JP5066872B2 - カウンタバランス型荷役車両のフレーム構造 - Google Patents

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本発明は、フォークリフト等のカウンタバランス型荷役車両のフレーム構造に関する。
従来、産業車両としてのフォークリフトのフレーム構造として、特許文献1のフレーム構造が提案されている。特許文献1には、フロントメンバとしての前方プロテクタ部と、リヤメンバとしてのカウンタユニットと、これらの左右に設ける右メンバとしての右タンク部と、左メンバとしての左タンク部とを有し、これらの構成品をボルト等の着脱可能な締結具により固定するフレーム構造が開示されている。特許文献1におけるカウンタユニットは、フォークに荷を搭載した際に車体のリヤ部分が浮き上がってバランスを崩さないようにするためのウエイトと、リヤ部分の車体フレームを兼用した構成となっている。
特開平5−330458号公報
ところで、例えばフォークリフトにおいては、荷役能力、すなわちフォークに搭載可能な重量(例えば、1トン積み、2トン積みなど)に応じて、これらの重量の荷を搭載した時にバランスを崩さないように装備するウエイトの重量を代えた設計を行っている。これは、全ての車種に装備するウエイトの重さを最も荷役能力の高い車両に合わせて共通化すると、荷役能力の低い車両にとっては必要以上のウエイトを搭載することになり、車両重量増を招くとともに、コスト増に繋がってしまう。また、フォークリフトでは、その車両の荷役能力に応じて、車両の全長や全幅も異なっている。
このようなことから、特許文献1のようにリヤ部分の車体フレームとウエイトを一体化して構成すると、その構成品(カウンタユニット)は車種毎の専用品となる。このため、ユーザニーズに応えられるよう車種を増やして行くと、車種毎の荷役能力に応じて前記カウンタユニット(専用品)を製造・管理する必要があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、荷役能力の異なる荷役車両のフレーム構成部品の共通化を図り、部品の製造及び管理を容易にすることができるカウンタバランス型荷役車両のフレーム構造を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、カウンタバランス型荷役車両のフレーム構造において、車体を構成するフレームは、フロントフレームとリヤフレームとを有し、該リヤフレームは、リヤフレーム部とウエイト部からなり、前記フロントフレームをなすフロントフレーム部と、前記リヤフレーム部と前記ウエイト部は、別体の成形品であって、かつ、前記フロントフレーム部は鋼板製であるとともに前記リヤフレーム部及び前記ウエイト部はともに鋳物製であることを要旨とする。
これによれば、リヤフレーム部とウエイト部を別体としているので、荷役能力の相違によって搭載すべきウエイトの重量が異なる場合には、リヤフレーム部を共通部品として扱う一方で、ウエイト部の重量を変更することにより、リヤフレームを構成することができる。したがって、荷役能力の異なる車両のフレーム構成部品の共通化を図り、部品の製造及び管理を容易にすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカウンタバランス型荷役車両のフレーム構造において、前記リヤフレーム部には、エンジンを搭載する搭載部が形成されていることを要旨とする。これによれば、鋳物製のリヤフレーム部にエンジンを搭載するので、鋼板製の部品に対して重量の重いエンジンを搭載する場合に比して振動を運転者に伝え難くすることができる。したがって、車両の操作性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のカウンタバランス型荷役車両のフレーム構造において、前記リヤフレーム部には、前記ウエイト部を載置するために前記ウエイト部を係止し、位置決めする係止部が形成されており、前記リヤフレーム部と前記ウエイト部は、締結具により固定されることを要旨とする。
これによれば、リヤフレーム部とウエイト部の組み付け時には、ウエイト部をリヤフレーム部の係止部に係止して位置決めを行うことができる。したがって、リヤフレーム部とウエイト部を直接締結具によって締結固定する場合に比して、組み付け性を向上させることができる。すなわち、位置決めした上で締結固定するので、組み付けが容易である。
本発明によれば、荷役能力の異なる荷役車両のフレーム構成部品の共通化を図り、部品の製造及び管理を容易にすることができる。
以下、本発明をカウンタバランス型荷役車両の一種であるフォークリフトのフレーム構造に具体化した一実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。なお、本実施形態のフォークリフトは、走行用の駆動源となるモータと荷役用の駆動源となるエンジンの両方を搭載した車両(ハイブリッドフォークリフト)である。また、以下の説明において、「前」「後」「左」「右」「上」「下」は、フォークリフトの運転者が車両前方(前進方向)を向いた状態を基準とした場合の「前」「後」「左」「右」「上」「下」を示す。
図1に示すように、フォークリフト10の車体11の前側にはマスト12が装備されている。マスト12には荷役用アタッチメントとなるフォーク13がリフトブラケット14を介して昇降可能に装備され、リフトシリンダ15の伸縮作動によりフォーク13がリフトブラケット14とともに昇降される。車体11には4本の支柱16が立設され、前側の支柱16はヘッドガード17と一体に形成されている。支柱16及びヘッドガード17に囲まれた空間によって運転席18が構成されている。運転席18は、前側及び後側は透明な壁により、左右両側は開閉可能なドア19によりそれぞれ外部と区画されており、運転席18は、ドア19を介して開放可能なキャビンとして設けられている。
運転席18には、開閉可能に装着されたエンジンフード21上に座席(シート)20が設けられている。座席20には、その右方側に、作業者の腕を置くためのアームレスト22が装着されている。アームレスト22は、腕を置く部位が水平に配置される使用位置(例えば、図1の状態)と、腕を置く部位が後方に傾動される退避位置との間で回動(変位)するように構成されている。アームレスト22の前部には、リフトシリンダ15やティルトシリンダ等の荷役用アクチュエータを操作するための複数本の荷役用操作部23等が配設されている。荷役用操作部23は、レバー形式で構成され、フォーク昇降操作用のリフトレバーやマスト前後傾操作用のティルトレバーを含む。また、座席20の前方には、操舵用のハンドルHが設けられている。
車体11の前側下部には駆動輪(前輪)24が設けられているとともに、車体11の後側下部には操舵輪(後輪)25が設けられている。駆動輪24は、車軸26に装備された差動装置27及び図示しないギアを介して走行用モータ28により駆動される。また、操舵輪25は、ハンドルHの操作量に応じて操舵される。
車体11を構成する機台フレームFは、図2に示すように、フロントフレームをなすフロントフレーム部FFと、リヤフレームをなすリヤフレーム部RF及びウエイト部Wとを有している。図1において機台フレームFを構成する前記フレーム構成部品は、カバー部材で覆われており、一部が露出されている。そして、車体11に装備されるエンジン29、クラッチ30、モータジェネレータ(発電電動機)31及び油圧ポンプ33は、エンジンフード21で覆われて配置されるよう機台フレームFのリヤフレーム部RFに固定されている。エンジン29には、クラッチ30を介してモータジェネレータ31が連結されている。モータジェネレータ31は、エンジン29によって駆動されて発電を行い、バッテリ(二次電池)32に蓄電(充電)する発電モードと、バッテリ32から駆動電力を受けてモータとして油圧ポンプ33を駆動するモータモードとの間で適宜切り換え可能とされている。この切り換え制御は、いずれも図示しないインバータアッセンブリを介して制御装置の指令に基づいて行われるようになっている。
モータジェネレータ31が発電モードにある場合、エンジン29はモータジェネレータ31と油圧ポンプ33の駆動源となる。一方、モータジェネレータ31がモータモードにある場合には、エンジン29とモータジェネレータ31とが油圧ポンプ33の駆動源となる。但し、モータモードにおいてクラッチ30を切り、エンジン29ではなくモータジェネレータ31のみを油圧ポンプ33の駆動源とすることも可能である。クラッチ30の断接制御は、制御装置の制御信号によって行われる。すなわち、モータジェネレータ31は、モータモードにおいて油圧ポンプ33の駆動手段としてのモータとして機能する。
バッテリ32は、発電モードのモータジェネレータ31によって発電された電気を蓄電するとともに、フォークリフト10の走行動作や荷役動作のために、必要に応じて適宜駆動電力を供給する。バッテリ32への蓄電及びバッテリ32からの放電は、制御装置に接続されたインバータアッセンブリを介して制御される。
バッテリ32は、エンジンフード21より前側において運転席18のフロア下方に設けられたバッテリ収容部に収容されている。バッテリ収容部は、車体11の幅方向に延びるように設けられている。バッテリ32は、バッテリケース内に複数のバッテリセルが収容されて構成されている。バッテリ32には、例えば、ニッケル水素蓄電池が使用されている。
本実施形態のフォークリフト10は、走行用モータ28を駆動して走行し、荷役作業時にはモータジェネレータ31及びエンジン29で油圧ポンプ33を駆動する。モータ又はエンジン29の一方だけを備えたフォークリフトの場合は、最大負荷に対応した大型のモータ又はエンジンを搭載する必要がある。そして、常には低出力の状態でモータ又はエンジンを駆動することになり、効率が悪くなる。しかし、本実施形態のフォークリフト10の場合、走行用モータ28、モータジェネレータ31及びエンジン29は効率よく駆動する出力範囲で駆動されるため、燃費が向上するとともに、エンジンフォークリフトに比較してエンジン29の駆動時間が短くなるため、排気ガス(二酸化炭素やNOx)の排出量が少なくなる。
以下、本実施形態のフォークリフト10における機台フレームFの構成を図2〜図8にしたがって詳しく説明する。
機台フレームFを構成するフロントフレーム部FFと、リヤフレーム部RFと、ウエイト部Wは、別体の成形品とされており、フロントフレーム部FFに対してリヤフレーム部RFが着脱可能に締結固定されるとともに、リヤフレーム部RFに対してウエイト部Wが着脱可能に締結固定される。フロントフレーム部FFは、複数の厚板(鋼板)を溶接で一体化して構成されている。具体的には、フロントフレーム部FFは、車両の左右に配置されるとともに駆動輪のタイヤハウス35aを形成した一対のサイドボード35と、各サイドボード35の前部に配置されるフロントボード36と、底部を形成する底ボード37とを、上方及び後部が開口するよう有底箱状に繋ぎ合わせて構成されている。そして、各サイドボード35の後部には、リヤフレーム部RFを締結固定するための締結具となるボルトB1を螺合するボルト孔38を形成した締結部39が一体的に形成されている。また、底ボード37には、リヤフレーム部RFを締結固定するための締結具となるボルトB2を螺合するボルト孔40が形成されている。
一方、フロントフレーム部FFの後部に締結固定されるリヤフレーム部RF、及びリヤフレーム部RFの後部に締結固定されるウエイト部Wは、何れも鋳物製とされている。
図3及び図4に示すように、リヤフレーム部RFの載置部41の上面41aには、前記ボルトB1を螺合するボルト孔42を形成した締結部43が一体的に形成されている。締結部43は、載置部41の左右両縁にそれぞれ配置されている。また、載置部41の上面41aであって、各締結部43の後方には、ウエイト部Wを位置決めするための係止部としてのハンガ44が一体的に形成されている。各ハンガ44は、側面視台形をなし、載置部41の左右方向(車幅方向に相当する)に所定の厚みを有するよう形成されている。また、載置部41の下面41bには、図2に示すように、操舵輪25の車軸(リヤアスクル)を支持する一対の車軸支持部45,46が一体的に形成されている。各車軸支持部45,46は、載置部41の下面41bから垂下するよう突出形成されているとともに、リヤフレーム部RFの前後方向に所定の間隔を空けて配置されている。そして、図3及び図4に示すように、車軸支持部45,46のうち、後方の車軸支持部46には、ウエイト部Wを締結固定するための締結具となるボルトB3を螺合するボルト孔47が形成されている。ボルト孔47は2つ形成されており、車軸支持部46の左右方向(車幅方向に相当する)に沿って所定の間隔を空けて形成されている。
リヤフレーム部RFの前面48の下方には、前方に向かって下り勾配をなすよう斜状に形成されたマウント面49a,50aを有する一対の搭載部としてのマウント部49,50が形成されている。マウント部49には、図6に示すエンジン29に装着されるブラケットBK1を介して該エンジン29が締結固定されるようになっている。一方、マウント部50には、図6に示すクラッチ30の収納ケース51に装着されるブラケットBK2を介して該クラッチ30(収納ケース51)が締結固定されるようになっている。そして、各マウント部49,50のマウント面49a,50aは、平面をなすよう機械加工されているとともに、ブラケットBK1,BK2を締結固定するための締結具となるボルトB4,B5を螺合する各一対のボルト孔52,53がそれぞれに形成されている。各一対のボルト孔52,53は、左右方向に並設されている。また、リヤフレーム部RFの左右側部には、操舵輪25のタイヤハウス54が形成されている。
ウエイト部Wは、車体11の後部を形成する湾曲状の後部壁55と、該後部壁55の左右両部から前方に向かって突出するよう一体的に形成された左側壁56及び右側壁57からなる。後部壁55は、左右の両側壁56,57よりも上下に長く形成されており、後部壁55において左右の両側壁56,57の下端よりも下方は左右方向の幅が狭くなるよう形成されている。そして、後部壁55の下部には、リヤフレーム部RFを締結固定するための締結具となるボルトB3を螺合する一対のボルト孔58が左右方向に並設されている。また、後部壁55には、後方に開口するフード59が形成されている。
また、左右の両側壁56,57の下端には、リヤフレーム部RFのハンガ44に係止される一対の切欠部60が両側壁56,57の下方に開口するようそれぞれに形成されている。各切欠部60は、ハンガ44に係止し得るよう該ハンガ44と同様に側面視山形に形成されている。
次に、フロントフレーム部FFと、リヤフレーム部RFと、ウエイト部Wの組み付け、及びエンジン29の組み付けについて説明する。
フロントフレーム部FFとリヤフレーム部RFは、フロントフレーム部FFのボルト孔38にリヤフレーム部RFの締結部43(ボルト孔42)を介してボルトB1を螺合するとともに、フロントフレーム部FFのボルト孔40にボルトB2を螺合し、締結固定する。リヤフレーム部RFとウエイト部Wは、リヤフレーム部RFの各ハンガ44にウエイト部Wの各切欠部60を引っ掛けて係止し、図4に示すようにリヤフレーム部RFの載置部41にウエイト部Wを載置する。これにより、リヤフレーム部RFに対してウエイト部Wを位置決めする。そして、図5に示すように、ウエイト部Wのボルト孔58に挿通させたボルトB3をリヤフレーム部RFの車軸支持部46のボルト孔47に螺合し、締結固定する。これにより、フロントフレーム部FFと、リヤフレーム部RFと、ウエイト部Wの独立した3つのフレーム構成部品が一体化されて機台フレームFとなる。
また、エンジン29、クラッチ30、モータジェネレータ31及び油圧ポンプ33は、図7に示すように、各ブラケットBK1,BK2のボルトB4,B5を各マウント部49,50のボルト孔52,53に螺合して締結固定することにより、装着する。リヤフレーム部RFに装着したエンジン29、クラッチ30、モータジェネレータ31及び油圧ポンプ33は、図8に示すように、鋳物製のリヤフレーム部RFに支持された状態で、フロントフレーム部FFを構成する左右のサイドボード35間であってフロントフレーム部FF内に配置される。
本実施形態のフレーム構造を採用すると、車幅は同一であるが、荷役能力の相違によって搭載すべきウエイトの重量が異なる車両において、フロントフレーム部FFやリヤフレーム部RFを変更することなくウエイト部Wの重量変更によって機台フレームFを構成することが可能となる。すなわち、フロントフレーム部FFやリヤフレーム部RFを共通部品とし、ウエイト部Wのみを専用部品とすることが可能となる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)リヤフレームを構成するリヤフレーム部RFとウエイト部Wを別体とした。このため、荷役能力の相違によって搭載すべきウエイトの重量が異なる場合には、リヤフレーム部RFを共通とする一方で、ウエイト部Wの重量を変更することにより、荷役能力が異なる車両の機台フレームFを構成することができる。したがって、荷役能力の異なる車両のフレーム構成部品の共通化を図り、部品の製造及び管理を容易にすることができる。
(2)リヤフレーム部RFを鋳物製とすることにより、フォークリフト10に必要なウエイト重量がリヤフレーム部RFとウエイト部Wで分散される。したがって、リヤフレーム部RFが重量を有することにより、ウエイト部Wの重量を軽くできるとともに、コンパクト化できる。その結果、ウエイト部Wの大型化が抑制され、車両の小型化(例えば、全長)を図ることができる。
(3)また、リヤフレーム部RFとウエイト部Wを別体とすることにより、リヤフレームを構成するこれらの構成部品がそれぞれコンパクト化される。このため、リヤフレーム部RFのマウント部49などの機械加工が必要な場合であっても、機械加工の対象となる部品がコンパクト化されているので、機械加工をし易くできる。その結果、生産性を向上させることができるとともに、低コスト化を図ることができる。
(4)鋳物製のリヤフレーム部RFにエンジン29などを搭載するので、鋼板からなるフロントフレーム部FFにエンジン29などを搭載する場合に比して振動を運転者に伝え難くすることができる。したがって、フォークリフト10の操作性を向上させることができる。
(5)リヤフレーム部RFにハンガ44を形成し、ウエイト部Wに切欠部60を形成した。そして、組み付け時には、ウエイト部Wをリヤフレーム部RFに載置してハンガ44に切欠部60を係止し、ウエイト部Wの位置決めを行う。これにより、リヤフレーム部RFとウエイト部Wを直接ボルトなどの締結具によって締結固定する場合に比して、組み付け性を向上させることができる。すなわち、位置決めした上で締結固定するので、組み付けが容易である。また、位置決めを行うことで、組み付け精度を向上させることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、リヤフレーム部RFに対しエンジン29を横置き又は縦置きの何れで搭載しても良い。
○ 実施形態のフレーム構造は、エンジン又はモータの何れかのみを装備した車両に具体化しても良い。
○ 実施形態のフレーム構造は、フォークリフト以外の荷役車両のフレーム構造に具体化しても良い。
○ 実施形態において、リヤフレーム部RFとウエイト部Wは締結固定のみとしても良い。
○ 実施形態において、フロントフレーム部FF、リヤフレーム部RFやウエイト部Wの具体的な形状は変更しても良い。
○ 実施形態において、リヤフレーム部RFにはエンジン29のみを搭載しても良い。また、リヤフレーム部RFにエンジン29を搭載しなくても良い。
フォークリフトの概略を示す側面図。 フロントフレーム部と、リヤフレーム部と、ウエイト部の概略を示す側面図。 リヤフレーム部とウエイト部を示す斜視図。 締結固定した状態のリヤフレーム部とウエイト部を示す斜視図。 リヤフレーム部とウエイト部の締結部位の概略を示す正面図。 マウント用のブラケットを示す斜視図。 エンジンやクラッチを搭載した状態を示す側面図。 エンジンやクラッチを搭載した状態のフロントフレーム部とリヤフレーム部を示す側面図。
符号の説明
10…フォークリフト、11…車体、29…エンジン、49,50…ウエイト部、44…ハンガ、60…切欠部、B1〜B5…ボルト、RF…リヤフレーム部、W…マウント部。

Claims (3)

  1. カウンタバランス型荷役車両のフレーム構造において、
    車体を構成するフレームは、フロントフレームとリヤフレームとを有し、該リヤフレームは、リヤフレーム部とウエイト部からなり、
    前記フロントフレームをなすフロントフレーム部と、前記リヤフレーム部と前記ウエイト部は、別体の成形品であって、かつ、前記フロントフレーム部は鋼板製であるとともに前記リヤフレーム部及び前記ウエイト部はともに鋳物製であることを特徴とするカウンタバランス型荷役車両のフレーム構造。
  2. 前記リヤフレーム部には、エンジンを搭載する搭載部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカウンタバランス型荷役車両のフレーム構造。
  3. 前記リヤフレーム部には、前記ウエイト部を載置するために前記ウエイト部を係止し、位置決めする係止部が形成されており、
    前記リヤフレーム部と前記ウエイト部は、締結具により固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカウンタバランス型荷役車両のフレーム構造。
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