JP2009056883A - 作業車輌のトランスミッション - Google Patents

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敦生 吉名
Tomoyuki Tsuji
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Abstract

【課題】 サイドクラッチ兼ブレーキを備えるとともに、コンパクト化が可能な、作業車輌のトランスミッションを提供する。
【解決手段】 トランスミッションケース24と、トランスミッションケース24に回転自在に支持された左右一対の出力軸22,23と、出力軸の各々への動力を伝達又は遮断するとともに、動力の伝達を遮断した出力軸に制動力を付与する、左右一対のサイドクラッチ兼用ブレーキと、一対のサイドクラッチ兼用ブレーキの各々を動力遮断側にシフトさせる一対のシフタ60,61と、を有し、シフタ60,61の各々は、トランスミッションケース24に回転可能に支持され操作軸60s、61sと、該操作軸の先端部に形成されたカム60a、61aとを有し、サイドクラッチ兼用ブレーキの各々は、カム60a、61aが当接してシフト操作力を受ける座面50b、51bを有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、除雪機等の作業車輌のトランスミッションに係り、詳しくは、サイドクラッチ兼用ブレーキを備えるトランスミッションに関する。
従来、作業車輌の中には、左右の駆動輪の各々にサイドクラッチを装備したものがある。サイドクラッチを備える作業車輌は、左右ハンドルの各々にクラッチレバーを備える。直進走行中に旋回したい側のクラッチレバーを握れば、旋回したい側の駆動輪への動力伝達が遮断され、スムースな旋回が可能となる。
サイドクラッチを改良したものとして、クラッチを切った駆動輪にブレーキをかけるサイドクラッチ兼ブレーキ装置が提案されている(例えば、特許文献1)。この装置によれば、クラッチの切れた駆動輪の慣性による回転を迅速に停止させ、よりスムースな旋回が可能になる。
実開昭54−95657号公報
しかしながら、上記従来のサイドクラッチ兼ブレーキ装置は、クラッチ・ブレーキメンバをシフトさせるにあたって、サイドクラッチのクラッチ軸を跨ぐフォークを使用しており、このフォークがトランスミッションの上下方向のコンパクト化を妨げていた。
本発明は、サイドクラッチ兼ブレーキを備えるとともに、コンパクト化が可能な、作業車輌のトランスミッションを提供することを目的とする。
本発明に係る作業車輌のトランスミッションは、トランスミッションケースと、前記トランスミッションケースに回転自在に支持された入力軸と、前記トランスミッションケースに回転自在に支持された左右一対の出力軸と、前記入力軸から前記出力軸の各々への動力を伝達又は遮断するとともに、動力の伝達を遮断した前記出力軸に制動力を付与する、左右一対のサイドクラッチ兼用ブレーキと、前記一対のサイドクラッチ兼用ブレーキの各々を動力遮断側にシフトさせる一対のシフタと、を有し、前記シフタの各々は、前記トランスミッションケースに回転可能に支持され操作軸と、該操作軸の先端部に形成されたカムとを有し、前記サイドクラッチ兼用ブレーキの各々は、前記カムが当接してシフト操作力を受ける座面を有する。
前記カムは、半円柱形状であることが好ましい。
一形態において、前記サイドクラッチ兼用ブレーキの各々は、動力伝達側に付勢されるとともに、前記出力軸の各々に常時駆動連結している可動クラッチ体を有し、前記可動クラッチ体は、前記座面を有する鍔部を備え、前記ブレーキは、前記鍔部をプレッシャープレートとして作動する摩擦ブレーキによって構成される。
他の形態において、記前記サイドクラッチ兼用ブレーキの各々は、動力伝達側に付勢されるとともに、前記出力軸の各々に常時駆動連結している可動クラッチ体を有し、前記ブレーキは、前記可動クラッチ体と前記トランスミッションケースとの間に設けられた噛み合いクラッチによって構成される。
前記サイドクラッチ兼用ブレーキの各々は、クラッチ軸と、前記クラッチ軸に摺動可能に支持された可動クラッチ体と、を有し、前記可動クラッチ体は、前記座面を有する鍔部を備え、該鍔部の外径(D)と、前記可動クラッチ体が前記クラッチ軸と接触する内周面の軸方向長さ(L)との関係が、(L/D)≧0.25であることが好ましい。
更に他の形態において、油圧駆動の外部アクチュエータと、前記トランスミッションケースに装着され、前記外部アクチュエータの作動油圧源として使用可能に構成された補助ポンプと、前記入力軸と作動的に連結され、油圧ポンプを備える油圧伝動装置と、を更に有し、前記入力軸は、前記出力軸に対して直角に配置されるとともに、エンジンからの動力を受けるプーリーが装着され、前記油圧ポンプのポンプ軸の両端部のうちの少なくとも一端部に、前記補助ポンプが作動的に連結される。
前記トランスミッションケースの左右側壁の少なくとも一方の側壁に、前記ポンプ軸の端部にアクセス可能な開口部が形成されるとともに、前記補助ポンプの装着面が前記側壁の外側面に形成されていることが好ましい。
本発明によれば、サイドクラッチのシフタを、先端にカムを形成した操作軸によってシフトさせることにしたので、シフタがクラッチ軸を跨がない構成とすることができ、それによってトランスミッションのコンパクト化を図ることができる。
本発明に係る作業車輌のトランスミッションの最良の実施形態について、以下に、図1〜10を参照して説明する。なお、全図を通し、同様の構成部分には同符号を付した。
図1は、作業車輌の内部構造を示す側面図である。図1の作業車輌1は、除雪機であるが、クローラ式走行装置を備えるものであればコンバインなど他の種類の作業車輌でも良い。エンジンルーム2から原動3が突き出している。原動3には、プーリ4、5が固定されている。プーリ4は、プーリ6とベルト7によって駆動連結されている。プーリ6はオーガー8及びシューター9を駆動する駆動軸10に固定されている。
プーリ5は、プーリ11とベルト12によって駆動連結されている。プーリ11は、トランスミッション20の入力軸21(図2,3参照)に固定されている。入力軸21の動力は、トランスミッション20を介して出力軸22、23(図4参照)より左右のクローラ式走行装置に伝達される。
トランスミッション20の入力軸21は、図3に示すように、トランスミッションケース24にベアリング25を介して回転自在に支持されている。入力軸21の端部に、傘歯車26が固定されている。傘歯車26と噛み合う傘歯車27は、図4に示すように、油圧伝動装置30の油圧ポンプ31を駆動するポンプ軸32に固定されている。ポンプ軸32は、入力軸21に対して直角に配置されている。なお、32aは、可動斜板を傾転操作して油圧ポンプ31の吐出量を制御するコントロールアームである。油圧伝動装置30の油圧モーター33のモーター軸34に、平歯車35が固定されている。
平歯車35は、原動歯車36と噛み合っている。原動歯車36は、クラッチ軸37に一体的に結合されている。クラッチ軸37は、トランスミッションケース24に、ベアリング38を介して回転自在に支持されている。
クラッチ軸37に、原動歯車36を挟むようにして、一対の可動クラッチ体40、41が軸方向摺動可能且つ相対回転可能に支持されている。原動歯車36は、図6に拡大して示すように、一対の可動クラッチ体40、41の各々の外歯40a、41aが、抜脱可能に嵌合して噛み合うことができる内歯36a、36bを両側面に備えている。可動クラッチ体40、41の外歯40a、41aは、出力軸22、23に各々スプライン結合された従動歯車42、43と常時噛み合っている。可動クラッチ体40、41がクラッチバネ44、45に付勢されることによって、原動歯車36の内歯36a、36bに可動クラッチ体40、41の外歯40a、41aが嵌合して噛み合っている。
可動クラッチ体40、41には、鍔部50、51が固定されている。鍔部50、51は、環状をしていて、可動クラッチ体40,41の軸線方向の移動を規制されている。また、鍔部50,51は、その内側に内歯50a、51aが形成されており、これらの内歯50a、51aが可動クラッチ体40、41の外歯40a、41aと噛み合わされている。
図5を参照すれば、可動クラッチ体40、41をシフトさせるシフタ60、61は、トランスミッションケース24に形成された支持孔に挿入されて回転可能に片持ち的に支持された操作軸60s、61sと、操作軸60s、61sの先端部に形成されたカム60a、61aと、を備えている。カム60a、61aは、図6に仮想線で示されているように、断面半円形状の半円柱形状とされている。鍔部50、51の一方側面50b、51bは、カム60a、61aが当接する座面となる。
操作軸60s,61sを回転させると、カム60a、61aが鍔部50、51を押すことによって、可動クラッチ体40、41を原動歯車36から離脱させる方向にシフトさせる。操作軸60s、61sは、クラッチ軸37に対して直交配置されている。
可動クラッチ体40、41の外歯40a、41aを原動歯車36の内歯36a、36bに噛み合わせることにより、原動歯車36の動力は、可動クラッチ体40、41を介して、従動歯車42、43に伝えられる。可動クラッチ体40、41の一方を原動歯車36の一方から離脱させれば、原動歯車36から従属歯車42、43の一方への動力伝達が遮断される。このようにして、左右のサイドクラッチが構成されている。
シフタ60、61は、シフトレバー60d、61d及び図示しないシフトワイヤーを介して、図1に示されたハンドル70のクラッチレバー71(図では一方のみ)を握ることにより、操作される。旋回したい方のクラッチレバー71を握れば、操作軸60s(61s)が回転し、カム60a(61a)によって鍔部50(51)が押され、可動クラッチ体40(41)が原動歯車36から抜脱して旋回したい側のサイドクラッチが切れ、スムースな旋回が可能になる。
図6に示されているように、複数枚の摩擦板46、47が、トランスミッションケース24に一定隙間間隔で固定されている。複数枚の摩擦板46、47の各々の隙間に、相手板となる複数枚の摩擦板48、49が介在している。複数枚の摩擦板48、49の回転中心部には雌スプラインを有する穴が形成されており、この雌スプラインに係合するスプライン40b、41bが可動クラッチ体40,41のケース外側を向く円筒部外周に形成されている。従って、摩擦板48、49と可動クラッチ体40、41とは、軸線方向への相対移動は可能であるが、軸回り方向の相対回転は不能となっている。
図6に示すように、図の右側のカム60を回転させて、鍔部50が押されると、鍔部50がプレッシャープレートの作用をして、摩擦板46を押圧し、摩擦板46と相手板の摩擦板48とを摩擦係合させる。摩擦板46と摩擦板48とが摩擦係合すると、可動クラッチ体40の回転が止められ、その結果、可動クラッチ体40と噛み合う従動歯車42を通じて、出力軸22の回転が止められる。こうして、多板ディスクブレーキが構成されている。トランスミッションケース24内には、油圧伝動装置30を作動するため等の油(図示せず。)が収容されており、摩擦板46〜49は油に浸積している。即ち、図示例の多板ブレーキは、湿式多板ブレーキである。
上記のように、シフタ60、61の操作により、サイドクラッチが解除された側の出力軸22、23にブレーキをかけることで、出力軸の慣性回転を即座に停止させ、旋回をよりスムースに行うことができる。
可動クラッチ体40、41がクラッチ軸37と接する内周面の軸方向長さ(L)と、鍔部50、51の外径(D)との関係は、(L/D)≧0.25に設定されている。(L/D)≧0.25に設定することにより、可動クラッチ体40、41がいわゆるセルフロックするのを防止することができる。セルフロックは、自動締まり現象の事で、外部的要因によるものでなくその構造的要因により発生する力により生じるものである。(L/D)≧0.25の関係は、力学的関係式と独自の安全率から導かれる関係式である。
図4に示されているように、油圧伝動装置30のポンプ軸32は、補助ポンプ80の駆動軸81とカップリング82を介して連結されている。補助ポンプ80は、ギアポンプによって構成することができる。オーガー8(図1参照)は、図1には示されていないが、オーガー8を昇降動させる外部アクチュエータとしての油圧シリンダーを備える。補助ポンプ80から吐出される圧油は、オーガー8を昇降動させる油圧シリンダーに作動油として供給され得る。
図7は、油圧回路を示している。油圧伝動装置30は、可動斜板を備える油圧ポンプ31と、油圧モーター33とが、前進時高圧側ライン90と後進時高圧側ライン91とによって接続された油圧閉回路を備えている。油圧ポンプ31のポンプ軸32は、補助ポンプ80に連結され、補助ポンプ80を駆動する。
補助ポンプ80は、トランスミッションケース24の油溜92からライン93を通じて油を吸い上げ、ライン94を通じて、手動切換弁95を介して、オーガー8を昇降動させる油圧シリンダー96に作動油を供給する。オーガー8の作動油圧を所定圧力に設定するための圧力制御弁97が設けられている。
さらに、油圧伝動装置30の前進時高圧側ライン90と後進時高圧側ライン91とを接続するバイパスライン100が設けられ、バイパスライン100には、前進時高圧側ライン90及び後進時高圧側ライン91への作動油供給を許容し、前進時高圧側ライン90及び後進時高圧側ライン91からの油の流出を制限する逆止弁101、102が備えられている。後進時高圧側ライン91からの作動油の流出を制限する逆止弁102は、固定絞り103を有している。固定絞り103は、油圧ポンプ31の中立位置が正確に出ていなくて油が微小に吐出している状態であっても車輌速度がゼロとなる中立帯を広げる働きをする。
バイパスライン100には、チャージライン110が接続されている。チャージライン110は、油圧閉回路のライン90、91が低圧の時に、油圧閉回路からの作動油の漏れ量に相当する作動油を、逆止弁100、101を介して供給する。チャージライン110は、切換弁95の切換により、補助ポンプ80から作動油の供給を受ける。チャージライン110の油圧は、圧力制御弁111によって所定圧力に設定されている。
補助ポンプ80、切換弁95、圧力制御弁97、111、サクション用逆止弁112は、バルブユニット115に収められている。再び図2を参照すれば、トランスミッションケース24の側壁の外側面に、バルブユニット115が取り付けられている。図2に示すように、バルブユニット115に、シリンダポート116、チャージポート117が形成されており、それぞれ、図示しない配管を介して、油圧シリンダー96、油圧伝動装置30のチャージライン110に接続される。
図4に示すように、トランスミッションケース24の側壁に、ポンプ軸32の端部にアクセス可能な開口部24aが形成されている。この開口部24aを通じて、ポンプ軸32は、カップリング82を介して補助ポンプ80を構成するギアポンプ80の駆動軸81と連結されている。
なお、上記実施形態では、補助ポンプ80は、ポンプ軸32の一端部にのみ接続されているが、他端部に接続するか(図8参照)、両端部に接続しても良い(図9参照)。
また、上記実施形態では、ブレーキとして多板ディスクブレーキの例を示したが、図10に示すように、噛み合いクラッチを利用したブレーキでも良い。図10に示す例では、可動クラッチ体40,41が原動歯車36から離脱する方向にシフトさせられると、可動クラッチ体40,41の端部に形成されたクラッチ歯120に、トランスミッションケース24に支持部121を介して固定されたクラッチ歯122が噛み合うようになっている。なお、クラッチ歯120を鍔部50,51に形成し、それに応じた位置で、クラッチ歯122をトランスミッションケース24に固定しても良い。
本発明に係るトランスミッションを搭載した作業車輌の一例を示す側面図である。 図1のトランスミッションの外観を拡大して示す側面図である。 図2の内部構造を示す側面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図2のV−V線に沿う断面図である。 図4の一部を抜き出して作動状態を示す拡大断面図である。 図2のトランスミッションの油圧回路図である。 他の実施形態の要部を示す断面図である。 更に他の実施形態の要部を示す断面図である。 他の形態のブレーキを採用した実施形態の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 作業車輌
11 プーリー
21 入力軸
22、23 出力軸
24 トランスミッションケース
24a 開口部
30 油圧伝動装置
40、41 可動クラッチ体
40、41 鍔部
40a、41a 座面
60、61 シフタ
60a、61a カム
80 補助ポンプ


Claims (7)

  1. トランスミッションケースと、
    前記トランスミッションケースに回転自在に支持された入力軸と、
    前記トランスミッションケースに回転自在に支持された左右一対の出力軸と、
    前記入力軸から前記出力軸の各々への動力を伝達又は遮断するとともに、動力の伝達を遮断した前記出力軸に制動力を付与する、左右一対のサイドクラッチ兼用ブレーキと、
    前記一対のサイドクラッチ兼用ブレーキの各々を動力遮断側にシフトさせる一対のシフタと、を有し、
    前記シフタの各々は、前記トランスミッションケースに回転可能に支持され操作軸と、該操作軸の先端部に形成されたカムとを有し、
    前記サイドクラッチ兼用ブレーキの各々は、前記カムが当接してシフト操作力を受ける座面を有することを特徴とする、作業車輌のトランスミッション。
  2. 前記カムは、半円柱形状であることを特徴とする請求項1に記載のトランスミッション。
  3. 前記サイドクラッチ兼用ブレーキの各々は、
    動力伝達側に付勢されるとともに、前記出力軸の各々に常時駆動連結している可動クラッチ体を有し、
    前記可動クラッチ体は、前記座面を有する鍔部を備え、
    前記ブレーキは、前記鍔部をプレッシャープレートとして作動する摩擦ブレーキによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のトランスミッション。
  4. 記前記サイドクラッチ兼用ブレーキの各々は、
    動力伝達側に付勢されるとともに、前記出力軸の各々に常時駆動連結している可動クラッチ体を有し、
    前記ブレーキは、前記可動クラッチ体と前記トランスミッションケースとの間に設けられた噛み合いクラッチによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のトランスミッション。
  5. 前記サイドクラッチ兼用ブレーキの各々は、
    クラッチ軸と、
    前記クラッチ軸に摺動可能に支持された可動クラッチ体と、を有し、
    前記可動クラッチ体は、前記座面を有する鍔部を備え、
    該鍔部の外径(D)と、前記可動クラッチ体が前記クラッチ軸と接触する内周面の軸方向長さ(L)との関係が、(L/D)≧0.25であることを特徴とする請求項1に記載のトランスミッション。
  6. 油圧駆動の外部アクチュエータと、
    前記トランスミッションケースに装着され、前記外部アクチュエータの作動油圧源として使用可能に構成された補助ポンプと、
    前記入力軸と作動的に連結され、油圧ポンプを備える油圧伝動装置と、
    を更に有し、
    前記入力軸は、前記出力軸に対して直角に配置されるとともに、エンジンからの動力を受けるプーリが装着され、
    前記油圧ポンプのポンプ軸の両端部のうちの少なくとも一端部に、前記補助ポンプが作動的に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のトランスミッション。
  7. 前記トランスミッションケースの左右側壁の少なくとも一方の側壁に、前記ポンプ軸の端部にアクセス可能な開口部が形成されるとともに、前記補助ポンプの装着面が前記側壁の外側面に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のトランスミッション。
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