JP4674145B2 - 接着ラベル及び接着ラベルロール - Google Patents

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Description

本発明は、剥離部分と残存部分とが交互に設けられるウエブに接着され、前記剥離部分同士を連結する接着ラベル及び接着ラベルロールに関する。
例えば、液晶パネル用基板、プリント配線用基板、PDPパネル用基板では、感光材料(感光性樹脂)層を有する感光性シート体(感光性ウエブ)を基板表面に貼り付けて構成されている。感光性シート体では、可撓性プラスチック支持体上に感光材料層と保護フイルムとが、順次、積層されている。
そこで、この種の感光性シート体の貼り付けに使用される貼り付け機構は、通常、ガラス基板や樹脂基板等の基板を所定の間隔ずつ離間させて搬送するとともに、前記基板に貼り付けられる感光材料層の範囲に対応して、前記感光性シート体から保護フイルム(カバーフイルム)を剥離する方式が採用されている。
例えば、特許文献1に開示されているフイルム貼り付け方法では、図15に示すように、多層フイルム1が、方向転換ロール2を介して搬送方向を変更するとともに、この方向転換ロール2に近接してカバーフイルム剥離機構3が配置されている。多層フイルム1は、ベースフイルム1a、レジストフイルム1b及びカバーフイルム1cを積層して構成されており、前記カバーフイルム1cには、予めミシン目による切れ目1eが所定の間隔で形成されている。
カバーフイルム剥離機構3は、粘着テープ4を供給する粘着テープ供給ロール4aと、前記粘着テープ4を切断する粘着テープカッタ5と、前記粘着テープ4をカバーフイルム1cに圧着する粘着テープ圧着ロール6と、前記粘着テープ4を真空吸着によって保持する粘着テープ保持台7と、前記カバーフイルム1cを巻き取るカバーフイルム巻き取りロール8とを備えている。カバーフイルム巻き取りロール8と粘着テープ圧着ロール6との間には、カバーフイルム1cの保持ロール9aと制御ロール9bとが配設されている。
このような構成において、多層フイルム1から剥離された直後のカバーフイルム1cの終端には、粘着テープ4の先端が貼り付けられており、前記カバーフイルム1cがカバーフイルム巻き取りロール8により巻き取られると、前記粘着テープ4は、粘着テープ供給ロール4aから引き出される。そして、多層フイルム1が送られることにより、カバーフイルム1cと残存カバーフイルム1dとの間の切れ目1eが粘着テープ圧着ロール6の真上にくる直前で、前記粘着テープ圧着ロール6が上方に移動して粘着テープ4を前記カバーフイルム1cの先端に貼り付けている。
次いで、粘着テープ4が粘着テープ保持台7によって真空吸着された状態で、前記粘着テープ保持台7が下降され、粘着テープカッタ5を介して該粘着テープ4が切断される。従って、粘着テープ4は、残存カバーフイルム1dを挟んで、剥離されているカバーフイルム1cと多層フイルム1のカバーフイルム1cとに貼り付けられている。このため、カバーフイルム1cが多層フイルム1から剥離される一方、残存カバーフイルム1dが前記多層フイルム1に残存している。
ところが、上記の特許文献1では、粘着テープ圧着ロール6及び粘着テープ保持台7を揺動変位させており、構造が相当に複雑化する。さらに、方向転換ロール2は、多層フイルム1を強固に保持することができず、特にカバーフイルム1cを前記多層フイルム1から剥離する際に、引き剥がしによる衝撃が作用し易い。これにより、下流側の基板のラミネート部分にスジ状の不良部位が発生するという問題がある。
また、粘着テープ圧着ロール6の押し付けが線接触のため、粘着テープ4の接着が不十分になり、この粘着テープ4を強固に貼り付けることができないおそれがある。しかも、粘着テープカッタ5に付着する粘着剤を除去するためのメンテナンスが必要であり、作業が煩雑であるという問題がある。
さらに、多層フイルム1の幅方向に沿って複数台のカバーフイルム剥離機構3を配置しなければならない。カバーフイルム1cを確実に剥離するためには、前記カバーフイルム1cの幅方向に複数本の粘着テープ4を貼り付ける必要があるからである。これにより、装置全体が大型化するとともに、コストが高騰するという問題がある。その上、粘着テープ供給ロール4aを多層フイルム1の幅方向に複数本配置しなければならず、各粘着テープ供給ロール4aの交換作業が相当に煩雑である。
そこで、上記の粘着テープ4に代えて、予め所定の形状、例えば、短冊状に形成された粘着ラベルを用いることが考えられる。例えば、特許文献2に開示されている粘着ラベルでは、熱収縮性のプラスチックフイルム乃至シートを基材とし、その片面に、温水との接触によって粘着力が低下する粘着剤の層を形成している。
この粘着ラベルでは、粘着テープカッタ5を用いる必要がなく、この粘着テープカッタ5のメンテナンスが不要になる。しかも、カバーフイルム巻き取りロール8により巻き取られた不要のカバーフイルム1cを廃棄処理するために、粘着ラベルを剥離する際には、前記粘着ラベルを温水に浸漬するだけで、該粘着ラベルを容易に剥離することが可能になる。
特開2001−6995号公報(図4) 特開平5−173487号公報
しかしながら、上記の粘着ラベルを用いて、図15に示すように、カバーフイルム1cを剥離しようとすると、この粘着ラベルの両端のみを前記カバーフイルム1cに貼り付けなければならない。これにより、揺動可能な粘着テープ圧着ロール6及び粘着テープ保持台7に相当する構造が必要となり、粘着ラベルの貼り付け機構全体の構造が相当に複雑化するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単な設備を用いてフイルムを確実且つ効率的に剥離するとともに、取り扱い性に優れる接着ラベル及び接着ラベルロールを提供することを目的とする。
本発明は、剥離部分と残存部分とが交互に設けられるウエブに接着され、前記剥離部分同士を連結する接着ラベルである。
接着ラベルは、剥離部分に接着される接着面の中央部分に設けられ、残存部分に接離自在な無接着力乃至微弱接着力の非接着部と、前記接着ラベルの剥離方向両端に設けられ、前記残存部分を挟んで剥離部分に接着される第1接着部と、前記非接着部と前記第1接着部との間に設けられ、前記剥離部分と前記残存部分との境界部分を覆って配置されるとともに、前記第1接着部よりも弱接着力に設定される第2接着部とを有している。
また、接着ラベルは、熱収縮性材料、あるいは、ウエブと同一の樹脂材料で構成されることが好ましい。このため、接着ラベルの再処理が簡素化する。さらに、接着ラベルの接着剤は、水溶性であること、又は感熱剥離性であることが好ましい。接着剤の処理が簡素化するとともに、耐環境性の向上が図られるからである。
さらにまた、本発明は、剥離部分と残存部分とが交互に設けられるウエブに接着され、前記剥離部分同士を連結する接着ラベルと、複数の前記接着ラベルが所定間隔ずつ離間し且つ離脱可能に貼り付けられるとともに、ロール状に巻回される剥離紙とを備える接着ラベルロールである。
接着ラベルは、剥離部分に接着される接着面の中央部分に設けられ、残存部分に接離自在な無接着力乃至微弱接着力の非接着部と、前記接着ラベルの剥離方向両端に設けられ、前記残存部分を挟んで剥離部分に接着される第1接着部と、前記非接着部と前記第1接着部との間に設けられ、前記剥離部分と前記残存部分との境界部分を覆って配置されるとともに、前記第1接着部よりも弱接着力に設定される第2接着部とを有している。
本発明では、通常の長尺状粘着テープに代えて接着ラベルが使用されるため、複雑なテープカット機構が不要になるとともに、カッタのメンテナンス作業等が不要になる。従って、接着ラベルの貼り付け作業は、簡単且つ経済的な構成で、確実に遂行される。
しかも、接着ラベルは、非接着部と第1接着部との間に、前記第1接着部よりも弱接着力に設定された第2接着部が設けられ、前記第2接着部が剥離部分と残存部分との境界部分を覆って配置される。このため、第2接着部の幅寸法内に剥離部分と残存部分との境界部分が存在していればよく、接着ラベルの貼り付け精度及び前記接着ラベルの作製精度を厳格に維持する必要がない。これにより、接着ラベルの貼り付け機構が簡素化されるとともに、接着ラベルの作製コストが良好に削減される。
さらに、複数の接着ラベルが剥離紙に貼り付けられた接着ラベルロールを用いることにより、前記接着ラベルの取り扱い作業性が良好に向上する。しかも、接着ラベルロールから接着ラベルを離脱させるだけでよく、ラベル貼り付け機構の簡素化が容易に図られる。
図1は、本発明の実施形態に係る接着ラベル10が複数設けられた接着ラベルロール12の斜視説明図であり、図2は、前記接着ラベルロール12を用いる製造装置20の概略構成図である。
接着ラベル10は、予め短冊状に構成されるとともに、複数の前記接着ラベル10が長尺な剥離紙14に所定間隔ずつ離間して貼り付けられており、全体としてロール状に巻回されて接着ラベルロール12が構成されている。
接着ラベル10は、例えば、ポリプロピレン(PP)を主材料とする合成紙で構成されており、厚さが80μmに設定される。接着ラベル10は、剥離紙14に向かう裏面(接着面)の中央部に、粘着剤が塗布されない無接着力乃至微弱接着力の非接着部10aを有する。接着ラベル10の剥離方向両端、すなわち、裏面長手方向両端には、第1接着部10b、10cが設けられるとともに、非接着部10aと前記第1接着部10b、10cとの間には、前記第1接着部10b、10cよりも弱接着力に設定される第2接着部10d、10eが設けられる。
第1接着部10b、10cには、例えば、アクリル系の水溶性(水、温水、アルカリ水等)の粘着剤層が5μmの厚さに設けられている。第1接着部10b、10cの接着強度は、後述する保護フイルム30の材質であるポリプロピレン(PP)に対して、180゜剥離で1〜2N/15mm幅(20℃)に設定される。なお、第1接着部10b、10cは、感熱で剥離が容易な粘着剤(例えば、特開平7−219439号公報参照)を使用してもよい。
非接着部10aは、第1接着部10b、10cを形成する粘着剤層に、粘着力が殆ど又は全く働かないような処理、所謂、糊殺し処理が施されることにより、形成される。この糊殺し処理は、例えば、糊殺しインクを接着ラベル10の裏面に印刷することにより行われる。印刷処理を採用することにより、接着ラベル10の作製形状精度が向上するととともに、前記接着ラベル10の作製コストの削減が容易に図られる。
第2接着部10d、10eは、上記の糊殺しインク用印刷版の網点形状や網点サイズを変更して所望の粘着力や粘着形状を設定することにより、形成される。印刷方法としては、フレキソ印刷、オフセット印刷、凸版印刷又はシルクスクリーン印刷等が採用される。
なお、1回の印刷処理で非接着部10aが十分に得られない場合には、糊殺しインクの印刷処理を繰り返し行う。その際、1回目と2回目の糊殺しインクの印刷厚さや印刷幅を変更することにより、第2接着部10d、10eと非接着部10aとを、順次、形成することができる。すなわち、1回目の印刷処理で第2接着部10d、10eを形成し、2回目の印刷処理で非接着部10aを形成してもよい。
また、糊殺しインクの印刷に代えて、薄肉なPET(ポリエチレンテレフタレート)フイルムやPPフイルムの貼り付けを行ってもよい。
図3は、製造装置20に使用される感光性ウエブ22の断面図である。この感光性ウエブ22は、可撓性ベースフイルム(支持体)26と、感光性樹脂層(感光材料層)28と、保護フイルム30とを積層して構成される。
図2に示すように、製造装置20は、感光性ウエブ22をロール状に巻回した感光性ウエブロール22aを収容し、この感光性ウエブロール22aから前記感光性ウエブ22を送り出すウエブ送り出し機構32と、送り出された前記感光性ウエブ22の保護フイルム30に幅方向に切断可能なハーフカット部位34(図3参照)を形成するハーフカッタ36と、接着ラベル10(図1参照)を保護フイルム30に接着させる接着ラベル貼り付け機構40と、前記感光性ウエブ22をタクト送りから連続送りに変更するためのダンサー機構42と、前記感光性ウエブ22から保護フイルム30を所定の長さ間隔で剥離させる剥離機構44と、前記保護フイルム30の剥離により露出した感光性樹脂層28をガラス基板24に接合する接合機構46と、各ガラス基板24間の前記感光性ウエブ22を切断するウエブ切断機構48とを備える。このウエブ切断機構48の上流には、運転開始時に使用されるウエブ切断機構48aが設けられる。
ハーフカッタ36は、ウエブ送り出し機構32に収容巻回されている感光性ウエブロール22aのロール径を算出するためのローラ対50の下流に、接着ラベル貼り付け機構40に近接して配置される。図4〜図6に示すように、ハーフカッタ36は、矢印A方向に進退可能な可動テーブル52に固定されて感光性ウエブ22の幅方向(矢印B方向)に延在するガイド部材53を備える。
図5〜図7に示すように、ガイド部材53には、図示していないが、モータとボールねじ等のアクチュエータを介して矢印B方向に移動可能な走行台54が支持される。この走行台54には、一対の丸刃56a、56bが設けられる。丸刃56a、56bは、感光性ウエブ22の幅方向に走行して前記感光性ウエブ22の所定の位置に、残存部分30bを挟んで2つのハーフカット部位34を同時に形成する(図3参照)。
走行台54は、感光性ウエブ22の幅方向両端から外方に突出する2つの退避位置(図4中、二点鎖線参照)に配置自在である。走行台54の下方には、丸刃56a、56bによるハーフカット時に感光性ウエブ22を吸着保持するための吸着台57が、可動テーブル52に昇降シリンダ55を介して昇降可能に配設される。
図3に示すように、ハーフカット部位34は、少なくとも保護フイルム30を切断する必要があり、実際上、この保護フイルム30を確実に切断するために感光性樹脂層28まで切り込むように丸刃56a、56bの切り込み深さが設定される。丸刃56a、56bは、回転することなく固定された状態で、感光性ウエブ22の幅方向に移動してハーフカット部位34を形成する方式や、前記感光性ウエブ22上を滑ることなく回転しながら前記幅方向に移動して前記ハーフカット部位34を形成する方式が採用される。
このハーフカット部位34は、丸刃56a、56bに代替して、例えば、レーザー光や超音波を用いたカット方式の他、ナイフ刃、押し切り刃(トムソン刃)等で形成する方式を採用してもよい。
なお、ハーフカッタ36は、単一の丸刃を備えるとともに、感光性ウエブ22の搬送方向(矢印A方向)に所定の距離だけ離間して2台配設してもよい。
ハーフカット部位34は、ガラス基板24の間隔を設定するものであり、例えば、両側の前記ガラス基板24にそれぞれ10mmずつ入り込んだ位置に設定される。ガラス基板24間のハーフカット部位34で挟まれた部分は、後述する接合機構46において感光性樹脂層28を前記ガラス基板24に貼り付ける際、ラミネートローラ(後述するゴムローラ136a、136b)を汚さないようにするためのものである。
図3及び図8に示すように、接着ラベル10では、非接着部10aが残存部分30bに接離自在であり、第1接着部10b、10cが前記残存部分30bを挟んで剥離側前方の剥離部分30aaと剥離側後方の剥離部分30abとに接着され、第2接着部10d、10eは、前記残存部分30bと前記剥離部分30aa、30abとの境界部分を覆って配置される。図3に示すように、保護フイルム30は、残存部分30bを挟んで、先に剥離される部分を前方の剥離部分30aaとする一方、後に剥離される部分を後方の剥離部分30abとする。
具体的には、例えば、ハーフカット部位34間の距離が35mmである際、図1及び図3に示すように、接着ラベル10の全長Lが100mm、第1接着部10b、10cの幅L1が30mm、第2接着部10d、10eの幅L2が5mm、及び非接着部10aの幅L3が30mmに設定される。
図4に示すように、接着ラベル貼り付け機構40は、ガラス基板24間に対応して保護フイルム30の残存部分30bを残すため、剥離側前方の剥離部分30aaと剥離側後方の剥離部分30abとを連結する接着ラベル10を供給する第1及び第2ラベル供給機構58a、58bを備える。
第1及び第2ラベル供給機構58a、58bは、感光性ウエブ22の幅方向両側に対応して配設される。第1及び第2ラベル供給機構58a、58bは、図6に示すように、それぞれ接着ラベル10を貼り付けた剥離紙14がロール状に巻回された接着ラベルロール12の軸心が装着され、モータ64の作用下に回転駆動される回転軸66を設ける。この回転軸66が回転することにより、接着ラベルロール12から接着ラベル10を有する剥離紙14が送り出される。
剥離紙14は、接着ラベル10を貼り付けた状態で、複数のガイドローラ68の案内作用下に、水平方向に一旦送り出された後、折り返し部材70によって鋭角状に折り返される。剥離紙14は、接着ラベル10が離脱された状態で、ガイドローラ72を介して巻き取り軸74に巻き取られる。この巻き取り軸74は、モータ76を介して回転駆動される。
第1及び第2ラベル供給機構58a、58bの近傍には、各折り返し部材70の上方に位置して第1及び第2ラベル受け取り機構78a、78bが設けられる(図4〜図6参照)。第1及び第2ラベル受け取り機構78a、78bは、それぞれ折り返し部材70の上方に配置されて水平方向に延在する水平シリンダ80を備え、前記水平シリンダ80から互いに近接する方向に延在するロッド82には、鉛直方向に延在する垂直シリンダ84が固着される。
各垂直シリンダ84から下方に延在するロッド86には、吸着パッド88が装着される。各吸着パッド88は、接着ラベル10を接着面と反対のラベル面側から吸着保持し、前記接着ラベル10を剥離紙14から剥離し得る吸着力に設定される。
接着ラベル貼り付け機構40は、第1及び第2ラベル受け取り機構78a、78bに保持されている接着ラベル10を、接着面側から受け取るとともに、感光性ウエブ22の面上に沿って矢印B方向に移動可能な第1及び第2ラベル分配機構90a、90bを備える。
第1及び第2ラベル分配機構90a、90bは、矢印B方向に同軸上に延在するガイド部材92を備え、各ガイド部材92の端部には、モータ94が装着される。このモータ94には、図示しないボールねじを介して可動台96が連結され、この可動台96は、各ガイド部材92に沿って矢印B方向に進退可能である。
可動台96には、鉛直方向に延在するシリンダ98が装着され、このシリンダ98の下端には、吸着台100が一体的に所定距離だけ昇降自在に設けられる。この吸着台100の上面には、2枚の接着ラベル10を吸着可能な吸着パッド102a、102bが設けられる。吸着パッド102a、102bは、第1及び第2ラベル受け取り機構78a、78bの吸着パッド88と上下方向に対向して配置可能である。
可動テーブル52には、フレーム104が装着されるとともに、このフレーム104には、取り付け部106を介して複数のラベル貼り付け機構108が装着される。ラベル貼り付け機構108は、所定数、例えば、12〜18だけ取り付け部106に対して位置調整可能に装着されている。
図6及び図7に示すように、各ラベル貼り付け機構108を構成し、鉛直方向に延在するシリンダ110の下端には、吸着パッド112が設けられる。吸着パッド112は、鉛直下方向に吸着面を有しており、第1及び第2ラベル分配機構90a、90bを構成する吸着台100に吸着保持されている接着ラベル10をラベル面側から吸着保持し、前記接着ラベル10を感光性ウエブ22の貼り付け位置に貼り付け可能である。
可動テーブル52は、ハーフカッタ36によるハーフカット部位34の形成時及び複数のラベル貼り付け機構108による接着ラベル10の貼り付け時に、感光性ウエブ22の移動に伴って矢印A方向に移動する移動部114を備える。図4及び図5に示すように、移動部114は、一対のモータ116を備え、前記モータ116の回転作用下に、矢印A方向に進退する可動台118が可動テーブル52に装着される。移動部114を介して可動テーブル52が支持されるとともに、第1及び第2ラベル供給機構58a、58bが取り付けられる基台120は、一対の可動部122を介して矢印A方向に位置調整可能である(図4参照)。
図1に示すように、ダンサー機構42は、揺動自在なダンサーローラ130を備えるとともに、このダンサー機構42の下流に配置される剥離機構44は、感光性ウエブ22の送り出し側のテンション変動を遮断し、ラミネート時のテンションを安定化させるためのサクションドラム132を備える。サクションドラム132の近傍には、保護フイルム30を残存部分30bを除いて感光性ウエブ22から剥離して巻き取るための保護フイルム巻き取り部134が配置される。
接合機構46は、上下に配設されるとともに、所定温度に加熱されるラミネート用ゴムローラ136a、136bを備える。ゴムローラ136a、136bには、バックアップローラ138a、138bが摺接するとともに、前記バックアップローラ138bは、加圧シリンダ140を介してゴムローラ136b側に押圧される。ガラス基板24は、接合機構46からウエブ切断機構48を通ってさらに矢印B方向に延在する基板搬送路142を介して矢印C方向に搬送される。
このように構成される製造装置20の動作について、以下に説明する。
先ず、ウエブ送り出し機構32には、感光性ウエブロール22aが取り付けられており、この感光性ウエブロール22aから感光性ウエブ22が送り出される。感光性ウエブ22は、ハーフカッタ36に搬送されて所定位置に一旦停止され、又は微動搬送される。
ハーフカッタ36では、図5及び図6に示すように、走行台54が、例えば、矢印B1方向に移動することにより、丸刃56a、56bが感光性ウエブ22の幅方向に移動する。このため、感光性ウエブ22には、保護フイルム30から感光性樹脂層28まで切り込んで2つのハーフカット部位34が同時に形成される。これにより、感光性ウエブ22は、残存部分30bを挟んで前方の剥離部分30aaと後方の剥離部分30abとが設けられる(図2参照)。
次いで、接着ラベル貼り付け機構40では、図6に示すように、第1及び第2ラベル供給機構58a、58bを構成する回転軸66に接着ラベルロール12が装着されている。この回転軸66は、モータ64の駆動作用下に駆動されて、接着ラベルロール12から剥離紙14が接着ラベル10と一体的に送り出される。
剥離紙14及び接着ラベル10は、ガイドローラ68の案内作用下に水平方向に搬送された後、折り返し部材70により鋭角状に折り返される。このため、接着ラベル10の端部が剥離紙14から剥離され、前記接着ラベル10が、第1及び第2ラベル受け取り機構78a、78bを構成する各吸着パッド88に吸着保持される(図9参照)。
この状態で、折り返し部材70が、図9中、矢印B2方向に移動することにより、接着ラベル10が剥離紙14から分離する。吸着パッド88は、垂直シリンダ84を介して上昇することにより、接着ラベル10のラベル面を吸着してこの接着ラベル10を剥離紙14から分離した状態で保持する。
その際、折り返し部材70により鋭角状に折り返された剥離紙14は、接着ラベル10が剥離された後、ガイドローラ72の案内作用下に巻き取り軸74に移送される。巻き取り軸74がモータ76を介して回転することにより、前記巻き取り軸74に剥離紙14が巻き取られる(図6参照)。
一方、第1及び第2ラベル受け取り機構78a、78bでは、各吸着パッド88が接着ラベル10をラベル面側から吸着保持して上昇した後、水平シリンダ80が駆動される。このため、吸着パッド88は、垂直シリンダ84と一体的に矢印B方向に移動し、前記吸着パッド88は、第1及び第2ラベル分配機構90a、90bを構成する各吸着台100の上方に配置される(図10参照)。
この状態で、シリンダ98が駆動されて吸着台100が上昇し、前記吸着台100による吸引が開始される一方、吸着パッド88による吸引が解除される。従って、吸着パッド88に吸着保持されていた接着ラベル10は、接着面側を吸着台100の吸着パッド102aに吸着保持される。その際、吸着パッド102aは、非接着部38aとともに、第1及び第2接着部38b、38cを吸着保持する。
第1及び第2ラベル受け取り機構78a、78bは、各々1枚の接着ラベル10を各吸着台100の吸着パッド102aに受け渡した後、第1及び第2ラベル供給機構58a、58bから2枚目の接着ラベル10の受け取りを行う。そして、上記と同様に、第1及び第2ラベル受け取り機構78a、78bを構成する吸着パッド88に吸着保持された接着ラベル10は、第1及び第2ラベル分配機構90a、90bを構成する吸着台100の吸着パッド102bに受け渡される。
第1及び第2ラベル分配機構90a、90bでは、各々の吸着台100に2枚の接着ラベル10が吸着保持された後、モータ94の作用下に可動台96がガイド部材92に沿って矢印B方向に移動する(図11参照)。そして、吸着台100は、ラベル貼り付け機構108の各吸着パッド112に対応して配置された後、シリンダ98が駆動されて上昇する。これにより、吸着台100の吸着パッド102aに吸着保持されている接着ラベル10は、吸着パッド112にラベル面が接する。
この状態で、吸着パッド112による吸引が開始される一方、吸着パッド102aによる吸引が解除され、この吸着パッド102aから、前記吸着パッド112に接着ラベル10が受け渡される。さらに、吸着台100は、別のラベル貼り付け機構108に対応して配置され、吸着台100の吸着パッド102bに吸引保持されている接着ラベル10は、前記別のラベル貼り付け機構108を構成する吸着パッド112に受け渡される。
上記のように、所定数のラベル貼り付け機構108を構成する各吸着パッド112には、接着ラベル10がラベル面側を吸着保持される。そして、第1及び第2ラベル分配機構90a、90bは、所定の退避位置に退避する。一方、ハーフカッタ36が、矢印B1方向の端部、あるいは矢印B2方向の端部に設けられた退避位置に配置される。
次いで、感光性ウエブ22が矢印A方向に微動搬送されると、移動部114を構成するモータ116の作用下に、可動台118を介して可動テーブル52が矢印A方向に前記感光性ウエブ22と同期して移動する。その際、各ラベル貼り付け機構108では、シリンダ110の駆動作用下に吸着パッド112が下降し、前記吸着パッド112に吸着保持されている接着ラベル10は、感光性ウエブ22の所定の位置に貼り付けられる。
具体的には、図8に示すように、接着ラベル10は、保護フイルム30の残存部分30bを跨いで、前方の剥離部分30aaと後方の剥離部分30abとに一体的に接着される。
所定数の接着ラベル10が接着された感光性ウエブ22は、図2に示すように、ダンサー機構42を介して送り出し側のテンション変動が遮断された後、剥離機構44に連続的に搬送される。剥離機構44では、図12に示すように、感光性ウエブ22のベースフイルム26がサクションドラム132に吸着保持されるとともに、保護フイルム30が残存部分30bを残して前記感光性ウエブ22から剥離される。この保護フイルム30は、保護フイルム巻き取り部134に巻き取られる(図2参照)。
その際、感光性ウエブ22は、サクションドラム132により強固に保持されており、この感光性ウエブ22から保護フイルム30を剥離する時の衝撃が下流の前記感光性ウエブ22に作用することがない。これにより、接合機構46に剥離の衝撃が伝わることがなく、ガラス基板24のラミネート部分にスジ状や濃度ムラ等の品質不良個所が発生することを良好に阻止することができる。
剥離機構44の作用下に、保護フイルム30が残存部分30bを残してベースフイルム26から剥離された後、感光性ウエブ22が接合機構46に送られる。接合機構46では、ガラス基板24が、予め加熱された状態で所定間隔ずつ離間して投入され、このガラス基板24が感光性ウエブ22の感光性樹脂層28に接してゴムローラ136a、136b間に進入する。このため、ガラス基板24が所定のプレス圧力で挟み込まれ、このガラス基板24には、感光性樹脂層28が加熱溶融により転写される。
ここで、ラミネート条件としては、速度が2.7m/min(1.0m/min〜10.0m/min)、ゴムローラ136a、136bの温度が130℃(80℃〜140℃)、前記ゴムローラ136a、136bの硬度が50度(40度〜90度)、該ゴムローラ136a、136bのプレス圧(線圧)が250N/cm(50N/cm〜400N/cm)、感光性ウエブ22のフイルムテンションが120Nである。
感光性樹脂層28が転写されたガラス基板24は、図13に示すように、それぞれの端部同士が残存部分30bによって覆われている。従って、感光性樹脂層28がガラス基板24に転写される際、ゴムローラ136a、136bが前記感光性樹脂層28により汚れることがなく、清浄な状態で、前記感光性樹脂層28を前記ガラス基板24に額縁状に貼り付けることができる。そして、ウエブ切断機構48によりガラス基板24間で感光性ウエブ22が切断された後、ベースフイルム26及び残存部分30bが前記ガラス基板24から剥離される。これにより、感光性積層体144が製造される。
この場合、本実施形態では、予め短冊状に形成された接着ラベル10を用いている。この接着ラベル10は、図1に示すように、裏面(接着面)側の長手方向両端に第1接着部10b、10cが設けられ、中央側に残存部分30bに対応して非接着部10aが設けられるとともに、前記第1接着部10b、10cと前記非接着部10aとの間には、第2接着部10d、10eが設けられている。
このため、接着ラベル10は、第2接着部10d、10eが残存部分30bと剥離部分30aa、30abとの境界部分を覆って配置するだけで、前記剥離部分30aa、30abを第1接着部10b、10cにより一体的に接着することができる(図3参照)。従って、接着ラベル貼り付け機構40は、接着ラベル10を感光性ウエブ22に対しハーフカット部位34に沿って高精度に位置決めする必要がなく、簡単且つ経済的な構成で、接着ラベル10の貼り付け作業が確実に遂行されるという効果が得られる。
すなわち、図3に示すように、第2接着部10eの矢印A方向先端と、ハーフカット部位34との距離hが長く且つこの第2接着部10eの粘着力(接着力)が大きいと、剥離部分30aa、30abを接着ラベル10を介して剥離する際に、スティックスリップが発生し易い。このため、ハーフカット時にハーフカット部位34にクラック等が発生していると、スティックスリップ等の振動等によって、感光性樹脂層28に剥がれが惹起するおそれがある。
そこで、本実施形態では、第2接着部10d、10eの接着力を、第1接着部10b、10cよりも弱接着力に設定している。具体的には、第2接着部10d、10eに施される糊殺し処理において、糊殺しインクの印刷回数等によって対応している。ここで、非接着部10aに施される糊殺し処理を糊殺し(100%)とする一方、第1接着部10b、10cに施される糊殺し処理を糊殺し(0%)とすると、図14に示す粘着力と糊殺しとの関係が得られる。
なお、上記の粘着力の測定には、例えば、プローブタックテスター(ASTM−D−2979)が用いられる。このプローブタックテスターは、SUS製の直径5mmのプローブに、円筒型ウエイトによる荷重をかけて前記プローブ先端を糊面に押し付けて一定時間保持した後、このプローブを前記糊面から剥離した時のタックを測定することにより得られる。
そして、第2接着部10d、10eに、例えば、糊殺し(25%)の処理を施すと、この第2接着部10d、10eの粘着力は、800gとなる一方、第1接着部10b、10cの粘着力は、1170gとなる。
このため、第2接着部10d、10eの接着力が低下し、距離hが長くなっても、剥離時のスティックスリップの発生を有効に阻止することができ、感光性樹脂層28の剥れが阻止されるという効果が得られる。
これにより、第2接着部10d、10eの貼り付け位置は、ハーフカット部位34に対して搬送方向に比較的柔軟性を有し、接着ラベル10の貼り付け精度を厳格に維持する必要がない。一方、接着ラベル10においても、第2接着部10d、10eの作製精度を厳格に維持する必要がなく、前記接着ラベル10の作成コストが良好に削減されるという利点がある。
なお、接着ラベル10の形状は、保護フイルム30を連結するのに支障がなければ短冊状に限定されるものではなく、両端に丸みを設けていてもよく、また、中央が網目あるいは細形状乃至太形状でもよい。
しかも、本実施形態では、複数の接着ラベル10が剥離紙14に所定間隔ずつ離間して貼り付けられた接着ラベルロール12を用いている。このため、接着ラベルロール12をラベル剥離位置に送り出すだけで、第1及び第2ラベル受け取り機構78a、78bを介して所望数の接着ラベル10を容易に吸引保持することが可能になる。
従って、第1及び第2ラベル供給機構58a、58bでは、それぞれ1本の接着ラベルロール12を交換するだけでよく、例えば、感光性ウエブ22の幅方向の貼り付け個所に対応して複数本の粘着テープロールを用意する必要がない。この結果、装置全体の簡素化を図るとともに、テープ交換作業の簡素化が容易に図られる。
また、耐環境性及びリサイクル性を考慮して、接着ラベル10では、水溶性粘着剤を用いた第1接着部10b、10c及び第2接着部10d、10eを設けている。従って、剥離機構44を構成する保護フイルム巻き取り部134に巻き取られた保護フイルム30と接着ラベル10とは、水、温水又はアルカリ水等によって容易に分離することが可能になる。一方、感熱剥離性の粘着剤では、加熱するだけで、保護フイルム30と接着ラベル10とを容易に分離することができる。
その際、接着ラベル10と保護フイルム30とを同一の樹脂材で且つ粘着剤が水溶性のもので構成することにより、廃棄あるいは再生処理において、分別作業がほぼ不要になり、処理全体が一挙に簡素化する。
また、接着ラベル10は、紙(クリーンルーム内ではクリーンペーパー)や不織布等で形成することにより、前記接着ラベル10を一層安価に製造するとともに、リサイクルが簡素化するという利点がある。さらに、接着ラベル10の基材(素材)が熱収縮性を有することにより、再処理で熱によって容易に剥離可能となる。
なお、本実施形態では、単一の長尺状の感光性ウエブ22の感光性樹脂層28をガラス基板24に熱転写する製造装置20について説明したが、これに限定されるものではない。図示しないが、例えば、2つ以上の長尺状の感光性ウエブの各感光性樹脂層を並列して同一のガラス基板に熱転写する製造装置であっても、同様である。
本発明の実施形態に係る接着ラベルが複数設けられた接着ラベルロールの斜視説明図である。 前記接着ラベルロールを用いる製造装置の概略構成図である。 前記製造装置に使用される長尺状の感光性ウエブの断面図である。 前記製造装置を構成する接着ラベル貼り付け機構の概略正面説明図である。 前記接着ラベル貼り付け機構の平面説明図である。 前記接着ラベル貼り付け機構の概略斜視説明図である。 前記接着ラベル貼り付け機構の側面説明図である。 前記感光性ウエブに前記接着ラベルが貼り付けられた際の説明図である。 前記接着ラベル貼り付け機構の動作説明図である。 前記接着ラベル貼り付け機構の動作説明図である。 前記接着ラベル貼り付け機構の動作説明図である。 前記感光性ウエブから保護フイルムを剥離する際の説明図である。 ガラス基板に感光性樹脂層が転写された状態の説明図である。 糊殺し(%)と粘着力との関係図である。 特許文献1の概略説明図である。
符号の説明
10…接着ラベル 10a…非接着部
10b〜10e…接着部 12…接着ラベルロール
14…剥離紙 20…製造装置
22…感光性ウエブ 22a…感光性ウエブロール
24…ガラス基板 26…ベースフイルム
28…感光性樹脂層 30…保護フイルム
30b…残存部分 32…ウエブ送り出し機構
34…ハーフカット部位 36…ハーフカッタ
40…接着ラベル貼り付け機構 42…ダンサー機構
44…剥離機構 46…接合機構
48、48a…ウエブ切断機構 56a、56b…丸刃
57、100…吸着台 58a、58b…ラベル供給機構
70…折り返し部材 78a、78b…ラベル受け取り機構
90a、90b…ラベル分配機構 96…可動台
108…ラベル貼り付け機構 114…移動部
132…サクションドラム 136a、136b…ゴムローラ

Claims (6)

  1. 剥離部分と残存部分とが交互に設けられるウエブに接着され、前記剥離部分同士を連結する接着ラベルであって、
    前記接着ラベルは、前記剥離部分に接着される接着面の中央部分に設けられ、前記残存部分に接離自在な無接着力乃至微弱接着力の非接着部と、
    前記接着面の剥離方向両端に設けられ、前記残存部分を挟んで前記剥離部分に接着される第1接着部と、
    前記非接着部と前記第1接着部との間に設けられ、前記剥離部分と前記残存部分との境界部分を覆って配置されるとともに、前記第1接着部よりも弱接着力に設定される第2接着部と、
    を有することを特徴とする接着ラベル。
  2. 請求項1記載の接着ラベルにおいて、前記接着ラベルは、熱収縮性材料で構成されることを特徴とする接着ラベル。
  3. 請求項1記載の接着ラベルにおいて、前記接着ラベルは、前記ウエブと同一の樹脂材料で構成されることを特徴とする接着ラベル。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の接着ラベルにおいて、前記接着ラベルの接着剤は、水溶性であることを特徴とする接着ラベル。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の接着ラベルにおいて、前記接着ラベルの接着剤は、感熱剥離性であることを特徴とする接着ラベル。
  6. 剥離部分と残存部分とが交互に設けられるウエブに接着され、前記剥離部分同士を連結する接着ラベルと、
    複数の前記接着ラベルが所定間隔ずつ離間し且つ離脱可能に貼り付けられるとともに、ロール状に巻回される剥離紙と、
    を備え、
    前記接着ラベルは、前記剥離部分に接着される接着面の中央部分に設けられ、前記残存部分に接離自在な無接着力乃至微弱接着力の非接着部と、
    前記接着面の剥離方向両端に設けられ、前記残存部分を挟んで前記剥離部分に接着される第1接着部と、
    前記非接着部と前記第1接着部との間に設けられ、前記剥離部分と前記残存部分との境界部分を覆って配置されるとともに、前記第1接着部よりも弱接着力に設定される第2接着部と、
    を有することを特徴とする接着ラベルロール。
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