JP6266404B2 - ガイドレール取付け具 - Google Patents

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Description

本発明は、移動部の直線移動を案内するガイドレールを装置のベースに取付けるためのガイドレール取付け具に関する。
従来、半導体製造装置において、装置内の可動部位を直線的に移動させるために、ガイドレールが用いられる。ガイドレールは短手方向に歪みを有しており、全体として直線性を失っていることが多い。このため、ガイドレールをベースの据付け面に取付ける際には、ガイドレールを真っ直ぐにする必要がある。ガイドレールが取付けられるベースには、据付け面に対して直交する基準面が真っ直ぐに形成されている。この基準面にガイドレールの側面を押し付けることで、ガイドレールが基準面に沿って真っ直ぐに矯正される。この状態でガイドレールをネジ止めすることにより、ガイドレールをベースの据付け面に適切に取付けることができる。
ガイドレールを真っ直ぐに取付けるために、ガイドレールを基準面に沿わせた状態を維持させるガイドレール取付け具が提案されている(例えば、特許文献1から特許文献4参照)。これらの特許文献に記載のガイドレール取付け具は、据付面に対するねじ込み力を基準面に直交する方向に変換してガイドレールを基準面に向かって押し付けている。これにより、ガイドレールが基準面に沿って真っ直ぐに矯正された状態で、ガイドレールをベースの据付け面に取付けることができる。
特許第4170659号公報 特開2001−124025号公報 特開2003−301817号公報 特開2004−263793号公報
しかしながら、上記の特許文献に記載のガイドレール取付け具においては、据付け面に対してネジをねじ込んだ分だけ押圧力が大きくなるため、押圧力を調整することが難しかった。このため、据付け面にネジをねじ込み過ぎると、ガイドレールを必要以上の大きな圧力で基準面に押し付けてしまうおそれがあった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ガイドレールを適切な圧力で押し付けることができるガイドレール取付け具を提供することを目的とする。
本発明のガイドレール取付け具は、延在する基準面を備えるベースの基準面にガイドレールの一方の側面を所定の圧力で圧接させた状態でガイドレールを取付けるガイドレール取付け具であって、ベースは、基準面に直角で配設する据付け面と、基準面に平行して列をなして据付け面に形成される複数のネジ穴と、基準面に対面してガイドレール取付け具を支持する支持部と、を備え、ガイドレールは、据付け面に接触させる下面と、上面から下面に貫通する貫通孔と、を備え、ガイドレール取付け具は、進退するピストンと、ピストンを進退可能に案内するシリンダと、ピストンの進退となる前進および後退をさせるピストン駆動源と、ピストン駆動源によってピストンを前進させガイドレールを押圧する圧力を一定範囲に規制する圧力規制部と、を備え、ベースに備える支持部でシリンダを支持して、ピストンを前進させ、ピストンの先端をガイドレールの他方の側面に接触させ、圧力規制部による所定の圧力で基準面にガイドレールの一方の側面を圧接させ、圧接させた状態でガイドレールをベースの据付け面に螺合させることを特徴とする。
この構成によれば、ガイドレールがベースの基準面に向かって押し付けられることにより、ガイドレールの一方の側面が基準面に当接する。このため、ガイドレールが直線性を失っていても、ガイドレールを基準面に沿わせて真っ直ぐにすることができる。そして、ガイドレールが真っ直ぐな状態でネジ止めされることにより、ガイドレールがベースの据付け面に固定される。また、ガイドレールに当接するピストンの押圧力は一定範囲の圧力に規制されるため、ピストンがガイドレールを押し付けすぎることがない。このため、ガイドレールを必要以上に変形させることなく、ガイドレールを適切に取付けることができる。
また、本発明の上記ガイドレール取付け具において、ベースに形成される支持部は、基準面に対面する支持面を備え、ガイドレール取付け具は、シリンダの後端面を支持面に接触させ、ピストンを前進させ、ピストンの先端をガイドレールの他方の側面に接触させ、ガイドレールを所定の圧力で押圧させる。
また、本発明の上記ガイドレール取付け具において、ベースに形成される支持部は、基準面から所定の距離離間し基準面に平行な直線上に配設される支持孔を備え、ガイドレール取付け具は、シリンダの外壁に支持孔に挿入可能なピンを備え、支持孔にピンを挿入させてガイドレール取付け具を支持させ、ピストンを前進させ、ピストンの先端をガイドレールの他方の側面に接触させ、ガイドレールを所定の圧力で押圧させる。
本発明によれば、ガイドレールを一定範囲の圧力で押し付けることにより、ガイドレールをベースの基準面に沿わせた状態で適切に取付けることができる。
ガイドレールがベースに取付けられた状態を示す図である。 本実施の形態に係るガイドレール取付け具の一例を示す断面模式図である。 本実施の形態に係るガイドレール取付け具の適用例を示す模式図である。 本実施の形態に係るガイドレール取付け具の動作図である。 第1の変形例に係るガイドレール取付け具を示す模式図である。 第2の変形例に係るガイドレール取付け具を示す模式図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係るガイドレール取付け具について説明する。図1は、ガイドレールがベースに取付けられた状態を示す図である。図2は、本実施の形態に係るガイドレール取付け具の一例を示す断面模式図である。図3は、本実施の形態に係るガイドレール取付け具の適用例を示す模式図である。図3Aはガイドレールをベースに取付ける際の上面図を示し、図3Bはガイドレールをベースに取付ける際の側面図を示す。なお、本実施の形態に係るガイドレール取付け具は、以下の図に示す構成に限定されない。ガイドレール取付け具は、ガイドレールを基準面に向かって押し付けることができれば、どのように構成されてもよい。
図1に示すように、ガイドレール2は、ベース3に直線的に形成された基準面32に対して直角に配設された据付け面31に載置される。そして、ガイドレール2の側面を基準面32に沿わせた状態でネジ止めすることにより、ガイドレール2がベース3に取付けられる。これにより、ガイドレール2と対になって使用される移動ブロック26は、ガイドレール2に沿って真っ直ぐに移動することが可能になる。本実施の形態に係るガイドレール取付け具1(図2参照)は、ガイドレール2をベース3に取付ける際に、ガイドレール2を基準面32に沿わせた状態を維持するように構成されている。
図2に示すように、ガイドレール取付け具1は、ピストン20をシリンダ10に沿って前後方向に進退させるように構成されている。シリンダ10は、直方体形状の箱型に形成されており、シリンダ10の内部空間には、シリンダ10の長手方向(前後方向)に沿って進退可能な第1、第2の移動板11、12が収容されている。第1、第2の移動板11、12は、スプリング15によって連結されている。
第1の移動板11の前面中央には、ピストンロッド13がシリンダ10の前面から突出するように設けられている。ピストンロッド13の先端には、ガイドレール2を基準面32に向かって押し付ける板状の押え部14が取付けられている。本実施の形態においては、第1の移動版11、ピストンロッド13及び押え部14が、シリンダ10に対して進退するピストン20を構成する。スプリング15は、例えば、圧縮コイルバネで形成され、第1の移動板11の押圧力を一定範囲に規制する圧力規制部として機能する。
第2の移動板12は、シリンダ10の内部空間の後端側に収容されており、上面に連結ピン121が設けられている。連結ピン121には、水平方向に延在する板状の連結部材18の一端が連結されている。連結部材18の一端側には、延在方向に沿って長穴181が形成されており、長穴181には、連結ピン121が長穴181に沿ってスライド可能に挿通されている。連結部材18の他端には、上方に延在する軸部17が固定されている。
軸部17は、シリンダ10の上壁に設けられており、軸部17の上端側がシリンダ10の外部に突出している。この突出した軸部17の上端には、軸部17から水平方向に延在するハンドル16が固定されている。ハンドル16と連結部材18とは、上面視において、互いに略直角を成すように固定される。ハンドル16は、ピストン20の進退となる前進及び後退をさせるピストン駆動源を構成する。ハンドル16の揺動操作に合わせて連結部材18が軸部17を支点に揺動可能になっており、連結部材18の揺動に合わせて第2の移動板12が進退する。
また、シリンダ10の後端部分には、ハンドル16の位置を固定するストッパピン19が設けられている。ストッパピン19は、通常はシリンダ10の後端部分に設けられている。ストッパピン19は、シリンダ10に形成されたピン穴で付勢部材191によって上方に付勢されており、シリンダ10の上面から出没可能になっている。ストッパピン19を超える位置までハンドル16を揺動させて、シリンダ10の上面からストッパピン19を突出させることにより、ハンドル16の先端がストッパピン19に引っ掛けられる。これにより、ハンドル16の回転が規制され、ハンドル16の復帰が防止される。
図3に示すように、本実施の形態の適用対象となるガイドレール2は、移動ブロック26のガイド方向に延在している。また、ガイドレール2の短手方向には、歪みが生じており、図3Aに示すように、ガイドレール2単体では、蛇行して直線性を失った状態になっている。ガイドレール2には、上面から下面に向かって、複数の貫通孔21が、ガイドレール2の延在方向に等間隔で形成されている。また、各貫通孔21の上面側には、ガイドレール2を固定するネジの頭を収容するためのザグリ穴22が形成されている。
図3Bに示すように、ベース3には、ガイドレール2の下面25が接触する据付け面31に対して直角を成す基準面32が配設されている。この基準面32には、ガイドレール2の一方の側面23が当接する。据付け面31には、ガイドレール2の貫通孔21のピッチに合わせて、複数のネジ穴33が形成されている。また、基準面32に沿うベース3の一側面には、基準面32に対面してガイドレール取付け具1を支持する板状の支持部34が設けられている。
ガイドレール2をベース3に取付ける際には、ガイドレール2は、ベース3の基準面32に沿って据付け面31上に載置され、ガイドレール2の下面25が据付け面31に接触される。そして、ガイドレール取付け具1は、ガイドレール2とベース3の支持部34との間にセットされる。ガイドレール取付け具1では、ハンドル16の揺動操作によって第1の移動板11(図2参照)が前方に移動される。これにより、押え部14がガイドレール2に当接してガイドレール2が基準面32に押し付けられ、ガイドレール2の歪みが矯正される。そして、この状態でガイドレール2をネジ止めすることにより、ガイドレール2を基準面に沿わせて真っ直ぐに固定することができる。また、ガイドレール2が押え部14によって過剰に押さえ付けられないように、スプリング15(図2参照)によって過剰な押圧力が吸収される。このように、押え部14(第1の移動板11)の押圧力は一定範囲に規制されるため、ガイドレール2は必要以上に押し付けられることがない。ここで、一定範囲とは、ハンドル16からの駆動力をスプリング15を介してピストン20に伝え、ピストン20がガイドレール2を基準面に押し付けることができる圧力の範囲を示す。
次に、図4を参照して、本実施の形態に係るガイドレールの取付け動作について詳細に説明する。図4は、本実施の形態に係るガイドレール取付け具の動作図である。図4Aはガイドレール取付け具のハンドルを操作する前の状態を示し、図4Bはガイドレール取付け具のハンドルを操作した後の状態を示している。なお、図4においては、説明の便宜上、ガイドレールは断面視長方形状で示している。
図4Aに示すように、据付け面31にガイドレール2の下面25が接触され、ガイドレール2の一方の側面23と基準面32との間には、ガイドレール2の歪みによってわずかに隙間が空いている。このとき、ガイドレール2の貫通孔21とベース3のネジ穴33とは、互いの中心位置がずれた状態になっている。ガイドレール取付け具1は、ガイドレール2と支持部34との間の据付け面31上で、貫通孔21に隣接する位置にセットされる。ガイドレール2は、支持部34によって後方への移動が規制されている。
ハンドル16が矢印の方向に揺動操作されると、連結部材18はハンドル16と一体に揺動する。連結部材18の揺動に合わせて、第2の移動板12は、連結ピン121を連結部材18の長穴181に沿ってスライドさせながら前方へ移動する。第1の移動板11は、スプリング15を介して第2の移動板12に連結されているため、第1の移動板11は、第2の移動板12に押し付けられて前方に移動する。これにより、押え部14がガイドレール2の他方の側面24に当接して、押え部14はガイドレール2を基準面32に向かって押し付ける。
そして、図4Bに示すように、ガイドレール2の一方の側面23がベース3の基準面32に当接して、ガイドレール2が基準面32に沿わされる。これにより、ガイドレール2の歪みが矯正され、貫通孔21とネジ穴33との位置が一致する。このとき、ガイドレール2に対する押え部14の押圧力は、スプリング15によって一定範囲に抑えられる。すなわち、所定の圧力を超えた分の押圧力は、スプリング15によって吸収される。このため、ガイドレール2の歪みが矯正されても、必要以上にガイドレール2が押し付けられることがない。よって、ガイドレール2に過大な圧力が加わるのを防止することができる。このように、スプリング15は、少なくともガイドレール2の歪みを除去できる程度の硬さを有していることが好ましい。
ハンドル16を所定角度揺動させて、ストッパピン19をシリンダ10の上面から突出させることにより、ストッパピン19にハンドル16の先端が引っ掛けられる。これにより、ハンドル16の位置が規制されて、第1、第2の移動板11、12の位置が固定される。よって、ガイドレール2が基準面32に沿わされた状態を保持することができる。そして、貫通孔21とネジ穴33との位置が一致した状態で、貫通孔21にネジを挿入してネジ穴33にねじ込むことにより、ガイドレール2がベース3に固定される。これらの一連の作業を複数の箇所にて行うことにより、ガイドレール2を基準面32に沿って真っ直ぐに取付けることができる。
以上のように、本実施の形態に係るガイドレール取付け具1によれば、ガイドレール2がベースの基準面32に向かって押し付けられることにより、ガイドレール2の一方の側面23が基準面32に当接する。このため、ガイドレール2が直線性を失っていても、ガイドレール2を基準面32に沿わせて真っ直ぐにすることができる。そして、ガイドレール2が真っ直ぐな状態でネジ止めされることにより、ガイドレール2がベース3の据付け面31に固定される。また、ガイドレール2に当接する押え部14の押圧力は一定範囲の圧力に規制されるため、押え部14がガイドレール2を押し付けすぎることがない。このため、ガイドレール2を必要以上に変形させることなく、ガイドレール2を適切に取付けることができる。
次に、図5を参照して、第1の変形例に係るガイドレール取付け具について説明する。図5は、第1の変形例に係るガイドレール取付け具を示す模式図である。第1の変形例においては、ベースの据付面に形成された溝にシリンダを嵌め込んでガイドレール取付け具を支持する点で、本実施の形態と相違する。第1の変形例においては、相違点について重点的に説明する。また、本実施の形態と同一の構成については同一の符号を付している。
図5に示すように、ベース3の据付け面31には、シリンダ10の前後方向の寸法に合った溝35が基準面32に沿って形成されており、この溝35にはシリンダ10が嵌め込まれている。ハンドル16が操作されると、基準面32に対向(対面)する溝35の後端面36がシリンダ10の後端面102に接触される。これにより、ガイドレール取付け具1の後方への移動が規制されるため、押え部14の押圧力をガイドレール2に適切に伝えることができる。
このように、溝35の後端面36は、ガイドレール取付け具1を支持する支持面として活用される。よって、図5に示す変形例においても、ガイドレール2はガイドレール取付け具1によって一定範囲の所定の圧力で押圧され、ガイドレール2が基準面32に沿わされた状態でガイドレール2をネジ止めすることができる。また、図5に示す変形例では、一箇所ネジ止めした後にガイドレール取付け具1を溝35に沿って滑らせることにより、隣接する貫通孔21に対してガイドレール取付け具1を容易に位置合わせすることができる。
次に、図6を参照して、第2の変形例に係るガイドレール取付け具について説明する。図6は、第2の変形例に係るガイドレール取付け具を示す模式図である。第2の変形例においては、シリンダの下面にピンを設けて、このピンをベースの据付面に形成されたピン穴に挿入してガイドレール取付け具を支持する点で、本実施の形態と相違する。第2の変形例においては、相違点について重点的に説明する。また、本実施の形態と同一の構成については同一の符号を付している。
図6に示すように、第2の変形例に係るガイドレール取付け具1においては、シリンダ10の下面にピン101が取付けられている。また、ベース3の据付け面31には、基準面32から所定の距離離間した位置に複数のピン穴37が形成されている。ピン穴37は、ピン101よりわずかに大径に形成されており、ピン穴37は、ガイドレール2の貫通孔21又はベース3のネジ穴33に隣接して同じピッチで配設されている。
図6に示す変形例では、ピン穴37にピン101が挿入されることで、ガイドレール取付け具1の後方への移動が規制される。よって、ハンドル16を操作したときに、押え部14の押圧力をガイドレール2に適切に伝えることができる。このように、ベース3のピン穴37は、ガイドレール取付け具1を支持する支持孔として活用される。よって、図6に示す変形例においても、ガイドレール2は、ガイドレール取付け具1によって一定範囲の所定の圧力で押圧され、ガイドレール2が基準面32に沿わされた状態でガイドレール2をネジ止めすることができる。よって、ガイドレール2を基準面32に沿って真っ直ぐに取付けることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した実施の形態において、圧力規制部をスプリング15で構成したが、この構成に限定されない。圧力規制部は、ピストン20の過剰な押圧力を吸収するものであれば、どのように構成されてもよい。
また、上記した実施の形態において、ピストン駆動源をハンドル16で構成したが、この構成に限定されない。ピストン駆動源は、ピストン20に駆動力を付与することができればよい。例えば、ハンドル16の手動操作ではなく、自動でピストン20に駆動力を付与してもよい。
また、上記した実施の形態において、スプリング15の伸縮範囲内であれば、ガイドレール2の幅によらず、多種類のガイドレール2でも、直線性を維持した状態でベース3に取付けることができる。
以上説明したように、本発明は、ガイドレールを適切な圧力で押し付けることができるという効果を有し、特に、移動部の直線移動を案内するガイドレールを装置のベースに取付けるためのガイドレール取付け具に有用である。
1 ガイドレール取付け具
10 シリンダ
15 スプリング(圧力規制部)
16 ハンドル(ピストン駆動源)
20 ピストン
2 ガイドレール
21 貫通孔
23 一方の側面
24 他方の側面
25 下面
3 ベース
31 据付け面
32 基準面
33 ネジ穴
34 支持部
36 後端面(支持面)
37 ピン穴(支持孔)
101 ピン

Claims (3)

  1. 延在する基準面を備えるベースの該基準面にガイドレールの一方の側面を所定の圧力で圧接させた状態で該ガイドレールを取付けるガイドレール取付け具であって、
    該ベースは、該基準面に直角で配設する据付け面と、該基準面に平行して列をなして該据付け面に形成される複数のネジ穴と、該基準面に対面して該ガイドレール取付け具を支持する支持部と、を備え、
    該ガイドレールは、該据付け面に接触させる下面と、上面から該下面に貫通する貫通孔と、を備え、
    該ガイドレール取付け具は、進退するピストンと、ピストンを進退可能に案内するシリンダと、該ピストンの進退となる前進および後退をさせるピストン駆動源と、該ピストン駆動源によって該ピストンを前進させ該ガイドレールを押圧する圧力を一定範囲に規制する圧力規制部と、を備え、
    該ベースに備える該支持部で該シリンダを支持して、該ピストンを前進させ、該ピストンの先端を該ガイドレールの他方の側面に接触させ、該圧力規制部による所定の圧力で該基準面に該ガイドレールの一方の側面を圧接させ、圧接させた状態で該ガイドレールを該ベースの該据付け面に螺合させるためのガイドレール取付け具。
  2. 該ベースに形成される該支持部は、該基準面に対面する支持面を備え、
    該ガイドレール取付け具は、該シリンダの後端面を該支持面に接触させ、該ピストンを前進させ、該ピストンの先端を該ガイドレールの他方の側面に接触させ、該ガイドレールを所定の圧力で押圧させる請求項1記載のガイドレール取付け具。
  3. 該ベースに形成される該支持部は、該基準面から所定の距離離間し該基準面に平行な直線上に配設される支持孔を備え、
    該ガイドレール取付け具は、該シリンダの外壁に該支持孔に挿入可能なピンを備え、
    該支持孔に該ピンを挿入させて該ガイドレール取付け具を支持させ、該ピストンを前進させ、該ピストンの先端を該ガイドレールの他方の側面に接触させ、該ガイドレールを所定の圧力で押圧させる請求項1記載のガイドレール取付け具。
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