JP2007088154A - 電子部品実装機 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動機構部に使用されるリニアガイドの負荷軽減を図り、装置の耐久性を向上させる。
【解決手段】相対移動する一方の部材20に固定されるレール24と、相対移動する他方の部材に取付けられ、前記レール24上を摺動するブロック26とを有するリニアガイド22を含む電子部品実装機であって、前記ブロック26を前記他方の部材)へ取付けるための取付板14と、該取付板14と前記ブロック26の間に配設される、該取付板14の面積及びブロック26の断面積より断面積が小さな柱状部を有する負荷軽減構造体40とを備える。
【選択図】図6
【解決手段】相対移動する一方の部材20に固定されるレール24と、相対移動する他方の部材に取付けられ、前記レール24上を摺動するブロック26とを有するリニアガイド22を含む電子部品実装機であって、前記ブロック26を前記他方の部材)へ取付けるための取付板14と、該取付板14と前記ブロック26の間に配設される、該取付板14の面積及びブロック26の断面積より断面積が小さな柱状部を有する負荷軽減構造体40とを備える。
【選択図】図6
Description
本発明は、電子部品実装機に係り、特に、その駆動機構部に使用されるリニアガイドの負荷軽減を図り、装置の耐久性が向上された電子部品実装機に関する。
テープフィーダ等の電子部品供給装置により供給される電子部品を基板上の所定の位置に搭載するための電子部品実装機が知られている。この電子部品実装機は、図1に例示する如く、電子部品をチップ搭載用のノズル12で真空吸着して例えば上下のZ方向に昇降させ、又、Z方向の軸線廻りに回転させる電子部品搭載用ヘッド10と、該電子部品搭載用ヘッド10を支持して例えば左右のX方向に案内するための、水平方向に平行配置される上下一対のレール24及び各レール24上を摺動するブロック26を備えたX軸リニアガイド22と、該X軸リニアガイド22のレール24が上下に固定されるXフレーム20と、該Xフレーム20の両端をフレームエンド28を介して支持して、例えば前後のY方向に案内するための、前後方向に水平に配置される、左右で一対のレール34及び各レール34上を摺動するブロック36を備えた左右一対のY軸リニアガイド32と、該Y軸リニアガイド32のレール34が固定される左右一対のYフレーム30と、を有して構成されており、図示しない駆動要素により、前記電子部品搭載用ヘッド10はXフレーム20上をX方向に移動自在とされ、該Xフレーム20はYフレーム30上をY方向に移動自在とされている。
ここで、前記X軸リニアガイド22の上下一対のレール24は、図2に詳細に示す如く、例えばねじ(図示省略)によりXフレーム20に固定され、該X軸リニアガイドレール24に沿って摺動する、例えば上下2個ずつのブロック26は、やはりねじ16により搭載用ヘッド取付板14に取付けられている。
このような電子部品実装機において、特許文献1には、Xフレーム20の一端をフレームエンド28に摺動自在に支持することにより、Xフレーム20の長手方向(X方向)に対する自由度を持たせて、熱伸縮によるXフレーム20の湾曲防止を図ることが記載されている。
ところで、X軸及びY軸のリニアガイド22、32のブロック26、36とレール24、34は、近年の装置の高速化により過酷な使用状況となり、ブロック及びレールの摺動部にフレーキング等の摩耗現象を生じるという問題が発生し易かった。ここで、リニアガイドブロックの負荷とは、図3にX軸リニアガイド22で例示する如く、図3の矢印A方向から見た図4(A)に示すラジアル方向荷重及び逆ラジアル方向荷重、横方向荷重、図3の矢印B方向から見た図4(B)に示すピッチング方向モーメント、図3の矢印C方向から見た図4(C)に示すローリング方向モーメント、図3の矢印D方向から見た図4(D)に示すヨーイング方向モーメントである。摩耗現象は、摩耗粉の発生による搭載基板への汚れ、異音等を生じ、装置の信頼性を損なう可能性がある。
そこで、リニアガイドの摩耗現象を軽減させるために、搭載用ヘッド10の軽量化や、リニアガイドにおける一対平行に組付けるレールの組付精度を向上させているが、組付精度の確保には限界があり、組付のために多くの時間を費やすこととなって、生産性も損なわれていた。
又、従来のリニアガイドブロック26と搭載用ヘッド取付板14の取付け及びリニアガイドブロック26とXフレーム20との取付部の構造は、図2に示したように、単にブロック26及びレール24を、それぞれ搭載用ヘッド取付板14又はXフレーム20の取付面にねじ止めする方法であったため、取付時の部品精度に伴う各モーメントの影響、レール24の組付け精度に伴う各モーメントの影響を受け易く、更に装置稼動時の慣性力によるブロック26への負荷が生じ易いという問題があった。
なお、特許文献1に記載の構造の付帯効果として、Y軸リニアガイド32に対する負荷も軽減させ、電子部品の搭載精度を向上させているが、慣性力によるY軸リニアガイド32の負荷については配慮されていなかった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、リニアガイドへの負荷を軽減させて、装置の耐久性を向上させることを課題とする。
本発明は、相対移動する一方の部材に固定されるレールと、相対移動する他方の部材に取付けられ、前記レール上を摺動するブロックとを有するリニアガイドを含む電子部品実装機であって、前記ブロックを前記他方の部材へ取付けるための取付板と、該取付板と前記ブロックの間に配設される、該取付板の面積及びブロックの断面積より断面積が小さな柱状部を有する負荷軽減構造体と、を備えることにより、前記課題を解決したものである。
又、前記負荷軽減構造体の柱状部に、歪みゲージを貼付して、ロードセルの代わりとし、負荷チェックも可能としたものである。
本発明によれば、負荷軽減構造体により装置稼動時の慣性力に伴うリニアガイドブロックへの負荷を軽減でき、リニアガイドの寿命を向上できる。又、各方向のモーメントを極端に軽減できるため、搭載用ヘッド取付板とリニアガイドブロック取付時の搭載用ヘッド取付面の加工精度誤差によるリニアガイドブロックへの初期組付負荷を軽減できる。同様に、一対が水平且つ平行に組付けられるリニアガイドレールの組付誤差によるリニアガイドブロックへの装置稼動時の負荷を軽減できる。又、負荷軽減構造体を取付けても、必要な搭載精度は従来と同様に維持できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態は、図1乃至図3に示した従来例と同様の電子部品実装機において、図5乃至図7に示す如く、X軸リニアガイドブロック26を、本発明に係る負荷軽減構造体40を介して、搭載用ヘッド取付板14に取り付けるようにしたものである。
前記負荷軽減構造体40は、図8(分解斜視図)及び図9(側面図)に詳細に示す如く、ブロック側取付板42及びヘッド側取付板44と、該ブロック側取付板42と一体で形成され、該ブロック側取付板42とヘッド側取付板44の間に配設され、前記搭載用ヘッド取付板14の面積及びブロック26の断面積より断面積が小さな角柱状の柱状部46とを有し、該柱状部46のねじ穴47と螺合するねじ50により、ヘッド側取付板44をブロック側取付板42に固定するようにされている。
図において、43は、ブロック側取付板42をブロック26に固定するための取付穴、45は、ヘッド側取付板44を搭載用ヘッド取付板14に固定するための取付穴である。
前記負荷軽減構造体40は、例えば鋼材やアルミニウム等、負荷に耐えられる素材で作られる。
図8に示した如く、前記負荷軽減構造体40の柱状部46の側面には、図10に例示するような歪みゲージ60が貼付され、負荷を実測できるようにされている。
ブロック側取付板42の約1/4の幅を有し、約1/3.5の高さを有する柱状部46を有する負荷軽減構造体40で解析したところ、装置稼動時の慣性力に伴うリニアガイドブロック26への負荷荷重は、負荷軽減構造体40が無い場合に比べて約1/3に軽減できた。又、ノズル12の先端の変位は約5%増大するが、最大変位数μmで、実用上問題ないことが確認できた。
本実施形態においては、柱状部46とヘッド側取付板44が別体とされているため、負荷軽減構造体40の製造が容易である。なお、柱状部46を逆にヘッド側取付板44側に設けたり、ブロック側取付板42、柱状部46及びヘッド側取付板44を全て一体で形成してもよい。更に、柱状部46をブロック26や搭載用ヘッド取付板14に直接取付けるようにして、取付板42、44のいずれか一方、又は、両方を省略することもできる。
又、前記実施形態においては、柱状部46が角柱状とされていたが、円柱や三角柱等他の断面形状であってもよい。
本実施形態においては、柱状部46の側面に歪みゲージ60を配設しているので、該歪みゲージ60をロードセルの代わりに用いて、負荷軽減構造体40に加わる荷重を直接検出することができる。なお、歪みゲージ60を省略することもできる。
又、前記設備においては、本発明がX軸リニアガイド22を例にとって説明されていたが、Y軸リニアガイド32にも同様に適用できる。
10…電子部品搭載用ヘッド
12…ノズル
14…搭載用ヘッド取付板
20Xフレーム
22…X軸リニアガイド
24、34…レール
26、36…ブロック
30…Yフレーム
32…Y軸リニアガイド
40…負荷軽減構造体
42…ブロック側取付板
44…ヘッド側取付板
46…柱状部
50…ねじ
60…歪みゲージ
12…ノズル
14…搭載用ヘッド取付板
20Xフレーム
22…X軸リニアガイド
24、34…レール
26、36…ブロック
30…Yフレーム
32…Y軸リニアガイド
40…負荷軽減構造体
42…ブロック側取付板
44…ヘッド側取付板
46…柱状部
50…ねじ
60…歪みゲージ
Claims (2)
- 相対移動する一方の部材に固定されるレールと、相対移動する他方の部材に取付けられ、前記レール上を摺動するブロックとを有するリニアガイドを含む電子部品実装機であって、
前記ブロックを前記他方の部材へ取付けるための取付板と、
該取付板と前記ブロックの間に配設される、該取付板の面積及びブロックの断面積より断面積が小さな柱状部を有する負荷軽減構造体と、
を備えたことを特徴とする電子部品実装機。 - 前記負荷軽減構造体の柱状部に、歪みゲージが貼付されていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005274051A JP2007088154A (ja) | 2005-09-21 | 2005-09-21 | 電子部品実装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005274051A JP2007088154A (ja) | 2005-09-21 | 2005-09-21 | 電子部品実装機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007088154A true JP2007088154A (ja) | 2007-04-05 |
Family
ID=37974853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005274051A Pending JP2007088154A (ja) | 2005-09-21 | 2005-09-21 | 電子部品実装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007088154A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009212138A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Juki Corp | 部品実装装置 |
JP2010003728A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Juki Corp | 表面実装装置 |
US10589431B2 (en) | 2017-12-25 | 2020-03-17 | Fanuc Corporation | Strain sensor, multi-axial force sensor and robot |
-
2005
- 2005-09-21 JP JP2005274051A patent/JP2007088154A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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