JP4081202B2 - 紙葉類繰出機構、及び紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類繰出機構、及び紙葉類処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機等に内蔵される紙葉類を処理する紙葉類処理装置、及び該紙葉類処理装置に使用される紙葉類繰出機構に関し、特に紙葉類を一枚ずつ確実に繰り出すことができる分離機構を特徴とする紙葉類繰出機構、及び該紙葉類繰出機構を用いた紙葉類処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6を参照して、従来の紙幣繰出機構111の概要を説明する。図に示すように、従来の紙幣繰出機構111は、紙幣金庫103内に設けられ、外周部の一部が盛り上がり、この盛り上がった部分で紙幣金庫103内に上下に集積された紙幣のうち最上層である一枚目の紙幣を間欠的に一枚ずつ繰り出すタイミングローラ112と、繰り出された紙幣を挟んで繰り出すフィードローラ113と、ギャップローラ114とを含んで構成されている。
【0003】
タイミングローラ112によって一枚目の紙幣が繰り出されると、紙幣同士の摩擦力により、二枚目の紙幣も紙幣の繰出方向(以下、繰出方向)に移動し、同様に三枚目以降の紙幣も繰出方向に移動し、積層された紙幣はギャップローラ114に当接する。
【0004】
フィードローラ113と、ギャップローラ114の間には、繰り出される紙幣が一枚ずつ通過するよう所定のギャップが設けられている。なお、紙幣が繰り出されるときのフィードローラ113と、ギャップローラ114の回転方向は図中反時計方向である。
【0005】
図7に示すように、一枚目の紙幣が繰り出された後は、フィードローラ113は逆転(図中時計方向)し、このフィードローラ113の逆転により二枚目以降であった紙幣は元の位置に戻る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような紙幣繰出機構によれば、紙幣が複数枚重なって繰り出される場合があり、紙幣繰出機構を用いた紙幣処理装置の紙幣詰まりを生じる原因となっていた。
そこで本発明は、確実に一枚ずつ紙幣を繰り出すことができる紙幣繰出機構、及びこの紙幣繰出機構を用い、紙幣詰まりを生じることのない紙幣処理装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による紙葉類繰出機構は、図2に示すように、載置面上に積層された紙葉類を間欠的に繰り出すタイミングローラ12と;タイミングローラ12で繰り出された紙葉類をさらに繰り出すフィードローラ13と;フィードローラ13で繰り出される紙葉類を規制するギャップローラ14であって、フィードローラ13の回転中心線とほぼ平行な回転中心線を中心に回転し、ギャップローラ14の外周面とフィードローラ13の外周面とが所定のギャップを有して配設されたギャップローラ14と;フィードローラ13の回転中心線を通り前記載置面にほぼ直角な平面内または前記平面の近傍に一端が固定され、自由な他端がフィードローラ13に接触可能に配設されたシート状の可撓片15と;可撓片15を案内する、ギャップローラ14の側面に隣接して設けられた、ギャップローラ14の外周面の半径とほぼ等しい半径の外周面を含むガイド33とを備えることを特徴とする。
【0008】
タイミングローラは外周部の一部が盛り上がった形状とする。外周部の盛り上がった部分が紙葉類の表面に接したときは、紙葉類が繰り出されるので、紙葉類は間欠的に繰り出され、結果として一枚ずつ繰り出されることになる。
フィードローラは可撓片の自由な他端に接触しているので、タイミングローラによって繰り出された紙葉類をさらに繰り出すときに、この他端を繰出方向に押す。このため可撓片は撓んでギャップローラに部分的に巻き付く。繰り出された紙葉類は、可撓片に当接するが、可撓片を介してギャップローラに繰り出しを規制される。最上層である一枚目の紙葉類以外は、繰出力として上層の紙葉類からの摩擦力しか作用しないので、このギャップローラの可撓片を介しての規制力により、さらに繰り出されることはない。
【0009】
ギャップローラの外周面とフィードローラの外周面とは、所定のギャップを有して配設されている。この所定のギャップは、紙葉類が一枚のみ通れるように設定されている。よって、一枚目の紙葉類のみが、フィードローラとギャップローラとに挟まれたギャップを通過して繰り出される。ここに最上層とはフィードローラに最も近い層をいう。紙幣が一枚のときは、その紙幣が最上層の紙幣である。
【0010】
可撓片の固定された一端は、典型的にはフィードローラの回転中心線を通る鉛直な平面内、またはこの平面の近傍に固定されている。可撓片の自由な他端は、例えばフィードローラの回転中心線に平行になるように切断形成するとよい。
【0011】
タイミングローラの外周部に形成された盛り上がった部分の、繰り出し回転方向に対する先端側に面取りを形成するのが好ましい。面取りにより、積層した紙葉類への衝撃を防止し、滑らかに一枚ずつ繰り出すことができる。
【0013】
ガイドの案内によって、可撓片がガイドに密着して撓むようにすることができ、ギャップローラが可撓片を介してより効果的に紙葉類を規制できるようにすることができる。ガイドの外周面の中心は、ギャップローラの回転中心線のほぼ延長線上にある。ガイドの外周面を、ギャップローラの回転中心線方向から見たとき、ガイドの外周面がギャップローラの外周部のフィードローラに最も接近する部分及びその近傍の部分に重なるように、ガイドを配置する。
【0014】
可撓片の自由な他端は、フィードローラの回転に伴いガイドの外周面に沿って密着して巻き付く。可撓片が、完全にガイドに巻き付いたとき、その他端が、フィードローラの回転中心線とギャップローラの回転中心線とを含む平面にほぼ到達する長さ、あるいはこの平面のわずか手前に位置する長さになるよう可撓片を形成するとよい。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項に係る発明による紙葉類繰出機構は、図2に示すように、載置面上に積層された紙葉類を間欠的に繰り出すタイミングローラ12と;タイミングローラ12で繰り出された紙葉類をさらに繰り出すフィードローラ13と;フィードローラ13で繰り出される紙葉類を規制するギャップローラ14であって、フィードローラ13の回転中心線とほぼ平行な回転中心線を中心に回転し、ギャップローラ14の外周面とフィードローラ13の外周面とが所定のギャップを有して配設されたギャップローラ14と;フィードローラ13の回転中心線を通り前記載置面にほぼ直角な平面内または前記平面の近傍に一端が固定され、自由な他端がフィードローラ13に接触可能に配設されたシート状の可撓片15とを備え;可撓片15は、繰り出すべき紙葉類と該可撓片15との摩擦係数が、該紙葉類同士の摩擦係数よりも大きい材料で形成されていることを特徴とする。
【0016】
フィードローラはフィードローラに接している紙葉類(一枚目の紙葉類)に対し、その紙葉類に垂直な押付力と、その紙葉類の長手方向の繰出力とを作用させる。一枚目の紙葉類を介して、二枚目の紙葉類(一枚目の紙葉類の、フィードローラとは反対側の紙葉類)に対してフィードローラによる押付力が作用する。二枚目の紙葉類の押付力が作用する箇所における、一枚目の紙葉類側とは反対の二枚目の紙葉類の表面は可撓片に接している。
【0017】
一枚目の紙葉類が繰り出されるとき、二枚目の紙葉類には紙葉類間の摩擦係数に押付力を掛けた繰出力と、可撓片との間で働く摩擦力による、繰出力に対抗する抵抗力が作用している。二枚目の紙葉類が繰り出されなければ、この抵抗力は繰出力に等しい値であり、この抵抗力の最大値は押付力に二枚目の紙葉類と可撓片との摩擦係数を掛けた大きさであるため、二枚目の紙葉類に作用する繰出力は、この抵抗力を超えることはない。よって、二枚目の紙葉類は繰り出されることはない。
【0018】
上記目的を達成するために、請求項に係る発明による紙葉類繰出機構は、図2に示すように、載置面上に積層された紙葉類を間欠的に繰り出すタイミングローラ12と;タイミングローラ12で繰り出された紙葉類をさらに繰り出すフィードローラ13と;フィードローラ13で繰り出される紙葉類を規制するギャップローラ14であって、フィードローラ13の回転中心線とほぼ平行な回転中心線を中心に回転し、ギャップローラ14の外周面とフィードローラ13の外周面とが所定のギャップを有して配設されたギャップローラ14と;フィードローラ13の回転中心線を通り前記載置面にほぼ直角な平面内または前記平面の近傍に一端が固定され、自由な他端がフィードローラ13に接触可能に配設されたシート状の可撓片15とを備え;フィードローラ13は、外周面にフィードローラ13の回転軸線にほぼ平行に形成されたローレットを有することを特徴とする。
【0019】
ローレットは回転軸に平行な歯車形状を有するものであることが望ましい。可撓片の長さは、真っ直ぐな状態の可撓片の自由な他端がローレットにぶつかり、ローレットに絡んだ状態で、ローレットがさらに両方向に所定の角度(例えば、20度)回転するように決めるとよい。フィードローラがローレットを有するので、確実に繰り出すのに十分な繰出力を一枚目の紙葉類に作用させることができる。また、フィードローラがローレットを有するので可撓片の自由な他端に接して、可撓片が確実にガイドの外周面に密着するようにガイドを撓ませることができ、可撓片が紙葉類を規制する作用が十分に働くようにすることができる。
【0020】
同様の理由で、一枚目の紙葉類の繰り出し後、フィードローラを逆転させて、可撓片を反繰出方向に撓ませ、紙葉類を確実に元のギャップローラから少し離れた位置に戻すことができる。紙葉類がこのように繰出操作前の元の位置に戻った状態になるので、フィードローラが繰出方向に回転したとき、一定の間隔で紙葉類を繰り出すようにすることができる。
【0021】
フィードローラの外周面とギャップローラの外周面とは、少なくともいずれか一方は、複数の円筒からなるようにするとよい。さらに、該複数の円筒同士の間に円周方向の溝を形成し、前記複数の円筒からなる外周面ではない他方の外周面を有するローラは、前記溝の幅に対応する幅を有し、その溝に対応する、中心軸線方向位置に配置するとよい。
【0022】
フィードローラの中心軸線とギャップローラの中心軸線との間隔を、調整可能に構成するとよい。両者の外周面同士のギャップは、繰出対象である紙葉類の厚さとほぼ同一か、あるいは若干小さくしてもよい。ギャップが小さいときは、紙葉類にいわゆる癖づけをして紙葉類の剛性を高めてスムーズに繰り出すことができる。
【0023】
上記目的を達成するために、請求項4に係る発明による紙葉類繰出機構は、図2に示すように、水平な載置面上に積層された紙葉類を間欠的に繰り出すタイミングローラ12と;タイミングローラ12で繰り出された紙葉類のうち最上層にある一枚目の紙葉類をさらに繰り出すフィードローラ13と;フィードローラ13で繰り出される紙葉類を規制するギャップローラ14であって、フィードローラ13の回転中心線とほぼ平行な回転中心線を中心に回転し、ギャップローラ14の外周面とフィードローラ13の外周面とが所定のギャップを有して配設されたギャップローラ14と;フィードローラ13の回転中心線を通り前記載置面にほぼ直角な平面内または前記平面の近傍に一端が固定され、自由な他端がフィードローラ13に接触可能に配設されたシート状の可撓片15とを備え;フィードローラ13は前記一枚目の紙葉類の繰出後に逆転し、二枚目以降の前記積層された紙葉類をギャップローラ14から離れた位置に戻し、前記逆転により、可撓片15を鉛直位置からさらに回転した位置まで戻し反繰出方向に撓ませることを特徴とする。
【0024】
一枚目であった千円札の繰り出し後、フィードローラは逆転する。このとき可撓片はフィードローラによって、鉛直位置からさらに回転した位置まで戻されて反繰出方向に撓ませられる。よって、積層された千円札はギャップローラから離れた位置に戻される。よって、新しく一枚目となった千円札は、次に間隔をおいて同様に繰り出される。よって、千円札は確実に一枚ずつ繰り出される。
【0025】
上記目的を達成するために、請求項5に係る発明による紙葉類処理装置は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の紙葉類繰出機構と;前記紙葉類繰出機構で繰り出された紙幣を搬送する搬送機構とを備える。
紙葉類を確実に一枚ずつ繰り出す紙葉類処理機構を使用するので、紙幣類詰まりを発生することが少ない紙葉類処理装置とすることができる。
なお、紙葉類とは紙幣、金券、有価証券等をいう。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明による紙葉類繰出機構としての紙幣繰出機構11を金庫部に有する紙葉類処理装置としての紙幣処理装置1を示す。
【0027】
外部から挿入口70に挿入された千円札、五千円札は、それぞれ千円金庫400の載置台432、五千円金庫500の載置台532上に収納される。挿入された千円札、五千円札がどのように載置台432、532の上に収納されるかについては後述する。収納された千円札、五千円札は、釣札として払い出す必要がある場合、または取引が取り消された場合は、それぞれ千円金庫400、五千円金庫500から紙幣繰出機構11によって繰り出され、一万円金庫600に送られ、そこから一万円札も返却する場合(取引の取消の場合のみ)はこれも含んで一括して外部に返却される。
【0028】
次に図2を参照して、千円金庫400の場合の、紙幣繰出機構11の構成を説明する。五千円金庫500の場合の、紙幣繰出機構11の構成は、千円金庫400の場合と同様である。
【0029】
紙幣繰出機構11は、千円金庫400(図1参照)の金庫部420内に設けられ、図中反時計方向に回転して千円札を間欠的に繰り出すタイミングローラ12、図中反時計方向に回転し、タイミングローラ12に繰り出された紙幣をさらに繰り出すフィードローラ13、回転自由に設けられたギャップローラ14、可撓片としてのゴム板15を含んで構成される。
【0030】
タイミングローラ12は千円金庫400の金庫部420内の載置台432上に収納された千円札を繰り出すものであり、基礎円部16の外側の部分が一部(角度で約200度)が同心状に盛り上がった形状を有する外周部17が形成され、金庫部420の内側壁421(図4参照)に対して垂直であって水平に取り付けられた軸18によって軸支されている。基礎円部16は、集積されて載置された千円札の最上層、すなわち一枚目の千円札に接触することはないが、円弧形状の外周部17が一枚目の千円札の表面に接するように配置されている。
【0031】
タイミングローラ12の外周部17の千円札を繰り出すときに最初に接する方の端部に面取部19が加工されている。タイミングローラ12の図中向こう側(繰り出し方向を向いて図中左側)の軸18上には、ギヤ20(図中点線で表示)が取り付けられている。
【0032】
図4(図2のA−A断面図、但し千円札を省略し、外周部17が下側にある場合の図)に示すように、金庫部420の内側壁421の下側には水平な札落し板433が取り付けられ、札落し板433には開口部433Aが形成され、タイミングローラ12の基礎円部16は開口部433Aから下側に突き出ることはないが、外周部17は開口部433Aから下に突き出るよう構成されている。
【0033】
さらに、図2、図5(図2のB−B断面図)を参照して説明する。タイミングローラ12の繰出方向の下流部にフィードローラ13が設置されている。フィードローラ13は、同軸上に3枚並列、平行に配列された小ローラ13A、13A、13Aを含んで構成されている。フィードローラ13は、千円金庫部420の外側壁422に対して垂直であって水平に取り付けられた軸21によって軸支されている。
【0034】
フィードローラ13はローレットを有し、フィードローラ13の外周部にはその回転軸に平行に一定の間隔で、回転軸に直角な方向の断面形状が矩形の筋状の溝22が形成されている。フィードローラ13の軸21上の図2中向こう側には、ギヤ23(図2中点線で表示)が取り付けられ、図2中手前側(繰り出し方向を向いて図2中左側)にはプーリ24が取り付けられている。プーリ24には平ベルト25(図1参照)が張架され、平ベルト25はさらに、金庫部420の外側壁422に取り付けられた駆動機としての駆動モータ26の出力軸26Aのプーリ27(前三者図1参照)に張架されている。なお、軸18と軸21は平行に配置されている。
【0035】
フィードローラ13とタイミングローラ12の間には互いに同軸上に並列に配置された大ギヤ28Aと小ギヤ28Bから形成された中間ギヤ28(図2中二転鎖線にて表示)があり、大ギヤ28Aがギヤ23に、小ギヤ28Bがギヤ20に噛み合っている。よって、駆動モータ26の回転は、フィードローラ13に平ベルト25を介して伝達され、フィードローラ13から中間ギヤ28を介してタイミングローラ12に伝達される。
【0036】
フィードローラ13の回転中心線を通り千円札に直角である平面から、わずかに繰り出し側にずれた位置にその回転中心を置き、フィードローラ13の外周面と所定のギャップを有して配置されたギャップローラ14が設置されている。ギャップローラ14は、同軸上に2枚並列、平行に配列された小ローラ14A、14Aを含んで構成されている。ギャップローラ14は、金庫部420の図2中手前側の外側壁422から片持ちに外側壁422に対して直角であって水平に張り出した軸29上に取り付けられている。一つの小ローラ14Aは一端の小ローラ13Aと中間の小ローラ13Aとの軸方向中間に位置する。他の小ローラ14Aは中間の小ローラ13Aと他端の小ローラ13Aとの軸方向中間に位置する。なお、軸29は軸21、軸18に対して平行に配置されている。また、フィードローラ13と、ギャップローラ14との間にはギャップが存在し、その値は紙幣の厚さよりも大きく、紙幣の厚さの2倍より小さく設定されている。
【0037】
フィードローラ13の回転中心線を通り千円札に直角である平面の近傍に、千円金庫400の金庫部420の繰出側端壁30が位置している。
図5に示すように、繰出側端壁30の上端部の高さは、ギャップローラ14の最下部の高さよりわずかに高い位置に位置している。繰出側端壁30の上端部中央部には二枚のゴム板15、15のそれぞれ一端が固定されて、直立して取り付けられている。ゴム板15の厚さは、繰出側端壁30の厚さに略等しく、ゴム板15は、繰出側端壁30を上側に延長した仮想面に重なっている。また、ゴム板15は、ギャップローラ14の幅に略等しい間隔を開けて、配置されている。
【0038】
繰出側端壁30の上部には二つのガイド33、33が、ギャップローラ14の幅に略等しい間隔を開けて、ギャップローラ14の側面に隣接して取り付けられている。
図2に示すように、ガイド33は鉛直端壁33Aと、中央部33Bと、端部から構成されている。なお、ガイド33には凹部(不図示)が形成されており、凹部の幅と深さは、それぞれゴム板15の幅と厚さに等しく、ゴム板15がガイドの凹部に入り込むと、ガイド33の凹部以外の金庫部420側の面とゴム板15の金庫部420側の面が面一になる。
【0039】
ガイド33の鉛直な平面を形成している鉛直端壁33Aに、曲面形状の中央部33Bが接続されており、中央部33Bはギャップローラ14の回転中心線方向から見ると、ギャップローラ14の外周面にほぼ沿うように形成されている。すなわち、曲面形状の中央部33Bの半径はギャップローラ14の外周面の半径にほぼ等しい。中央部33Bの先に、水平面よりわずかに上側に傾いた、ガイド33の平面形状の端部が接続されている。
【0040】
ゴム板15が繰出方向に押されて撓むと、ガイド33の凹部の鉛直端壁33A及び中央部33Bに対応する部分の一部に密着して巻き付くように入り込む。凹部の鉛直端壁33Aに対応した部分に密着したゴム板15の部分は、前述のように繰出側端壁30の延長の壁面を形成し、凹部の中央部33Bに対応した部分に密着して入り込み巻き付いたゴム板の15金庫部420側表面部分は、図中ギャップローラの外周部に沿っている。ゴム板15の長さは、他端がフィードローラ13に接触し、最下点から±約20度の範囲でフィードローラ13に接触可能なように設定されている。
【0041】
次に、さらに図2を参照して、紙幣繰出機構11の作用について、千円金庫400を例に取り説明する。五千円金庫500の紙幣繰出機構11の作用は千円金庫400の場合と同様である。
【0042】
千円金庫400(図1参照)の金庫部420に集積された千円札が、金庫部420から繰り出される直前には千円札は後述の札落し板433に接触している。千円札が札落し板433に接触するまでの課程は後述する。タイミングローラ12が千円札を繰り出すために回転すると、札落し板433の開口部433Aから突き出した外周部17が一枚目の千円札の表面に接触し、外周部17と接触部に働く摩擦力により一枚目の千円札が繰出方向に繰り出される。二枚目の千円札も一枚目と二枚目の間に働く摩擦力により繰出方向に移動する。同様に三枚目以降の千円札も、上の千円札より働く摩擦力に起因する繰出力により繰出方向に移動する。
【0043】
よって、積層された千円札のうち最上層から数層目までの千円札は繰出方向に移動しゴム板15にぶつかり、ゴム板15は繰出方向に撓みガイド33に当接する。ゴム板15が撓む課程において、一枚目の千円札はフィードローラ13に接触し、フィードローラ13によっても繰り出される。一枚目の千円札がフィードローラ13に接した後、さらにわずかに繰り出されると当該千円札はタイミングローラ12から離れ、フィードローラ13によってのみ繰り出される。
【0044】
フィードローラ13から一枚目の千円札へ作用する押付力をFp、繰出力をFfとする。また、千円札間の摩擦係数をμ、千円札とゴム板15との摩擦係数をμ’とする(μ<μ’)。一枚目の千円札の繰出方向には、フィードローラ13からの繰出力が作用する。ここで、フィードローラ13と千円札との間の摩擦係数は、千円札同士の摩擦係数よりはるかに大きく構成されているので、一枚目の千円札は繰り出される。
【0045】
一枚目の千円札から二枚目の千円札へ繰出方向に作用する、千円札同士の摩擦による繰出方向の力はμFpであり、二枚目の千円札が繰り出されていない場合は、μFpは、二枚目の千円札とゴム板15との間に摩擦により発生する反繰出方向の抵抗力と釣り合っている。二枚目の千円札とゴム板15との間で摩擦により発生する反繰出方向の最大の抵抗力はμ’Fpであり、 これらの力を比較すると μFp<μ’Fp である。
【0046】
よって二枚目の千円札は繰り出されることはなく、一枚目の千円札のみ繰り出される。一枚目の千円札が所定の距離繰り出されれば、フィードローラ13が一枚目の千円札に接していても、一枚目の千円札は下流側の第4の搬送部700(図1参照)によって、搬送される。
上記、千円札とゴム板15同士との摩擦係数とあるが、ゴム板15の表面処理をして摩擦係数を変えた場合には、これは処理後の摩擦係数をいう。
【0047】
一枚目であった千円札の繰り出し後、フィードローラ13は逆転する(図中時計方向に回転)。このときゴム板15はフィードローラ13の外周部に加工された溝22によって、鉛直位置からさらに約20度回転した位置まで戻されて反繰出方向に撓ませられる。よって、積層された千円札はギャップローラ14から離れた位置に戻される。よって、新しく一枚目となった千円札は、次に間隔をおいて前述と同様に繰り出される。よって、千円札は確実に一枚ずつ繰り出される。
【0048】
次に図1を参照して、前述の紙幣繰出機構11を用いた紙幣処理装置1の構成及び作用を簡単に説明する。紙幣処理装置1は紙幣が挿入される挿入口70、及び挿入された紙幣の真贋等、及び紙幣の種類を識別し、受け入れ可能な紙幣のみ通過させ、受け入れ不可の紙幣は逆送して返却する紙幣識別装置100を備える。受け入れられた紙幣は第1の搬送部200で搬送され、第1の振り分け部220で千円札のみが振り分けられ千円金庫400に搬送される。他の紙幣は第1の振り分け部220をそのまま通過し、第2の搬送部240によって、第2の振り分け部320に搬送される。
【0049】
第2の振り分け部320で五千円札が振り分けられて五千円金庫500に搬送される。一万円札は第2の振り分け部320をそのまま通過し、第3の搬送部260によって搬送され、第3の振り分け部340で振り分けられて一万円金庫600に搬送される。
【0050】
千円金庫400に搬入された千円札は金庫部420の各々の外側壁422(図4参照)近傍に配置された2本の支持材431の上で保留され支持される。このとき支持材431は最下位置にあり、図示しないコイルバネによって上に付勢されている載置台432上に、すでに収納されて集積されている千円札を載置台432とともに下へ押し、前述の載置台432への付勢力に対抗している。
【0051】
この後、千円札を収納するときは、支持材431が上昇し、支持材431上の千円は、札落し板433に当接し、当該千円はこれ以上上昇できない。一方、支持材431はさらに上昇するので、千円札は徐々に支持材431から脱落し、載置台432上にすでに収納済みの千円札の上に重ねて載置される。その後最上位置に達した支持材431は下降し新しく載置された千円札に当接し、前述のコイルバネの付勢力に打ち勝って、千円札とこれを載置する載置台432を下に押し、最下位置に達する。このとき、支持材431はその上に再度空間を確保し新たに搬入される千円札を受け入れて支持する用意が整う。
【0052】
五千円金庫500に搬入された五千円札も、千円金庫400の場合と同様の態様で五千円金庫500に収納される。
【0053】
一万円金庫600に搬入された一万円札は、一万円金庫600の各々の側壁面(図示せず)近傍に配置された2本の固定されている支持材631の上で保留され支持される。支持材631は、図示しないコイルバネによって上に付勢されている載置台621上に、すでに収納されて集積されている一万円札を載置台621とともに下へ押し、前述の付勢力に対抗している。
【0054】
取引が開始され一万円札を収納するときは、札落し板641が下降し、支持材631上の一万円札に当接し、さらにこの支持材631上の一万円札を下に押して支持材631から脱落させる。この脱落した一万円札は載置台621上にすでに集積されている一万円札の上に重なる。札落し板641は、載置台621を一万円札と共にさらに下に押し、最下位置に達した後、再び上昇し元の支持材631の上の最上位置に達した後静止する。支持材631の上に空間が確保され、新たな一万円札をその上に保留する準備が整う。
【0055】
取引が開始されて釣札の払い出しが必要なときは、収納されている千円札、五千円札のうち必要な千円札、五千円札を五千円札、千円札の順序でそれぞれ紙幣繰出機構11で繰り出し、第4の搬送部700によって一万円金庫600へ搬送する。一万円金庫600に搬送された五千円札、千円札は支持材631上で保留され、一括返却手段800によって、一括して返却口810へ返却される。
【0056】
紙幣挿入後、取引が開始されず取り消された場合は、この時点で千円札は支持材431上に、五千円札は支持材531上に、一万円札は支持材631上に保留されている。五千円札、千円札は一旦収納された後、五千円札、千円札の順序でそれぞれ紙幣繰出機構11で繰り出され、第4の搬送部700によって一万円金庫600へ搬送される。一万円金庫600に搬送された五千円札、千円札は支持材631上で一万円札の上に重ねて保留され、一括返却手段800によって、一括して返却口810へ返却される。
【0057】
本紙幣処理装置1は、千円札、五千円札を一枚ずつ確実に繰り出す紙幣繰出機構11を備えているので、釣札の払い出しの必要がある場合、取引の中止がある場合、一万円金庫600に確実に一枚ずつ搬送することができ、スムーズな紙幣処理が可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上のように本発明の紙葉類繰出機構によれば、シート状の可撓片を設けたので、紙葉類を確実に一枚ずつ繰り出すことが可能となる。また、この紙葉類繰出機構を備えた紙葉類処理装置は、紙葉類をスムーズに処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙幣繰出機構を用いた紙幣処理装置の模式的側面断面図である。
【図2】本発明の紙幣繰出機構の紙幣を繰り出す直前の模式的側面断面図である。
【図3】図2の紙幣繰出機構の紙幣を繰り出した直後の模式的側面断面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】従来の紙幣繰出機構の紙幣を繰り出す直前の模式的側面断面図である。
【図7】図6の紙幣繰出機構の紙幣を繰り出した直後の模式的側面断面図である。
【符号の説明】
1 紙幣処理装置
11 紙幣繰出機構
12 タイミングローラ
13 フィードローラ
13A 小ローラ
14 ギャップローラ
14A 小ローラ
15 ゴム板
16 基礎円部
17 外周部
18 軸
19 面取部
20 ギヤ
21 軸
22 溝
23 ギヤ
24 プーリ
25 平ベルト
26 駆動モータ
26A 出力軸
27 プーリ
28 中間ギヤ
28A 大ギヤ
28B 小ギヤ
29 軸
30 繰出側端壁
33 ガイド
33A 鉛直端壁
33B 中央部
70 挿入口
100 紙幣識別装置
200 第1の搬送部
220 第1の振り分け部
240 第2の搬送部
260 第3の搬送部
320 第2の振り分け部
340 第3の振り分け部
400 千円金庫
420 金庫部
421 内側壁
422 外側壁
431 支持材
432 載置台
433 札落し板
433A 開口部
500 五千円金庫
531 支持材
532 載置台
600 一万円金庫
621 載置台
631 支持材
641 札落し板
700 第4の搬送部
800 一括返却手段
810 返却口

Claims (5)

  1. 載置面上に積層された紙葉類を間欠的に繰り出すタイミングローラと;
    前記タイミングローラで繰り出された紙葉類をさらに繰り出すフィードローラと;
    前記フィードローラで繰り出される紙葉類を規制するギャップローラであって、前記フィードローラの回転中心線とほぼ平行な回転中心線を中心に回転し、前記ギャップローラの外周面と前記フィードローラの外周面とが所定のギャップを有して配設されたギャップローラと;
    前記フィードローラの回転中心線を通り前記載置面にほぼ直角な平面内または前記平面の近傍に一端が固定され、自由な他端が前記フィードローラに接触可能に配設されたシート状の可撓片と;
    前記可撓片を案内する、前記ギャップローラの側面に隣接して設けられた、前記ギャップローラの外周面の半径とほぼ等しい半径の外周面を含むガイドとを備えることを特徴とする;
    紙葉類繰出機構。
  2. 載置面上に積層された紙葉類を間欠的に繰り出すタイミングローラと;
    前記タイミングローラで繰り出された紙葉類をさらに繰り出すフィードローラと;
    前記フィードローラで繰り出される紙葉類を規制するギャップローラであって、前記フィードローラの回転中心線とほぼ平行な回転中心線を中心に回転し、前記ギャップローラの外周面と前記フィードローラの外周面とが所定のギャップを有して配設されたギャップローラと;
    前記フィードローラの回転中心線を通り前記載置面にほぼ直角な平面内または前記平面の近傍に一端が固定され、自由な他端が前記フィードローラに接触可能に配設されたシート状の可撓片とを備え;
    前記可撓片は、繰り出すべき紙葉類と該可撓片との摩擦係数が、該紙葉類同士の摩擦係数よりも大きい材料で形成されていることを特徴とする;
    紙葉類繰出機構。
  3. 載置面上に積層された紙葉類を間欠的に繰り出すタイミングローラと;
    前記タイミングローラで繰り出された紙葉類をさらに繰り出すフィードローラと;
    前記フィードローラで繰り出される紙葉類を規制するギャップローラであって、前記フィードローラの回転中心線とほぼ平行な回転中心線を中心に回転し、前記ギャップローラの外周面と前記フィードローラの外周面とが所定のギャップを有して配設されたギャップローラと;
    前記フィードローラの回転中心線を通り前記載置面にほぼ直角な平面内または前記平面の近傍に一端が固定され、自由な他端が前記フィードローラに接触可能に配設されたシート状の可撓片とを備え;
    前記フィードローラは、外周面に前記フィードローラの回転軸線にほぼ平行に形成されたローレットを有することを特徴とする;
    紙葉類繰出機構。
  4. 水平な載置面上に積層された紙葉類を間欠的に繰り出すタイミングローラと;
    前記タイミングローラで繰り出された紙葉類のうち最上層にある一枚目の紙葉類をさらに繰り出すフィードローラと;
    前記フィードローラで繰り出される紙葉類を規制するギャップローラであって、前記フィードローラの回転中心線とほぼ平行な回転中心線を中心に回転し、前記ギャップローラの外周面と前記フィードローラの外周面とが所定のギャップを有して配設されたギャップローラと;
    前記フィードローラの回転中心線を通り前記載置面にほぼ直角な平面内または前記平面の近傍に一端が固定され、自由な他端が前記フィードローラに接触可能に配設されたシート状の可撓片とを備え;
    前記フィードローラは前記一枚目の紙葉類の繰出後に逆転し、二枚目以降の前記積層された紙葉類を前記ギャップローラから離れた位置に戻し、前記逆転により、前記可撓片を鉛直位置からさらに回転した位置まで戻し反繰出方向に撓ませることを特徴とする;
    紙葉類繰出機構。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の紙葉類繰出機構と;
    前記紙葉類繰出機構で繰り出された紙幣を搬送する搬送機構とを備える;
    紙葉類処理装置。
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