JP2003099146A - 計算機システムの起動制御方式 - Google Patents

計算機システムの起動制御方式

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JP2003099146A
JP2003099146A JP2001286397A JP2001286397A JP2003099146A JP 2003099146 A JP2003099146 A JP 2003099146A JP 2001286397 A JP2001286397 A JP 2001286397A JP 2001286397 A JP2001286397 A JP 2001286397A JP 2003099146 A JP2003099146 A JP 2003099146A
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Takahiro Matsuda
高弘 松田
Yoshiharu Suzuki
祥治 鈴木
Kimitaka Murashita
君孝 村下
Akira Karasutani
彰 烏谷
Shigefumi Yamada
茂史 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機システムの起動制御方式に関し,人手
を介さずにシステムの起動障害を回避し,安定したシス
テム起動を実現することを目的とする。 【解決手段】 システム起動の指示を受けると,システ
ム読み込み手段11は,システム読み込み先格納テーブ
ル2を参照し,システムが格納されている使用可能な状
態の領域を選択し,記憶装置3の選択された領域からシ
ステムの読み込みを開始する。それと同時に起動障害判
定手段14は,タイマー4を起動し,一定時間中に起動
完了信号がなかった場合,起動は失敗したものと判断す
る。起動を失敗した場合,システム読み込み先変更手段
13は,システム読み込み先格納テーブル2の現在選択
されている領域の状態を使用不可に変更し,再起動実行
手段12は,システム読み込み手段11へ再起動の指示
を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,情報機器における
起動時のシステム障害を防止し,安定したシステム起動
を行うための計算機システムの起動制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,情報機器の発達に伴い,システム
管理者を必要としない自律動作型の情報機器が増加して
いる。自律動作型情報機器の例としては,アプライアン
スサーバと呼ばれる,ネットワーク上で特定サービス
(ファイル共有サービスなど)を提供するサーバが挙げ
られる。
【0003】図10は,アプライアンスサーバの使用例
を示す図である。アプライアンスサーバ101は,LA
N103を通して,各クライアントPC(パーソナルコ
ンピュータ)102に対するサービスを行う。アプライ
アンスサーバ101は,通常はディスプレイやキーボー
ド等の入出力機器を持つことはなく,目的のサービスに
特化することでシステム管理を極限まで単純化し,サー
バ管理者不在のオフィスでも手軽に導入できることがメ
リットである。
【0004】このような管理者不在の情報機器では,人
手を介さずに安定して動作する必要がある。特に,装置
起動時のシステム障害は,情報機器としてまったく機能
しなくなる重要な障害であり,発生を防止することが必
須である。
【0005】情報機器の起動障害原因としては,物理的
要因と論理的要因がある。物理的要因には,(1)記憶
媒体の損傷,(2)記憶装置のインターフェース異常,
(3)記憶装置以外の構成部品の異常,(4)初期化時
のハードウェアの偶発的エラーが挙げられる。論理的要
因としては,(1)ファイルシステムの異常,(2)バ
グ等によるシステムの不整合が挙げられる。
【0006】物理的要因を回避してシステムを安定して
起動させる方法としては,RAID(Redundant Arrays
of Inexpensive Disks )を用いることが一般的である
が,装置が高価になる問題がある。また,RAIDはハ
ードウェア(HDD等)の物理的な障害を回避する方式
であり,稼動中の急な電源切断によるファイルシステム
の破壊など,システムに論理的な障害が発生したような
場合には対応できない。
【0007】ハードウェア初期化時の偶発的なエラーを
回避する方法としては,ウォッチドックを設けてリセッ
トをかける仕組みが一般的であるが,記憶装置の異常や
論理的な障害には対応できない。
【0008】ファイルシステムの障害を復旧する方法と
しては,ジャーナリングファイルシステムが挙げられ
る。しかし,ジャーナリングファイルシステムが稼動す
るまでの障害や,物理的な障害には対応できない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の障
害回避方法は,特定の障害には有効であるが,対応でき
る障害の種類が少なく,一部の障害に対しては,エラー
情報をユーザに提示して,人手によって復旧作業を行わ
なければならなかった。
【0010】本発明は,上記問題点の解決を図り,でき
るだけ人手を介さずに,システム起動時における記憶装
置の物理的,論理的障害を回避し,安定したシステム起
動を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記課題を解
決するために,情報機器のシステム起動において,あら
かじめ記憶装置内にシステムのコピーを複数用意し,情
報機器の起動とともにブートプログラムがシステムを選
択し,選択されたシステムに障害があり,システムの起
動が失敗した場合に,別の場所にコピーされたシステム
を選択し,システム起動を行うことを特徴とする。
【0012】このとき,システムのコピー先は同一の記
憶装置内でも,別の記憶装置内でもかまわないが,ブー
トプログラムからの読み出しが可能であることが条件と
なる。また,ブートプログラムは,システムの起動が完
全に終了したことを確認する手段をもち,システムの起
動に失敗した場合は,システムの読み込み先を変更して
再度システムの起動を行う。ここで,記憶装置内のシス
テムとは,システムプログラムやシステムデータであ
り,システムプログラムとして,オペレーティング・シ
ステムの他にシステム起動時からメモリに常駐するアプ
リケーションプログラムなどを含んでいてもよい。シス
テムデータは,そのシステムプログラムが参照するテー
ブルデータなどである。
【0013】以上の動作を,システムの起動が完了する
まで繰り返すことによって,安定したシステム起動を実
現する。また,システムをコピーする記憶装置を複数個
準備する場合には,論理的障害と物理的障害に対応でき
る。記憶装置を一つとする場合には,論理的障害に対応
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,図を使って本発明の実施の
形態を説明する。図1は,本実施の形態の基本的な構成
例を示す図である。本実施の形態は,フラッシュROM
その他の不揮発性メモリに記録されるブートプログラム
1,メモリ上の所定アドレスに記録されているシステム
読み込み先格納テーブル2,ハードディスク等の記憶装
置3,時間を計測するためのタイマー4を備える。ま
た,ブートプログラム1は,システム読み込み手段1
1,再起動実行手段12,システム読み込み先変更手段
13,起動障害判定手段14として機能するプログラム
を有する。
【0015】ブートプログラム1において,まず,シス
テム読み込み手段11は,起動命令を受ける。起動命令
は,電源スイッチのONやネットワークを介したリモー
トコントロールによる電源投入などによって出される。
起動命令を受けると,システム読み込み手段11は,シ
ステム読み込み先格納テーブル2を参照し,状態が“使
用可”となっている順位が最上位のシステムの読み込み
先を取得する。
【0016】ここで,システム読み込み先格納テーブル
2は,読み込み先,読み込み先のアドレス,状態の情報
を,優先度の順位をつけて記録してあるテーブルであ
る。読み込み先は,システムが記録されている記憶装置
3の領域を示し,読み込み先アドレスは,その領域の先
頭アドレスを示す。そして,状態の欄には,その領域の
システムの使用可否が記録されている。
【0017】システム読み込み手段11は,システム読
み込み先格納テーブル2から読み込み先領域を選択する
と,記憶装置3から選択された領域のシステムをロード
し(読み込み),システムの起動を開始する。システム
の読み込み開始と同時に,タイマー4にタイマー値を設
定し,タイマー起動の指示を出す。タイマー4は,起動
の指示によりカウントを開始する。
【0018】起動障害判定手段14は,起動完了信号を
受けるとシステムの起動が成功したものと判断し,タイ
マー4にタイマー値リセットの指示を出し,システムの
起動処理を完了する。この起動完了信号は,読み込まれ
たシステムが初期化を正常終了した時に生成するもので
もよく,またシステム読み込み先の記憶装置3からの入
出力が正常に完了したことを示す割込み信号でもよい。
【0019】タイマー4は,タイマー値で設定された時
間が経過するまでに(例えば,設定値が30秒であれ
ば,タイマー値のカウント開始から30秒以内に),起
動障害判定手段14からタイマー値リセットの指示がな
ければ,設定時間が経過したことを起動障害判定手段1
4へ通知する。
【0020】起動障害判定手段14は,起動完了信号を
受ける前に,タイマー4から設定時間経過の通知を受け
ると,システムの起動が失敗したものと判断し,システ
ム読み込み先変更手段13へ,その旨を通知する。
【0021】システム読み込み先変更手段13は,起動
障害判定手段14からシステム起動失敗の通知を受ける
と,システム読み込み先格納テーブル2の該当するシス
テム読み込み先領域の状態を“使用不可”に変更する。
【0022】再起動実行手段12は,システムの起動が
失敗すると,システム読み込み手段11へ再起動の指示
を出す。システム読み込み手段11は,再起動実行手段
12から再起動の指示を受けると,あらためてシステム
の起動のための処理を開始する。
【0023】図2は,本実施の形態におけるシステム起
動処理フローチャート(1)である。ブートプログラム
1にシステム起動の指示があった場合,まず,システム
読み込み先格納テーブル2を参照して読み込み先の領域
を選択する(ステップS10)。次に,記憶装置3にあ
る選択された領域からシステムのロードを開始すると同
時にタイマー4に所定時間のタイマー値を設定し起動す
る(ステップS11)。
【0024】その後,起動完了信号またはタイムアウト
検出を待ち,起動完了信号が検出されたならば(ステッ
プS12),システム起動成功であるので,タイマー値
をリセットし(ステップS13),システムは稼働状態
に入る。
【0025】起動完了信号がない状態で,タイマー設定
時間が経過すると(ステップS14),システム起動失
敗であるので,システム読み込み先格納テーブル2の該
当エントリの状態を“使用不可”に変更し(ステップS
15),ステップS10からの処理を同様に繰り返す。
【0026】以上の処理によって,システム障害を回避
することが可能となるが,情報機器は偶発的なハードエ
ラー発生によって起動に失敗することもあり,その場合
には,システムを変更しなくても,ハードウェアをリセ
ットし再起動することで障害を回避できることがある。
そこで,同じシステムでの再起動回数をカウントし,あ
らかじめ設定された規定回数に達した時のみシステムの
コピーを使って再起動する方法が考えられる。図3は,
他の実施の形態におけるシステム起動処理のフローチャ
ート(2)である。この実施の形態では,あらかじめ再
起動の規定回数が設定されているものとする。
【0027】ブートプログラム1にシステム起動の指示
があった場合,まず,システム読み込み先格納テーブル
2を参照して読み込み先の領域を選択する(ステップS
20)。次に,記憶装置3にある選択された領域からシ
ステムのロードを開始すると同時にタイマー4に所定時
間のタイマー値を設定し起動する(ステップS21)。
【0028】その後,起動完了信号またはタイムアウト
検出を待ち,起動完了信号が検出されたならば(ステッ
プS22),システム起動成功であるので,タイマー値
をリセットし(ステップS23),システムは稼働状態
に入る。
【0029】起動完了信号がない状態で,タイマー設定
時間が経過すると(ステップS24),再起動回数があ
らかじめ設定されている規定回数以上であるかどうかを
判断し(ステップS25),規定回数に達していなけれ
ば,そのままステップS20へ戻り,同じ読み込み先の
システム起動処理を繰り返す。
【0030】規定回数に達していれば,システム読み込
み先を変えるため,システム読み込み先格納テーブル2
の現在選択されている領域の状態を“使用不可”に変更
し(ステップS26),その後,ステップS20へ戻っ
て処理を繰り返す。
【0031】図4は,本実施の形態の構成例(1)を示
す図である。基本的にシステムを格納する記憶装置3
は,1つでも複数個でも実現可能である。図4は,記憶
装置3が,1つの場合の構成例である。図4における各
手段は,図1のものと同じであるので,説明を省略す
る。
【0032】1つの記憶装置3を使用する場合には,格
納するシステムとコピー数分の記憶容量が必要となる
が,記憶装置3が1台であるため安価に装置を構成でき
る。記憶装置3の例としてハードディスク装置(HD
D)やフラッシュメモリ等が挙げられ,一般的にはパー
ティションを分割してシステムを保存する。しかし,記
憶装置3が1つの場合には,論理的な異常や記憶装置3
の特定部分の不良(セクタ不良など)には対応できる
が,例えばインタフェースの異常や駆動モータの異常な
ど,記憶装置3の全体に異常が発生した場合には障害の
対応ができない。
【0033】図5は,本実施の形態の構成例(2)を示
す図である。図5は,記憶装置3が,複数個(図5の例
では3台)の場合の構成例であり,図中,記憶装置3a
には領域1の,記憶装置3bには領域2の,記憶装置3
cには領域3のシステムがそれぞれ格納されている。そ
の他の各手段は,図1のものと同じであるので,説明を
省略する。複数の記憶装置3を使用する場合には,記憶
装置3が複数個存在するため高価となるが,個々の記憶
装置3の全体に障害が発生した場合でもシステムを起動
できる利点がある。
【0034】図6は,本実施の形態の構成例(3)を示
す図であって,複数の種類の記憶媒体を用いたシステム
起動方法を利用することができるようにした場合の構成
例を示す。この例では,記憶装置3Aには複数のシステ
ムを格納し,記憶装置3Bには1つのシステムを格納し
ている。また,インターネット等のネットワーク5を経
由して接続される記憶装置3Cには,1つのシステムを
格納している。
【0035】通常,記憶装置3Aからシステム起動する
が,記憶装置3Aのインタフェースに障害が発生した場
合には,記憶装置3Bのシステムで起動でき,また,さ
らに記憶装置3Bにも障害が発生したときには,ネット
ワーク5で接続された別の装置である記憶装置3Cから
システムを起動することができる。その他の各手段は,
図1のものと同じであるので,説明を省略する。この実
施の形態では,記憶装置のインタフェースに障害が発生
した場合に,別のインタフェース上から起動することが
できるため,より確実に起動を行うことができる。
【0036】図7は,システムをコピーする方法の例を
説明する図である。システムのコピーは,予め複数個準
備しておくことも,運用中にコピーを作成することも可
能である。図7は,常時3つのシステムを保持させる場
合の例である。初期状態において,記憶装置3では,領
域1〜3に合計3つのシステムが存在していたとし,通
常使用するシステムは,領域1のシステムであるとす
る。
【0037】システムの起動時において,領域1に障害
が発生すると,領域2のシステムを使ってシステムを起
動する。起動後,システム読み込み先テーブル2の内容
を確認し,状態が使用不可になっている領域(例では領
域1)が存在する場合,システム管理手段6は,領域4
に現在のシステム(領域2)をコピーし,システム読み
込み先格納テーブル2に領域4を追加する。また,領域
1を削除し,領域2を最上位のシステムとする。削除し
たシステム(領域1)は,ファイルシステムの検査を行
い,再度使用することも可能である。
【0038】図8は,システム管理手段6によるシステ
ムコピー処理フローチャートである。まず,システム管
理手段6は,システム読み込み先格納テーブル2の先頭
領域の“状態”を取得し(ステップS30),その“状
態”が“使用不可”であるかどうかを調べ(ステップS
31),“状態”が“使用不可”でなければステップS
34へ進み,“状態”が“使用不可”であればステップ
S32へ進む。
【0039】ステップS32では,“状態”が“使用
可”である最上位の領域の内容を,新たに最下位に領域
を設けてコピーし,その情報をシステム読み込み先格納
テーブル2に登録する。次に,“状態”が“使用不可”
である最上位の領域を削除し,システム読み込み先格納
テーブル2からその領域の情報を削除する(ステップS
33)。
【0040】システム読み込み先格納テーブル2におい
て現在処理した領域が最後の領域であるかどうかを調べ
(ステップS34),最後であれば処理を終了する。最
後の領域でなければ,システム管理手段6は,システム
読み込み先格納テーブル2から次の領域の“状態”を取
得し(ステップS35),ステップS31へ戻って,同
様に処理を繰り返す。
【0041】以上の処理を行うシステム管理手段6は,
システムの稼働中に定期的に動作するプログラムでもよ
く,またオペレータによって適宜,起動されるようなプ
ログラムであってもよい。
【0042】図9は,システムとシステムのコピーとを
同期させる方法の例を説明する図である。システム内に
は,運用中に変更される設定値やログなど,随時変化す
るデータが含まれている。このため,障害発生時に起動
されるシステムのコピーの内容も,運用中のシステムに
合わせて変更させなくてはならない。
【0043】システム同期手段7は,定期的に,運用中
のシステム(領域1)の内容をシステムのコピー(領域
2,3)に反映して,コピーしたシステムを常に最新の
運用状態に同期させる。同期化の方法としては,内容を
すべてコピーする方法や,差分だけをコピーする方法が
ある。以上の方法により,障害が発生しても常に最新の
システムで起動することが可能である。
【0044】以上説明した実施の形態の特徴を,以下に
列挙する。
【0045】(付記1) 記憶装置に格納されているシ
ステムをメモリに読み込み,システムを起動する計算機
システムの起動制御方式において,起動対象となる複数
のシステムを格納する手段と,前記複数のシステムの各
格納場所を示すシステム読み込み先情報を有するテーブ
ルを記憶する手段と,システム起動要求に対して,前記
テーブルを参照し,1つのシステム読み込み先情報を得
てそのシステムをメモリに読み込み,起動処理を行う手
段と,システムの起動が成功したか失敗したかを判定す
る起動障害判定手段と,システムの起動が失敗した場合
に,前記テーブルを参照し,システム読み込み先を変更
する手段と,変更したシステム読み込み先のシステムに
よりシステムの再起動を行う手段とを具備することを特
徴とする計算機システムの起動制御方式。
【0046】(付記2) 付記1記載の計算機システム
の起動制御方式において,前記システムの再起動を行う
手段は,同一システムにて規定回数の再起動を試行し,
それでもシステムの起動が成功しなかった場合に,前記
変更したシステム読み込み先のシステムによりシステム
の再起動を行うことを特徴とする計算機システムの起動
制御方式。
【0047】(付記3) 付記1記載の計算機システム
の起動制御方式において,障害が発生したシステムの格
納先を判定する手段と,正常なシステム格納先を判定す
る手段と,前記正常なシステム格納先から,システムの
コピーを作成する手段とを具備することを特徴とする計
算機システムの起動制御方式。
【0048】(付記4) 付記3記載の計算機システム
の起動制御方式において,障害が発生したシステム格納
領域を検査し,使用可能であるか否かを判定する手段
と,前記領域が使用可能である場合にその領域を再度シ
ステム格納領域として登録する手段とを具備することを
特徴とする計算機システムの起動制御方式。
【0049】(付記5) 付記1記載の計算機システム
の起動制御方式において,稼動中のシステムの内容を,
その他の格納領域内のシステムに同期させるシステム同
期手段を具備することを特徴とする計算機システムの起
動制御方式。
【0050】(付記6) 付記1記載の計算機システム
の起動制御方式において,前記複数のシステムを格納す
る手段は,複数個の異なる記憶装置に複数のシステムを
格納するものであることを特徴とする計算機システムの
起動制御方式。
【0051】(付記7) 付記1記載の計算機システム
の起動制御方式において,前記複数のシステムを格納す
る手段は,同一記憶装置内に複数のシステムを格納する
ものであることを特徴とする計算機システムの起動制御
方式。
【0052】(付記8) 付記1記載の計算機システム
の起動制御方式において,前記複数のシステムを格納す
る手段は,複数のインターフェースと記憶装置の組み合
わせからなる格納手段に複数のシステムを格納するもの
であることを特徴とする計算機システムの起動制御方
式。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように,本発明により,情
報機器における記憶装置の物理的障害および論理的障害
を回避し,システムを安定して起動することができるよ
うになる。特に,アプライアンスサーバのように自律動
作型の情報機器の場合の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の基本的な構成例を示す図であ
る。
【図2】本実施の形態におけるシステム起動処理フロー
チャート(1)である。
【図3】本実施の形態におけるシステム起動処理フロー
チャート(2)である。
【図4】本実施の形態の構成例(1)を示す図である。
【図5】本実施の形態の構成例(2)を示す図である。
【図6】本実施の形態の構成例(3)を示す図である。
【図7】システムをコピーする方法の例を説明する図で
ある。
【図8】システム管理手段によるシステムコピー処理フ
ローチャートである。
【図9】システムとシステムのコピーとを同期させる方
法の例を説明する図である。
【図10】アプライアンスサーバの使用例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ブートプログラム 11 システム読み込み手段 12 再起動実行手段 13 システム読み込み先変更手段 14 起動障害判定手段 2 システム読み込み先格納テーブル 3 記憶装置 4 タイマー 5 ネットワーク 6 システム管理手段 7 システム同期手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村下 君孝 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 烏谷 彰 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山田 茂史 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B027 CC02 5B076 AA01 BB16 BB17 CA01 CA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置に格納されているシステムをメ
    モリに読み込み,システムを起動する計算機システムの
    起動制御方式において,起動対象となる複数のシステム
    を格納する手段と,前記複数のシステムの各格納場所を
    示すシステム読み込み先情報を有するテーブルを記憶す
    る手段と,システム起動要求に対して,前記テーブルを
    参照し,1つのシステム読み込み先情報を得てそのシス
    テムをメモリに読み込み,起動処理を行う手段と,シス
    テムの起動が成功したか失敗したかを判定する起動障害
    判定手段と,システムの起動が失敗した場合に,前記テ
    ーブルを参照し,システム読み込み先を変更する手段
    と,変更したシステム読み込み先のシステムによりシス
    テムの再起動を行う手段とを具備することを特徴とする
    計算機システムの起動制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の計算機システムの起動制
    御方式において,前記システムの再起動を行う手段は,
    同一システムにて規定回数の再起動を試行し,それでも
    システムの起動が成功しなかった場合に,前記変更した
    システム読み込み先のシステムによりシステムの再起動
    を行うことを特徴とする計算機システムの起動制御方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の計算機システムの起動制
    御方式において,障害が発生したシステムの格納先を判
    定する手段と,正常なシステム格納先を判定する手段
    と,前記正常なシステム格納先から,システムのコピー
    を作成する手段とを具備することを特徴とする計算機シ
    ステムの起動制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の計算機システムの起動制
    御方式において,障害が発生したシステム格納領域を検
    査し,使用可能であるか否かを判定する手段と,前記領
    域が使用可能である場合にその領域を再度システム格納
    領域として登録する手段とを具備することを特徴とする
    計算機システムの起動制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の計算機システムの起動制
    御方式において,稼動中のシステムの内容を,その他の
    格納領域内のシステムに同期させるシステム同期手段を
    具備することを特徴とする計算機システムの起動制御方
    式。
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