JP4681510B2 - 発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発電機と発電機を駆動する原動機とが1つの筺体に格納されているパッケージタイプの発電装置に関する。
従来、原動機、発電機、燃料タンク等が1つの筺体に格納されているパッケージタイプの発電装置の原動機としては、ディーゼルエンジンが一般的である。ディーゼルエンジンは、始動および停止が容易である、負荷の急変に即応できる、燃料の軽油が変質しにくく燃料タンクに長期間保存しても、必要な時にすぐに始動できる、などの優れた点があり、特に非常用の発電装置の原動機として多用される。
一方で、ディーゼルエンジンは大きさが大きく、重量が重いという問題がある。特に水冷式のものはエンジンを冷却するためのラジエータが必要となるが、ラジエータも大きさの大きな機器であり、エンジン本体とラジエータとを格納する筺体は大型化してしまう。
加えて、筺体内には原動機の燃料を貯留する燃料タンクも格納されるが、燃料タンクの容量が小さいと運転時間が短くなってしまうため、燃料タンクにはある程度の容量が必要となる。したがって、燃料タンクを格納するスペースを確保するために、さらに大きな筺体が必要となる。
しかしながら、発電装置を非常用として使用するには、占有する設置スペースが小さいほうがよく、非常用の発電装置として小型の筺体で構成される発電装置が要求される。
さらに、非常用の発電装置には、非常時に問題なく動作するために定期的なメンテナンスが必要となるため、発電装置の設置スペースの周囲に充分なメンテナンス用のスペースを確保するためにも設置スペースは小さいほうがよく、小型の筺体で構成される発電装置が好ましい。
そこで、特許文献1には、必要な容量の燃料タンクの配置スペースを確保しつつ、設置スペースを小さくできる、ディーゼルエンジンを原動機とした非常用の発電装置が開示されている。
特許文献1は、筺体内部におけるディーゼルエンジン、ラジエータ、発電機および燃料タンクなどの配置を工夫することで、必要な容量の燃料タンクの配置スペースを確保することと、発電装置の設置スペースを小さくすることを両立する技術である。
特開平8−109830号公報(段落0014〜0017、図1)
しかしながら、特許文献1においては、ディーゼルエンジン本体の大きさについては検討されていないため、発電装置の筺体の大きさはディーゼルエンジンやラジエータなどの大きさに拘束されることになり、筺体が充分に小型化されず、設置スペースも充分に小さくできないという問題がある。
そこで、本発明は、筺体を小さくして、設置スペースを小さくしたパッケージタイプの発電装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、発電機と、前記発電機を駆動する原動機と、前記原動機を駆動するための燃料を貯留する燃料タンクと、前記原動機および前記発電機を制御する制御装置と、前記原動機および前記発電機を運転するためのその他の補機類と、からな、前記原動機は空冷式のガスエンジンであって、前記燃料は液化石油ガスであって、前記燃料タンクは液化石油ガス用のガスボンベであって、前記発電機と前記ガスエンジンとは、筺体の内部の底部に設けられる台床に固定され、前記ガスボンベは、前記筺体の外に切り離して設置され、前記ガスボンベと前記ガスエンジンとは、前記ガスボンベから前記液化石油ガスを前記ガスエンジンに供給する燃料供給手段によって接続されている発電装置において、前記燃料供給手段は、前記ガスエンジンと前記ガスボンベとの間に、前記液化石油ガスの前記ガスエンジンへの供給、遮断を制御する燃料遮断手段と、前記液化石油ガスの前記ガスエンジンへの供給圧力を調整する燃料供給圧力調整手段と、を有し、前記燃料遮断手段と前記燃料供給圧力調整手段とは、前記筺体の外側であって、外気に開放されている位置に設置されていることを特徴とする発電装置とした。
請求項に係る発明によれば、本体の小さな空冷式のガスエンジンを使用し、かつ、燃料タンクとなるガスボンベを筺体の外に切り離して設置しているため筺体を小型化することができるとともに、電磁バルブ等の燃料遮断手段とガスレギュレータ等の燃料供給圧力調整手段とを、筺体の外側の外気に開放した位置に設置できるので、筺体内にガス漏れ検知装置などの安全装置を装備する必要がなく、筺体内に安全装置を装備するスペースが不要になる。
さらに、請求項に係る発明は、前記筺体は、仕切板によって上部空間と下部空間とに仕切られ、前記下部空間には、前記ガスエンジンと前記発電機とが前記台床に着脱自在に固定され、前記上部空間には、前記ガスエンジンおよび前記発電機を制御する制御装置が設置されていることを特徴とする請求項に記載の発電装置とした。
請求項に係る発明によれば、高温に弱い電気部品で構成される制御装置を、高熱を発生するガスエンジンおよび発電機から分離することができるため、温度上昇による制御装置への影響を少なくすることができる。
さらに、請求項に係る発明は、前記筺体の前記上部空間には、前記ガスエンジンを始動するための蓄電池と、前記蓄電池を充電するための充電装置とが、さらに設置され、前記蓄電池は、前記上部空間の内部において、隔離壁で形成された隔離空間内に設置され、前記隔離空間は、前記筺体の外部と連通する排気口を有していて、前記蓄電池に充電するときに前記隔離空間に発生するガスは、前記排気口を介して前記筺体の外部に排気されることを特徴とする請求項に記載の発電装置とした。
請求項に係る発明によれば、発電機を始動する蓄電池を備えることができ、かつ、前記蓄電池に充電装置を介して充電するときに発生するガスを簡単な構造で外部に排気することができる。
本発明によれば、ガスエンジン、発電機、制御装置、および補機類を一体に格納しても、筺体を小さくして、設置スペースを小さくしたパッケージタイプの発電装置を提供することができる。
そして、原動機として液化石油ガスを燃料とする空冷式のガスエンジンを使用し、燃料タンクを筺体の外側に設置した構造により、事業用も家庭用も確保が容易な液化石油ガスの充填したガスボンベを燃料タンクとして使用できるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、適宜図を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る発電装置の外観斜視図で、2つのカバーを取り外した状態を示す図である。
図1に示すように、筺体12は、略長方形の平面形状を有する台床13の対向する2つの端部に垂直に固定される左側面板121および右側面板122と、左側面板121および右側面板122の上端部に横架して取り付けられる上面板123と、左側面板121および右側面板122と直交する2つの面に取り付けられる2枚のカバー124、125と、からなる。そして、左側面板121および右側面板122と直交する2つの面の一方を正面、他方を背面として、正面に取り付けられるカバーを正面カバー124、背面に取り付けられるカバーを背面カバー125と称する。なお、正面から見て左側を左側面板121、右側を右側面板122とする。
また、左側面板121から右側面板122に向かう方向を横幅、正面から背面に向う方向を奥行きと称する。
そして、筺体12内部の台床13に、ガスエンジン2および発電機3が固定されている。
また、筺体12の外には燃料タンクとして、液化石油ガスが充填されているガスボンベGが設置され、請求項に記載の燃料供給手段としてのゴムホースRで、燃料供給圧力調整手段(ガスレギュレータ5、図6の(b)参照)と燃料遮断手段(電磁バルブ6、図6の(b)参照)とを介してガスエンジン2と接続されている。
図2の(a)は、筺体の正面構造と正面カバーを取り付ける態様を、正面側から見た斜視図である。左側面板121は、正面側の辺部が適当な幅で内側に曲げられて、正面カバー124を固定する左固定面121aを形成し、左固定面121aは2つの固定孔121b、121bを有する。
固定孔121bは、左固定面121aを表裏貫通する貫通孔の裏側に、図示しないナットを、ネジ孔が前記の貫通孔と連通するように溶接などの固定手段で固定して形成される。
また、右側面板122は、正面側の辺部が適当な幅で内側に曲げられて、表示灯設置面122cを形成する。表示灯設置面122cには、発電装置の管理者等に運転状況などを通知する複数の表示灯Lが設置される。
表示灯設置面122cの辺部は背面側に向けて曲げられ、さらに、その辺部は左側面板121側に向けて曲げられる。すなわち、表示灯設置面122cと段差のある平面が形成され、この平面を右固定面122aとする。そして、右固定面122aと左固定面121aとは同一平面上に位置するように構成される。
さらに、右固定面122aは、左固定面121aの固定孔121bと同じ構造の2つの固定孔122b、122bを有する。
正面カバー124は4つの辺部が等しい幅で曲げ起こされ、一面が開口した浅い箱状の部材である。そして、曲げ起こす幅は、右側面板122の表示灯設置面122cと右固定面122aとの段差に等しいことが好ましい。
正面カバー124の平面形状は方形で、その高さは左側面板121および右側面板122の高さと等しく、その幅は、右側面板122の表示灯設置面122cと右固定面122aとの段差部分から左側面板121までの長さと等しい。
そして、正面カバー124の高さ方向の端部近傍には、左固定面121aの2つの固定孔121b、121bの位置と右固定面122aの2つの固定孔122b、122bの位置とに対応する位置に、4つの貫通孔124a、124a、124a、124aを有する。
正面カバー124を左側面板121および右側面板122に取り付けるには、正面カバー124の曲げ起こされた辺部を左固定面121aおよび右固定面122aに当接するように設置して、4つの貫通孔124a、124a、124a、124aからボルトBを挿入し、左固定面121aの2つの固定孔121b、121bの裏側および右固定面122aの2つの固定孔122b、122bの裏側に固定されている図示しないナットにボルトBを締め込んで固定する。
図2の(b)は、筺体の背面構造と背面カバーを取り付ける態様を、背面側から見た斜視図である。左側面板121は、背面側の辺部が適当な幅で内側に曲げられて、背面カバー125を固定する背面左固定面121cを形成し、左固定面121aの固定孔121b(図2の(a)参照)と同じ構造の2つの固定孔121d、121dを有する。
また、右側面板122は、背面側の辺部が適当な幅で内側に曲げられて、背面カバー125を固定する背面右固定面122dを形成し、左固定面121aの固定孔121b(図2の(a)参照)と同じ構造の2つの固定孔122e、122eを有する。なお、背面右固定面122dと背面左固定面121cとは同一平面上に位置するように構成される。
背面カバー125は4つの辺部が等しい幅で曲げ起こされて、一面が開口した浅い箱状の部材である。背面カバー125の平面形状は方形で、その高さは左側面板121および右側面板122の高さと等しく、その幅は、左側面板121から右側面板122までの長さと等しい。
なお、背面カバー125は一部が二重構造になっているが、詳細は後記する。
そして、平面の高さ方向の端部近傍には、背面左固定面121cの2つの固定孔121d、121dの位置と背面右固定面122dの2つの固定孔122e、122eの位置とに対応する位置に、4つの貫通孔125a、125a、125a、125aを有する。
背面カバー125を左側面板121および右側面板122に取り付けるには、背面カバー125の曲げ起こされた辺部を背面左固定面121cおよび背面右固定面122dに当接するように設置して、4つの貫通孔125a、125a、125a、125aからボルトBを挿入し、背面左固定面121cの2つの固定孔121d、121dの裏側および背面右固定面122dの2つの固定孔122e、122eの裏側に固定されている図示しないナットにボルトBを締め込んで固定する。
図3は、筺体の上面板を、正面側の裏側から見た斜視図である。上面板123は平面形状が長方形状であって、4つの辺部が等しい幅で曲げ起こされて、1面が開口した浅い箱状の部材である。そして、平面部123aの奥行き方向の長さは、表示灯設置面122c(図2の(a)参照)から、背面右固定面122dに背面カバー125を取り付けたときの奥行きの長さと略等しく、横方向の長さは、左側面板121から右側面板122までの長さと略等しい。そして、上面板123は、開口している側を下側にして左側面板121および右側面板122に固定され、左側面板121および右側面板122の上端は、上面板123の曲げ起こされた辺部の内側に嵌まり込む。また、正面カバー124および背面カバー125を取り付けたとき、それぞれの上端は、上面板123の曲げ起こされた辺部の内側に嵌まり込む。
上面板123は、板状の部材が、奥行き方向の端部と平行に、かつ、開口している側の平面部123aに垂直に固定された固定板123bを有する。固定板123bは、奥行き方向の2つの端部の近傍にそれぞれ1ずつ設けられていて、その間隔は筺体12の横幅の長さに略等しい。また、奥行き方向の長さは、左側面板121の左固定面121aと背面左固定面121cとの間の長さおよび右側面板122の右固定面122aと背面右固定面122dとの間の長さに略等しい。
そして、2つの固定板123b、123bはそれぞれ2つの固定孔123c、123cを有する。固定孔123cは、固定板123bを表裏貫通する貫通孔の裏側に、ナットNを、ネジ穴が前記貫通孔と連通するように溶接などの固定手段で固定して形成される。
さらに、上面板123は、開口している側の平面部123aに背面ガイド123dを有する。背面ガイド123dは背面側にあって、板状の部材が平面部123aに垂直に固定されて形成される。そして、背面ガイド123dは、上面板123を左側面板121および右側面板122に固定したときに、背面左固定面121cと背面右固定面122dとの間にあって、背面左固定面121cおよび背面右固定面122dと同一平面上に位置するように形成されている。
上面板123を、左側面板121および右側面板122の上端部に横架すると、2つの固定板123bは、それぞれ左側面板121および右側面板122の内側に接する。そして、左側面板121は、内側に接する固定板123bの2つの固定孔123c、123cの位置に対応した位置に2つの貫通孔121e、121eを有していて、ボルトBを左側面板121の外側から2つの固定孔123c、123cの裏側に固定されているナットNに締め込んで、左側面板121と上面板123とを固定する。
同様に、右側面板122は、内側に接する固定板123bの2つの固定孔123c、123cの位置に対応した位置に2つの貫通孔122f、122fを有していて、ボルトBを右側面板122の外側から2つの固定孔123c、123cの裏側に固定されているナットNに締め込んで、右側面板122と上面板123とを固定する。
なお、台床13(図2の(b)参照)は、図示しないが例えば板状の部材の4つの辺部が曲げ起こされた、一面が開口した箱状の部材とする。そして、開口している側を接地側にし、かつ、箱状の部材の底部が筺体12内部になるように左側面板121と右側面板122とを、台床13にネジ止めなどの固定手段で固定すればよい。
図4は、本実施形態に係る発電装置の内部構成を示す図である。図4の(a)は、正面カバーを取り外した状態の発電装置を正面側から見た図を示し、図4の(b)は、背面カバーを取り外した状態の発電装置を背面側から見た図を示している。
発電装置1は、筺体12の中にガスエンジン2および発電機3が格納されている。そして、ガスエンジン2および発電機3はフレーム11を介して、筺体12の底部の台床13に固定されている。なお、本実施形態においては、ガスエンジン2および発電機3がフレーム11に一体に固定されているパッケージタイプのものを使用し、以下、ガスエンジン2、発電機3およびフレーム11をまとめて、エンジン発電機20と称する。
筐体12の内部は、左側面板121と右側面板122との間に、台床13と略平行に横架されている仕切板14によって、上部空間12aと下部空間12bとに仕切られている。そして、台床13は下部空間12bにあるため、エンジン発電機20は下部空間12bに固定される。
上部空間12aは、奥行き方向の略中心にあって、仕切板14の上側の面に垂直に固定される電装品取付板15によって、2つの空間に仕切られている。そして、正面側の空間を電装品ルーム12a1、背面側の空間をバッテリルーム12a2(図4の(b)参照)と称する。
電装品ルーム12a1には、エンジン発電機20の動作を制御する制御装置21が設置され、制御装置21の筺体12の正面側には、制御装置21を操作するための操作部22が設置されている。
制御装置21は、仕切板14を適宜貫通する図示しない貫通孔を通って、下部空間12bに固定されるエンジン発電機20と図示しないケーブル等で接続され、エンジン発電機20を制御したり、運転状態を監視したりする。なお、制御装置21とエンジン発電機20との接続にはコネクタ部品を使用して、必要に応じて切り離し可能な構造とすることが好ましい。
また、制御装置21は、表示灯設置面122cに備わる複数の表示灯Lによって、エンジン発電機20の運転状況を発電装置の管理者等に通知する機能を有する。
なお、制御装置21は多数の電気部品で構成されるが、電気部品は高温に弱いため制御装置21の周囲温度は上昇しないことが好ましい。
そこで、本実施形態においては、動作時に高熱を発生するエンジン発電機20が固定される空間である下部空間12bと仕切られた空間である上部空間12aの電装品ルーム12a1に制御装置21を設置する構造とした。前記の構造によって、エンジン発電機20が動作時に高熱を発生しても、制御装置21の周囲温度の上昇を抑制することができる。
バッテリルーム12a2には、図4の(b)に示すように、請求項に記載の蓄電池としてのバッテリ4を格納するバッテリケース40とバッテリ4に充電するための充電装置4aとが設置されている。
図5の(a)はバッテリケースの構造およびバッテリケースを仕切板に固定する態様を示す斜視図である。バッテリケース40は、バッテリルーム12a2の奥行きと略同等の幅を有する板状の部材の両端を、略直角に曲げて形成される2つの側面部41、41と、2つの側面部41、41の辺部を外側に曲げて形成される2つの固定縁42、42とからなる。そして、2つの固定縁42、42にはそれぞれ1つの貫通孔42aが形成されている。なお、2つの側面部41、41の上端に横架する部分を上面部43と称する。
仕切板14の、バッテリケース40を固定する位置には、バッテリケース40の貫通孔42a、42aと対応する位置に、図示しない貫通孔がそれぞれ形成されている。そして、バッテリケース40の貫通孔42a、42aと仕切板14の図示しない貫通孔とがそれぞれ連通するようにバッテリケース40を設置して、貫通孔42a側から挿通したボルトBに、仕切板14の下面側からナットNを螺合して締め付けて、仕切板14にバッテリケース40を固定する。
また、図5の(a)に示すように、電装品取付板15の、バッテリケース40の端部が当接する位置には、ゴムなどの弾性部材からなるシール材15aが接着剤などの貼付け手段によって貼り付けられており、仕切板14にバッテリケース40を固定したとき、図5の(b)に示すようにバッテリケース40の端部がシール材15aに圧接する構造になっている。したがって、仕切板14にバッテリケース40を固定するとバッテリケース40と電装品取付板15との間は密封される。なお、図5の(b)は、図5の(a)のX−Xにおける断面図である。また、図5の(b)は、上面板123および背面カバー125が取り付けられている状態を示している。
そして、シール材15aの高さ方向の長さは、バッテリケース40の上面部43から仕切板14までの長さより若干短く、側面部41、41の下端近傍にはシール材15aに圧接しない開口部分があり、吸気口40aを形成する。
図5の(c)は、バッテリケースが固定される位置の背面カバーの構造を示す図である。図5の(c)に示すように、バッテリケース40が固定される位置に対応する背面カバー125の内部側には、カバー部材16が固定されて二重構造を形成する。
カバー部材16は長方形状の板状部材の対向する幅方向の2つの辺部を曲げ起こして、断面がコの字型になるように形成した部材であって、その平面部16aには複数の通風孔16b、16b、16b、・・・が表裏貫通している。なお、曲げ起こす幅は、背面カバー125の辺部の曲げ起こし(以下、背面カバー縁部と称する)125fの幅と同等とする。
さらに、カバー部材16の平面部16aには、ゴムなどの弾性部材からなるシール材17が接着剤などの貼付け手段によって貼り付けられている。シール材17は、カバー部材16の複数の通風孔16b、16b、16b、・・・に対応する位置に貫通孔17aを有していて、カバー部材16に貼り付けたときに、複数の通風孔16b、16b、16b、・・・を塞がない構造を有する。
カバー部材16は、曲げ起こした部分の辺部が背面カバー125に当接し、かつ、コの字型のカバー部材16の上側の端部が、背面カバー125の上部の背面カバー縁部125fに当接するように背面カバー125の内部側に溶接などの固定手段で固定される。このようにカバー部材16を背面カバー125に固定することで二重構造を形成する。なお、コの字型のカバー部材16の下側の端部は、開口している。
さらに、背面カバー125の上部の背面カバー縁部125fにあっては、カバー部材16が固定されている位置に、複数の通風孔125b、125b、125b、・・・が貫通している。そして、カバー部材16の複数の通風孔16b、16b、16b、・・・から背面カバー縁部125fに設けられた複数の通風孔125b、125b、125b、・・・までの経路が請求項に記載の排気口となる。
そして、図5の(b)に示すように背面カバー125が取り付けられると、バッテリケース40の端部がシール材17に圧接して、バッテリケース40とカバー部材16との間は密封される。
なお、カバー部材16の複数の通風孔16b、16b、16b、・・・および、シール部材17の貫通孔17aは、背面カバー125を取り付けたときにバッテリケース40の内部に開口する位置に設けられるものとする。
さらに、背面カバー125が取り付けられたとき、図5の(b)に示すように上部の背面カバー縁部125fと上面板123との間に空隙125cが生じるような構造にしておくと、この空隙125cを介して背面カバー縁部125fに設けられた複数の通風孔125b、125b、125b、・・・は外気に通じることから、バッテリ4から発生するガスを外気に排気する排気口を形成することができる。
また、カバー部材16の横方向の長さは、バッテリケース40の上面部43の長さより長いことが好ましいが、カバー部材16の高さ方向の長さは、上部の背面カバー縁部125fから仕切板14までの長さより若干短くしてもよい。このような設定によって、バッテリケース40の側面部41、41の下端近傍にはシール材17に圧接しない開口部40bが形成される。そして開口部40bからカバー部材16の下側の開口部分を通って背面カバー縁部125fに設けられた複数の通風孔125b、125b、125b、・・・に通じる排気口がさらに形成される。
以上のように、図5の(b)に示すようにバッテリケース40の端部をシール材15a、17でシールして、かつ、背面カバー125にカバー部材16を固定して、通風孔125b、16bを設けるという簡単な構造で、バッテリ4が充電時に発生するガスの排気口を形成できる。
なお、バッテリケース40と、シール材15aが貼り付けられる電装品取付板15と、シール材17が貼り付けられるカバー部材16と、が請求項に記載の隔離壁となり、前記隔離壁で形成される空間が請求項に記載の隔離空間となる。そして、バッテリ4(図4の(b)参照)は前記隔離空間に格納される。前記隔離空間は、図5の(b)に示すように、吸気口40aおよび開口部40b以外の部分ではバッテリルーム12a2(図4の(b)参照)から隔離されているため、前記隔離空間に格納されるバッテリ4が充電時に発生するガスがバッテリルーム12a2内に拡散するのを防止できる。
図4の(b)に示す充電装置4aは、充電装置4aに入力される電力をバッテリ4に充電するための装置で、充電装置4aとバッテリ4とは、図示しないケーブル等で接続されている。そして、商用電源から充電装置4aに入力する構造にしておけば、エンジン発電機20がいつでも始動できるようにバッテリ4を充電しておくことができる。
なお、充電装置4aに入力する電力は、前記のように商用電源に限定されるものではなく、その他の電力源から入力してもよい。
図6は、燃料供給部を示す斜視図である。図6の(a)は、レギュレータケースが台床に固定され、レギュレータケースに燃料ホースがグロメットを介して固定されることを示す斜視図であり、図6の(b)は、レギュレータケースにガスレギュレータと電磁バルブが固定されている状態を示す斜視図である。図6の(a)に示すように、燃料供給部50は、台床13の背面側に固定されている台座13aに、外側に向けて開口している開口部51aを有する箱状のレギュレータケース51が図示しない固定手段によって固定されて構成される。
レギュレータケース51の開口部51aの周囲には、適宜な幅のフランジ51bが形成されている。そして、フランジ51bは、背面カバー125を筺体12(図1参照)に取り付けたときに、背面カバー125の平面より外側に突出する。すなわち、フランジ51bと背面カバー125とが一定の段差を形成するように、レギュレータケース51は台床13に固定されている(図7の(c)参照)。
レギュレータケース51の側面には1つの略円形の燃料ホース口51cが貫通していて、台床13に固定されるエンジン発電機20(図4の(a)参照)に燃料を供給するための燃料ホースHが挿通している。そして、燃料ホース口51cにおいて燃料ホースHはグロメット52を介してレギュレータケース51に固定され、かつ、燃料ホース口51cと燃料ホースHとはグロメット52で密封される。
図6の(b)に示すように、レギュレータケース51の開口部51aの内部には、請求項に記載の燃料供給圧力調整手段であるガスレギュレータ5が図示しない固定手段で固定されており、ガスレギュレータ5のガス送出口5aには、燃料ホースHが接続されている。そして、外部から供給される燃料ガスはガスレギュレータ5によって適当な圧力に調整されてエンジン発電機20(図4の(a)参照)に供給される。
ガスレギュレータ5には、燃料ガスを吸入するガス吸入口5bがあって、請求項に記載の燃料遮断手段である電磁バルブ6のガス送出口6aと接続されている。なお、電磁バルブ6は、レギュレータケース51の外部に取り付けられる図示しない固定部材で、レギュレータケース51に固定される。
図7は、背面カバーにシールカバーとシール材とを固定することを示す図である。図7の(a)に示すように、背面カバー125には、燃料供給部50の位置に対応する位置に、レギュレータケース51のフランジ51bより大きい開口部125dが形成されている。そして、開口部125dの周囲には、シールカバー7が固定される。
シールカバー7は、略長方形の平面部7bと、平面部7bの4つの辺部が略直角に曲げ起こされた側面部7cとからなり、平面部7bには開口部7aが形成されている。そして、側面部7cは全て等しい高さを有し、その高さは、背面カバー125とレギュレータケース51のフランジ51bとの段差以上あることが好ましい。
すなわち、背面カバー125を筺体12(図1参照)に取り付けたとき、背面カバー125の開口部125dを通って、背面カバー125の表面側に突出するレギュレータケース51のフランジ51bとシールカバー7の平面部7bとの間に空隙が形成されることが好ましい。
シールカバー7の平面部7bは、レギュレータケース51のフランジ51bを完全に覆う大きさを有し、その辺縁部には、複数の貫通孔7d、7d、7d、・・・が表裏貫通している。そして、背面カバー125の開口部125dの周辺には、シールカバー7の開口部7aをレギュレータケース51の開口部51aの位置に合わせたときに、シールカバー7の複数の貫通孔7d、7d、7d、・・・と対応する位置に、シールカバー7の貫通孔7dと同数の固定孔125e、125e、125e、・・・が設けられている。
固定孔125eは、背面カバー125を表裏貫通する貫通孔の裏側に、図示しないナットを、そのネジ孔が前記貫通孔と連通するように溶接などの固定手段によって固定して形成される。そして、シールカバー7の貫通孔7dからボルトBを挿通して、背面カバー125の裏側に固定されるナットに締めこんで、シールカバー7を背面カバー125に固定する。
そして、シールカバー7を背面カバー125に固定するとき、シール材70をシールカバー7と、背面カバー125およびレギュレータケース51のフランジ51bと、の間に挟み込む。
シール材70は、シールカバー7の平面部7bと略同形状で、側面部7cの幅と略同等の厚みを有するゴムなどの弾性部材からなる部材である。そして、シールカバー7の開口部7aと同じ位置に、開口部7aと同形状の開口部70aを有する。
そして、シールカバー7の平面部7bと側面部7cとで形成される凹部にシール材70を嵌め込んで、シールカバー7を背面カバー125に固定する。なお、シール材70は、シール材70をシールカバー7に嵌め込んだとき、シールカバー7が有する複数の貫通孔7d、7d、7d、・・・と対応する位置に、シールカバー7の貫通孔7dと同数、かつ、同径の貫通孔70b、70b、70b、・・・を有することが好ましい。
そして、背面カバー125を筺体12(図1参照)に取り付けると、背面カバー125の開口部125dを通って、レギュレータケース51のフランジ51bが背面カバー125の表面に突出して、図7の(c)に示すようにシール材70をシールカバー7の平面部7bとの間で圧縮して密封効果を奏する。
図7の(b)は背面カバーにシールカバーを固定した状態を示す概略図であり、図7の(c)は図7の(b)のY−Yにおける断面図である。なお、図7の(c)においては、ガスレギュレータ5および電磁バルブ6は省略してある。
図7の(c)に示すように、シールカバー7を背面カバー125に固定すると、背面カバー125の表面から突出したレギュレータケース51のフランジ51bが、シールカバー7の平面部7bとの間でシール材70を圧縮する。そして、フランジ51bがシール材70を圧縮することによって、レギュレータケース51の開口部51aとシールカバー7の平面部7bとの間が密封される。
レギュレータケース51の開口部51aとシールカバー7の平面部7bとの間が密封されると、開口部51aから背面カバー125に通ずる空間は全て遮断されることから、レギュレータケース51の開口部51aは、背面カバー125の開口部125dから遮断される
すなわち、レギュレータケース51の開口部51aは、背面カバー125の裏側の空間と遮断されることになる。背面カバー125の裏側の空間は筺体12(図1参照)の内部であるので、開口部51aは筺体12の内側と遮断されることになる。
筺体12(図1参照)の内側にガスレギュレータ5および電磁バルブ6を設置すると、筺体12の内側にガス漏れ検知装置などの安全装置の設置が義務付けられる。しかし、前記のように構成されるレギュレータケース51の開口部51aにガスレギュレータ5および電磁バルブ6を固定している本実施形態では、ガスレギュレータ5および電磁バルブ6は、筺体12の外側にあって筺体12の内部からは遮断され、かつ、外気に開放されているので、筺体12の内側に前記の安全装置を設置する必要がない。したがって、前記の安全装置を設置するスペースを筺体12の内側に確保する必要もなくなり、筺体12を小さくできる。
なお、図示はしないが、例えば、電磁バルブ6のガス吸入口6b側が開口している適宜な形状の部材を、背面カバー125にシールカバー7を固定する際に共締めして背面カバー125に固定して、燃料供給部50を囲う形で保護する外部カバーを設けてもよい。
次に、図4の(a)に示すガスエンジン2および発電機3の固定方法について説明する。前記のように、本実施形態においては、ガスエンジン2と発電機3とがフレーム11に固定されているパッケージタイプのエンジン発電機20を使用している。そして、フレーム11を台床13に固定することで、エンジン発電機20を台床13に固定する。図8は、エンジン発電機が固定されるフレームの概略構造およびフレームを台床に固定する方法を示す斜視図である。
フレーム11は、図8の(a)に示すように、断面が円形の鋼製のフレーム部材を接合して形成した略長方形の枠状部材の対向する2つの辺を同じ方向に曲げ起こした形状であり、2本の平行なフレーム底部11a、11aと、各フレーム底部11aの両端に立設する4本の平行なフレーム縦部11b、11b、11b、11bと、2本のフレーム縦部11b、11bの端部に横架する2本のフレーム横部11c、11cと、が一体に形成されている。
また、2本のフレーム底部11a、11aの間には、2本のフレーム台座11d、11dが固定されている。フレーム台座11dは、2本のフレーム底部11a、11aの間に横架する部材であって、フレーム底部11aと直交するように、溶接などの方法で固定されている。そして、ガスエンジン2および発電機3(図4参照)はフレーム台座11d、11dに、図示しない防振ゴムなどを使用して固定されている。
そして、図8の(a)に示すように、台床13にはフレーム11の固定位置を決めるためのフレームガイド13aが設けられている。フレームガイド13aは、板状の部材を直角に折り曲げた形状の部材を、台床13に溶接等の固定手段で固定したものである。
フレームガイド13aは、台床13におけるエンジン発電機20の固定位置において、フレーム11の2本のフレーム底部11a、11aと2本のフレーム台座11d、11dとが形成する略長方形状の枠状領域のコーナ部に、フレームガイド13aの直角の頂角が合致し、かつ、直角に折り曲げられた面がフレーム底部11aとフレーム台座11dとに当接するように設けられている。なお、本実施形態においては、図8の(a)で示すように、前記の枠状領域が有する4箇所のコーナ部のうち3箇所のコーナ部に対応する位置に3つのフレームガイド13aが設けられている。
図8の(b)は、フレームを台床に固定する固定部材を示す図である。固定部材18は鋼製の板状部材の一端を略直角に曲げてフレーム押さえ部18aを形成し、他端をフレーム押さえ部18aと逆の方向に、略直角に曲げて固定部18cを形成する。そして、固定部18cには、円形の貫通孔18dが表裏貫通している。なお、フレーム押さえ部18aと固定部18cとの間を脚部18bと称する。そして、脚部18bの長さは、フレーム11の直径と略等しい。
さらに、フレーム押さえ部18aの裏側(脚部18bが曲げられている側)には、ゴムなどの弾性部材18eが接着剤などの貼付け手段によって貼り付けられている。
台床13の所定位置には、固定孔13dが形成されている。固定孔13dは、台床13を表裏貫通する貫通孔の裏側に、図示しないナットを、ネジ孔が前記の貫通孔と連通するように溶接などの固定手段で固定して形成される。そして、固定孔13dは、固定部材18の貫通孔18dと固定孔13dとが連通するように固定部材18を置いたときに、フレーム押さえ部18aの裏側に貼り付けられた弾性部材18eがフレーム11を上から押さえることができる位置に配置されている。
そして、図8の(c)に示すように、固定部材18の貫通孔18dからボルトBを固定孔13dに向けて挿入し、固定孔13dの裏側に固定されている、図示しないナットにボルトBを締め込んで固定部材18と台床13とを締結して、固定部材18のフレーム押さえ部18aに貼り付けられている弾性部材18eでフレーム11を押さえて固定する。なお、台床13には複数の固定孔13dが設けられていることが好ましく、フレーム11を複数の固定部材18で固定することが好ましい。
そして、エンジン発電機20のフレーム11を前記のような固定方法で台床13に固定することで、エンジン発電機20は台床13に着脱可能となり、例えばエンジン発電機20のメンテナンスの際、筺体12からエンジン発電機20を容易に取り出せるという効果を奏する。すなわち、メンテナンス性に優れた発電装置1(図1参照)を構成することができる。
以上のような構成の発電装置1は、図1に示すように、筺体の外側に切り離して設置される、液化石油ガスが充填されているガスボンベGと筺体12の背面に設けられている電磁バルブ6のガス吸入口6b(図6の(b)参照)とを、例えばガス用のゴムホースRなどで接続して、ガスボンベGから液化石油ガスを供給すれば動作する。そして、図示しない電力の出力端子から電力を取り出すことができる。なお、電磁バルブ6およびガスレギュレータ5は、制御装置21(図4の(a)参照)と図示しないケーブル等で接続されていて、制御装置21で制御される。
なお、請求項に記載の補機類は、図6の(a)に示す燃料ホースH、エンジン発電機20が発生する排気ガスを筺体12外に排気する図示しない排気装置、図示しないエアクリーナ、図示しないエンジン電装品、エンジン発電機20が出力する電力を取り出すための図示しない出力端子など、発電装置1を運転するために必要な装置を示すものとする。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することもできる。
そして、前記のように本発明に係る発電装置は、原動機としてガスエンジンを使用し、かつ、燃料として液化石油ガスを使用するため、燃料タンクとなるガスボンベを筺体の外側に設置する場合にも、防油堤の設置が必要なく工事費が不要となるという効果を奏する。
さらに、液化石油ガスはガスボンベに完全に密封されているため経時劣化もなく、災害発生時には即時運転可能という効果も奏する。
また、ガスエンジンの排気ガスには硫黄分、窒素、スス、灰分が含まれず、二酸化炭素の排出量も非常に少ないため、環境に負担をかけない発電装置を提供できるという効果も奏する。
本実施形態に係る発電装置の外観斜視図で、2つのカバーを取り外した状態を示す図である。 (a)は、筺体の正面構造と正面カバーを筺体に取り付ける態様を正面側から見た斜視図、(b)は、筺体の背面構造と背面カバーを筺体に取り付ける態様を背面側から見た斜視図である。 筺体の上面板の構造と上面板を筺体に取り付ける態様を示す図である (a)は、正面カバーを取り外した状態の発電装置を正面側から見た図、(b)は、背面カバーを取り外した状態の発電装置を背面側から見た図である。 (a)はバッテリケースの構造とバッテリケースを仕切板に固定する態様とを示す斜視図、(b)は、(a)のX−Xにおける断面図、(c)は、バッテリケースが固定される位置の背面カバーの構造を示す図である。 (a)は、レギュレータケースが台床に固定され、レギュレータケースに燃料ホースがグロメットを介して固定されることを示す斜視図、(b)は、レギュレータケースにガスレギュレータと電磁バルブが固定されることを示す斜視図である。 (a)は、背面カバーにシールカバーとシール材とが固定される態様を示す図、(b)は、シールカバーを固定した背面カバーを筺体に取り付けた状態を示す概略図、(c)は、(b)のY−Yにおける断面図である。 (a)は、エンジン発電機のフレームの概略図および台床のフレームガイドを示す斜視図、(b)は、固定部材を示す図、(c)は、固定部材でフレームを台床に固定する態様を示す図である。
符号の説明
1 発電装置
2 ガスエンジン
3 発電機
4 バッテリ
5 ガスレギュレータ
6 電磁バルブ
12 筺体
13 台床
14 仕切板
15 電装品取付板
15a シール材
16 カバー部材
17 シール材
20 エンジン発電機
21 制御装置
40 バッテリケース
G ガスボンベ
R ゴムホース

Claims (3)

  1. 発電機と、
    前記発電機を駆動する原動機と、
    前記原動機を駆動するための燃料を貯留する燃料タンクと、
    前記原動機および前記発電機を制御する制御装置と、
    前記原動機および前記発電機を運転するためのその他の補機類と、
    からなり、
    前記原動機は空冷式のガスエンジンであって、
    前記燃料は液化石油ガスであって、
    前記燃料タンクは液化石油ガス用のガスボンベであって、
    前記発電機と前記ガスエンジンとは、筺体の内部の底部に設けられる台床に固定され、
    前記ガスボンベは、前記筺体の外に切り離して設置され、
    前記ガスボンベと前記ガスエンジンとは、前記ガスボンベから前記液化石油ガスを前記ガスエンジンに供給する燃料供給手段によって接続されている発電装置において、
    前記燃料供給手段は、前記ガスエンジンと前記ガスボンベとの間に、前記液化石油ガスの前記ガスエンジンへの供給、遮断を制御する燃料遮断手段と、
    前記液化石油ガスの前記ガスエンジンへの供給圧力を調整する燃料供給圧力調整手段と、を有し、
    前記燃料遮断手段と前記燃料供給圧力調整手段とは、前記筺体の外側であって、外気に開放されている位置に設置されていることを特徴とする発電装置。
  2. 前記筺体は、仕切板によって上部空間と下部空間とに仕切られ、
    前記下部空間には、前記ガスエンジンと前記発電機とが前記台床に着脱自在に固定され、
    前記上部空間には、前記ガスエンジンおよび前記発電機を制御する制御装置が設置されていることを特徴とする請求項に記載の発電装置。
  3. 前記筺体の前記上部空間には、前記ガスエンジンを始動するための蓄電池と、前記蓄電池を充電するための充電装置とが、さらに設置され、前記蓄電池は、前記上部空間の内部において、隔離壁で形成された隔離空間内に設置され、
    前記隔離空間は、前記筺体の外部と連通する排気口を有していて、
    前記蓄電池に充電するときに前記隔離空間に発生するガスは、前記排気口を介して前記筺体の外部に排気されることを特徴とする請求項に記載の発電装置。
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