JPH0948286A - 産業車両の車体構造 - Google Patents
産業車両の車体構造Info
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- JPH0948286A JPH0948286A JP7203398A JP20339895A JPH0948286A JP H0948286 A JPH0948286 A JP H0948286A JP 7203398 A JP7203398 A JP 7203398A JP 20339895 A JP20339895 A JP 20339895A JP H0948286 A JPH0948286 A JP H0948286A
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- Japan
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- ribs
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長尺ステップを備えた産業車両において、ス
テップの補強を図ることに加えて、ステップ上面をステ
ップ以外に活用できるようにする。 【解決手段】 車体両側部の前後のフェンダ5,6間に
上面をステップとするタンク2が設置され、また前後の
フェンダ5,6間の下部側にはタンク2よりも下方でか
つタンク2の外側面よりも外側に乗降用のステップ7が
架設されている産業車両の車体構造において、ステップ
7の前後方向の上面略中程に2枚の縦向きプレート状の
リブ9を所定間隔を置いて対向状に配置するとともにス
テップ7の上面とタンク2の外側面及び底面に溶接にて
接合することによりステップ7を補強する。また、リブ
9相互にて仕切られるステップ上面に工具箱10を設置
するとともに、該工具箱10上面の開閉自在な蓋板10
aをステップ7とタンク2上面間の中間ステップとし
た。
テップの補強を図ることに加えて、ステップ上面をステ
ップ以外に活用できるようにする。 【解決手段】 車体両側部の前後のフェンダ5,6間に
上面をステップとするタンク2が設置され、また前後の
フェンダ5,6間の下部側にはタンク2よりも下方でか
つタンク2の外側面よりも外側に乗降用のステップ7が
架設されている産業車両の車体構造において、ステップ
7の前後方向の上面略中程に2枚の縦向きプレート状の
リブ9を所定間隔を置いて対向状に配置するとともにス
テップ7の上面とタンク2の外側面及び底面に溶接にて
接合することによりステップ7を補強する。また、リブ
9相互にて仕切られるステップ上面に工具箱10を設置
するとともに、該工具箱10上面の開閉自在な蓋板10
aをステップ7とタンク2上面間の中間ステップとし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトや
ショベルローダのような産業車両の車体構造、特に車体
側部に長尺ステップを有する大型車両の外回り構造に関
する。
ショベルローダのような産業車両の車体構造、特に車体
側部に長尺ステップを有する大型車両の外回り構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来一般の大型フォークリフトでは、図
7及び図8に示すように、車体両側部における前後のフ
ェンダ21,22間には、車体フレーム23を利用して
断面略矩形の燃料用又は作動油用のタンク24が形成さ
れ、またタンク24よりも下方において、前後のフェン
ダ21,22間には、タンク24の外側面よりも外側位
置に断面略L字形のプレートからなる乗降用のステップ
25が架設されている。そして、このステップ25と、
タンク24の上面を利用してキャビン26に乗降できる
ようになっている。
7及び図8に示すように、車体両側部における前後のフ
ェンダ21,22間には、車体フレーム23を利用して
断面略矩形の燃料用又は作動油用のタンク24が形成さ
れ、またタンク24よりも下方において、前後のフェン
ダ21,22間には、タンク24の外側面よりも外側位
置に断面略L字形のプレートからなる乗降用のステップ
25が架設されている。そして、このステップ25と、
タンク24の上面を利用してキャビン26に乗降できる
ようになっている。
【0003】また、フォークリフトの場合、車体後部側
のエンジンルームにエンジンや変速機或いはラジエータ
等が搭載され、これらは開閉自在なエンジンフード27
及びラジエータカバー(図示省略)によって覆われてい
る。そして、最大積載荷重が15トンを越えるような大
型フォークリフトの場合、車体上面までの地上高さが約
1500mm程度はあることから、始業点検や保守点検
等のサービス作業は車体上(タンク上面)に乗り込んで
行っている。
のエンジンルームにエンジンや変速機或いはラジエータ
等が搭載され、これらは開閉自在なエンジンフード27
及びラジエータカバー(図示省略)によって覆われてい
る。そして、最大積載荷重が15トンを越えるような大
型フォークリフトの場合、車体上面までの地上高さが約
1500mm程度はあることから、始業点検や保守点検
等のサービス作業は車体上(タンク上面)に乗り込んで
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大型フォー
クリフトの場合、ホイールベースが大きく、それに伴い
ステップ25も前後方向に長い長尺タイプとなってい
る。ところが、従来はステップ25の前後端をフェンダ
21,22に溶接により接合しているだけであることか
ら、ステップ25に乗り込んだときに撓み感があり、不
快感を覚えるという不具合があった。なお、ステップ2
5の撓み感は板厚を大きくしたりリブ等で補強したりす
ることによって解消することが可能ではあるが、しかし
ながら、それらはただ単にステップ25の強度を上げる
という補強的対策の域に止まるものである。
クリフトの場合、ホイールベースが大きく、それに伴い
ステップ25も前後方向に長い長尺タイプとなってい
る。ところが、従来はステップ25の前後端をフェンダ
21,22に溶接により接合しているだけであることか
ら、ステップ25に乗り込んだときに撓み感があり、不
快感を覚えるという不具合があった。なお、ステップ2
5の撓み感は板厚を大きくしたりリブ等で補強したりす
ることによって解消することが可能ではあるが、しかし
ながら、それらはただ単にステップ25の強度を上げる
という補強的対策の域に止まるものである。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、産業車両の車体
構造において、ステップの補強を図ることに加えて、そ
の補強構造を利用してステップ上面をステップ以外の用
途に活用できるようにすることにある。
ものであり、その目的とするところは、産業車両の車体
構造において、ステップの補強を図ることに加えて、そ
の補強構造を利用してステップ上面をステップ以外の用
途に活用できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じている。即ち、請求項1
の発明は、車体両側部の前後のフェンダ間に、タンク
と、そのタンクよりも下方でかつタンク外側面よりも外
側に乗降用のステップが配置されている産業車両の車体
構造において、前記ステップの前後方向の上面に複数の
プレート状のリブを所定間隔を置いて対向状に配置する
とともに、そのリブを前記ステップの上面と前記タンク
の外側面及び/又は底面とに接合し、そのステップ上面
とリブ相互間に形成されるスペースを物入れ又は機器の
搭載スペースとなし、同スペースに物入れ用の収納箱又
は搭載機器を覆うためのフードを設置したことを特徴と
する。
に、本発明は以下の手段を講じている。即ち、請求項1
の発明は、車体両側部の前後のフェンダ間に、タンク
と、そのタンクよりも下方でかつタンク外側面よりも外
側に乗降用のステップが配置されている産業車両の車体
構造において、前記ステップの前後方向の上面に複数の
プレート状のリブを所定間隔を置いて対向状に配置する
とともに、そのリブを前記ステップの上面と前記タンク
の外側面及び/又は底面とに接合し、そのステップ上面
とリブ相互間に形成されるスペースを物入れ又は機器の
搭載スペースとなし、同スペースに物入れ用の収納箱又
は搭載機器を覆うためのフードを設置したことを特徴と
する。
【0007】上記構成によれば、タンクとステップとを
つなぐリブによってステップの板厚方向に関して補強さ
れるため、ステップ上に乗り込んだときの撓み感を解消
することが可能となり、しかもステップはその上面の一
部を物入れの収納スペースとして又は機器の搭載スペー
スとして活用することができる。
つなぐリブによってステップの板厚方向に関して補強さ
れるため、ステップ上に乗り込んだときの撓み感を解消
することが可能となり、しかもステップはその上面の一
部を物入れの収納スペースとして又は機器の搭載スペー
スとして活用することができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の産業車
両の車体構造において、前記搭載スペースに設置される
収納箱又は機器カバーが、前記ステップよりも上段のス
テップとして使用可能な平坦な上面を備えていることを
特徴とする。このような構成を採用したときは、乗降性
を高めることが可能となる。
両の車体構造において、前記搭載スペースに設置される
収納箱又は機器カバーが、前記ステップよりも上段のス
テップとして使用可能な平坦な上面を備えていることを
特徴とする。このような構成を採用したときは、乗降性
を高めることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図4に基づいて説明する。図1は産業車両、詳しくは大
型フォークリフトの車体構造を示す側面図、図2は要部
斜視図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図1のB
−B線断面図である。フォークリフトは車体1の右側と
左側の側面に、上面をステップ面とする燃料用と作動油
用のタンク2を備えている。タンク2はフレーム一体型
であり、図3に示すように、前後方向に延在される縦向
きの車体フレーム3と、該車体フレーム3の外側に配置
されて前後方向に延在する断面略コ字形のサイドフレー
ム4と、該サイドフレーム4の前後に配置されるフェン
ダ5,6とから構成され、それら各部材はその当接面が
溶接により互いに接合されている。
図4に基づいて説明する。図1は産業車両、詳しくは大
型フォークリフトの車体構造を示す側面図、図2は要部
斜視図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図1のB
−B線断面図である。フォークリフトは車体1の右側と
左側の側面に、上面をステップ面とする燃料用と作動油
用のタンク2を備えている。タンク2はフレーム一体型
であり、図3に示すように、前後方向に延在される縦向
きの車体フレーム3と、該車体フレーム3の外側に配置
されて前後方向に延在する断面略コ字形のサイドフレー
ム4と、該サイドフレーム4の前後に配置されるフェン
ダ5,6とから構成され、それら各部材はその当接面が
溶接により互いに接合されている。
【0010】また、車体1の両側面には前記タンク2よ
りも下方位置でかつタンク2外側面よりも外側位置にス
テップ7が配設されている。このステップ7は断面略L
字形のプレートからなり、その前後端面が前記前後のフ
ェンダ5,6に対して溶接により接合されている。従っ
て、オペレータはこのステップ7及びタンク2上面を利
用してキャビン8に乗降したりエンジンルームのサービ
ス作業を行うために車体1の後部上面に乗降することが
できる。なお、図1において13はエンジンフードを示
し、14はカウンタウェイトを示す。
りも下方位置でかつタンク2外側面よりも外側位置にス
テップ7が配設されている。このステップ7は断面略L
字形のプレートからなり、その前後端面が前記前後のフ
ェンダ5,6に対して溶接により接合されている。従っ
て、オペレータはこのステップ7及びタンク2上面を利
用してキャビン8に乗降したりエンジンルームのサービ
ス作業を行うために車体1の後部上面に乗降することが
できる。なお、図1において13はエンジンフードを示
し、14はカウンタウェイトを示す。
【0011】上述のような車体構造において、ステップ
7上には前後方向の略中間位置に縦向きプレートからな
る複数(本実施例では2枚の場合を示す)のリブ9が所
定間隔を置いて対向状に配置されている。それらリブ9
はステップ7とタンク2との間に掛け渡し状に設置さ
れ、その端面がステップ7の上面とタンク2の外側面及
び底面に対してそれぞれ溶接(又はボルト・ナットによ
る締結)により接合されている。かくして、ステップ7
上面には対向する前後のリブ9によりスペースが形成さ
れるため、このスペースに物入れ用の収納箱、例えば工
具箱10が設置されている。
7上には前後方向の略中間位置に縦向きプレートからな
る複数(本実施例では2枚の場合を示す)のリブ9が所
定間隔を置いて対向状に配置されている。それらリブ9
はステップ7とタンク2との間に掛け渡し状に設置さ
れ、その端面がステップ7の上面とタンク2の外側面及
び底面に対してそれぞれ溶接(又はボルト・ナットによ
る締結)により接合されている。かくして、ステップ7
上面には対向する前後のリブ9によりスペースが形成さ
れるため、このスペースに物入れ用の収納箱、例えば工
具箱10が設置されている。
【0012】工具箱10は前記スペースに納まり得る長
方形に形成され、図4に示すように、その前後の側面部
が前記前後のリブ9に形成された適数個の取付孔9aを
利用してボルト11とナット12により着脱自在に取着
される。また、工具箱10はその上面に蝶番(図示省
略)を介して開閉自在に取り付けられた蓋板10aを有
し、この蓋板10aはその上面が平坦面に形成され、閉
じた状態では2段目のステップ、即ち、ステップ7とタ
ンク2上面間の中間ステップを構成する。
方形に形成され、図4に示すように、その前後の側面部
が前記前後のリブ9に形成された適数個の取付孔9aを
利用してボルト11とナット12により着脱自在に取着
される。また、工具箱10はその上面に蝶番(図示省
略)を介して開閉自在に取り付けられた蓋板10aを有
し、この蓋板10aはその上面が平坦面に形成され、閉
じた状態では2段目のステップ、即ち、ステップ7とタ
ンク2上面間の中間ステップを構成する。
【0013】上記のように、この実施の形態によれば、
長手方向の両端部を前後のフェンダ5,6に溶接等によ
り接合されるステップ7上面の長手方向の略中程に複数
のリブ9を設け、このリブ9をタンク2に接合して補強
する構成を採用したことにより、前後方向に長い長尺ス
テップ7の板厚方向に関する強度が高められ、該ステッ
プ7に乗り込んだときの撓み感を解消して不快感を取り
除くことができる。
長手方向の両端部を前後のフェンダ5,6に溶接等によ
り接合されるステップ7上面の長手方向の略中程に複数
のリブ9を設け、このリブ9をタンク2に接合して補強
する構成を採用したことにより、前後方向に長い長尺ス
テップ7の板厚方向に関する強度が高められ、該ステッ
プ7に乗り込んだときの撓み感を解消して不快感を取り
除くことができる。
【0014】また、リブ9は単なる補強部材としてのみ
ならず、ステップ7の上面を区画する部材として用い、
そのリブ9間に形成されるスペースに工具箱10を配置
したものであり、また工具箱10はその蓋板10aを下
段のステップ7と上段のタンク2上面間の中間ステップ
としても用いられるため、いままでただ単に広いだけで
あったステップ7の上面を有効に活用することができ
る。
ならず、ステップ7の上面を区画する部材として用い、
そのリブ9間に形成されるスペースに工具箱10を配置
したものであり、また工具箱10はその蓋板10aを下
段のステップ7と上段のタンク2上面間の中間ステップ
としても用いられるため、いままでただ単に広いだけで
あったステップ7の上面を有効に活用することができ
る。
【0015】また、この実施の形態では、リブ9間に設
置される工具箱10をリブ9に対して取付孔9aを利用
してボルト11とナット12により着脱自在としてある
ため、工具箱10に限らず、収納物を特定しない物入れ
箱に変更したり、又は箱類のほか、第2のバッテリやコ
ンデンサ或いは第2のエンジン等の機器類の搭載スペー
スとして利用してもよい。そして、機器類の搭載スペー
スとして利用する場合は、リブ9に中間ステップとして
も使用可能な強度を持たせた機器を覆うためのフードを
開閉自在又は着脱自在に取り付けることができる。
置される工具箱10をリブ9に対して取付孔9aを利用
してボルト11とナット12により着脱自在としてある
ため、工具箱10に限らず、収納物を特定しない物入れ
箱に変更したり、又は箱類のほか、第2のバッテリやコ
ンデンサ或いは第2のエンジン等の機器類の搭載スペー
スとして利用してもよい。そして、機器類の搭載スペー
スとして利用する場合は、リブ9に中間ステップとして
も使用可能な強度を持たせた機器を覆うためのフードを
開閉自在又は着脱自在に取り付けることができる。
【0016】図5及び図6には発明の他の実施の形態と
してバッテリ等の機器15を搭載した場合が示されてい
る。機器15を覆うためのフード16は略L字形に形成
されており、前後のリブ9上に覆い被さるように配置さ
れるとともに、その奥側の端部がリブ9にヒンジピン1
7により開閉自在に取り付けられる。この場合におい
て、リブ9にはフード16の装着を想定して予めヒンジ
ピン17取付用の孔を設けておくことが好ましい。
してバッテリ等の機器15を搭載した場合が示されてい
る。機器15を覆うためのフード16は略L字形に形成
されており、前後のリブ9上に覆い被さるように配置さ
れるとともに、その奥側の端部がリブ9にヒンジピン1
7により開閉自在に取り付けられる。この場合におい
て、リブ9にはフード16の装着を想定して予めヒンジ
ピン17取付用の孔を設けておくことが好ましい。
【0017】なお、リブ9間のスペースに配置される機
器15はそれを支持するための図示省略のトレイやブラ
ケット等を介してリブ9の取付孔9aを利用して取り付
けることが可能である。このように、リブ9に対して脱
着自在としたときは、設置すべき物品に関して多様なバ
リエーションを得ることができる。なお、リブ9間のス
ペースを機器類の搭載スペースとして利用するときは、
わざわざ車体上に乗り込むまでもなく地上でメンテナン
ス作業を行うことができ、便利である。
器15はそれを支持するための図示省略のトレイやブラ
ケット等を介してリブ9の取付孔9aを利用して取り付
けることが可能である。このように、リブ9に対して脱
着自在としたときは、設置すべき物品に関して多様なバ
リエーションを得ることができる。なお、リブ9間のス
ペースを機器類の搭載スペースとして利用するときは、
わざわざ車体上に乗り込むまでもなく地上でメンテナン
ス作業を行うことができ、便利である。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、車体側面に前後方向に延在する長尺ステップを
備えた産業車両において、前記ステップに複数のリブを
設けてその補強を実現した上で、その補強用のリブをス
テップ上面側に設定することによりリブ間に形成される
スペースを箱類の格納スペース又は機器の搭載スペース
として利用したことにより、ステップ上面を有効に活用
することができる。また、請求項2の発明によれば、前
記スペースに設置される箱の上面又は機器を覆うフード
上面をステップとして利用できるようにしたので、無理
のないステップ間隔が設定可能となり、乗降性が高めら
れる。
よれば、車体側面に前後方向に延在する長尺ステップを
備えた産業車両において、前記ステップに複数のリブを
設けてその補強を実現した上で、その補強用のリブをス
テップ上面側に設定することによりリブ間に形成される
スペースを箱類の格納スペース又は機器の搭載スペース
として利用したことにより、ステップ上面を有効に活用
することができる。また、請求項2の発明によれば、前
記スペースに設置される箱の上面又は機器を覆うフード
上面をステップとして利用できるようにしたので、無理
のないステップ間隔が設定可能となり、乗降性が高めら
れる。
【図1】本発明の実施の形態を示す大型フォークリフト
の概略側面図である。
の概略側面図である。
【図2】本発明の要部を示す斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】他の実施の形態を示す平面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】従来の大型フォークリフトの概略側面図であ
る。
る。
【図8】図7のD−D線断面図である。
1…車体 2…タンク 5,6…フェンダ 7…ステップ 9…リブ 10…工具箱 10a…蓋板 16…機器のフー
ド
ド
Claims (2)
- 【請求項1】 車体両側部の前後のフェンダ間に、タン
クと、そのタンクよりも下方でかつタンク外側面よりも
外側に乗降用のステップが配置されている産業車両の車
体構造において、前記ステップの前後方向の上面に複数
のプレート状のリブ9を所定間隔を置いて対向状に配置
するとともに、そのリブを前記ステップの上面と前記タ
ンクの外側面及び/又は底面とに接合し、そのステップ
上面とリブ相互間に形成されるスペースを物入れ又は機
器の搭載スペースとなし、同スペースに物入れ用の収納
箱又は搭載機器を覆うためのフードを設置した産業車両
の車体構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の産業車両の車体構造にお
いて、前記搭載スペースに設置される収納箱又はフード
が、その上面がステップとして使用可能な平坦面に形成
された産業車両の車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20339895A JP3591071B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 産業車両の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20339895A JP3591071B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 産業車両の車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0948286A true JPH0948286A (ja) | 1997-02-18 |
JP3591071B2 JP3591071B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=16473394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20339895A Expired - Fee Related JP3591071B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 産業車両の車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3591071B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998027283A1 (fr) * | 1996-12-17 | 1998-06-25 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Cylindre compresseur a pneumatiques |
KR20160051958A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-12 | 주식회사 두산 | 이동식 공구박스를 구비한 지게차 |
WO2016129707A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2016-08-18 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
WO2018122951A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP20339895A patent/JP3591071B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998027283A1 (fr) * | 1996-12-17 | 1998-06-25 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Cylindre compresseur a pneumatiques |
US6361246B1 (en) | 1996-12-17 | 2002-03-26 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Tired roller |
KR20160051958A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-12 | 주식회사 두산 | 이동식 공구박스를 구비한 지게차 |
WO2016129707A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2016-08-18 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
JPWO2016129707A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2018-12-06 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
WO2018122951A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3591071B2 (ja) | 2004-11-17 |
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