JP3997000B2 - 作業車両の逆転pto装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行車両のエンジンからPTO軸に動力を伝達するためのPTOギアトレーン中に、PTO軸の逆転駆動を可能とするための逆転PTO装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から走行車両に搭載したエンジンの駆動力をメインクラッチを介してミッションケースの入力軸に伝え、該入力軸よりPTO変速装置を介してPTO軸に動力を伝達する構成は公知となっている。例えば、特開平7−228166号の技術である。この技術は、入力軸の後部にパイプ軸の前端を嵌合して同一軸心上に配置し、この両軸に跨がるようにスライダーを配置して、該スライダーを摺動させることによって両軸上に配置した歯車と噛合させて、変速するようにし、更に、この軸の側方に逆転軸を配置してアイドルギアを設け、該アイドルギアを介してパイプ軸に動力を伝えることによって、PTO軸を逆転駆動するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術では、逆転軸を別に設ける必要があるために、逆転軸及びアイドルギアを配置するための空間を設ける必要があり,ミッションケースが大きくなってしまうのである。また、入力軸上に別の歯車を設けて走行駆動系に動力を伝えるように構成しており、ミッションケース内には走行駆動系の変速軸や動力伝達軸を支持しており、ミッションケース内が複雑で大きくなっていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、次の如く構成したものである。
請求項1においては、エンジンに連動連結されるPTO伝動ギアトレーンを備えたトランスミッションにおいて、エンジンに連動連結されるPTO入力軸上に、第一駆動歯車と第二駆動歯車とを固設し、該第一駆動歯車と、PTO変速軸上の歯車を噛合し、該歯車とPTO伝動軸上の正転歯車が噛合して駆動される正転歯車連と、該第二駆動歯車と、PTO伝動軸上の逆転歯車とが直接に噛合して駆動される逆転歯車連とを、PTO伝動軸上で択一的に係脱自在とし、前記PTO変速軸を中空のパイプ軸とし、該PTO変速軸を、走行ギア式変速装置の伝動ギアトレーンを走行出力軸との間で構成する、走行入力軸上に遊嵌したものである。
請求項2においては、請求項1記載の作業車両の逆転PTO装置において、前記PTO入力軸を、前端にスプライン部を設けたパイプ状に構成し、ハウジングを構成するHSTケースとミッションケースの間に中板を配置し、該中板の上部に形成した軸受ボス部に、該PTO入力軸の前後両端部を、軸受を介して回動自在に支持し、前記HSTケース内に配置した油圧ポンプのポンプ軸の後端を、該PTO入力軸にスプライン嵌合し、着脱可能で相対回転不能としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に添付の図面に示した本発明の実施例の構成を説明する。図1は作業車両のトランスミッションの側面断面図、図2はPTO変速装置の拡大断面図、図3はPTO変速装置の変速軸の配置を示す図である。
【0006】
図1において、ハウジングは、HSTケース10とミッションケース11とその両者間に介在させた中板13からなるハウジング内に油圧式無段変速装置とギア式変速装置とPTO変速装置とを収納して構成されている。
【0007】
前記ハウジングは、HSTケース10と中板13とミッションケース11を前後に分割可能に接合されており、該HSTケース10は前面に前壁10aを設け、該前壁10aの一部に設けた開口部にセンタセクション20が固設されて閉塞され、該センタセクション20と中板13との間に第一の部屋1を形成している。該センタセクション20は後述する油圧ポンプ5と油圧モータ6とを装着するための部位であって前壁10aの一部を構成している。そして、前記ミッションケース11は前面が開放され、中板13によって閉じられ、該ミッションケース11の前後略中央には隔壁11aが設けられ、該隔壁11aと前記中板13との間に第二の部屋2を形成している。該ミッションケース11の隔壁11aと後壁11bとの間には第三の部屋3が形成されている。更に、ミッションケース11の後壁11bには凹部を形成して、該凹部は蓋体14によって閉塞され、第四の部屋4を形成している。
【0008】
そして、前記HSTケース10におけるセンタセクション20と中板13の間に形成された第一の部屋1内において、中板13の上部位置に軸受ボス部13aを形成してPTO入力軸15の前後両端を軸受支持し、該PTO入力軸15はパイプ軸またはシャフトの一端の軸心部に軸孔を穿設して、その前端は中板13より前方へ突出して第一の部屋1内に臨んで配置され、この突出部分に前記油圧ポンプ5のポンプ軸12の後端が着脱可能に挿入されて相対回転不能にスプライン嵌合し、該ポンプ軸12の中途部はセンタセクション20に支持されている。また、第一の部屋1内に臨むセンタセクション20の内面に油圧ポンプ5を装着して、前記ポンプ軸12に油圧ポンプ5を連結している。前記センタセクション20外面にはチャージポンプ7を配置し、ポンプ軸12に連結している。ポンプ軸12の前端はチャージポンプ7より突出して図外のエンジンに接続される。
【0009】
また、前記第一の部屋1内の上下方向の略中央位置で、センタセクション20下部にモーター軸16の後端部を支持し、前壁10aの上部には軸受ボス部10bを形成して、該ボス部10bにに走行伝動軸21の前後両端を軸受支持している。該走行伝動軸21の前端軸心位置の軸孔にモーター軸16の後端が相対回転不能、かつ、着脱自在にスプライン嵌合している。前記センタセクション20の外面には、モーター軸16と連結される油圧モータ6を装着している。該センタセクション20内には油路が穿設されて油圧ポンプ5と油圧モータ6とを流体接続することにより油圧式無段変速装置を構成している。
【0010】
前記油圧ポンプ5は周知の可変容積型のアキシャルピストンタイプであり、図外の主変速操作部にてトラニオンを回動することにより可動斜板18を傾倒して油圧ポンプ5の吐出量と吐出方向を変更可能としている。油圧モータ6は周知の固定容積型のアキシャルピストンタイプであり、該油圧ポンプ5と油圧モータ6はセンタセクション20内に穿設した油路によって流体的に結合され、該油路によって閉回路を構成し、該閉回路内にはチャージポンプ7から作動油が補給される。
【0011】
また、前記HSTケース10の前壁10aと中板13との間には前輪駆動カウンター軸24と前輪駆動出力軸25とが前後方向に軸受け支持され、該前輪駆動出力軸25の前端はHSTケース10より前方へ突出され、ユニバーサルジョイント等を介して図外の前輪を駆動するようにしている。また、前記中板13と隔壁11aとの間に、PTO伝動軸26、走行入力軸22、走行出力軸23が軸受を介して回転自在に前後方向に沿って平行に横架されており、該走行入力軸22と走行出力軸23の各々の前端は中板13を貫通して第一の部屋1内に突出されている。
【0012】
また、前記ミッションケース11の隔壁11aと後壁11bの間の第三の部屋3内には、その上部に前記PTO伝動軸26の後部とリアPTO駆動軸27の前部を連結して前後方向に沿わせて設け、その下部にデフギア装置8と油圧装置用の油フィルター29とを並置している。該リアPTO駆動軸27の後部は前記第四の部屋4に突入され、その突入した部位に歯車30を設け、更に、後壁11bと蓋体14との間には、歯車31を備えたリアPTO軸32を回転自在に横架して、第四の部屋4内において該歯車31を前記歯車30と噛合させることにより、PTO駆動軸27とリアPTO軸32とを連結している。そして、蓋体14より後方へリアPTO軸32を突出している。
【0013】
次に、トランスミッションの動力伝達機構を説明する。前記ポンプ軸12にはエンジンの動力がダンパー(図示せず)、伝動軸を介して伝えられる。該ポンプ軸12により油圧ポンプ5とチャージポンプ7が駆動され、該油圧ポンプ5からの圧油が油圧モータ6に送油されてモーター軸16が無段変速される。該モーター軸16の後端には前記走行伝動軸21の前端がスプライン嵌合されて、一体的に回転するように構成し、該走行伝動軸21のボス部10bを突き抜けて第一の部屋1内に位置する後端には歯車40が固設されている。
【0014】
次に走行ギア式変速装置について説明する。前記走行伝動軸21上の歯車40は、中板13より前方へ突出した走行入力軸22上に固設した歯車41と常時噛合している。但し、走行伝動軸21と走行入力軸22はスプライン嵌合等で直接同一軸心上に連結することも可能である。また、第二の部屋2内の走行入力軸22の後部上には歯車42・43・44が固設され、該歯車42・44は走行出力軸23上に遊嵌した歯車45・47とそれぞれ常時噛合している。該歯車45と歯車47との間の走行出力軸23上にスプラインハブ48が配置されて走行出力軸23にキーを介して相対回転不能に固定され、該スプラインハブ48上に摺動歯車46が軸方向摺動自在に嵌合されている。
【0015】
前記摺動歯車46にはシフターが係合され、該シフターは図外の副変速操作具と連動連結され、該副変速操作具の切換操作によって摺動歯車46が前後方向へ摺動されて、摺動歯車46と前記歯車43、または、摺動歯車46の内歯と歯車45の歯部45aまたは歯車47の歯部47aに選択噛合可能として、三段の変速が得られるように副変速装置を構成している。
【0016】
そして、前記走行出力軸23が後壁11bを貫通して、第三の部屋3内に突出した後端にピニオン49が設けられて、デフギア装置8に連結されて車軸に動力を伝えるようにしている。また、前記走行出力軸23の前端は第一の部屋1内に突入されて、その軸端上には歯車50が固設され、該歯車50は前記前輪駆動カウンター軸24上に固設した歯車51と噛合し、該歯車51は更に前記前輪駆動出力軸25上に固設した歯車52と噛合させて、副変速後の動力を前輪駆動出力軸25に伝える構成としている。
【0017】
次に本発明の要部であるPTO伝動装置について説明する。図1、図2、図3に示すように、前記ポンプ軸12の後端はパイプ状のPTO入力軸15にスプライン嵌合され、該PTO入力軸15の前後両端部は中板13の上部に形成した軸受ボス部13aに軸受を介して回動自在に支持され、該PTO入力軸15の中間部分に二個の駆動歯車54a・54bが固設されている。但し、該駆動歯車54a・54bは幅広の一個の歯車で構成することもてきる。
【0018】
前記PTO入力軸15と走行入力軸22とPTO伝動軸26の軸心位置は図3に示すように、仮想三角形の頂点に配置して、各軸上に歯車を配置して、できるだけ軸を少なくして、効率よく変速してPTO軸に動力を伝達できるようにしている。
【0019】
即ち、前記駆動歯車54aは走行入力軸22上に遊嵌した中空状に構成したPTO変速軸64の前端に形成した歯車55と噛合し、該PTO変速軸64の前後中途部には歯車56が形成され、PTO変速軸64の後端には歯車57が形成されて、該歯車57は前記PTO伝動軸26上に遊嵌した正転歯車59と常時噛合させている。
【0020】
また、前記歯車55はPTO伝動軸26上に遊嵌した正転歯車60と常時噛合され、更に、該歯車60のボス部60a上に逆転歯車61が軸受を介して回転自在に外嵌され、該逆転歯車61は前記駆動歯車54bとダイレクトに常時噛合させている。
【0021】
また、前記正転歯車60と正転歯車59の間のPTO伝動軸26上にはスプラインハブ63が配置されて、PTO伝動軸26にキーを介して相対回転不能に固定され、該スプラインハブ63上に正転歯車62が前後摺動自在にスプライン嵌合され、該正転歯車62はシフターやリンク等を介してPTO変速レバーと連動連結されている。
【0022】
そして、前記正転歯車62の逆転歯車側を向くように形成したボス部の外周にクラッチ歯62aが形成され、該クラッチ歯62aは前記逆転歯車61後面ボス部の内周に形成した内歯61aと噛合可能に構成され、前記正転歯車62は前記PTO変速軸64上に形成した歯車56と噛合可能に構成されている。また、前記歯車60の後面ボス部外周上には歯部60bが形成され、正転歯車62の前部内歯と噛合可能とされ、前記歯車59の前面ボス部外周上には歯部59aが形成され、正転歯車62の後部内歯と噛合可能とされている。
【0023】
このような構成において、PTO変速レバーを1速段に変速したときには、正転歯車62が後方へ摺動されて、正転歯車62の内歯が歯部59aと噛合し、PTO入力軸15から駆動歯車54a→歯車55→PTO変速軸64→歯車57→正転歯車59→正転歯車62→スプラインハブ63→PTO伝動軸26→リアPTO駆動軸27→歯車30→歯車31→リアPTO軸32と伝えられて駆動される。
【0024】
PTO変速レバーを2速段に変速したときには、正転歯車62が中立位置より前方へ摺動されて、正転歯車62が歯車56と噛合し、PTO入力軸15から駆動歯車54a→歯車55→PTO変速軸64→歯車56→正転歯車62→スプラインハブ63→PTO伝動軸26→リアPTO駆動軸27→歯車30→歯車31→リアPTO軸32と伝えられて駆動される。
【0025】
PTO変速レバーを3速段に変速したときには、正転歯車62が2速より更に前方へ摺動されて、正転歯車62の内歯が歯部60bと噛合し、PTO入力軸15から駆動歯車54a→歯車55→正転歯車60→歯部60b→正転歯車62→スプラインハブ63→PTO伝動軸26→リアPTO駆動軸27→歯車30→歯車31→リアPTO軸32と伝えられて駆動される。
【0026】
PTO変速レバーを逆転段に変速したときには、正転歯車62が最も前方へ摺動されて、正転歯車62のクラッチ歯62aが内歯61aと噛合し、PTO入力軸15から駆動歯車54b→逆転歯車61→内歯61a→正転歯車62→スプラインハブ63→PTO伝動軸26→リアPTO駆動軸27→歯車30→歯車31→リアPTO軸32と伝えられて逆転駆動される。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1の如く、エンジンに連動連結されるPTO伝動ギアトレーンを備えたトランスミッションにおいて、エンジンに連動連結されるPTO入力軸上に、第一駆動歯車と第二駆動歯車とを固設し、該第一駆動歯車と、PTO変速軸上の歯車を噛合し、該歯車とPTO伝動軸上の正転歯車が噛合して駆動される正転歯車連と、該第二駆動歯車と、PTO伝動軸上の逆転歯車とが直接に噛合して駆動される逆転歯車連とを、PTO伝動軸上で択一的に係脱自在に遊嵌設置したので、PTO入力軸15から直接正転歯車と逆転歯車に動力が伝達できて、動力伝達機構を簡単な構成とすることができる。また、PTO入力軸15上の歯車をシンプルに構成しながらも、歯数を変更して第一駆動歯車54aと第二駆動歯車54bとによって正回転と逆回転での変速が可能である。
【0028】
また、前記PTO変速軸を中空のパイプ軸とし、該PTO変速軸を、走行ギア式変速装置の伝動ギアトレーンを走行出力軸との間で構成する走行入力軸上に遊嵌したので、逆転軸を別に設けて、該逆転軸上にアイドルギアを配置する必要がなくなり、逆転軸を支持したり、アイドルギアを配置するための空間をミッションケース内に設ける必要がなくなり、PTO伝動ギアトレーン及びハウジングをコンパクトに構成することができるのである。
また、前記PTO変速軸64を中空のパイプ軸とし、該PTO変速軸64を走行伝動ギアトレーンを構成する走行伝動軸上に遊嵌したので、走行伝動軸を利用して、PTO変速軸を配置するための専用の空間を特別に設ける必要がなく、ハウジングをコンパクトに構成できる。
【0029】
請求項2の如く、前記PTO入力軸を、前端にスプライン部を設けたパイプ状に構成し、ハウジングを構成するHSTケースとミッションケースの間に中板を配置し、該中板の上部に形成した軸受ボス部に、該PTO入力軸の前後両端部を、軸受を介して回動自在に支持し、前記HSTケース内に配置した油圧ポンプのポンプ軸の後端を、該PTO入力軸にスプライン嵌合し、着脱可能で相対回転不能としたので、エンジンからPTO入力軸15までの伝動系に変速装置のポンプ軸を利用しつつ、逆転PTO装置を構成することができるのである。
また、前記PTO入力軸15を、ハウジングを構成するHSTケースとミッションケースの間に配置した中板上に回転自在に支持したので、PTO入力軸15を短く構成して、単独で支持することができて、ハウジングのコンパクト化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 作業車両のトランスミッションの側面断面図である。
【図2】 PTO変速装置の拡大断面図である。
【図3】 PTO変速装置の変速軸の配置を示す図である。
【符号の説明】
10 HSTケース
11 ミッションケース
12 ポンプ軸
13 中板
15 PTO入力軸
26 PTO伝動軸
64 PTO変速軸

Claims (2)

  1. エンジンに連動連結されるPTO伝動ギアトレーンを備えたトランスミッションにおいて、該エンジンに連動連結されるPTO入力軸上に、第一駆動歯車と第二駆動歯車とを固設し、該第一駆動歯車と、PTO変速軸上の歯車を噛合し、該歯車とPTO伝動軸上の正転歯車が噛合して駆動される正転歯車連と、該第二駆動歯車と、PTO伝動軸上の逆転歯車とが直接に噛合して駆動される逆転歯車連とを、PTO伝動軸上で択一的に係脱自在とし、前記PTO変速軸を中空のパイプ軸とし、該PTO変速軸を、走行ギア式変速装置の伝動ギアトレーンを走行出力軸との間で構成する、走行入力軸上に遊嵌したことを特徴とする作業車両の逆転PTO装置。
  2. 請求項1記載の作業車両の逆転PTO装置において、前記PTO入力軸を、前端にスプライン部を設けたパイプ状に構成し、ハウジングを構成するHSTケースとミッションケースの間に中板を配置し、該中板の上部に形成した軸受ボス部に、該PTO入力軸の前後両端部を、軸受を介して回動自在に支持し、前記HSTケース内に配置した油圧ポンプのポンプ軸の後端を、該PTO入力軸にスプライン嵌合し、着脱可能で相対回転不能としたことを特徴とする作業車両の逆転PTO装置。
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