JP4670220B2 - トラクタ用伝動機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静油圧式無段変速機を内設して原動機動力を作業系と走行系との2系統に分ける動力分割部、その動力を変速機等の切換部に伝動する伝動部等を略筒状のケースに内設して構成されるトラクタ用伝動機に関し、特に、動力分割部や伝動部等を収容するケースの構成を簡易化することができるトラクタ用伝動機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、原動機動力を受けて走行系とPTO系の動力を出力するトラクタ用伝動機が知られている。このトラクタ用伝動機101は、図4の縦断面図に示すように、略筒状のケース102〜105内に、原動機動力を断接するクラッチ106による主クラッチ部と、その動力を変速するHSTと略称される静油圧式無段変速機107を介してポンプ軸からPTO動力を出力するPTO用動力軸107aおよびモータ軸から走行動力を出力する走行用動力軸107bによる動力分割部と、この動力分割部から受けた動力を伝達するPTO用クラッチ軸108と走行用伝動軸109とによる伝動部と、この伝動部から動力を出力する走行用およびPTO用の出力軸110,111による出力部とをこの順に内設して構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記トラクタ用伝動機は、主クラッチ部106、動力分割部107、伝動部108,109、出力部110,111のそれぞれをケース102〜105またはケースと一体に形成した支持壁103a〜105aによって支持することから、それぞれと対応してケースを分割可能に構成する必要があり、その結果、全体の構成が複雑化して機器の剛性低下および製造コストの点で不利を避けることができなかった。
【0004】
本発明の目的は、静油圧式無段変速機を内設して原動機動力を作業系と走行系との2系統に分ける動力分割部、その動力を変速機等の切換部に伝動する伝動部等を収容するケースの構成を簡易化することができるトラクタ用伝動機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、静油圧式無段変速機の出力側のポンプ軸とモータ軸により原動機動力を作業系と走行系との2系統に分ける動力分割部と、この動力分割部による各動力を伝動するPTO伝動軸及び走行伝動軸と、この走行伝動軸による動力の回転比を切り換える副変速機構による切換部と、これらを動力入力側から順に収容する略筒状のケースとを備えるトラクタ用伝動機において、上記ケースと一体に前側の支持壁と後側の支持壁を形成し、この前側の支持壁には、その前側に別体構成の前側の支持メタルを設け、後側の支持壁にはその後側に別体構成の後側の支持メタルを設け、前記走行伝動軸が、静油圧式無段変速機による走行系のモータ軸から走行入力ギヤ軸を介して動力を受けるものであり、側の支持壁と前側の支持メタルとによって上記モータ軸、走行伝動軸および走行入力ギヤ軸を支持し、前記後側の支持壁に支持されたPTO伝動軸が、静油圧式無段変速機による作業系のPTO用動力軸から直結カプラを介して動力を受けるものであり、前記後側の支持メタルよって、走行伝動軸と直結した延長カウンタ軸、前記切換部に入力伝動する切換入力軸、及び作業系の動力をリヤケースの後部にまで延びて出力するクラッチ軸の一端を支持することを特徴とする。
【0006】
上記伝動部の前後の支持メタルは、ケースと別体の構成であることから、走行伝動軸は前後の支持メタルによって組み付け支持される。
【0007】
求項に係る発明は、前記走行伝動軸が、静油圧式無段変速機による走行系のモータ軸から動力を受けるものであり、前記カウンタ軸は、上記走行伝動軸から動力を受けて回転比を切換えるものであり、このカウンタ軸と上記走行伝動軸との間に両者を直結して同速伝動するカプリング手段を備えることを特徴とする。
【0008】
上記カプリング手段により伝動部の走行伝動軸と切換部のカウンタ軸とが直結され、このカウンタ軸によって構成される副変速機構により変速比が切り換えられる。
【0009】
【発明の効果】
本発明のトラクタ用伝動機は以下の効果を奏する。
上記トラクタ用伝動機は、PTO伝動軸及び走行伝動軸とを単一構成のケース内に構成し、PTO伝動軸及び走行伝動軸についてケースの分割を要しないことから構成の簡易化とともに剛性の向上が容易となる
【0010】
逆転出力の構成をベースにして走行入力ギヤ軸の組換え操作によって構成可能とした場合は、トラクタ用伝動機は、特段の対応仕様を要することなく、共通部材とギヤの組換えにより逆進構成の機種を含む幅広い対象機種について適用することができる。
【0011】
上記伝動部からの走行伝動軸の動力をカプリング手段によって直接的にカウンタ軸に伝動する場合は、上記トラクタ用伝動機は、中継用のギヤ機構等を要しないので、副変速機構に到る走行伝動系の構成の簡易化とともに動力伝達効率を向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
上記技術思想に基づき具体的に構成された実施の形態について、以下に図面を参照しつつ説明する。
【0013】
本発明のトラクタ用伝動機の構成例について説明する。トラクタ用伝動機の展開縦断面図を図1に示す。図1において、トラクタ用伝動機1は、図示せぬエンジン側からフロントケース2、ミッドケース3、リヤケース4に分割可能に連結した略筒状のケースと、フロントケース2内の主クラッチ部、ミッドケース3内の動力分割部および伝動部、リヤケース4内の切換部および出力部等から構成される。
【0014】
フロントケース2内の主クラッチ部は、原動機動力を受ける不図示の主クラッチをフロントケース2に内装し、動力を断接出力する出力軸5aを後側のミッドケース3に向けて配置構成する。
【0015】
ミッドケース3の前段側に位置する動力分割部には、主クラッチ5の出力軸5aと連結しHSTと略称される静油圧式無段変速機6を内設し、HSTポンプ軸からPTO動力を出力するPTO用動力軸6aおよびHSTモータ軸から走行動力を出力する走行用動力軸6bにより原動機動力を分割出力する。
【0016】
ミッドケース3の後段側に位置する伝動部には、作業系と走行系の伝動部を内設する。作業系としては、動力分割部のPTO用動力軸6aから直結カプラ7aによって動力を受けるPTO伝動軸7と、その動力を仲介伝動するアイドルギヤ8と、このアイドルギヤ8を介して動力を受けるクラッチ9aと、このクラッチ9aの伝達動力を出力するためにリヤケース4の後部にまで延びるクラッチ軸9とを備える。走行系としては、走行用動力軸6bを受ける走行伝動軸10と、アイドルギヤ8を支持するとともに走行伝動軸10からギヤ機構10a,11aによりリヤケース4の切換部に入力する切換入力軸11とを備える。
【0017】
リヤケース4の前段側に位置する切換部には、切換入力軸11の軸端に同心支持した走行出力軸12b、同切換入力軸11から減速動力を受ける減速カウンタ軸13、走行出力軸12b上に回転自在に遊嵌されていて減速カウンタ軸13
側から動力を受ける小径ギヤと大径ギヤとからなる2段ギヤ14、この2段ギヤ14から更に減速する下部カウンタ軸15、走行出力軸12から分けた前輪動力を仲介伝動するアイドルギヤ16、このアイドルギヤ16から前輪動力をミッドケース3の前側に出力する前輪出力軸17を備える。
【0018】
走行出力軸12には3段のシフト位置を選択可能に伝動切換するコンスタントメッシュギヤ12aを設けるとともに2段ギヤ14を同心に支持する。コンスタントメッシュギヤ12aは、そのシフト位置に応じて上記切換入力軸11、2段ギヤ14、下部カウンタ軸15から選択して走行出力軸12bとの間の伝動を切換え可能に構成することにより3段(高速H,超低速LL,低速L)の副変速機構を形成する。3段の変速は、コンスタントメッシュギヤ12aを前方に移動させると切換入力軸11と走行出力軸12bが直結状態となり、副変速の高速Hが得られる。このコンスタントメッシュギヤ12aを後方の中間位置に移動させると、切換入力軸11→減速カウンタ軸13→走行出力軸14→下部カウンタ軸15→コンスタントメッシュギヤ12aを経て大きく減速された超低速の回転LLが得られ、コンスタントメッシュギヤ12aを一番後まで移動させると切換入力軸11→減速カウンタ軸13→走行出力軸14→コンスタントメッシュギヤ12aを経て走行出力軸12bに低速Lの回転動力が伝達され。また、アイドルギヤ16は、クラッチ軸9に支持するとともに、アイドルギヤ16による前輪動力をシフト位置に応じて断接するコンスタントメッシュギヤ17aを前輪出力軸17に設ける。
【0019】
上記ミッドケース3内における支持手段は、ミッドケース3と一体に前側の支持壁18と後側の支持壁19とを形成し、前側の支持壁18にはその前側に別体構成の前側の支持メタル18aを設け、同様に後側の支持壁19にはその後側に別体構成の後側の支持メタル19aを設けることにより構成する。
【0020】
前側の支持壁18には、PTO伝動軸7、走行用動力軸6b、切換入力軸11、クラッチ軸9の一端側を支持し、後側の支持壁19には、PTO伝動軸7の他端側を支持する。また、前側の支持メタル18aには、走行用動力軸6b、走行伝動軸10の一端側を支持し、後側の支持メタル19aには、走行伝動軸10、切換入力軸11の他端側、クラッチ軸9、減速カウンタ軸13、下部カウンタ軸15の一端側を支持する。
【0021】
上記構成のトラクタ用伝動機1は、動力分割部において、原動機動力を受ける静油圧式無段変速機6からPTO用動力軸6aによるPTO動力と走行用動力軸6bによる走行動力とを分割出力する。PTO系動力は、PTO伝動軸7からアイドルギヤ8を介してクラッチ軸9に伝達され、また、走行系動力は、走行伝動軸10から切換入力軸11に受け、この切換入力軸11からコンスタントメッシュギヤ12aにより、減速カウンタ軸13、下部カウンタ軸15による減速伝動を含む3段の伝動比で走行出力軸12に伝動される。その一部動力は前輪出力としてアイドルギヤ16からコンスタントメッシュギヤ17aによって断接可能に前輪出力軸17に伝達される。
【0022】
このような伝動構成において、伝動部の両支持メタル18a,19aは、ケース3と別体の構成であることから、伝動部の各軸はケース一体の前後の支持壁18,19と前後の支持メタル18a,19aとによって組み付け支持され、この前側の支持壁18の前側に静油圧式無段変速機6を配置することにより、同支持壁18を間に挟んで動力分割部と伝動部とを単一構成のミッドケース3内に構成することができる。したがって、トラクタ用伝動機1は、動力分割部と伝動部についてケースの分割を要しないので、構成の簡易化とともに剛性の向上が容易となる。
【0023】
前輪動力伝達系については、走行出力軸12から前輪動力を分けるアイドルギヤ16をクラッチ軸9に支持することにより、従来の構成、すなわち、PTOのクラッチ軸9と同心に支持壁にパイプ軸を支持してギヤを取付けた複雑な支持構造を要することのない簡易な構成により、パイプ軸や軸受等の部品点数を削減することができる。
【0024】
切換部については、上記リヤケース4内の軸配置、副変速機構の変速ギヤの配置、変速段数を、メカニカルミッション式のトラクタ用伝動機と同じになるように構成することにより部材の共用化を図ることができる。詳細には、メカニカルミッション式のトラクタ用伝動機31は、たとえば、図2の展開縦断面図に示すように、ミッドケース33内に、機体の進行方向を前後に切り換える逆転機構34、およびシンクロメッシュギヤによる主変速機構35が構成され、そのリヤケース36内にメカニカルミッション式の副変速機構37とPTOクラッチ軸38が構成される。このリヤケース36内の軸配置、副変速機構37のギヤ配置、その変速段数と合わせてトラクタ用伝動機1を構成することにより、リヤケース4とリヤアクスルを両者間で共用化することができる。また、副変速機構12aの変速段数、配置およびシフトストロークまで同一仕様とすることにより、副変速機構(シフトフォーク、アーム、レバー、レバーガイド等)をメカニカルミッション式の場合と共用することができる。
【0025】
さらに、上記トラクタ用伝動機1のフロントケース2とミッドケース3とを連結した全長寸法が、メカニカルミッション式のフロントケース32の全長寸法Lと同じになるように構成することにより、リヤケース4の共用が可能となる上、両者の全長およびホイルベースが同一となることから、外装部品の共用化を図ることができる。
【0026】
つぎに、走行系の別の構成について説明する。トラクタ用伝動機41の走行系は、図3の縦断面図に示すように、走行用動力軸6bとこれを受ける走行伝動軸10bとの間に走行入力ギヤ軸42を介設する。この走行伝動軸10bは、延長カウンタ軸13aに対してカプリング手段としての直結継手43により直結する。
【0027】
詳細には、ミッドケース3と一体に前側の支持壁44形成し、この前側の支持壁44にはその前側に別体構成の前側の支持メタル44aを設け、同様に後側の支持壁19にはその後側に別体構成の後側の支持メタル45aを設けることにより支持手段を構成する。走行用動力軸6b、走行入力ギヤ軸42および走行伝動軸10bを前側の支持壁44と前側の支持メタル44aとによって支持する。また、後側の支持メタル45aには、延長カウンタ軸13a、切換入力軸11、クラッチ軸9、下部カウンタ軸15の一端側を支持する。
【0028】
上記走行入力ギヤ軸42は、走行系の分割動力軸(モータ軸)6bと走行伝動軸10bとの間で前側の支持メタル44aによって支持壁44の前側に独立して構成されることから、走行入力ギヤ軸42の介設なしにモータ軸6bから走行伝動軸10bに直接伝動する逆転出力の場合、共用構成の部材と走行入力ギヤ軸42bの組換え操作によって構成することができる。
トラクタとフロントモアは製造コストを下げるため、同じミッションやケースを用いるが、図3に記載された伝動機をトラクタに使用する場合、図面に向かって左側を前進方向にしているのに対して、フロントモアにおいては右側(即ち、トラクタで言えば後進側)を前進方向にしている。従って、フロントモアにおいて、HSTペダルを前進側に踏み込んで機体を前進させようとすれば、ミッション内に逆転機構を組み込む必要がある。
このように、上記トラクタ用伝動機41は、ペダリング対応によるHST操作性能の影響を受けることなく、フロントモーア等の逆進構成の機種を含む幅広い対象について適用することができる。
【0029】
また、上記構成の切換部の延長カウンタ軸13aは、カプリング手段43によって伝動部の走行伝動軸10bと直結され、副変速機構により走行出力軸12bの変速比が切り換えられる。したがって、上記トラクタ用伝動機41は、ギヤ機構10a,11aを要しないので、走行伝動系の構成の簡易化とともに動力伝達効率の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトラクタ用伝動機の展開縦断面図
【図2】 メカニカルミッション式伝動機の展開縦断面図
【図3】 走行系の別の構成を示すトラクタ用伝動機の縦断面図
【図4】 従来のトラクタ用伝動機の縦断面図
【符号の説明】
1 トラクタ用伝動機
2 フロントケース
3 ミッドケース
4 リヤケース
6 静油圧式無段変速機(動力分割部)
6a PTO用動力軸(HSTポンプ軸)
6b 走行用動力軸(HSTモータ軸)
7 PTO伝動軸(伝動部)
7a 直結カプラ
10 走行伝動軸(伝動部)
10b 走行伝動軸(伝動部)
11 切換入力軸
12 走行出力軸(切換部)
13a 延長カウンタ軸
18,19 支持壁
18a,19a 支持メタル
41 トラクタ用伝動機
42 走行入力ギヤ軸
43 直結継手(カプリング手段)
44 支持壁
44a,45a 支持メタル

Claims (2)

  1. 静油圧式無段変速機(6)の出力側のポンプ軸(6a)とモータ軸(6b)により原動機動力を作業系と走行系との2系統に分ける動力分割部と、この動力分割部による各動力を伝動するPTO伝動軸(7)及び走行伝動軸(10b)と、この走行伝動軸(10b)による動力の回転比を切り換える副変速機構による切換部と、これらを動力入力側から順に収容する略筒状のケース(3)とを備えるトラクタ用伝動機(1)において、
    上記ケース(3)と一体に前側の支持壁(44)と後側の支持壁(19)を形成し、この前側の支持壁(44)には、その前側に別体構成の前側の支持メタル(44a)を設け、後側の支持壁(19)にはその後側に別体構成の後側の支持メタル(45a)を設け、
    前記走行伝動軸(10b)が、静油圧式無段変速機(6)による走行系のモータ軸(6b)から走行入力ギヤ軸(42)を介して動力を受けるものであり、
    側の支持壁(44)と前側の支持メタル(44a)とによって上記モータ軸(6b)、走行伝動軸(10b)および走行入力ギヤ軸(42)を支持し、
    前記後側の支持壁(19)に支持されたPTO伝動軸(7)が、静油圧式無段変速機(6)による作業系のPTO用動力軸(6a)から直結カプラ(7a)を介して動力を受けるものであり、
    前記後側の支持メタル(45a)によって、走行伝動軸(10b)と直結した延長カウンタ軸(13a)、前記切換部に入力伝動する切換入力軸(11)、及び作業系の動力をリヤケース(4)の後部にまで延びて出力するクラッチ軸(9)の一端を支持することを特徴とするトラクタ用伝動機。
  2. 前記走行伝動軸(10b)が、静油圧式無段変速機(6)による走行系のモータ軸(6b)から動力を受けるものであり、
    前記カウンタ軸(13a)は、上記走行伝動軸(10b)から動力を受けて回転比を切換えるものであり、このカウンタ軸(13a)と上記走行伝動軸(10b)との間に両者を直結して同速伝動するカプリング手段(43)を備えることを特徴とする請求項1記載のトラクタ用伝動機。
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