JP4680302B2 - 紙幣繰出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣収容部に収容された複数の紙幣を1枚ずつ繰り出すための紙幣繰出装置に関し、とりわけ、サイズの異なる様々な種類の紙幣を1枚ずつ安定して繰り出すことができる紙幣繰出装置に関する。
従来より、顧客から預かった紙幣を金種別に分類して内部に収容することができる紙幣処理機が知られている。このような紙幣処理機においては、紙幣の入金動作を行う際に、まず紙幣がホッパに受け入れられ、このホッパに受け入れられた紙幣は紙幣繰出装置により1枚ずつ紙幣処理機の内部に繰り入れられるようになっている。
従来の紙幣繰出装置は、ホッパの近傍に設けられ紙幣を1枚ずつ順次繰り出すフィードローラと、フィードローラに対向して設けられこのフィードローラとの間でゲート部を形成するゲートローラ(逆転ローラ)と、ホッパの真下に設けられ当該ホッパに収容された紙幣のうち最も下層にある紙幣をフィードローラに蹴り出すキッカローラとを備えている。
ここで、紙幣処理機に収容される紙幣として、円紙幣、ドル紙幣、ユーロ紙幣等の世界各国の様々な種類のものが対象となることが望ましい。この場合、上述のような紙幣繰出装置において、世界各国の様々な種類の紙幣をホッパに収容した場合に、紙幣のサイズが種類ごとに異なることにより、キッカローラによる紙幣の蹴り出しを1枚ずつ安定して行うことができないおそれがある。また、サイズの小さな紙幣をホッパに収容した場合には、この紙幣を蹴り出すキッカローラが1つであったときに当該キッカローラによる紙幣の蹴り出しが紙幣の繰出方向に対して斜行してしまうという問題がある。
また、他の紙幣繰出装置として、例えば実用新案登録第2522467号公報に開示されるものが知られている。実用新案登録第2522467号公報に開示される紙幣繰出装置は、一対のベルト間またはベルトとローラの間に紙幣を挟持させて繰り出しを行うようになっている。しかしながら、このような紙幣繰出装置においても、様々な種類の紙幣の繰り出しを行う際には、紙幣のサイズが種類ごとに異なることにより、紙幣の繰り出しを1枚ずつ安定して行うことができないという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、サイズの異なる様々な種類の紙幣を1枚ずつ安定して繰り出すことができる紙幣繰出装置を提供することを目的とする。
本発明の紙幣繰出装置は、紙幣収容部に収容された複数の紙幣を当該紙幣収容部の繰出開口から1枚ずつ繰り出すための紙幣繰出装置であって、前記紙幣収容部の繰出開口の近傍に設けられ、当該繰出開口から紙幣を1枚ずつ前記紙幣収容部の外方へ順次繰り出すフィードローラと、前記フィードローラに対向して設けられ、このフィードローラとの間でゲート部を形成するゲート部材と、前記紙幣収容部に収容された複数の紙幣のうち一の紙幣の表面に当接し、この当接した紙幣を前記ゲート部に蹴り出す第1キッカローラであって、連続的に回転駆動させられ、その外周長は紙幣繰出装置により繰り出されるべき紙幣のうち最大のサイズの紙幣の繰出方向長さよりも大きくなっており、紙幣の蹴り出しを行う高摩擦部材が外周における周方向の一部に形成されたような第1キッカローラと、紙幣の繰出方向において前記第1キッカローラの上流側に配置された第2キッカローラであって、連続的に回転駆動させられ、その周速度は前記第1キッカローラの周速度とほぼ等しくなっており、前記第1キッカローラの高摩擦部材よりも摩擦係数が小さな低摩擦部材が外周における周方向全部に形成されたような第2キッカローラと、を備えたことを特徴とする。
このような紙幣繰出装置によれば、フィードローラへの紙幣の直接的な蹴り出しを行う第1キッカローラに加えて、紙幣の補助的な蹴り出しを行う第2キッカローラが追加的に設けられており、第1キッカローラの外周長は紙幣繰出装置により繰り出されるべき紙幣のうち最大のサイズの紙幣の繰出方向長さよりも大きくなっており、更に第1キッカローラおよび第2キッカローラはほぼ同じ周速度で各々連続的に回転駆動させられているので、サイズの異なる様々な種類の紙幣が紙幣収容部に収容された場合であってもフィードローラへの紙幣の蹴り出しをより確実に行うことができる。具体的には、紙幣収容部に収容された紙幣について、フィードローラから遠ざかるよう収容位置がずれてしまった場合であっても、この収容位置がずれた紙幣を、第1キッカローラとほぼ同じ周速度で連続的に回転する第2キッカローラによってフィードローラ側に送ることができるので、キッカローラによるフィードローラへの紙幣の蹴り出し不良を防止することができる。また、第1キッカローラの高摩擦部材が紙幣に当接していないときに、連続的に回転している第2キッカローラの全周に設けられた低摩擦部材が紙幣を常時フィードローラ側に押し込むことにより、このようなフィードローラ側に押し込まれた紙幣について第1キッカローラの高摩擦部材による蹴り出しをより確実に行うことができるようになる。
本発明の紙幣繰出装置においては、前記第1キッカローラの直径と前記第2キッカローラの直径は略同一となっており、前記第1キッカローラの軸方向において前記第1キッカローラと前記第2キッカローラが互いに干渉することなく、前記第1キッカローラの軸方向から見て前記第1キッカローラと前記第2キッカローラとが互いに一部が入り組み合うような位置で、当該第1キッカローラおよび第2キッカローラが各々配設されていることが好ましい。このことにより、第1キッカローラと第2キッカローラとの間の距離を小さくすることができるので、サイズの小さな紙幣を紙幣収容部に収容した場合であっても、この紙幣を平らな状態で第1キッカローラおよび第2キッカローラの両方に当接させることができ、第2キッカローラを紙幣の蹴り出しの補助に活用することができるようになる。
本発明の紙幣繰出装置においては、前記第1キッカローラは共通の軸に沿って並ぶよう複数配設されており、これらの第1キッカローラの各々の設置位置は、紙幣繰出装置により繰り出されるべき紙幣のうち最小のサイズの紙幣について紙幣の繰出方向に沿った仮想中心線により左右一対の領域に分けたときに、紙幣収容部の任意の位置に収容された前記最小のサイズの紙幣における左右一対の各々の領域がそれぞれ前記第1キッカローラより蹴り出されるような位置となっていることが好ましい。このことにより、どのようなサイズの紙幣であっても当該紙幣における左右一対の各々の領域がそれぞれ対応する第1キッカローラにより蹴り出されることになるので、第1キッカローラによる紙幣の蹴り出しが紙幣の繰出方向(フィードローラの軸に直交する方向)に対して大きく斜行してしまうことを防止することができる。このため、紙幣の繰り出し速度も大幅に向上させることができる。
本発明の紙幣繰出装置においては、前記第1キッカローラは3つ配設されており、3つの第1キッカローラのうち1つの第1キッカローラは、当該第1キッカローラの軸に沿った方向における前記紙幣収容部の中央位置に配設されており、3つの第1キッカローラのうち他の2つの第1キッカローラは、前記紙幣収容部の中央位置に配設された第1キッカローラに対して対称となるような位置に配設されていることが好ましい。このように、3つの第1キッカローラのうち1つの第1キッカローラが紙幣収容部の中央位置に配設されているので、紙幣が紙幣収容部のどの位置に置かれた場合であっても確実にこの紙幣における左右一対の各々の領域をそれぞれ中央の第1キッカローラおよび左右いずれか一方の第1キッカローラにより蹴り出すことができるようになる。このため、第1キッカローラによる紙幣の蹴り出しが紙幣の繰出方向に対して大きく斜行してしまうことをより確実に防止することができる。
本発明の紙幣繰出装置においては、前記第2キッカローラは2つ配設されており、これらの第2キッカローラは共通の軸に沿って並ぶとともに各々の第2キッカローラは各第1キッカローラの間に配設しており、前記第1キッカローラの軸方向から見て前記各第1キッカローラと前記各第2キッカローラとが互いに一部が入り組み合うような位置で、当該各第1キッカローラおよび各第2キッカローラが各々配設されていることが好ましい。この場合、紙幣が紙幣収容部のどの位置に置かれた場合であってもこの紙幣に対して第2キッカローラにより蹴り出しの補助を行うことができるようになるので、サイズの異なる様々な種類の紙幣が紙幣収容部に収容された場合であってもフィードローラへの紙幣の蹴り出しをより確実に行うことができる。
本発明の紙幣繰出装置を備えた紙幣処理機の外観を示す斜視図である。 図1の紙幣処理機の内部構成の概略を示す概略構成図である。 本発明による紙幣繰出装置の構成を示す側面図である。 図3に示す紙幣繰出装置を上方から見た上面図である。 図3に示す紙幣繰出装置について、ホッパに収容された最下層の紙幣における左右一対の各々の領域をそれぞれ対応する第1キッカローラにより蹴り出すときの状態を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施例は、本発明の実施の一形態に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
まず、図1および図2により、本発明の紙幣繰出装置を備えた紙幣処理機の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る紙幣処理機100の外観を示す斜視図である。図1に示すように、紙幣処理機100は、ホッパ101、2つのリジェクト部102、操作部103、第1の全体表示部104、第2の全体表示部105、4つの集積部106及び4つの個別表示部107を備えている。
ホッパ101は、オペレータによって複数の紙幣が積層状態で載置されるようになっており、後述する紙幣繰出装置10によってこのホッパ101に収容された紙幣が紙幣処理機100の内部に繰り入れられるようになっている。各リジェクト部102は、ホッパ101によって繰り出された紙幣がリジェクト紙幣(例えば偽券等)である場合に当該紙幣を排出するようになっている。ここで、2つのリジェクト部102のうち下方にあるリジェクト部102が例えば偽券等を排出するために用いられ、上方にあるリジェクト部102は、後述する識別部220により識別が行われたが仕分け対象から除外されたような紙幣を収容するために用いられるようになっていてもよい。
操作部103は、オペレータからの指示を受け付けるための入力キーを有している。第1の全体表示部104及び第2の全体表示部105は、所定のデータ(例えば、グラフィックデータ)を表示するようになっている。各集積部106は、紙幣繰出装置10によってホッパ101から繰り入れられた紙幣を当該紙幣の属性(例えば金種)毎に集積するようになっている。各個別表示部107は、各集積部106に対応して設けられており、対応する集積部106に集積された紙幣の数を表示するようになっている。なお、図1では、リジェクト部102が2つであるとともに集積部106及び個別表示部107がそれぞれ4つである場合について図示したが、これらの構成要素の数はこれに限定されることはなく変更することができる。
図2は、図1に示す紙幣処理機100の内部構成の概略を示す概略構成図であり、主に搬送系とセンサ系を示している。
図2に示すように、ホッパ101から各集積部106に紙幣を搬送する搬送路201が紙幣処理機100の内部に設けられている。この搬送路201は通常の場合、ベルト搬送機構が組み合わされたものからなる。搬送路201に沿って種々のセンサ202〜214が設けられている。ホッパ101の出口側に設けられたセンサ202および後述する識別部220の入口側に設けられたセンサ203は、それぞれ、紙幣が確実に取り込まれたことを検知するようになっている。搬送路201に設けられた識別部220は様々な検知手段から構成されており、ホッパ101から取り込まれた紙幣の正損、真偽、金種、方向、表裏等を検知するようになっている。具体的には、識別部220は例えば透過センサからなるセンサ204を有しており、このセンサ204は光の透過率により紙幣の金種や真偽等を検知するようになっている。
搬送路201における識別部220の下流側には2つの分岐部材231が直列に設けられている。各分岐部材231は、識別部220において識別を行うことができなかった紙幣や識別が行われたが仕分け対象から除外された紙幣を、対応するリジェクト部102に送るようになっている。センサ205,206は、分岐部材231からリジェクト部102に紙幣が送られたことを検知するものである。仕分け対象とされた紙幣はセンサ207により搬送状態が検知され、更に搬送路201内で搬送される。搬送路201における分岐部材231の下流側には3つの分岐部材232〜234が直列に設けられており、各分岐部材232〜234は紙幣の例えば金種等に応じて分岐部材231から搬送された紙幣を4つの集積部106のうち対応する集積部106に送るようになっている。このようにして、識別部220により金種等の識別が行われた紙幣は、4つの集積部106のうち適合する集積部106に収納される。センサ208〜214は、搬送路201から各集積部106への紙幣の仕分けが適切に行われたか否かを検知するようになっている。各集積部106における紙幣の収納状況は残留検知センサ221〜224により検知されるようになっている。
次に、図1および図2に示す紙幣処理機100に設けられた紙幣繰出装置10の構成の詳細について、図3および図4を用いて以下に説明する。紙幣繰出装置10は、ホッパ101に収容された紙幣を1枚ずつ紙幣処理機100内の搬送路201に送るためのものである。ここで、図3は、紙幣繰出装置10の構成を示す側面図であり、図4は、図3に示す紙幣繰出装置10を上方から見た上面図である。図4は、とりわけフィードローラ12、第1キッカローラ16および第2キッカローラ18の位置関係を示すようになっている。
まず、紙幣繰出装置10により繰り出されるべき紙幣を収容するホッパ101について図3を用いて説明すると、ホッパ101は底板101aおよび側板101bから構成されており、底板101a上に紙幣が積み重なって収容されるようになっている。図3に示すように、ホッパ101の下部には繰出開口101cが設けられており、ホッパ101に収容された紙幣はこの繰出開口101cから外方へ繰り出されるようになっている。ここで、底板101aは水平面に対して繰出開口101cに向かって斜め下方にわずかに傾斜しており、これに合わせて側板101bも斜め上方に延びるようになっている。
図3および図4に示すように、紙幣繰出装置10は、ホッパ101に積層状態で収容された複数の紙幣のうち最下層にある一の紙幣の表面に当接する第1キッカローラ16と、紙幣の繰出方向(図3,4において矢印で示される方向)において第1キッカローラ16の上流側に配置された第2キッカローラ18と、紙幣の繰出方向において第1キッカローラ16の下流側に配置され当該第1キッカローラ16により蹴り出された紙幣の繰り出しを行うフィードローラ12とを備えている。また、フィードローラ12に対向してゲートローラ(逆転ローラ)14が設けられており、フィードローラ12とゲートローラ14との間にゲート部が形成されている。第1キッカローラ16により蹴り出された紙幣は繰出開口101cおよびゲート部を通過して1枚ずつ搬送路201に繰り出されるようになっている。
フィードローラ12は、図3および図4に示すように左右一対のローラからなりその外周の一部にはゴム部材12aが設けられている。第1キッカローラ16により蹴り出されて繰出開口101cを通過した紙幣は、ゲート部においてゴム部材12aにより繰り出しが行われるようになっている。左右一対のフィードローラ12には共通の一本の軸13が設けられており、この軸13はステッピングモータ15により連続的に回転駆動させられるようになっている。
ゲートローラ14は、左右一対のローラからなり、図3に示すように各フィードローラ12に対向して設けられている。このゲートローラ14の外周にはゴム部材が形成されている。前述のようにゲートローラ14とフィードローラ12との間にはゲート部が形成されている。このゲート部は、紙幣1枚分の厚さに相当する間隙からなり、第1キッカローラ16により蹴り出された紙幣が当該ゲート部を通過することにより、1枚ずつ規制されて繰り出されるようになっている。具体的には、ゲートローラ14は通常は図3に示すように紙幣の繰出方向とは逆方向に間欠的に回転するようになっている。ゲートローラ14が間欠的に回転することにより、当該ゲートローラ14の外周面が満遍なくゲート部の形成のために供されるようになるので、ゲートローラ14の偏摩耗を防止することができる。ここで、ゲートローラ14とフィードローラ12との間のゲート部に紙幣が1枚だけ送られたときにはこの紙幣はフィードローラ12によって搬送路201に繰り出されるが、ゲート部に紙幣が2枚以上重なって送られたときにはゲートローラ14によって2枚目以降の紙幣の連れだし(重送)を防ぐようになっている。
第1キッカローラ16は、図3に示すようにホッパ101に積層状態で収容された複数の紙幣のうち最下層にある一の紙幣の表面に当接し、図3の矢印方向に連続的に回転駆動させられるようになっている。具体的には、第1キッカローラ16には軸17が設けられており、図示しない連動機構によりフィードローラ12の軸13と第1キッカローラ16の軸17が連動して回転するようになっている。このため、ステッピングモータ15によりフィードローラ12の軸13が回転させられることにより、第1キッカローラ16の軸17も連動して連続的に回転させられる。また、図3に示すように、第1キッカローラ16には、紙幣の蹴り出しを行う高摩擦部材16aが外周における周方向の一部に形成されている。このため、第1キッカローラ16が回転して高摩擦部材16aがホッパ101の最下層の紙幣に当接したときに、当該紙幣がフィードローラ12に蹴り出されることとなる。
図4に示すように、一本の軸17に対して第1キッカローラ16は3つ設けられている。ここで、3つの第1キッカローラ16のうち1つの第1キッカローラ16は、軸17に沿った方向(図4の左右方向)におけるホッパ101の中央位置に配置されている。また、他の2つの第1キッカローラ16は、ホッパ101の中央位置に配置された第1キッカローラ16に対して左右対称となるような位置に配置されている。
図5は、ホッパ101の最下層にある最小のサイズの紙幣20(例えば、5ユーロ紙幣)と、第1キッカローラ16や第2キッカローラ18との位置関係を示す図である。ここで、図5に示すように、紙幣繰出装置10により繰り出されるべき紙幣のうち最小のサイズの紙幣20について紙幣の繰出方向(図5の矢印方向)に沿った仮想中心線20aにより左右一対の領域21,22に分けたときに、3つの第1キッカローラ16の各々の設置位置は、ホッパ101の任意の位置に収容された紙幣20における左右一対の各々の領域21,22がそれぞれ第1キッカローラ16に当接するような位置となっている。
このことにより、どのようなサイズの紙幣がホッパ101に収容された場合であっても、この紙幣の左右一対の各々の領域21,22がそれぞれ対応する第1キッカローラ16により蹴り出されることになるので、第1キッカローラ16による紙幣20の蹴り出しが紙幣の繰出方向(図5の矢印方向)に対して大きく斜行してしまうことを防止することができる。このため、紙幣の繰り出し速度も大幅に向上させることができ、例えば毎分850枚の紙幣の繰り出しが可能となる。また、前述のように、3つの第1キッカローラ16のうち1つの第1キッカローラ16がホッパ101の中央位置に配設されているので、紙幣がホッパ101のどの位置に置かれた場合であっても図5に示すように確実にこの紙幣における左右一対の各々の領域21,22をそれぞれ中央の第1キッカローラ16および左右いずれか一方の第1キッカローラ16により蹴り出すことができるようになる。このため、第1キッカローラ16による紙幣の蹴り出しが紙幣の繰出方向に対して大きく斜行してしまうことをより確実に防止することができる。
第2キッカローラ18は、図3に示すように紙幣の繰出方向において第1キッカローラ16の上流側に配置されており、図3の矢印方向に連続的に回転駆動させられるようになっている。具体的には、第2キッカローラ18には軸19が設けられており、図示しない連動機構によりフィードローラ12の軸13と第2キッカローラ18の軸19が連動して回転するようになっている。このため、ステッピングモータ15によりフィードローラ12の軸13が回転させられることにより、第2キッカローラ18の軸19も連動して回転させられる。また、図3に示すように、第2キッカローラ18には、第1キッカローラ16の高摩擦部材16aよりも摩擦係数が小さな低摩擦部材18aが外周における周方向全部に形成されている。このため、第2キッカローラ18に当接した紙幣は常に低摩擦部材18aによりフィードローラ12側に向かって蹴り出されることとなる。また、第2キッカローラ18の周速度は第1キッカローラ16の周速度とほぼ同じになっている。
ここで、第1キッカローラ16の直径と第2キッカローラ18の直径は略同一となっており、具体的には例えば約40mmとなっている。このため、第1キッカローラ16および第2キッカローラ18の外周長は、各々、紙幣繰出装置10により繰り出されるべき紙幣のうち最大のサイズの紙幣(例えば、500ユーロ紙幣)の繰出方向長さよりも大きくなっている。各キッカローラ16,18の直径が約40mmとなっている理由について以下に説明する。紙幣処理機100のホッパ101に収容される紙幣として、様々なサイズのものが想定されているが、ここで最も大きなサイズの紙幣として、例えば、幅方向長さが160mmであり繰出方向長さが82mmであるような500ユーロ紙幣が考えられる。この場合、紙幣繰出装置10により500ユーロ紙幣を連続的に繰り出す場合に、繰り出された後に識別部220により当該紙幣の識別を確実に行うために、搬送路201において一の500ユーロ紙幣とその後に続く他の500ユーロ紙幣との間隔を最低でも約40mm確保することが望ましい。すなわち、繰出方向における500ユーロ紙幣自体の長さが82mmであるので、一の500ユーロ紙幣の先端とその後に続く他の500ユーロ紙幣の先端との間の距離は約122mm程度確保することが望ましく、フィードローラ12への蹴り出しを行う第1キッカローラ16の外周の長さも約122mm程度となることが望ましい。このため、第1キッカローラ16の直径が約40mmに設定されている。
図4に示すように、一本の軸19に対して第2キッカローラ18は2つ設けられている。ここで、軸19に沿った方向(図4の左右方向)における各第1キッカローラ16と各第2キッカローラ18との位置座標は互いに異なっており、より具体的には、各々の第2キッカローラ18は各第1キッカローラ16の間に位置するよう配設されている。そして、軸19に沿った方向から見て(例えば図4の左方から見て)、各第1キッカローラ16と各第2キッカローラ18とが互いに一部が入り組み合うよう(すなわち、互いに重なるよう)、各第1キッカローラ16の軸17および各第2キッカローラ18の軸19の位置関係が定められている(図3参照)。ここで、軸17に沿った方向から見て各第1キッカローラ16と各第2キッカローラ18とが互いに一部が入り組み合うようになっている理由について以下に説明する。前述のように、第1キッカローラ16および第2キッカローラ18の直径が40mmに設定されているので、軸17に沿った方向から見て各第1キッカローラ16と各第2キッカローラ18とが互いに入り組み合っていない場合には(すなわち、各第1キッカローラ16と各第2キッカローラ18とが離れている場合には)、小さなサイズの紙幣が第1キッカローラ16により蹴り出される際に、このような小さなサイズの紙幣は曲がることなく平らになった状態で第1キッカローラ16および第2キッカローラ18の両方に当接させることができない場合がある。すなわち、小さなサイズの紙幣を繰り出すにあたり、ホッパ101に収容された紙幣は下方に凸となるよう湾曲した状態で第1キッカローラ16および第2キッカローラ18の両方に当接することとなり、第1キッカローラ16による蹴り出しの際にトラブルが生じることがある。これに対して、本実施の形態では、軸17に沿った方向から見て各第1キッカローラ16と各第2キッカローラ18とが互いに一部が入り組み合うようにこれらのキッカローラ16,18を配置することにより、第1キッカローラ16と第2キッカローラ18との間の距離が縮まるので、小さなサイズの紙幣を繰り出す際にも、紙幣が曲がることなく平らになった状態で第1キッカローラ16および第2キッカローラ18の両方に当接させることができるようになる。
次に、このような紙幣繰出装置10の動作および作用効果について図3乃至図5を用いて説明する。
図3に示すように、様々なサイズの紙幣がホッパ101に積層状態で収容されたときに、最下層の紙幣が第1キッカローラ16および第2キッカローラ18に当接することとなる。そして、第1キッカローラ16および第2キッカローラ18がほぼ同じ周速度で図3の矢印方向に連続的に回転していることにより、第1キッカローラ16が1回転するたびに第1キッカローラ16の高摩擦部材16aにより紙幣が1枚ずつフィードローラ12に蹴り出されるとともに第2キッカローラ18の低摩擦部材18aにより紙幣の蹴り出しの補助が行われる。例えば、ホッパ101に収容された紙幣の位置がフィードローラ12から遠ざかるようずれてしまい第1キッカローラ16に当接しなくなってしまった場合であっても、第2キッカローラ18によりフィードローラ12側に当該紙幣を蹴り出すことによってこの紙幣の位置を元に戻すことができるようになる。
第1キッカローラ16および第2キッカローラ18によりフィードローラ12に送られた紙幣は、フィードローラ12とゲートローラ14との間に形成されたゲート部においてフィードローラ12のゴム部材12aによって搬送路201に繰り出される。このようにして、ホッパ101に積層状態で収容された複数の紙幣が1枚ずつ順次紙幣処理機100の内部に搬送されることとなる。
以上のように本実施の形態の紙幣繰出装置10によれば、紙幣の蹴り出しを行う高摩擦部材16aが外周における周方向の一部に形成されたような第1キッカローラ16と、紙幣の繰出方向において第1キッカローラ16の上流側に配置された第2キッカローラ18とを備えており、第2キッカローラ18において第1キッカローラ16の高摩擦部材16aよりも摩擦係数が小さな低摩擦部材18aが外周における周方向全部に形成されている。そして、これらのキッカローラ16,18はほぼ同じ周速度で各々連続的に回転駆動させられるようになっており、また、第1キッカローラ16の外周長は、紙幣繰出装置10により繰り出されるべき紙幣のうち最大のサイズの紙幣の繰出方向長さよりも大きくなっている。このように、フィードローラ12への紙幣の直接的な蹴り出しを行う第1キッカローラ16に加えて、紙幣の補助的な蹴り出しを行う第2キッカローラ18が追加的に設けられており、各キッカローラ16,18はほぼ同じ周速度で連続的に回転しているので、サイズの異なる様々な種類の紙幣がホッパ101に収容された場合であってもフィードローラ12への紙幣の蹴り出しをより確実に行うことができる。具体的には、ホッパ101に収容された紙幣について、フィードローラ12から遠ざかるよう収容位置がずれてしまった場合であっても、この収容位置がずれた紙幣を、第1キッカローラ16とほぼ同じ周速度で連続的に回転する第2キッカローラ18によってフィードローラ12側に送ることができるので、キッカローラ16,18によるフィードローラ12への紙幣の蹴り出し不良を防止することができる。また、第1キッカローラ16の高摩擦部材16aが紙幣に当接していないときに、連続的に回転している第2キッカローラ18の全周に設けられた低摩擦部材18aが紙幣を常時フィードローラ12側に押し込むことにより、このようなフィードローラ12側に押し込まれた紙幣について第1キッカローラ16の高摩擦部材16aによる蹴り出しをより確実に行うことができるようになる。
また、第1キッカローラ16の直径と第2キッカローラ18の直径が略同一となっており、第1キッカローラ16の軸17に沿った方向における第1キッカローラ16と第2キッカローラ18の位置座標が互いに異なり、軸17に沿った方向から見て第1キッカローラ16と第2キッカローラ18とが互いに一部が入り組み合うような位置で当該第1キッカローラ16および第2キッカローラ18が各々配設されている。このことにより、第1キッカローラ16と第2キッカローラ18との間の距離を小さくすることができるので、サイズの小さな紙幣をホッパ101に収容した場合であっても、この紙幣を平らな状態で第1キッカローラ16および第2キッカローラ18の両方を当接させることができ、第2キッカローラ18を紙幣の蹴り出しの補助に活用することができるようになる。

Claims (5)

  1. 紙幣収容部に収容された複数の紙幣を当該紙幣収容部の繰出開口から1枚ずつ繰り出すための紙幣繰出装置であって、
    前記紙幣収容部の繰出開口の近傍に設けられ、当該繰出開口から紙幣を1枚ずつ前記紙幣収容部の外方へ順次繰り出すフィードローラと、
    前記フィードローラに対向して設けられ、このフィードローラとの間でゲート部を形成するゲート部材と、
    前記紙幣収容部に収容された複数の紙幣のうち一の紙幣の表面に当接し、この当接した紙幣を前記ゲート部に蹴り出す第1キッカローラであって、連続的に回転駆動させられ、その外周長は紙幣繰出装置により繰り出されるべき紙幣のうち最大のサイズの紙幣の繰出方向長さよりも大きくなっており、紙幣の蹴り出しを行う高摩擦部材が外周における周方向の一部に形成されたような第1キッカローラと、
    紙幣の繰出方向において前記第1キッカローラの上流側に配置された第2キッカローラであって、連続的に回転駆動させられ、その周速度は前記第1キッカローラの周速度とほぼ等しくなっており、前記第1キッカローラの高摩擦部材よりも摩擦係数が小さな低摩擦部材が外周における周方向全部に形成されたような第2キッカローラと、
    を備えたことを特徴とする紙幣繰出装置。
  2. 前記第1キッカローラの直径と前記第2キッカローラの直径は略同一となっており、
    前記第1キッカローラの軸方向において前記第1キッカローラと前記第2キッカローラが互いに干渉することなく、前記第1キッカローラの軸方向から見て前記第1キッカローラと前記第2キッカローラとが互いに一部が入り組み合うような位置で、当該第1キッカローラおよび第2キッカローラが各々配設されていることを特徴とする請求項1記載の紙幣繰出装置。
  3. 前記第1キッカローラは共通の軸に沿って並ぶよう複数配設されており、
    これらの第1キッカローラの各々の設置位置は、紙幣繰出装置により繰り出されるべき紙幣のうち最小のサイズの紙幣について紙幣の繰出方向に沿った仮想中心線により左右一対の領域に分けたときに、紙幣収容部の任意の位置に収容された前記最小のサイズの紙幣における左右一対の各々の領域がそれぞれ前記第1キッカローラより蹴り出されるような位置となっていることを特徴とする請求項1記載の紙幣繰出装置。
  4. 前記第1キッカローラは3つ配設されており、
    3つの第1キッカローラのうち1つの第1キッカローラは、当該第1キッカローラの軸に沿った方向における前記紙幣収容部の中央位置に配設されており、
    3つの第1キッカローラのうち他の2つの第1キッカローラは、前記紙幣収容部の中央位置に配設された第1キッカローラに対して対称となるような位置に配設されていることを特徴とする請求項3記載の紙幣繰出装置。
  5. 前記第2キッカローラは2つ配設されており、これらの第2キッカローラは共通の軸に沿って並ぶとともに各々の第2キッカローラは各第1キッカローラの間に配設しており、
    前記第1キッカローラの軸方向から見て前記各第1キッカローラと前記各第2キッカローラとが互いに一部が入り組み合うような位置で、当該各第1キッカローラおよび各第2キッカローラが各々配設されていることを特徴とする請求項4記載の紙幣繰出装置。
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