JP2003100605A - 基板熱処理装置 - Google Patents
基板熱処理装置Info
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- JP2003100605A JP2003100605A JP2001292492A JP2001292492A JP2003100605A JP 2003100605 A JP2003100605 A JP 2003100605A JP 2001292492 A JP2001292492 A JP 2001292492A JP 2001292492 A JP2001292492 A JP 2001292492A JP 2003100605 A JP2003100605 A JP 2003100605A
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理前、処理中および処理後の基板の温度を
リアルタイムにモニタすることができる基板熱処理装置
を提供することである。 【解決手段】 基板Wを昇降移動させる昇降ピン3の先
端部に温度センサSが取り付けられる。加熱プレート1
上で基板Wを支持するスペーサ5に温度センサSが取り
付けられる。基板Wの下降時および上昇時に昇降ピン3
の先端部の温度センサSにより基板Wの温度が測定さ
れ、基板Wの加熱処理前、加熱処理中および加熱処理後
にスペーサ5の温度センサSにより基板Wの温度が測定
される。
リアルタイムにモニタすることができる基板熱処理装置
を提供することである。 【解決手段】 基板Wを昇降移動させる昇降ピン3の先
端部に温度センサSが取り付けられる。加熱プレート1
上で基板Wを支持するスペーサ5に温度センサSが取り
付けられる。基板Wの下降時および上昇時に昇降ピン3
の先端部の温度センサSにより基板Wの温度が測定さ
れ、基板Wの加熱処理前、加熱処理中および加熱処理後
にスペーサ5の温度センサSにより基板Wの温度が測定
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に加熱処理、
冷却処理等の温度処理を行う基板熱処理装置に関する。
冷却処理等の温度処理を行う基板熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基
板、液晶表示装置用ガラス基板、光ディスク用基板等の
基板の処理工程では、膜が形成された基板を所定の温度
に加熱する基板加熱装置および加熱後の基板を所定の温
度にまで冷却する基板冷却装置が用いられる。以下、基
板加熱装置および基板冷却装置を基板熱処理装置と総称
する。
板、液晶表示装置用ガラス基板、光ディスク用基板等の
基板の処理工程では、膜が形成された基板を所定の温度
に加熱する基板加熱装置および加熱後の基板を所定の温
度にまで冷却する基板冷却装置が用いられる。以下、基
板加熱装置および基板冷却装置を基板熱処理装置と総称
する。
【0003】例えば、半導体製造プロセスにおけるレジ
スト膜の塗布処理および現像処理の過程では、種々の加
熱処理が行われる。加熱処理としては、レジスト膜の塗
布前に行う密着強化処理、デハイドレーション(水分の
蒸発)ベーク、レジスト膜の塗布後で露光前に行うプリ
ベーク、露光後に行うポストエクスポージャ(露光後;
PEB)ベーク、現像後に行うポストベーク等がある。
スト膜の塗布処理および現像処理の過程では、種々の加
熱処理が行われる。加熱処理としては、レジスト膜の塗
布前に行う密着強化処理、デハイドレーション(水分の
蒸発)ベーク、レジスト膜の塗布後で露光前に行うプリ
ベーク、露光後に行うポストエクスポージャ(露光後;
PEB)ベーク、現像後に行うポストベーク等がある。
【0004】図6は従来の基板加熱装置の断面図、図7
は図6の基板加熱装置の加熱プレートの部分拡大断面図
である。
は図6の基板加熱装置の加熱プレートの部分拡大断面図
である。
【0005】図6の基板加熱装置は、筐体60の内部に
基板Wを加熱する加熱プレート51を備える。図7に示
すように、加熱プレート51は放熱板51aおよび伝熱
部材51bから構成される。伝熱部材51bの内部には
ヒータ66等の加熱要素が埋め込まれている。放熱板5
1aの上面には、複数のスペーサ受入孔65が形成され
ている。スペーサ受入孔65の内部には球状体からなる
スペーサ55が挿入されている。スペーサ受入孔65
は、スペーサ55が放熱板51aの上面から所定の高さ
だけ突出できるようにその深さが設定されている。これ
により、基板Wをスペーサ55上に載置すると、基板W
が放熱板51aの上面から微小隙間dをもって保持され
る。
基板Wを加熱する加熱プレート51を備える。図7に示
すように、加熱プレート51は放熱板51aおよび伝熱
部材51bから構成される。伝熱部材51bの内部には
ヒータ66等の加熱要素が埋め込まれている。放熱板5
1aの上面には、複数のスペーサ受入孔65が形成され
ている。スペーサ受入孔65の内部には球状体からなる
スペーサ55が挿入されている。スペーサ受入孔65
は、スペーサ55が放熱板51aの上面から所定の高さ
だけ突出できるようにその深さが設定されている。これ
により、基板Wをスペーサ55上に載置すると、基板W
が放熱板51aの上面から微小隙間dをもって保持され
る。
【0006】図6に示すように、加熱プレート51には
基板Wを昇降移動させる3本の昇降ピン53を通過させ
るための3つの貫通孔54が形成されている。また、加
熱プレート51の上方には加熱プレート51の上面を覆
う上部カバー52が筐体60の上面内側に取り付けられ
ている。
基板Wを昇降移動させる3本の昇降ピン53を通過させ
るための3つの貫通孔54が形成されている。また、加
熱プレート51の上方には加熱プレート51の上面を覆
う上部カバー52が筐体60の上面内側に取り付けられ
ている。
【0007】さらに、加熱プレート51の下部には、基
板Wの下面を支持して昇降移動する3本の昇降ピン53
およびこれに連結される昇降プレート56が配置されて
いる。昇降プレート56の一端にはシリンダ57が筐体
60の外部において連結されている。また、昇降プレー
ト56に連結部58を介して基板給排口61を開閉する
シャッタ59が連結されている。そして、シリンダ57
のロッドの伸縮により昇降プレート56および昇降ピン
53が昇降移動する。昇降プレート56および昇降ピン
53が上昇した際に、基板Wが加熱プレート51の上方
の待機位置に保持されるとともに連結部58によりシャ
ッタ59が開き、昇降プレート56および昇降ピン53
が下降した際に、基板Wが加熱プレート51上のスペー
サ55上に支持されるとともに連結部58によりシャッ
タ59が閉じる。
板Wの下面を支持して昇降移動する3本の昇降ピン53
およびこれに連結される昇降プレート56が配置されて
いる。昇降プレート56の一端にはシリンダ57が筐体
60の外部において連結されている。また、昇降プレー
ト56に連結部58を介して基板給排口61を開閉する
シャッタ59が連結されている。そして、シリンダ57
のロッドの伸縮により昇降プレート56および昇降ピン
53が昇降移動する。昇降プレート56および昇降ピン
53が上昇した際に、基板Wが加熱プレート51の上方
の待機位置に保持されるとともに連結部58によりシャ
ッタ59が開き、昇降プレート56および昇降ピン53
が下降した際に、基板Wが加熱プレート51上のスペー
サ55上に支持されるとともに連結部58によりシャッ
タ59が閉じる。
【0008】近年の加工寸法縮小化に伴い、特にレジス
ト膜の露光後に加熱処理を行うポストエクスポージャベ
ークのベーク温度の均一性に対して厳しい精度が要求さ
れている。
ト膜の露光後に加熱処理を行うポストエクスポージャベ
ークのベーク温度の均一性に対して厳しい精度が要求さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加熱処理中の
基板の温度を測定するためには、実際の半導体製造プロ
セスを中断し、熱電対等が埋め込まれた温度測定用の専
用基板を基板加熱装置に設置する必要がある。この場
合、実際の半導体製造プロセス中における基板自身の温
度を測定することはできない。すなわち、実際の半導体
製造プロセス中における基板の温度管理は事実上行われ
ていない。
基板の温度を測定するためには、実際の半導体製造プロ
セスを中断し、熱電対等が埋め込まれた温度測定用の専
用基板を基板加熱装置に設置する必要がある。この場
合、実際の半導体製造プロセス中における基板自身の温
度を測定することはできない。すなわち、実際の半導体
製造プロセス中における基板の温度管理は事実上行われ
ていない。
【0010】近年の微細加工用のレジストは、ポストエ
クスポージャベーク時の温度に対して極めて敏感であ
る。そのため、基板上のレジスト膜は、基板の加熱処理
中の温度均一性だけでなく、基板が基板加熱装置に搬入
された後に昇降ピン53が下降して実際の加熱処理状態
に移行するまでの間(処理待機時)の温度変化に対して
も影響を受けるようになってきている。基板が基板加熱
装置に搬入された後に実際の加熱処理状態に移行するま
での間には、基板給排口61が開くため、クリーンルー
ムの排気、ダウンフロー等の気流の変動により基板加熱
装置内における気流に変化が生じ、温度均一性に影響を
与える可能性がある。基板が基板加熱装置に搬入された
後に実際の加熱処理状態に移行するまでの時間は一様で
はなく、気流の変動による基板加熱装置内の温度均一性
への影響は、歩留まり低下の原因となる。
クスポージャベーク時の温度に対して極めて敏感であ
る。そのため、基板上のレジスト膜は、基板の加熱処理
中の温度均一性だけでなく、基板が基板加熱装置に搬入
された後に昇降ピン53が下降して実際の加熱処理状態
に移行するまでの間(処理待機時)の温度変化に対して
も影響を受けるようになってきている。基板が基板加熱
装置に搬入された後に実際の加熱処理状態に移行するま
での間には、基板給排口61が開くため、クリーンルー
ムの排気、ダウンフロー等の気流の変動により基板加熱
装置内における気流に変化が生じ、温度均一性に影響を
与える可能性がある。基板が基板加熱装置に搬入された
後に実際の加熱処理状態に移行するまでの時間は一様で
はなく、気流の変動による基板加熱装置内の温度均一性
への影響は、歩留まり低下の原因となる。
【0011】本発明の目的は、処理前、処理中および処
理後の基板の温度をリアルタイムにモニタすることがで
きる基板熱処理装置を提供することである。
理後の基板の温度をリアルタイムにモニタすることがで
きる基板熱処理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る基板熱処理装置は、基板に温度処理を行うた
めの基板熱処理装置であって、基板を上面上に支持する
基板支持台と、基板支持台に設けられた温度処理手段
と、基板支持台の上面に対して基板を昇降移動させるた
めの複数の昇降部材と、複数の昇降部材を上下方向に駆
動する昇降部材駆動手段と、複数の昇降部材の少なくと
も1つに設けられた第1の温度測定手段とを備えたもの
である。
発明に係る基板熱処理装置は、基板に温度処理を行うた
めの基板熱処理装置であって、基板を上面上に支持する
基板支持台と、基板支持台に設けられた温度処理手段
と、基板支持台の上面に対して基板を昇降移動させるた
めの複数の昇降部材と、複数の昇降部材を上下方向に駆
動する昇降部材駆動手段と、複数の昇降部材の少なくと
も1つに設けられた第1の温度測定手段とを備えたもの
である。
【0013】本発明に係る基板熱処理装置においては、
基板が基板支持台の上面上に支持され、基板支持台に設
けられた温度処理手段により基板に温度処理が行われ
る。この場合、昇降部材駆動手段により上下方向に駆動
される複数の昇降部材により基板支持台の上面に対して
基板が昇降移動する。それにより、基板支持台の上面上
に基板が搬入および搬出される。
基板が基板支持台の上面上に支持され、基板支持台に設
けられた温度処理手段により基板に温度処理が行われ
る。この場合、昇降部材駆動手段により上下方向に駆動
される複数の昇降部材により基板支持台の上面に対して
基板が昇降移動する。それにより、基板支持台の上面上
に基板が搬入および搬出される。
【0014】特に、複数の昇降部材の少なくとも1つに
第1の温度測定手段が設けられているので、基板の搬入
時、基板の温度処理時および基板の搬出時にわたって基
板の温度が測定される。それにより、処理前、処理中お
よび処理後の基板の温度をリアルタイムにモニタするこ
とができる。したがって、温度均一性を向上されること
ができ、基板処理における歩留まりを向上させることが
可能となる。
第1の温度測定手段が設けられているので、基板の搬入
時、基板の温度処理時および基板の搬出時にわたって基
板の温度が測定される。それにより、処理前、処理中お
よび処理後の基板の温度をリアルタイムにモニタするこ
とができる。したがって、温度均一性を向上されること
ができ、基板処理における歩留まりを向上させることが
可能となる。
【0015】第2の発明に係る基板熱処理装置は、基板
に温度処理を行うための基板熱処理装置であって、基板
を上面上に支持する基板支持台と、基板支持台に設けら
れた温度処理手段と、基板支持台の上面に対して基板を
昇降移動させるための複数の第1の昇降部材と、複数の
第1の昇降部材を上下方向に駆動する昇降部材駆動手段
と、複数の第1の昇降部材により昇降移動する基板に接
触するように昇降する第2の昇降部材と、第2の昇降部
材に設けられた第1の温度測定手段とを備えたものであ
る。
に温度処理を行うための基板熱処理装置であって、基板
を上面上に支持する基板支持台と、基板支持台に設けら
れた温度処理手段と、基板支持台の上面に対して基板を
昇降移動させるための複数の第1の昇降部材と、複数の
第1の昇降部材を上下方向に駆動する昇降部材駆動手段
と、複数の第1の昇降部材により昇降移動する基板に接
触するように昇降する第2の昇降部材と、第2の昇降部
材に設けられた第1の温度測定手段とを備えたものであ
る。
【0016】本発明に係る基板熱処理装置においては、
基板が基板支持台の上面上に支持され、基板支持台に設
けられた温度処理手段により基板に温度処理が行われ
る。この場合、昇降部材駆動手段により上下方向に駆動
される複数の第1の昇降部材により基板支持台の上面に
対して基板が昇降移動する。それにより、基板支持台の
上面上に基板が搬入および搬出される。
基板が基板支持台の上面上に支持され、基板支持台に設
けられた温度処理手段により基板に温度処理が行われ
る。この場合、昇降部材駆動手段により上下方向に駆動
される複数の第1の昇降部材により基板支持台の上面に
対して基板が昇降移動する。それにより、基板支持台の
上面上に基板が搬入および搬出される。
【0017】特に、第2の昇降部材に第1の温度測定手
段が設けられているので、基板の搬入時、基板の温度処
理時および基板の搬出時にわたって基板の温度が測定さ
れる。それにより、処理前、処理中および処理後の基板
の温度をリアルタイムにモニタすることができる。した
がって、温度均一性を向上されることができ、基板処理
における歩留まりを向上させることが可能となる。
段が設けられているので、基板の搬入時、基板の温度処
理時および基板の搬出時にわたって基板の温度が測定さ
れる。それにより、処理前、処理中および処理後の基板
の温度をリアルタイムにモニタすることができる。した
がって、温度均一性を向上されることができ、基板処理
における歩留まりを向上させることが可能となる。
【0018】第3の発明に係る基板熱処理装置は、第1
または第2の発明に係る基板熱処理装置の構成におい
て、基板支持台の上面に対して基板を間隔を保って支持
するための複数の支持体と、複数の支持体の少なくとも
1つに設けられた第2の温度測定手段とをさらに備えた
ものである。
または第2の発明に係る基板熱処理装置の構成におい
て、基板支持台の上面に対して基板を間隔を保って支持
するための複数の支持体と、複数の支持体の少なくとも
1つに設けられた第2の温度測定手段とをさらに備えた
ものである。
【0019】この場合、基板が複数の支持体により基板
支持台の上面に対して間隔を保って支持される。特に、
複数の支持体の少なくとも1つに第2の温度測定手段が
設けられているので、基板支持台の上面上に支持される
基板から昇降部材が離れた場合でも、第2の温度測定手
段により基板の温度が測定される。それにより、処理
前、処理中および処理後の基板の温度をリアルタイムに
モニタすることができる。
支持台の上面に対して間隔を保って支持される。特に、
複数の支持体の少なくとも1つに第2の温度測定手段が
設けられているので、基板支持台の上面上に支持される
基板から昇降部材が離れた場合でも、第2の温度測定手
段により基板の温度が測定される。それにより、処理
前、処理中および処理後の基板の温度をリアルタイムに
モニタすることができる。
【0020】第4の発明に係る基板熱処理装置は、第1
〜第3のいずれかの発明に係る基板熱処理装置の構成に
おいて、第1の温度測定手段による測定結果に応じて警
報を出力する警報手段をさらに備えたものである。
〜第3のいずれかの発明に係る基板熱処理装置の構成に
おいて、第1の温度測定手段による測定結果に応じて警
報を出力する警報手段をさらに備えたものである。
【0021】この場合、第1の温度測定手段による測定
結果に応じて警報手段により警報が出力されるので、使
用者は温度の異常の発生を知ることができる。
結果に応じて警報手段により警報が出力されるので、使
用者は温度の異常の発生を知ることができる。
【0022】第5の発明に係る基板熱処理装置は、第1
〜第4のいずれかの発明に係る基板熱処理装置の構成に
おいて、第1の温度測定手段による測定結果に応じて温
度処理手段を制御する制御手段をさらに備えたものであ
る。
〜第4のいずれかの発明に係る基板熱処理装置の構成に
おいて、第1の温度測定手段による測定結果に応じて温
度処理手段を制御する制御手段をさらに備えたものであ
る。
【0023】この場合、第1の温度測定手段による測定
結果に応じて制御手段により温度処理手段が制御される
ので、実際の基板の温度変化に応じて温度処理手段をリ
アルタイムに制御することができる。
結果に応じて制御手段により温度処理手段が制御される
ので、実際の基板の温度変化に応じて温度処理手段をリ
アルタイムに制御することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板熱処理装置の
一例として基板加熱装置について説明する。
一例として基板加熱装置について説明する。
【0025】(1)第1の実施の形態
図1は本発明の第1の実施の形態における基板加熱装置
の断面図、図2は図1の基板加熱装置の昇降ピンの部分
拡大断面図、図3は図1の基板加熱装置の加熱プレート
の部分拡大断面図である。
の断面図、図2は図1の基板加熱装置の昇降ピンの部分
拡大断面図、図3は図1の基板加熱装置の加熱プレート
の部分拡大断面図である。
【0026】図1の基板加熱装置は、筐体10の内部に
基板Wを加熱する加熱プレート1を備える。図3に示す
ように、加熱プレート1は放熱板1aおよび伝熱部材1
bから構成される。伝熱部材1bの内部にはヒータ16
等の加熱要素が埋め込まれている。放熱板1aの上面に
は、複数のスペーサ受入孔15が形成されている。スペ
ーサ受入孔15の内部にはアルミナ、マテアタイト等の
非伝熱材料の球状体からなるスペーサ5が挿入されてい
る。スペーサ受入孔15は、スペーサ5が放熱板1aの
上面から所定の高さだけ突出しうるようにその深さが設
定されている。これにより、基板Wをスペーサ5上に載
置すると、基板Wが放熱板1aの上面から微小隙間dを
もって保持される。
基板Wを加熱する加熱プレート1を備える。図3に示す
ように、加熱プレート1は放熱板1aおよび伝熱部材1
bから構成される。伝熱部材1bの内部にはヒータ16
等の加熱要素が埋め込まれている。放熱板1aの上面に
は、複数のスペーサ受入孔15が形成されている。スペ
ーサ受入孔15の内部にはアルミナ、マテアタイト等の
非伝熱材料の球状体からなるスペーサ5が挿入されてい
る。スペーサ受入孔15は、スペーサ5が放熱板1aの
上面から所定の高さだけ突出しうるようにその深さが設
定されている。これにより、基板Wをスペーサ5上に載
置すると、基板Wが放熱板1aの上面から微小隙間dを
もって保持される。
【0027】図1に示すように、加熱プレート1には基
板Wを昇降移動させる3本の昇降ピン3を通過させるた
めの3つの貫通孔4が形成されている。また、加熱プレ
ート1の上方には加熱プレート1の上面を覆う上部カバ
ー2が筐体10の上面内側に取り付けられている。
板Wを昇降移動させる3本の昇降ピン3を通過させるた
めの3つの貫通孔4が形成されている。また、加熱プレ
ート1の上方には加熱プレート1の上面を覆う上部カバ
ー2が筐体10の上面内側に取り付けられている。
【0028】さらに、加熱プレート1の下部には、基板
Wの下面を支持して昇降移動する3本の昇降ピン3およ
びこれに連結される昇降プレート6が配置されている。
昇降プレート6の一端にはシリンダ7が筐体10の外部
において連結されている。また、昇降プレート6に連結
部8を介して基板給排口11を開閉するシャッタ9が連
結されている。そして、シリンダ7のロッドの伸縮によ
り昇降プレート6および昇降ピン3が昇降移動する。昇
降プレート6および昇降ピン3が上昇した際に、基板W
が加熱プレート1の上方の待機位置に保持されるととも
に連結部8によりシャッタ9が開き、昇降プレート6お
よび昇降ピン3が下降した際に、基板Wが加熱プレート
1上のスペーサ5上に支持されるとともに連結部8によ
りシャッタ9が閉じる。
Wの下面を支持して昇降移動する3本の昇降ピン3およ
びこれに連結される昇降プレート6が配置されている。
昇降プレート6の一端にはシリンダ7が筐体10の外部
において連結されている。また、昇降プレート6に連結
部8を介して基板給排口11を開閉するシャッタ9が連
結されている。そして、シリンダ7のロッドの伸縮によ
り昇降プレート6および昇降ピン3が昇降移動する。昇
降プレート6および昇降ピン3が上昇した際に、基板W
が加熱プレート1の上方の待機位置に保持されるととも
に連結部8によりシャッタ9が開き、昇降プレート6お
よび昇降ピン3が下降した際に、基板Wが加熱プレート
1上のスペーサ5上に支持されるとともに連結部8によ
りシャッタ9が閉じる。
【0029】図2に示すように、各昇降ピン3の先端部
には、温度センサSが取り付けられている。温度センサ
Sの基板接触部3Hは、熱電対、抵抗温度計等の測温素
子からなり、熱電対、抵抗温度計等の測温素子を保護す
るため石英ガラス等で被覆される。温度センサSの基板
接触部3Hの測温素子に接続される導線Lは、図1のよ
うに昇降ピン3の表面上に形成されてもよく、あるいは
昇降ピン3の内部に設けられてもよい。また、加熱プレ
ート1上のスペーサ5の基板接触部5Hにも同様に温度
センサSが取り付けられている。
には、温度センサSが取り付けられている。温度センサ
Sの基板接触部3Hは、熱電対、抵抗温度計等の測温素
子からなり、熱電対、抵抗温度計等の測温素子を保護す
るため石英ガラス等で被覆される。温度センサSの基板
接触部3Hの測温素子に接続される導線Lは、図1のよ
うに昇降ピン3の表面上に形成されてもよく、あるいは
昇降ピン3の内部に設けられてもよい。また、加熱プレ
ート1上のスペーサ5の基板接触部5Hにも同様に温度
センサSが取り付けられている。
【0030】加熱プレート1による加熱処理、シリンダ
7による昇降ピン3の駆動および温度センサSによる温
度の測定は、制御部100により制御される。また、制
御部100には、警報表示灯、警報音発生器等からなる
警報装置200が接続されている。
7による昇降ピン3の駆動および温度センサSによる温
度の測定は、制御部100により制御される。また、制
御部100には、警報表示灯、警報音発生器等からなる
警報装置200が接続されている。
【0031】以下に、図1の基板加熱装置の動作の一例
を説明する。シリンダ7および昇降プレート6により昇
降ピン3が上昇するとともに、シャッタ9が開く。基板
Wが基板搬送用アーム(図示せず)により基板給排口1
1を通して筐体10内に搬入される。基板Wは、上昇し
てきた昇降ピン3により支持され、基板搬送用アームか
ら分離される。このとき、昇降ピン3の先端部に取り付
けられた温度センサSにより基板Wの温度が測定され
る。
を説明する。シリンダ7および昇降プレート6により昇
降ピン3が上昇するとともに、シャッタ9が開く。基板
Wが基板搬送用アーム(図示せず)により基板給排口1
1を通して筐体10内に搬入される。基板Wは、上昇し
てきた昇降ピン3により支持され、基板搬送用アームか
ら分離される。このとき、昇降ピン3の先端部に取り付
けられた温度センサSにより基板Wの温度が測定され
る。
【0032】次に、シリンダ7および昇降プレート6に
より昇降ピン3が下降し、基板Wが加熱プレート1のス
ペーサ5上に載置される。基板Wの下降中においても昇
降ピン3の先端部に取り付けられた温度センサSにより
基板Wの温度が測定される。基板Wは、スペーサ5によ
り加熱プレート1から微小隙間dだけ離れた位置に保持
される。その後、昇降ピン3がさらに下降し、基板Wか
ら離れる。この場合、加熱プレート1上のスペーサ5に
取り付けられた温度センサSにより加熱処理前、加熱処
理中および加熱処理後の基板Wの温度が測定される。
より昇降ピン3が下降し、基板Wが加熱プレート1のス
ペーサ5上に載置される。基板Wの下降中においても昇
降ピン3の先端部に取り付けられた温度センサSにより
基板Wの温度が測定される。基板Wは、スペーサ5によ
り加熱プレート1から微小隙間dだけ離れた位置に保持
される。その後、昇降ピン3がさらに下降し、基板Wか
ら離れる。この場合、加熱プレート1上のスペーサ5に
取り付けられた温度センサSにより加熱処理前、加熱処
理中および加熱処理後の基板Wの温度が測定される。
【0033】加熱処理された基板Wは、再び上昇してき
た昇降ピン3により上昇し、基板給排口11から基板W
を受け取るために進入する基板搬送用アームの位置まで
導かれる。このとき、昇降ピン3の先端部に取り付けら
れた温度センサSにより基板Wの温度が測定される。
た昇降ピン3により上昇し、基板給排口11から基板W
を受け取るために進入する基板搬送用アームの位置まで
導かれる。このとき、昇降ピン3の先端部に取り付けら
れた温度センサSにより基板Wの温度が測定される。
【0034】本実施の形態においては、昇降ピン3の先
端部に温度センサSが取り付けられているので、基板W
が基板加熱装置内に搬入された後に昇降ピン3が下降し
てから実際の加熱処理状態に移行するまでの間(処理待
機時)において、基板Wの温度をリアルタイムにモニタ
することができる。
端部に温度センサSが取り付けられているので、基板W
が基板加熱装置内に搬入された後に昇降ピン3が下降し
てから実際の加熱処理状態に移行するまでの間(処理待
機時)において、基板Wの温度をリアルタイムにモニタ
することができる。
【0035】また、加熱プレート1上のスペーサ5にも
同様に温度センサSが取り付けられているので、加熱プ
レート1による加熱処理中においても、基板Wの温度を
リアルタイムにモニタすることができる。
同様に温度センサSが取り付けられているので、加熱プ
レート1による加熱処理中においても、基板Wの温度を
リアルタイムにモニタすることができる。
【0036】このように、基板Wが基板加熱装置内に搬
入されてから実際の加熱処理状態を経て再び基板加熱装
置から搬出されるまでの間、一連の基板の温度をリアル
タイムにモニタすることができる。この場合、モニタさ
れる温度が予め設定された許容範囲を超えた場合に、警
報装置200により警報を出力することができる。ま
た、モニタされる温度が予め設定された許容範囲を超え
た場合に、制御部100により加熱プレート1の温度を
自動的に制御することができもできる。それにより、基
板加熱装置内の温度を均一に保ち、加熱処理の歩留まり
低下を防止することができる。
入されてから実際の加熱処理状態を経て再び基板加熱装
置から搬出されるまでの間、一連の基板の温度をリアル
タイムにモニタすることができる。この場合、モニタさ
れる温度が予め設定された許容範囲を超えた場合に、警
報装置200により警報を出力することができる。ま
た、モニタされる温度が予め設定された許容範囲を超え
た場合に、制御部100により加熱プレート1の温度を
自動的に制御することができもできる。それにより、基
板加熱装置内の温度を均一に保ち、加熱処理の歩留まり
低下を防止することができる。
【0037】本実施の形態において、加熱プレート1が
基板支持台および温度処理手段に相当し、複数の昇降ピ
ン3が複数の昇降部材に相当し、昇降プレート6および
シリンダ7が昇降部材駆動手段に相当し、温度センサS
が第1の温度測定手段および第2の温度測定手段に相当
し、スペーサ5が支持体に相当する。また、制御部10
0が制御手段に相当し、警報装置200が警報手段に相
当する。
基板支持台および温度処理手段に相当し、複数の昇降ピ
ン3が複数の昇降部材に相当し、昇降プレート6および
シリンダ7が昇降部材駆動手段に相当し、温度センサS
が第1の温度測定手段および第2の温度測定手段に相当
し、スペーサ5が支持体に相当する。また、制御部10
0が制御手段に相当し、警報装置200が警報手段に相
当する。
【0038】(2)第2の実施の形態
図4は本発明の第2の実施の形態における基板加熱装置
の断面図である。
の断面図である。
【0039】図4の基板加熱装置が図1に示す基板加熱
装置と異なるのは次の点である。本実施の形態における
基板加熱装置では、基板Wの支持用の昇降ピン3aおよ
び基板Wの温度測定用の昇降ピン3bが設けられてい
る。基板Wの支持用の昇降ピン3aは昇降プレート6a
を介してシリンダ7aにより昇降移動し、基板Wの温度
測定用の昇降ピン3bは昇降プレート6bを介してシリ
ンダ7bにより昇降移動する。温度測定用の昇降ピン3
bの先端部には、第1の実施の形態と同様の温度センサ
Sが取り付けられている。
装置と異なるのは次の点である。本実施の形態における
基板加熱装置では、基板Wの支持用の昇降ピン3aおよ
び基板Wの温度測定用の昇降ピン3bが設けられてい
る。基板Wの支持用の昇降ピン3aは昇降プレート6a
を介してシリンダ7aにより昇降移動し、基板Wの温度
測定用の昇降ピン3bは昇降プレート6bを介してシリ
ンダ7bにより昇降移動する。温度測定用の昇降ピン3
bの先端部には、第1の実施の形態と同様の温度センサ
Sが取り付けられている。
【0040】次に、図4の基板加熱装置の動作の一例を
説明する。シリンダ7aおよび昇降プレート6aにより
基板Wの支持用の昇降ピン3aが上昇するとともに、シ
ャッタ9が開く。基板Wが基板搬送用アーム(図示せ
ず)により基板給排口11を通して筐体10内に搬入さ
れる。基板Wは、上昇してきた昇降ピン3aにより支持
され、基板搬送用アームから分離される。
説明する。シリンダ7aおよび昇降プレート6aにより
基板Wの支持用の昇降ピン3aが上昇するとともに、シ
ャッタ9が開く。基板Wが基板搬送用アーム(図示せ
ず)により基板給排口11を通して筐体10内に搬入さ
れる。基板Wは、上昇してきた昇降ピン3aにより支持
され、基板搬送用アームから分離される。
【0041】このとき、シリンダ7bおよび昇降プレー
ト6bにより昇降ピン3aに支持された基板Wの裏面に
接触するまで基板Wの温度測定用の昇降ピン3bが上昇
する。それにより、昇降ピン3bの先端部に取り付けら
れた温度センサSにより基板Wの温度が測定される。
ト6bにより昇降ピン3aに支持された基板Wの裏面に
接触するまで基板Wの温度測定用の昇降ピン3bが上昇
する。それにより、昇降ピン3bの先端部に取り付けら
れた温度センサSにより基板Wの温度が測定される。
【0042】次に、基板Wの支持用の昇降ピン3aおよ
び基板Wの温度測定用の昇降ピン3bがともに下降し、
基板Wが加熱プレート1のスペーサ5上に載置される。
この場合、基板Wの温度測定用の昇降ピン3bが基板W
に接触した状態で基板Wが下降するので、基板Wの下降
中においても基板Wの温度が測定される。
び基板Wの温度測定用の昇降ピン3bがともに下降し、
基板Wが加熱プレート1のスペーサ5上に載置される。
この場合、基板Wの温度測定用の昇降ピン3bが基板W
に接触した状態で基板Wが下降するので、基板Wの下降
中においても基板Wの温度が測定される。
【0043】基板Wは、スペーサ5により加熱プレート
1から微小隙間dだけ離れた位置に保持される。その
後、基板Wの支持用の昇降ピン3aはさらに下降して基
板Wから離れる。一方、基板Wの温度測定用の昇降ピン
3bは基板Wの裏面に接触した状態で停止し、加熱処理
中も引き続いて基板Wの温度が測定される。
1から微小隙間dだけ離れた位置に保持される。その
後、基板Wの支持用の昇降ピン3aはさらに下降して基
板Wから離れる。一方、基板Wの温度測定用の昇降ピン
3bは基板Wの裏面に接触した状態で停止し、加熱処理
中も引き続いて基板Wの温度が測定される。
【0044】なお、第1の実施の形態と同様に、加熱プ
レート1上のスペーサ5に温度センサSを取り付けるこ
とにより、加熱処理中の基板Wの温度を測定してもよ
い。
レート1上のスペーサ5に温度センサSを取り付けるこ
とにより、加熱処理中の基板Wの温度を測定してもよ
い。
【0045】加熱処理された基板Wは、再び上昇してき
た基板Wの支持用の昇降ピン3aにより上昇し、基板給
排口11から基板Wを受け取るために進入する基板搬送
用アームの位置まで導かれる。この場合にも、基板Wが
基板搬送用アームに保持され、基板Wの支持用の昇降ピ
ン3aから離れるまでの間、基板Wの温度測定用の昇降
ピン3bは基板Wの裏面に接触した状態で上昇する。そ
れにより、基板Wの上昇中にも、基板Wの温度が測定さ
れる。
た基板Wの支持用の昇降ピン3aにより上昇し、基板給
排口11から基板Wを受け取るために進入する基板搬送
用アームの位置まで導かれる。この場合にも、基板Wが
基板搬送用アームに保持され、基板Wの支持用の昇降ピ
ン3aから離れるまでの間、基板Wの温度測定用の昇降
ピン3bは基板Wの裏面に接触した状態で上昇する。そ
れにより、基板Wの上昇中にも、基板Wの温度が測定さ
れる。
【0046】本実施の形態においては、基板Wの温度測
定用の昇降ピン3bの先端部に温度センサSが取り付け
られているので、基板Wが基板加熱装置内に搬入された
後に昇降ピン3aが下降してから実際の加熱処理状態に
移行するまでの間(処理待機時)において、基板Wの温
度をリアルタイムにモニタすることができる。また、加
熱プレート1による加熱処理中においても、基板Wの温
度をリアルタイムにモニタすることができる。
定用の昇降ピン3bの先端部に温度センサSが取り付け
られているので、基板Wが基板加熱装置内に搬入された
後に昇降ピン3aが下降してから実際の加熱処理状態に
移行するまでの間(処理待機時)において、基板Wの温
度をリアルタイムにモニタすることができる。また、加
熱プレート1による加熱処理中においても、基板Wの温
度をリアルタイムにモニタすることができる。
【0047】このように、基板Wが基板加熱装置内に搬
入されてから実際の加熱処理状態を経て再び基板加熱装
置から搬出されるまでの間、一連の基板の温度をリアル
タイムにモニタすることができる。この場合、モニタさ
れる温度が予め設定された許容範囲を超えた場合に、警
報装置200により警報を出力することができる。ま
た、モニタされる温度が予め設定された許容範囲を超え
た場合に、制御部100により加熱プレート1の温度を
自動的に制御することができもできる。それにより、基
板加熱装置内の温度を均一に保ち、加熱処理の歩留まり
低下を防止することができる。
入されてから実際の加熱処理状態を経て再び基板加熱装
置から搬出されるまでの間、一連の基板の温度をリアル
タイムにモニタすることができる。この場合、モニタさ
れる温度が予め設定された許容範囲を超えた場合に、警
報装置200により警報を出力することができる。ま
た、モニタされる温度が予め設定された許容範囲を超え
た場合に、制御部100により加熱プレート1の温度を
自動的に制御することができもできる。それにより、基
板加熱装置内の温度を均一に保ち、加熱処理の歩留まり
低下を防止することができる。
【0048】本実施の形態において、複数の昇降ピン3
aが第1の昇降部材に相当し、複数の昇降ピン3bが第
2の昇降部材に相当する。
aが第1の昇降部材に相当し、複数の昇降ピン3bが第
2の昇降部材に相当する。
【0049】以下に、基板加熱装置の加熱プレートにお
ける昇降ピンおよびスペーサの配置の例について説明す
る。図5(a),(b),(c)は基板加熱装置の加熱
プレートにおける昇降ピンおよびスペーサの配置の例を
示す平面図である。
ける昇降ピンおよびスペーサの配置の例について説明す
る。図5(a),(b),(c)は基板加熱装置の加熱
プレートにおける昇降ピンおよびスペーサの配置の例を
示す平面図である。
【0050】第1の実施の形態においては、図5(a)
に示されるように、基板Wの昇降および昇降中の基板W
の温度測定が昇降ピン3に取り付けられた温度センサに
より行われ、加熱処理中の基板Wの温度測定がスペーサ
5に取り付けられた温度センサにより行われる。
に示されるように、基板Wの昇降および昇降中の基板W
の温度測定が昇降ピン3に取り付けられた温度センサに
より行われ、加熱処理中の基板Wの温度測定がスペーサ
5に取り付けられた温度センサにより行われる。
【0051】特に、図5(c)に示すように、基板Wの
温度均一性を確認するために、昇降ピン3は、基板Wの
平面上の直交する直径方向にそれぞれ3〜5箇所設けら
れることが好ましい。
温度均一性を確認するために、昇降ピン3は、基板Wの
平面上の直交する直径方向にそれぞれ3〜5箇所設けら
れることが好ましい。
【0052】また、第2の実施の形態においては、図5
(b)に示されるように、基板Wの支持用の昇降ピン3
aおよび基板Wの温度測定用の昇降ピン3bがそれぞれ
独立に設けられている。この場合、基板Wが安定に支持
され、かつ基板Wの全体の温度均一性が得られるよう
に、基板Wの支持用の昇降ピン3aおよび温度測定用の
昇降ピン3bがそれぞれ均等に配置されることが好まし
い。
(b)に示されるように、基板Wの支持用の昇降ピン3
aおよび基板Wの温度測定用の昇降ピン3bがそれぞれ
独立に設けられている。この場合、基板Wが安定に支持
され、かつ基板Wの全体の温度均一性が得られるよう
に、基板Wの支持用の昇降ピン3aおよび温度測定用の
昇降ピン3bがそれぞれ均等に配置されることが好まし
い。
【0053】本例では、基板Wの昇降が昇降ピン3aに
より行われ、昇降中の基板Wの温度測定および加熱処理
中の基板Wの温度測定が昇降ピン3bに取り付けられた
温度センサにより行われる。
より行われ、昇降中の基板Wの温度測定および加熱処理
中の基板Wの温度測定が昇降ピン3bに取り付けられた
温度センサにより行われる。
【0054】上記実施の形態においては、レジスト膜が
形成された基板を所定の温度に加熱する基板加熱装置に
ついて述べたが、本発明は、加熱後の基板を所定温度に
まで冷却する基板冷却装置にも適用することができる。
形成された基板を所定の温度に加熱する基板加熱装置に
ついて述べたが、本発明は、加熱後の基板を所定温度に
まで冷却する基板冷却装置にも適用することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における基板加熱装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図2】図1の基板加熱装置の昇降ピンの部分拡大断面
図である。
図である。
【図3】図1の基板加熱装置の加熱プレートの部分拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における基板加熱装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図5】基板加熱装置の加熱プレートにおける昇降ピン
およびスペーサの配置の例を示す平面図である。
およびスペーサの配置の例を示す平面図である。
【図6】従来の基板加熱装置の断面図である。
【図7】図6の基板加熱装置の加熱プレートの部分拡大
断面図である。
断面図である。
1 加熱プレート
3,3a,3b 昇降ピン
5 スペーサ
6,6a,6b 昇降プレート
7,7a,7b シリンダ
S 温度センサ
W 基板
Claims (5)
- 【請求項1】 基板に温度処理を行うための基板熱処理
装置であって、 基板を上面上に支持する基板支持台と、 前記基板支持台に設けられた温度処理手段と、 前記基板支持台の上面に対して前記基板を昇降移動させ
るための複数の昇降部材と、 前記複数の昇降部材を上下方向に駆動する昇降部材駆動
手段と、 前記複数の昇降部材の少なくとも1つに設けられた第1
の温度測定手段とを備えたことを特徴とする基板熱処理
装置。 - 【請求項2】 基板に温度処理を行うための基板熱処理
装置であって、 基板を上面上に支持する基板支持台と、 前記基板支持台に設けられた温度処理手段と、 前記基板支持台の上面に対して前記基板を昇降移動させ
るための複数の第1の昇降部材と、 前記複数の第1の昇降部材を上下方向に駆動する昇降部
材駆動手段と、 前記複数の第1の昇降部材により昇降移動する基板に接
触するように昇降する第2の昇降部材と、 前記第2の昇降部材に設けられた第1の温度測定手段と
を備えたことを特徴とする基板熱処理装置。 - 【請求項3】 前記基板支持台の上面に対して前記基板
を間隔を保って支持するための複数の支持体と、 前記複数の支持体の少なくとも1つに設けられた第2の
温度測定手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項
1または2記載の基板熱処理装置。 - 【請求項4】 前記第1の温度測定手段による測定結果
に応じて警報を出力する警報手段をさらに備えたことを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板熱処理
装置。 - 【請求項5】 前記第1の温度測定手段による測定結果
に応じて前記温度処理手段を制御する制御手段をさらに
備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の基板熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001292492A JP2003100605A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 基板熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001292492A JP2003100605A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 基板熱処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003100605A true JP2003100605A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19114448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001292492A Pending JP2003100605A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 基板熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003100605A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006128578A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理方法、基板処理システム及び基板処理プログラム |
JP2011165693A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理装置、塗布現像処理システム、熱処理方法、塗布現像処理方法及びその熱処理方法又は塗布現像処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体 |
US8191792B2 (en) | 2006-07-06 | 2012-06-05 | Komatsu Ltd. | Temperature sensor, temperature control device, temperature controller and temperature-control method |
US8257601B2 (en) | 2004-11-01 | 2012-09-04 | Tokyo Electron Limited | Substrate processing method, system and program |
JP2012181870A (ja) * | 2006-07-06 | 2012-09-20 | Komatsu Ltd | 温度制御装置および温度制御方法 |
JP2014033148A (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-20 | Ulvac Japan Ltd | 光照射装置 |
JP2020153716A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 東京エレクトロン株式会社 | 温度測定機構、温度測定方法、およびステージ装置 |
-
2001
- 2001-09-25 JP JP2001292492A patent/JP2003100605A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006128578A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理方法、基板処理システム及び基板処理プログラム |
US8257601B2 (en) | 2004-11-01 | 2012-09-04 | Tokyo Electron Limited | Substrate processing method, system and program |
US8475623B2 (en) | 2004-11-01 | 2013-07-02 | Tokyo Electron Limited | Substrate processing method, system and program |
US8191792B2 (en) | 2006-07-06 | 2012-06-05 | Komatsu Ltd. | Temperature sensor, temperature control device, temperature controller and temperature-control method |
JP2012181870A (ja) * | 2006-07-06 | 2012-09-20 | Komatsu Ltd | 温度制御装置および温度制御方法 |
JP2011165693A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理装置、塗布現像処理システム、熱処理方法、塗布現像処理方法及びその熱処理方法又は塗布現像処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体 |
US8927906B2 (en) | 2010-02-04 | 2015-01-06 | Tokyo Electron Limited | Heating device, coating/developing system, heating method, coating/developing method, and recording medium having program for executing heating method or coating/developing method |
JP2014033148A (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-20 | Ulvac Japan Ltd | 光照射装置 |
JP2020153716A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 東京エレクトロン株式会社 | 温度測定機構、温度測定方法、およびステージ装置 |
JP7154160B2 (ja) | 2019-03-18 | 2022-10-17 | 東京エレクトロン株式会社 | 温度測定機構、温度測定方法、およびステージ装置 |
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