JP4678660B2 - フォークリフト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラックの荷台に荷物を積込みする等の荷役作業を行うフォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
フォークリフトで複数種類の荷物をトラックの荷台に積込みする場合には、フォークリフトのオペレータが荷物保管場所等から積込みする荷物を選別して積込み場所まで運搬して荷揃えしている。
例えば、管理者があらかじめ判っているトラックの荷台に積込みする荷物の種類と個数(つまり、荷揃え情報)を伝票に記入し、フォークリフトのオペレータがその伝票を受け取って前述のように荷揃えしている。
このために、伝票のやり取りが面倒で荷役作業の効率を低下する要因の一つとなっている。
【0003】
このことを解消するために近年、コンピュータと端末器を用いたコンピュータ管理システムが提案されている。
例えば、管理室にコンピュータを設置し、フォークリフトに端末器を取付け、管理者がコンピュータを操作することで前述の荷揃え情報を端末器に送る。
フォークリフトのオペレータは端末器の画面を見ることで荷揃え情報を知り、それに基づき前述の荷揃え作業を行う。
【0004】
前述のコンピュータ管理システムによれば、面倒な伝票のやり取りが不要であるから荷役作業効率を向上することができる。
しかも、1日に荷役した荷物の数等の荷役作業の管理をコンピュータを用いて容易に行うことも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述のコンピュータ管理システムを行うにはフォークリフトに端末器を取付ける必要がある。
一方、従来のフォークリフトの車体は端末器の取付けを全く考慮しておらず、車体前部に端末器の取付けスペースがなく、無理に端末器を車体前部に取付けると、その端末器が前方視界の妨げとなり、荷役作業がやりずらくなる。
このことから、従来のフォークリフトに端末器を取付けるにはキャノピに吊り下げるように取付けている。
【0006】
このために、端末器が運転席に座ったオペレータよりも上方に位置し、運転席に座ったオペレータが端末器を見上げることになり、オペレータが端末器を見ずらい。
また、荷揃え完了したらオペレータが端末器を操作して荷揃え完了信号をコンピュータに送信することがあり、この場合にはオペレータが立ち上がって端末器を操作しなければならず、操作しずらい。
【0007】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにしたフォークリフトを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、運転席4よりも前方寄りにハンドル8を有する車体1と、
この車体1の前部に取付けたマスト装置11と、
前記車体1の運転席4よりも前方でハンドル8よりも低い位置に取り付けたパネル体7を備え、
該パネル体7は、略水平で平坦な中央部24と、この中央部24の前縁部に設けた中空形状の前立上り部25と、前記中央部24の左縁部に設けた中空形状の左立上り部26と、前記中央部24の右縁部に設けた中空形状の右立上り部27により前後寸法が短く、左右寸法が長い幅狭で長尺な平面略矩形状で、
前記前立上り部25に計器盤32が、前記運転席4に向けて取り付けられ、
前記右立上り部27の内側面27aに中空部に開口した開口部43を形成し、該右立上り部27の中空部内にコンピュータの端末器40を、前記開口部43から目視及び操作可能に取り付けたことを特徴とするフォークリフトである。
【0010】
【作用】
本発明によれば、運転席4に座ったオペレータが前方を目視しながら端末器40を容易に見ることができると共に、座ったままの姿勢で端末器40を操作できる。
しかも、端末器40はハンドル8よりも低い位置に取付けてあるから、運転席4に座ったオペレータの前方視界を阻害しない。
【0011】
また、パネル体7の右立上り部27の中空部に端末器40が取付けてあり、内側面27aの開口部43から目視するので、端末器40全体が露出することがなく見栄えが良い。
しかも、パネル体7に取付けた計器盤32を見ながら端末器40を見ることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、車体1は前輪2と後輪3を備えている。
前記車体1の前後方向中間部に運転席4が取付けてあると共に、キャノピ5が取付けてある。
前記車体1の運転席4よりも前方寄りに前フレーム部6が設けてあり、この前フレーム部6の上部にパネル体7が取付けてある。
前記パネル体7の左右中間部にハンドル8、左右一側部に作業機レバー9、左右他側部にサイドブレーキレバー10が位置している。
前記車体1の前部にマスト装置11がチルトシリンダ12で前後傾動自在に取付けてある。
このマスト装置11は図示しないリフトシリンダ等で昇降するフォークリフト爪13を備えている。
前記パネル体7はハンドル8よりも低く、運転席4に座ったオペレータの前方視界を阻害しないようにしてあり、フォーク爪13を目視し易いようにしてある。
【0013】
前記パネル体7は図2に示すように、前面20、左側面21、右側面22、後面23で囲まれ、所定の厚さを有すると共に、前面20と後面23との間の寸法が短かく、左側面21と右側面22との間の寸法が長い、幅狭で長尺な平面略短形状である。
前記前面20寄り部分20a、左側面21寄り部分21a、右側面22寄り部分22aは中空形状で上下寸法が大きく、それ以外の部分は上下方向が小さく、略水平で平坦な中央部24の前縁部に前立上り部25、左縁部に左立上り部26、右縁部に右立上り部27を有する。これら各立上り部は中空形状である。
【0014】
前記中央部24にはハンドル軸28が挿通する孔29とサイドブレーキレバー10が挿通する切欠部30がそれぞれ形成してある。
前記中央部24と前面20寄り部分20aとに連続して作業機レバー9が挿通する2つの孔31が形成してある。
前記前立上り部25に計器盤32が取付けてあり、この計器盤32には速度表示部33、燃料計34、エンジン冷却水の温度計35等が設けてある。
これらの速度計33、燃料計34、温度計35等は中空部内に突出し、それらの表面は前立上り部25の内側面25aと略面一としてある。
【0015】
前記右側面22寄り部分22aの中空部にコンピュータの端末器40が取付けてある。
例えば、図3に示すように、右側面22寄り部分22aの外側面(右側面22)に取付用の開口部41が形成してあり、この開口部41から端末器40を中空部42内に入れて右立上り部27の内側面27aに形成した開口部43の周縁にねじ44で取付け、端末器40を運転席4に向ける。
前記取付用の開口部41はカバー45で閉じられる。
端末器40は、例えばタッチパネル式のパソコンで、右立上り部27の内側面27aに形成した開口部43から目視及び操作可能である。
【0016】
このようであるから、オペレータは運転席4に座った姿勢のままで前方を見ることで端末器40を容易に見ることができると共に、端末器40を容易に操作できる。
また、パネル体7の中空部42に端末器40が取付けてあり、その端末器40がパネル体7よりも上方に突出しないから、オペレータの前方視界を阻害しない。
【0017】
前記パネル体7は計器盤取付用のパネル体と端末器取付用のパネル体に分割しても良い。
また、サイドブレーキレバー10、作業機レバー9はパネル体7とは離れた位置、例えば運転席4の側方に取付けても良い。
【0018】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、運転席4に座ったオペレータが前方を目視しながら端末器40を容易に見ることができると共に、座ったままの姿勢で端末器40を操作できる。
しかも、端末器40はハンドル8よりも低い位置に取付けてあるから、運転席4に座ったオペレータの前方視界を阻害しない。
【0019】
また、パネル体7の右立上り部27の中空部に端末器40が取付けてあり、内側面27aの開口部43から目視するので、端末器40全体が露出することがなく見栄えが良い。
しかも、パネル体7に取付けた計器盤32を見ながら端末器40を見ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォークリフトの斜視図である。
【図2】パネル体の斜視図である。
【図3】端末器取付部の断面図である。
【符号の説明】
1…車体、4…運転席、7…パネル体、8…ハンドル、11…マスト装置、40…端末器、42…中空部、43…開口部。
Claims (1)
- 運転席4よりも前方寄りにハンドル8を有する車体1と、
この車体1の前部に取付けたマスト装置11と、
前記車体1の運転席4よりも前方でハンドル8よりも低い位置に取り付けたパネル体7を備え、
該パネル体7は、略水平で平坦な中央部24と、この中央部24の前縁部に設けた中空形状の前立上り部25と、前記中央部24の左縁部に設けた中空形状の左立上り部26と、前記中央部24の右縁部に設けた中空形状の右立上り部27により前後寸法が短く、左右寸法が長い幅狭で長尺な平面略矩形状で、
前記前立上り部25に計器盤32が、前記運転席4に向けて取り付けられ、
前記右立上り部27の内側面27aに中空部に開口した開口部43を形成し、該右立上り部27の中空部内にコンピュータの端末器40を、前記開口部43から目視及び操作可能に取り付けたことを特徴とするフォークリフト。
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JP2000314828A JP4678660B2 (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | フォークリフト |
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JP2002120994A JP2002120994A (ja) | 2002-04-23 |
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CN113557206A (zh) * | 2019-03-01 | 2021-10-26 | 三菱物捷仕株式会社 | 装卸车辆 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6265361U (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | ||
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JPH07277695A (ja) * | 1994-04-04 | 1995-10-24 | Nippon Yusoki Co Ltd | 無線lanシステム用フォークリフト端末装置 |
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2000
- 2000-10-16 JP JP2000314828A patent/JP4678660B2/ja not_active Expired - Fee Related
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