JP4669050B2 - 遊技台 - Google Patents

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本発明はスロットマシン(パチスロ)に代表される遊技台に関し、特に、不正行為の防止技術に関するものである。
スロットマシン等の遊技台においては、通常、乱数抽選の結果により遊技の内容が定められる。スロットマシンの入賞役の乱数抽選の場合について具体的に説明すると、スロットマシンには、通常、各入賞役の抽選及びリールの回転開始の契機となるスタート操作を受け付けるスタート操作ユニットが設けられている(例えば、特許文献1を参照)。一般的なスタート操作ユニットの構成について図9を参照して説明する。図9(a)に示すように、スタート操作ユニットは操作レバー1が軸2回りに上下に回動可能に中空の支持部材3に設けられて構成されている。操作レバー1の軸部には円盤状のストッパー4が遊嵌されており、このストッパー4と軸部に固定されたバネ受け5との間に、操作レバー1を中立位置へ常時付勢するコイルばね6が装填されている。そして、遊技者が操作レバー1の球状の端部を下方へ押圧すると操作レバー1は回動するが(図9(b))、これによりコイルばね6が圧縮されるため、押圧を止めると操作レバー1は中立位置(図9(a))に戻ることになる。操作レバー1の端部には、当該端部の通過を検出する光学式のセンサ7が設けられており、操作レバー1が遊技者に操作されて回動するとこの端部がセンサの検知範囲から外れた位置へ移動するため(図9(b))、これを検知することにより操作レバーに対する操作が認識されることになる。センサからの検知信号は制御部に送出される。
制御部には、所定の範囲の乱数値(例えば、0〜65535)を発生する乱数発生器が設けられている。乱数発生器は、通常、クロック信号発生回路から発生されるクロック信号に基づいて上記範囲で周期的・循環的に乱数値をカウントするカウンタ回路から構成されており、センサからの検知信号をラッチ信号としてカウントした乱数値をラッチする。制御部はラッチされた乱数値を取得して乱数抽選を行う。入賞役の乱数抽選の場合、各入賞役に一定の範囲で乱数値を割り当てておき、乱数発生器から取得した乱数値と各入賞役に割り当てられた乱数値の範囲とを対比することで当選か否かが判定される。例えば、乱数発生器から取得した乱数値が0〜220ならばビッグボーナス(BB)、221〜330ならばレギュラーボーナス(RB)、331〜1400ならばチェリーに、それぞれ当選するといった具合になる。また、これらのいずれの範囲にも属さない場合には、はずれとなる。
特開平10-328352号公報
ここで、上述したような乱数発生器を用いて乱数抽選を行う場合、乱数値が周期的に繰り返し発生されるため、上述したスタート操作のように乱数抽選の契機となる操作をある周期で繰り返し行えば一定の範囲の乱数値が繰り返し乱数抽選に用いられ、同じ抽選結果を得られる可能性がある。乱数抽選の契機となる操作をある周期で繰り返し行うことは人間の感覚では事実上不可能である。しかし、特殊な機器を用いれば必ずしも不可能ではなく、その利用により本来の抽選確率から逸脱した有利な抽選結果を得る遊技者も現に存在する。このような特殊な機器を用いた遊技は遊技台が本来予定していない遊技であり不正行為といえる。
このような問題点に鑑み、本発明の目的は、乱数抽選に関する不正行為を防止することにある。
本発明によれば、乱数抽選の結果により遊技の内容を定める遊技台において、前記遊技台に対する遊技者の所定の操作に応じて、乱数値の保持命令を出力する出力手段と、乱数値を周期的に変化させて発生すると共に、前記出力手段から前記保持命令が出力された場合に、発生した乱数値を保持する乱数発生手段と、所定のタイミングで前記乱数発生手段に保持された乱数値を取得し、取得した乱数値に基づき乱数抽選を行う抽選手段と、前記遊技者の操作に付勢されて移動する移動部と、を備え、前記出力手段は、前記移動部が所定の位置に存在するか否かを検知し、当該所定の位置に存在しないことを検知した場合に前記保持命令を出力するセンサと、前記センサを所定の範囲で振動させる振動手段と、を備え、前記所定の範囲が、前記移動部が前記所定の位置にある場合に当該移動部を前記センサが検知可能な範囲であることを特徴とする遊技台が提供される。
この遊技台によれば、前記センサを振動させることで、前記遊技者の所定の操作時における前記センサと前記移動部との相対的な位置関係により保持命令の出力タイミングにばらつきを持たせることができる。また、振動の範囲が、前記移動部が前記所定の位置にある場合に当該移動部を前記センサが検知可能な範囲であるので前記遊技者の所定の操作の誤検知を防止できる。従って、前記遊技者の所定の操作が前記乱数発生手段の乱数の発生周期に応じたタイミングでなされたとしても乱数抽選に用いられる乱数値が異なることになり、乱数抽選に関する不正行為を防止することができる。
また、本発明によれば、乱数抽選の結果により遊技の内容を定める遊技台において、前記遊技台に対する遊技者の所定の操作に応じて、乱数値の保持命令を出力する出力手段と、乱数値を周期的に変化させて発生すると共に、前記出力手段から前記保持命令が出力された場合に、発生した乱数値を保持する乱数発生手段と、所定のタイミングで前記乱数発生手段に保持された乱数値を取得し、取得した乱数値に基づき乱数抽選を行う抽選手段と、前記遊技者の所定の操作に付勢されて移動する移動部と、を備え、前記出力手段は、前記遊技者の所定の操作毎に、複数回前記保持命令を出力し、前記乱数発生手段は、前記出力手段から前記保持命令が出力される毎に発生した乱数値を保持し、前記出力手段は、前記移動部が所定の位置に存在するか否かを検知し、当該所定の位置に存在しないことを検知した場合に前記保持命令を出力するセンサと、前記センサを所定の範囲で振動させる振動手段と、を備え、前記所定の範囲が、前記移動部が前記所定の位置にある場合に当該移動部を前記センサが検知可能な範囲であることを特徴とする遊技台が提供される。
この遊技台によれば、遊技者の所定の操作に応じて乱数値の保持命令が複数回出力され、前記乱数発生手段はこの保持命令が出力される毎に発生した乱数値を保持するので保持命令毎に乱数値が更新される。従って、前記抽選手段が乱数値を取得する、前記所定のタイミング如何で異なる乱数値が取得される。従って、前記遊技者の所定の操作が前記乱数発生手段の乱数の発生周期に応じたタイミングでなされたとしても乱数抽選に用いられる乱数値が異なることになり、乱数抽選に関する不正行為を防止することができる。そして、前記センサを振動させることで、比較的簡易な機構で、前記遊技者の所定の操作に応じて複数回乱数値の保持命令を出力させることができる。また、振動の範囲が、前記移動部が前記所定の位置にある場合に当該移動部を前記センサが検知可能な範囲であるので前記遊技者の所定の操作の誤検知を防止できる。
上記各発明においては、前記遊技者の所定の操作に応じて、前記抽選手段に対して前記乱数発生手段に保持された乱数値の取得命令を出力する第2の出力手段を備え、前記抽選手段は、前記第2の出力手段から前記取得命令が出力された後、前記所定のタイミングで前記乱数発生手段に保持された乱数値を取得することもできる。この場合、前記所定のタイミングが、予め定めた固定の周期で定められていてもよい。
また、上記各発明においては、更に、複数種類の絵柄が施され、回転駆動される複数のリールと、前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止スイッチと、停止時の前記リールにより表示された前記絵柄の組合せが、予め定めた絵柄の組合せであるか否かに基づいて入賞を判定する入賞判定手段と、を備え、前記出力手段は、前記スタートスイッチに対する操作に対応して、前記保持命令を出力することもできる。
以上述べた通り、本発明によれば、乱数抽選に関する不正行為を防止することができる。
本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の斜視図である。 主制御部300の構成を示す図である。 乱数発生回路317の回路構成及び乱数抽選に関連する回路構成を示した図である。 スロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。 主制御部300の割り込み処理を示すフローチャートである。 (a)はスタート操作ユニット135周辺の構成を示す図、(b)はスタート操作ユニット135の動作説明図、(c)はスタート操作時における乱数値取得のタイミングチャートである。 (a)は本発明の第2実施形態におけるスタート操作ユニット135周辺の構成を示す図、(b)は振動器3261の説明図、(c)はラッチ信号出力用センサ326の振動の範囲を示す図、(d)は図7(a)の構成の動作説明図である。 (a)は本発明の第3実施形態におけるスタート操作ユニット135周辺の構成を示す図、(b)は回転体1362を示す図、(c)は本発明の第4実施形態におけるスタート操作ユニット135周辺の構成を示す図、(d)及び(e)は図8(c)の構成の動作説明図である。 (a)及び(b)は従来のスタート操作ユニットの説明図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の斜視図である。概説すると、このスロットマシン100は、複数種類の絵柄が施された複数のリールと、複数種類の入賞役の内部当選の当否を乱数抽選により判定する抽選手段と、前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止スイッチと、停止時の前記リールにより表示された前記絵柄の組合せが、予め定めた絵柄の組合せであるか否かに基づいて入賞を判定する判定手段と、を備えた遊技台である。本実施形態では、入賞役の内部当選の当否を判定する乱数抽選について不正行為を防止する。しかし、不正行為を防止する乱数抽選の対象はこれに限られず、遊技の内容を定める乱数抽選、特に、遊技者の操作を契機として行われ、遊技者の利益を左右する内容に関する各種の乱数抽選においても本発明を適用できることはいうまでもない。
図1に示すスロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の絵柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施形態において、各絵柄は帯状部材に等間隔で適当数(例えば21絵柄)印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110乃至112が構成されている。リール110乃至112上の絵柄は、遊技者から見ると、絵柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの絵柄が見えるようになっている。そして、各リール110乃至112を回転させることにより、遊技者から見える絵柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
また、各々のリール110乃至112の背面には、絵柄表示窓113に表示される個々の絵柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の絵柄ごとに遮蔽されて個々の絵柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン100内部において各々のリール110乃至112の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示せず)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部のあいだを、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の絵柄の回転方向の位置を判断し、目的とする絵柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110乃至112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入された遊技媒体(本実施形態ではメダルを想定する。)の数によって予め定まっている。5本の入賞ライン114のうち、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110乃至112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、後述する内部抽選において、特定の入賞役(具体的には、ビッグボーナスやレギュラーボーナス等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。メダル投入ランプ124は、メダルの投入が可能であることを知らせるランプである。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。メダル投入ボタン130、131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルを所定の枚数分投入するためのボタンである。
本実施形態においては、メダル投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。メダル投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン130又は131により電子的に投入することもできるし、メダル投入口134から実際のメダルを投入することもできる。払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、ビッグボーナスゲーム中(BBゲーム中)の遊技回数や所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。スタート操作ユニット135は、リール110乃至112の回転を開始させるためのユニットであり、後述するようにレバー型のスイッチを構成する。メダル投入口134に所望するメダル枚数を投入して、スタート操作ユニット135を操作すると、これを契機として入賞役の内部抽選やリール110乃至112の回転の開始が行われることとなる。
ストップボタンユニット136には、ストップボタン137乃至139が設けられている。ストップボタン137乃至139は、スタート操作ユニット135の操作によって回転を開始したリール110乃至112を個別に停止させるためのボタン型のスイッチである。なお、各ストップボタン137乃至139の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン137乃至139の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。貯留/精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダルを精算し、メダル払出口155より受皿210に排出するための精算機能と、メダル投入口134に投入された4枚以降のメダルや入賞により獲得したメダルを最大50枚まで電子的に貯留する貯留機能と、を切換えるためのボタンである。メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口155は、メダルを払出すための払出口である。メダル受皿210は、メダル払出口155から払出されたメダルを溜めるための器である。なお、メダル受皿210は、本実施形態では発光可能な受皿を採用しており、以下受け皿ランプと呼ぶこともある。
音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受皿ランプ210は、遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。灰皿部200は、煙草の吸殻を入れるための容器であり、受け皿210の内側にネジ止めされている。リールパネル161は、絵柄表示窓113を有するパネルであり、タイトルパネル162は、そのスロットマシンの機種名や各種のデザインが描かれるパネルである。演出装置600は、各種の情報を表示する液晶表示装置を備える。
<制御部の構成>
次に、図2を参照してスロットマシン100の制御部の構成について詳細に説明する。スロットマシン100は、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信された信号に応じて各種機器を制御する副制御部(図示せず)と、から構成される。副制御部は例えば演出装置600の制御等、遊技に伴う演出に関する処理を行うものであるが、本実施形態においては乱数抽選に対する不正行為の防止に直接関与しないので説明を省略し、主制御部300について説明する。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。また、CPU310には、後述するセンサやスイッチの状態を常時監視するための監視周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。
タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に固定の割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなり固定の周期となる。本実施形態ではこの割り込み周期でスタート操作ユニット135に対する操作の有無をチェックし、CPU310が後述する乱数発生回路317から乱数抽選のための乱数値を取得することになる。すなわち、この割り込み周期が乱数値の取得タイミングとなる。
また、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等を記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよい。また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、上述した割り込み周期の割込み時間毎に入力インタフェース360を介して、メダル受付センサ320、スタート操作検出センサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、精算/貯留スイッチ324の状態を検出し、各センサを検知結果を監視する。
メダル受付センサ320は、メダル投入口134の内部の通路に2個設置されており、メダルの通過有無を検出する。スタート操作検出センサ321は、スタート操作ユニット135に設置されており、遊技者によるスタート操作を検出する。ストップボタンセンサ322は、各々のストップボタン137乃至139に設置されており、遊技者によるストップボタンの操作を検出する。メダル投入ボタンセンサ323は、メダル投入ボタン130、131のそれぞれに設置されており、RAM313に電子的に貯留されているメダルを遊技用のメダルとして投入する場合の投入操作を検出する。たとえば、CPU310は、メダル投入ボタン130に対応するメダル投入センサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留メダルを1枚投入し、メダル投入ボタン131に対応するメダル投入センサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留メダルを3枚投入する。なお、メダル投入ボタン131が押された際、貯留されているメダル枚数が2枚の場合は2枚投入され、1枚の場合は1枚投入される。
精算/貯留スイッチ324は、精算/貯留ボタン132に設けられている。精算/貯留スイッチ132が一回押されると、貯留されているメダルを精算し、もう一回押されると、払い出されるメダルが電子的に貯留される貯留モードとなる。なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。CPU310には、さらに、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行う。
入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、各リール110乃至112の取付台の所定位置に設置されており、リールに設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにHレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのリールモータ駆動部330と、ホッパー(バケットにたまっているメダルをメダル払出口155から払出すための装置。図示せず。)のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、メダル投入ランプ124等)と、7セグメント表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)が接続されている。CPU310のデータバスには、副制御部にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器316から発振されるクロックに基いて、乱数値を周期的に変化させて発生すると共に、ラッチ信号出力用センサ326からラッチ信号が出力された場合に、このラッチ信号を乱数値の保持命令として、その時発生している乱数値を保持する。CPU310はアドレスデコード回路350を介して乱数発生回路317を選択することで、保持された乱数値を取得することが可能となる。取得した乱数値は入賞役の内部抽選に用いられる。図3は乱数発生回路317の回路構成及び乱数抽選に関連する回路構成を示した図である。乱数発生回路317は、2つのカウンタIC3171及び3172を備える。これらのカウンタIC3171及び3172はいずれも8ビットのバイナリカウンタであり、水晶発振器316から発振されるクロック信号に基づいて16ビット分の乱数値、すなわち、0〜65535までの値を周期的・循環的にカウントする。より具体的には、各カウンタIC3171及び3172は、クロックイネーブル(CCLKEN)が「Low」のとき、クロック信号の立ち上がりエッジに同期してカウントアップする。カウンタの全ビットが「1」になるとリプルキャリーアウト(RCO)は「Low」になる。これにより、カウンタIC3171で全ビットが「1」になる毎にカウンタIC3172のカウント値が一つインクリメントされることになる。なお、カウンタクリア(CCLR)を「Low」にすると内部レジスタの全ビットが「0」となり、カウント値がリセットされるが、本例ではカウンタクリア(CCLR)を常時「High」としているため、カウント値はリセットされない。
水晶発振器316から発振されるクロック信号の周波数を14.3MHzとすると、4.57msの周期でカウント値が一巡することになる。また、カウンタIC3171及び3172は、ラッチ信号出力用センサ326からラッチ信号が出力されると、その時のカウント値を乱数値として各データバス上に出力する。より具体的には、各カウンタIC3171及び3172は内部レジスタを備え、レジスタクロック(RCLK)に対する信号の立ち上がりでカウント値が内部レジスタにロードされてラッチされる。そして、イネーブル入力(G)が「Low」にされると、つまり、アドレスデコード回路350を介してCPU310からチップセレクトがされると、内部レジスタにラッチされた乱数値がデータバス上に出力され、CPU310にて取得可能となる。なお、本例では内部レジスタには、乱数値(カウント値)がレジスタクロック(RCLK)に対する信号の立ち上がり毎に上書きされてラッチされるが、複数の乱数値を順次上書きせずにラッチしておき、チップセレクトがされた場合に最新の乱数値を出力するように構成してもよい。
ラッチ信号出力用センサ326は後述するようにスタート操作ユニット135に対するスタート操作があった場合にラッチ信号を出力する。一方、スタート操作ユニット135に対するスタート操作があった場合にスタート操作検出センサ321によりこれが検出され、入力インターフェース360に対して乱数値の取得命令として検知信号を出力する。CPU310は上述した割り込み周期で入力インターフェース360から検知信号の有無を読取り、検知信号があった場合はカウンタIC3171及び3172にラッチされているカウンタ値を乱数値として取得することになる。取得した乱数値は一旦RAM313に格納され、乱数抽選の際に用いられる。
次に、スタート操作検出センサ321及びラッチ信号出力用センサ326の構成についてスタート操作ユニット135の構成と併せて説明する。図6(a)はスタート操作ユニット135周辺の構成を示す図、図6(b)はスタート操作ユニット135の動作説明図である。スタート操作ユニット135は、操作レバー1351が軸1352回りに上下に回動可能に中空の支持部材1353に設けられて構成されている。操作レバー1351の軸部には円盤状のストッパー1354が遊嵌されており、このストッパー1354と軸部に固定されたバネ受け1355との間に、操作レバー1351を中立位置へ常時付勢するコイルばね1356が装填されている。そして、遊技者が操作レバー1351の左端の球状の端部を下方へ押圧すると、これに付勢されて操作レバー1351は回動するが(図6(b))、これによりコイルばね1356が圧縮されるため、押圧を止めると操作レバー1351は中立位置(図6(a))に戻ることになる。これらの構成及び作用は従来のスタート操作ユニットと同様である。
一方、操作レバー1351の右端には棒状の遮光部材1357が設けられており、遊技者の操作に付勢されて操作レバー1351が回動すると移動する移動部を構成している。遮光部材1357の中間部位にはスタート操作検出センサ321が設けられている。スタート操作検出センサ321は光学式のセンサであり、発光部と受光部との間に検知空間が構成され、その検知空間内に遮光部材1357が存在するか否かを検知する。検知空間内に遮光部材1357が存在する場合(操作レバー1351が中立位置に存在する場合)、発光部からの光が遮光部材1357に遮断されるため、OFFとなる。一方、図6(b)に示すように操作レバー1351が操作されて回動し、遮光部材1357が移動して検知空間から抜けると発光部からの光が受光部に届くのでONとなる。このONとなった信号がスタート操作の検知信号として入力インターフェース360へ出力されることになる。
次に、遮光部材1357の右側には、軸1359回りに回転する円板状の回転体1358が設けられている。この回転体1358の外周には複数の突起1360が周方向に略等間隔で放射状に一体に配設されている。遊技者の操作に付勢されて操作レバー1351が回動すると図6(b)に示すように遮光部材1357の右端がこの突起1360に干渉し、これに付勢されて回転体1358は軸1359回りに回転することになる。回転体1358にはまた、軸1359を中心として円形のスリット部1361が設けられている。このスリット部1361には図6(a)の拡大図に示すとおり、複数のスリット1361aが周方向に略等間隔で設けられており、回転体1358の回転により循環的に移動する。ラッチ信号出力用センサ326は、このスリット1361aを被検知部としてその通過を検出する光学式のセンサである。ラッチ信号出力用センサ326はスタート操作検出センサ321と動作原理が同様の光学式センサであり、発光部と受光部との間に検知空間が形成され、検知空間内にスリット1361aが存在するか否かを検知する。検知空間内にスリット1361aが存在するとONとなりこのONとなった信号がラッチ信号として乱数発生回路317に出力される。また、スリット1361aが存在しない場合には発光部から受光部への光が遮断されてOFFとなる。しかして、遊技者の操作に付勢されて操作レバー1351が回動すると遮光部材1357を介して回転体1358が回転して複数のスリット1361aがラッチ信号出力用センサ326の検知空間を通過するので、遊技者による各スタート操作毎にラッチ信号出力用センサ326からは複数回ラッチ信号が出力されることになる。本実施形態ではこのように比較的簡易な機構でありながら複数回のラッチ信号が出力される。
次に、係る構成からなるスロットマシン100における、乱数抽選に対する不正行為の防止原理について説明する。上述した通り、乱数発生回路317は所定の周期で乱数値のカウントが一巡する。本実施形態の場合4.57msである。従って、4.57msの何倍かのタイミングでスタート操作を毎回行うことができれば略同じ乱数値が乱数抽選に用いられ、抽選結果も同じとなってしまい、これが不正行為の原因である。本実施形態ではまず、スタート操作検出センサ321とラッチ信号出力用センサ326とを別々に構成している。そして、上述した通り1回のスタート操作に対してラッチ信号が複数回出力され、各ラッチ信号毎に乱数発生回路317がラッチする乱数値が更新される。すると、ラッチ信号のタイミングと、CPU310がラッチされた乱数値を読み取るタイミング、すなわちラッチ信号のタイミングとは非同期である割り込み周期との関係で、CPU310が取得される乱数値が決定される。このため、乱数発生回路317のカウントの周期に合わせたタイミングでスタート操作を毎回行うことができても同じ乱数値が乱数抽選に用いられることが防止され、上述した不正行為が防止される。この点を図6(c)を参照してより詳細に説明する。
図6(c)はスタート操作時における乱数値取得のタイミングチャートである。同図の左側がX回目のスタート操作の場合のタイミングチャートを、右側がX+1回目のスタート操作の場合のタイミングチャートを、それぞれ示しており、X回目とX+1回目のスタート操作が、乱数発生回路317のカウントが一巡する周期の何倍かに相当するT時間の間隔を空けて行われたことを示している。まず、X回目のスタート操作について着目すると、スタート操作ユニット135に対して遊技者がスタート操作を行うと、これがスタート操作検出センサ321で検知され、検知信号が立ち上がる。検知信号が立ち上がることにより、CPU310は次の割り込みタイミングの時に乱数発生回路317に保持されている乱数値を取得することになる。一方、スタート操作に伴う回転体1358の回転により、ラッチ信号出力センサ326からラッチ信号が出力され、乱数発生回路317において、乱数値となるカウント値がラッチされる。このラッチ信号は同図に示すように複数回立ち上がるパルス状の信号となる。X回目のスタート操作の場合、2つめのラッチ信号が立ち上がる前にCPU310の割り込み時期が到来しているので、CPU310は、1つ目のラッチ信号が立ち上がった時に乱数発生回路317がラッチした乱数値を取得することになる。一方、X+1回目のスタート操作においてはX回目のスタート操作よりもスタート操作検出後のCPU310の割り込み時期がスタート操作が検知されたタイミングよりも大きくずれており、2つ目のラッチ信号が立ち上がった後にCPU310の割り込み時期が到来している。従って、X回目の場合と異なりCPU310は、2つ目のラッチ信号が立ち上がった時に乱数発生回路317がラッチした乱数値を取得することになる。よって、X回目とX+1回目ではスタート操作をT時間毎に行ったとしても、異なる乱数値が用いられて乱数抽選が行われることになる。この結果、不正行為を防止することができる。なお、本実施形態ではスタート操作検出センサ321及びラッチ信号出力用センサ326として光学式センサを用いているが、これに限られず、上記作用を生じさせる他の種類のセンサを用いてもよいことはいうまでもない。
<基本フロー>
次に、スロットマシン100の制御に関する説明を行う。図4は、本実施形態のスロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。このメイン処理は、CPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり実行を繰り返す。主制御部310のリセットスイッチ(図示省略)が押下された状態で電源が投入された場合、先ずS101の初期化処理が実行される。この初期化処理では主制御部300や副制御部の初期化が行われる。S102では、メダル投入に関する処理を行う。ここでは、メダルの投入の有無をチェックし、投入されたメダルの枚数に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。S103では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。ここでは、スタート操作ユニット135が操作されたか否かのチェックを行い、スタート操作されたと判断した場合は、S104において、投入されたメダル枚数に応じて、有効な入賞ライン114を確定する。S105では、上述した原理によりCPU310が乱数発生器317で発生させた乱数値をRAM313から取得する。
S106では、S105で取得した乱数値と、ROM312に格納されている入賞役抽選データテーブルを用いて、乱数抽選による入賞役の内部抽選を行う。入賞役抽選データテーブルは各入賞役に一定の範囲で乱数値が割り当てられたテーブルであり、取得した乱数値と各入賞役に割り当てられた乱数値の範囲とを対比することで当選か否かが判定される。本実施形態では上述した原理により乱数抽選に対する不正行為が防止されることになる。この内部抽選の後には、例えば、演出抽選等の他の抽選処理も行うことができる。S107では、リール停止制御テーブルを選択する。リール制御テーブルはS106の内部抽選結果に応じて各リール110乃至112の停止制御を行うためのテーブルでありROM312に格納される。S108では、全リール110乃至112の回転を開始させる。S109では、ストップボタン137乃至139の受け付けが可能になり、いずれかのストップボタンが押されると、押されたストップボタンに対応するリールを、S107で選択されたリール停止制御テーブルに基づいて停止させる。S110では、入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、入賞役に対応する絵柄組合せが表示された場合にその入賞役に入賞と判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、「ベル−ベル−ベル」が揃っていたならばベル入賞と判定する。また、「7−7−7」が揃っていたならばBB入賞と判定する。
S111では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。S112では、遊技状態制御処理を実行する。この遊技状態制御処理では、遊技の種類を移行するための制御が行われ、例えば、BB入賞の場合には、次回からBBゲームを開始できるよう準備し、BBゲームの最終遊技では、次回から通常遊技が開始できるよう準備する。以上により1ゲームが終了し、以降、S102へ戻って上述した処理を繰り返すことにより遊技が進行することとなる。
<割り込み処理>
次に、図5を参照して主制御部300の割り込み処理について説明する。図5は主制御部300の割り込み処理を示すフローチャートであり、この処理は上述した割り込み周期(1.877ms)で行われる。ここでは乱数値の取得に関連する処理を中心に説明する。S201では入力インターフェース360の出力ポートのデータを取得する。S201ではS201で取得したデータを参照して、スタート操作があったか否かを判定する。スタート操作がなかった場合はS207へ進みその他の処理を実行して1回の割り込み処理が終了する。スタート操作があった場合はS203へ進み、カウンタIC3171から、ラッチされている8ビットのカウント値を読み込む。S204では読み込んだカウント値をRAM313の所定のエリアに格納する。S205ではカウンタIC3172から、ラッチされている8ビットのカウント値を読み込む。S206では読み込んだカウント値をRAM313の所定のエリアに格納する。RAM313の所定のエリアに格納された合計16ビットのカウント値は、上述したS105の処理において乱数値としてCPU310に取得され、入賞役の内部抽選に用いられることになる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、遊技者のスタート操作に付勢されて回転する回転体1358を採用することにより、1回のスタート操作に対してラッチ信号が複数回出力される構成としたが、このようにラッチ信号を複数回出力するための構成はこれに限られず種々の構成を採用することができる。以下、図7を参照してラッチ信号を複数回出力するための他の構成例について説明する。図7(a)は本発明の第2実施形態におけるスタート操作ユニット135周辺の構成を示す図である。同図においては図6(a)に示した上記第1実施形態の構成と同じ構成には同じ符号を付しており、以下、異なる構成についてのみ説明する。
本実施形態は、ラッチ信号出力用センサ326を常時振動させておくことでラッチ信号を複数回出力するものである。本実施形態では図7(b)に示すように帯状の振動板3261aの一端にラッチ信号出力用センサ326を搭載し、振動器3261により振動板3261aを振動させることでラッチ信号出力用センサ326を振動させる。振動器3261及び振動板3261aの構成についてはラッチ信号出力用センサ326を後述する範囲内で振動させることができればどのような構成でもよく、例えば、モータや電磁ソレノイド等を駆動源とする機構が挙げられる。ラッチ信号出力用センサ326の振動方向は遮光部材1357’の端部の移動方向に略一致させ、操作レバー1351が中立位置にある場合には遮光部材1357’を検知可能な範囲でラッチ信号出力用センサ326を振動させる。つまり、ラッチ信号出力用センサ326が振動することによりその検知範囲も移動することになるが、操作レバー1351に対する操作が無い場合に操作があったと誤検知しない範囲で振動させる。図7(c)はその説明図である。同図の左側はラッチ信号出力用センサ326が下限位置にある場合を、右側は上限位置にある場合を示しており、いずれの場合も操作レバー1351が中立位置で静止している場合を示している。ラッチ信号出力用センサ326は上述した通り光学式のセンサであり、発光部から受光部への光の照射範囲がセンサの検知範囲となる。図中の検知範囲はこの光の断面を示している。そして、同図左側に示すようにラッチ信号出力用センサ326が下限位置にある場合、検知範囲は遮光部材1357’の幅からはみ出さない範囲でその下側の領域にあり、同図右側に示すようにラッチ信号出力用センサ326が上限位置にある場合、検知範囲は遮光部材1357’の上側の領域となるようにラッチ信号出力用センサ326の振動ストロークが設定されている。振動ストロークをなるべく大きくとるべく、本実施形態において遮光部材1357’は若干幅広のものが用いられている。
次に、図7(c)を参照して本実施形態において、1回のスタート操作に対してラッチ信号が複数回出力される原理について説明する。図7(c)の左から1番目の図では、ラッチ信号出力用センサ326が下方へ移動する一方、操作レバー1351が中立位置にあり、遮光部材1357’が静止している状態を示している。この場合、ラッチ信号出力用センサ326により遮光部材1357’が検知される。この状態で遊技者によりスタート操作が為されて操作レバー1351が回動すると、これに伴って遮光部材1357’の端部は図7(d)の左から2番目の図に示すように上昇を開始する。ラッチ信号出力用センサ326は下限位置にあり、遮光部材1357’とラッチ信号出力用センサ326との相対的な移動により、ラッチ信号出力用センサ326の検知範囲が遮光部材1357’から外れており、これによりラッチ信号出力用センサ326がONとなって1回目のラッチ信号が出力されることになる。
図7(d)の左から3番目の図では遮光部材1357’の端部が更に上昇しているが、ラッチ信号出力用センサ326も上昇しその検知範囲が遮光部材1357’に追いついた状態となっている。このため、ラッチ信号出力用センサ326が再び遮光部材1357’を検知し、OFFとなる。図7(d)の左から4番目の図(右端)では遮光部材1357’の端部が更に上昇して略上限位置に達しているが、ラッチ信号出力用センサ326は再び降下しその検知範囲が遮光部材1357’から再び外れた状態となっている。このため、ラッチ信号出力用センサ326が再びONとなり2回目のラッチ信号が出力されることになる。このように、本実施形態では比較的簡易な機構でありながら1回のスタート操作に対してラッチ信号を複数回出力させることができる。この場合、ラッチ信号用センサ326の振動周期を短くすればするほど、1回のスタート操作に対してラッチ信号をより多く出力させることができ、一回のスタート操作により遮光部材1357’の端部が移動する時間に対して、ラッチ信号用センサ326の振動周期を十分に短くすることによりラッチ信号を複数回出力することが可能となる。なお、遮光部材1357’の端部が移動する時間は、個々のスタート操作毎で異なるものとなるが、おおよその最短時間は把握することができるため、これに応じてラッチ信号用センサ326の振動周期を設定すればよい。要するに、1回のスタート操作による遮光部材1357’の端部の移動に対して、複数回、その検知と被検知とが繰り返されるように振動周期と振動ストロークが設定されればよい。
<第3実施形態>
上記第1及び第2実施形態では、1回のスタート操作に対してラッチ信号が複数回出力される構成としたが、各スタート操作に対してラッチ信号が出力されるタイミングを毎回異ならせることができれば、1回のスタート操作に対してラッチ信号を1回出力する構成であっても、乱数値のカウント値をラッチするタイミングを異ならせることができ、不正行為を防止することができる。本実施形態は、各スタート操作に対してラッチ信号が出力されるタイミングを毎回異ならせる構成を採用する。この構成では、1回目のラッチ信号で乱数値をラッチできればよいので、仮にその後、同じスタート操作に対応するラッチ信号があった場合でも、これを無視するような構成を採用することもできる。図8(a)は本発明の第3実施形態におけるスタート操作ユニット135周辺の構成を示す図である。同図においては図6(a)に示した上記第1実施形態の構成と同じ構成には同じ符号を付しており、以下、異なる構成についてのみ説明するが、図6(a)の構成との違いは回転体にある。
本実施形態の回転体1362は、図8(b)に示すとおり、軸1363回りに回転する円板状のものであり、上記第1実施形態の回転体1358と同様に、その外周には複数の突起1364が周方向に略等間隔で放射状に一体に配設されており、遊技者の操作に付勢されて操作レバー1351が回動するとに遮光部材1357の右端がこの突起1364に干渉し、これに付勢されて1363回りに回転することになる。一方、本実施形態の場合、ラッチ信号出力用センサ326に検知される被検知部を構成する複数のスリット1365(図では2つ)が設けられており、回転体1362の回転により、このスリット1365が循環的に移動するが、これらは回転体1362の周方向に不等間隔で配設されている。このため、スタート操作時における各スリット1365の位置によりラッチ信号出力用センサ326でスリット1365が検知されるタイミングが異なるものとなる。例えば、図8(a)に示すように、ラッチ信号出力用センサ326の近傍にスリット1365が位置している場合、スタート操作に伴って回転体1362が回転すると直ぐにスリット1365がラッチ信号出力用センサ326を通過するので、ラッチ信号が直ぐに出力される。一方、図8(a)におけるスリット1365の位置が軸1363に対して対称の位置(反対側の位置)にある状態でスタート操作がなされた場合、スタート操作に伴って回転体1362が略半回転しなければスリット1365がラッチ信号出力用センサ326を通過しない。このため、スタート操作がなされた時点から若干の遅延を生じてラッチ信号が出力されることになる。このように本実施形態では、各スタート操作がある一定のタイミングでなされたとしても、ラッチ信号の出力タイミングは一定とならないため、不正行為を防止することができる。特に、スタート操作時の操作レバー1351に対する遊技者の押圧の程度により、回転体1362の回転量や回転速度がまちまちとなることから、各スタート操作時におけるスリット1365の位置や、スリット1365がラッチ信号出力用センサ326に至る時間がまちまちとなり、ラッチ信号の出力タイミングにより一層のばらつきを持たせることができる。本実施形態ではこのように比較的簡易な機構でありながらラッチ信号の出力タイミングにばらつきをもたせることができる。
なお、本実施形態では、回転体1362に不等間隔で被検知部であるスリット1365を設けることによりラッチ信号の出力タイミングがばらつくように構成したが、必ずしも回転体を用いる必要はなく、スリット1365のような複数の被検知部を有すると共に、遊技者の操作に付勢されて当該被検知部を循環的に移動するように設けられた各種の可動部材を採用することもできる。
<第4実施形態>
上記第3実施形態では、回転体1362の採用により各スタート操作に対してラッチ信号が出力されるタイミングを毎回異ならせるようにしたが、このようにラッチ信号が出力されるタイミングを毎回異ならせるための構成はこれに限られず種々の構成を採用することができる。以下、図8(c)乃至(e)を参照して他の構成例について説明する。図8(c)は本発明の第4実施形態におけるスタート操作ユニット135周辺の構成を示す図である。本実施形態では、まず、上記各実施形態と異なり、スタート操作検出センサとラッチ信号出力用センサとを一つのセンサ321’としている。すなわち、センサ321’がONとなって出力される信号が、スタート操作の検知信号とラッチ信号との双方になる。本実施形態においては、センサ321’としてスタート操作検出センサ321又はラッチ信号出力用センサ326と同様に光学式のセンサを想定しており、遮光部材1357’の端部の通過を検知する。そして、本実施形態では帯状の振動板3211aの一端にセンサ321’を搭載し、振動器3211により振動板3211aを振動させることで、上記第2実施形態と同様にセンサ321’を常時振動させる。但し、上記第2実施形態の場合と異なり、一回のスタート操作により遮光部材1357’の端部が移動する時間に対して、センサ321’の移動する時間が遅くなるように振動周期を設定し、遮光部材1357’の端部の移動をセンサ321’が追い越さないようにする。なお、上述した通り、遮光部材1357’の端部が移動する時間は、個々のスタート操作毎で異なるものとなるが、おおよその最長時間は把握することができるため、これに応じてセンサ321’の振動周期を設定すればよい。本実施形態のスタート操作ユニット135の他の構成については上記第2実施形態のものと同様であり、また、センサ321’の振動方向を遮光部材1357’の端部の移動方向に略一致させ、その振動ストロークを操作レバー1351が中立位置にある場合には遮光部材1357’を検知可能な範囲にすることも、上記第2実施形態の場合と同様である。
次に、図8(d)及び(e)を参照して各スタート操作に対して、センサ321’の出力信号が出力されるタイミングが毎回異なる原理を説明する。まず、図8(d)の左側の図では、センサ321’が下方へ移動する一方、操作レバー1351が中立位置にあり、遮光部材1357’が静止している状態を示している。この場合、センサ321’により遮光部材1357’が検知されるが、検知範囲は遮光部材1357’の下側の領域にある。この状態で遊技者によりスタート操作が為されて操作レバー1351が回動すると、これに伴って遮光部材1357’の端部は図8(d)の右側の図に示すように上昇する。この結果、センサ321’の検知範囲が遮光部材1357’から外れてセンサ321’がONとなり、スタート操作の検知信号とラッチ信号とを兼用する信号が出力される。次に、図8(e)の左側の図では、センサ321’が上方へ移動する一方、操作レバー1351が中立位置にあり、遮光部材1357’が静止している状態を示している。この場合、センサ321’により遮光部材1357’が検知されるが、検知範囲は図8(d)の左側の図の場合と異なり、遮光部材1357’の上側の領域にある。この状態で遊技者によりスタート操作が為されて操作レバー1351が回動すると、これに伴って遮光部材1357’の端部は図8(e)の右側の図に示すように上昇する。この結果、センサ321’の検知範囲が遮光部材1357’から外れてセンサ321’がONとなり、スタート操作の検知信号とラッチ信号とを兼用する信号が出力される。
さて、図8(d)と図8(e)の例ではスタート操作時におけるセンサ321’の遮光部材1357’に対する相対的な位置がそれぞれ異なり、図8(d)の場合は検知範囲が遮光部材1357’の下側の領域に、図8(e)の場合は検知範囲が遮光部材1357’の上側の領域に位置している。このため、図8(e)の場合には、遮光部材1357’の端部が図8(d)の場合よりも、より多く移動しなければ検知範囲が遮光部材1357’から外れず、遮光部材1357’の端部の移動速度が同じであれば、センサ321’がONとなるタイミングが図8(d)よりも図8(e)の場合の方が遅くなる。このため、各スタート操作がある一定のタイミングでなされたとしても、ラッチ信号であるセンサ321’の信号の出力タイミングは一定とならないため、不正行為を防止することができる。要するに本実施形態では、スタート操作時におけるセンサ321’と遮光部材1357’との間の相対位置により、センサ321’の出力信号の出力タイミングが異なるように、遮光部材1357’の幅、センサ321’の振動周期が設定されることで不正行為を防止することができるのである。本実施形態ではこのように比較的簡易な機構でありながらラッチ信号の出力タイミングにばらつきをもたせることができる。なお、本実施形態ではセンサ321’によりスタート操作の検知信号とラッチ信号との双方を兼用した信号を出力するようにしているが、上記第1乃至第3実施形態のようにスタート操作検出センサ321とラッチ信号出力用センサ326とに分けて構成してもよい。この場合、少なくともラッチ信号出力用センサ326を上記の通り振動させればよい。
100 スロットマシン

Claims (5)

  1. 乱数抽選の結果により遊技の内容を定める遊技台において、
    前記遊技台に対する遊技者の所定の操作に応じて、乱数値の保持命令を出力する出力手段と、
    乱数値を周期的に変化させて発生すると共に、前記出力手段から前記保持命令が出力された場合に、発生した乱数値を保持する乱数発生手段と、
    所定のタイミングで前記乱数発生手段に保持された乱数値を取得し、取得した乱数値に基づき乱数抽選を行う抽選手段と、
    前記遊技者の操作に付勢されて移動する移動部と、を備え、
    前記出力手段は、
    前記移動部が所定の位置に存在するか否かを検知し、当該所定の位置に存在しないことを検知した場合に前記保持命令を出力するセンサと、
    前記センサを所定の範囲で振動させる振動手段と、を備え、
    前記所定の範囲が、前記移動部が前記所定の位置にある場合に当該移動部を前記センサが検知可能な範囲であることを特徴とする遊技台。
  2. 乱数抽選の結果により遊技の内容を定める遊技台において、
    前記遊技台に対する遊技者の所定の操作に応じて、乱数値の保持命令を出力する出力手段と、
    乱数値を周期的に変化させて発生すると共に、前記出力手段から前記保持命令が出力された場合に、発生した乱数値を保持する乱数発生手段と、
    所定のタイミングで前記乱数発生手段に保持された乱数値を取得し、取得した乱数値に基づき乱数抽選を行う抽選手段と、
    前記遊技者の所定の操作に付勢されて移動する移動部と、を備え、
    前記出力手段は、前記遊技者の所定の操作毎に、複数回前記保持命令を出力し、
    前記乱数発生手段は、前記出力手段から前記保持命令が出力される毎に発生した乱数値を保持し、
    前記出力手段は、
    前記移動部が所定の位置に存在するか否かを検知し、当該所定の位置に存在しないことを検知した場合に前記保持命令を出力するセンサと、
    前記センサを所定の範囲で振動させる振動手段と、を備え、
    前記所定の範囲が、前記移動部が前記所定の位置にある場合に当該移動部を前記センサが検知可能な範囲であることを特徴とする遊技台。
  3. 前記遊技者の所定の操作に応じて、前記抽選手段に対して前記乱数発生手段に保持された乱数値の取得命令を出力する第2の出力手段を備え、
    前記抽選手段は、前記第2の出力手段から前記取得命令が出力された後、前記所定のタイミングで前記乱数発生手段に保持された乱数値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技台。
  4. 前記所定のタイミングが、予め定めた固定の周期で定められていることを特徴とする請求項3に記載の遊技台。
  5. 更に、
    複数種類の絵柄が施され、回転駆動される複数のリールと、
    前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止スイッチと、
    停止時の前記リールにより表示された前記絵柄の組合せが、予め定めた絵柄の組合せであるか否かに基づいて入賞を判定する入賞判定手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記スタートスイッチに対する操作に対応して、前記保持命令を出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技台。
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