JP2002096650A - トラクタのトランスミッション - Google Patents

トラクタのトランスミッション

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JP2002096650A
JP2002096650A JP2000287836A JP2000287836A JP2002096650A JP 2002096650 A JP2002096650 A JP 2002096650A JP 2000287836 A JP2000287836 A JP 2000287836A JP 2000287836 A JP2000287836 A JP 2000287836A JP 2002096650 A JP2002096650 A JP 2002096650A
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JP
Japan
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shaft
transmission
gear
pto
pump
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Application number
JP2000287836A
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English (en)
Inventor
Kenji Shiba
健二 芝
Yasuhiro Ikegami
康弘 池上
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラクタのトランスミッションにおいて、常
時駆動が必要な油圧ポンプに対し駆動力を分岐させる構
成を簡素とし、トランスミッションのコンパクト化を図
る。 【解決手段】 ハウジング29内に位置するHST14
aの入力軸14bに対して前記ハウジング29内のPT
O駆動主軸68を一方側へオフセットさせて配置し、該
PTO駆動主軸68上には、PTO軸に対する動力を接
・断するクラッチ69を配するとともに、前記HST1
4aの入力軸14b上には出力ギア61を設け、該出力
ギア61の一方側には前記クラッチ69の入力ギア70
を噛合連動させ、該出力ギア61の他方側には、前記ハ
ウジング29外壁に取り付けた補助油圧ポンプAPを駆
動するための油圧ポンプ駆動ギア63を配置させて噛合
連動させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタのトラン
スミッションの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車体の後方に作業機を接続可
能とし、作業機を牽引するとともに駆動させて種々の作
業を行うトラクタは公知とされている。このトラクタの
一般的な構成として、車体前部にエンジンを配置し、該
エンジンの動力を入力し変速して後車軸へ伝達するため
のトランスミッションを車体後部に配置する構成があ
る。このトランスミッションは、その前部に入力軸を設
ける一方、後部には後車軸を支持するとともに作業機を
駆動するためのPTO軸を配置し、前方から入力された
エンジンの動力は分岐されて、後方の後車軸及びPTO
軸に伝達されることとなる。また、トランスミッション
には、前記後車軸やPTO軸に対する動力を変速したり
断接したりするための機構、例えばHSTや副変速装置
やPTOクラッチ装置やPTO変速装置等が備えられて
いる。
【0003】上記のトラクタは、車体の後端に作業機の
昇降を行わせるための油圧リフト装置を備えるのが通例
である。従って、この油圧リフト装置に圧油を供給する
ための油圧ポンプが必要になる。この点、この油圧ポン
プをトランスミッションに備えて、トランスミッション
内の動力を分岐させて前記油圧ポンプを駆動する構成も
公知となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで作業機の昇降の
ための油圧を供給する油圧ポンプは常時一定の吐出量を
確保する必要があり、その点を考慮すると、該油圧ポン
プの動力を取り出す位置はトランスミッション内に配設
される変速装置やクラッチ等より動力上流側とする必要
がある。従って、上述のように前方の入力軸から動力を
入力し、後方の後車軸やPTO軸へ出力するトランスミ
ッションでは、該入力軸に近い側(動力上流側である前
方側)に油圧ポンプを取り付けるのが、油圧ポンプに対
する動力伝達経路が簡素となって望ましいことになる。
一方、前記油圧ポンプは、圧油の供給先である該油圧リ
フト装置に対しできる限り近づけて取り付けることが、
配管を短くでき、製造コストを低減できるとともに圧力
損失を低減できる点で有利である。従って、該油圧ポン
プは、トランスミッションのできるだけ後方位置に設置
したいという要請がある。
【0005】従って、油圧ポンプを前方に取り付けると
すれば油圧リフト装置に接続するための配管が長くなっ
てしまう一方、油圧ポンプを後方に取り付けるとすれば
動力を取り出すための経路が複雑となってしまってい
た。従って、このような不都合を解決できる構成が望ま
れていたのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0007】即ち、請求項1においては、ハウジング内
に位置するHSTの入力軸に対して前記ハウジング内の
PTO駆動主軸を一方側へオフセットさせて配置し、該
PTO駆動主軸上には、PTO軸に対する動力を接・断
するクラッチを配するとともに、前記HSTの入力軸上
には出力ギアを設け、該出力ギアの一方側には前記クラ
ッチの入力ギアを噛合連動させ、該出力ギアの他方側に
は、前記ハウジング外壁に取り付けた補助油圧ポンプを
駆動するための油圧ポンプ駆動ギアを配置させて噛合連
動させたものである。
【0008】請求項2においては、請求項1記載のトラ
クタのトランスミッションにおいて、前記PTO駆動主
軸と前記PTO軸とをギア連動するPTO伝動軸を、前
記入力軸と同心に配置させたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明のトランスミッションを備えたトラク
タの全体側面図である。図2はトランスミッションの側
面断面展開図、図3はトランスミッションの平面断面
図、図4は図2におけるX−X断面矢視図である。図5
はトラクタの油圧回路図である。
【0010】〔トラクタの構成〕図1に示す農用トラク
タ1の前部下方においては前後方向に沿う板状の車両フ
レーム3を配置し、該車両フレーム3の後端部にトラン
スミッション14の前面を取り付け、トランスミッショ
ン14の後方にはリアアクスルケース15が配置され
る。トラクタ1後部には作業機の接続を可能としてお
り、該作業機を駆動するためのリアPTO軸23が、ト
ランスミッション14の後端から突出されて支持され
る。符号2は伝動カバーである。
【0011】車両フレーム3の下方にはフロントアクス
ルケース12を支持しており、該フロントアクスルケー
ス12の左右に前輪4・4を懸架している。また、上記
リアアクスルケース15には左右一対の後車軸16・1
6を支持しており、該後車軸16・16の外端に後輪5
・5を取り付けている。トラクタの後部には、油圧式作
業機昇降装置HL用のリフトアーム21が備えられてい
る。
【0012】車両フレーム3の左右両側にはステップ6
・6を略水平に配設している。また、トランスミッショ
ン14の上方には座席7を配設し、車両フレーム3の前
後中途部にはダッシュボード8を立設している。該ダッ
シュボード8の上面には計器パネル11を設け、更に前
輪4・4を操向操作するためのステアリングハンドル9
を突設している。
【0013】また、ダッシュボード8の左右一側側面か
ら変速レバー41が横向きに突出されてその握り部を機
体略左右方向へ向けながら前後回動可能に支持されてお
り、該変速レバー41は適宜のリンク機構を介して、前
記トランスミッション14の後述するコントロールアー
ム14dに連係される。機体左側のステップ6上には走
行停止ペダル47が枢支されており、該走行停止ペダル
47を踏動することによりトランスミッション14を中
立状態において車両を停止できるようにしている。
【0014】トランスミッション14内には左右の前記
車軸16・16を駆動するための副変速機構や差動機構
等が配置され、該副変速機構は歯車式として、上記座席
7の側部に配設された副変速レバー24により切換可能
とされる。また、上記リアPTO軸23への動力を変速
するための機構も、該トランスミッション14内に配置
される。トランスミッション14の構成は後述する。
【0015】この構成により、エンジン26の駆動力が
トランスミッション14に入力され、リアアクスルケー
ス15内の左右一対の後車軸16・16を介して左右の
後輪5・5を駆動する。また、トランスミッション14
前底部に支持される前輪駆動取出軸19には該後車軸1
6・16と同期する回転が得られ、該前輪駆動取出軸1
9の回転はプロペラシャフト13やユニバーサルジョイ
ントを介してフロントアクスルケース12に伝達され、
左右の前輪4・4を駆動する。
【0016】また、トランスミッション14後端のリア
PTO軸23に対してもエンジン26の動力が伝達され
て、トラクタ1後端に作業機を接続した場合は、該リア
PTO軸23を介して該作業機を駆動できるようにして
いる。
【0017】前記車両フレーム3上にはエンジン26を
防振支持している。エンジン26の周囲にはラジエータ
やバッテリー、エアクリーナやマフラー等の装置群を配
設し(図略)、これら装置群の周囲は図1に示すように
フロントカバー17やサイドカバー18・18やボンネ
ットフード10で覆われている。エンジン26のクラン
ク軸は後方に突出されてフライホイール48を取り付け
ており、該フライホイール48は二つのユニバーサルジ
ョイント50・52及び伝達シャフト51を介して、ト
ランスミッション14の入力軸14bに連結させてい
る。
【0018】〔トランスミッションの構成〕次に、本発
明のトランスミッションについて、その構成を説明す
る。トランスミッション14は図2と図3に示すよう
に、前側と後側の半部(29a・29b)を有する割り
状に構成されたミッションケース29を備えており、そ
の前半部29aの前壁前面の上部には主変速機構として
の静油圧式無段変速装置(以下「HST」と称する。)
14aが取り付けられ、その入力軸14bをHSTのハ
ウジング14cより前方へ突出支持している。HST1
4aの下方においてミッションケース29の前半部29
aの前壁前面の下部から前記前輪駆動取出軸19が突出
されて支持される。前記ミッションケース29の前半部
29aは前述したように前部に前壁を有し、後部は開口
される。また、後半部29bは後部に後壁を有し前部は
開口されるとともに、その前後中途部に仕切り壁が形成
される。そして、この前半部29aの開口周縁部と後半
部29bの開口周縁部とを接合して形成される第一室C
1の上下に、後述するPTO駆動系と副変速機構とが収
容されるようになっている。また、後半部29bの仕切
り壁と後壁との間に形成される第二室C2には、後述す
る差動装置56が収容される。ミッションケース29内
部には一定量の油が充填され、この油は後述の駆動系に
配置される軸やギア等を自然潤滑するとともに、HST
14aやパワーステアリング装置PSやPTOクラッチ
装置69に供給されて、作動油としての役割を果たして
いる。前記ミッションケース29における前半部29a
の一側面には、図3・図4に示す如く開口29cが形成
され、該開口29cを閉塞するように補助ポンプ取付ケ
ース200が取付けられる。そして、この補助ポンプ取
付ケース200のケース取付面200aとは直角に形成
したポンプ取付面200bに、相互連結した二連の後述
する、第一・第二補助油圧ポンプ65・66が取付けら
れる。
【0019】〔走行駆動系〕前記トランスミッション1
4における走行駆動系を説明する。まず、主変速機構と
してのHST14aを説明する。前記ミッションケース
29の前半部29aにおける前壁前面略上半部に、平板
状のセンタセクション30が取り付けられている。該セ
ンタセクション30には、後述する油圧ポンプ31及び
油圧モータ32を収納させるためのHSTハウジング1
4cの開口周縁部分が取り付けられる。該センタセクシ
ョン30の内面上側にはポンプ付設面を、内面下側には
モータ付設面を、それぞれ設けている。
【0020】前記ポンプ付設面には以下の如き構成のア
キシャルピストンタイプの油圧ポンプ31が取り付けら
れる。即ち、前記ポンプ付設面の中央にポンプ軸兼用と
した前記入力軸14bを支持させ、該入力軸14bにシ
リンダブロック33を相対回転不能に嵌合し、該シリン
ダブロック33はセンタセクション30の前記ポンプ付
設面に対して回転摺動自在とされている。該シリンダブ
ロック33にはシリンダ孔を複数穿設して、それぞれの
該シリンダ孔にピストン34を、付勢バネを介して往復
摺動自在に嵌合している。ピストン群34・34・・・
の頭部は可動斜板35に接当されており、可動斜板35
の傾角を変更させることにより、ピストン34のストロ
ークが変更されて吐出容積を無段的に変更することがで
きる。該可動斜板35はトラニオンタイプに構成し、そ
のトラニオン軸の両方はハウジング14cの両側壁に支
持され、その一方がハウジング14c外に延出されてコ
ントロールアーム14dが取り付けられ(図3)、該コ
ントロールアーム14dは図外のリンク機構を介して前
記変速レバー41に連係される。
【0021】また、センタセクション30の内部には、
前記油圧ポンプ31により吐出される圧油を以下に説明
するアキシャルピストンタイプの油圧モータ32へ送油
するための、作動油循環油路20・20が穿設されてい
る(図3)。油圧モータ32を説明する。即ち、前記入
力軸14bの下方に平行に配置されたモータ軸36が前
記モータ付設面の中央に支持され、該モータ軸36には
シリンダブロック37を相対回転不能に嵌合し、該シリ
ンダブロック37はセンタセクション30の前記モータ
付設面に対して回転摺動自在とされている。該シリンダ
ブロック37にはシリンダ孔を複数穿設して、それぞれ
の該シリンダ孔にピストン38を、付勢バネを介して往
復動自在に嵌合している。ピストン38・38・・・群
の頭部は固定斜板39に接当されており、前記油圧ポン
プ31の吐出容積に応じた速度の回転を、モータ軸36
に得ることができるようにしている。
【0022】前記モータ軸36はセンタセクション30
及びミッションケース29の前半部29aの前壁を貫通
して後方に突出させて前記第一室C1内に位置させ、そ
の後端に出力ギア40を固定している。ミッションケー
ス29内には走行出力軸42が軸支され、該走行出力軸
42にはクラッチ式の副変速機構43が設けられてい
る。
【0023】該副変速機構43の構成を図2を参照して
説明する。前記走行出力軸42上に第一入力ギア44が
遊嵌され、該第一入力ギア44は、前記モータ軸36上
の出力ギア40に噛合される。また、前記走行出力軸4
2と平行にカウンタ軸45を支持し、該カウンタ軸45
上には伝達ギア46を固定して、前記第一入力ギア44
は該伝達ギア46にも噛合させるようにしている。前記
カウンタ軸45上には小径ギア49が形設され、該小径
ギア49は、前記走行出力軸42上に遊嵌させた第二入
力ギア53に噛合させている。そして、前記第一入力ギ
ア44と前記第二入力ギア53とに挟まれた位置におい
て、走行出力軸42上にクラッチハブを介してクラッチ
スライダ54を嵌合し、該クラッチスライダ54は走行
出力軸42に対し相対回転不能かつ軸方向摺動自在とし
ている。該クラッチスライダ54は前記副変速レバー2
4に連係されている。また、前記第一入力ギア44及び
前記第二入力ギア53には、ともにクラッチスライダ5
4に係合し得る歯部を形成してあり、前記副変速レバー
24の操作により該クラッチスライダ54を軸方向に摺
動させることにより、第一入力ギア44からの高速回転
又は第二入力ギア53の減速された回転を、択一的に走
行出力軸42に得ることができるようにしており、ま
た、いずれの回転も伝達されない中立状態とすることも
できるようになっている。
【0024】以上のようにして走行出力軸42に入力さ
れた回転は、該走行出力軸42後端に形設されたベベル
ギア55から、前記差動装置56の入力ベベルギア57
へ入力され、左右の後車軸16・16を駆動する。ま
た、走行出力軸42上には前輪出力ギア58が固定さ
れ、該前輪出力ギア58には、前記減速軸上に遊嵌配置
された中間ギア59が噛合される。ハウジング下方に支
持された前記前輪駆動取出軸19上には前輪伝動ギア6
0が固定され、該前輪伝動ギア60は前記中間ギア59
と噛合されて、前記走行出力軸42と等しい速度の回転
が前輪駆動取出軸19に伝達され、前輪4・4を駆動で
きるように構成している。
【0025】〔補助油圧ポンプ駆動系の第一実施例〕次
に、補助油圧ポンプAPを駆動させるための駆動系の第
一実施例を説明する。即ち図3に示すように、前記入力
軸14bはセンタセクション30及びミッションケース
29の前半部29aの前壁を貫通して前記第一室C1内
に位置させ、その後端に出力ギア61を設けている。該
出力ギア61に近接させて前半部29aの前壁内面にア
イドル軸62を片持ち支持させ、該アイドル軸62上に
第一ポンプ駆動ギア63を回転自在に支持して、前記出
力ギア61に噛合させている。この第一ポンプ駆動ギア
63は更に第二ポンプ駆動ギア64に噛合され、該第二
ポンプ駆動ギア64は補助ポンプ取付ケース200内
に、その回転軸線を機体前後方向へ向けるようにして回
転自在に支持し、その軸部を中空状として内周面に雌ス
プラインを刻設し、補助ポンプ取付ケース200のポン
プ取付面200bの開口に向けている。該ポンプ取付面
200bに取付ける二連の第一・第二補助油圧ポンプ6
5・66はどちらも外接ギア式のものが用いられ、図示
は省略するが通例のように共通のポンプ軸67に相互連
結されている。そして該ポンプ軸の外端部に刻設した雄
スプラインが、補助ポンプ取付ケース200のポンプ取
付面に油圧ポンプ65・66を取り付けたときに、前記
第二ポンプ駆動ギア64の前記雄スプラインに係合され
る。
【0026】〔PTO駆動系〕次に、前述のリアPTO
軸23を駆動させるための駆動系を説明する。図3に示
すように、前記第一ポンプ駆動ギア63の出力ギア61
を挟んで該第一ポンプ駆動ギア63の略反対側の位置
に、PTO駆動主軸68が回転自在に支持される。該P
TO駆動主軸68は前記入力軸14bに対して左右一方
側へオフセットされ、該PTO駆動主軸68上には油圧
式の多板クラッチ装置69が設置されている。
【0027】このクラッチ装置69の構成を説明する。
該PTO駆動主軸68上に入力ギア70を相対回転自在
に支持して前記出力ギア61に噛合させるとともに、シ
リンダケース71をPTO駆動主軸68上に相対回転不
能に固定している。該シリンダケース71内には油圧に
より進退駆動可能としたピストン72が嵌合されるとと
もに、前記入力ギア70の一側面は前記シリンダケース
71内に向けて筒状に延出され、該筒状部分に取り付け
られる摩擦板と前記シリンダケース71に取り付けられ
る摩擦板とを交互に積層させて摩擦板群81を構成し、
該摩擦板群81をピストン72が圧接できるように構成
している。従って図4に示す如く、前記出力ギア61に
ついてみれば、その左右一側にて前記入力ギア70が噛
合し、左右他側にて前記第一ポンプ駆動ギア63が噛合
する配置となっている。
【0028】前記ピストン72を進退駆動するための油
圧回路の構成を、主に図5を参照しながら説明する。即
ち、ミッションケース29の前記第二室C2低部にスト
レーナ74が設置され、該ストレーナ74により濾過さ
れた油は、油路75や管継手76を介して前記第一補助
油圧ポンプ65の吸入ポート65aへ導かれる。そして
該油圧ポンプ65の吐出ポート65bから吐出された油
はミッションケース29の前半部29a側部に設けたバ
ルブユニット96の油入力ポート77から導入され、油
圧ポンプ65自身から発生する微細な鉄粉等を除去する
ためにバルブユニット96内に設置した油フィルタ65
cを経て、前記HST14aの油漏れを補償する補給油
のチャージ圧を規定する減圧弁78に導かれる。該減圧
弁78の作動時に発生するドレン油がソレノイド式のP
TO入切弁79の油入力ポートに送られる。該PTO入
切弁79の油出力ポートは、ミッションケース29の前
半部29aの前壁部に形設した油路80、PTO駆動主
軸68内に穿設したピストン駆動油路73を介して、ク
ラッチ装置69に接続される。前記PTO駆動主軸68
の前端部は、前記ミッションケース29の前半部29a
前壁に開口した孔に挿入され、その孔の内周面と前記主
軸68の外周面との間に環状油溝を形成して前記油路8
0を連通する。該環状溝には更に、前記PTO駆動主軸
68内に穿孔した油孔73の一端側を接続する。また、
油孔73の他端側は、前記シリンダケース71に形成の
前記ピストン72に対する油圧作用室を接続する。前記
PTO入切弁79を、運転席近傍に配した操作スイッチ
をオペレータが操作して切り替えることによって、圧油
が供給されてピストン72が摩擦板群81を圧接する
「接」状態、及び、圧油がドレンされて摩擦板群81の
押圧が解除される「断」状態が現出できるようになって
いる。
【0029】そして、前記HST14aの入力軸14b
の後方にはPTO伝動軸たるPTO第一伝動軸82が、
該入力軸14bと軸線を一致させて(同心に)配置され
ている。PTO第一伝動軸82の一端は、前記入力軸1
4bの出力ギア61に設けた中心孔に挿入され、ニード
ルベアリングを介してミッションケース29の前半部2
9aの前壁に支持されている。
【0030】該PTO第一伝動軸82と前記PTO駆動
主軸68との間には機械式のPTO変速機構83が介設
され、このPTO変速機構83によってPTO第一伝動
軸82がPTO駆動主軸68に対してギア連動されてい
る。該PTO変速機構83は図3に示すように、PTO
駆動主軸68上に固定あるいは形設される三つのギア、
即ち大径ギア84・小径ギア85・逆転側ギア86と、
前記PTO第一伝動軸82上に遊嵌し、前記大径ギア8
4に常時噛合させる高速ギア87と、ミッションケース
29の壁部に片持ち支持される軸90上に遊嵌され、前
記逆転側ギア86に常時噛合させるアイドルギア88
と、PTO第一伝動軸82に形設されたスプライン91
上に軸方向摺動自在かつ相対回転不能に嵌合され、前記
高速ギア87に設けた爪部に係脱可能とし、かつ外周の
歯部は前記小径ギア85や前記アイドルギア88に係脱
可能となるように構成された、クラッチスライダ89に
よりなる。該クラッチスライダ89は運転席近傍に設け
られた図外のPTO変速レバーに連係され、該PTO変
速レバーの操作に応じて前記スプライン91上を摺動
し、該クラッチスライダ89を介して、前記大径ギア8
4、前記小径ギア85、前記アイドルギア88のうちい
ずれか一の回転がPTO第一伝動軸82に伝達され、こ
れによりPTO第一伝動軸82には、正転二速、逆転一
速の変速された回転が得られることになる。
【0031】図4に示すように、PTO第一伝動軸82
の後方にはPTO第二伝動軸92が同心的に配置され、
該PTO第一伝動軸82とカップリング93を介して一
体的に連結される。PTO第二伝動軸92はミッション
ケース29後端近傍まで延出され、該PTO第二伝動軸
92と平行に配置された前記リアPTO軸23に対し
て、ギア94・95によって減速的に連動連結してい
る。
【0032】〔補助油圧ポンプ駆動系の第二実施例〕補
助油圧ポンプAPの第二実施例を図6〜図8を参照して
説明する。図6は補助油圧ポンプの第二実施例を示す平
面断面拡大図、図7は該第二実施例において第一補助油
圧ポンプの構成を示す正面断面拡大図、図8は補助油圧
ポンプの第二実施例を示す油圧回路図である。
【0033】即ち、補助ポンプ取付ケース200のポン
プ取付面200bに取り付ける第一補助油圧ポンプ65
はトロコイドギア式とし、第二油圧ポンプ66は第一実
施例と同様に、外接ギア式としている。ポンプ軸67は
第一補助油圧ポンプ65のポンプケース300内に収容
したアウターギア301とピン係合し、該ポンプケース
300を貫通して第二補助油圧ポンプ66のポンプケー
ス400内に収容したギア401と一体形成してある。
該アウターギア301はポンプケース300内のインナ
ーギア302と噛み合ってトロコイドポンプを構成し、
前記ギア401はポンプケース400内のギア302と
噛み合って外接ギアポンプを構成している。第一補助油
圧ポンプ65の吸入ポート65aは、前記ストレーナ7
4と接続する第二補助油圧ポンプ66の吸入ポート66
aに連通してある。第一補助油圧ポンプ65の吐出ポー
ト65bは、ポンプケース300に配設した分流弁10
0の油受入ポート100aと接続し、該分流弁100の
第一フローポート100bおよび第二フローポート10
0cは、補助ポンプ取付ケース200に対する取付面に
開口させてある。補助ポンプ取付ケース200の壁内に
はL字形の油路200cが穿孔されポンプ取付面200
bとケース取付面200cとに開口させてあり、ポンプ
取付面200bに開口する油路200cが前記第一フロ
ーポート100bと連通し、ケース取付面200cに開
口する油路200cが、ミッションケース29の前半部
29aの一側壁内に穿孔したL字形の油路29dを介し
て、センタセクション30の作動油循環油路20から分
岐させたチャージポート101と連通する。102はチ
ャージ圧力を設定するリリーフ弁である。このようにH
ST14aのチャージ油圧源である第一補助油圧ポンプ
65をトロコイド式とすることによって該ポンプ自身は
鉄粉などの異物を吐出しないので、第一実施例の図5に
開示したような油フィルタを設ける必要が無くされてい
る。なお、図示は省略するが、第二フローポート100
cはミッションケース29の前半部29aの他側壁の外
面に取付けたPTOクラッチのバルブユニットのポンプ
ポートに対して、前記補助ポンプ取付ケース200の壁
内に、前記油路200cと平行するように穿設したL字
形の油路、及び、ミッションケース29の前半部29a
の前壁に一側から他側にかけて貫通する油路を介して連
通されるようになっている。第二補助油圧ポンプ66の
吐出ポート66bは外部配管を通じて、前記油圧式作業
機昇降装置HLのバルブユニット22のポンプ上流側に
設けた分流弁103の油受入ポート103aに接続され
る。該分流弁103の第一フローポート103bは前記
バルブユニット22のポンプポートに、また、第二フロ
ーポート103cは前記パワーステアリング装置のバル
ブユニット27のポンプポートに接続される。なお、該
バルブユニット27からの戻り油はオイルクーラ104
により冷却され、HSTハウジング14c内の油溜めに
合流される。
【0034】以上に本発明の実施例を説明したが、本発
明の技術的範囲は上記の実施例に限定されるものではな
く、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる
本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及
ぶものである。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0036】即ち、請求項1に示す如く、ハウジング内
に位置するHSTの入力軸に対して前記ハウジング内の
PTO駆動主軸を一方側へオフセットさせて配置し、該
PTO駆動主軸上には、PTO軸に対する動力を接・断
するクラッチを配するとともに、前記HSTの入力軸上
には出力ギアを設け、該出力ギアの一方側には前記クラ
ッチの入力ギアを噛合連動させ、該出力ギアの他方側に
は、前記ハウジング外壁に取り付けた補助油圧ポンプを
駆動するための油圧ポンプ駆動ギアを配置させて噛合連
動させたので、HSTの入力軸上に出力ギアを設け、該
出力ギアから油圧ポンプに対する動力が分岐されている
ので、油圧ポンプに対して動力が常時供給され、エンジ
ン回転を一定にしている限り常時一定の吐出量を確保で
きる。一方、クラッチの入力ギアより上流側で噛合する
前記出力ギアから油圧ポンプへの動力を分岐させている
ことから、その分岐位置を可能な限り下流(即ち、トラ
ンスミッション後方側)とすることができ、油圧ポンプ
の取付け位置を後方側とすることが容易である。従っ
て、油圧リフト装置への配管を短くすることができる。
また、出力ギアの一方側にクラッチの入力ギアを噛合さ
せ、他方側に油圧ポンプ駆動ギアを配置させているの
で、油圧ポンプに対する動力伝達経路が、PTO軸への
動力伝達経路上に位置する前記クラッチと干渉せず、該
動力伝達経路を簡素とすることができ、これはトランス
ミッションのコンパクト化に寄与するものである。
【0037】請求項2に示す如く、請求項1記載のトラ
クタのトランスミッションにおいて、前記PTO駆動主
軸と前記PTO軸とをギア連動するPTO伝動軸を、前
記入力軸と同心に配置させたので、請求項1に示す効果
のほか、PTO伝動軸を入力軸と同心させて配置させて
いることから、PTO軸に対する伝動経路がコンパクト
となって、トランスミッションをコンパクトとすること
ができる。特にトランスミッションの左右方向や上下方
向の幅を小さくできるので、トラクタの左右方向の幅を
コンパクトとでき、最低地上高を容易に確保し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランスミッションを備えたトラクタ
の全体側面図。
【図2】トランスミッションの側面断面展開図。
【図3】トランスミッションの平面断面図。
【図4】図2におけるX−X断面矢視図。
【図5】トラクタの油圧回路図。
【図6】補助油圧ポンプの第二実施例を示す平面断面拡
大図。
【図7】該第二実施例において第一補助油圧ポンプの構
成を示す正面断面拡大図。
【図8】補助油圧ポンプの第二実施例を示す油圧回路
図。
【符号の説明】
14 トランスミッション 14a HST 14b HSTの入力軸 23 リアPTO軸 29 ハウジング 61 出力ギア 63 第一ポンプ駆動ギア(油圧ポンプ駆動ギア) 65・66 第一・第二補助油圧ポンプ 68 PTO駆動主軸 69 多板クラッチ装置(クラッチ) 82 PTO第一伝動軸(PTO伝動軸) 70 入力ギア 92 PTO第二伝動軸(PTO伝動軸)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D042 AA06 AB12 BA02 BA05 BA07 BA08 BA11 BA12 BA13 BA19 BB03 BB05 BC02 BC03 BC06 BC10 BC15 BC16 3D043 AA06 AB12 BA01 BA06 BA07 BC03 BC05 BC07 BC09 BC11 BC16 BD03 BE01 3J063 AA14 AB02 AB44 AB52 AC03 AC14 BA03 BB41 BB42 CA01 CA04 CB13 CB41 CB46 CD13 CD16 CD41 CD70

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に位置するHSTの入力軸
    に対して前記ハウジング内のPTO駆動主軸を一方側へ
    オフセットさせて配置し、該PTO駆動主軸上には、P
    TO軸に対する動力を接・断するクラッチを配するとと
    もに、前記HSTの入力軸上には出力ギアを設け、該出
    力ギアの一方側には前記クラッチの入力ギアを噛合連動
    させ、該出力ギアの他方側には、前記ハウジング外壁に
    取り付けた補助油圧ポンプを駆動するための油圧ポンプ
    駆動ギアを配置させて噛合連動させたことを特徴とする
    トラクタのトランスミッション。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトラクタのトランスミッ
    ションにおいて、前記PTO駆動主軸と前記PTO軸と
    をギア連動するPTO伝動軸を、前記入力軸と同心に配
    置させたことを特徴とするトラクタのトランスミッショ
    ン。
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