、又運用中の条件に対応して変更することも可能である。又(B)はテーブルに格納するトラヒック監視・収集トラヒックデータの一例を示すもので、セル実装Noと、呼種別と、総呼数と、完了呼数と、完了率と、低下判定の結果とを含むもので、呼種別のCS発信は音声呼の例を示す。又低下判定の結果は、セル対応の完了率と、前述の個別セル完了率低下基準に対して、低下したか否か(非低下)とをテーブルに格納した状態を示す。
又(C)はセル対応個別プロセッサ情報の一例を示すもので、セル実装Noと、警報多数の上位カード(プロセッサ)Noと、警報多数上位再開枚数と、個別再開対策プロセッサ(カード)Noとを含むものであり、警報数−1、警報数−2、警報数−3は、エラー発生等の警報数の多いもの順を示し、無線制御プロセッサ3を構成するBBカードBB#0〜BB#nの番号を、例えば、BB−8のように記録する。個別再開対象プロセッサ(カード)Noは、可変カードと固定カードの欄があり、可変カードは、負荷分散処理により制御処理を行う無線制御プロセッサ3を構成するカード番号を、例えば、BB−8のように記録し、又固定カードは、セル対応に制御処理を行うセル対応無線制御プロセッサ4のカード番号を、例えば、SPR−1のように記録する。なお、セル数を6個とした場合、固定カードの番号を、SPR−1〜SPR−6として記録することができる。
又図3の(D)は、セル対応の再開対象プロセッサ情報を示し、全セル完了率低下時と個別セル完了率低下時との一例を示す。又(E)は、トラヒック監視・運用スキップ条件の一例を示し、監視スキップと、ファイル更新条件と、工事条件と、局データ更新条件とのそれぞれ一例を示す。又(F)は、トラヒック監視・運用セル毎スキップ条件を格納したテーブル内容の一例を示し、セル実装Noと、選択監視と、工事中OR増設中とを設定する。なお、工事完了時は、工事中の内容は消去する。又選択監視には、監視要か監視スキップかを設定し、工事中OR増設中には、運用中か増設等の工事中かを設定する。又それぞれの条件変更に対応して、設定内容を更新する。
図4及び図5は、本発明の実施例1の監視制御処理のフローチャートを示し、前述の呼制御プロセッサ6による分担処理を行う無線制御プロセッサ3と個別処理を行うセル対応無線制御プロセッサ4とに対する監視制御処理を示す。完了率低下監視(a1)は、図2の(A)に示すトラヒック監視・完了率低下判定条件の監視周期として設定した時間間隔で行い、そして、運用スキップ条件を判定する(a2)。即ち、図3の(E)に示すトラヒック監視・運用スキップ条件の監視スキップ又はファイル更新中又は工事増設中又は更新中の何れかの場合、最初のステップ(a1)に戻り、又トラヒック監視・運用スキップ条件の監視要であると共に、ファイル更新未実施中、工事未実施中、運用中の総ての条件の場合、セル番号を0に設定する(a3)。
次に、セル番号を+1し(a4)、次にセル番号がセル実装数以下か否かを判定し(a5)、セル実装数より多い場合、例えば、前述のように、6個のセルとした場合、セル番号が7となると、ステップ(a11)に移行し、又セル番号が6以下の場合は、セル毎のスキップの要否を判定する(a6)。例えば、図3の(F)に示す設定内容に従って、セル実装NO対応の選択監視の要、監視スキップと、工事中の設定内容に対応して、スキップの要否を判定し、監視スキップの場合は、ステップ(a4)に移行する。又監視要であると共に運用中の場合は、指定呼種毎の総呼数及び全完了呼数を収集する(a7)。そして、総呼数/完了呼数の処理により完了率を求める(a8)。即ち、図2の(B)に示すように、セル対応に収集した呼種別毎の総呼数と、完了呼数とを用いて、セル対応の完了率を求める。
求めた完了率を、個別セル完了率低下基準と比較し(a9)、低下基準より上の場合はステップ(a4)に移行し、低下基準以下の場合は、該当セル番号の警報多数の上位プロセッサ(カード)番号を指定枚数分抽出して格納し(a10)、ステップ(a4)に移行する。例えば、図2の(C)に示すように、セル実装No対応に警報多数の上位カード(プロセッサ)Noをテーブルに格納する。
又ステップ(a5)から移行したステップ(a11)に於いては、全実装セル分の総呼数と完了呼数とを収集する。そして、全実装セルの完了率を[総呼数/完了呼数]により求め(a12)、全セル完了率と予め設定した低下基準以下か否かを判定する(a13)。例えば、図2の(A)に示すように、全セル完了率低下基準を20%とすると、全セル完了率が20%以下の場合、システム全再開指示を行う(a14)。又全セル完了率が低下基準より上の場合は、個別再開対象プロセッサの有無を判定する(a15)。例えば、図2の(C)に示すように、個別再開プロセッサ(カード)Noの記録がある場合、個別再開対象プロセッサに対して再開指示を行う(a16)。そして、ステップ(a1)に移行し、例えば、図2の(A)の監視周期として設定された時間間隔で、前述の処理を繰り返し、機能低下状態のプロセッサを判定して再開処理を実行させて処理機能を回復させ、或いは、全プロセッサの機能低下状態と判定した場合は、全プロセッサに再開処理を実行させて、元の状態に復帰させることができる。
本発明の実施例1の説明図である。 本発明の実施例1のテーブル及び設定条件の説明図である。 本発明の実施例1のテーブル及び設定条件の説明図である。 本発明の実施例1のフローチャートである。 本発明の実施例1のフローチャートである。 移動無線システムの説明図である。
符号の説明
1 基地局(BTS)
2 制御局(RNC)
3 無線制御プロセッサ(BBカード群)
4 セル対応無線制御プロセッサ(SPREAD)
5 保守制御プロセッサ(SVCNT)
6 呼制御プロセッサ(CPCNT)
7 回線制御プロセッサ(HWY)

Claims (5)

  1. 個別処理を行う複数の個別処理プロセッサと、分担処理を行う複数の分担処理プロセッサと、前記個別処理プロセッサと前記分担処理プロセッサとに制御指示を与える制御プロセッサとを含むマルチプロセッサシステムに於いて、
    前記制御プロセッサは、前記個別処理プロセッサと前記分担処理プロセッサとの処理状況情報を収集して記録するテーブルと、前記処理状況情報を集計して処理完了率を求め、該処理完了率と低下基準値とを比較し、低下基準値以下の処理完了率のプロセッサを復旧対象プロセッサとして再開指示を送出する手段とを備えた
    ことを特徴とするマルチプロセッサシステム。
  2. セル対応の個別処理を行う複数のセル対応無線制御プロセッサと、該セル対応無線制御プロセッサに対して分担処理を行う複数の無線制御プロセッサと、前記セル対応無線制御プロセッサと前記無線制御プロセッサとに制御指示を与える呼制御プロセッサとを含むマルチプロセッサシステムに於いて、
    前記呼制御プロセッサは、前記セル対応無線制御プロセッサ及び前記無線制御プロセッサのトラヒックデータを収集して総呼数と完了呼数とを記録するテーブルと、前記総呼数に対する前記完了呼数の割合の完了率を求め、該完了率と全セル対応の低下基準値及びセル対応の低下基準値とを比較し、全セルの完了率が前記全セル対応の低下基準値以下の時に全プロセッサに対する再開指示を送出し、セル対応の完了率が前記セル対応の低下基準値以下の時に当該セル対応プロセッサに対する再開指示を送出する手段を備えた
    ことを特徴とするマルチプロセッサシステム。
  3. 前記呼制御プロセッサは、監視周期内の前記無線制御プロセッサからの警報情報を収集して集計し、該警報情報集計数の上位の無線制御プロセッサに対して再開指示を送出する手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のマルチプロセッサシステム。
  4. 個別処理を行う複数の個別処理プロセッサと、分担処理を行う複数の分担処理プロセッサと、前記個別処理プロセッサと前記分担処理プロセッサとに制御指示を与える制御プロセッサとを含むマルチプロセッサシステムに於ける監視制御方法に於いて、
    前記制御プロセッサにより、前記個別処理プロセッサと前記分担処理プロセッサとの処理状況情報を収集して処理完了率を求め、該処理完了率と低下基準値とを比較して、該処理完了率が前記低下基準値以下に低下したプロセッサを復旧対象プロセッサとして、該復旧対象プロセッサに再開指示を送出する過程を含む
    ことを特徴とする監視制御方法。
  5. セル対応の個別処理を行う複数のセル対応無線制御プロセッサと、該セル対応無線制御プロセッサに対して分担処理を行う複数の無線制御プロセッサと、前記セル対応無線制御プロセッサと前記無線制御プロセッサとに制御指示を与える呼制御プロセッサとを含むマルチプロセッサシステムに於ける監視制御方法に於いて、
    前記呼制御プロセッサにより、前記セル対応無線制御プロセッサ及び前記無線制御プロセッサのトラヒックデータを収集して総呼数に対する完了呼数の割合の完了率を求め、該完了率と全セル対応の低下基準値及びセル対応の低下基準値とを比較し、全セルの完了率が前記全セル対応の低下基準値以下の時に全プロセッサに対する再開指示を送出し、セル対応の完了率が前記セル対応の低下基準値以下の時に当該セル対応プロセッサに対する再開指示を送出する過程を含む
    ことを特徴とする監視制御方法。
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