JP4676548B2 - 射出成形機の可動プラテン支持機構 - Google Patents

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Description

本発明は、可動プラテン、固定プラテン、リアプラテン、型締機構と、前記可動プラテンを軸方向に案内するリニアガイド装置を備えた射出成形機に関し、特に、前記可動プラテンの支持機構に関する。
射出成形機は、図11に示されているように従来周知で、ベースフレーム300上に配置されている型締部100と射出部200を備えている。型締部100には、可動プラテン1、固定プラテン9、リアプラテン12、トグル機構13が配設されている。固定プラテン9とリアプラテン12との間には複数本のタイバー14が可動プラテン1を貫通して取り付けられている。固定プラテン9には固定側金型、可動プラテン1には可動側金型が取り付けられる(固定側金型および可動側金型は図示せず)。可動プラテン1とタイバー14とは摺動可能に構成されている。
ベースフレーム300には、一対のリニアガイドレール11が取り付けられている。リニアガイドレール11上には、ガイド取付ブロック2が固定されたリニアガイドブロック5が載置されており、リニアガイドブロック5はリニアガイドレール11の軸方向に移動可能である。このリニアガイドブロック5には、ガイド取付ブロック2を介して可動プラテン1がボルト(図示せず)などにより固定されている。トグル機構13は可動プラテン駆動用サーボモータ(図示せず)により駆動され、トグル機構13の駆動により可動プラテン1は固定プラテン9に接近・離反する。リニアガイドブロック5は可動プラテン1の移動と共にリニアガイドレール11上を型開閉軸方向に移動する。例えば、特許文献1には、射出成形機の型締機構において、型開閉精度向上のため可動プラテンのガイドにリニアガイドを使用する技術が開示されている。
上述したように、可動プラテンのガイドにリニアガイドを使用する場合、可動プラテンの変形に伴う荷重がリニアガイドに作用し、リニアガイドの寿命に大きな影響を与えるため、特許文献2〜5に開示される技術により対策が施されている。
特許文献2には、撓みを抑えるプラテンの構造が開示されている。
特許文献3には、プラテンやプラテン支持部材の材料に、高価な線膨張率の低い材料を使用する技術が開示されている。
特許文献4には、可動プラテンの変形を吸収する機構として、可動プラテンの下端部に鉛直方向にバネ要素を取り付ける機構が開示されている。
特許文献5には、可動プラテンの鉛直・水平方向の変形を吸収する機構として、可動プラテンとリニアガイド装置の間に緩衝部材(バネ要素や流体圧シリンダ)を上下左右方向に組み込む機構が開示されている。
特開平9−262884号公報 特開平8−258103号公報 特開2006−272558号公報 特開2003−71894号公報 特開2004−330449号公報
上述したように、可動プラテンのガイドにリニアガイドを使用する場合、可動プラテンの変形に伴う荷重がリニアガイドに作用し、リニアガイドの寿命に大きな影響を及ぼす。可動プラテンの変形は、型締力による撓みと、金型温調による熱膨張が原因と考えられる。
型締力による撓みは、特許文献2に開示される技術により低減することが可能である。 また、金型温調による熱膨張は、特許文献3に開示される技術により低減可能であるが、可動プラテンなどのプラテンやプラテン支持部材に線膨張率の低い高価な材料を用いる必要があり、射出成形機の製造コストを引き上げてしまう。
特許文献4に開示される技術では、バネ要素の取付方向が鉛直方向であるため、可動プラテンの水平方向の変形を吸収できない。また、バネ要素の位置がガイド取付ブロックと取付ボルトの間に配置されており、シムをボルト座面に挿入してもプラテンの姿勢は変わらないため、平行度調整には使用できない。
特許文献5に開示される技術では、上下左右に緩衝部材が装着されることにより、可動プラテンの姿勢が不安定になるため、タイバーによる支持が必要であり、リニアガイド装置による型開閉精度向上の効果は小さい。また、プラテン平行度調整については考慮されておらず、平行度調整には使用できない。
そこで本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、可動プラテンの型閉方向の動きをガイドするリニアガイド装置を備える射出成形機において、熱膨張による可動プラテンの変形を吸収する機能と水平方向の可動プラテンの傾きを調整する機能とを併せ持つ射出成形機の可動プラテン支持機構を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、固定側金型を取り付ける固定プラテンと可動側金型を取り付ける可動プラテンを有する型締部と射出部とをベースフレーム上に備え、該可動プラテンを支持しリニアガイドブロックに固定されるガイド取付ブロックと、該リニアガイドブロックを案内するリニアガイドレールと、を備えた射出成形機において、前記可動プラテンと前記ガイド取付ブロックの間に水平方向に配置されたバネ要素と、前記バネ要素を圧縮し前記ガイド取付ブロックと前記可動プラテンを弾性的に結合する取付ボルトとを備え、前記バネ要素および前記取付ボルトは、型開閉軸方向の少なくとも2箇所の前記ガイド取付ブロックの部位に取り付けられ、前記可動プラテンを、前記可動プラテンを前記ガイド取付ブロック側に引っ張り該可動プラテンと該ガイド取付ブロックとの間隔を狭くする調整ボルトと螺合する構造とし、または、前記ガイド取付ブロックを、前記可動プラテンを前記ガイド取付ブロック側から押し該可動プラテンと該ガイド取付ブロックとの間隔を広くする調整ボルトと螺合する構造とすることを特徴とする射出成形機の可動プラテン支持機構である。
請求項2に係る発明は、前記可動プラテンを、前記可動プラテンを前記ガイド取付ブロック側に引っ張り該可動プラテンと該ガイド取付ブロックとの間隔を狭くする調整ボルトと螺合する構造とし、または、前記ガイド取付ブロックを、前記可動プラテンを前記ガイド取付ブロック側から押し該可動プラテンと該ガイド取付ブロックとの間隔を広くする調整ボルトと螺合する構造とすることに替えて、前記取付ボルトの頭部側端部にオネジを加工し、メネジが加工された調整ナットを用い、該取付ボルトを締付け、前記ガイド取付ブロックに前記可動プラテンを弾性的に結合したことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の可動プラテン支持機構である。
本発明により、可動プラテンの型閉方向の動きをガイドするリニアガイド装置を備える射出成形機において、熱膨張による可動プラテンの変形を吸収する機能と水平方向の可動プラテンの傾きを調整する機能とを併せ持つ射出成形機の可動プラテン支持機構を提供できる。
本発明の可動プラテン支持機構を備えた実施形態を説明する図である。 図1において、第1の実施形態の場合の矢印A−Aでみた断面図である。 図1において、第1の実施形態の場合の矢印B−Bでみた断面図である。 本発明における取付ボルトのシム調整を説明する図である。 図1において、第2の実施形態の場合の矢印B−Bでみた断面図である。 図1において、第3の実施形態の場合の矢印A−Aでみた断面図である。 図1において、第3の実施形態の場合の矢印B−Bでみた断面図である。 図1において、第4の実施形態の場合の矢印A−Aでみた断面図である。 図1において、第5の実施形態の場合の矢印A−Aでみた断面図である。 図1において、矢印C−Cでみた断面図である。 従来技術を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、従来技術と同じまたは類似する構成については同じ符号を用いて説明する。
図1は、本発明の可動プラテン支持機構を備えた実施形態を説明する図である。射出成形機は、ベースフレーム300上の配置されている型締部100と射出部200を備えている。型締部100には、可動プラテン1、固定プラテン9、リアプラテン12、トグル機構13が配設されている。固定プラテン9とリアプラテン12との間には複数本のタイバー14が取り付けられている。固定プラテン9には固定側金型、可動プラテン1には可動側金型が取り付けられる(固定側金型および可動側金型は図示せず)。
ベースフレーム300には、一対のリニアガイドレール11が取り付けられている。リニアガイドレール11上には、ガイド取付ブロック2が固定用メネジ7(図2参照)と固定ボルト(図示せず)により固定されたリニアガイドブロック5が載置されている。そして、リニアガイドブロック5はリニアガイドレール11の軸方向に移動可能である。このリニアガイドブロック5には、ガイド取付ブロック2を介して可動プラテン1が取付ボルト3により固定されている。トグル機構13は可動プラテン駆動用サーボモータ(図示せず)により駆動され、トグル機構13の駆動により可動プラテン1は型開閉軸方向に移動し固定プラテン9に接近・離反する。リニアガイドブロック5は可動プラテン1の移動と共にリニアガイドレール11上を軸方向に移動する。
<第1の実施形態>
次に、図2および図3を用いて、可動プラテン1をガイド取付ブロック2により支持する本発明の第1の実施形態の支持機構を説明する。図2は、図1において、第1の実施形態の場合の矢印A−Aでみた断面図である。
ベースフレーム300(図1参照)上に取り付けられたリニアガイドレール11上に、リニアガイドレール11の軸方向(紙面に垂直方向)に移動可能にリニアガイドブロック5が載置される。リニアガイドブロック5には、ガイド取付ブロック2が固定用メネジ7と固定用ボルト(図示せず)を用いて固定されている。ガイド取付ブロック2には、第1の取付ボルト3aを貫通させるための貫通孔が設けられている。
第1の取付ボルト3aは、ガイド取付ブロック2に設けられた貫通孔に挿入され、バネ要素4を嵌め込み、第1の取付ボルト3aの先端部に形成されたオネジ部分を可動プラテン1のメネジ部分に捩じ込む。つまり、破線部50の箇所では、第1の取付ボルト3aにはオネジが加工されており、可動プラテン1にはメネジが加工されている。可動プラテン1とガイド取付ブロック2とは水平方向に間隙dを開けて配置され、可動プラテン1はガイド取付ブロック2により支持されている。なお、間隙dは、可動プラテン1とガイド取付ブロック2との間隙を総称している。バネ要素4は、第1の取付ボルト3aによって圧縮され、可動プラテン1とガイド取付ブロック2とを弾性的に結合する。
一点鎖線52に対応する第1の取付ボルト3aの側面とガイド取付ブロック2に設けられた前記貫通孔の内周面にはネジ加工がなされていない。したがって、可動プラテン1がバネ要素4の弾性力に抗して紙面右方向に移動した場合、第1の取付ボルト3aは、紙面右方向に移動することが可能である。
図3は、図1において、第1の実施形態の場合の矢印B−Bでみた断面図である。ガイド取付ブロック2は、紙面左右方向に延びた部分の一部が図示されている。ガイド取付ブロック2には、2本の第1の取付ボルト3aおよび2本の第1の調整ボルト6aを挿通させるための水平方向に平行な貫通孔が設けられている。
第1の調整ボルト6aは、第1の取付ボルト3aと同様に、その先端部にオネジが加工されており、可動プラテン1に設けられた第1の調整ボルト6aに対応したメネジ部に捩じ込むことができる。したがって、可動プラテン1とガイド取付ブロック2との隙間は調整可能であるし、紙面左右のd1とd2の隙間量はそれぞれ調整可能であるし、d1≠d2と隙間を調整することもできる。換言すれば、第1の調整ボルト6aにより可動プラテン1を引っ張ることで、図4に示されるように、第1の取付ボルト3aの座面に隙間ができ、シム10が抜き差し可能となる。シム10の厚さを型開閉軸方向の2箇所以上で調整し、可動プラテン1とガイド取付ブロック2の間の距離(d1、d2)を変化させることで、可動プラテン1の水平方向の傾き(図10参照)を調整することができる。
第1の調整ボルト6aを用いて、可動プラテン1とガイド取付ブロック2の間隙d(d1,d2)の調整が終了すると、第1の調整ボルト6aをガイド取付ブロック2から抜き取り、工具保管場所に保管しておくか、第1の調整ボルト6aの可動プラテン1への捩じ込み量を緩めておく。こうすることによって、可動プラテン1が変形した場合に第1の調整ボルト6aに過大な荷重が掛かることを防止できる。
上述した構成により、本実施形態は、熱膨張による可動プラテン1の変形を吸収することができるとともに水平方向の可動プラテン1の固定プラテン9に対する平行度を調整することができる。
<第2の実施形態>
次に、図5を用いて、可動プラテン1をガイド取付ブロック2により支持する本発明の第2の実施形態の支持機構を説明する。図5は、図1において、第2の実施形態の場合の矢印B−Bでみた断面図である。なお、第2の実施形態の場合の矢印A−Aの断面図は図2と同様である。
第2の実施形態と第1の実施形態との相違は、調整用ボルトの構成である。第2の実施形態で用いられる第2の調整ボルト6bは、その側面にオネジ加工がなされ、ガイド取付ブロック2の前記貫通孔にメネジ加工がなされている。第2の調整ボルト6bの先端部が、ガイド取付ブロック2から突出する量を調整することによって、可動プラテン1を押出す量を調整することができる。
第2の実施形態では、図5に示される可動プラテン1の反対側の側面(図示せず)において、図4に示すように第1の取付ボルト3aが押出される。そうすると、第1の取付ボルト3aの座面に隙間ができ、シム10が抜き差し可能となる。シム10の厚さを型開閉軸方向の2箇所以上で、可動プラテン1とガイド取付ブロック2の間の距離(d1、d2)を変化させることで、可動プラテン1の水平方向の傾きを調整することができる。
第2の調整ボルト6bを用いて、可動プラテン1とガイド取付ブロック2の間隙d(d1,d2)の調整が終了すると、第2の調整ボルト6bをガイド取付ブロック2から抜き取り、工具保管場所に保管しておくか、第2の調整ボルト6bのガイド取付ブロック2への捩じ込み量を緩めておく。こうすることによって、可動プラテン1が変形した場合に第2の調整ボルト6bに過大な荷重が掛かることを防止できる。
この構成により、本実施形態は、熱膨張による可動プラテン1の変形を吸収することができるとともに水平方向の可動プラテン1の固定プラテン9に対する平行度を調整することができる。
<第3の実施形態>
次に、図6および図7を用いて、可動プラテン1をガイド取付ブロック2により支持する本発明の第3の実施形態の支持機構を説明する。第3の実施形態では、調整ボルトに替えて調整ナットを用いている。
図6に示されるように、第2の取付ボルト3bの先端部にはオネジ加工が施されており、可動プラテン1に設けられたメネジ加工された穴にねじこまれる(破線50の箇所)。一方、第2の取付ボルト3bの頭部側には、オネジ加工が施されており、このオネジ部に捩じ込むことができる調整ナット8を用いて第2の取付ボルト3bを固定することができる。なお、第2の取付ボルト3bのガイド取付ブロック2と対向する面はネジ加工がなされていない(一点鎖線52)。これによって、第2の取付ボルト3bが可動プラテン1から水平方向の力を受けた場合(紙面左右方向)、第2の取付ボルト3bは紙面左右方向に移動可能である。なお、面取り部15はスパナなどの締め付け具(図示せず)を用いて第2の取付ボルト3bを可動プラテン1に捩じ込む作業を行う時に使用される。
図7は、図1において、第3の実施形態の場合の矢印B−Bでみた断面図である。図に示されるように、本発明の実施形態は調整ボルト6,6a,6bを用いていない。この実施形態において、可動プラテン1とガイド取付ブロック2の隙間d1とd2の距離は、第2の取付ボルト3bに取り付けられる調整ナット8の締め込み量を調整することで変えることができる。
この構成により、本実施形態は、熱膨張による可動プラテン1の変形を吸収することができるとともに水平方向の可動プラテン1の固定プラテン9に対する平行度を調整することができる。
<第4の実施形態>
次に、図8を用いて、可動プラテン1をガイド取付ブロック2により支持する本発明の第4の実施形態の支持機構を説明する。図8は、図1において、第4の実施形態の場合の矢印A−Aでみた断面図である。この実施形態は、ガイド取付ブロック2をL字構造にした実施形態である。本実施形態は、熱膨張による可動プラテン1の変形を吸収することができるとともに水平方向の可動プラテン1の固定プラテン9に対する平行度を調整することができる。
<第5の実施形態>
次に、図9を用いて、可動プラテン1をガイド取付ブロック2により支持する本発明の第5の実施形態の支持機構を説明する。図9は、図1において、第5の実施形態の場合の矢印A−Aでみた断面図である。この実施形態は、可動プラテン1の荷重を取付ボルト3や調整ボルト6により受ける構造である。本実施形態は、熱膨張による可動プラテン1の変形を吸収することができるとともに水平方向の可動プラテン1の固定プラテン9に対する平行度を調整することができる。
第1の実施形態、第2の実施形態、第4の実施形態および第5の実施形態において、調整ボルト6a,6bで可動プラテン1を押すまたは引っ張ることで、図4に示されるように、第1の取付ボルト3aの座面に隙間d3ができ、シム10を抜き差しできるようになる。シム10の厚さを型開閉軸方向の2箇所以上で調整し、可動プラテン1とガイド取付ブロック2の間の距離(図3のd1とd2を参照)を変化させることで、可動プラテン1の水平方向の傾き(図10参照)を調整することができる。
これらの実施形態では、第1の調整ボルト6aや第2の調整ボルト6bを用いて可動プラテン1の水平方向の傾き調整を完了後、第1の調整ボルト6aや第2の調整ボルト6bはガイド取付ブロック2から取り外してもよいし、射出成形機による連続射出成形作業に影響を与えない程度に、締め付けを緩めておいてもよい。このようにすることによって、調整用ボルト6a,6bと可動プラテン1やガイド取付ブロック2との無用な干渉を防止することができる。また、第1の調整ボルト6aや第2の調整ボルト6bは、射出成形機の側面から装着あるいは取外しが可能であり、可動プラテン1の固定プラテン9に対する平行度の調整作業が容易に行える。
第3の実施形態では、調整ナット8の締め込み量を調整することで、図7に示される間隙d1とd2の距離を調整し、可動プラテン1の水平方向の傾きを調整することができる。この実施形態では、シムは不要であるが、傾き調整完了後に、ゆるみ止めナットを追加して用いるとよい。
なお、可動プラテン1の鉛直方向の傾きについては、例えば、リニアガイドブロック5とガイド取付ブロック2の間隙にシムを挿入することで調整することができる。
1 可動プラテン
2 ガイド取付ブロック
3 取付ボルト
3a 第1の取付ボルト
3b 第2の取付ボルト
4 バネ要素
5 リニアガイドブロック
6 調整ボルト
6a 第1の調整ボルト
6b 第2の調整ボルト
7 固定用メネジ
8 調整ナット
9 固定プラテン
10 シム
11 リニアガイドレール
12 リアプラテン
13 トグル機構
14 タイバー
100 型締部
200 射出部
300 ベースフレーム

Claims (2)

  1. 固定側金型を取り付ける固定プラテンと可動側金型を取り付ける可動プラテンを有する型締部と射出部とをベースフレーム上に備え、該可動プラテンを支持しリニアガイドブロックに固定されるガイド取付ブロックと、該リニアガイドブロックを案内するリニアガイドレールと、を備えた射出成形機において、
    前記可動プラテンと前記ガイド取付ブロックの間に水平方向に配置されたバネ要素と、
    前記バネ要素を圧縮し前記ガイド取付ブロックと前記可動プラテンを弾性的に結合する取付ボルトとを備え、
    前記バネ要素および前記取付ボルトは、型開閉軸方向の少なくとも2箇所の前記ガイド取付ブロックの部位に取り付けられ、
    前記可動プラテンを、前記可動プラテンを前記ガイド取付ブロック側に引っ張り該可動プラテンと該ガイド取付ブロックとの間隔を狭くする調整ボルトと螺合する構造とし、または、前記ガイド取付ブロックを、前記可動プラテンを前記ガイド取付ブロック側から押し該可動プラテンと該ガイド取付ブロックとの間隔を広くする調整ボルトと螺合する構造とすることを特徴とする射出成形機の可動プラテン支持機構。
  2. 前記可動プラテンを、前記可動プラテンを前記ガイド取付ブロック側に引っ張り該可動プラテンと該ガイド取付ブロックとの間隔を狭くする調整ボルトと螺合する構造とし、または、前記ガイド取付ブロックを、前記可動プラテンを前記ガイド取付ブロック側から押し該可動プラテンと該ガイド取付ブロックとの間隔を広くする調整ボルトと螺合する構造とすることに替えて、
    前記取付ボルトの頭部側端部にオネジを加工し、メネジが加工された調整ナットを用い、該取付ボルトを締付け、前記ガイド取付ブロックに前記可動プラテンを弾性的に結合したことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の可動プラテン支持機構。
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