JP4681781B2 - 屠殺製品を処理するための装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、屠殺製品を(加工)処理するための装置に関する。
【0002】
この文脈では、屠殺製品は屠殺動物またはその動物が屠殺された後の処理の間に得られる部分を意味すると理解される。屠殺動物は、鶏、七面鳥、アヒル、ガチョウまたはダチョウのような家禽であってもよいが、畜牛、ウマ、ブタ、ヒツジまたはヤギのような家畜であってもよい。
【0003】
屠殺製品の機械化および自動化された処理方法では、使用されるものは、多くの場合、フックやサポートのような屠殺製品を取り付けることのできるキャリヤで作製される。この種類のキャリヤは、処理操作が手または機械によって製品に対して実施できるように屠殺製品をサポートすることを確実化する。このキャリヤは、それに取り付けられた屠殺製品に実施される様々に異なる処理操作または処理ステップのために、しばしば限定された様々な位置または配向に動かすことができる。サポートは1つの場所に配置することはできるが、しかし通常はコンベヤに取り付けられ、この手段によって屠殺製品は様々な処理ステーションを通り過ぎて搬送可能となる。
【0004】
米国特許第4,780,930号には家禽を部分に分けるための装置が記述されており、家禽用のこの装置のキャリヤはコンベヤによる所定のエンドレスの経路に沿って移される。このキャリヤは、キャリヤに接続されて側方に突き出したピンの経路に固定型の停止ブロックが配置される結果、垂直の軸の周りを回転して様々な角度位置になることができる。
【0005】
フランス特許出願公開第2,589,452号にもやはり家禽を部分に分ける装置が記述されており、家禽用のこの装置のキャリヤはコンベヤによる所定の経路に沿って移される。このキャリヤは、キャリヤが側方に向いた突起をもつ本体にキャリヤに接続され、固定型のピンが突起の1つの経路に配置される結果、垂直の軸の周りを回転して様々な角度位置になることができる。
【0006】
欧州特許出願公開第0,551,156号、米国特許第5,083,974号および米国特許第4,648,155号には家禽の体をさばくための装置が記述されている。この目的のために、家禽の体は、いくつかの処理操作に課するためにコンベヤによって様々な処理ステーションを通って移送することができるようにキャリヤに配置される。このキャリヤは水平方向の軸についてピボット旋回接続されることもあり、この目的のために、キャリヤの経路に固定して配置されたガイドと相互作用してキャリヤの角度位置を決定できるような1つまたは複数の作動突起が供給される。
【0007】
欧州特許出願公開第0,756,826号には、水平方向の軸についてピボット旋回可能で高架式のコンベヤから吊り下げられるキャリヤを有する屠殺動物を処理するための装置が記述されている。軸からある距離を置いてこのキャリヤはアームの一方の端部にピボット旋回接続され、その反対側の端部には作動部材のガイド溝の内側へとガイド可能な突起が供給され、これがキャリヤの経路に沿って固定して配置されてキャリヤの角度位置を決定する。
【0008】
米国特許第5,080,630号には、それぞれキャリヤを供給されたいくつかの推進ユニットが水平方向のエンドレス経路に沿って移送される屠殺家禽を処理するための装置が記述されている。このキャリヤは水平方向の軸についてアームと関連してピボット旋回可能であり、反対側ではコンベヤで移送される平板に取り付けられる。端部に突起のある作動ロッドが、水平方向の軸についてピボット旋回できるようにアーム上に配置される。この作動ロッドの一方の端部は接続ロッドの一方の端部にピボット旋回接続される。接続ロッドの他方の端部はキャリヤにピボット旋回接続される。したがって、作動ロッドの突起がガイド溝内に案内される結果として作動ロッドがピボット旋回すると、キャリヤが所定の位置へとピボット旋回する。
【0009】
欧州特許出願公開第0,695,506号には屠殺家禽をさばく装置が記述されており、その中で使用されるものは欧州特許出願公開第0,551,156号に記載されているキャリヤで作製される。欧州特許出願公開第0,695,506号もまた、担持部分が垂直方向軸について規定の角度位置へと回転可能な家禽用のフックの形となった、コンベヤに接続されたキャリヤを示している。この目的のために、それぞれのフックにはマルタ十字が供給され、欧州特許出願公開第0,577,821号にさらに詳細に示されているように、これがフックの経路に沿って固定して配置される1つまたは複数のピン手段によって調節される。
【0010】
欧州特許第0,254,332号は家禽の胸部をさばくための固定用サポートを記載している。この固定用サポートは、胸部をわき道に移動させるためにコンベヤ手段によって移送される。この固定用サポートは、固定用サポートの経路に沿って固定して配置された作動エレメントが固定用サポートに接続された回転エレメントと係合する結果として、水平方向の軸についてピボット旋回できる。
【0011】
以上に説明した先行技術によるキャリヤはすべて、キャリヤが水平方向または垂直方向軸1つの周りをピボット旋回または回転することができるだけなので、屠殺製品の操作に1つの自由度しか供給できない。このことはキャリヤの経路に沿って配置される道具手段または手のいずれかによって屠殺製品に処理操作を実施するうえで可能な選択肢をかなり制限する。
【0012】
米国特許第5,466,185号は家禽の屠殺体を操作するための2つの自由度を請け合う装置を記載している。この装置は家禽の屠殺体をさばくことを意図するものであり、キャリヤは屠殺体の胸部内に嵌合するように仕向けられたテーパー形成した端部を含む。実質的に水平方向に延びるアームを介して、このキャリヤはコンベヤによってエンドレス経路に沿って移動するガイド板に接続される。家禽への処理操作はキャリヤがガイド板の上に位置するときに実行される。このキャリヤは水平方向の軸についてアームに関連してピボット旋回可能であり、一方ではこのアームは垂直方向の軸についてガイド板に関連してピボット旋回可能である。
【0013】
キャリヤが水平方向軸についてピボット旋回することは、経路の断面に沿って延びるガイド溝内を移動するキャリヤに接続されたピンによって制御される。このピン/ガイド溝構造の第1の欠点は、ピンとガイド溝との間の協働がないとキャリヤが水平方向軸について明確に規定されない角度位置を採ることであり、なぜなら角度位置の固定がないためである。このピン/ガイド溝の設計選択の第2の欠点は、ピンとガイド溝が相互作用するとき、キャリヤの様々な位置(前後方向)とピンの垂直方向位置との間に明確な関係のないことである。
【0014】
キャリヤの垂直方向軸についてのピボット旋回は、アームに接続されたホイールをガイド板の経路に沿って固定して配置されたブロックと接触させることによって達成される。このケースでの問題は、結果的に到達するキャリヤの垂直方向軸についての角度位置が、位置の固定がないために、不定になることである。
【0015】
本発明の目的は、屠殺製品の操作に2つの自由度を持たせ、その位置を正確に決定して固定し、それによって装置に取り付けられる屠殺製品が最適に処理され、加えてできるだけ効率的に、容易にかつ安価に手作業および機械化、自動化された手段の両方でできるようにすることである。
【0016】
この目的のために、本発明による装置は経路に沿って動くことのできるコンベヤ、第1の軸の周りを回転できるようにコンベヤに接続される(基部本体、角度付き本体あるいは本体として記載の)第1の本体、第2の軸の周りを回転できるように第1の本体に接続される(挿入エレメント、回転可能な本体あるいはキャリヤとして記載の)第2の本体、第1の軸に対する第1の本体の様々な第1の角度位置を設定するための(位置決め部材として記載の)第1の作動手段、第2の軸に対する第2の本体の様々な第2の角度位置を設定するための(突出部、カムトラックフォロアあるいはホイールとして記載の)第2の作動手段、および第1および/または第2の角度位置を固定するためのロック手段、さらに、屠殺製品の胸部を第2の本体に不動に接続するための(アーム、固定用棒材あるいはベルトとして記載の)屠殺製品固定手段を含む。
【0017】
この種類の装置は屠殺製品の位置決めに高度のフレキシビリティを供給し、その結果として、以前は(余分な)従業員や機械のおかげで比較的高コストによってのみ実行できた、または少なくとも機械的、自動的方式では全くできなかった処理操作が屠殺製品に実施可能となる。特に、本発明による装置で、屠殺製品はコンベヤの経路に対して平行な面方向の移動およびコンベヤの経路に対して直角な面方向の移動が可能となり、それによって特定の処理操作を最も適切な位置で実行することが可能となる。
【0018】
以下にさらに詳細に説明する1つの可能な設計では、第1の軸についての自由度は360°であり、第2の軸についての自由度は290°にできる。
【0019】
好ましい実施形態では、ロック手段は第1の角度位置を固定するための第1のロック手段、および第2の角度位置を固定するための第2のロック手段を含み、第1または第2のロック手段はそれぞれ第1および第2の作動手段によって、特定の角度位置に到達した後は作動手段の動作をがまんさせて、この角度位置を固定することで形成される。
【0020】
第1または第2のロック手段はそれぞれ第1および第2の本体内に、例えば圧力に逆らって移動して第1または第2の本体の所定の角度位置に固定するために様々なくぼみにカチッと入るボールの形で組み込まれてもよいが、別の選択肢の好都合な実施形態では、第1または第2のロック手段がコンベヤの経路に沿って配置され、例えば1つまたは複数の適切な位置で第1または第2の本体にサポートを供給することによって、到達するいかなる角度位置にも固定されることもある。特に、そのような配置の第1または第2のロック手段は、それらが第1または第2の本体に直接的にはたらきかけるのではなく、むしろ第2の本体に取り付けられる屠殺製品にはたらきかけるように設計され、その結果として角度位置が屠殺製品を介して間接的に固定されることもある。
【0021】
本発明による装置は、第2の本体が少なくとも第2の角度位置の1つで、第1の本体の下に位置し、特に自由に吊り下げられているように設計されることが好ましい。これは、例えば、第2の本体に取り付けられる家禽の胸部または前半身(脚部を除く)が脚部で吊り下げられているのと同じ位置に動かせるようになり、それによって元来脚部で吊り下げて家禽を処理するために使用されていた既存の胸部または前半身を処理するための装置を本発明による装置と何の問題もなく組み合わせ可能となることを意味する。好ましい実施形態では、コンベヤは高架式のコンベヤである。高架式のコンベヤの使用は床上のコンベヤに占められる不要なスペースを防止し、屠殺製品から離れてコンベヤ上に落下する動物の部分によるコンベヤの汚染をも防止する。
【0022】
第1の軸が実質的に垂直方向に配向する場合、第1の本体およびその下に位置する第2の本体の回転はとりわけ迅速に(比較的高い加速および減速で)かつわずかのエネルギーで持ち運び可能となる。なぜなら、この方法では角度慣性モーメントは小さいからである。結果として、屠殺製品に多様に異なる角度位置を必要とする処理装置を、高速の搬送速度を使用する場所でも短い距離で装備することができる。
【0023】
第1および第2の作動手段の単純な設計を行なうために、第2の軸は第1の軸に対して実質的に直角に配向させることが好ましい。
【0024】
第1の軸と第2の軸が最大で0.1mの距離を置いて互いに交差する場合、第1および第2の本体を含む様々な組み立て部品がコンベヤ内で互いに短い距離、特に30.48cm(12インチ)の間隔で設置され、それでも少なくとも2つの自由度を互いに個々にもつ、すなわち屠殺製品の有無に拘わらず互いに邪魔にならない位置をすべてとっている。好ましい実施形態では、第1と第2の軸は互いに交差する。
【0025】
概して、第1および第2の作動手段はコンベヤと移動する装置部分内に実質的に完全に組み込まれるかまたはコンベヤと移動する装置部分内に実質的に部分的に組み込まれることもあれば、またはこの部分から部分的に分離されることもある。
【0026】
これらの変形のうちの第1となる一実施例では電源を組み込んだ1つまたは複数のアクチュエータおよび場合によっては電源のための無線制御装置が、コンベヤと移動する装置部分内に組み込まれ、第1の軸に対する第1の本体の角度位置および第2の軸に対する第2の本体の角度位置を設定する。
【0027】
第2の変形の実施例ではコンベヤと移動する装置部分内に機械的作動構造の一部が組み込まれ、この機械的作動構造の別の部分がコンベヤの経路に沿って(固定して)配置される。
【0028】
本発明による装置の好ましい実施形態では、第1の本体は第1の軸に対して実質的に直角に延びる突起またはくぼみを供給され、コンベヤの経路に沿って配置された第1の作動手段、例えば少なくとも1つの停止部で、コンベヤの経路に沿って配置されたピンまたはその類似物によって作動され、第1の本体の角度位置を設定することができる。さらに詳細な配置では、第1の本体は歯車を含み、第1の作動手段はコンベヤの経路に沿って配置されてこの歯車に係合する少なくとも1つの歯を有する構造を含む。もしも第1の本体が処理操作実行のために規定の角度位置への移動が完了して、引き続く処理操作を実行するために別の角度位置に動かされる場合、歯付き構造は第1の本体が第1の角度位置から第2の角度位置へと所望の回転をして、例えば縦方向に沿って歯を供えた細長い片を含む歯付き構造を通過するようにコンベヤの経路に沿って配置される。
【0029】
この方法では角度位置の違いを設けることだけが可能であって、絶対的な角度位置の設定は出発角度位置の一定の情報なしに信頼性をもって可能にならないので、本発明は、歯車の円周の第1の区画に有効な歯が供給されて円周の第2の区画に有効な歯が供給されていないか、または最小限の部分に歯付き構造に係合する有効な歯が設けられていない好ましい実施形態を提供するものであり、歯付き構造はこの円周の第1の区画の歯にだけ係合するように構成される。歯車上の有効な歯が欠落しているせいで、この歯車は所定の満足のいく歯が歯付き構造と作用し、歯車の有効な歯がすべて通過した後は、歯付き構造の通過の間、単一の、規定された全角度位置へと常に動き、その位置から、コンベヤの経路に沿って配置されたその後の歯付き構造の補助で所定の角度回転が生じる。この歯車は、その円周の第2の区画に隣接して第1の本体が第1の軸について回転方向に回転することをブロックするための突起を設けられ、歯付き構造が歯車の円周の前記第2の区画に対向して配置され、それにより歯車を作動しないことが好ましい。この方法では、いかなる理由であれ、歯車が前記回転方向にそれ以上回転する可能性は阻止される。そのケースでは歯付き構造は歯車の有効な歯に係合してブロック作用が再度生じるまで歯車を後ろにセットするので、歯車の逆方向への回転もまた阻止される。
【0030】
好ましい実施形態では、歯車の円周の第1区画および第2区画は歯車のその高さの区画、および全周囲に有効な歯を設けられる残りの高さの区画にわたって延びる。歯車の歯の高さのうち前者の区画はコンベヤの経路に沿って配置される歯付き構造と相互作用させて第1の本体を1つの明確に規定された角度位置に設定させるために使用可能であり、上記で説明したように、その後、歯車の歯の高さの後者の区画に係合する第2の歯付き構造が使用されてこの歯車を1つの明確に規定された角度位置からまた別の明確に規定された角度位置へと移動させることができる。第1の作動手段に(一様な)歯を使用することは、開始時の角度位置または最終の角度位置の大きさにかかわりなく、開始時の角度位置と最終の角度位置との間での第1の本体の一定の回転速度という結果につながる。
【0031】
歯車およびこの歯車に係合する少なくとも1つの歯付き構造を含む上記の第1の作動手段は本発明による装置だけでなく第1の軸の周りをピボット旋回可能な少なくとも1つの第1の本体を含む他の装置にも使用可能であることが明らかである。
【0032】
本発明による装置は少なくとも1つのクランクを有するクランク軸機構の形式で第2の作動手段を含むことが好ましく、それによって作動手段の直線的な動きが第2の軸の周りでの第2の本体の回転運動へと容易に変換され得る。特に、第2の作動手段は、少なくとも1つのクランクにはたらきかけてかつコンベヤの経路に沿って配置された作動エレメントの溝に係合することを意図する少なくとも1つの作動突起を含む。この作動エレメントは経路に沿って固定した位置に配置されてもよいが、第2の作動手段が望みのままに随意に操作可能となるように、特に制御下で動くことができるように配置されることもまた可能である。ここで、後者の設計はコンベヤの経路に沿って配置される第1および第2の作動手段の他のタイプの部品についても明らかに可能であることに気付くべきである。
【0033】
好ましい実施形態では、クランク軸機構は第1および第2のクランクを有し、第2の軸に対して直角な平面で見たとき、これらのクランクは第2の軸に互いに0度以外の角度で係合する。この基準で、クランク軸機構のクランクが死点を通る結果として第2の本体の位置が不確定になることを防止することができる。なぜならそのときに他方のクランクは死点位置に無く、後者のクランクの動きが第2の本体を明確に規定された角度位置に導くからである。
【0034】
また別の好ましい実施形態では、各クランクは、クランク軸機構を第1の本体の少なくとも2つの異なる第1の角度位置で作動させるために少なくとも2つの作動突起を設けられ、それによって第2の本体の角度位置は第1の本体の様々な第1の角度位置に設定することができる。
【0035】
さらなる好ましい実施形態では、第2の作動手段は歯車を有するギヤラック機構を含み、この歯車は第2の本体に接続されてその歯が第1の本体に接続されたラック棒または歯付きベルトの歯と係合する。第2の軸に対する第2の本体の角度位置はラック棒または歯付きベルトの平行移動によって設定することができる。この目的のために、好ましい実施形態では第2の作動手段が少なくとも1つの作動突起を含み、これがラック棒または歯付きベルトに係合し、かつコンベヤの経路に沿って配置された作動エレメントにある溝に係合する。
【0036】
第2の作動手段の別の変形となる実施形態では、後者は第1の転動体と第2の転動体を含み、これらが互いに沿って転動可能であり、各転動体は相手の転動体をそれに沿って転動させるための関連する転動面を規定する。信頼性のある動作を達成するために、各転動体はその関連する転動面の場所に歯を設けられ、この手段によって転動体は他方の転動体と係合する。各転動面は、転動体に関連した中心線の周りの円弧の形式で、関連する半径で延びることが好ましい。特に、2つの転動体の中心線は平行である。
【0037】
単純な好ましい実施形態では、可撓性のコードが、一端で転動体の一方に固定して接続され、関連する転動面に沿って2つの転動面の間の接触点まで延び、そこから他方の転動体の転動面に沿って延び、この転動体にコードの他端が固定されて設けられる。
【0038】
第1の転動体が第1の本体に固定して接続される実施形態では、第2の転動体はアームを介して第1の本体に接続され、このアームが第1の転動体の中心線の周りを第1の本体に対して回転すること、および第2の転動体の中心線の周りを第2の転動体に対して回転することが可能であり、作動突起がこのアームに、作動突起の動きがこのアームのピボット旋回運動を引き起こすように結合される。都合のよいことに、この作動突起は関連するガイド内で第1の本体に対して案内され、結合ロッドを介してアーム上で、第1の転動体の中心線から離れた個所に接続される。この作動突起は直線状のガイド内で第1の本体に対して案内されてもよい。
【0039】
本発明による装置に第3の自由度を与えるために、好ましい実施形態では第3の軸に関する第2の本体の様々な第3の角度位置を設定するために第3の作動手段が設けられ、この第3の角度位置を固定するために第3のロック手段が設けられる。第3の軸は第1または第2の軸とは異なっており、第2の軸に対して直角であることが好ましい。もしも第2の本体が細長ければ、好ましい実施形態では第3の軸は第2の本体の経線方向に対して実質的に平行に配向される。
【0040】
都合のよい実施形態では、第2の本体は屠殺製品のキャリヤに接続され、屠殺製品の固定手段は、屠殺家禽の前半身のような屠殺製品を屠殺製品のキャリヤに固定するように構成される。
【0041】
この屠殺製品のキャリヤは、特に、屠殺製品と接触するように意図された表面を有する。第1の好ましい実施形態では、屠殺製品の固定手段は、その表面の屠殺製品から遠い方の側に配置され、かつ屠殺製品キャリヤから離れる方向に前もって加えられる応力の下で表面の開口部を介して屠殺製品に接触するようになる少なくとも1つの突き出し部を設けられた第1の固定エレメントを含む。このケースでは、この突き出し部が屠殺製品の屠殺製品キャリヤに向いている側に少し突き刺さり、その結果、屠殺製品がこの表面に対して平行移動するのを防止する。この少なくとも1つの突き出し部はピンの端部、第1の固定エレメントのギザギザになった側面またはその類似物で形成されてもよい。第2の例では、屠殺製品の固定手段は、その表面の屠殺製品に面する側に配置されてかつ屠殺製品キャリヤに向かう方向に前もって応力を加えられて屠殺製品と接触することになる少なくとも1つの突き出し部を設けられる第2の固定エレメントを含むことがあり得る。この第2の固定エレメントは屠殺製品をしっかりと屠殺製品キャリヤに押し付けて、屠殺製品キャリヤの表面の方向で屠殺製品が移動するのを防止する。第3の例では、屠殺製品の固定手段は、その表面の屠殺製品から離れた側に配置され、かつ屠殺製品キャリヤに向かう方向に前もって応力を加えられて表面の開口部を介して屠殺製品と接触することになるフックを設けられる第3の固定エレメントを含むことがあり得る。このフックは、屠殺製品が屠殺製品キャリヤに設置されるときに実質的に表面の下に位置するような制御可能な方式で動くことが可能であり、その後、このフックは表面を越えて移動し、屠殺製品を屠殺製品キャリヤに固締するために屠殺製品の一部に引っ掛かる。もしも表面の屠殺製品に面する側にある開口の近傍に少なくとも1つの突き出し部またはピンが配置されるならば、このフックに前もって加えられた応力の結果、この突き出し部またはピンは少なくとも少しは屠殺製品に突き刺さってその表面方向でそれが移動するのを妨げる。
【0042】
屠殺製品のキャリヤは、その一方の端部が残りの部分に対して移動できるように形成されることがあり得る。したがって、例えばこの端部はピボット旋回または平行移動して、その結果として屠殺製品に固定力を発揮することが可能である。
【0043】
先行する本文はコンベヤと移動する屠殺製品固定手段に関する。しかしながら、屠殺製品の固定手段はコンベヤの経路に沿って配置されてもよく、そのケースでは第1および/または第2の本体はこの種類の屠殺製品固定手段のある場所でのみ固定され、屠殺製品固定手段の中断している場所では固定されない。
【0044】
第1の好ましい実施形態では、屠殺製品固定手段は、コンベヤの経路に沿って配置され、実質的にコンベヤの経路の方向に延び、かつ屠殺製品と接触することになることを意図された少なくとも1本のガイドレールを含む。屠殺製品はそのときガイドレールに対して、接触した状態で移動する。もしも屠殺製品固定手段がコンベヤの経路に沿って配置されて実質的にコンベヤの方向に延びる少なくとも1本のベルトを含み、このベルトの片面がコンベヤの方向に移動してかつ屠殺製品と接触することになることを意図される場合、この種類の屠殺製品固定手段は固定のときに互いに対して動かなくてもよい。
【0045】
その上さらに、コンベヤの経路に配置されてかつ処理操作が屠殺製品に実行されるように屠殺製品と接触することになることを意図された屠殺製品処理手段は、屠殺製品固定手段として機能することができる。
【0046】
さらなる好ましい実施形態は従属する特許請求の範囲で説明される。
【0047】
本発明の特許請求範囲、特徴および利点は、いくつかの限定を受けない例示的な実施形態を示した添付の図面を参照するとさらに明らかになるであろう。
【0048】
さまざまな図面を通して、同じ参照番号は同じ部品または同じ機能を備えた部品に関する。図の中で、参照番号の無い矢印は部品の採り得る動きの方向を示す。
【0049】
図1a、1bおよび1cは本発明による屠殺家禽の処理のための装置1の部分を示す。この装置1は固定型のレール2を有する第1の構造部品、およびドライブ手段(図示せず)によってレール2に沿って移送可能であって以下にさらに詳しく述べる第2の構造部品3を含む。
【0050】
第1の構造部品はまた、固定型のカムトラック4を含み、このケースではこれは垂直面内で互いに距離を置いた2本のロッド5、6により形成される。このカムトラック4は実質的にレール2の方向で延び、図1aに見ることができるようにレール2からの距離を変化させながら走る。
【0051】
第2の構造部品3は基部本体7を含み、これが結合手段8を介してレール2に結合され、それにより基部本体7はレール2に沿って移送可能となる。この実施例では、結合手段8は基部本体7がレール2から吊り下がるように設計される。この結合手段8はレール2の両側と係合して共通の結合ヨーク10に受けられる走行ホイール9を含む。位置決め部材11は結合ヨーク10の底端部で垂直方向の軸の周りを回転できるように配置され、角にくぼみを設けられ、基部本体7に固定して接続される。位置決め部材11およびそれによる基部本体7の角度位置は、位置決め部材11の経路に沿って配置されて位置決め部材のくぼみに係合可能なピンのような作動手段(図示せず)の補助でレール2に対して調節される。結合手段8および関連する作動手段のこの設計はすでに一般的に知られている。
【0052】
第2の構造部品3はまた、カムトラックフォロワ13をも含み、これがカムトラック4に係合している。希望するならば、位置決め部材11の角度位置が変化する結果として、カムトラックフォロワ13がカムトラック4から外れることもできることは明白であろう。
【0053】
このカムトラックフォロワ13は、このケースでは、カムトラック4のロッド5および6の間に嵌まり込む装架ローラである。
【0054】
カムトラックフォロワ13は、カムトラックフォロワ13に取り付けられた突起が嵌合している実質的に垂直方向に配向したガイド溝15の手段によって、基部本体7に対して相当する垂直方向の面内で動くことができるように案内される。
【0055】
第2の構造部品3はまた、以下にさらに詳しく説明するが、回転軸21について回転可能な方式で基部本体7に配置される回転可能な本体20をも含む。このケースでは、この回転軸21は実質的に水平方向であり、それによりカムトラックフォロワ13の実質的に垂直方向の運動面に対して直角となる。
【0056】
基部本体7の底部は第1の転動体22を形成し、回転可能な本体20のそれに接する部分が第2の転動体23を形成し、これら転動体22および23は互いに転動できるように第2の構造部品3内に収容される。
【0057】
このケースでは、それぞれの転動体22、23はそれに沿って転動する転動体23、22のための転動面24、25を規定し、それぞれの転動面22、23は、それぞれの転動体22、23に関連する中心線21および25について円弧の形で、相当する半径で広がる。中心線21および25はこのケースでは互いに平行である。
【0058】
図1aおよび1bに示した設計では、転動体22、23の各々は相当する転動面24、25に歯を設けられ、この手段によって転動体22、23は相手の転動体23、22と係合している。
【0059】
第2の転動体23、そしてそれによりそこに固定接続された回転可能な本体20はアーム27を介して基部本体7に接続される。このアーム27は第1の転動体22の中心線21の周りを基部本体7に対して回転可能であり、第2の転動体23の中心線25の周りを第2の転動体23に対して、そしてそれゆえに回転可能な本体20に対して回転可能である。
【0060】
カムトラックフォロワ13は、このカムトラックフォロワ13の動きがアーム27のピボット旋回の動きを引き起こすようにアーム27に結合される。この目的のために、カムトラックフォロワ13は結合ロッド28を介してアーム27の、第1の転動体22の中心線21から離れて位置する個所29に接続される。この実施例では、結合ロッド28は軸21と平行な線の周りをピボット旋回できるように前記個所29に接続される。
【0061】
回転可能な本体20は屠殺された鳥の一部を保持するための保持部材として設計され、この実施例では屠殺された鳥の胸部が押し当てられ得る挿入エレメント30を含む。この挿入エレメント30は、このケースでは、胸部がそれに確実に固締されるされるように胸部に嵌まり込む尖った部品である。
【0062】
したがって、説明した装置1はレール2に沿って胸部を移動させるために使用することができる。胸部の配向はカムトラック4とカムトラックフォロワ13との相互作用を通じて所望通りに設定可能であり、それによって胸部は特定の処置または操作に適した向きにすることができる。この処置は、例えば、胸部を部品30に嵌め込むことまたは胸部を外すことを含み、一方、あり得る操作は、例えば、切断操作の実行、胸部の添加剤処理などにわたる。上述したように、基部本体7は、基部本体7に固定接続される位置決め部材11の補助で、垂直方向軸の周りを結合ヨーク10に対して回転することができる。図1cでは、矢印は、図示していない作動手段の補助で、位置決め部材11そしてそれゆえに基部本体7の角度位置がレール2に対して設定され得ることを示している。このケースではカムトラックフォロワ13はカムトラック4から外れる。基部本体7の動きのこの追加的な方向付けの結果として、挿入エレメント30は3次元的な動きを実行して3次元てきに位置を採択することができる。
【0063】
変形例では、カムトラックフォロワ13が関連するカムトラック4から外れるとき、最後に採った挿入エレメント30の位置が維持されることを確実化するためにロック手段を設けることが可能である。例を挙げると、胸部は図1cに示した位置で挿入エレメント30に設置したりそこから取り外すことができる。例えば、ロック手段は基部本体7とロッド28との間、または基部本体7とアーム27との間で作用させることができる。あり得る設計では、このロック手段はバネにより前もって応力を与えたロック用つめを含む。
【0064】
さらなる変形例では、第2のカムトラックフォロワを結合ロッド28上に配置することが可能であり、このカムトラックフォロワは、基部本体7が図1〜2に示した上述の位置に対して回転した場合に関連するカムトラックに係合し、それによりカムトラックフォロワ13がもはやカムトラック4に係合しなくなるように配置される。このケースでは、第2のカムトラックフォロワは第1のカムトラックフォロワ13に対して直角に配向することを意味する。したがってこの方法で、回転可能な本体20の作動および位置決めは、基部本体7のこの回転位置においても可能なままである。
【0065】
図2は図1に示した装置1の変形であって、対応する部品は同じ参照番号を供給され、変更した部品は初めての記号を供給されている。
【0066】
転動体22’および23’は歯付きの転動面を設けられておらず、むしろ平滑な転動面24’および25’を設けられる。その上さらに、可撓性のコード31が、その一端が32において転動体22’に固定して接続され、関連する転動面24’に沿って2つの転動面24’、25’の間の接触点まで延び、そこから相手の転動体23’の転動面25’に沿って34で転動体23’に固定されるコード31の他方の端まで延びて設けられる。例えば、このコード31はバネ鋼の条片でもよい。カムトラックフォロワ13の動きは図2の矢印で示したように、部品30のピボット旋回運動という結果につながる。
【0067】
図3aおよび3bもやはり屠殺製品を搬送する構造の吊り下げの設計を示しており、共通の結合ヨーク10に配設される走行ホイール9のセットを有する。この走行ホイール9は、さらに詳しくは示していないレール2に沿って走行することを意図するものである。その底部では結合ヨーク10が、垂直方向軸の周りを回転できるように、角にくぼみを設けられて角度付き本体40に固定して接続された位置決め部材11に接続される。ロッド42はさらに詳細を示さないが角度付き本体40に沿って装着され、このロッド42が矢印44a、44bの方向に移動できる。ロッド42の一端には回転自在のローラのようなカムトラックフォロワ46が設けられ、これが、さらに詳しくは示さないが、カムトラックフォロワ46の経路に形成した溝の中で案内されるか、カムトラックフォロワ46の経路に配置したガイドを通って案内されることが可能である。ロッド42の片側には歯48が設けられ、これらが軸52の周りを角度付き本体40に対してピボット旋回可能な屠殺製品(図示せず)のためのキャリヤ54に固定して接続される歯車の対応する歯50と係合する。図3aおよび3bに描かれているように、キャリヤ54の角度位置はロッド42が垂直方向に移動するときに変化し、その結果、一方の限定された位置では、キャリヤ54の自由端は図3bに示したように斜め上方に向く(ここではキャリヤ54の片側54aが上方を向く)ことが可能となり、他方の限定された位置―ロッドが矢印44aの方向に移動した後―では、時計回りの方向に180度以上回転してもう一度斜め上方を向く(ここではキャリヤ54の片側54bが上方に面する)ことができる。
【0068】
図4は、この図およびこれ以降の図には示されていないが前の図面に示されているように、走行ホイール9を具備した結合ヨーク10に回転可能に接続され得る位置決め部材11を示している。この位置決め部材11は、好ましくは歯の付いた2つのホイール62a、62bが回転可能に装着された本体60に固定して接続される。ホイール62bは図示していないが固定手段65に補助されてキャリヤ64に固定される屠殺製品のためのキャリヤ64に固定して接続される。その周囲に沿った場所で矢印67a、67bの方向に移動可能なカムトラックフォロワ68に固定して接続される、好ましくは歯の付いたエンドレスのベルト66がホイール62aおよび62bの周りに巻かれる。カムトラックフォロワ68が矢印67aの方向に移動すると、ホイール62bは反時計回りの方向に回転し、キャリヤ64の片側64aは完全に上方に転向する。カムトラックフォロワ68が矢印67bの方向に移動する場合、ホイール62bは時計回りに回転し、キャリヤ64の片側64bが完全に上方に転向する。
【0069】
図5a、5bおよび5cは本体70に固定して接続される位置決め部材11を示している。キャリヤ72は水平方向の軸74の周りをピボット旋回できるように本体70に接続される。このキャリヤ72には(ここでは詳細に示さないが)屠殺製品(図示せず)をキャリヤ72に固定するための固定手段76が設けられる。一方の端部で作動ロッド78が軸80の周りをピボット旋回できるようにキャリヤ72に接続され、他方の端部でそれは、矢印84a、84bで示したように垂直方向に移動できるように、本体70の溝86の中で案内されるカムトラックフォロワ82に接続される。カムトラックフォロワ82が溝86の上端部に位置するとき、キャリヤ72は図5bに示した角度位置を採る。カムトラックフォロワ82が矢印84bの方向に下方移動するとき、キャリヤ72は図5cに描かれているように時計回りの方向にピボット旋回する。
【0070】
図6a、6bおよび6cは実質的に図5a〜5cに示した実施形態の変形であり、したがって同様の部品には同じ参照番号が付されている。しかしながら図5a〜5cと比較すると、図6a〜6cでは第2のカムトラックフォロワ83を有する第2の作動ロッド79が追加され、軸81を介したキャリヤ72への回転可能な接続は軸74に対して、軸80の軸74に対する角度位置とは異なる角度位置で配置される。結果として、不確定なキャリヤ72の角度位置につながる、ロッド78とキャリヤ72とで形成されるクランク軸機構の死点の位置からのカムトラックフォロワ82の動きを伴なわずに、キャリヤ72は制御可能かつ規定された方式で180度以上回転することができる。なぜなら、ロッド79とキャリヤ72とで形成されるクランク軸機構がその時には死点の位置にはなく、角度位置を規定するからである。反対に、ロッド79を含むクランク軸機構が死点の位置にあるときはロッド78を含むクランク軸機構が死点でない位置にあり、それによりこのケースでもまたキャリヤ72の角度位置は明らかに規定され続ける。
【0071】
図7a、7bおよび7cは、キャリヤ90の角度位置を変えるための作動手段が異なる設計であること以外は図6a〜6cに示したものと同様の例となる実施形態を示す。このキャリヤ90は、軸92の周りをピボット旋回できるように、位置決め部材11に固定して接続された単一部品または多数部品の細長い本体94に接続される。軸92から距離を置いて、キャリヤ90は軸96の周りをピボット旋回できるように、キャリヤ90から遠い方の端部でカムトラックフォロワ100を担持するアーム98に接続される。このカムトラックフォロワ100は、軸104の周りを自在にピボット旋回できるように本体94に装着された平板102に、回転可能な状態で接続される。加えて、キャリヤ90は軸106の周りをピボット旋回できるようにアーム108に接続され、鉛直平面への軸96の突き出しは軸92に対して、軸106の前記鉛直平面への突き出しとは異なる角度にある。キャリヤ90から遠い方の端部で、アーム108は平板112にピボット旋回するように接続されたカムトラックフォロワ110を担持し、この平板は今度は逆に軸104の周りを自在にピボット旋回できるように本体94に接続される。この装置が搬送される間でカムトラックフォロワ100および112が適切なガイド溝(図示せず)の中で案内される結果として、キャリヤ90の配向は、特にキャリヤ、アーム98と108、および平板102と112で形成されるクランク軸構造の死点の位置について、正確に設定することができる。アーム98が部分を構成するクランク軸構造のこの種類の死点位置は図7bに示されている。アーム108が部分を構成するクランク軸構造がこの状況においてキャリヤ90の所定の方向への一定のピボット旋回を請け合う。
【0072】
図8a、8b、8cおよび8dは本体120に固定して接続された位置決め部材11を示すものである。キャリヤ122は軸124の周りをピボット旋回できるように本体120に接続される。横方向に突き出したアーム126、128、は各々がカムトラックフォロワ130、132をそれぞれ担持し、軸124に対して異なる角度位置でキャリヤ122上に配置される。カムトラックフォロワ130、132はアーム126および128上にそれぞれ自在に回転できる方式で装着されることが好ましい。図6a〜6cおよび7a〜7cに示した装置とは対照的に、図8a〜8dに示した装置ではクランク軸機構が使用されていないが、図8b〜8dから見られるように、装置が搬送されるときのカムトラックフォロワ130、132の関連する溝内での垂直方向の移動の間に死点位置が生じるにも拘わらず、この範例の実施形態でもまた、カムトラックフォロワ130、132の補助で、軸124の周りでキャリヤ122の規定の角度位置を設定することが可能である。
【0073】
図9aおよび9bはボルト接続134を介して単一部品または多数部品の本体136に固定して接続される位置決め部材11を示すものである。キャリヤ138は軸140の周りをピボット旋回できるように本体136に接続される。ホイール142はキャリヤ138に固定して接続され、やはり軸140の周りを回転することができる。第2のホイール144は軸146の周りを回転できるように本体136に装着される。エンドレスのベルト148は、ホイール144の回転がそれに比例したホイール142の回転と軸140の周りでのキャリヤ138のピボット旋回につながるように、ホイール142、144の周囲に巻かれる。1セットのカムトラックフォロワ150は、本体136にある溝154の中で案内される軸152を介してベルト148に固定して接続される。カムトラックフォロワ150が図9aおよび9bに示された位置から溝154の上端部の位置へと移動すると、図に見られるように、キャリヤ138は図9bに示された位置から軸140の周りを200°以上時計回りの方向にピボット旋回する。この目的のために、一方のカムトラックフォロワ150または両方のカムトラックフォロワ150はガイドエレメント(図示せず)の適切なガイド溝(図示せず)の中で実質的に水平方向に移動する。さらに、図9aおよび9bに示した装置は、自在に回転できるようにベルト148に固定して接続された軸158上に配置したカムトラックフォロワ156を有する。一方ではカムトラックフォロワ150、他方ではカムトラックフォロワ156が存在することは、キャリヤ138が軸140の周りを、(垂直方向の軸について見た場合)互いに90°異なる装置の角度位置で、図9aおよび9bに示した装置の経路に沿って固定型に配置されたガイドエレメントのガイド溝と同様または同じものを使用してピボット旋回することを可能にする。
【0074】
図10は、軸162の周りをピボット旋回できるように本体166のアーム164に接続されるキャリヤ160を示すものである。位置決め部材11は歯車168と同様に本体166に固定して接続される。本体166、位置決め部材11および歯車168を含む組み立て体は垂直方向の軸の周りを回転できるように結合ヨーク10に接続される。この結合ヨーク10はフォーク形状をした端部を有し、これが、軸170の周りを自在に回転できて(さらに詳細には示さないが)レール、例えば図1a〜1cに示したレール2のフランジに沿って走行するように意図された2つのホイール172を担持する。
【0075】
適切であれば、結合ヨーク10とその下に位置するエレメントとの間の接続に自在継手が組みこみ可能であり、それによりこれらのエレメントは、特にレールが水平ではなくてむしろ上方または下方に傾斜して配向する場合、重力によって向けられるように自在に配向できる。もしも前記自在継手が使用されれば、当然、屠殺製品に実施される操作を容易にするかまたは実際上はこの操作を避けるために、前記エレメントはこれらのエレメントの経路に位置するガイド手段またはその類似手段によって結合ヨーク10に対して規定の傾斜をもつ姿勢で設置することもできる。
【0076】
本体166には4つの溝174が設けられ、そこではホイール176a、176b、176cおよび176d(図10では見えない)に接続されて軸178を設けられた突出部179が案内される。キャリヤ160は軸180および182の周りをピボット旋回できるようにアーム184および186にそれぞれ接続され、これらのアームは今度は逆に、以降の図を参照すると明白になるようにホイール176a〜176dに結合される。
【0077】
図11a、11b、12a、12b、13aおよび13bは図10に示した装置のさらに詳細を示すものである。これらの図から、本体166が内側に実質的に円筒状の中空スペースを設けられ、そこには半円筒形状をした2つの結合本体190、192が配置される。ホイール176aおよび176bの突出部179は結合本体190に接続され、一方、ホイール176cおよび176dの突出部179は結合本体192に接続される。
【0078】
図12a、12b、13a、および13bは、軸194または196の周りをピボット旋回可能な、アーム184または186と結合本体192または190との各々の間の結合を描いている。特に図12aおよび12bに描かれているように、ホイール176cおよび176dの一方または両方が下方に移動すると、アーム184によって形成される軸180と194との間のピボット旋回可能な結合のせいでキャリヤ160は軸162の周りを反時計回りの方向にピボット旋回する。特に図13aおよび13bに描かれているように、ホイール176aおよび176bの一方または両方が下方に移動すると、アーム186を介した軸182および196の結合の結果として、キャリヤ160は軸162の周りを時計回りの方向にピボット旋回する。
【0079】
図14は、位置決め部材11をそのエッジで案内するための互いに対向するガイド溝204が設けられた横向きのガイドレール200、202の間に保持された、図10、11a〜13bに描かれた装置を示すものである。横向きガイドレール200、202の下側206が、溝204と下側206との間の距離の変化の結果、ホイール176bまたは176dの一方と接触するようになる結果として、装置がガイドレール200、202の経線方向に移動する間で、キャリヤ160のピボット旋回した位置が図12bに示した位置と図13bに示した位置との間で変化することが可能になる。
【0080】
図15a〜15cはガイドレール200、202の下側を示しており、これに沿って第1の本体の位置決め部材11が移動する。明瞭化するために、第1の本体のその他の区画は割愛してある。ガイドレール200はその下側上で、第1のガイド用突出部191を設けられ、一方、ガイドレール202は第2のガイド用突出部193をその下側上に設けられる。ガイド用突出部191および193の間の距離は実質的に(正方形の)位置決め部材11の一辺の長さに相当し、それによって位置決め部材11は、位置決め部材11の2辺がガイド用突出部191、193に対して実質的に平行になったときに、2つのガイド用突出部191および193の間を通過することができる。もしもこれがそのケースでなくて図15aに描かれているように位置決め部材11が矢印195の方向に動く場合、突き出た角11aは第2のガイド用突出部193の傾斜をもつ側部にぶつかるであろう。これは図15bに描かれており、やはり位置決め部材11が矢印195の方向に移動し続けると図15cに示した位置へと回転し始めるであろうことを示し、その後、位置決め部材11は4つの可能な角度位置の1つでガイド用突出部191、193の間を通過することができる。
【0081】
図15dは歯車168をさらに詳細に示すものである。この歯車168は8個の歯168a〜168hを含み、歯168aはその歯の1区画が欠けているので、高さ方向の1区画だけが有効である。歯168hはまたその高さのセクションのみにわたって活動する。それより上にはブロック用突起169があり、この機能は図15eおよび15fを参照して以下にさらに詳しく説明する。
【0082】
図15eで描かれるように、固定して配置され、歯車168の歯に係合する歯を設けられたギヤラック210に沿って矢印208で示される方向に装置が移送されると、歯車168そしてそれゆえに本体166もまた、図15eの破線で描かれているように、垂直方向軸212の周りを所定の角度で回転するであろう。このようにして、キャリヤ160の角度位置は変化できる。図15eでは明瞭化のために1つのガイドレール205だけが描かれているが、反対側のガイドレールが割愛されていることは気付くべきである。また、ギヤラック210が歯168b〜168gの上部区画、すなわち、歯168aの高さより上に延びるこれらの歯の区画に作用するだけであることにも気付くべきである。
【0083】
歯車168が軸212の周りを回転し続けると、最後に図15fに示した位置に到達し、そこではブロック用突起69がギヤラック210の歯に接触するようになる。このようにして、明確に規定された歯車168の開始位置に到達する。本体166が矢印208の方向にさらに移動すると、ブロック用突起169がギヤラック210の歯に沿って滑る。
【0084】
図15gは歯車168が、ギヤラック210を離れた後に、固定して配置され、かつその歯がブロック用突起169よりも下に位置する歯車168の歯の区画と係合する第2のギヤラック211に沿ってどのように案内されるかを描いている。ギヤラック211の歯の数を選択することにより、ギヤラック210の補助でなった本体166の開始位置から、軸212についての本体166の所定の角度位置を設定することが可能となる。歯車168が円周に沿って規則的間隔で配置された8個の歯168a〜168hを含むという事実を考慮すると、ラック211の各々の歯は歯車168そしてそれゆえに本体166の45°の回転に対応する。
【0085】
図15hは、屠殺製品の搬送のための二重フック213を備えた歯車168の使用を描いたものであり、このフック213自体は先行技術から知られている。歯車168とフック213の組み合わせは、適切な第1の作動手段の補助で、このフックを軸212に対して明確に規定した角度位置に動かすことを可能にする。
【0086】
図16は、図10〜15に示した矢印220の方向に移動する3つの装置を基にして第1および第2の作動手段が動作する方法を描いている。これらの装置は図14にさらに詳細が示されているガイドレールに沿って移動する。この目的のために、これらの装置は結合ヨーク10(図示せず)を設けられガイドレール200、202に対して上に配置され、かつ実質的に平行なレール2から吊り下げられる。種々の装置の結合ヨーク10は駆動されるチェーンまたはその類似物の手段によって互いに結合され、それにより装置は互いに所定の距離でレール200、202に沿って移送される。
【0087】
矢印220の方向で見られるように、ガイドレール202の下側206は階段になって本体166に対してさらに低い位置へと移動し、その結果、ガイドレール202の下側206に沿って転動する176c(および結合本体192を介してホイール176cに結合したホイール176d)は本体166に対して下方に移動する。結果として、アーム184もまた下方に動き、キャリヤ160が反時計回りの方向にピボット旋回する。図16はこのようにして到達し得るキャリヤ160の2つの異なる角度位置を示す。キャリヤの同様のピボット旋回は、図12aおよび12bを参照してすでに示し、考察した。
【0088】
図17aは、ガイドレール200の下側206が(矢印220の方向で見られるように)段階的に低くなるときのキャリヤ160がピボット旋回運動を描いており、この過程の間で前記下側206はホイール176a(および結合本体190を介してそれに結合したホイール176b)を本体166に対して下方に移動させる。結果として、アーム186もまた下方に動き、キャリヤ160は時計回りの方向にピボット旋回する。この種類のピボット旋回は図13aおよび13bを参照してすでに上記で考察した。
【0089】
図17bはアーム184および186によって角度位置が設定可能なキャリヤ160を示しており、以前の図面とは違って、このアーム184はホイール176aと176bを互いに結合する結合本体にピボット旋回するように結合し、アーム186はホイール176cと176dを互いに結合する結合本体にピボット旋回するように結合する。したがって、矢印220の方向で見られるようにガイドレール200の下側206が本体166に対して低くなることはホイール176bの下方への移動を引き起こし、これがアーム184を下方に動かし、それによりキャリヤ160は実質的に水平方向の位置を採ることが可能になる。
【0090】
その後、図18aおよび18bで描かれるように、キャリヤ160の角度位置は家禽の前半身222(図18a)または後ろ半身224(図18b)を矢印226で示したように設置するために優れた効果を発揮するように使用することができる。
【0091】
図19aおよび19bで描かれているように、ホイール176bが下方に動く結果生じるキャリヤ160の矢印228方向の角度位置の変化は手作業でさばく操作のために使用できる。図19aは、屠殺した家禽の胸部230の両側にある胸肉232を人手がどのように掴むかを示す。図19bで描かれているように、垂直方向の位置の人手はそれ以上変わりようがなく、キャリヤ160が上方にピボット旋回すると胸肉232が少なくとも部分的に胸部230と離れることにつながる。図19aの位置では、この種のさばき操作を起こすために、胸肉232はキャリヤ160と共に矢印220の方向に移動する機械的手段によって掴まれることもあり得ることが明らかであろう。
【0092】
図20aは、破線で概略的にのみ示される胸部230を固定するためのキャリヤ160を示すものであり、これには軸240の周りをピボット旋回できるアーム246の形の固定手段があってバネ242から矢印244の方向に前もって応力を受けており、ギザギザになった端部248を有する。胸部230がこのキャリヤ160に設置されるとき、ギザギザ端部248はキャリヤ160に向けて押し込まれ、その後、このギザギザ端部248はある程度この胸部230に突き刺さり、胸部230がキャリヤ160から滑り落ちることは防止される。
【0093】
図20bに示したキャリヤ160はアーム256の形の固定エレメントを含み、これは矢印252の方向に軸250の周りをピボット旋回可能であってバネ254から前もって応力を受け、その端部にキャリヤ160の開口258を通って外側に突き出たフック260を設けられている。胸部230がこのキャリヤ160に設置されるとき、このフック260は開口258の中に押し込まれ、機会ができるとただちにフック260は矢印252の方向で外側に動き、胸部230がキャリヤ160から逆方向に滑り落ちることは防止されるであろう。
【0094】
図20cは、第1の場所に軸262の周りをピボット旋回であってバネ264から矢印266の方向に前もって応力を受け、かつ開口272を経由してキャリヤ160の表面から外に突き出せる尖った端部270を有するアーム268を設けられたキャリヤ160を示す。この動きは開口272に対向してキャリヤ160の表面に固定して取り付けられたフック274によって限界を定められる。胸部230がキャリヤ160に設置されるとき、その胸骨はフック274の下に滑り込み、そのときに尖った端部272はバネ264の応力に逆らって押しやられるであろう。その後、尖った端部272は胸部230の胸骨内に一定の距離で突き刺さり、その結果、フック274と一緒になって胸部230をキャリヤ160に固定するであろう。
【0095】
図21aは、破線で描かれ、かつフック276を含む外部で作動可能な固定阻止278を収容したキャリヤ160を示す。この固定エレメント278はまた、軸162の周りをピボット旋回できるように装着される角度付きアーム280をも含む。このアームは作動突起282を設けられている。アーム284は軸162に対してピボット旋回することも可能であり、かつ作動突起286を設けられている。このアーム284はアーム290に結合し、これがその端部に軸288の周りをピボット旋回できるようにフック276を担持する。このアーム290は溝292を設けられている。アーム280と290は、アーム280にある溝298内に嵌まり込む第1の軸296、およびアーム290にある溝292内に嵌まり込む第2の軸300を設けられた結合エレメント294の手段によって互いに連結される。この結合エレメント294は軸295の周りを回転できるようにキャリヤに結合される。固定エレメント278が動作する方式は図22a〜22dを参照して以下にさらに詳しく説明する。
【0096】
図21bはフック276の手段によって屠殺製品の固定を補助するピン304がキャリヤ160の開口302の両側に配置されている様子を描いている。
【0097】
図22aは固定エレメント278の開始位置を示すものであり、そこではフック276が少なくとも部分的にキャリヤ160内に移動して、それにより胸部230が容易にキャリヤ160に滑り込むことができる。作動突起282について描かれているように、この作動突起282の位置は、バネ306およびそこに収容されるボール308の助けで、所定の場所でこのボール308と相互作用することを意図されたくぼみ310をキャリヤ160に設けることにより固定することができる。同様の位置固定システムは作動突起286について可能である。
【0098】
図22bで描かれているように、作動突起284が破線で示した位置から実線で示した位置へと矢印314の方向に移動すると、フック276はキャリヤ160の外へと矢印312の方向に動く。
【0099】
図22cで描かれているように、作動突起286が破線で示した位置から実線で示した位置へと矢印318の方向に移動すると、フック276は矢印316の方向に移動する。
【0100】
最後に、図22dで描かれているように、作動突起282が図22cに示された位置から矢印320の方向に移動する結果、フック276は矢印319の方向でキャリヤ160に向かって戻される。
【0101】
図22aに示された状態で、もしも胸部230がキャリヤ160に設置される場合、フックの動きが図22b〜22dに示したように制御される結果、この胸部はキャリヤにしっかりと固締される。
【0102】
図23および24は特に、屠殺製品をキャリヤ160に固定するための手段を示す。図23に示された実施形態では、家禽の前半身330は、軸334の周りをピボット旋回可能であり、かつ前もって加えられる機械的応力でキャリヤ160に向けて駆動される1つまたは複数のアーム332によってキャリヤ160に固締される。この過程で、アーム332の、鋭いリブを設けられた端部336が前半身330の外側に係合し、それによって前半身330に操作が実行される間で前半身330はキャリヤ160に対して動けなくなる。
【0103】
図24はキャリヤ160に配置された家禽の手羽を除く前半身338を示す。キャリヤ160の上方には、軸340の周りをピボット旋回可能で、例えばさらに詳しく示さないがバネによって生じる前もって加えられた機械的応力でキャリヤ160に向けて駆動されるアーム342がある。図示した状態では、このアーム342は前半身338の外側に係合する鋭いリブを有する端部344を設けられている。アーム342は本体166に固定して接続されるサポート346に装着される。アーム342によってもたらされる前半身338の固定はキャリヤ160が充分にアーム342の方向に上向きにピボット旋回した後にのみ起こり、キャリヤ160がその他の位置を採る場合にはこの固定が有効にならないことは明らかであろう。
【0104】
図25は、キャリヤ160の経線方向の軸の周りを駆動手段(詳細を図示せず)によって2つ矢印350の方向に回転可能な部品352を自由端部に設けられたキャリヤ160を示す。この部品352は、鳥の前半身のような屠殺製品をその内側でキャリヤ160にしっかりと固締し、それによってこの屠殺製品はキャリヤ160に固定される。
【0105】
図26は屠殺製品、このケースではキャリヤ160上の前半身354の外部からの固定の範例となる実施形態を示すものである。固定用棒材356はガイドレール200、202の下で、実質的にガイドレール200、202の方向に延びる。この固定用棒材356は、固定した位置に配置され、サポート358の手段によって(詳細を示さないが)フレームに接続される。キャリヤ160が矢印220の方向に移動するときに、前半身354と固定用棒材356との間で生じる摩擦は前半身354がキャリヤに固定されるのを確実化する。
【0106】
図27は、より詳細には示していない形で、矢印364の方向にガイドレール200、202の下に配置され、実質的にガイドレール200、202の方向に延びるエンドレスのベルト359がローラ360、362の周りに装着されて駆動される様子を示す。キャリヤ160もまた矢印364の方向に移動し、ベルト359のスピードはキャリヤ160のそれと等しいかまたはわずかに低い。したがって、キャリヤ160に設置された前半身366は、ベルト359と前半身366との間の摩擦接触を介して加えられる摩擦力の結果としてキャリヤ160に対して固定される。
【0107】
図28は、屠殺製品、このケースでは家禽の前半身368、が駆動部372(詳細は図示せず)により互いに反対の方向に駆動される処理道具、このケースでは皮むきローラ370、の手段によってキャリヤ160に固定される方式を描いている。この駆動部372は固定して配置され、それによって、前半身368は矢印220の方向に移動して皮むきローラ370と接触すると矢印220とは反対の方向の、前半身368をキャリヤに固定させる力を受ける。
【0108】
図29は矢印220の方向に搬送され、例えば前半身374が配置されるキャリヤ160を示す。このキャリヤ160は固定して配置された切断装置376に沿って案内され、前半身374に切り込みが設けられる。キャリヤが通過移動するときに切断装置376によって前半身374に作用する切り込み力は、屠殺製品がキャリヤ160に固定されることを確実化する。
【0109】
図30aおよび30bは、(以上に示したような)吊り下げられた位置ばかりでなく、ガイドレール380、382に乗った逆の配向でのキャリヤおよび作動手段の使用の可能性を描いている。図示した実施例では、屠殺体384および/または前半身386は、例えば処理ステーション388で処理操作を受けるためにキャリヤ160で搬送される。
【0110】
図31a、31bおよび31cは歯車392に固定して接続され、位置決め部材11に対して、軸394の周りを矢印393の方向に回転可能な本体390を示すものである。この歯車392が位置決め部材11に対して回転する結果として、軸394について本体390の角度位置を設定することが可能となる。
【0111】
本体390は、軸396の周りをピボット旋回できるように自在に回転するホイール400を設けられた本体398に接続される。キャリヤ402は歯車404に固定して接続され、軸406の周りを本体398に対して回転することができる。このケースでは、本体398に関するキャリヤ402の角度位置は、歯車404が歯付き構造に沿って案内される結果として設定することができる。本体398は歯付き構造によって設定されたキャリヤ402の角度位置を保持するための手段(詳しくは示さない)を設けられることが好ましい。軸396に関する本体398の角度位置は適切な制御エレメント(詳しくは示さない)の制御溝にあるホイール400の移動によって設定することができる。図31bおよび31cはこのようにして設定することのできる2つの角度位置を示している。本体390または398はいったん設定された角度位置を保持するための手段を設けられることが好ましい。
【0112】
図31a、31bおよび31cに示した構造は屠殺製品の操作のために3つの自由度を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 屠殺された鳥の胸部用であって関連するコンベヤの経路に沿って移送可能であって第1の位置にあるキャリヤを有する、本発明による装置の第1の例示的実施形態を示す図である。
【図1b】 屠殺された鳥の胸部用であって関連するコンベヤの経路に沿って移送可能であって第2の位置にあるキャリヤを有する、本発明による装置の第1の例示的実施形態を示す図である。
【図1c】 屠殺された鳥の胸部用であって関連するコンベヤの経路に沿って移送可能であって第3の位置にあるキャリヤを有する、本発明による装置の第1の例示的実施形態を示す図である。
【図2】 図1に示した装置の変形例を示す図である。
【図3a】 本発明による装置のまた別の範例となる実施形態の1つの動作位置を示す側面図である。
【図3b】 本発明による装置のまた別の範例となる実施形態のまた別の動作位置を示す側面図である。
【図4】 本発明による装置のさらに別の範例となる実施形態の斜視図である。
【図5a】 本発明による装置のさらに別の範例となる実施形態の斜視図である。
【図5b】 1つの動作位置にある状態の、図5aの例示的な実施形態の側面図である。
【図5c】 また別の動作位置にある状態の、図5aの例示的な実施形態の側面図である。
【図6a】 本発明による装置のさらに別の範例となる実施形態の斜視図である。
【図6b】 1つの動作位置にある状態の、図6aの例示的な実施形態の側面図である。
【図6c】 また別の動作位置にある状態の、図6aの例示的な実施形態の側面図である。
【図7a】 本発明による装置のさらに別の範例となる実施形態の斜視図である。
【図7b】 1つの動作位置にある状態の、図7aの例示的な実施形態の側面図である。
【図7c】 また別の動作位置にある状態の、図7aの例示的な実施形態の側面図である。
【図8a】 本発明による装置のさらに別の範例となる実施形態の斜視図である。
【図8b】 1つの動作位置にある状態の、図8aの例示的な実施形態の側面図である。
【図8c】 また別の動作位置にある状態の、図8aの例示的な実施形態の側面図である。
【図8d】 さらに別の動作位置にある状態の、図8aの例示的な実施形態の側面図である。
【図9a】 図4に示した例示的な実施形態の変形例の後面図である。
【図9b】 図4に示した例示的な実施形態の変形例の側面図である。
【図10】 本発明による装置のさらに別の範例となる実施形態の斜視図である。
【図11a】 図10に示した例示的な実施形態の装置の一部の、矢印XIaからの方向による斜視図である。
【図11b】 図10に示した例示的な実施形態の装置の一部の、矢印XIbからの方向による斜視図である。
【図12a】 図10に示した例示的な実施形態の、1つの動作位置にあるときの側面図である。
【図12b】 図10に示した例示的な実施形態の、また別の動作位置にあるときの側面図である。
【図13a】 図10に示した例示的な実施形態の、1つの動作位置にあるときの、図12とは別の側面図である。
【図13b】 図10に示した例示的な実施形態の、また別の動作位置にあるときの、図12とは別の側面図である。
【図14】 図10に示した例示的な実施形態の装置がガイドの中にあるときの斜視図である。
【図15a】 第1の本体の位置決め部材が1つの位置にあるときの、位置決め部材およびそれと相互作用する作動手段の斜視図である。
【図15b】 第1の本体の位置決め部材がまた別の位置にあるときの、位置決め部材およびそれと相互作用する作動手段の斜視図である。
【図15c】 第1の本体の位置決め部材がまた別の位置にあるときの、位置決め部材およびそれと相互作用する作動手段の斜視図である。
【図15d】 図10の装置の一部の、さらに詳細な斜視図である。
【図15e】 歯車が歯付き構造によって駆動される方式を示す斜視図である。
【図15f】 図15eに示した歯車開始位置を示す斜視図である。
【図15g】 第1および第2の歯付き構造が動作する方式を示す斜視図である。
【図15h】 図15eに示したように供給される屠殺製品キャリヤを示す図である。
【図16】 図10に示した例示的な実施形態の操作を示す図である。
【図17a】 図10に示した例示的な実施形態の操作を示す図である。
【図17b】 図10に示した実施形態が特定の動作位置にあるときの斜視図である。
【図18a】 図17bに示した動作位置で、図10に示した例示的な実施形態のキャリヤに屠殺製品を設置する方式を示す斜視図である。
【図18b】 図17bに示した動作位置で、図10に示した例示的な実施形態のキャリヤに屠殺製品を設置する方式を示す斜視図である。
【図19a】 図10に示した例示的な実施形態の補助で捌く操作の一部を示す斜視図である。
【図19b】 図10に示した例示的な実施形態の補助で捌く操作の一部を示す斜視図である。
【図20a】 様々な屠殺製品固定手段のうちの1つを示す斜視図である。
【図20b】 様々な屠殺製品固定手段のうちの1つを示す斜視図である。
【図20c】 様々な屠殺製品固定手段のうちの1つを示す斜視図である。
【図21a】 屠殺製品のキャリヤに配置したフックの機械的作動を示す斜視図である。
【図21b】 図21aに示したフックを備えた製品キャリヤの端部の斜視図である。
【図22a】 図21aに示したフック作動機構の様々な位置のうちの1つを示す側面図である。
【図22b】 図21aに示したフック作動機構の様々な位置のうちの1つを示す側面図である。
【図22c】 図21aに示したフック作動機構の様々な位置のうちの1つを示す側面図である。
【図22d】 図21aに示したフック作動機構の様々な位置のうちの1つを示す側面図である。
【図23】 また別の屠殺製品固定手段を示す斜視図である。
【図24】 さらに別の屠殺製品固定手段を示す斜視図である。
【図25】 またさらに別の屠殺製品固定手段の実施形態を示す斜視図である。
【図26】 コンベヤの経路に沿って配置した屠殺製品固定手段の1つを示す図である。
【図27】 コンベヤの経路に沿って配置した屠殺製品固定手段の1つを示す図である。
【図28】 コンベヤの経路に沿って配置した屠殺製品固定手段の1つを示す図である。
【図29】 コンベヤの経路に沿って配置した屠殺製品固定手段の1つを示す図である。
【図30a】 屠殺製品を処理するための、図10に示したものと同様の装置を示す斜視図である。
【図30b】 屠殺製品を処理するための、図10に示したものと同様の装置を示す斜視図である。
【図31a】 本発明による装置のまた別の範例となる実施形態を示す斜視図である。
【図31b】 図31aに示した例示的な実施形態の、1つの動作位置を示す側面図である。
【図31c】 図31aに示した例示的な実施形態の、また別の動作位置を示す側面図である。

Claims (51)

  1. つの経路に沿って屠殺製品を移動させるためのコンベヤと、
    ンベヤに接続されており、第1の軸に沿って延びている第1の本体と
    第2の軸の周りを回転できるように第1の本体に接続され第2の本体と、
    2の軸に対する第2の本体の様々な第2の角度位置を設定するための第2の本体の作動手段と、
    屠殺製品の胸部を第2の本体に不動に接続するための屠殺製品固定手段とを備える、屠殺製品を処理するための装置であって、
    第1の本体が、第1の軸の周りを回転できるようにコンベヤに接続されており、
    第1の軸に対する第1の本体の様々な第1の角度位置を設定するために、第1の作動手段が備えられており、
    第1の本体の角度位置および/または第2の本体の角度位置を固定するために、ロック手段が備えられており、
    2の本体の作動手段が、第1の本体の少なくとも2つの異なる第1の角度位置において、第2の軸に対する第2の本体の様々な第2の角度位置を設定するように構成されていることを特徴とする、前記装置。
  2. ロック手段が、第1の角度位置を固定するための第1のロック手段と、
    第2の角度位置を固定するための第2のロック手段とを含み、
    第1または第2のロック手段がそれぞれ第1または第2の作動手段によって形成される、請求項1に記載の装置。
  3. ロック手段がコンベヤの経路に沿って配置される、請求項1または2に記載の装置。
  4. ロック手段が、第2の本体に結合された屠殺製品に直接作用するように、コンベヤの経路に沿って配置された固定用棒材(356)またはベルト(359)として設けられており、角度位置が屠殺製品を介して間接的に固定される、請求項3に記載の装置。
  5. 第2の角度位置のうちの少なくとも1つで第2の本体が第1の本体の下方に位置する、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. コンベヤが高架式コンベヤである、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 第1の軸が実質的に垂直方向に配向される、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 第2の軸が第1の軸に対して実質的に直角に配向される、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 第1の軸と第2の軸とが最大で0.1mの距離を置いて互いに交差する、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 第1の軸と第2の軸とが互いに交差する、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 第1の本体が、第1の軸に対して実質的に直角に延びる突出部またはくぼみを設けられる、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 第1の作動手段が、コンベヤの経路に沿って配置される少なくとも1つの停止部を含む、請求項11に記載の装置。
  13. 第1の本体が歯車を含み、第1の作動手段がコンベヤの経路に沿って配置されて歯車と係合する少なくとも1つの歯付き構造を含む、請求項11に記載の装置。
  14. 歯車がその円周の第1の区画にわたって有効な歯を設けられ、円周の第2の区画にわたって有効な歯を設けられず、歯付き構造がこの円周の第1の区画の歯とだけ係合するように構成される、請求項13に記載の装置。
  15. 歯車が、その円周の第2の区画に隣接して、第1の本体が第1の軸の周りを1つの方向に回転するのをブロックする突起を設けられる、請求項14に記載の装置。
  16. 歯車の円周の第1の区画および第2の区画が歯車のある高さの区画にわたって延び、歯車の高さのうちの残りの区画にわたっては有効な歯が設けられる、請求項14または15に記載の装置。
  17. 第1の作動手段が、それぞれが異なる高さで歯車に係合する2つの歯付き構造を含む、請求項13から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 第2の作動手段が、少なくとも1つのクランクを備えたクランク軸機構を含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 第2の作動手段が、少なくとも1つのクランクに作用し、かつコンベヤの経路に沿って配置される作動エレメントの溝に係合することを意図される少なくとも1つの作動突起を含む、請求項18に記載の装置。
  20. クランク軸機構が第1および第2のクランクを有し、これらのクランクが、第2の軸に直角の平面で見ると互いに0度以外の角度で第2の軸に係合する、請求項18に記載の装置。
  21. 各クランクが、クランク軸機構を第1の本体の少なくとも2つの異なる第1の角度位置で作動させるための少なくとも2つの作動突起を設けられる、請求項18から20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 第2の作動手段が、第2の本体に接続されてかつその歯が第1の本体に接続される歯付きベルトまたはラック棒の歯と噛み合う歯車を有するギヤラック機構を含む、請求項1から21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 第2の作動手段が、ラック棒または歯付きベルトに係合し、かつコンベヤの経路に沿って配置される作動エレメントの溝に係合することを意図される少なくとも1つの作動突起を含む、請求項22に記載の装置。
  24. 第2の作動手段が第1の転動体および第2の転動体を含み、これらが互いに沿って転動することが可能であり、各転動体が、それに沿って他方の転動体を転動させるための転動面を規定する、請求項1から21のいずれか一項に記載の装置。
  25. 転動体の各々が、その関連する転動面の位置に歯を設けられ、この手段によって転動体が他方の転動体と噛み合う、請求項24に記載の装置。
  26. 可撓性のコードが、その一端で転動体の一方に固定して接続され、その関連する転動面に沿って2つの転動面の接触点まで延び、そこから他方の転動体の転動面に沿って延びてこの転動体にコードの他端が固定されて設けられる、請求項24に記載の装置。
  27. 各転動面が、その転動体と関連する中心線の周りの円弧の形式で、関連する半径で延びる、請求項24から26のいずれか一項に記載の装置。
  28. 2つの転動体の中心線が平行である、請求項27に記載の装置。
  29. 第1の転動体が第1の本体に固定して接続される、請求項24から28のいずれか一項に記載の装置。
  30. 第2の転動体がアームを介して第1の本体に接続され、このアームが第1の転動体の中心線の周りを第1の本体に対して回転することおよび第2の転動体の中心線の周りを第2の転動体に対して回転することが可能であり、作動突起の動きがこのアームのピボット旋回運動を引き起こすように作動突起がこのアームに結合される、請求項24に従属する請求項29に記載の装置。
  31. 作動突起が、関連するガイド内で第1の本体に対して案内され、アーム上で第1の転動体の中心線から離れた個所に結合ロッドを介して接続される、請求項30に記載の装置。
  32. 作動突起が、第1の本体に対して直線的なガイド内で案内される、請求項31に記載の装置。
  33. 第1の軸および第2の軸とは異なり第2の軸に直角な第3の軸に対する第2の本体の様々な第3の角度位置を設定するための第3の作動手段と、
    第3の角度位置を固定するための第3のロック手段をも含む、請求項1から32のいずれか一項に記載の装置。
  34. 第2の本体が細長く、そこでは第3の軸が第2の本体の経線方向に対して実質的に平行に配向する、請求項33に記載の装置。
  35. 第2の本体が屠殺製品キャリヤに接続され、そこでは屠殺製品固定手段が屠殺製品を屠殺製品キャリヤに固定するように構成される、請求項1から34のいずれか一項に記載の装置。
  36. 屠殺製品キャリヤが、それに嵌め込まれた屠殺家禽の前半身を固定するように構成される、請求項35に記載の装置。
  37. 屠殺製品キャリヤが、屠殺製品と接触するように意図される表面を有し、第1の固定エレメントがこの表面の屠殺製品から離れるように面する側に設けられ、この固定エレメントが少なくとも1つの突き出し部を設けられ、この表面にある開口を介してこれが、屠殺製品キャリヤから離れる方向のプレストレス下で屠殺製品と接触することになる、請求項35または36に記載の装置。
  38. 屠殺製品キャリヤが、屠殺製品と接触するように意図される表面を有し、第2の固定エレメントがこの表面の屠殺製品に向いて面する側に設けられ、この固定エレメントが少なくとも1つの突き出し部を設けられ、これが、屠殺製品キャリヤに向かう方向のプレストレス下で屠殺製品と接触することになる、請求項35または36に記載の装置。
  39. 屠殺製品キャリヤが、屠殺製品と接触するように意図される表面を有し、第3の固定エレメントがこの表面の屠殺製品から離れるように面する側に設けられ、この固定エレメントが少なくとも1つのフックを設けられ、この表面にある開口を介してこれが、屠殺製品キャリヤに向かう方向のプレストレス下で屠殺製品と接触することになる、請求項35または36に記載の装置。
  40. この表面の屠殺製品に向いて面する側にある開口の近傍に、少なくとも1つの突き出し部またはピンが配置される、請求項39に記載の装置。
  41. 屠殺製品キャリヤの一方の端部が、屠殺製品キャリヤの残りの部分に対して動くことのできる、請求項35から40のいずれか一項に記載の装置。
  42. 屠殺製品固定手段がコンベヤの経路に沿って配置される、請求項1から41のいずれか一項に記載の装置。
  43. 屠殺製品固定手段が、コンベヤの経路に沿って配置され、実質的にコンベヤの経路の方向に延び、かつ屠殺製品と接触するように構成される少なくとも1つのガイドレールを含む、請求項42に記載の装置。
  44. 屠殺製品固定手段が少なくとも1つのベルトを含み、これがコンベヤの経路に沿って配置されて実質的にコンベヤの経路の方向に延び、このベルトの片面がコンベヤの方向に動き、かつ屠殺製品と接触するように構成される、請求項42に記載の装置。
  45. 屠殺製品固定手段が、コンベヤの経路に沿って配置され、実質的にコンベヤの経路の方向に延び、かつ屠殺製品の処理操作を実行するために屠殺製品と接触するように構成される少なくとも1つの屠殺製品処理手段を含む、請求項42に記載の装置。
  46. 第1の軸に対して実質的に直角に延びる突出部またはくぼみが、第1の本体に設けられており、
    第1の軸に対する第1の本体の様々な第1の角度位置を設定するために第1の本体の突出部またはくぼみを作動すべく、第1の作動手段がコンベヤの経路に沿って配置されている、請求項1に記載の屠殺製品を処理するための装置。
  47. 第1の軸に対する第1の本体の様々な第1の角度位置が、90°異なる2つの第1の位置を少なくとも含んでいる、請求項1または46に記載の屠殺製品を処理するための装置。
  48. 第2の本体の作動手段が、第1の本体の少なくとも2つの異なる第1の角度位置において第2の本体を作動するための少なくとも2つの作動突起を備えている、請求項1、46または47に記載の屠殺製品を処理するための装置。
  49. 少なくとも2つの作動突起は、互いに90°異なっている第1の本体の少なくとも2つの異なる第1の角度位置において第2の本体を作動すべく、互いに直角をなして配向されている、請求項47に従属する請求項48に記載の屠殺製品を処理するための装置。
  50. 各作動突起が、コンベヤの経路に沿って配置された作動エレメントの溝に係合するように構成されたものである、請求項48または49に記載の屠殺製品を処理するための装置。
  51. 第2の本体の作動手段は、作動手段の直線的な動きが第2の本体の第2の軸の周りの回転運動に容易に変換できるように、少なくとも1つのクランクを持つクランク軸機構を備えており、各クランクには、第1の本体の少なくとも2つの異なる第1の角度位置においてクランク軸機構を作動させるために、少なくとも2つの作動突起が設けられている、請求項48から50のいずれか一項に記載の屠殺製品を処理するための装置。
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