JP4666474B2 - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4666474B2
JP4666474B2 JP2005144239A JP2005144239A JP4666474B2 JP 4666474 B2 JP4666474 B2 JP 4666474B2 JP 2005144239 A JP2005144239 A JP 2005144239A JP 2005144239 A JP2005144239 A JP 2005144239A JP 4666474 B2 JP4666474 B2 JP 4666474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat treatment
cooling
temperature
plate
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005144239A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006324335A (ja
Inventor
章博 久井
茂宏 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2005144239A priority Critical patent/JP4666474B2/ja
Publication of JP2006324335A publication Critical patent/JP2006324335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4666474B2 publication Critical patent/JP4666474B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

この発明は、半導体ウェハや液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造装置用マスク基板等の基板を熱処理プレートにより加熱して処理する熱処理装置に関する。
このような熱処理装置は、例えば半導体製造工程において、基板上に形成されたフォトレジスト膜の露光処理前の加熱処理(プリベーク処理)や露光後の加熱処理(ポストエクスポージャーベーク処理)、あるいは、現像後の加熱処理(ポストベーク処理)等に用いられる。このような熱処理装置として、例えば特許文献1に記載される装置が知られている。
特許文献1に記載の装置は、ヒートパイプ構造の熱処理プレートと、熱処理プレートを加熱するヒータとを備える。このため、特許文献1に記載の装置は、このような構成を採用していることから、熱容量を極めて小さくしつつ、温度分布の面内均一性を高めることが可能となる。
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、熱処理プレートの外周部から熱が発散し、熱処理プレートの中心部と外周部との間での温度分布の面内均一性を高めることが困難であった。
一方、熱処理プレートの外周部からの熱の発散を防止するための装置として、特許文献2に記載されるような装置が知られている。
特許文献2に記載の装置は、熱処理プレートと、熱処理プレートにおける基板載置部を加熱するための加熱ヒータと、熱処理プレートの外周部を加熱する補助加熱ヒータとを備える。このため、特許文献2に記載の装置は、熱処理プレートの外周部からの熱の発散を防止し、外周部の温度の低下を防止することが可能となる。
特開2002−289504号公報 特開2001−202140号公報
しかしながら、特許文献2に記載の装置では、熱処理プレートにおける基板載置部が加熱ヒータにより加熱されることから、位置によって温度が相違し、熱処理プレートにおける温度分布の面内均一性を高めることが困難であった。
この発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、熱処理プレートの中心部から外周部にわたり温度分布の面内均一性を高めることができる熱処理装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、その表面に熱を伝達可能な中空部と、作動液を貯留する前記中空部と連通した作動液貯留部と、前記作動液を加熱して蒸発させる加熱手段とを有し、その表面に基板を近接または載置して熱処理する熱処理プレートと、前記熱処理プレートの外周部に配設され、前記熱処理プレートの側部の温度を上昇させる側部加熱ヒータと、記熱処理プレートの表面に対応する領域を複数の領域に分割した場合に、当該各領域を独立して冷却することができる複数の冷却手段と、を備え、前記作動液貯留部は、同心円上に複数配設され、前記冷却手段は、前記熱処理プレートの表面に対応する領域を複数の領域に分割した場合の各領域に対応するとともに、前記作動液貯留部と干渉しない位置に配設されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の熱処理装置において、前記側部加熱ヒータは、複数の領域に分割され、各領域毎に独立して加熱動作を実行可能である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の熱処理装置において、
前記熱処理プレートの外周部に側部冷却手段を配設する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の熱処理装置において、前記側部冷却手段は、複数の領域に分割され、各領域毎に独立して冷却動作を実行可能である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の熱処理装置において、前記各側部冷却手段は、冷却流体の流路と、前記流路に気体を供給する気体供給手段と、を備える。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の熱処理装置において、前記各側部冷却手段は、前記流路に冷却水を供給する冷却水供給手段を備える。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の熱処理装置において、検査装置により熱処理後の基板における所定領域のパターンを測定して得られた測定値と目標値との間の相違値と、設定温度との関係から、前記所定領域の設定温度を演算し、この演算結果に基づいて前記側部加熱ヒータを制御する加熱制御手段を備える。
請求項8に記載の発明は、請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の熱処理装置において、検査装置により熱処理後の基板における所定領域のパターンを測定して得られた測定値と目標値との間の相違値と、設定温度との関係から、前記所定領域の設定温度を演算し、この演算結果に基づいて前記側部冷却手段を制御する冷却制御手段を備える。
請求項1に記載の発明によれば、その表面に熱を伝達可能な中空部と、作動液を貯留する前記中空部と連通した作動液貯留部と、作動液を加熱して蒸発させる加熱手段とを有し、その表面に基板を近接または載置して熱処理する熱処理プレートと、熱処理プレートの外周部に配設され、熱処理プレートの側部の温度を上昇させる側部加熱ヒータと、を備えることから、熱処理プレートにおいて温度が低下しやすい外周部の温度の低下を防止することが可能となる。このため、熱処理プレートの中心部から外周部にわたり温度分布の面内均一性を高めることが可能となる。また、熱処理プレートの表面に対応する領域を複数の領域に分割した場合に、当該各領域を独立して冷却することができる複数の冷却手段を備えることから、熱処理プレートの表面の各領域を適切な温度に制御することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、側部加熱ヒータは、複数の領域に分割され、各領域毎に独立して加熱動作を実行可能であることから、領域毎に温度を変更することができる。このため、熱処理プレートの外周部の各領域を適切な温度に制御することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、熱処理プレートの外周部に側部冷却手段を配設することから、熱処理プレートの外周部を適切な温度に制御することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、側部冷却手段は、複数の領域に分割され、各領域毎に独立して冷却動作を実行可能であることから、熱処理プレートの外周部の各領域を適切な温度に制御することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、各側部冷却手段は、冷却流体の流路と、流路に気体を供給する気体供給手段と、を備えることから、熱処理プレートの外周部の各領域を適切な温度に制御するために微小な温度調整を行うことが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、各側部冷却手段は、流路に冷却水を供給する冷却水供給手段を備えることから、熱処理プレートの外周部を迅速に降温させることが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、熱処理後の基板における所定領域のパターンを検査装置により測定し、これにより得られた測定値に基づいて設定温度を演算して側部加熱ヒータを制御する加熱制御手段を備えることから、基板を適正に処理することが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、熱処理後の基板における所定領域のパターンを検査装置により測定し、これにより得られた測定値に基づいて設定温度を演算して側部冷却手段を制御する冷却制御手段を備えることから、基板を適正に処理することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る熱処理装置の側面概要図であり、図2はその平面図である。
この発明の実施形態に係る熱処理装置は、ヒートパイプ構造を採用することにより、熱容量を小さくしつつ温度分布の面内均一性を高めたものである。この熱処理装置は、その表面に基板Wを近接または載置して加熱処理する熱処理プレート11と、熱処理プレート11の裏面に配置される5個の冷却手段30a、30b、30c、30d、30eと、熱処理プレート11の温度を測定するための温度センサ14a、14b、14c、14d、14eとを備える。この熱処理プレート11においては、冷却手段30を備えることから、過剰に上昇した熱処理プレート11の自然な放熱による降温を待つことなく、強制的な降温が可能となる。このため、熱処理プレート11を迅速に降温させることが可能となる。
この熱処理装置は、さらに、熱処理プレート11の外周部に4個の領域に分割して配設される側部加熱ヒータ18f、18g、18h、18iと、側部加熱ヒータ18のさらに外側に4個の領域に分割して配設される側部冷却手段30f、30g、30h、30iとを備える。
この熱処理プレート11は、例えば、アルミニウム等の伝熱性が良好な金属材料によって形成され、その表面に熱を伝達可能な中空部10と、作動液16を貯留する中空部10と連通した作動液貯留部13と、作動液16を加熱して蒸発させる加熱手段としてのヒータ17とを有する。なお、この熱処理プレート11の表面には、アルミナ、マテアタイト等の低伝熱部材から構成された3個の球体20が配設されている。この球体20の上端は、熱処理プレート11の上面より微少量だけ突出する状態で配設されており、基板Wと熱処理プレート11の表面との間にいわゆるプロキシミティギャップと称される微小間隔を保った状態で、基板Wを熱処理プレート11の球体20上に載置、支持して、この基板Wを加熱するように構成されている。また、この熱処理プレート11は、薄状の略円柱形状からなり、その外周部に配設される側部加熱ヒータ18、および、側部冷却手段30を構成する(後述する)側部冷却プレート21f乃至21iは、熱処理プレート11の円柱側面を包囲する中空の円柱形状からなる。
なお、基板Wを熱処理プレート11の表面と直接接触する状態で熱処理プレート11上に載置してもよい。
熱処理プレート11の中空部10は、ヒートパイプ構造のため減圧されている。したがって、熱処理プレート11の内部には、その強度を補強するため複数のリム12が形成されている。
熱処理プレート11を構成する作動液貯留部13は、熱処理プレート11の中空部10の下方に同心円上に4個配設されている。この作動液貯留部13には、水等の作動液16が貯留されている。熱処理プレート11を構成するヒータ17は、作動液貯留部13内部に配置され、作動液16を加熱する。
この熱処理装置においては、ヒータ17の駆動により作動液16を加熱することにより、作動液16の蒸気が熱処理プレート11の中空部10を移動し、熱処理プレート11との間で蒸発潜熱の授受を行うことにより、熱処理プレート11を加熱する構成となっている。熱処理プレート11との間で蒸発潜熱の授受を実行した作動液16の蒸気は、再度、作動液16となって、作動液貯留部13に回収される。
このような熱処理装置において、複数の領域に分割して熱処理プレート11の表面の温度分布の微小な温度調整を行うために、冷却手段30a、30b、30c、30d、30eを備える。このため、熱処理プレート11の表面に対応する分割された複数の領域を各領域毎に独立して冷却することを可能としている。すなわち、この熱処理装置は、熱処理プレート11の裏面における、作動液貯留部13と干渉しない分割された5個の領域を、それぞれ独立して冷却することを可能としている。
具体的には、この熱処理装置は、当該5個に分割された領域それぞれに冷却手段30a、30b、30c、30d、30eを構成する冷却プレート21a、21b、21c、21d、21eが配設されている。そして、温度センサ14a、14b、14c、14d、14eは、熱処理プレート11の表面における冷却プレート21a、21b、21c、21d、21eに対応する各領域の中央部の温度を測定するように配置されている。
また、このような熱処理装置において、熱処理プレート11の外周部に、熱処理プレート11の側部の温度を上昇させる側部加熱ヒータ18f、18g、18h、18iが配設される。このため、熱処理プレート11において温度が低下しやすい外周部の温度の低下を防止することが可能となり、熱処理プレート11の中心部から外周部にわたり温度分布の面内均一性を高めることが可能となる。
この側部加熱ヒータ18f、18g、18h、18iは、4個の領域に分割され、各領域毎に独立して加熱動作を実行可能に構成されている。このため、当該4個に分割された領域毎に温度を変更することができ、熱処理プレート11の外周部の各領域を適切な温度に制御することが可能となる。
さらに、この熱処理装置において、熱処理プレート11の外周部であって、側部加熱ヒータ18f、18g、18h、18iのさらに外側に側部冷却手段30f、30g、30h、30iが配設される。このため、熱処理プレート11の外周部の各領域を適切な温度に制御することが可能となる。
具体的には、この熱処理装置は、当該4個に分割された領域それぞれに側部冷却手段30f、30g、30h、30iを構成する側部冷却プレート21f、21g、21h、21iが配設されている。なお、熱処理プレート11の外周側面における側部冷却プレート21f、21g、21h、21iに対応する各領域の中央部の温度を測定するための温度センサ14f、14g、14h、14iを配置してもよい。
図3は、冷却プレート21aの平面図である。以下、この冷却プレート21aの構成について説明する。なお、冷却プレート21b、21c、21d、21eは冷却プレート21aと同様の構成を有するため、その制御動作等について説明を省略する。
この冷却プレート21aは、熱伝導率が高い二枚の金属板を張り合わせた構成を有し、その張り合わせ面には冷却流体の流路24aが形成されている。この冷却流体の流路24aの一端である流入口22aは供給配管25a(図1参照)と接続されており、他端である流出口23aは排出配管26a(図1参照)と接続されている。また、流入口22aから流出口23aに至る流路24aは、その流路長を長くするために蛇行状に形成されている。
図1に示すように、流入口22aに取り付けられた供給配管25aは、冷却水の供給部32と開閉弁34aを介して接続されている。また、この供給配管25aは、冷却用の気体である圧縮空気の供給部31とも、開閉弁33aを介して接続されている。一方、流出口23aに取り付けられた排出配管26aは、大気開放されたドレイン35と接続されている。なお、冷却水としては、単なる水を使用してもよく、また、その他の冷却媒体を使用してもよい。
このように構成された冷却プレート21aにおいては、基板のロットが変更される等基板の処理温度の変更があった場合には、熱処理プレート11において冷却プレート21aと対応する領域の温度をより低い温度に設定するため、冷却流体の流路24a中に冷却水の供給部32から供給された冷却水を流通させることにより、熱処理プレート11において冷却プレート21aに対応する領域を降温させる。熱処理プレート11の降温に供された冷却水は、大気開放されたドレイン35に排出される。
このとき、この降温動作後に冷却流体の流路24aに冷却水が残存していた場合には、冷却流体の流路24a内に残存した冷却水は後続する基板Wの加熱処理時にその沸点以上の温度まで昇温されて沸騰し、熱処理プレート11の温度が不均一になったり、熱処理プレート11が振動したりすることにより、基板Wの処理結果に悪影響を及ぼす。このため、この熱処理装置において、冷却流体の流路24aに冷却水を供給して熱処理プレート11において冷却プレート21aに対応する領域の温度を降温させた後、この流路24aに圧縮空気の供給部31から供給された圧縮空気を供給する構成となっている。
また、図4は、側部冷却プレート21fの展開図である。以下、この側部冷却プレート21fの構成について説明する。なお、側部冷却プレート21g、21h、21iは側部冷却プレート21fと同様の構成を有するため、その制御動作等について説明を省略する。
この側部冷却プレート21fは、熱伝導率が高い二枚の金属板を張り合わせた構成を有し、その張り合わせ面には冷却流体の流路24fが形成されている。この冷却流体の流路24fの一端である流入口22fは供給配管25f(図1参照)と接続されており、他端である流出口23fは排出配管26f(図1参照)と接続されている。また、流入口22fから流出口23fに至る流路24fは、その流路長を長くするために蛇行状に形成されている。
図1に示すように、流入口22fに取り付けられた供給配管25fは、冷却水の供給部32と開閉弁34fを介して接続されている。また、この供給配管25fは、冷却用の気体である圧縮空気の供給部31とも、開閉弁33fを介して接続されている。一方、流出口23fに取り付けられた排出配管26fは、大気開放されたドレイン35と接続されている。
このように構成された冷却プレート21fにおいては、側部加熱ヒータ18fにより熱処理プレート11の側部の冷却プレート21fに対応する領域の温度が昇温し過ぎた場合、熱処理プレート11の側部の冷却プレート21fに対応する領域のみの温度を降温させたい場合、または、基板のロットが変更される等基板の処理温度の変更があった場合には、熱処理プレート11の側部の冷却プレート21fと対応する領域の温度をより低い温度に設定するため、冷却流体の流路24a中に圧縮空気の供給部31から供給された冷却用の気体を流通させることにより、熱処理プレート11の側部の冷却プレート21fに対応する領域を降温させる。
なお、熱処理プレート11の側部の冷却プレート21fに対応する領域を大幅に降温させたい場合には、冷却流体の流路24f中に冷却水の供給部32から供給された冷却水を流通させることにより、熱処理プレート11の側部の冷却プレート21fに対応する領域を降温させる。熱処理プレート11の降温に供された冷却水は、大気開放されたドレイン35に排出される。
このとき、この降温動作後に冷却流体の流路24fに冷却水が残存していた場合には、冷却流体の流路24f内に残存した冷却水は後続する基板Wの加熱処理時にその沸点以上の温度まで昇温されて沸騰し、熱処理プレート11の温度が不均一になったり、熱処理プレート11が振動したりすることにより、基板Wの処理結果に悪影響を及ぼす。このため、この熱処理装置において、冷却流体の流路24fに冷却水を供給して熱処理プレート11において冷却プレート21fに対応する領域の温度を降温させた後、この流路24fに圧縮空気の供給部31から供給された圧縮空気を供給する構成となっている。
次に、この発明に係る熱処理装置の主要な電気的構成について説明する。図5は、この発明に係る熱処理装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。
この熱処理装置は、装置の制御に必要な動作プログラムが格納されたROM41と、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM42と、論理演算を実行するCPU43からなる制御部40を備える。制御部40は、インターフェース44を介して、上述した温度センサ14a乃至14e、開閉弁33a乃至33i、開閉弁34a乃至34i、と接続されている。また、制御部40は、上述したヒータ15を駆動するためのヒータ駆動部45、上述した側部加熱ヒータ18f乃至18iをそれぞれ独立して駆動させるための側部ヒータ駆動部46、および、加熱後の基板Wを測定する測定手段としての検査装置70と接続されている。
以上のような構成を有する熱処理装置において、熱処理プレート11の温度調整動作について説明する。
図6は、この発明に係る熱処理プレート11の温度調整動作を示すフローチャートである。
ここで、熱処理プレート11が、あるロットの基板Wを熱処理するための設定された設定温度となっており、そのロットの基板Wが全体的に同様の撓みや反りの傾向を有する場合に、熱処理プレート11の表面または側面における所定領域毎に、例えば、冷却プレート21a乃至21eに対応する領域、または、側部加熱ヒータ18f乃至18iに対応する領域毎に異なる温度に昇温または降温させたい場合がある。このときに、熱処理プレート11において各領域毎に設定温度Xa乃至Xiに変更する場合においては、次のような制御動作により、冷却プレート21a乃至21e、または、側部加熱ヒータ18f乃至18iを使用して熱処理プレート11の表面または側面における各領域毎に温度を昇温または降温させ、熱処理プレート11の温度調整を行う。
この場合に、熱処理プレート11の設定温度を全体的に上げる場合には、ヒータ駆動部45によりヒータ17を駆動させて、作動液16と熱処理プレート11自体との間の蒸発潜熱の授受により熱処理プレート11の昇温動作が行われる(ステップS1)。このとき、側部ヒータ駆動部46により側部加熱ヒータ18f乃至18iを駆動させて(ステップS2)、熱処理プレート11の外周部の温度の低下を防止する。これにより、熱処理プレート11の中心部から外周部にわたり温度分布の面内均一性を高めることが可能となる。
この場合に、熱処理プレート11の側部の各領域毎にその設定温度Xf乃至Xiに達しているか否かを判定しながら(ステップS3)、熱処理プレート11全体で大まかに温度調整を行う。
そして、各領域の温度が設定温度Xa乃至Xiよりも大きい場合には、ヒータ17および側部加熱ヒータ18f乃至18iを停止させる(ステップS4)。
次に、熱処理プレート11の表面または側面の各領域の温度が、設定温度Xa乃至Xiよりも大幅に高い温度Xa+Z乃至Xi+Zよりも高温であるか否かを判定する(ステップS5)。この場合、大幅に高い温度の基準としてのZ値は予めRAM42に記憶される値である。なお、このZ値は、例えば基板のロット毎に変更してもよい。
そして、この温度Xa+Z乃至Xi+Zと各温度センサ14a乃至14e等による検出値とを比較した結果、これらの温度よりも高い温度である場合には、広い範囲で温度を降温させるため、制御部40の制御で開閉弁34a乃至34iを開放することにより、冷却水の供給部32から冷却プレート21a乃至21e、および、側部冷却プレート21f乃至21iにおける冷却流体の各流路24a乃至24i内に冷却水を供給する(ステップS6)。
そして、各領域の温度がXa+Z乃至Xi+Zよりも低い温度となった場合には、制御部40の制御で開閉弁34a乃至34iを閉止する(ステップS7、ステップS8)。
一方、ステップS5において、設定温度Xa+Z乃至Xi+Zと各温度センサ14a乃至14e等による検出値とを比較した結果、これらの温度よりも低い温度である場合には、次のステップS9の工程に移る。
以上の工程により、各領域の温度がXa+Z乃至Xi+Zよりも低い温度となった熱処理プレート11の各領域毎に微小の温度調整を行うため、制御部40の制御で開閉弁33a乃至開閉弁33iを開放する(ステップS9)。これにより、圧縮空気の供給部31から冷却プレート21a乃至21e、および、側部冷却プレート21f乃至21iにおける冷却流体の各流路24a乃至24i内に圧縮空気を供給する。
そして、熱処理プレート11の表面または側面の各領域の温度が、設定温度Xa乃至Xiよりも僅かに高い温度Xa+Y乃至Xi+Yとなったか否かを判定する(ステップS10)。この場合、僅かに高い温度の基準としてのY値は予めRAM42に記憶される値である。なお、このY値は、例えば基板のロット毎に変更してもよい。各領域の温度がXa+Y乃至Xi+Yとなった場合には、制御部40の制御で開閉弁34a乃至34iを閉止する(ステップS10、ステップS11)。これにより、圧縮空気の供給を停止する。その後、熱処理プレート11は、その放熱のみにより冷却されることになる。
そして、熱処理プレート11の表面または側面における各領域毎の温度がそれぞれの設定温度Xa乃至Xiとなれば、降温処理動作を終了する(ステップS12)。
以上のような工程により熱処理プレート11の表面および側面の温度調整を行う熱処理装置においては、設定温度から大幅に高い温度が検知された場合には、冷却水を利用して急速に降温させた後、圧縮空気を利用して低速で降温させることから、熱処理プレート11の表面および側面における所定領域の降温動作にオーバーシュートを生じさせることなく、速やかに設定温度Xa乃至Xiに整定することができる。
次に、熱処理プレート11の表面および側面における各領域の設定温度Xa乃至Xiを決定する工程について説明する。
図7は、熱処理プレート11の表面および側面における領域毎の設定温度Xa乃至Xiを決定する工程を示すフローチャートである。
熱処理プレート11の表面および側面における各領域毎の設定温度Xa乃至Xiは、例えば、ロット毎に変更される。これは、1ロットに所属する基板Wは、同じロットに所属する他の基板Wと同様の撓みや反りの傾向を有するためである。
そこで、ロットの始めの基板Wfを熱処理プレート11に載置して、加熱する(ステップS21)。そして、加熱された基板Wfにおける加熱処理時の冷却プレート21a乃至21eに対応する領域Wfa乃至Wfe、および、側部加熱ヒータ18f乃至18iに対応する領域Wff乃至Wfiの状態を検査する(ステップS22)。この検査は、例えば、走査型電子顕微鏡等の検査装置70(図5参照)により、基板Wfにおける各領域Wfa乃至Wfi上に形成されたパターンのCD(Critical Dimension)値と目標値との間の相違値θa乃至θiを認識することにより行われる。
ここで、相違値θと設定温度Xとの間の関係を予め設定されている。そして、その設定された関係に基づいて、制御部40において、熱処理プレート11の表面および側面における各領域の設定温度Xa乃至Xiが演算される(ステップS23)。このようにして演算された設定温度Xa乃至Xiから、上述の熱処理プレート11の温度調整動作が開始される。
以上のような構成を有する熱処理装置においては、熱処理プレート11の側部の温度を上昇させる側部加熱ヒータ18f乃至18iを備えることから、熱処理プレート11において温度が低下しやすい外周部の温度の低下を防止することができる。
また、このような熱処理装置においては、側部加熱ヒータ18f乃至18iは、複数の領域に分割されており、各々が独立して加熱動作を実行可能であることから、分割された領域毎に温度を変更することができる。
また、このような熱処理装置においては、冷却プレート21a乃至21e、および、側部冷却プレート21f乃至21iを備えることから、熱処理プレート11の表面および側面において複数に分割された領域毎に温度を変更することができる。このため、撓みや反りを有し、熱処理プレート11との距離がその面内において不均一である基板Wに対しても、均一に加熱することが可能となる。
さらに、このような構成を有する熱処理装置においては、ヒートパイプ構造および側部加熱ヒータ18f乃至18iにより熱処理プレート11の表面および側面全域の温度を略均一としておいた上で、冷却プレート21a乃至21e、および、側部冷却プレート21f乃至21iの作用で、その一部の領域を降温させることができる。このように、熱処理プレート11の表面および側面の温度分布の調整を容易に行うことが可能となる。このような構成によれば、個々の領域に対して独立した加熱手段や冷却手段を備える場合と比較して、熱処理プレート11の表面および側面の温度分布の調整をより容易に行うことが可能となる。
なお、この実施形態に係る熱処理装置においては、先に冷却流体24内に供給され当該流路24内に残存する冷却水は、後に流路24内に供給される圧縮空気により流路24内から排出される。このため、冷却流体の流路24内に残存した冷却水が基板Wの加熱処理時にその沸点以上の温度まで昇温されて沸騰するという現象の発生を有効に防止することができる。
また、この実施形態に係る熱処理装置においては、冷却流体の流路24a乃至24iは、大気開放されたドレイン35と接続されている。このため、装置の誤作動等によち冷却流体の流路24a乃至24i内において冷却水が沸騰した場合においても、沸騰時の圧力を大気開放されたドレイン35から排出させることができる。これにより、冷却流体の流路24a乃至24iの圧力が急上昇して爆発等が生じるという危険を未然に回避することが可能となる。
なお、上述した実施形態に係る熱処理装置においては、熱処理プレート11の側部の温度を上昇させる側部加熱ヒータ18f、18g、18h、18iを、熱処理プレート11の外周部に配置するように構成したが、これに限られるものではなく、例えばそれぞれの側部加熱ヒータ18を熱処理プレート11の底面の外周部に配置し、熱処理プレート11の底面側から熱処理プレート11の側部を加熱するように構成してもよい。すなわち、熱処理プレート11の外周部に熱処理プレート11の側部の温度を上昇させる側部加熱ヒータ18を設ける構成であればよい。
また、上述した実施形態に係る熱処理装置においては、側部加熱ヒータ18のさらに外側に側部冷却手段30f、30g、30h、30iを備える構成となっているが、それに限られるものではなく、例えば熱処理プレート11の底面の外周部に各側部冷却手段を配置するようにしてもよい。すなわち、熱処理プレート11の外周部に側部冷却手段を備えて熱処理プレート11の側部の温度を調整できる構成であればよい。
また、上述した実施形態に係る熱処理装置においては、冷却水を利用して熱処理プレート11の表面および側面における所定領域の温度を急速に降温させた後、圧縮空気を利用して当該所定領域を低速で降温させる構成を採用しているが、圧縮空気は冷却流体の流路24内に残存した冷却水を排出する目的のみに使用してもよい。
また、上述した実施形態に係る熱処理装置においては、冷却水の供給部32と冷却プレート21a乃至21e、および、側部冷却プレート21f乃至21iとの間に各々開閉弁34a乃至34iを設け、制御部40の制御でこの開閉弁34a乃至34iを開閉することにより、冷却プレート21a乃至21iにおける冷却流体の流路24a乃至24iに冷却水を供給するか否かを決定し、これにより熱処理プレート11の表面および側面における所定領域の降温動作を制御しているが、冷却プレート21a乃至21e、および、側部冷却プレート21f乃至21iにおける冷却流体の流路24a乃至24iに供給する冷却水の流量を調整することにより、熱処理プレート11の表面および側面における所定領域の降温動作を制御するようにしてもよい。
また、上述した実施形態に係る熱処理装置において、圧縮空気の供給部31と冷却プレート21a乃至21e、および、側部冷却プレート21f乃至21iとの間、または、圧縮空気の供給部31に空気の冷却手段を設けてもよい。
また、上述した実施形態に係る熱処理装置において、冷却プレート21a乃至21eと、側部冷却プレート21f乃至21iと、圧縮空気の供給部31と、冷却水の供給部32とを備える冷却手段30a乃至30iを採用しているが、分割した領域毎に独立して冷却することができるものであれば、その他の冷却方法による冷却手段を採用してもよい。
また、上述した実施形態に係る熱処理装置において、加熱処理後の基板Wを検査して、その結果を設定温度Xに反映させているが、加熱処理中に基板Wの分割された領域毎の温度を測定して、その結果を設定温度Xに反映させてもよい。
また、上述した実施形態に係る熱処理装置においては、冷却水と圧縮空気とをそれぞれの領域毎に供給するための単一流路を備えているが、冷却水の流路と圧縮空気の流路とを領域毎に供給するための単一流路を備えているが、冷却水の流路と圧縮空気の流路とを別個に備えてもよい。このように冷却水の流路と圧縮空気の流路とを別個に備える場合には、冷却水の流路が熱処理プレート11の表面全域に対応する一の流路により構成されてもよい。このとき、冷却水のための開閉弁を単一にすることが可能となる。
また、上述した実施形態に係る熱処理装置において、熱処理プレート11の側面を4個の領域に分割して加熱することが可能な4個の側部加熱ヒータ18f乃至18iを備えているが、4個以外の複数の領域をそれぞれ独立して加熱可能な側部加熱手段を備えてもよく、分割されない単一の側部加熱手段を備えてもよい。
さらに、上述した実施形態に係る熱処理装置において、熱処理プレート11表面に対して5個に分割された領域、および、側面に対して4個に分割された領域をそれぞれ独立して冷却可能な冷却手段30a乃至30iを備えるが、これらの冷却手段を備えなくてもよく、また、表面に対して5個以外、側面に対して4個以外の分割された複数の領域をそれぞれ独立して冷却可能な冷却手段を備えてもよく、さらに、単一の冷却手段を備えてもよい。
この発明に係る熱処理装置の側面概要図である。 この発明に係る熱処理装置の平面図である。 冷却プレート21aの平面図である。 側部冷却プレート21fの展開図である。 この発明に係る熱処理装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。 この発明に係る熱処理プレート11の降温動作を示すフローチャートである。 熱処理プレート11の表面および側面における領域毎の設定温度Xa乃至Xiを決定する工程を示すフローチャートである。
11 熱処理プレート
12 リム
13 作動液貯留部
14 温度センサ
16 作動液
17 ヒータ
18 側部加熱ヒータ
20 球体
21a〜21e冷却プレート
21f〜21i冷却プレート
22 流入口
23 流出口
24 流路
25 供給配管
26 排出配管
31 圧縮空気の供給部
32 冷却水の供給部
33 開閉弁
34 開閉弁
35 ドレイン
40 制御部
41 ROM
42 RAM
43 CPU
44 インターフェース
45 ヒータ駆動部
46 側部ヒータ駆動部
70 検査装置

Claims (8)

  1. その表面に熱を伝達可能な中空部と、作動液を貯留する前記中空部と連通した作動液貯留部と、前記作動液を加熱して蒸発させる加熱手段とを有し、その表面に基板を近接または載置して熱処理する熱処理プレートと、
    前記熱処理プレートの外周部に配設され、前記熱処理プレートの側部の温度を上昇させる側部加熱ヒータと、
    前記熱処理プレートの表面に対応する領域を複数の領域に分割した場合に、当該各領域を独立して冷却することができる複数の冷却手段と、
    を備え、
    前記作動液貯留部は、同心円上に複数配設され、
    前記冷却手段は、前記熱処理プレートの表面に対応する領域を複数の領域に分割した場合の各領域に対応するとともに、前記作動液貯留部と干渉しない位置に配設されることを特徴とする熱処理装置。
  2. 請求項1に記載の熱処理装置において、
    前記側部加熱ヒータは、複数の領域に分割され、各領域毎に独立して加熱動作を実行可能な熱処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱処理装置において、
    前記熱処理プレートの外周部に側部冷却手段を配設した熱処理装置。
  4. 請求項3に記載の熱処理装置において、
    前記側部冷却手段は、複数の領域に分割され、各領域毎に独立して冷却動作を実行可能な熱処理装置。
  5. 請求項4に記載の熱処理装置において、
    前記各側部冷却手段は、
    冷却流体の流路と、
    前記流路に気体を供給する気体供給手段と、
    を備える熱処理装置。
  6. 請求項5に記載の熱処理装置において、
    前記各側部冷却手段は、
    前記流路に冷却水を供給する冷却水供給手段を備える熱処理装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の熱処理装置において、
    検査装置により熱処理後の基板における所定領域のパターンを測定して得られた測定値と目標値との間の相違値と、設定温度との関係から、前記所定領域の設定温度を演算し、この演算結果に基づいて前記側部加熱ヒータを制御する加熱制御手段を備える熱処理装置。
  8. 請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の熱処理装置において、
    検査装置により熱処理後の基板における所定領域のパターンを測定して得られた測定値と目標値との間の相違値と、設定温度との関係から、前記所定領域の設定温度を演算し、この演算結果に基づいて前記側部冷却手段を制御する冷却制御手段を備える熱処理装置。
JP2005144239A 2005-05-17 2005-05-17 熱処理装置 Expired - Fee Related JP4666474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005144239A JP4666474B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 熱処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005144239A JP4666474B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 熱処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006324335A JP2006324335A (ja) 2006-11-30
JP4666474B2 true JP4666474B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=37543809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005144239A Expired - Fee Related JP4666474B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 熱処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4666474B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5104192B2 (ja) * 2007-10-18 2012-12-19 凸版印刷株式会社 レジスト塗布基板の熱処理装置及びその熱処理方法
JP2010266171A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Mitsubishi Electric Corp ヒートパイプパネル
JP5793468B2 (ja) * 2012-05-30 2015-10-14 東京エレクトロン株式会社 熱処理装置、熱処理板の冷却方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
KR102466140B1 (ko) 2016-01-29 2022-11-11 삼성전자주식회사 가열 장치 및 이를 갖는 기판 처리 시스템
JP6690711B2 (ja) * 2016-06-27 2020-04-28 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理方法並びに記憶媒体

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000114151A (ja) * 1998-10-08 2000-04-21 Hitachi Ltd 基板加熱装置
JP2003059788A (ja) * 2001-07-31 2003-02-28 Applied Materials Inc 基板加熱装置および半導体製造装置
JP2003178960A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Sigma Meltec Ltd 基板の熱処理装置
JP2005026422A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置及び熱処理方法
JP2006100719A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
JP2006222214A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000114151A (ja) * 1998-10-08 2000-04-21 Hitachi Ltd 基板加熱装置
JP2003059788A (ja) * 2001-07-31 2003-02-28 Applied Materials Inc 基板加熱装置および半導体製造装置
JP2003178960A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Sigma Meltec Ltd 基板の熱処理装置
JP2005026422A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置及び熱処理方法
JP2006100719A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
JP2006222214A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006324335A (ja) 2006-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3665826B2 (ja) 基板熱処理装置
JP4699283B2 (ja) 熱処理板の温度制御方法、プログラム及び熱処理板の温度制御装置
JP5195711B2 (ja) 基板冷却装置、基板冷却方法及び記憶媒体
JP4666474B2 (ja) 熱処理装置
JP3973853B2 (ja) 熱処理装置
JP6487244B2 (ja) 熱処理装置および熱処理方法
JP7074514B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2009021596A (ja) プレート、これを有する基板温度調節装置及びこれを有する基板処理装置。
TW201837971A (zh) 熱處理裝置、熱處理方法及電腦記憶媒體
TWI338333B (en) Single-substrate heat-processing apparatus for semiconductor processing system
JP3838208B2 (ja) 半導体ウェハの熱処理装置および方法
JP4393332B2 (ja) 熱処理装置
JP7027198B2 (ja) 基板処理装置
JP5041009B2 (ja) 熱処理装置、熱処理方法及び記憶媒体
US6889763B1 (en) System for rapidly and uniformly cooling resist
JP4090104B2 (ja) 基板熱処理装置
JP4128318B2 (ja) 熱処理装置および熱処理装置の制御方法
CN208271844U (zh) 晶圆处理装置
JP4969304B2 (ja) 熱処理板の温度設定方法、熱処理板の温度設定装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2003100605A (ja) 基板熱処理装置
JP4302646B2 (ja) 加熱処理装置
JP2006100461A (ja) 熱処理装置
JP2020113590A (ja) 熱板の冷却方法及び加熱処理装置
JP3966664B2 (ja) 加熱処理装置
JP4485646B2 (ja) 基板載置台

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees